JP2009190991A - 5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの製造方法 - Google Patents

5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを、高効率、高収率、高純度で得る製造方法を提供する。
【解決手段】5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体を、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒を少なくとも50質量%以上含む溶媒に溶解させた後、得られた溶液から5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを晶析させる方法である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、インスリンの作用不足に起因する2型糖尿病に対して、優れた効果を示す治療剤として有用な5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩の原料となる5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの製造方法に関する。
5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩は、インスリンの作用不足に起因する2型糖尿病、特にインスリン抵抗性に対して、優れた効果を示す治療剤として有用である。従来、この塩酸塩は、
下記式(1)で示される
Figure 2009190991
5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを原料とし、該原料と塩化水素とを反応させて製造されている。そして、この原料は、以下の方法によりに製造されている。
具体的には、先ず、2−ブロモ−3−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]フェニル}プロピオン酸メチルを、エタノールを溶媒として、チオ尿素、酢酸ナトリウムと還流下、3時間反応させる。次いで、溶媒を減圧濃縮した後、残渣を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し、水およびエーテルを加えて結晶化させ、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体を得る。その後、さらに該粗体をメタノールで再結晶することにより5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを製造することができる。(特許文献1参照)。
特公平5−66956号公報
上記の通り、特許文献1に記載の方法に従えば、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを効率よく製造することができる。
しかしながら、本発明者の検討によると、特許文献1に記載された方法において、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体をメタノールで再結晶しようとすると、非常に多量のメタノールを使用しなければならないことが分かった。再結晶時にメタノールの使用量が多くなると、結晶化させた際、当然のことながら、メタノールの分離、除去操作が煩雑化されるため好ましくない。
また、後述する比較例で説明するが、比較的多量のメタノールを使用して還流温度下で処理しても、上記粗体が十分に溶けないことがあり、高純度のものを得ることができない場合があった。この高純度化されなかった5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを原料として、塩酸塩を製造すると、得られる塩酸塩の純度が低下してしまい、また、構造が類似した不純物を含むことなり、更なる精製が必要となるため、改善の余地があった。
したがって、本発明の目的は、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを少ない溶媒の量で晶析させることが可能であり、かつ、高収率で高純度のものとすることができる、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの製造方法を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するため、鋭意研究を行った。その結果、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを晶析させる際、特定の誘電率を満足する有機溶媒を使用することにより、少量の溶媒で、純度の高い5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを効率よく製造できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記式(1)で示される
Figure 2009190991
5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体を、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒を50質量%以上含む溶媒に溶解させた後、得られた溶液から5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを晶析させることを特徴とする5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの製造方法である。
また、本発明は、上記方法によって上記式(1)で示される5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを製造した後、得られた5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンと塩化水素とを反応させて、下記式(2)で示される
Figure 2009190991
5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩を製造すること特徴とする塩酸塩の製造方法である。
本発明によれば、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩の原料として有用な5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを効率よく、高収率、かつ高純度で得ることができる。しかも、晶析に使用する溶媒量を低減しても、純度の高い5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを得ることができる。
さらに、本発明によれば、イミノチアゾリジノン残基を有する不純物を特に低減できるものと考えられる。その結果、本発明によって製造された5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンは、塩化水素と反応させて、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩とした場合に、上記不純物に由来する塩酸塩の含有量が少ない、純度の高い5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩とすることができる。
本発明は、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体を、特定の有機溶媒、即ち、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒を少なくとも50質量%以上含む溶媒により晶析するものである。
