JP2009192511A - 回転角検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶対角を検出する回転角検出装置の部品の共通化を図る。
【解決手段】回転可能なロータ20の外周面に回転軸方向にずらして設けられ互いに歯数を異にする第1伝達ギヤ24Aおよび第2伝達ギヤ24Bと、第1伝達ギヤ24Aに噛合して回転する第1出力ギヤ30Aと、第2伝達ギヤ24Bに噛合して回転する第2出力ギヤ30Bと、第1出力ギヤ30Aの回転角に応じた出力信号を出力する第1磁界強度検出センサ50Aと、第2出力ギヤ30Bの回転角に応じた出力信号を出力する第2磁界強度検出センサ50Bとを備え、第1磁界強度検出センサ50Aの出力と第2磁界強度検出センサ50Bの出力に基づいてロータ20の絶対角を検出する回転角検出装置1において、第1出力ギヤ30Aと第2出力ギヤ30Bが同一形状、同一寸法に形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、回転角を絶対角として検出する回転角検出装置に関するものである。
例えば車両のステアリング装置では、ステアリングシャフトの回転角を回転角検出装置により絶対角として検出し、ステアリングシャフトの絶対角をステアリングの制御に用いる場合がある。
この種の回転角検出装置として、特許文献1に開示された構成からなるものがある。図8を参照してその構成を説明すると、回転可能なロータ100の外周面には、互いに歯数を異にする第1伝達ギヤ101および第2伝達ギヤ102が回転軸方向にずらして設けられている。また、第1伝達ギヤ101に噛合するギヤ部103を備えた第1出力ギヤ104が回転可能に設けられ、第2伝達ギヤ102に噛合するギヤ部105を備えた第2出力ギヤ106が回転可能に設けられており、第1出力ギヤ104および第2出力ギヤ106は磁石107,108を有し、第1出力ギヤ104に対向して第1磁気抵抗センサ109が設けられ、第2出力ギヤ106に対向して第2磁気抵抗センサ110が設けられている。第1磁気抵抗センサ109および第2磁気抵抗センサ110はそれぞれ、第1出力ギヤ104または第2出力ギヤ106の回転角に応じた出力信号を出力し、これら出力に基づいてロータ100の絶対角を検出する。
特開2004−340677号公報
ところで、この回転角検出装置では、第1磁気抵抗センサ109と第2磁気抵抗センサ110の検出精度を同じにするために、第1磁気抵抗センサ109と第1出力ギヤ104の磁石107との距離と、第2磁気抵抗センサ110と第2出力ギヤ106の磁石108との距離とを同一にしている。そのために、第1出力ギヤ104では磁石107をギヤ部103から離間した位置に設け、第2出力ギヤ106では磁石108をギヤ部105に接近した位置に設けている。つまり、従来の回転角検出装置においては、第1出力ギヤ104と第2出力ギヤ106をそれぞれ専用部品として形成していた。
しかしながら、第1出力ギヤ104と第2出力ギヤ106をそれぞれ専用部品とすると、コストアップになるという課題がある。また、部品管理が煩雑になるという課題もある。
そこで、この発明は、部品の共通化によりコストダウンを図ることができ、部品管理も容易にできる回転角検出装置を提供するものである。
この発明に係る回転角検出装置では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、回転可能なロータ(例えば、後述する実施例におけるロータ20)の外周面に回転軸方向にずらして設けられ互いに歯数を異にする第1伝達ギヤ(例えば、後述する実施例における第1伝達ギヤ24A)および第2伝達ギヤ(例えば、後述する実施例における第2伝達ギヤ24B)と、前記第1伝達ギヤに噛合して回転する第1出力ギヤ(例えば、後述する実施例における第1出力ギヤ30A)と、前記第2伝達ギヤに噛合して回転する第2