JP2009195463A - 釣り靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は釣り靴に関し、靴本体の底部とミッドソールの間に水が溜まることのない釣り靴を提供することを目的とする。
【解決手段】 請求項1に係る発明は、靴本体の底部にゴム製のミッドソールを取り付け、該ミッドソールの下面に滑り止め用のフェルト底を取り付けた釣り靴に於て、前記ミッドソールに、その上面から下面に連通する水抜き用の孔を設けたことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の釣り靴に於て、前記ミッドソールの上面に、前記孔に向けて下りの傾斜面を形成したことを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の釣り靴に於て、前記ミッドソールの上面に、上方に向けて多数の突起を突設し、該突起で前記靴本体をミッドソールの上面から離間させて支持したことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、靴底に滑り止め用のフェルト底を用いた釣り靴に関する。
従来、釣り靴は水辺を歩行する他、水の中を歩行することがあるため、特許文献1及び特許文献2に開示されるように、靴底にフェルト底を用いた釣り靴が広く使用されている。
フェルトは、合成樹脂繊維やヒツジ,ラクダ等の動物の毛のかたまりを薄く板状に繰り返し押し固めて作られたもので、フェルト底はクッション性に優れ、また、撓りがあって高い滑り止め効果が得られため、特に川釣りや渓流釣りでは、靴本体の底部にゴム製のミッドソールとフェルト底を積層した釣り靴が広く使用されている。
而して、一般にこの種の靴本体は、例えば非透水性で伸縮自在なゴムシートの両面に伸縮自在なナイロン繊維等の織布を添着して足袋状に形成され、つま先側から側周面に亘り薄肉なゴム製の補強シートが表面に貼着されて靴本体の補強が図られている。そして、熱をかけて靴本体の底部にミッドソールを溶着し、また、接着剤を用いて靴本体の底部にミッドソールを接着した構造となっている。
実開昭63−38801号公報 特開2004−160064号公報
しかし乍ら、斯様に靴本体の底部にミッドソールが密着して取り付けられていても、既述したように靴本体の表面に水を吸うナイロン繊維等の織布が添着されていると、この織布に染み込んだ水が補強シートと靴本体の間から靴本体の底部に染み出して、ミッドソールとの間に溜まってしまう欠点があった。
また、例えば接着剤を用いて靴本体とミッドソールを接着した場合でも、靴本体とミッドソールとの間に僅かな隙間が空いていたり、長期に亘る使用で靴本体とミッドソールとの間に隙間が空いてしまうこともあり、このような場合、隙間から水が浸入して靴本体とミッドソールとの間に溜まってしまう欠点があった。
そして、特に、ミッドソールが周縁に立ち上がり部(周壁)を有するカップソール状に形成されていると、浸入した水が靴本体とミッドソールとの間に残って溜まり易いのが実情である。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、靴本体の底部とミッドソールの間に水が溜まることのない釣り靴を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、靴本体の底部にゴム製のミッドソールを取り付け、該ミッドソールの下面に滑り止め用のフェルト底を取り付けた釣り靴に於て、前記ミッドソールに、その上面から下面に連通する水抜き用の孔を設けたことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の釣り靴に於て、前記ミッドソールの上面に、前記孔に向けて下りの傾斜面を形成したことを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の釣り靴に於て、前記ミッドソールの上面に、上方に向けて多数の突起を突設し、該突起で前記靴本体をミッドソールの上面から離間させて支持したことを特徴とする。
更に、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の釣り靴に於て、前記孔をミッドソールのつま先側に形成し、該孔に向けてミッドソールの踵側から下りの傾斜面を形成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、上面から下面に連通する水抜き孔をミッドソールに設けたため、靴本体とミッドソールとの間に浸入した水が靴本体の底部とミッドソールとの間に溜まることがなくなった。
また、ミッドソールと靴本体を熱をかけて溶着させる際に、靴本体の底部とミッドソールの上面の間に形成された空間内のエアが前記水抜き孔から排気される利点を有する。
そして、請求項2及び請求項4に係る発明によれば、靴本体とミッドソールとの間に浸入した水が、ミッドソール上面の傾斜面を伝わって水抜き孔の方へ流れ易い利点を有する。
