JP2009189734A - まつ毛整形具 - Google Patents

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Abstract

【課題】まつ毛を痛めることもなく、誰もがより短い時間で効果的に、しかも自然な感じにカールできるまつ毛整形具を提供する。
【解決手段】グリップを兼ねる本体ケース1の一端に整形ヘッド2を有し、整形ヘッド2の整形面3に臨んでまつ毛を加熱するヒーター10が配置してある。整形ヘッド2に、まつ毛導入隙間Eを介して整形面3と対向する毛受枠4を設ける。以て、まつ毛が整形ヘッド2で押圧されるとき、まつ毛を毛受枠4で受け止め、まつ毛の移動を毛受枠4で緩やかに規制した状態でくせ付けを行なう。これにより、まつ毛をより短い時間で自然な感じにカールさせることができる。一般ユーザーであってもまつ毛を的確にカールすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、まつ毛をカールするためのまつ毛整形具に関する。
この種のまつ毛整形具として、固定枠と可動枠でまつ毛を上下に挟んだ状態でくせ付けする形態が公知である(特許文献1参照)。そこでは、可動枠の側に電熱板を設けて、固定枠と可動枠で挟んだまつ毛を加熱できるようにしている。別の形態として、グリップの一端に設けた整形ヘッドで、まつ毛を上向きにすくいあげるようにしてくせ付けするまつ毛整形具が公知である(特許文献2参照)。そこでは、加熱用のヒーターが埋設された整形ヘッドの上面に櫛片が突設してある。
特開2002−28020号公報(段落番号0019〜21、図5) 特開2003−310336号公報(段落番号0040〜0042、図4、図5)
特許文献1のまつ毛整形具は、まつ毛を固定枠と可動枠で上下に挟み、さらに電熱板で加熱してくせ付けを行なうので、まつ毛を強制的にくせ付けできる。しかし、毎日連続してまつ毛整形を行なうような場合に、まつ毛が痛み、あるいはまつ毛が脱毛してまつ毛本数が少なくなる。さらに、確実にくせ付けできる反面、使用法が不適切であるとまつ毛がく字状に折れ曲る状態でくせ付けされるなど、カール形状を自然な感じに仕上げることができなくなる。
その点、特許文献2のまつ毛整形具は、ヒーターの熱を加えながらまつ毛を整形ヘッドで上向きにすくいあげてくせ付けするので、まつ毛を自然な感じにカールさせることができる。しかし、まつ毛を充分にカールさせるには多くの時間が掛かり、しかもまつ毛の先端を自然な感じにカールさせるには熟練された技量が必要となる。それは、まつ毛が外力を受けた向きになびきやすく、確りと保持されていない状態のままでくせ付けを行なわねばならないからである。また、ヒーターの熱をまつ毛の必要部分に程よく加えるのが難しいことも、くせ付けを難しくしている一因になっている。
本発明の目的は、まつ毛を痛めることもなく、誰もがより短い時間で効果的に、しかも自然な感じにカールできるまつ毛整形具を提供することにある。
本発明のまつ毛整形具は、グリップを兼ねる本体ケース1の一端に整形ヘッド2を有し、整形ヘッド2の整形面3に臨んでまつ毛を加熱するヒーター10が配置してある加熱型のまつ毛整形具を対象とし、整形ヘッド2に、整形ヘッド2で押圧されたまつ毛を受け止める毛受枠4が、まつ毛導入隙間Eを介して整形面3と対向配置してあることを特徴とする。
整形ヘッド2に沿って設けた毛受枠4の突端に、まつ毛をまつ毛導入隙間Eへ向かって導入案内するまつ毛導入部21を設ける。まつ毛導入部21は整形ヘッド2の突端より外方へ突出する。
整形ヘッド2の突端に、まつ毛をまつ毛導入隙間Eへ向かって導入案内するガイド面17を傾斜する状態で形成する。
まつ毛導入部21は、その基端から先端へ向かうに従い整形面3から離れる向きに傾斜させる。
図6に示すように、整形ヘッド2の幅寸法をCとし毛受枠4の幅寸法をDとするとき、C>Dを満足できるように整形ヘッド2の幅寸法と毛受枠4の幅寸法とを設定する。
整形ヘッド2の厚み寸法をFとし毛受枠4の厚み寸法をGとするとき、F>Gを満足できるように整形ヘッド2の厚み寸法と毛受枠4の厚み寸法とを設定する。
整形面3に臨むヒーター10の幅寸法をEとするとき、C>Dを満足し、さらにD≧Eを満足できるようにヒーターの幅寸法を設定する。
毛受枠4の左右側面の少なくとも一方に、まつ毛を梳く櫛歯24を形成する。
まつ毛導入隙間Eを介して整形面3と対向する毛受枠4の枠内面26を平坦面で形成する。なお、ここで言う平坦面とは、文言どおりに平坦面であることと、凹凸のない外突状の湾曲平面であることとの双方を含む概念である。
毛受枠4の枠外面に、皮膚への接触面積を小さくするための突起と凹部25の少なくともいずれか一方を形成する。
