JP2009188958A - 無線パケット通信システム、方法、プログラム、端末及びアクセスポイント - Google Patents

無線パケット通信システム、方法、プログラム、端末及びアクセスポイント Download PDF

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Abstract

【課題】端末増加、再送増加によるアイドル時間増加を防止する。
【解決手段】アクセスポイントに帰属する複数の端末からなる無線パケット通信システムに、自端末に送信すべきパケットがあり他の端末からの送信がない場合送信要求を送ると判断する送信要求送信判断部1103と、送信要求を送ると判断した場合に乱数を生成する乱数生成部305と、生成された乱数に対応する送信要求信号を、直交するリソースを用いて、送信させる送信要求送信部1105と、送信された送信要求信号に対する乱数を保持する乱数保持部1102と、乱数対応の送信要求信号のまとめをアクセスポイントから各複数の端末に直交するリソースを用いてリピートを行う送信要求信号リピート部1201と、直交するリソースを用いて受信した乱数対応の送信要求信号のまとめに基づき乱数保持部を参照して自端末が送信可能かを判断する送信可能判断部1104とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はアクセスポイントに帰属する複数の端末のパケット送信のタイミングを決定する無線パケット通信システムに関する。特に、本発明は、端末が増加するか、または、衝突・無線環境の悪化により再送が増加することにより無線の「アイドル時間」が増加することを防止可能にする無線パケット通信システム、方法、プログラム、端末及びアクセスポイントに関する。
本発明の前提となる自律分散的な無線パケット通信システムの一例が非特許文献1に記載されている。以下に説明を行う。
図25は本発明の前提となる無線パケット通信システムの概略構成を示すネットワーク図である。なお、全図を通して同一の構成要素には同一の符号、記号を付する。
本図に示すように、本発明の前提となる無線パケット通信システム100は、1つ以上のアクセスポイント101と、アクセスポイント101に帰属する複数の端末102−105からなる。アクセスポイント101には有線LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)が接続され、アクセスポイント101と複数の端末102−105の各々との間は無線パケット通信が行われる。
図26は図25における端末の概略構成を示すブロック図である。本図に示すIEEE(米国電気電子学会)802.11 Wireless LAN(以下、WLANと呼ぶ)システムでは各端末102−105内はMAC(Media Access Control)層(レイヤ)201及び物理層(レイヤ)202から構成される。
図27は図25における端末のMAC層の概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、MAC層202には、受信バッファ301、送信バッファ302、DIFS(Distributed Coordination Function Interframe Space)・SIFS(Short Interframe Space)タイマ303、バックオフカウンタ304、乱数生成部305、送信タイミング決定部306及び宛先フィールド検査部307から構成される。
宛先フールド検査部307はパケットの受信時に物理層203で受信されたパケットについてパケット内の宛先フィールド内の情報を基に自端末のパケットであるか否かを検査する。
受信バッファ301は宛先フールド検査部307で検査されたパケットが自端末宛のパケットであり、又は、ブロードキャストパケットであると判断された場合には受信されたパケットを格納し上位層に送出する。
送信バッファ302はパケット送信時にMAC層202よりも上位層で生成されたパケット、又は、MAC層202で生成された、管理・制御パケットを格納する。
DIFS・SIFSタイマ303は受信バッファ301がACK(確認応答)フレーム受信すると送信待機を行うためDIFSと呼ばれる一定時間の計測を行い、さらに、データフレームを受信すると送信待機を行うためSIFSと呼ばれる一定時間の計測を行う。
乱数生成部305はアクセスポイント101から通知された範囲内で乱数を生成する。
バックオフカウンタ304は乱数生成部305で生成した乱数に基づくランダムな送信待機の時間の計測を行い、他の端末102−105との送信待機が一致しないようにする。
送信タイミング決定部306は、送信待機中にはキャリアセンスを行い、他の端末102−105が送信を行うかどうかを常に検査し、もし送信待機中に他の端末102−105が送信を開始したことを検知した場合には上記送信待機を中止し、送信中の端末102−105の送信が終了するかどうか検査を開始し、一方、送信待機中に他の端末102−105の送信開始を検知しなければ、自端末102−105の送信を行う。
このような構成を有するIEEE 802.11 WLANシステムの動作を下記の模式図を用いて説明する。
図28は図25におけるアクセスポイントと端末間のパケットのやりとりの動作を説明する模式図である。本図に示すように、端末102−104が3台無線パケットネットワークを構成しているとする。まず、初めは端末102−104のいずれか無線媒体上にパケットを送信しており、無線が「ビジー」状態となっている。