出力ギヤ(例えば、後述する実施例における第2出力ギヤ30B)と、前記第1出力ギヤの回転角に応じた出力信号を出力する第1角度検出手段(例えば、後述する実施例における第1磁界強度検出センサ50A)と、前記第2出力ギヤの回転角に応じた出力信号を出力する第2角度検出手段(例えば、後述する実施例における第2磁界強度検出センサ50B)と、を備え、前記第1角度検出手段の出力と前記第2角度検出手段の出力に基づいて前記ロータの絶対角を検出する回転角検出装置(例えば、後述する実施例における回転角検出装置1)において、前記第1出力ギヤと前記第2出力ギヤは同一のもので構成され、取り付け状態で前記第1出力ギヤと前記第2出力ギヤは表裏が逆にされていることを特徴とする回転角検出装置である。
このように構成することにより、第1出力ギヤと第2出力ギヤを共通化することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1出力ギヤおよび前記第2出力ギヤは磁石(例えば、後述する実施例における磁石32)を備え、いずれの出力ギヤも、回転軸方向の一方の面(例えば、後述する実施例における表面34)から前記磁石までの距離と、回転軸方向の他方の面(例えば、後述する実施例における裏面35)から前記磁石までの距離とが同じであることを特徴とする。
このように構成することにより、出力ギヤの前記いずれの面を、第1角度検出手段または第2角度検出手段に対向させても、出力ギヤの磁石と第1角度検出手段または第2角度検出手段との距離を同じにすることができる。
請求項1に係る発明によれば、第1出力ギヤと第2出力ギヤを共通化することができるので、コストダウンを図ることができ、また、部品管理が容易になる。
請求項2に係る発明によれば、出力ギヤの前記いずれの面を、第1角度検出手段または第2角度検出手段に対向させても、出力ギヤの磁石と第1角度検出手段または第2角度検出手段との距離を同じにすることができるので、第1角度検出手段と第2角度検出手段の検出精度を同等にすることができ、ロータの絶対角検出精度が向上する。
以下、この発明に係る回転角検出装置の実施例を図1から図7の図面を参照して説明する。
図1に示すように、回転角検出装置1は、ハウジング10の内部に、ロータ20、第1出力ギヤ30A、第2出力ギヤ30B、第1磁界強度検出センサ50A、第2磁界強度検出センサ50Bなどを収容して構成されている。
ロータ20は、その軸部21の両端部がハウジング10の本体部11の軸受部13と蓋部12の軸受部14に回転可能に支持されており、軸部21の軸方向略中央にギヤ部22が設けられている。軸部21の中央には軸方向に貫通する取付孔23が形成されており、この取付孔23に回転角の検出対象(例えば、ステアリングシャフト)が貫通固定される。
ギヤ部22の外周面には、互いに歯数の異なる第1伝達ギヤ24Aと第2伝達ギヤ24Bとが互いに異なるピッチ円を有して、ロータ20の回転軸C方向にずらして設けられている。なお、この実施例では、第1伝達ギヤ24Aはハウジング10の本体部11に近い側に、第2伝達ギヤ24Bは蓋部12に近い側にそれぞれ配置されており、第1伝達ギヤ24Aのピッチ径の方が第2伝達ギヤ24Bのピッチ径よりも大きい。
ロータ20の第1伝達ギヤ24Aには第1出力ギヤ30Aが噛合し、第2伝達ギヤ24Bには第2出力ギヤ30Bが噛合している。
第1出力ギヤ30Aと第2出力ギヤ30B(以下、特に区別する必要がない場合には出力ギヤ30と総称する)は全く同一のもの(同一形状、同一寸法、同一構造)で構成されており、第1出力ギヤ30Aと第2出力ギヤ30Bは表裏を逆にしてハウジング10に取り付けられている。