毛受枠4は、整形面3とまつ毛導入隙間Eを介して対向する使用姿勢と、使用姿勢の外へ退避する不使用姿勢との間で姿勢変更可能に本体ケース1に設ける。
毛受枠4は、整形面3と対向する使用姿勢と、使用姿勢を越えて整形面から離れるまつ毛導入姿勢とに姿勢変更可能に本体ケース1で支持する。
毛受枠4が本体ケース1に対して変位可能に組み付ける。以て、使用姿勢における毛受枠4と整形面3との対向間隔を変更できるようにする。
整形面3に設けた櫛歯14を、整形ヘッド2の基端側へ向かって傾斜する斜面14aと、まつ毛を捕捉する立壁14bとで鋸歯状に形成する。
本体ケース1の断面外郭線を、本体ケース1の中心軸線Pを通る平面Hで区分するとき、前記平面Hで区分された一方の領域に整形ヘッド2を配置し、他方の領域で前記中心軸線Pの近傍に毛受枠4を配置する。
毛受枠4の先端に、マスカラ液で固まったまつ毛を梳いて分化する梳分け部29を形成する。
梳分け部29は、整形面3と直交する向きのへら状に形成する。
本発明においては、毛受枠4をまつ毛導入隙間Eを介して整形ヘッド2の整形面3と対向する状態で配置し、くせ付け時に整形ヘッド2で押圧されるまつ毛を毛受枠4で受け止めて、まつ毛の移動を毛受枠4で緩やかに規制しながらカールできるようにした。したがって、本発明のまつ毛整形具によれば、まつ毛をより確実にくせ付けでき、しかも自然な感じにカールさせることができる。また、従来のこの種のまつ毛整形具に比べて、まつ毛をより短い時間でくせ付けできるうえ、一般ユーザーであっても的確にまつ毛をカールできる。まつ毛の離れた部位を整形ヘッド2と毛受枠4とで単に受け止めた状態でくせ付けを行なうので、まつ毛の一部分を機械的に挟持してくせ付けを行なう従来のまつ毛整形具に比べて、まつ毛の挟持部分が集中的にダメージを受けて痛むのを解消でき、これに伴いまつ毛本数が徐々に減少することも阻止できる。
毛受枠4の突端に設けたまつ毛導入部21を、整形ヘッド2の突端より外方へ突出すると、整形ヘッド2をまつ毛列の一端から他端へ向かって動かしながら、まつ毛をまつげ導入隙間Eへ導入するとき、まつ毛をまつ毛導入部21で移行案内しながらまつげ導入隙間Eへ導入できるので、まつ毛の導入を確実にしかも簡便に行える。
整形ヘッド2の突端に、まつ毛をまつ毛導入隙間Eへ向かって導入案内するガイド面17を形成すると、ガイド面17によってまつ毛を導入案内できるので、先のまつ毛導入部21による導入案内機能と併せて、まつ毛の導入をさらに確実にしかも簡便に行える。
まつ毛導入部21を基端から先端へ向かうに従い整形面3から離れる向きに傾斜させると、毛受枠4をまつ毛に対して大まかに位置決めしておきさえすれば、まつ毛導入部21に当たったまつ毛をまつ毛導入隙間Eへ向かって誘導して導入案内できるので、まつ毛の導入をさらに確実にしかも簡便に行える。
整形ヘッド2の幅寸法をCとし毛受枠4の幅寸法をDとするとき、C>Dを満足できるように整形ヘッド2の幅寸法と毛受枠4の幅寸法とが設定してあると、まつ毛をカールする際に上まぶたに接触する毛受枠4の幅寸法をできるだけ小さくして、毛受枠4がカール状況を目視するときの邪魔になるのをよく防止できる。したがって、まつ毛のくせ付けをより的確に行なうことができる。
整形ヘッド2の厚み寸法をFとし毛受枠4の厚み寸法をGとするとき、F>Gを満足できるように整形ヘッド2の厚み寸法と毛受枠4の厚み寸法とが設定してあると、まつ毛をカールする際に上まぶたに接触する毛受枠4の厚み寸法をできるだけ小さくして、まつ毛の根元に近い側を整形ヘッド2でカールでき、したがってまつ毛のくせ付けをより的確に行なうことができる。まつ毛をまつ毛導入隙間Eへ導入するとき、毛受枠4が邪魔になるのを防止し、あるいは鏡に写った目許の周りの視野を妨げるのを防止できる。
整形面3に臨むヒーター10の幅寸法をEとするとき、先のC>Dを満足し、さらにD≧Eを満足できるようにヒーターの幅寸法が設定してあると、ヒーター10が肌面に対して直接臨むのを避けて見た目の恐怖感を緩和できる。さらに、例えば毛受枠4が湾曲して整形面3が皮膚面に近づくような場合であっても、ユーザーに熱い感じを与えるのを防止できる。また、ヒーター10の伝導熱によって櫛ケース12の表面温度が一定以上に高くなるのを防ぎながら、ヒーター10の放射熱によって毛受枠4の表面温度が高くなるのを防ぐことができる。したがって、毛受枠4や櫛ケース12が敏感な肌面に直接触れる場合でも、ユーザーに熱い感じを与えることなくカール作業を円滑に行なえる。