本発明の前提となるIEEE 802.11 WLANシステムでは、MACにCSMA/CA(Carrier Sense Mutiple Access With Collision Avoidance)方式を用いている。
本図に示すように、CSMA/CAとは、一定時間(Distributed Interframe Space:DIFS)無線が「アイドル」であると各端末102−104が検知した場合、各端末102−104がアクセスポイント101から予め報知パケット(Beacon)で通知されている範囲内での乱数を生成し、(生成した乱数)*(固定時間)の間、送信待機を行う方式である。
本図では、端末102と端末104について端末102が「5」、端末104が「8」の乱数を生成するとする。
送信待機中は、各端末102−104は無線に対して他端末102−104が送信を行うか否かを常に検査している。
もし、送信待機中に他端末102−104が送信したことを検知した場合は送信中の端末102−104の送信が終了するか否か検査を開始する。
一方、送信待機中に他の端末102−104の送信開始を検知しなければ、送信待機後に送信待機を中止し、自端末102−104が送信を行う。
例えば、本図では、端末102は、5*(固定時間)の送信待機後、その間に送信端末103、104を検出できなかったためデータパケット401の送信を行う。
端末102の送信時、端末104は、3スロット分の待機時間を残して送信待機を中止し、端末102のパケット送信終了を待つ。
もし、同一ネットワーク(同一アクセスポイント101の配下)に生成した乱数が同じ値の端末102−104が2台以上存在した場合は「衝突」が生じる。
「衝突」とは、同時刻に2台以上の端末101−104が同一周波数で送信を行ったため、受信側でそれらを分離できず結果的に送信失敗となることを言う。
送信失敗であることは、送信後固定時間経った後に、送信側が意図した端末102−104(パケットの宛先フィールドにあるMACアドレスを持つ端末102−104)からの送達確認応答パケット(Ack)402が来ないことから各送信端末102−104において個別に確認される。
図29は図25におけるアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するフローチャートである。本図に示すように、送信時には、ステップS501、ステップS502において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−104のいずれかが送信中であるとし、各端末102−104は送信すべきパケットが自端末102−104の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。
ステップS503において、もし送信すべきパケットが存在した場合は、自端末102−104以外の端末102−104の送信の終了まで待ち、その終了を検知する。
ステップS504において、キャリアセンスしながら固定時間送信を待機する。
ステップS505において、待機後、他端末102−104からの送信がないか否かを確認する。送信がある場合にはステップS503に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS506において、送信がない場合にはアクセスポイント101から通知された範囲内で乱数を生成する。
ステップS507において、キャリアセンスしながら、生成した乱数*(固定時間)だけパケット送信を待機する。
ステップS508において、送信待機中に他端末102−104の送信を検知し送信がないかを確認する。送信があることを確認した場合には送信待機を中止しステップS503に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS509、ステップS510において、送信がないことを確認した場合にはパケット送信を行い、処理を終了する。
本図に示すように、受信時には、ステップS511、ステップS512において、各端末102−104は受信したパケットが自端末102−104の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS513において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−104宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS512に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS514、ステップS515において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
図30は図29の第1の変形例であり、図25におけるアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するフローチャートである。本図に示すように、図29と比較して、ステップS530において、ステップS522で各端末102−104は送信すべきパケットが自端末102−104の送信バッファ302に存在するか否かを検査し、もし送信すべきパケットが存在しない場合は、処理を送信から受信に切り替え、各端末102−104は受信したパケットが自端末102−104の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。存在しない場合にはステップS510に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS531において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−104宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS522に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS532において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、ステップS510に進み、処理を終了する。
