JP2009189332A - ペット用発光紐装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】夜間でも、リードに繋いだペットと、ペットを散歩させる飼い主との存在を周囲に明示的に報知し、安全を確実に確保する。
【解決手段】バッテリ6、および、該バッテリ6により発光する発光素子5と、これらを内蔵するケース2と、一端3aはケース2に位置決め固定され、他端には、コイル状に巻かれて内部にリード8が遊びを持って挿入されるコイル部3bが形成される紐部材8とを具備するようにする。また、コイル部3aの長さを、ペットDの首部近傍に生える毛の長さよりも長く設定し、毛にコイル部3bが埋もれないようにする。また、プラスチック光ファイバー製の紐部材3に、孔3fや凹部を設けて、発光素子5の光をここからも発光させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、犬や猫等のペットを散歩させる引き綱(リード)に装着して使用する発光ダイオード(LED=Light Emitting Diode)を用いたペット用発光紐装置に関する。
従来、犬の首輪やリードに発光素子を装着し、発光素子を点滅させる技術として、例えば、特許文献1や特許文献2に記載の技術が知られている。この技術は、握り部に設けた電池ケースを電源とし、この電源によりリードや首輪に装着した発光素子を点滅させることで、周囲に対してペットおよび飼い主の存在を明示する構成のものである。しかし、この特許文献1に記載の技術では、毛の長い犬の場合には、首輪は毛の中に埋まり、外部から視認しにくいので、歩行の安全を期しがたく、また、リードには犬の強い引っ張りによる張力が作用するので、各発光素子間を結線する電線が切損し、発光素子が点滅しない場合がある。特許文献3に記載の技術は、リードを、蛍光剤を含有する熱可塑性ポリウレタンエラストマーにより形成し、このリードの一端にLEDからの光を入射させ、リードを蛍光体との相乗作用で発光させるようにしている。また、特許文献4に記載の技術のリードは、中空管の内側に電線を配線し、中空管の外側に細い複数本の光ファイバーを撚り線にして包囲して形成し、リードの両端に上記の電線で発光素子を接続した構成のものである。
特開2003−158939号公報 特開2003−47361号公報 特開2001−279587号公報 実用新案登録第3099625号公報
しかしながら、上記の特許文献3に記載の技術にあっては、リード自体の発光に限界があるだけでなく、リードそのものに張力が作用するので、リードがLEDからから離れがちとなり、LEDの入射光が低減する虞もある。また、ペット用のリードのように、繰り返し張力が作用する状況では、リードの機械的強度や耐久性を十分に高めることが難しいという問題がある。さらに、上記特許文献4の技術では、多数の光ファイバーを撚り線に束ねる加工を必要とするだけでなく、リードに大きな張力が作用した場合には、特許文献1や特許文献2の場合と同様に、光ファイバーが切損または折損しやすいという問題がある。
本発明は、上記技術的課題に着目してなされたものであり、夜間にペットを散歩させる場合でも、安定して、ペットおよび飼い主の存在を周囲に明示的に報知でき、安全を確実に確保できるペット用発光紐装置を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、バッテリと、該バッテリにより発光する発光素子と、前記バッテリ及び前記発光素子を収容するケースと、一端は該ケースに位置決め固定され、他端には、コイル状に巻かれて内部にリードが遊びを持って挿入されるコイル部が形成される導光性の紐部材と、を具備することを特徴とするペット用発光紐装置である。
本発明では、紐部材にコイル部を形成し、このコイル部にリードが遊挿されるように構成されるので、リードを把持してペットを散歩させるとき、紐部材はケースから垂らしたコイル部でリードに保持させることができる。これにより、首輪に繋がれたリードを把持してペットと一緒に夜間に散歩する際、発光素子(LED)の光は紐部材内を通って少なくとも彎曲度または屈曲度の高いコイル部で発光する。このため、ペットの近い部位を発光させることができるので、周囲に犬や猫等ペットや飼い主の存在を報知することができ、安全な散歩を実現できるようになる。ペットが不意にリードを引っ張ったり、自動巻き取り式のリードが伸縮したりしても、その張力や伸縮は紐部材に作用しないので、紐部材が切損することを防止できる。
(2)本発明はまた、前記紐部材をプラスチック光ファイバーで形成したことを特徴とする。