毛受枠4の左右側面の少なくとも一方に、まつ毛を梳く櫛歯24を形成すると、毛受枠4で受け止め保持されたまつ毛が毛受枠4の長手方向へ移動するのを櫛歯24で規制して、すべてのまつ毛を確実にしかも均質にカールできる。毛受枠4の左右両側に櫛歯24が形成してある場合には、まつ毛整形具を右手で持つ場合と、左手で持つ場合とのいずれの場合であっても同じ条件でくせ付けを行なえるので、まつ毛をカール整形したときの利き手の違いによる仕上がり状態の差を一掃できる。
整形面3と対向する毛受枠4の枠内面26を平坦面で形成すると、整形ヘッド2をまつ毛列の一端から他端へ向かって動かしながら、まつ毛をまつげ導入隙間Eへ導入するとき、まつ毛が毛受枠4に引っ掛るのを一掃でき、したがって、まつげ導入隙間Eに対するまつげの導入をさらに円滑に行なえる。
毛受枠4の枠外面に、皮膚への接触面積を小さくするための突起と凹部25の少なくともいずれか一方を形成すると、毛受枠4を顔面に接当した状態における肌面と毛受枠4との接触面積を充分に小さくできる。したがって、毛受枠4がヒーター10で加熱されていたとしても、肌面における熱い感じを和らげることができ、まつ毛のカール作業を円滑に行なえる。
毛受枠4を本体ケース1に対して姿勢変更可能に設けると、必要に応じて毛受枠4を整形面3と対向する使用姿勢と、使用姿勢の外へ退避する不使用姿勢とに変位して、まつ毛整形具の応用範囲を拡大できる。例えば、まつ毛を整形ヘッド2で直接押し付けてカールする場合には毛受枠4が邪魔になるが、毛受枠4を不使用姿勢にしておくことにより、整形ヘッド2によるくせ付けをより円滑に行なえる。このように、整形ヘッド2をまつ毛に直接押し付けてカールする使い方は、上まぶた側のまつ毛に比べて長さが短い下まぶた側のまつ毛をくせ付けする場合や、上まぶたのまつげの長さが著しく短い場合などに利用され、その際に毛受枠4が邪魔になるのを解消できる。
毛受枠4が、整形面3と対向する使用姿勢と、使用姿勢を越えて整形面3から離れるまつ毛導入姿勢とに姿勢変更可能に本体ケース1で支持してあると、まつ毛導入姿勢にした毛受枠4と整形面3との対向隙間を大きくできる。したがって、毛受枠4をまつ毛導入姿勢にしたのち、整形ヘッド2をまつ毛の下面側に位置させた状態で毛受枠4を使用姿勢に復帰させることにより、まつ毛を毛受枠4と整形面3との間に位置させることができる。先に説明したように、整形ヘッド2をまつ毛列の一端から他端へ向かって動かしながら、まつ毛をまつげ導入隙間Eへ導入する場合に比べて、まつ毛導入隙間Eへのまつ毛の導入をより簡便に、しかも迅速に行なえる。
毛受枠4を本体ケース1に対して変位可能に組み付け、使用姿勢における毛受枠4と整形面3との対向間隔を変更できるようにしてあると、個々のユーザーのまつ毛の太さ、長さ、およびまつ毛密度に応じて先の対向間隔を変更し、あるいはユーザーの好みに応じて先の対向間隔を変更して、くせ付け作業をより効果的に行うことができる。
整形面3に設けた櫛歯14を斜面14aと立壁14bとで鋸歯状に形成すると、まつ毛の導入を円滑に行ないながら、櫛歯14で捕捉されたまつ毛を立壁14bで確実に受け止めて、まつ毛が整形面3に沿って移動するのを確実に規制できる。したがって、整形ヘッド2を回転操作してまつ毛をカールするとき、まつ毛が整形面3の長手方向へ揺れ動くのを規制して、的確にくせ付けを行なえる。まつ毛を立壁14bで捕捉した状態でくせ付けを行なうので、まつ毛をヒーター10で過不足のない状態で適切に加熱できる。
まつ毛をカールするときは、毛受枠4を中心にして整形ヘッド2を上向きに回転操作する。このとき、例えば本体ケース1の前半領域に整形ヘッド2を配置し、後半領域内の中心軸線Pの近傍に毛受枠4が配置してあると、本体ケース1の回転動作と整形ヘッド2の回転動作とが一致しやすくなる。したがって、一般ユーザーであっても先の回転操作を常に安定した状態で行なって、まつ毛のカールを円滑にしかも確実に行なうことができる。
毛受枠4の先端に梳分け部29が設けてあると、カールしたまつ毛にマスカラ液を塗布した状態において、マスカラ液で固まったまつ毛を梳分け部29で梳き流して単毛状に分化し、まつ毛をより自然な感じに仕上げることができる。
梳分け部29が整形面3と直交する向きのへら状に形成してあると、まつ毛整形具の全体を垂直姿勢にして梳分け部29でまつ毛を梳き流すとき、毛受枠4のみを顔面に近接させ、整形ヘッド2を顔面から離れた状態にして、梳分け部29を押し上げ操作すればよいので、梳分け部29によるまつ毛の梳き流し作業をより簡便に行なえる。因みに、梳分け部29が整形面3と平行な向きのへら状に形成してある場合には、毛受枠4および整形ヘッド2の両者が顔面に近接するので、整形ヘッド2が邪魔になりやすい。