また、請求項3に係る発明によれば、ミッドソールの上面に設けた複数の突起で靴本体をミッドソールの上面から離間させて支持したので、靴本体の底部とミッドソール間に間隙(水路)が形成され、而も、該間隙は水抜き孔に向かって下った傾斜面となっているため、水がこの傾斜面を伝わって水抜き孔の方へ流れ易い利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図4は請求項1乃至請求項4の一実施形態に係る釣り靴を示し、本実施形態に係る釣り靴1は、靴本体3と、該靴本体3のつま先側から側周面に亘って取り付く補強シート(補強ゴム)5と、靴本体3の底部に取り付くゴム製のミッドソール7と、該ミッドソール7の底部に取り付く天然繊維や合成樹脂繊維を加圧して板状に形成したフェルト底9とで構成されている。
尚、前記釣り靴1は右足用のもので、該釣り靴1と左右対称に形成された左足用の釣り靴(図示せず)とで本実施形態に係る釣り靴が構成されるが、説明を簡略化するため、本明細書では右足用の釣り靴1について説明する。
図1乃至図3に示すように靴本体3は、透水性の織布や、非透水性で伸縮自在なクロロプレーンゴムシート,ウレタンシート等のゴムや合成樹脂のシート材の両面に伸縮自在なナイロン繊維等の織布を添着して足袋状に形成したもので、常に足にぴったり密着した状態となるように形成されている。そして、その側部に、形成した切欠きと切欠きを開閉するサイドファスナ11が足の出入れ口13から踝方向へ縫着され、靴本体3のつま先側から側周面に亘り薄肉な補強シート5が表面に貼着されて靴本体3の補強が図られている。
一方、図1乃至図4に示すように前記ミッドソール7は、周縁に立ち上がり部(周壁)15が延設されたカップソールタイプで、一例として天然ゴムやウレタンゴム等の合成ゴムで形成されている。
そして、立ち上がり部15で囲繞されたミッドソール7の上面17に、平面視正方形状,平面視矩形状,平面視三角形状等からなる複数の独立したブロック状の突起19が上方へ突設され、これらの突起19は釣り靴1の前後左右方向に互いに間隙を有し、夫々が独立して撓むように並設されている。
更に、ミッドソール7のつま先側中央には、その上面17から下面18に連通する平面視円形形状の水抜き孔21が設けられており、ミッドソール7の上面17は、ミッドソール7の踵側からは勿論、つま先側先端23やミッドソール7のイン側,アウト側から前記水抜き孔21に向けて下りの傾斜面となっている。
そして、図2及び図3に示すように独立したブロック状の前記突起19は、ミッドソール7のつま先側先端23から踵側へ順次肉厚(高く)に形成されて、各突起19の平坦な上部で靴本体3をミッドソール7の上面17から離間させて支持しており、独立した突起19相互の間隙が、所謂水抜き孔21に向けての水路を形成している。
更に、ミッドソール7の最も薄肉に形成したつま先側の略中央に、つま先側先端23と左右両側の周縁部25を残して該つま先側先端23や周縁部25に比し硬い材料からなる硬質部27が、ミッドソール7の上面17から下面18に達するように形成されている。この硬質部27は、川底の尖った岩等を踏みつけた際に、フェルト底9を通して下からの突き上げを緩和して足の痛みを防止するもので、釣り靴1を履いた足の指先の感覚を損なうことがないように、硬質部27はつま先側先端23と周縁部25を残して、前記水抜き孔21が形成され、この水抜き孔21を中心とする平面視略ドーナツ状に形成されている。
尚、硬質部27の材料として、例えば前記ミッドソール7を天然ゴムで形成した場合、硬質部27をこれより硬度の高いウレタンゴムで形成すればよく、また、両者を共に同種の材料(例えばウレタンゴム)で形成した場合、硬質部27をミッドソール7より高硬度の材料を用いる(硬度はJIS K 6253の試験方法による)等して、硬質部27の材料が選択される。
また、ミッドソール7への硬質部27の取付けは、突起19の形成前のミッドソールの原形上に硬質部形成部材を配置した後、ミッドソールの原形全体に熱をかけ乍ら金型でプレスして、前記硬質部27をミッドソール7に一体形成すると共に、ミッドソール7の上面17に金型で突起19を設ける。そして、硬質部27の中央に前記水抜き孔21を設ければよく、既述したように該水抜き孔21に向けて、ミッドソール7の上面17に下りの傾斜面が設けられている。
而して、斯様に形成したミッドソール7の立ち上がり部15内に前記靴本体3を収納,配置した後、熱をかけてこれらを加硫することで、立ち上がり部15の内周と該立ち上がり部15で囲繞されたミッドソール7の各突起19の上面に靴本体3が溶着され、靴本体3の側周面は、前記補強シート5を介して立ち上がり部15に溶着される。そして、このミッドソール7と靴本体3との溶着の際に、靴本体3の底部とミッドソール7の上面17,ミッドソール7の立ち上がり部15とで囲繞された空間内のエアが、前記水抜き孔21から排気される。このように水抜き孔21は、ミッドソール7と靴本体3との溶着の際にエア抜きとして機能する。