その他の処理は図29と同様である。
図31は図29の第2の変形例であり、図25におけるアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するフローチャートである。本図に示すように、図29と比較して、先に受信時の処理として、ステップS541、ステップS550において、各端末102−104は受信したパケットが自端末102−104の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS551において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−104宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS542に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS552において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、ステップS542に進む。
その他の処理は図29と同様である。
図32は図25におけるアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するシーケンス図である。本図に示すように、シーケンス601において、アクセスポイント101は、自身に帰属している全端末102−105に対して定期的にパケットをブロードキャストする。例えば、IEEE 802.11 WLANでは、Beaconがそれに相当する。同報パケットの中には、乱数の最大値を含む情報が入っており、さらに、端末102−105が生成する乱数生成の範囲指定も含む。
シーケンス602において、その情報を基に、各端末102−105は乱数を生成する。
シーケンス603において、各端末102−105は生成した乱数を基に、カウントダウンを行い、キャリアセンスを行いながら送信待機を行う。
シーケンス604において、最も小さい乱数を生成した、例えば、端末103がデータパケットを送信する。この場合、端末103が初めに乱数を用いたカウントダウン処理が終了するため送信可能となる。
シーケンス605において、このデータパケットに対するAckパケットを、パケットを中継するアクセスポイント101が最小送信間隔で送信端末103に送る。
したがって、本発明の前提となる無線パケット通信システムによれば、第1の問題点は、従来IEEE 802.11WLANが用いているメディアアクセス方式であるCSMA/CA方式では衝突回避に時間軸のみを用いるため、端末が増加するか、または、衝突・無線環境の悪化により再送が増加することにより無線の「アイドル時間」が増加することである。
これは、WLANより上位のレイヤから見るとシステムスループットが低下することに相当し、MACレイヤで見ると無線の使用効率が低下することに相当し、無線媒体の効率的な利用の観点からみてよくない。
このように、アクセスポイントに帰属する複数の端末のデータ送信に関連する従来技術には下記のようなものがある。
従来、効率的かつ信頼性の高いマルチキャスト伝送を行うことが可能なマルチキャスト伝送システムを提供するため、基地局から複数の端末局に対して同報伝送を行うマルチキャスト伝送システムにおいて、端末局にて誤りが検出されると、端末局は、OFDMシンボルを構成するサブキャリアの一部を利用してNAK信号を生成して基地局に送信する。基地局内のレベル判定部は、受信信号レベルがスレッショルドを越えた場合のみ、各端末局にパケットを再送し、端末局数やパケットの通信品質等に基づいて、NAK信号の生成に利用可能なサブキャリアの本数MとNAK信号の生成に必要なサブキャリアの本数Lを決定するため、NAK信号の誤検出確率と検出見逃し確率をともに低くすることができるものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1では、効率的かつ信頼性の高いマルチキャスト伝送を行うが、データ送信時の衝突を回避するものではない。
また、従来、DCFとPCFを効率的に利用することができる無線基地局装置を提供するため、DCF(Distributed Coordination Function )により帰属する移動体端末からのアクセス要求を制御すると共に、無線LANトラヒックの増大によりPCF(Point Coordination Function )を用いて該移動体端末からのアクセス要求をポーリングにより制御するAP1において、STA2の間で送受信されるデータフレームの平均データサイズが一定値を超える状態が所定時間継続した場合、又はAP1に蓄積する送信データの割合が一定値を超える状態が所定時間継続した場合に、DCFからPCFによる通信制御方式に切り替える。従って、毎回RBO時間とDIFS時間分の送信間隔を必要とし、衝突の発生する可能性のあるDCFだけを通信形態として用いる場合に比べ、DCFとPCFの併用により無線媒体占有時間の有効利用が可能となるものもある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献2では、衝突の発生する可能性のあるDCFを通信形態として用いるものがあるが、端末が増加するか、または、衝突・無線環境の悪化により再送が増加することにより無線の「アイドル時間」が増加するのを防止するものではない。