出力ギヤ30は樹脂により一体成形されたものであり、円筒状のコア部31の中央に円板状の磁石32が埋め込まれており、コア部31の中央から軸方向に所定寸法ずらした位置にギヤ部33が設けられている。ここで、出力ギヤ30においてギヤ部33に近い側の面を表面(一方の面)34とし、ギヤ部33から遠い側の面を裏面(他方の面)35と定義した場合に、図3、図4の模式図に示すように、表面34から磁石32までの寸法X1と、裏面35から磁石32までの寸法X2は同寸法とされている(X1=X2)。なお、磁石32は出力ギヤ30を成形する際に予めインサートされたものであり、所謂インサート成形によって埋め込まれたものである。
また、コア部31の軸中心上には、表面34側と裏面35側に同一径、同一長さの軸取付孔(図示略)が設けられている。
第1出力ギヤ30Aは、コア部31の表面34側の軸取付孔に軸40を固定し、この軸40をハウジング10の本体部11の軸受部15に回転可能に取り付けることによって、ハウジング10に回転可能に支持されている。一方、第2出力ギヤ30Bは、コア部31の裏面35側の軸取付孔に軸40を固定し、この軸40をハウジング10の本体部11の軸受部16に回転可能に取り付けることによって、ハウジング10に回転可能に支持されている。つまり、第1出力ギヤ30Aと第2出力ギヤ30Bは取り付け状態において表裏が逆になる。なお、軸40を本体部11と一体に形成しておき、その軸40に第1出力ギヤ30Aあるいは第2出力ギヤ30Bを回転可能に取り付けるようにしてもよい。
このように第1出力ギヤ30Aと第2出力ギヤ30Bをハウジング10に取り付けたときに、第1出力ギヤ30Aのギヤ部33がロータ20の第1伝達ギヤ24Aと噛合し、第2出力ギヤ30Bのギヤ部33がロータ20の第2伝達ギヤ24Bと噛合するように、ギヤ部33はコア部31の中央から軸方向に所定寸法ずらした位置に設けられているのである。
第1伝達ギヤ24Aの歯数は、ロータ20の最大回転数をN(Nは整数)、第1伝達ギヤ24Aと第1出力ギア30Aとのギア比をn(nは整数)とするとき、N×nのm倍(mは整数)に設定されており、第2伝達ギヤ24Bの歯数は(N×n−1)のm倍(mは整数)の歯数に設定されている。また、第1出力ギヤ30Aと第2出力ギヤ30Bの歯数は、第1伝達ギヤ24Aと第2伝達ギヤ24Bの歯数差のN倍に設定されている。例えば、ロータ20が時計回り方向および反時計回り方向に2回転ずつ回転する間(最大回転数N=4)の絶対角を検出する場合には、第1伝達ギヤ24Aと第1出力ギア30Aとのギア比をn=2としてmの値を8とすると、第1伝達ギヤ24Aの歯数は、N×n×m=4×2×8=64となり、第2伝達ギヤ24Bの歯数は、(N×n−1)×m=(4×2−1)×8=56となり、第1出力ギヤ30Aと第2出力ギヤ30Bの歯数は、(64−56)×4=32となる。なお、以下の説明では、この歯数の場合を例にして説明する。
ハウジング10の蓋部12の内面には、基板42が固定されており、さらに基板42には、第1出力ギヤ30Aと対向する位置であって第1出力ギヤ30Aの回転軸延長上に第1磁界強度検出センサ(第1角度検出手段)50Aが取り付けられ、第2出力ギヤ30Bと対向する位置であって第2出力ギヤ30Bの回転軸延長上に第2磁界強度検出センサ(第2角度検出手段)50Bが取り付けられている。
磁界強度検出センサは、磁界の変化を電圧値の変化に変換して検出するセンサであり、磁界が周期的に変化した場合には、検出される電圧値も周期的に変化する。第1磁界強度検出センサ50Aは、第1出力ギヤ30Aの磁石32が第1出力ギヤ30Aとともに回転することによって生じる磁界の変化を電圧値の変化として検出し、第2磁界強度検出センサ50Bは、第2出力ギヤ30Bの磁石32が第2出力ギヤ30Bとともに回転することによって生じる磁界の変化を電圧値の変化として検出する。