上記式(1)で示される5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンは、公知の方法で製造することができる。具体的には、特許文献1に記載された方法で製造することができる。この方法に従えば、アルカリ(具体的には、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、tert−ブトキシカリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど)の存在下、2−ブロモ−3−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]フェニル}プロピオン酸メチルとチオ尿素と反応させることにより、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体を効率よく得ることができる。なお、当然のことながら、本発明は、特許文献1に記載された方法以外で製造された5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体の晶析にも適用することができる。
本発明は、上記式(1)で示される5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの純度を効率よく高めることができ、特に、特許文献1に記載された方法により製造された粗体から5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの純度を効率よく高めることができる。そのため、本発明は、次の工程で塩化水素と反応させて塩酸塩を製造する場合に、特に有効に採用することができる。
特許文献1に記載された方法により製造された5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体は、その製造方法に従うと、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンのピリジル基またはフェニル基上に、エチルピリジルフェニルエーテルが付加した、イミノチアゾリジノン残基を有する化合物を含むものであると考えられる(以下、この不純物である化合物を単に「特定不純物」とする場合もある。)。下記式(3)に特定不純物の構造を示す。
Figure 2009190991
(式中、Rは下記式(4)で示される基であり、nおよびmは置換基Rの数を示し、nとmとの合計が0にならない条件の下、nは0〜3の整数、mは0〜4の整数である。)
Figure 2009190991
(式中、aの炭素原子は、置換基Rが結合する炭素原子を示す。)。
特許文献1に記載された方法によれば、このような不純物を含むため、十分な精製を行わないと、次の工程、即ち、塩化水素と反応させて塩酸塩を製造する際に、該不純物も同様に塩酸塩となる。そのため、該不純物が塩酸塩となったものを取り除くために、更なる精製が必要となる。本発明は、特に、このような不純物を含む粗体の精製に好適に適用できる。
本発明において、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体(以下、単に粗体とする場合もある)は、晶析により純度が高くなった5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを得られるものであれば特に制限されるものではないが、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを主成分とし、その他の物質を不純物として含むものであることが好ましい。中でも、本発明は、高速液体クロマトグラフィーによる測定で5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの純度が90〜99質量%である粗体を高純度化するのに適している。さらに、特許文献1に記載された方法により5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを製造した場合には、純度が93〜99質量%であり、特に、イミノチアゾリジノン残基を有する不純物(特定不純物)を0.3〜1.5質量%含む粗体を得ることができるが、本発明は、このような純度の粗体を高純度化にするのに、特に適している。なお、この際、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンと特定不純物の合計量が粗体の全量とならない場合には、該粗体は、当然のことながら、特定不純物以外の不純物を含むものである。
本発明においては、上記のような粗体を、先ず、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒を50質量%以上含む溶媒に溶解させる。
本発明で使用する25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒は、試薬或いは工業原料が何ら制限無く使用できる。25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒を50質量%以上含む溶媒を使用することにより、少ない溶媒量で高純度の5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを得ることができる。なお、上記有機溶媒の25℃における誘電率δの上限値は、特に制限されるものではないが、溶媒の入手のし易さ、取り扱い易さを考慮すると200である。
これら有機溶媒を具体的に例示すると、N−メチルホルムアミド(182.4)、N,N’−ジメチルホルムアミド(δ36.71)、N,N’−ジメチルアセトアミド(δ37.78)、N−メチルプロピオンアミド(172.2)、ジメチルスルホキシド(48.9)、スルホラン(43.3)などが挙げられる。なお、上記カッコ内の数値は、25℃における誘電率δを示す。これらの中でも、毒性の低い点、比較的沸点が低く、除去が容易である点、および、得られる5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの高純度化といった点から、N,N’−ジメチルホルムアミド、N,N’−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシドを使用することが好ましい。
本発明において、上記粗体を溶解させる溶媒は、25℃における誘電率δが35以上の上記有機溶媒を50質量%以上含むものである。25℃における誘電率δが35以上の上記有機溶媒を少なくとも50質量%以上含むものであれば、他の有機溶媒、即ち、25℃における誘電率δが35未満の有機溶媒を最大で50質量%含むこともできる。そのため、上記粗体を溶解させる溶媒は、25℃における誘電率δが35以上の上記有機溶媒を50〜100質量%、25℃における誘電率δが35未満の有機溶媒(以下、単に「他の有機溶媒」とする場合もある)を50〜0質量%の範囲で含むものである。
上記粗体を溶解させる溶媒において、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒の割合が50質量%未満となる場合には、多量の溶媒を使用しなければならないか、または、上記粗体を溶解させることができず、高純度化することができなくなるため好ましくない。5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを高純度化し、イミノチアゾリジノン残基を有する不純物(特定不純物)をより低減するためには、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒を60質量%以上含む溶媒を使用することが好ましく、さらに70質量%以上含む溶媒を使用することが好ましい。なお、この溶媒において、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒の使用量の上限は、上記の通り、100質量%である。25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒のみを使用する場合には、少ない溶媒量で高純度の5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを得ることができる。