本発明では、例えば、紐部材として、コア材料にアクリル等、クラッド材料にフッ素系樹脂等を使用したプラスチック光ファイバー(Plastic Optical Fiber)を用いることにより、発光効率をより高めることが可能となる。
(3)本発明はまた、前記コイル部の軸長を、ペットの首部近傍に生える毛の長さよりも長く設定したことを特徴とする。
これによれば、紐部材のコイル部の自由端がペットの首輪近傍に着座した場合でも、コイル部の長さをペットの毛の長さよりも長く設定しているので、コイル部全体が毛の中に埋没することがない。そのため、外部からコイル部の発光を視認することができ、安全な散歩ができるようになる。
(4)本発明はまた、前記コイル部の軸長を、5センチメートル以上に設定したことを特徴とする。
一般的に、体毛の長いペットであっても、コイル部が5センチ以上あれば、体毛内への全コイル部の埋没を回避することが可能となる。より好ましくは8センチメートル以上にする。
(5)本発明はまた、バッテリと、該バッテリにより発光する発光素子と、前記バッテリ及び前記発光素子を収容するケースと、一端が該ケースに位置決め固定された導光性の紐部材と、該紐部材に設けられ、ペットの首輪に結合するリードが遊びを持って挿入されるリングと、を備え、ペット散歩時には、前記発光素子から前記紐部材に入射される光により、前記ケースから垂らした前記紐部材が発光するように構成されたことを特徴とするペット用発光紐装置である。
これによれば、紐部材は、リードを遊挿するリングに設けているので、リードがペットからの強力な力により引っ張られても、紐部材にはリードからの張力が伝達されないので、紐部材が切損する事態を良好に阻止できるようになる。
(6)本発明はまた、前記リングは、前記紐部材に沿って間隔を存して複数個設けられることを特徴とする。
これによれば、紐部材をリードに沿って安定的に装着することが可能となる。
(7)本発明はまた、少なくとも前記首輪に近い位置に存する前記リングを金属で形成したことを特徴とする。
本発明によれば、紐部材に設けられる複数のリングのうち、首輪に近い位置に存する最下位のリングを金属で形成しているので、このリングが錘となって、紐部材をリードに沿ってケースから安定的に垂らして散歩することができる。
(8)本発明はまた、前記紐部材に、光拡散部を設けたことを特徴とする。
これによれば、導光性の紐部材の光拡散部によって、紐部材に入射された発光素子の光は、コイル部だけでなく、この光拡散部近傍でも発光させることができる。例えば、光拡散部を紐部材に沿って複数個所に形成すれば、紐部材の存在をより確実に報知することが可能となる。
(9)本発明はまた、前記光拡散部は、前記紐部材に形成される孔または凹部であることを特徴とする。
これによれば、例えば、光拡散部として、プラスチック光ファイバー製の紐部材に孔または凹部を設けているので、紐部材に入射された発光素子の光は、この孔または凹部の壁面で反射して、発光させることができる。
(10)本発明はまた、ケースに収納されたバッテリに電気接続した電線を、前記ケースから引き出し、引き出された該電線に複数個の発光素子を所定間隔を存して電気接続し、かつ、該電線に対して、ペットの首輪に結合するリードが遊びを持って挿入される複数個のリングを所定間隔で取り付け、ペット散歩時には、前記ケースから垂らした前記発光素子を発光させるように構成したことを特徴とするペット用発光紐装置である。
これによれば、ケースから延びる電線に複数個の発光素子を設け、かつ、電線に設けた複数個のリングにリードを遊挿しているので、リードにペットによる張力が作用しても、その張力は電線には伝達しない。このため、電線の断線を確実に阻止でき、発光素子を安定的に発光させることができ、ペットの安全な散歩を実現できるようになる。
本発明によれば、ペット用発光紐装置をペットからリードに作用する張力の影響を受けることなく支持しているので、ペット用発光紐装置を安定して発光させることが可能となる。これにより夜間にペットを散歩させる場合、ペットおよび飼い主の存在を周囲に明示的に報知でき、安全を確実に確保できるペット用発光紐装置を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図を参照して詳述する。
(第1実施形態)
図1(a)は第1実施形態に係るペット用発光紐装置1の外観斜視図、同図(b)はケースの内部構造の概要を拡大して示す平断面図、図2はペット用発光紐装置1をリードに遊挿した状態を示す外観斜視図である。
ペット用発光紐装置1は図1(a)、同図(b)に示されるように、ケース2と、ケース2から引き出された紐部材3とを具備する。ケース2には、回路基板4に実装される発光素子5と、この発光素子4に電気接続される2個のボタン型バッテリ6とが内蔵される。