そして、ミッドソール7の底部に、従来と同様、1.0〜2.0cm程の厚みのフェルト底9が取り付けられており、フェルト底9はミッドソール7の底部との間にゴム板を挟み、これを加硫することでミッドソール7の底部に溶着固定されている。尚、接着剤を用いてミッドソール7の底部にフェルト底9を接着してもよい。そして、前記ミッドソール7側に水抜き孔21が連通しており、該水抜き孔21は前記靴本体3の底部とフェルト底9に挟まれている。
本実施形態に係る釣り靴1はこのように構成されているから、釣り靴1を履くには、前記サイドファスナ11を操作して靴本体3の出入れ口13を広げればよい。
而して、ミッドソール7の上面17に設けられた突起19は、夫々、独立した構造でミッドソール7やフェルト底9の撓りを損なうものではないため、フェルト底9が十分に撓って苔岩や川床での滑りを防止する。
また、川底の尖った岩等を踏みつけると、フェルト底9を通して下からの突き上げがあり、釣りは前体重、即ち、足の土踏まずの前側(つま先側)に体重をかけていることが多いため、従来、下からの突き上げで土踏まずの前側が痛くなるが、前記硬質部27が突き上げによる足の痛みを防ぎ、更に、前記突起19が下からの突き上げを緩和して足の痛みを防止する。
而も、既述したように硬質部27は、ミッドソール7のつま先側先端23と周縁部25を残しているため、足の指先の感覚を損なうことがなく、つま先に力がかけ易くなる。
そして、靴本体3の表面には伸縮自在なナイロン繊維等の織布が添着されているため、この織布に染み込んだ水が補強シート5と靴本体3の間から靴本体3の底部に染み出し、また、補強シート5とミッドソール7の立ち上がり部15との間に僅かな隙間が空いていた場合には、この隙間からも水が靴本体3の底部へと浸入してしまうが、斯様に靴本体3の底部に浸入した水は、各突起19に沿ってミッドソール7の上面17に流下し、ミッドソール7の上面17の独立した突起19相互間の傾斜した傾斜面を伝わって流れて水抜き孔21に達し、水抜き孔21から排水される。そして、排水された水はフェルト底9に染み込んで地面側に流れるか、またはフェルト底9の繊維間で蒸発して後に乾いてしまう。
このように、本実施形態によれば、ミッドソール7の上面17に設けた複数の独立したブロック状の突起19と硬質部27とで、ミッドソール7とフェルト底9の撓りを確保しつつ下からの突き上げによる不快感を解消することができると共に、ミッドソール7にフェルト底9と連通する水抜き孔21を設けた結果、靴本体3とミッドソール7との間に浸入した水が靴本体3の底部とミッドソール7との間に溜まることがなくなった。
そして、特に、本実施形態は、複数の独立したブロック状の突起19で靴本体3をミッドソール7の上面17から離間させて支持したので、靴本体3の底部とミッドソール7間に水路となる間隙が形成され、而も、該間隙は水抜き孔21に向かって下った傾斜面となっているため、水がこの傾斜面を伝わって水抜き孔21の方へ流れ易いという利点を有している。
更に、既述したように本実施形態によれば、ミッドソール7と靴本体3との溶着の際に、靴本体3の底部とミッドソール7の上面17,ミッドソール7の立ち上がり部15とで囲繞された空間内のエアが前記水抜き孔21から排気されるので、エア抜きを別途設ける必要がない利点を有する。
請求項1乃至請求項4の一実施形態に係る釣り靴の右足用釣り靴の側面図である。 釣り靴の断面図である。 釣り靴の断面図である。 ミッドソールの平面図である。
符号の説明
1 釣り靴
3 靴本体
5 補強シート
7 ミッドソール
9 フェルト底
15 立ち上がり部
17 ミッドソールの上面
19 突起
21 水抜き孔
23 ミッドソールのつま先側先端
25 ミッドソールの周縁部
27 硬質部

Claims (4)

  1. 靴本体の底部にゴム製のミッドソールを取り付け、該ミッドソールの下面に滑り止め用のフェルト底を取り付けた釣り靴に於て、
    前記ミッドソールに、その上面から下面に連通する水抜き用の孔を設けたことを特徴とする釣り靴。
  2. 前記ミッドソールの上面に、前記孔に向けて下りの傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の釣り靴。
  3. 前記ミッドソールの上面に、上方に向けて多数の突起を突設し、該突起で前記靴本体をミッドソールの上面から離間させて支持したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の釣り靴。
  4. 前記孔をミッドソールのつま先側に形成し、該孔に向けてミッドソールの踵側から下りの傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の釣り靴。
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