(実施例1) 図1ないし図7は本発明に係るまつ毛整形具の実施例を示す。図1においてまつ毛整形具は、グリップを兼ねる中空筒状の本体ケース1と、本体ケース1の上端に設けられる整形ヘッド2と、整形ヘッド2の整形面3とまつ毛導入隙間Eを介して対向する毛受枠4とで構成する。本体ケース1の下端にはキャップ5がねじ込み装着してあり、キャップ5を本体ケース1から取り外した状態において、電池6をケース内部に出し入れできる。本体ケース1の前面には、電池6と後述するヒーター10との通電状態をオン・オフするスイッチノブ7が設けてある。
整形ヘッド2は、ヒーター10を収容するヒーターホルダー11と、ヒーターホルダー11に外嵌装着される櫛ケース12とで構成する。櫛ケース12の毛受枠4との対向面が先の整形面3となる。図4に示すように、ヒーターホルダー11は断面コ字形の樋体状に形成してあり、その開口面に櫛歯13の一群が多段リブ状に形成してある(図2参照)。ヒーター10は絶縁被覆が施されたニクロム線からなり、ホルダー内部の上端において反転状に折り曲げた状態でヒーターホルダー11内に収容してある。図3および図4に示すように、ヒーターホルダー11に収容したヒーター10の円形周面は、櫛歯13の内端面で受け止められて、櫛歯13の上下方向の隣接隙間からホルダー外面に臨んでいる。
櫛ケース12は、ヒーターホルダー11より一回り大きな断面コ字形の樋体状に形成してあり、その開口面に櫛歯14の一群が多段リブ状に形成してある(図2参照)。この櫛歯14のリブ幅および隣接ピッチは、先の櫛歯13のリブ幅および隣接ピッチと同じに設定してある。したがって、図3に示すように櫛ケース12をヒーターホルダー11に外嵌装着した状態においては両櫛歯13・14が内外に重なり、各櫛歯13・14の間の隙間を介してヒーター10が櫛ケース12の外面に臨んでいる。これにより、櫛歯14に捕捉されたまつ毛は、両櫛歯13・14の上下方向の隣接隙間に入り込んで、ヒーター10の放射熱あるいは伝導熱によって加熱される。
ヒーターホルダー11に外嵌した櫛ケース12の装着状態を維持するために、ヒーターホルダー11の基端と、櫛ケース12の下端のボス12aの内面とに、互いに嵌係合する連結リブ15と連結凹部16がそれぞれ周回状に形成してある。櫛ケース12の下端のボス12aは後述する連結軸31に係合装着した連結リング22で受け止めて、毛受枠4を抜け止め保持している(図3参照)。整形ヘッド2の突端、より詳しくは櫛ケース12の突端には、まつ毛をまつ毛導入隙間Eへ向かって導入案内するガイド面17が下り傾斜する状態で形成してある。
毛受枠4は、まつ毛導入隙間Eを介して整形面3と対向する捕捉部20と、捕捉部20の上突端に設けられるまつ毛導入部21と、捕捉部20の下端に設けられる連結リング22とを一体に備えている。先の整形面3を構成する櫛ケース12が弾性変形しにくいプラスチック素材で形成してあるのに対し、毛受枠4は弾性を有するプラスチック素材で形成してある。これは、まつ毛をカーリングするとき、毛受枠4が僅かに弾性変形することで、くせ付け作業を円滑に行なえるからであり、さらに眼や眼の周辺の皮膚部分に毛受枠4が当たるときの危険を避け、ユーザーに安心感を与えるためである。捕捉部20は断面四角形状に形成してあり、その左右側面のそれぞれにまつ毛を梳く櫛歯24の一群が一定間隔おきに形成してある。また、枠外面の側には、皮膚との接触面積を小さくするための凹部25が、捕捉部20およびまつ毛導入部21に沿って一定間隔おきに凹み形成してある。まつ毛導入隙間Eを介して整形面3と対向する毛受枠4の枠内面26は平坦面で形成してある。先の櫛歯24は、断面鋸刃状に形成してもよい。
まつ毛導入部21は、整形ヘッド2の上突端より上方へ突出する状態で設けてあり、さらに整形ヘッド2と対向する導入面28が、まつ毛導入部21の基端から先端へ向かうに従い整形面3から離れる向きに傾斜させてある。まつ毛導入部21の突端面には、マスカラ液で固まったまつ毛を梳いて分化する梳分け部29が形成してある。図2に示すように梳分け部29は、整形面3と直交する複数個の櫛歯状で形成してある。
連結リング22は弾性変形可能なC状のリングからなり、図5に示すように、先の連結リブ15の下方に設けた連結軸31に圧嵌装着されて、連結軸31の周面に突設したリブ状の位置決め突起32で遊動回転不能に保持される。連結軸31の連結リング22に対する装着姿勢を変更することにより、枠内面26が整形面3とまつ毛導入隙間Eを介して対向する使用姿勢と、枠内面26が使用姿勢の外へ退避する不使用姿勢とに姿勢変更できる。より詳しくは、櫛ケース12を本体ケース1から分離したのち、毛受枠4を中心軸線Pに沿って抜き外し、その姿勢を中心軸線Pの回りに180度反転したうえで、連結リング22を連結軸31に圧嵌係合し、連結リング22の遊端を位置決め突起32で受け止めることにより、毛受枠4を回転不能に装着保持できる。こののち、櫛ケース12を本体ケース1に対して再装着することにより、連結リング22を分離不能に固定できる。多くの場合は、図5に想像線で示すように、不使用姿勢における捕捉部20は、使用位置から連結軸31の回りに180度変位した位置に保持しておく。なお、毛受枠4は櫛ケース12で抜け止め保持する必要はなく、櫛ケース12を固定する連結凹部16と連結リブ15の係合構造と同様に、連結リング22と連結軸31との間に設けた係合構造で抜け止め保持することができる。