本発明において、他の有機溶媒を使用する場合、この他の有機溶媒は、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒と相分離することなく、混合可能なものであることが好ましい。このような他の有機溶媒を使用することにより、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの収率を高めることができる。他の有機溶媒の配合量は、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒の種類に応じて適宜決定すればよい。中でも、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの純度、および特に収率等を考慮すると、上記粗体を溶解させる溶媒を100質量%として、好ましくは、25℃における誘電率δが35以上の上記有機溶媒を60〜95質量%、他の有機溶媒を40〜5質量%、より好ましくは、25℃における誘電率δが35以上の上記有機溶媒を70〜90質量%、他の有機溶媒を30〜10質量%含む溶媒を使用することが好ましい。他の有機溶媒は、粗体を溶解させる際に、25℃における誘電率δが35以上の上記有機溶媒と混合してもよいし、一旦、粗体を25℃における誘電率δ35以上の上記有機溶媒で溶解させた後、追加することもできる。
上記他の有機溶媒(25℃における誘電率δが35未満の有機溶媒)を例示すれば、アルコール類、ケトン類、エステル類、エーテル類、ニトリル類、飽和炭化水素類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類などの有機溶媒、およびこれら有機溶媒の混合溶媒を挙げることができる。中でも、高純度化、高収率化の観点から、アルコール類、ケトン類、またはエステル類の中から少なくとも1種類以上を使用することが好ましく、特にアルコール類を使用することが最も好ましい。上記他の有機溶媒を具体的に例示すると、アルコール類;メタノール(33.1)、エタノール(23.8)、1−プロパノール(22.2)、2−プロパノール(18.3)、n−ブタノール(17.1)、sec−ブタノール(15.5)、tert−ブタノール(12.5)など、ケトン類;アセトン(20.5)、メチルエチルケトン(18.5)、メチルイソブチルケトン(13.1)など、エステル類;酢酸メチル(6.68)、酢酸エチル(6.02)、酢酸プロピル(6.0)などが挙げられる。なお、( )の値は、25℃における誘電率δの値を示す。これら有機溶媒は、試薬或いは工業原料が何ら制限無く使用できる。
本発明において、上記粗体を溶解させる溶媒の使用量は、使用する有機溶媒の種類、組み合わせ、その比率、および晶析条件等に応じて適宜決定してやればよい。ただし、本発明においては、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒を50質量%以上含む溶媒を使用して上記粗体を溶解させるため、従来の方法よりも極めて使用する溶媒量を低減することができる。得られる5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの純度と収率等を考慮すると、上記溶媒の使用量は、上記粗体1gに対して、好ましくは0.5ml〜10ml、さらに好ましくは1ml〜5mlである。本発明によれば、この使用量でも、十分に精製された5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを得ることができる。
本発明は、上記粗体を上記溶媒に溶解させ、得られた溶液から5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを晶析させるものである。この5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを晶析させる方法は、上記粗体に上記溶媒を加え、加温することにより該粗体を溶解させた後、得られた溶液を冷却して5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを結晶化させる方法を採用することができる。このような方法を採用することにより、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを高純度、高収率で得ることができる。この方法を用いる場合、得られた溶液を冷却する際の冷却速度は、あまり速いと純度が低下し、あまり遅いと効率的ではないため、好ましくは、1℃/時間〜100℃/時間、より好ましくは、5℃/時間〜50℃/時間の範囲とする。また、冷却時の到達温度はあまり高いと収率が低下し、あまり低いと純度が低下するため、通常0℃〜50℃、好ましくは5℃〜30℃の範囲内で実施する。以上のような方法で5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを晶析させることにより、特に高純度のものを得ることができる。
また、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを晶析させるその他の方法としては、上記粗体を25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒を50質量%以上含む有機溶媒に溶解させ、得られた溶液から溶媒を留去して濃度を調節し、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを結晶化させる方法を採用することもできる。
以上のようにして得られた5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの結晶は、ろ過や遠心分離などにより固液分離し、自然乾燥、送風乾燥、真空乾燥などにより乾燥することにより単離される。
このように単離された5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンは、特定不純物が非常に低減されたものとなる。そのため、得られた5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンと塩化水素とを反応させて、上記式(2)で示される5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩としても、非常に高純度の塩酸塩を得ることができる。特に、上記の特定不純物が塩酸塩となったものを殆ど含むことがないため、上記式(2)で示される塩酸塩の精製が容易となる。
上記式(2)で示される塩酸塩を製造する方法を例示すると、得られた5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを、3〜20倍の塩化水素を含む水溶液に溶解させ、還流温度下で加水分解を行い、次いで、得られた水溶液を冷却することにより、上記式(2)で示される5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩を結晶として取り出すことができる。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何等制限されることはない。
実施例1
高速液体クロマトグラフィー(以降HPLCと称す)により測定した純度が98.00質量%であり、特定不純物を0.60質量%含有する5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体20gをジムロート還流管と温度計を備えた3つ口フラスコに仕込み、N,N’−ジメチルアセトアミド(25℃における誘電率δ37.78)を35mL加え、110℃に昇温し、溶解させた。30分間攪拌した後、系内を15℃/時間で20℃まで冷却し、結晶化させた。得られた結晶をろ過し、真空で12時間乾燥させ、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの微黄色結晶16.24g(収率81.2%)を得た。HPLCにより純度を確認したところ、純度は99.24質量%、特定不純物が0.06質量%であった。