そして、図5に示すように、第1磁界強度検出センサ50Aの場合には、第1出力ギヤ30Aが1回転すると、0度から360度までの変化を0%から100%までリニアに変化する角度比に変換した第1角度信号61を出力し、第1出力ギヤ30Aが2回転目となると、出力値が0%に不連続的に戻り、回転とともに再びリニアに増加する。したがって、第1磁界強度検出センサ50Aの出力である第1角度信号61に基づいて、第1出力ギヤ30Aの0度から360度までの1回転分の絶対角の検出を繰り返し行うことができる。なお、図5は、横軸にロータ20の絶対角をとっており、ロータ20が1回転する間に第1出力ギヤ30Aは2回転するので、180度毎に角度比が0%から100%にリニアに変化しており、ロータ20が4回転して絶対角が0度から1440度まで変化する間の角度比の周期は8周期となる。
第2磁界強度検出センサ50Bの場合も同様であり、第2出力ギヤ30Bが1回転すると、0度から360度までの変化を0%から100%までリニアに変化する角度比に変換した第2角度信号62を出力する。ただし、第2磁界強度検出センサ50Bの場合には、ロータ20が4回転する間に第2出力ギヤ30Bが7回転するので、ロータ20が4回転して絶対角が0度から1440度まで変化する間の角度比の周期は7周期となる。
ところで、前述したように第1出力ギヤ30Aと第2出力ギヤ30Bは、全く同じ構成からなる出力ギヤ30を表裏逆にしてハウジング10の本体部11に取り付けただけであり、しかも、図3、図4の模式図に示すように、コア部31の表面34から磁石32までの寸法X1と、裏面35から磁石32までの寸法X2が同寸法であるので、第1磁界強度検出センサ50Aから第1出力ギヤ30Aの磁石32までの距離Y1と、第2磁界強度検出センサ50Bから第2出力ギヤ30Bの磁石32までの距離Y2は同じになる。したがって、第1磁界強度検出センサ50Aと第2磁界強度検出センサ50Bの検出精度を同じにすることができる。
第1および第2磁界強度検出センサ50A,50Bの出力は、基板42に設けられた図示しないマイクロプロセッサに入力される。このマイクロプロセッサは第1および第2磁界強度検出センサ50A,50Bからの入力を所定に処理することによってロータ20の回転角を絶対角として算出する。
次に、この実施例の回転角検出装置1による回転角検出方法の一例を説明する。
ステアリングシャフトが回転されると、これとともにロータ20が回転し、第1伝達ギヤ24Aに噛合する第1出力ギヤ30Aがロータ20の回転方向と逆の方向に回転し、第2伝達ギヤ24Bに噛合する第2出力ギヤ30Bがロータ20の回転方向と逆の方向(すなわち、第1出力ギヤ30Aと同方向)に回転する。そして、このときに、第1磁界強度検出センサ50Aが、第1出力ギヤ30Aの回転角として第1角度信号61を前記マイクロプロセッサに出力し、第2磁界強度検出センサ50Bが、第2出力ギヤ30Bの回転角として第2角度信号62を前記マイクロプロセッサに出力する。
マイクロプロセッサは、第1角度信号61の出力値から第2角度信号62の出力値を引いた差分63を算出する。なお、図6に示すように、差分63はロータ20の絶対角に応じて異なる値となり、ロータ20が4回転すると差分63はゼロに戻る。
また、第1角度信号61と第2角度信号62には周期があるので差分63は負の値を示すときがある。マイクロプロセッサは、負の値の差分63aに対してはこの差分値に100%分を加えて正の値に補正する。図7は、予め実験的に求めた補正後の差分値64とロータ20の絶対角との関係を示すグラフであり、このように、補正後の差分値64もロータ20の絶対角と1対1で対応しており、ロータ20の絶対角0度から1440度の間で、0%から100%までリニアに変化する値となる。なお、図7に対応するマップを予めマイクロプロセッサに記憶しておく。
次に、マイクロプロセッサは、補正後の差分値に基づき、図7に対応するマップを参照して、ロータ20の絶対角の角度範囲を180度ずつの範囲で特定し、特定した角度範囲における絶対角度の初期値(例えば、0度、180度、360度、540度、・・・1260度)に、第1角度信号61に基づいて換算した0度から180度の間における絶対角の値を加算して、ロータ20の絶対角を算出する。