また、従来、CSMA方式の移動通信システムにおいて無線パケットを周期的にアクセスポイントに送信する複数の通信端末の間で、各通信端末が送信時刻を自律的に決定できるようにするため、通信端末は自端末とは異なる他端末又は基地局が送信する無線パケットを受信する受信手段と、受信した無線パケットに含まれている判断基準情報から自端末の周期的な送信タイミングを決定する決定手段と、決定された送信タイミングで無線パケットを基地局に周期的に送信する送信手段とを有する。基地局を変更せずに、周期的なパケットの送信時刻を通信端末が自律的に決定することができ、複数の通信端末の送信時刻を簡易に一意に決定し、パケットの衝突確率を大幅に減らすことができ、HCCAのような集中制御局は必須でなく、通信端末側の変更しか必要とされないものもある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献3では、複数の通信端末の送信時刻を簡易に一意に決定し、パケットの衝突確率を大幅に減らすものであるが、前述のように、端末が増加するか、または、衝突・無線環境の悪化により再送が増加することにより無線の「アイドル時間」が増加するのを防止するものではない。
また、従来、同時に複数の通信が行なわれている際に、他局とのチャネル間干渉が少なく、システムの設計に柔軟に対応可能な、周波数ホッピング変調方式を提供するため、多値周波数シフトキーイング一次変調の周波数スロット間隔と周波数ホッピング二次変調に於けるホッピング周波数間隔とを異なる値とし、拡散変調信号が他局の拡散変調信号と完全に衝突(ヒット)する確率を減らし、これにより同時に複数の通信が行なわれている際に、他局とのチャネル間干渉を低減でき、通信品質を向上することができ、また一次変調方式とは関係なく、拡散帯域幅を任意に設定可能となるものもある(例えば、特許文献4参照)。
しかしながら、上記特許文献4では、同時に複数の通信が行なわれている際に、他局とのチャネル間干渉が少なくするが、前述のように、端末が増加するか、または、衝突・無線環境の悪化により再送が増加することにより無線の「アイドル時間」が増加するのを防止するものではない。
特開2001−103060号公報 特開2003−198564号公報 特開2007−235445号公報 特開平09−266455号公報 "Wireless LAN Medium AccessControl (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications", IEEE std 802.11, 1999, p72-86
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、端末が増加するか、または、衝突・無線環境の悪化により再送が増加することにより無線の「アイドル時間」が増加するのを防止することを可能とする無線パケット通信システム、方法、プログラム、端末及びアクセスポイントを提供することを目的とする。
本発明は前記問題点を解決するために、送信待機の時間と直交するリソースを有し、且つ、アクセスポイントに帰属する複数の端末のパケット送信のタイミングを決定する無線パケット通信システムにおいて、自端末に送信すべきパケットがあり、他の端末からの送信がない場合、送信要求を送ると判断する送信要求送信判断部と、前記送信要求送信判断部により送信要求を送ると判断した場合に乱数を生成する乱数生成部と、直交するリソースを用いて無線上に送信を行う、直交するリソース制御・監視部と、前記乱数生成部により生成された乱数に対応する送信要求信号の送信を前記直交リソース制御・監視部に依頼する送信要求送信部と、前記送信要求送信部により送信を依頼された送信要求信号に対する乱数を保持する乱数保持部と、前記直交するリソース制御・監視部を介して各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を受信し受信した乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめ、乱数対応の送信要求信号のまとめ情報として前記アクセスポイントから各複数の端末に対して再び無線上へのリピートを行うことを前記直交するリソース制御・監視部に依頼する送信要求信号リピート部と、前記直交するリソース制御・監視部を介して前記送信要求信号リピート部から受信した乱数対応の送信要求信号のまとめ情報に基づき前記乱数保持部を参照して自端末が送信可能か否かを判断する送信可能判断部とを備えることを特徴とする無線パケット通信システムを提供する。
さらに、前記送信可能判断部は、受信した乱数対応の送信要求信号のまとめ情報に対して、自端末の前記乱数保持部に保持されている乱数が最小の場合に送信可能と判断し、最小とならない場合には送信不可と判断する。
さらに、前記送信要求送信部は、前記乱数生成部で生成された乱数が直交するリソースの番号の最大値よりも大きい場合には、乱数に対応する送信要求信号の送信を前記直交リソース制御・監視部に依頼せず、前記送信可能性判断部は、前記直交するリソース制御・監視部を介して前記送信要求信号リピート部から乱数対応の送信要求信号のまとめ情報を受信しない場合には、(前記乱数生成部で生成された前記乱数−直交するリソースの番号の最大値)を次回の送信要求信号として前記乱数保持部に保持する。