実施例2
実施例1のN,N’−ジメチルアセトアミド35mLをN,N’−ジメチルホルムアミド(25℃における誘電率δ36.71)35mLに、および、溶解温度を115℃に変えた以外は、実施例1と同様の方法で行った。その結果5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの微黄色結晶17.16g(収率85.8%)を得、HPLC純度は99.05質量%、特定不純物が0.15質量%であった。
実施例3
実施例1のN,N’−ジメチルアセトアミド35mLをジメチルスルホキシド(25℃における誘電率δ48.9)50mLに、溶解温度を120℃に変えた以外は、実施例1と同様の方法で行った。その結果5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの微黄色結晶13.76g(収率68.8%)を得、HPLC純度は99.47質量%、特定不純物が0.05質量%であった。
実施例4
実施例1のN,N’−ジメチルアセトアミド35mLをN,N’−ジメチルアセトアミド35mLとエタノール(25℃における誘電率δ23.8)5mL(N,N’−ジメチルアセトアミド濃度80質量%)に、溶解温度を115℃に変えた以外は、実施例1と同様の方法で行った。その結果5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの微黄色結晶16.57g(収率82.9%)を得、HPLC純度は99.21質量%、特定不純物が0.10質量%であった。
実施例5
実施例1のN,N’−ジメチルアセトアミド35mLをN,N’−ジメチルアセトアミド35mLとアセトン(25℃における誘電率δ20.5)5mL(N,N’−ジメチルアセトアミド濃度80質量%)に、溶解温度を115℃に変えた以外は、実施例1と同様の方法で行った。その結果5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの微黄色結晶16.10g(収率80.5%)を得、HPLC純度は99.10質量%、特定不純物が0.34質量%であった。
実施例6
実施例1のN,N’−ジメチルアセトアミド35mLをジメチルシルホキシド50mLとエタノール(25℃における誘電率δ23.8)10mL(N,N’−ジメチルアセトアミド濃度83質量%)に、溶解温度を115℃に変えた以外は、実施例1と同様の方法で行った。その結果5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの微黄色結晶15.10g(収率75.5%)を得、HPLC純度は99.39質量%、特定不純物が0.10質量%であった。
実施例7(塩酸塩の製造)
実施例1で得られた5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノン17.8gをジムロート還流管と温度計を備えた3つ口フラスコに仕込み、1.0mol/L塩酸水溶液を150mL加え、室温で溶解させた。溶媒を還流させながら4時間攪拌を行い、加水分解を行った。反応後、系内(得られた反応液)を1.5時間で5℃まで冷却し、結晶化させた。得られた結晶をろ過し、真空で12時間乾燥させ、(5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩の白色結晶18.05g(収率92.1%)を得た。HPLCにより純度を確認したところ、純度は99.82質量%であり、特定不純物が塩酸塩となった不純物は検出されなかった。
比較例1
実施例1のN,N’−ジメチルアセトアミド35mLをメタノール(25℃における誘電率δ33.1)200mLに変えて晶析を試みたが、還流温度でも溶解しなかったため、還流温度でリスラリーを2時間行った。その結果5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの黄色結晶18.53g(収率92.7%)を得、HPLC純度は98.48質量%、特定不純物が0.57質量%であった。
比較例2(塩酸塩の製造)
比較例1で得られた5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノン(HPLCで純度98.48質量%、特定不純物が0.57質量%含有する)17.8gをジムロート還流管と温度計を備えた3つ口フラスコに仕込み、1.0mol/L塩酸水溶液を150mL加え、室温で溶解させた。溶媒を還流させながら4時間攪拌を行い、加水分解を行った。反応後、系内(得られた反応液)を1.5時間で5℃まで冷却し、結晶化させた。得られた結晶をろ過し、真空で12時間乾燥させ、(5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩の微黄色結晶17.89g(収率91.0%)を得た。HPLC(高性能 液クロマトグラフ)により純度を確認したところ、純度は99.08質量%、特定不純物が塩酸塩となった不純物は0.40質量%であった。
比較例3
実施例1のN,N’−ジメチルアセトアミド35mLをN,N’−ジメチルアセトアミド15mLとエタノール(25℃における誘電率δ23.8)25mL(N,N’−ジメチルアセトアミド濃度37.5質量%)に、溶解温度を90℃に変えた以外は、実施例1と同様の方法で行った。その結果、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体が溶解しなかったため、1時間加熱攪拌後、冷却し、5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの微黄色結晶18.1g(収率90.5%)を得、HPLC純度は98.56質量%、特定不純物が0.51質量%であった。

Claims (4)

  1. 下記式(1)で示される
    Figure 2009190991
    5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの粗体を、25℃における誘電率δが35以上の有機溶媒を50質量%以上含む溶媒に溶解させた後、得られた溶液から5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを晶析させることを特徴とする5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンの製造方法。
  2. 25℃における誘電率δが35以上の上記有機溶媒が、アミド類、またはスルホキシド類であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 上記溶媒がアルコールを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の方法によって上記式(1)で示される5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンを製造した後、得られた5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}−2−イミノ−4−チアゾリジノンと塩化水素とを反応させて、下記式(2)で示される
    Figure 2009190991
    5−{4−[2−(5−エチル−2−ピリジル)エトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン塩酸塩を製造すること特徴とする塩酸塩の製造方法。
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