上記のように構成したまつ毛整形具の各部の寸法を図6に示す。図6において符号Cは整形ヘッド2の幅寸法、Dは毛受枠4の幅寸法である。符号Eはヒーターの幅寸法、Fは整形ヘッド2の厚み寸法、Gは毛受枠4の厚み寸法である。これらの各部の寸法関係は、以下の各式を満足するように設定する。式1−(C>D)、式2−(F>G)、式3−(D≧E)。
式1を満足するように、整形ヘッド2の幅寸法Cと毛受枠4の幅寸法Dとを設定することにより、まつ毛をカールする際に上まぶたに接触する毛受枠4の幅寸法をできるだけ小さくして、毛受枠4がカール状況を目視するときの邪魔になるのをよく防止できる。したがって、まつ毛のくせ付けをより的確に行なうことができる。
式2を満足するように、整形ヘッド2の厚み寸法Fと毛受枠の厚み寸法Gとを設定することにより、まつ毛をカールする際に上まぶたに接触する毛受枠4の厚み寸法をできるだけ小さくして、まつ毛の根元に近い側を整形ヘッド2でカールでき、したがってまつ毛のくせ付けをより的確に行なうことができる。まつ毛をまつ毛導入隙間Eへ導入するとき、毛受枠4が邪魔になるのを防止し、あるいは鏡に写った目許の周りの視野を妨げるのを防止できる。
式1と式3を同時に満足することにより、ヒーター10が肌面に対して直接臨むのを避けて見た目の恐怖感を緩和できる。さらに、例えば毛受枠4が湾曲して整形面3が皮膚面に近づくような場合であっても、ユーザーに熱い感じを与えるのを防止できる。また、ヒーター10の伝導熱によって櫛ケース12の表面温度が一定以上に高くなるのを防ぎながら、ヒーター10の放射熱によって毛受枠4の表面温度が高くなるのを防ぐことができる。したがって、毛受枠4や櫛ケース12が敏感な肌面に直接触れる場合でも、ユーザーに熱い感じを与えることなくカール作業を円滑に行なえる。
本体ケース1と、整形ヘッド2と、毛受枠4との三者は以下の配置関係にあることが好ましい。図6に示すように、起立したまつ毛整形具を平面から見る状態において、本体ケース1の断面外郭線を、本体ケース1のグリップ部分の中心軸線Pを通る平面Hで区分するとき、前記平面で区分された一方の領域に整形ヘッド2を配置し、他方の領域で中心軸線Pの近傍に毛受枠4を配置する。この実施例では、毛受枠4が後者領域内にあり、しかも枠内面26が中心軸線Pを通る平面H上に位置するようにした。
上記構成のまつ毛整形具は、片手で本体ケース1を握り、スイッチノブ7をオン状態にしてヒーター10を加熱した状態で使用する。まず毛受枠4が上部に位置する状態で、まつ毛整形具を概ね水平に保持し、まつ毛導入隙間Eにまつ毛が入込むように整形ヘッド2および毛受枠4を、まつ毛の一端から他端へ向かって動かす。このとき、毛受枠4の突端に整形ヘッド2の突端より突出するまつ毛導入部21を設け、さらに整形ヘッド2の突端とまつ毛導入部21に、それぞれまつ毛導入隙間Eへ向かって傾斜するガイド面17、および導入面28を設けているので、まつ毛をまつ毛導入隙間Eに容易に導入案内できる。
次に、まつ毛の下面側に整形ヘッド2の整形面3を押し当て、両櫛歯13・14の間の隙間にまつ毛を導入する。この状態で、図7に示すようにまつ毛を上向きにすくいあげながら、整形ヘッド2を毛受枠4を中心にして矢印Jで示すように回転操作して、まつ毛をヒーター10で加熱しながら上向きにカールする。図7に示す状態のままで、整形ヘッド2および毛受枠4を顔面から離れる向きに移動することにより、まつ毛の毛先部分まで確実にカールできる。
上記のくせ付け時には、まつ毛の根元側や中途部が、毛受枠4の側面と枠内面26との隣接隅部で受け止め保持される。そのため、整形面3や櫛ケース12で上向きに押し上げられるとき、まつ毛がこれら両者3・12に同行して揺れ動こうとするのを毛受枠4で規制できる。つまり、毛受枠4でまつ毛の移動を緩やかに規制した状態で、まつ毛を的確にカール変形できる。したがって、従来のこの種のまつ毛整形具に比べると、まつ毛をより短い時間で自然な感じにカールさせることができる。しかも、一般ユーザーであっても簡単にまつ毛を的確にカールすることができる。まつ毛をくせ付けするときはまつ毛を櫛歯24で捕捉して、まつ毛が毛受枠4に沿って横移動するのを規制できるので、隣接する櫛歯24の間に捕捉されたまつ毛の一群を適正にくせ付けできる。