以上説明するように、この回転角検出装置1によれば、第1出力ギヤ30Aと第2出力ギヤ30Bを全く同一(同一形状、同一寸法、同一構造)の出力ギヤ30で構成することができ、ハウジング10に取り付ける際に出力ギヤ30の表裏を選択するだけで第1出力ギヤ30Aあるいは第2出力ギヤ30Bとすることができるので、部品を共通化することができる。その結果、コストダウンを図ることができるとともに、部品管理が容易になる。
しかも、第1磁界強度検出センサ50Aから第1出力ギヤ30Aの磁石32までの距離Y1と、第2磁界強度検出センサ50Bから第2出力ギヤ30Bの磁石32までの距離Y2を同じにできて、第1磁界強度検出センサ50Aと第2磁界強度検出センサ50Bの検出精度を同一にすることができるので、部品の共通化によって回転角検出装置1の検出精度が低下することもない。つまり、回転角検出装置1の検出精度を確保しつつ、部品の共通化を図ることができる。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、第1伝達ギヤと第2伝達ギヤのギヤ比や、第1伝達ギヤと第1出力ギヤのギヤ比nや、第1伝達ギヤおよび第2伝達ギヤの最大回転数(すなわち回転角検出対象の最大回転数)Nは、前述した実施例の数値に限るものではなく、回転角検出対象の仕様や、要求される検出精度等に応じて変更可能である。
また、回転角の検出対象は車両のステアリング装置におけるステアリングシャフトに限るものではなく、種々の回転体を検出対象とすることができる。
この発明に係る回転角検出装置の実施例における断面図である。 実施例における回転角検出装置の要部を拡大して示す平面図である。 実施例における回転角検出装置の第1伝達ギヤと第1出力ギヤの噛み合い状態を模式的に示す側面図である。 実施例における回転角検出装置の第2伝達ギヤと第2出力ギヤの噛み合い状態を模式的に示す側面図である。 実施例の回転角検出装置において、ロータの絶対角と各角度信号の出力との関係を示すグラフである。 実施例の回転角検出装置において、ロータの絶対角と、角度信号の差分との関係を示すグラフである。 実施例の回転角検出装置において、ロータの絶対角と、補正後の差分との関係を示すグラフである。 従来の回転角検出装置の断面図である。
符号の説明
1 回転角検出装置
20 ロータ
24A 第1伝達ギヤ
24B 第2伝達ギヤ
30A 第1出力ギヤ
30B 第2出力ギヤ
32 磁石32
34 表面(一方の面)
35 裏面(他方の面)
50A 第1磁界強度検出センサ(第1角度検出手段)
50B 第2磁界強度検出センサ(第2角度検出手段)

Claims (2)

  1. 回転可能なロータの外周面に回転軸方向にずらして設けられ互いに歯数を異にする第1伝達ギヤおよび第2伝達ギヤと、
    前記第1伝達ギヤに噛合して回転する第1出力ギヤと、
    前記第2伝達ギヤに噛合して回転する第2出力ギヤと、
    前記第1出力ギヤの回転角に応じた出力信号を出力する第1角度検出手段と、
    前記第2出力ギヤの回転角に応じた出力信号を出力する第2角度検出手段と、
    を備え、前記第1角度検出手段の出力と前記第2角度検出手段の出力に基づいて前記ロータの絶対角を検出する回転角検出装置において、
    前記第1出力ギヤと前記第2出力ギヤは同一のもので構成され、取り付け状態で前記第1出力ギヤと前記第2出力ギヤは表裏が逆にされていることを特徴とする回転角検出装置。
  2. 前記第1出力ギヤおよび前記第2出力ギヤは磁石を備え、いずれの出力ギヤも、回転軸方向の一方の面から前記磁石までの距離と、回転軸方向の他方の面から前記磁石までの距離とが同じであることを特徴とする請求項1に記載の回転角検出装置。
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