さらに、前記直交するリソースが周波数又はOFDMサブキャリアである。
さらに、前記直交するリソースが符号である。
さらに、本発明は、送信待機の時間と直交するリソースを有し、且つ、アクセスポイントに帰属する複数の端末のパケット送信のタイミングを決定する無線パケット通信方法において、自端末に送信すべきパケットがあり、他の端末からの送信がない場合、送信要求を送ると判断する工程と、送信要求を送ると判断した場合に乱数を生成する工程と、生成された乱数に対応する送信要求信号を、直交するリソースを用いて、アクセスポイントに向けて送信する工程と、送信された送信要求信号に対する乱数を保持する工程と、各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を、直交するリソースを用いて、受信し、受信した乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめる工程と、アクセスポイントから各複数の端末に対して乱数対応の送信要求信号のまとめ情報を、直交するリソースを用いて、リピートする工程と、直交するリソースを用いて、リピートの受信を行い、受信した乱数対応の送信要求信号のまとめ情報に基づき保持された送信要求信号に対する乱数を参照して自端末が送信可能か否かを判断する工程とを備えることを特徴とする無線パケット通信方法を提供する。
さらに、本発明は、送信待機の時間と直交するリソースを有し、且つ、アクセスポイントに帰属する複数の端末のパケット送信のタイミングを決定する無線パケット通信プログラムにおいて、自端末に送信すべきパケットがあり、他の端末からの送信がない場合、送信要求を送ると判断する手順と、送信要求を送ると判断した場合に乱数を生成する手順と、生成された乱数に対応する送信要求信号を、直交するリソースを用いて、アクセスポイントに向けて送信する手順と、送信された送信要求信号に対する乱数を保持する手順と、各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を、直交するリソースを用いて、受信し、受信した乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめる手順と、アクセスポイントから各複数の端末に対して乱数対応の送信要求信号のまとめ情報を、直交するリソースを用いて、リピートする手順と、直交するリソースを用いて、リピートの受信を行い、受信した乱数対応の送信要求信号のまとめ情報に基づき保持された送信要求信号に対する乱数を参照して自端末が送信可能か否かを判断する手順とを備えることを特徴とする無線パケット通信方法を提供する。
さらに、本発明は、送信待機の時間と直交するリソースを有し、且つ、アクセスポイントに帰属し、パケット送信のタイミングを決定する端末において、自端末に送信すべきパケットがあり、他の端末からの送信がない場合、送信要求を送ると判断する送信要求送信判断部と、前記送信要求送信判断部により送信要求を送ると判断した場合に乱数を生成する乱数生成部と、直交するリソースを用いて無線上に送信を行う、直交するリソース制御・監視部と、前記乱数生成部により生成された乱数に対応する送信要求信号の送信を前記直交リソース制御・監視部に依頼する送信要求送信部と、前記送信要求送信部により送信を依頼された送信要求信号に対する乱数を保持する乱数保持部と、前記直交するリソース制御・監視部を介して受信した各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめ情報に基づき前記乱数保持部を参照して自端末が送信可能か否かを判断する送信可能判断部とを備えることを特徴とする端末を提供する。
さらに、本発明は、送信待機の時間と直交するリソースを有し、且つ、帰属する複数の端末のパケット送信のタイミングを決定するアクセスポイントにおいて、直交するリソースを用いて無線上に送信を行う、直交するリソース制御・監視部と、前記直交するリソース制御・監視部を介して各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を受信し受信した乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめ、乱数対応の送信要求信号のまとめ情報として前記アクセスポイントから各複数の端末に対して再び無線上へのリピートを行うことを前記直交するリソース制御・監視部に依頼する送信要求信号リピート部とを備えることを特徴とするアクセスポイントを提供する。
以上説明したように、本発明によれば、自端末に送信すべきパケットがあり、他の端末からの送信がない場合、送信要求を送ると判断し、送信要求を送ると判断した場合に乱数を生成し、生成された乱数に対応する送信要求信号を、直交するリソースを用いて、アクセスポイントに向けて送信し、送信された送信要求信号に対する乱数を保持し、各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を、直交するリソースを用いて、受信し、受信した乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめ、アクセスポイントから各複数の端末に対して乱数対応の送信要求信号のまとめ情報を、直交するリソースを用いて、リピートし、直交するリソースを用いて、リピートの受信を行い、受信した乱数対応の送信要求信号のまとめ情報に基づき保持された送信要求信号に対する乱数を参照して自端末が送信可能か否かを判断するようにしたので、時間と直交するリソースを用いて、さらに、アクセスポイントによって送信要求をリピートすることによって、従来衝突回避のために必要とされていたアイドル時間を減らし、次の送信端末を従来よりも高速でかつ自律分散的に決定することができるようになった。同時に、これによりMAC効率を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本発明の前提となる無線パケット通信システムは図25に示すようにアクセスポイント101とアクセスポイント101に帰属する複数の端末102−105からなり、通信用プログラムで動作する。アクセスポイント101は、例えば、基地局である。