また、まつ毛の離れた部位を整形ヘッド2と毛受枠4とで受け止めてくせ付けを行なうので、まつ毛を機械的に密着挟持してくせ付けを行なう場合に比べて、まつ毛が痛むのを解消し、まつ毛本数が減るのを阻止できる。さらに、両櫛歯13・14の間の隙間を通過する間にまつ毛をヒーター10で加熱するので、まつ毛が不必要に加熱されて痛むのを防止できる。
図7に示すように、毛受枠4を顔面に接当した状態においては、その枠外面が上まぶたに密着するが、枠外面の殆どは凹部25によって占められており、しかも凹部25の表面積が大きく、肌面と毛受枠4との接触面積を充分に小さくできる。したがって、毛受枠4がヒーター10で加熱されていたとしても、肌面における熱い感じを和らげることができる。片方の目のまつ毛のくせ付けが終了したら、本体ケース1を逆の手に持変えて左右逆向きにした状態で、他方の目のまつ毛をくせ付けする。このように、左右逆向きに使用するときでも、同じようにくせ付けを行なうために、毛受枠4の左右両側に櫛歯24を設けている。
下まぶた側のまつ毛は上まぶた側のまつ毛に比べて長さが短く、そのため、下まぶた側のまつ毛をくせ付けする場合には毛受枠4が邪魔になる。その場合には、毛受枠4を使用位置から連結軸31の回りに180度変位した不使用位置(図5の想像線で示す位置)に保持して、整形面3を下まぶた側のまつ毛に直接押し付けて押し下げ、まつ毛を下向きにカールさせる。上まぶたのまつげの長さが短いユーザーの場合には、同様に整形面3を上まぶた側のまつ毛に直接押し付けてくせ付けを行なってもよい。
先に説明したように、まつ毛をカールするときは、毛受枠4を中心にして整形ヘッド2を上向きに回転操作する。このとき、図6にように本体ケース1の前半領域に整形ヘッド2を配置し、後半領域内の中心軸線Pの近傍に毛受枠4が配置してあると、本体ケース1(グリップ)の回転動作と整形ヘッド2の回転動作とが一致しやすくなる。したがって、一般ユーザーであっても先の回転操作を常に安定した状態で行なって、まつ毛のカールを円滑にしかも確実に行なうことができる。
以下に、まつ毛整形具の変形実施例を示す。各変形実施例においては、実施例1で説明したまつ毛整形具と大きく異なる部分に限って説明し、実施例1で説明したまつ毛整形具と同じ部材には同じ符号を付して、その説明を省略する。
(実施例2) 図8のまつ毛整形具は、基本的に実施例1と同じ構造に構成して、毛受枠4を使用姿勢と不使用姿勢とに変位操作するための構造を変更したものである。そこでは、毛受枠4の基端に設けた旋回軸35を本体ケース1で旋回自在に軸支して、不使用姿勢における毛受枠4を想像線で示すように本体ケース1の外面に沿って保持できるようにした。
(実施例3) 図9のまつ毛整形具は、実施例2と同様に毛受枠4を使用姿勢と不使用姿勢とに変位操作するための構造を変更したものである。そこでは、毛受枠4の全体を、本体ケース1に対してケース中心軸に沿ってスライド出退可能に組み込んで、不使用姿勢における毛受枠4を、想像線で示すように本体ケース1の収容部36内に収納できるようにする点が先の実施例と異なる。
(実施例4) 図10のまつ毛整形具は、整形ヘッド2と毛受枠4のそれぞれを湾曲状に形成して、まつ毛導入隙間Eを湾曲空間で形成する点が先の実施例と異なる。この場合には、まつ毛導入部21の湾曲半径を捕捉部20の湾曲半径より小さくして、導入面28をまつ毛導入隙間Eへ向かって傾斜する湾曲面で形成する。
(実施例5) 図11のまつ毛整形具は、実施例4と同様に、整形ヘッド2と毛受枠4のそれぞれを湾曲状に形成した。そのうえで、毛受枠4の基端をピン38で揺動可能に軸支し、毛受枠4の全体を操作レバー39で使用姿勢と、使用姿勢を越えて整形面から離れるまつ毛導入姿勢とに切り換え操作できるようにした。操作レバー39はピン40で揺動可能に軸支されて、ねじりコイル形のばね41で待機付勢してある。毛受枠4と操作レバー39とは、連結ピン42と長穴を介して連動可能に連結してある。また、毛受枠4の基端を櫛ケース12に設けたストッパー43で受け止めることにより、毛受枠4を使用姿勢に位置保持できるようにしている。
この実施例では、操作レバー39をばね41に抗して本体ケース1側へ引き寄せ操作することにより、毛受枠4を整形面3と対向する使用姿勢と、使用姿勢を越えて整形面3から離れるまつ毛導入姿勢とに姿勢変更できる。したがって、まつ毛整形具の全体をまつ毛に沿って移動させる必要がなく、毛受枠4をまつ毛導入姿勢にした状態で整形ヘッド2をまつ毛の下面側に位置させ、その状態で毛受枠4を使用姿勢に戻すことにより、まつ毛をより簡便にまつ毛導入隙間に導入することができる。