紐部材3はコア材料にアクリル等、クラッド材料にフッ素系樹脂等を素材とする柔軟性を有するプラスチック光ファイバーで形成される。その一端3aにおける切断端面は、上記のケース2内に臨み、発光素子5に近接して対向配置した形態で位置決め固定される。
発光素子5は、青、赤、緑等適宜の発光色を有するものが用いられると共に、その点滅間隔を適宜に制御する制御回路部が回路基板4に実装されている。
紐部材3の他端側には、同じコイル外径を有するコイル状に巻かれた伸縮可能なコイル部3bが形成され、そこにペット散歩用の把持部7から延びるリード8が遊挿される。紐部材3のバッテリ6からコイル部3bの自由端までの長さは、リード8の最大長と同じから、それより若干短い長さであることが好ましい。コイル部3bには、その内部をリード8のフック9が遊挿され、犬の首輪10(図3参照)に係脱自在に連結されるようになっている。コイル部3bの軸方向全長は、最も収縮した状態で50mm以上、好ましくは80mm前後であることが好ましく、これにより例え首周りの毛が長い犬であっても、コイル部3bが毛に埋まらないように考慮している。コイル部3bは、自体がばね機能を有するので、疎密に伸縮変形でき、かつ、自由に撓み変形可能に形成される。また、コイル部3bの内径はリード8を遊挿できる内径であれば、特に制限はない。これにより、紐部材3はリード8から干渉されることなくリード8に沿って伸縮、撓み変形し、かつ、相対移動ができるようになっている。
一方、ケース2には、ON−OFFスイッチ11が設けられ、スイッチ11を操作することで、バッテリ6と発光素子5との電気接続を開閉制御し、発光素子5を点灯(点滅)させたり、消灯させたりできるようになっている。
こうして、ペット用発光紐装置1は、スイッチ11が投入されて発光素子5がバッテリ6に導通されると、発光素子5が発光する。発光したその光は紐部材3の一端3aに入射され、紐部材3の内部を透過していく。これにより、紐部材3の途中で撓んで彎曲した個所や、上記のコイル部3bにおいて発光素子5の光で発光するようになっている。スイッチ11を開にすると、発光素子5は消灯し、発光は中止する。
本第1実施形態に係るペット用発光紐装置1の使用について説明すると、図2に示すように、まずリード8のフック9をコイル部3bに遊挿し、次いで、図3のように、フック9を首輪10の所定個所に連結し、犬Dをリード8に繋ぎ、把持部7を握ると共に、空いたもう片方の手にケース2を握り、スイッチ11を閉操作してバッテリ6の電流を発光素子5に導通させる。これにより、犬Dをリード8に繋いで散歩させることができる。ケース2は把持部7を握る手に同時に把持してもよいが、左右の手に別々に把持してもよく、また、不図示の係合部材を介してケース2を把持部7に係合保持するようにしてもよい。
こうして、本第1実施形態によれば、発光素子5は点滅して発光し、その光は紐部材3を透過していく。このため、少なくともコイル部3bは発光素子5から発する光により発光するので、夜間におけるペット散歩時でも、ペットと、その飼い主の存在を明瞭に視認させることができ、安全な散歩を確保できる。
また、コイル部3bの軸方向全長は80mm程度の長さに設定することで、ペットの毛の長さよりも長い。このため、毛の長い犬Dにペット用発光紐装置1を装着しても、首部に着座するコイル部3bが完全に毛に埋まってしまうことがなく、その上方部が毛の中から外部に露呈する。このため、発光するコイル部3bを視認することが可能となる。
また、ペット用発光紐装置1は図4に示すように、毛の短い犬Dに適用した場合には、コイル部3bの略全長が外部に露呈するので、それだけ発光する長さが長くなるので、安全な散歩を有利に行うことができ、コイル部3bの存在により犬種を選ばないペット用発光紐装置1を得ることができる。
また、コイル部3bはコイル状の形態を有するので、犬Dが瞬間的にリード8を引っ張るように飛び出す動作をしても、紐部材3にはリード8に作用する外力が作用せず、ただ単にコイル部3bの線間距離が密から疎の状態に大きくなるだけであるので、コイル部3bの損傷を完全に回避できる。
なお、上記の第1実施形態の変形例としては種々のものが考えられる。例えば、上記第1実施形態のコイル部3bは一個のコイル部で形成したが、図5(a)に示す変形例のように、例えば3個の短巻きのコイル部3c〜3eを互いに連ねて構成した態様のペット用発光紐装置12とすることも可能である。係る変形例の構成とすることで、コイル部3c〜3eにリード8を遊挿することで、コイル部3bがリード8に柔軟に対応して保持され、かつ、発光する個所がコイル部3c〜3eごとに増加するので、それだけ発光による視認性を向上できる。なお、分割する数は、複数個の中でもこの変形例のように3個に限定されないことは勿論である。また、ここではコイル部3c〜3eの巻数が約6回転の場合を示しているが、本発明はそれに限定されず、1回以上であればその回数は問わない。