図1は本発明に係る無線パケット通信システムにおける端末の最良の形態のMAC層の概略機能を示すブロック図である。
本図に示すように、図27と比較して、各端末102−104には、受信バッファ301、送信バッファ302、乱数生成部305及び宛先フールド検査部307を共通とし、新たに、IFSタイマ1101、乱数保持部1102、送信要求送信判断部1103、送信可能性判断部1104、送信要求送信部1105及びデータ送信タイミング決定部1106が設けられる。
さらに、物理層203には直交するリソース(サブキャリア・符号等)制御・監視部1107が設けられる。
ここで、IFSタイマ1101は各端末102−105のデータパケット送信終了後、送信待機を行うためIFSと呼ばれる固定時間の計測を行うタイマである。
乱数保持部1102は乱数生成部305で生成された乱数を、待機する時間と直交するリソースにつけた番号に対応して、自端末102−105が送信した送信要求信号としてパケット送信終了まで保持する。
送信要求送信判断部1103は、物理層203からの他の端末102−105からの送信があるか否かのキャリアセンス情報と、送信バッファ302に送信すべきパケットがあるか否かの情報を基に、送信要求を無線に送るかどうかを判断し、送信要求を送ると判断した場合は、乱数生成部305に乱数を生成させ、後述する送信要求送信部1105に送る。
送信要求送信部1105は、生成された乱数に対応する、送信待機の時間と直交するリソースを用いて送信要求信号を、後述する、直交するリソース制御・監視部1107で具体的な無線の送信要求形式への変換と送信を依頼する。
直交するリソース制御・監視部1107は送信要求送信部1105からの情報を基に、アクセスポイント101に向けて無線上に送信要求信号を時間と直交するリソースを用いて送信する。
さらに、直交するリソース制御・監視部1107は、アクセスポイント101により時間と直交するリソースを用いて無線上にリピートされた各端末102−105の送信要求信号の「まとめ」を受信し、後述する送信可能性判断部1104に送る。
送信可能性判断部1104は、例えば、以下のようにして自端末102−105が送信可能か否かを判断する。
ここに、送信待機の時間と「直交するリソース」としては、周波数又はOFDMサブキャリア、符号が含まれ、「直交するリソース」にはそれぞれ番号が振られており、アクセスポイント101がリピートした送信要求信号の「まとめ」にはどの番号の送信要求が含まれているかを端末102−105は知ることができる。
さらに、自端末102−105が送信した送信要求信号は、それ以降のパケットの送信が終わるまで乱数保持部1102によって保持されているため、アクセスポイント101がリピートした送信要求信号の「まとめ」でどの番号が、自端末102−105が送ったものであるかを検知することができる。
すなわち、受信した送信要求信号の「まとめ」の中で、もし自端末102−105が送信した送信要求信号が最も小さい番号である場合(自端末102−105が生成した乱数が最も小さい値である場合)に送信が可能であるとする。このように予め同一ネットワーク内の全端末102−105・アクセスポイント101で決めておくことによって、生成した乱数が異なれば、引き続き送信されるパケットは無線上で衝突せずに送信完了することができる。
ただし、2以上の端末102−105が同一の乱数を生成した場合は、無線上での衝突を回避することはできない。この場合は従来技術と同様になり、送信パケットの送信元にAckが返らないため、再送信が発生する。これにより、パケットの到達性が保障される。
ところで、上記の送信可能性の判断は必ずしも「最も小さい番号」である必要はなく、「最も大きい番号」であってもよい。
データ送信タイミング決定部1106は、送信可能性判断部1104が送信可能と判断した場合には送信バッファ302に格納されているパケットを送信する。
図2は本発明に係る無線パケット通信システムにおけるアクセスポイントの最良の形態のMAC層の概略機能を示すブロック図である。本図に示すように、図1と比較して、アクセスポイント101には、送信要求信号リピート部1201が追加され、その他は同様の構成である。
アクセスポイント内の送信要求リピート部1201は、アクセスポイント101の物理層203から受信した各端末102−105の送信要求に関する情報を得て、直交するリソースを用いて送信要求信号を1つの情報にまとめて、再び無線上にリピートを行うことを直交するリソース制御・監視部1107に依頼する。
図3は図1における端末のパケット送受信動作例として時間と直交するリソースを用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、送信時には、ステップS1301、ステップS1302において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。