(実施例6) 個々のユーザーのまつ毛の太さ、長さ、およびまつ毛密度にはばらつきがあり、こうしたばらつきに対応してまつ毛導入隙間Eの値を変更することにより、くせ付け作業をより効果的に行うことができる。こうした要請に応えて、まつ毛導入隙間Eの値を大小に変更できるようにしたまつ毛整形具を図12に示す。そこでは、毛受枠4の基端に設けたスライド片46を、本体ケース1に設けた斜めのガイド溝47で移行案内して、まつ毛導入隙間Eの値を大小に変更できるようにした。スライド片46をガイド溝47の下端に位置させた状態では、まつ毛導入隙間E1の値を小さくでき、逆に、スライド片46をガイド溝47の上端に位置させた状態では、まつ毛導入隙間E2の値を大きくできる。
(実施例7) 図13のまつ毛整形具は、実施例6と同様にまつ毛導入隙間Eの値を大小に変更できるようにしたものである。そこでは、ヒーターホルダー11の前後面のそれぞれにヒーター10・10を収容し、その前後の開口に多段リブ状の櫛歯13・13を設けて整形ヘッド2とした。この場合には、櫛ケース12を省略している。ヒーターホルダー11は、本体ケース1の中心から僅かに偏寄する位置に設ける。この実施例では、毛受枠4を実線で示す使用位置で整形面3と正対させる場合と、毛受枠4を想像線で示す使用位置で整形面3と正対させる場合とで、それぞれまつ毛導入隙間E1・E2の値を大小に変更できる。毛受枠4の両使用位置の間の姿勢変更は、実施例1で説明した連結リング22の連結軸31に対する装着位置を180度変更することで行なうことができる。
(実施例8) 図14のまつ毛整形具は、櫛ケース12に形成される櫛歯14の歯形状を変更した実施例である。そこでは櫛歯14を整形ヘッド2の基端側へ向かって傾斜する斜面14aと、まつ毛を捕捉する立壁14bとで鋸歯状に形成した。立壁14bは整形面3とほぼ直交する面壁で形成する。したがって櫛歯14で捕捉されたまつ毛は、立壁14bで確実に受け止められて横方向へ移動するのが規制される。この場合には図14に示すように、数本のまつ毛が斜面14aと立壁14bで捕捉されて、ヒーター10の放射熱によって加熱される場合と、まつ毛がヒーターホルダー11側の櫛歯13の間に入り込んで加熱される場合とがある。
(実施例9) 図15のまつ毛整形具は、まつ毛導入部21の先端に設けた梳分け部29の変形例を示す。図15(a)では、毛導入部21の先端に複数個の突起29aを設けて梳分け部29とした。図15(b)では、毛導入部21の先端を整形面3と平行なへら状に形成して梳分け部29とした。図15(c)では、毛導入部21の先端を整形面3と直交するへら状に形成して梳分け部29とした。
上記の実施例以外に、毛受枠4の枠外面に形成した凹部25に変えて、多数個の突起を枠外面に形成してもよい。整形ヘッド2の断面は概ね四角形状となるが、その場合の整形面3、整形面3に連続する左右側面、整形面3と対向する前面のそれぞれは、外突状の湾曲面で形成することができる。同様に、毛受枠4の四角形断面を構成する枠内面26、枠内面26に連続する枠側面、枠内面26と対向する枠外面のそれぞれは、外突状の湾曲面で形成することができる。整形ヘッド2と毛受枠4の各辺部の湾曲面は、中心軸線Pに沿う湾曲面と、中心軸線Pと直行する向きに沿う湾曲面とのいずれであってもよく、両方の湾形状を含む3次元湾曲面であってもよい。整形面3および枠内面26は、互いに対向相手側へ向かって膨出する湾曲面で形成することができる。ヒーターホルダー11の外面にまつ毛を梳き流す櫛歯を設けることができ、その場合にはヒーターホルダー11の櫛歯でまつ毛を直接梳き流すことができるので、櫛ケース12を省略することができる。
上記の実施例では、整形ヘッド2の側に限ってヒーター10を設けたが、必要があれば毛受枠4の側にもヒーターを設けることができる。その場合には、毛受枠4の側のヒーターの熱出力が、ヒーター10の熱出力より小さくなるように設定することが好ましい。このように設定したまつ毛整形具によれば、まつ毛の複数箇所を同時に加熱してまつ毛のくせ付けをより的確に行なえるうえ、肌面に近い側の毛受枠4の温度を低くして、肌面における熱い感じを和らげ、ユーザーの安心感を向上できる。
まつ毛整形具の正面図である。 整形ヘッドの一部を分解した状態の背面図である。 整形ヘッドの一部を破断した正面図である。 図3におけるA−A線断面図である。 図3におけるB−B線断面図である。 本体ケースと整形ヘッドおよび毛受枠の配置構造を示す概略平面図である。 まつ毛整形具の使用状態を示す説明図である。 実施例2に係るまつ毛整形具の正面図である。 実施例3に係るまつ毛整形具の正面図である。 実施例4に係るまつ毛整形具の正面図である。 実施例5に係るまつ毛整形具の一部破断正面図である。 実施例6に係るまつ毛整形具の正面図である。 実施例7に係るまつ毛整形具の横断平面図である。 実施例8に係るまつ毛整形具の正面図である。 梳分け部の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 本体ケース