また、図5(b)に示す別の変形例のように、紐部材3のコイル部3bおよびコイル部3bの形成されていない紐部材3に、光拡散部となる孔3fあるいは不図示の凹部を、ところどころに設ける構成とすることもできる。係る変形例の構成によれば、紐部材3の中を透過してくる発光素子5からの光は、孔3や凹部の壁面で反射して外部に放出されるので、紐部材3にあたかも光る点を付けたような感を呈して発光するので、ペットを安全に散歩させるのに好都合である。
(第2実施形態)
図6に示す第2実施形態を説明する。第2実施形態が上記の第1実施形態と構成上相違する点は、第1実施形態では紐部材3にコイル部3bを設けた構成であるのに対して、本第2実施形態に係るペット用発光紐装置13では、コイル部を設けない代わりに、3個のリング14を間隔を存して紐部材15に設けた構成にしている点で相違し、紐部材15の材質、およびケース2の構成は両者共通する。以下、相違する点を中心に説明する。
すなわち、少なくとも首輪10(図3参照)に近い位置、換言すると最下位に存するリング14は金属製で形成され、各リング14はリード8が遊挿される大きさの内径を有する。これにより、リング14にリード8が遊挿された紐部材13は、ケース2を把持したときに、最下位の金属製リングが錘の役目を有するので、リード8に案内されて首輪の上方に着座させることができ、便利である。
ペットを散歩させるときには、発光素子5から紐部材15に入射される光により、ケース2から垂らした紐部材15が発光するように構成される。
このように、本第2実施形態に係るペット用発光紐装置13のリング14に、リード8を遊挿し、リード8の自由端に設けたフック9を犬の首輪10に係合させて散歩することができる。
このため、ケース2のスイッチ11を操作して、発光素子5を発光させると、その光は紐部材15に入射されるので、紐部材15を発光させることが可能となる。これにより、本第2実施形態でも、上記の第1実施形態と同様に、図6に示す状態のフック9を首輪10に係合させ、ケース2と把持部7を手に持つことで、紐部材13が発光し、これにより、犬の散歩を夜間でも安全に行うことができる。
なお、本第2実施形態では、リング14はその全てを金属製で形成してもよく、また、紐部材15と同様のプラスチック光ファイバー、あるいはこれとほぼ同等の透孔性の機能を有する合成樹脂材を素材として形成したものでもよい。これにより、紐部材13とリング14との係合個所16も発光させることができ、好都合である。
(第3実施形態)
図7に示す第3実施形態に係るペット用発光紐装置17が、上記の第2実施形態と相違する点は、第2実施形態の紐部材15はプラスチック光ファイバーで形成したが、第3実施形態の紐部材18は、配線19を合成樹脂材で被覆した被覆電線として形成され、被覆電線18の途中に表面実装チップタイプの発光素子20を配線19に電気接続した構成を有する点で大きく相違する。各発光素子20近傍の被覆電線18には、ほぼ等間隔で合成樹脂材あるいは金属等で形成されるリング21が取り付けられる。各リング21間の配線19には、透光性を有する透明のシリコン樹脂材20aで封止されて水密性を保持した発光素子20が位置決め固定されている。リング21に、ペットの首輪に結合されるリードが遊挿される。
他方、ケース22には、第1実施形態と同様に、不図示のバッテリが収納され、スイッチ11をON−OFF操作することにより、バッテリ電極を発光素子20に導通させて点滅させたり、非道通にして消灯したりできる。
その他の構成は、上記の第2実施形態とほぼ同じである。
本第3実施形態によれば、把持部7と、リング21にリード8が遊挿されたペット用発光紐装置17のケース22を手に持ち歩いてペットを散歩させるとき、スイッチ11をON操作して発光素子20を発光させることで、夜間でもペットと安全に散歩できる。勿論、上記第1、第2実施形態と同様に、リード8に衝撃的な張力が作用しても、ペット用発光紐装置17には伝わらない。このため、配線19が断線することを確実に阻止でき、安定的に発光素子20を発光させることができる。