ステップS1303において、もし送信すべきパケットが存在した場合は、自端末102−105以外の端末102−105の送信の終了まで待ち、その終了を検知する。
ステップS1304において、キャリアセンスしながら固定時間だけ送信を待機する。
ステップS1305において、待機後、他端末102−104からの送信がないか否かを確認する。送信がある場合にはステップS1303に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS1306において、送信がない場合にはアクセスポイント101から通知された範囲内で乱数を生成する。
ステップS1307において、生成した乱数が時間と直交するリソース番号に対応した送信要求信号を送信する。
ステップS1308において、アクセスポイント101からリピートされた送信要求信号を受信したか確認する。確認できない場合にはステップS1311に進む。
ステップS1309において、確認した場合、各端末102−105ではアクセスポイント101からの情報を基に、自律的送信可能かどうかを確認する。確認できない場合には処理を終了する。
ステップS1310、ステップS1312において、確認できた場合にはパケット送信を行い、処理を終了する。
ステップS1311において、(直交するリソース番号に相当する乱数)−(直交するリソース番号の最大値)を次回送信要求用に乱数保持部1102に保持し、ステップS1307に進み、上記処理を繰り返す。
本図に示すように、受信時には、ステップS1313、ステップS1314において、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS1315において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS1314に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS1316、ステップS1317において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
図4は図3の第1の変形例であり、端末のパケット送受信動作例として時間と直交するリソースを用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、図3と比較して、ステップS1321、ステップS1322において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。もし送信すべきパケットが存在しない場合はステップS1333に進む。
ステップS1333において、受信時には、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS1334において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS1322に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS1335において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
その他の処理は図3の処理と同じである。
図5は図2におけるアクセスポイントのパケット送受信動作例として時間と直交するリソースを用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、送信時には、ステップS1341、ステップS1342において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。
ステップS1343において、もし送信すべきパケットが存在した場合は、アクセスポイント101以外の端末102−105の送信の終了まで待ち、その終了を検知する。
ステップS1344において、キャリアセンスしながら固定時間送信を待機する。
ステップS1345において、待機後、端末102−104からの送信がないか否かを確認する。送信がある場合にはステップS1343に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS1346において、送信がない場合にはアクセスポイント101に対応する、時間と直交するリソースを用いて送信要求を送信する。なお、アクセスポイント101が送信すべきパケット数が多いときはアクセスポイント101の送信機会が相対的に増加し過ぎてしまうことに注意が必要となる。アクセスポイント101はすべての端末102−105に対して優先されるためである。アクセスポイント101は自身がリピートの役割を担うため、自分の送信の時はそのメリットを生かせない。
ステップS1347、ステップS1348において、パケット送信を行い、処理を終了する。
本図に示すように、受信時には、ステップS1349、ステップS1350において、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS1351において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS1350に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS1352、ステップS1353において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