2 整形ヘッド
3 整形面
4 毛受枠
10 ヒーター
11 ヒーターホルダー
12 櫛ケース
21 まつ毛導入部
24 櫛歯
E まつ毛導入隙間

Claims (17)

  1. グリップを兼ねる本体ケース(1)の一端に整形ヘッド(2)を有し、整形ヘッド(2)の整形面(3)に臨んでまつ毛を加熱するヒーター(10)が配置してある加熱型のまつ毛整形具であって、
    整形ヘッド(2)に、整形ヘッド(2)で押圧されたまつ毛を受け止める毛受枠(4)が、まつ毛導入隙間(E)を介して整形面(3)と対向配置してあることを特徴とするまつ毛整形具。
  2. 整形ヘッド(2)に沿って設けた毛受枠(4)の突端に、まつ毛をまつ毛導入隙間(E)へ向かって導入案内するまつ毛導入部(21)が設けられており、
    まつ毛導入部(21)が整形ヘッド(2)の突端より外方へ突出してある請求項1記載のまつ毛整形具。
  3. 整形ヘッド(2)の突端に、まつ毛をまつ毛導入隙間(E)へ向かって導入案内するガイド面(17)が傾斜する状態で形成してある請求項1または2記載のまつ毛整形具。
  4. まつ毛導入部(21)が、その基端から先端へ向かうに従い整形面(3)から離れる向きに傾斜させてある請求項2または3記載のまつ毛整形具。
  5. 整形ヘッド(2)の幅寸法を(C)とし毛受枠(4)の幅寸法を(D)とするとき、(C>D)を満足できるように整形ヘッド(2)の幅寸法と毛受枠(4)の幅寸法とが設定してある請求項1から4のいずれかに記載のまつ毛整形具。
  6. 整形ヘッド(2)の厚み寸法を(F)とし毛受枠(4)の厚み寸法を(G)とするとき、(F>G)を満足できるように整形ヘッド(2)の厚み寸法と毛受枠(4)の厚み寸法とが設定してある請求項1から5のいずれかに記載のまつ毛整形具。
  7. 整形面(3)に臨むヒーター(10)の幅寸法を(E)とするとき、(C>D)を満足し、さらに(D≧E)を満足できるようにヒーターの幅寸法が設定してある請求項5または6記載のまつ毛整形具。
  8. 毛受枠(4)の左右側面の少なくとも一方に、まつ毛を梳く櫛歯(24)が形成してある請求項1から7のいずれかに記載のまつ毛整形具。
  9. まつ毛導入隙間(E)を介して整形面(3)と対向する毛受枠(4)の枠内面(26)が平坦面で形成してある請求項8記載のまつ毛整形具。
  10. 毛受枠(4)の枠外面に、皮膚への接触面積を小さくするための突起と凹部(25)の少なくともいずれか一方が形成してある請求項1から9のいずれかに記載のまつ毛整形具。
  11. 毛受枠(4)が、整形面(3)とまつ毛導入隙間(E)を介して対向する使用姿勢と、使用姿勢の外へ退避する不使用姿勢との間で姿勢変更可能に本体ケース(1)に設けてある請求項1から10のいずれかに記載のまつ毛整形具。
  12. 毛受枠(4)が、整形面(3)と対向する使用姿勢と、使用姿勢を越えて整形面から離れるまつ毛導入姿勢とに姿勢変更可能に本体ケース(1)で支持されている請求項1から11のいずれかに記載のまつ毛整形具。
  13. 毛受枠(4)が本体ケース(1)に対して変位可能に組み付けられて、使用姿勢における毛受枠(4)と整形面(3)との対向間隔を変更できる請求項1から12のいずれかに記載のまつ毛整形具。
  14. 整形面(3)に設けた櫛歯(14)が、整形ヘッド(2)の基端側へ向かって傾斜する斜面(14a)と、まつ毛を捕捉する立壁(14b)とで鋸歯状に形成してある請求項1から13のいずれかに記載のまつ毛整形具。
  15. 本体ケース(1)の断面外郭線を、本体ケース(1)の中心軸線(P)を通る平面(H)で区分するとき、前記平面(H)で区分された一方の領域に整形ヘッド(2)が配置され、他方の領域で前記中心軸線(P)の近傍に毛受枠(4)が配置してある請求項1から14のいずれかに記載のまつ毛整形具。
  16. 毛受枠(4)の先端に、マスカラ液で固まったまつ毛を梳いて分化する梳分け部(29)が形成してある請求項1から15のいずれかに記載のまつ毛整形具。
  17. 梳分け部(29)が、整形面(3)と直交する向きのへら状に形成してある請求項16記載のまつ毛整形具。
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