なお、本第3実施形態における配線19を、プラスチック光ファイバーで被覆する態様とすることも可能である。また、この場合には、図5(a)のように、リング21も配線19を被覆するプラスチック光ファイバーと一体に形成した一巻き、または二巻き、あるいはその他適宜の巻き数のコイル巻き部を複数個形成し、これにリード8を遊挿させる態様とすることもできる。また、発光素子20を表面実装チップタイプのものを採用し、紐部材18の表面を凹凸のない平滑な表面に形成したが、この代わりに、通常のLEDを採用することも可能である。
以上、本発明を第1〜第3の実施形態により詳述してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明の範囲に含まれるものである。
本発明は、ペットの散歩時にペットに繋いだリードに、ペット用発光紐装置を保持させて、リードと併用する。これにより、ペットと飼い主の安全な夜間の散歩を実現するペット用発光紐装置の製作に利用することができる。
本発明の第1実施形態におけるペット用発光紐装置に係り、(a)はペット用発光紐装置の外観斜視図、同図(b)はケースの内部構造の概要を拡大して示す平断面図である。 第1実施形態におけるペット用発光紐装置がリードを遊挿した状態を示す外観斜視図である。 第1実施形態のペット用発光紐装置を、毛の長い犬に装着した使用状態を示す外観図である。 第1実施形態のペット用発光紐装置を、毛の短い犬に装着した使用状態を示す外観図である。 (a)は第1実施形態の変形例におけるペット用発光紐装置の外観斜視図、(b)は別の変形例における部分拡大外観図である。 本発明の第2実施形態におけるペット用発光紐装置の外観斜視図である。 本発明の第3実施形態に係り、(a)はそのペット用発光紐装置を示す外観斜視図、(b)は(a)のB部拡大断面図である。
符号の説明
1 ペット用発光紐装置
2 ケース
3 紐部材
3a 紐部材の一端
3b コイル部
3c〜3e 短巻きのコイル部
3f 孔
4 回路基板
5 発光素子
6 バッテリ
7 把持部
8 リード
9 フック
10 首輪
11 スイッチ
12 ペット用発光紐装置
13 ペット用発光紐装置
14 リング
15 紐部材
17 ペット用発光紐装置
18 紐部材
19 配線
20 発光素子
21 リング
22 ケース
D 犬

Claims (10)

  1. バッテリと、該バッテリにより発光する発光素子と、前記バッテリ及び前記発光素子を収容するケースと、一端は該ケースに位置決め固定され、他端には、コイル状に巻かれて内部にリードが遊びを持って挿入されるコイル部が形成される導光性の紐部材と、を具備することを特徴とするペット用発光紐装置。
  2. 前記紐部材をプラスチック光ファイバーで形成したことを特徴とする請求項1記載のペット用発光紐装置。
  3. 前記コイル部の軸長を、ペットの首部近傍に生える毛の長さよりも長く設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載のペット用発光紐装置。
  4. 前記コイル部の軸長を、5センチメートル以上に設定したことを特徴とする請求項1、2又は3のいずれかに記載のペット用発光紐装置。
  5. バッテリと、該バッテリにより発光する発光素子と、前記バッテリ及び前記発光素子を収容するケースと、一端が該ケースに位置決め固定された導光性の紐部材と、該紐部材に設けられ、ペットの首輪に結合するリードが遊びを持って挿入されるリングと、を備え、ペット散歩時には、前記発光素子から前記紐部材に入射される光により、前記ケースから垂らした前記紐部材が発光するように構成されたことを特徴とするペット用発光紐装置。
  6. 前記リングは、前記紐部材に沿って間隔を存して複数個設けられることを特徴とする請求項5記載のペット用発光紐装置。
  7. 少なくとも前記首輪に近い位置に存する前記リングを金属で形成したことを特徴とする請求項6記載のペット用発光紐装置。
  8. 前記紐部材に、光拡散部を設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載のペット用発光紐装置。
  9. 前記光拡散部は、前記紐部材に形成される孔または凹部であることを特徴とする請求項8に記載のペット用発光紐装置。
  10. ケースに収納されたバッテリに電気接続した電線を、前記ケースから引き出し、引き出された該電線に複数個の発光素子を所定間隔を存して電気接続し、かつ、該電線に対して、ペットの首輪に結合するリードが遊びを持って挿入される複数個のリングを所定間隔で取り付け、ペット散歩時には、前記ケースから垂らした前記発光素子を発光させるように構成したことを特徴とするペット用発光紐装置。
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