本図に示すように、送信要求リピート時には、ステップS1354、ステップS1355において、端末102−105から送信要求を受信したか否かを確認する。
ステップS1356、ステップS1357において、確認できた場合、各端末102−105から各サブキャリアに出された信号を無線上にリピートし、処理を終了する。
図6は図5の第1の変形例であり、アクセスポイントのパケット送受信動作例として時間と直交するリソースを用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、図5と比較して、ステップS1362において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。もし送信すべきパケットが存在しない場合はステップS1368に進む。
ステップS1368において、端末102−105から送信要求を受信したか否かを検査する。もし受信すべき送信要求が存在しない場合はステップS1370に進む。
ステップS1369において、もし受信すべき送信要求が存在した場合、各端末102−105から各サブキャリアに出された信号を無線上にリピートし、処理を終了する。
ステップS1370において、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。受信したパケットが存在しない場合にはステップS1362に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS1371において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS1362に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS1372において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
その他の処理は図5の処理と同じである。
図7はアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するシーケンス図である。本図に示すように、シーケンス1501において、アクセスポイント101は帰属する端末102−105に対して同報パケット、例えば、Beaconを送信する。同報パケットには端末102−105が生成する乱数生成の範囲指定を含む。
シーケンス1502において、各端末102−105では乱数生成が行われる。
シーケンス1503において、各端末102−105はアクセスポイント101に対して、生成した乱数に対応する、時間と直交するリソースを用いた送信要求信号(1)、(2)、(3)、(4)を同時に受信する。
シーケンス1504において、アクセスポイント101は、各端末102−105の送信要求信号(1)、(2)、(3)、(4)をまとめた直交するリソース番号の情報を再度無線上へリピートする。
シーケンス1505において、各端末102−105では、アクセスポイント101からのまとめた直交するリソース番号の情報を基に、一番小さいリソース番号に該当し、送信可能かどうかを判断する。この場合、端末103のみが送信可能と判断し、それ以外は不可と判断する。端末103からアクセスポイント101へデータパケットの送信が行われ、最小送信間隔でAckの返送が行われる。このようにして、自律的送信可能か否かの判断が可能になり、同時に、従来のように送信すべき端末を選択するのに送信待機が不要となり、無線のアイドル時間を削減することが可能となる。
図8は本発明の作用効果を説明する図である。本図に示すように、従来技術部分2604では、自端末102−105は送受信を行っていない場合は常に無線のキャリアセンス2601を行う。
従来技術部分2605ではキャリアセンスの結果、自端末102−105以外の端末102−105の送信2603を検知したときは、受信2602の状態になる。
従来技術部分2606では自端末102−105に送信すべきパケットがあるときは、まずキャリアセンス2601を行って、いずれの端末102−105も送信していないときに送信2603の動作を行う。
従来技術部分2607において、キャリアセンス2601の結果、自端末102−105以外の端末102−105の送信2603を検知しなかった場合は、自端末102−105が送信2603の状態に移る。
従来技術部分2608において、送信2603の状態が終了したら、キャリアセンス2601の状態に戻る。
従来技術部分2609において、受信2602の状態の後、送信すべきパケットが無いときは、キャリアセンス2601の状態に戻る。
本発明部分2702において、アクセスポイント101は自端末102−105に送信すべきパケットが無いときに、各端末102−105が送った送信要求を検知し、受信した送信要求を同じ時間と直交するリソースを用いて無線上にリピート2701を行う。
本発明部分2703において、無線上に送信要求をリピートした後は、アクセスポイント101以外のいずれかの端末102−105が送信動作を行い、パケットを送信する。アクセスポイント101は端末102−105によって送られたパケットを受信する。以降は、従来技術部分と同様である。
したがって、本発明によれば、メディアアクセスの方法として、時間と直交するリソースを用いて、さらに、アクセスポイントによって送信要求をリピートすることによって、従来衝突回避のために必要とされていたアイドル時間を減らし、次の送信端末を従来よりも高速でかつ自律分散的に決定することができるようになった。同時に、これによりMAC効率を向上することができる。
次に、時間と直交するリソースとしてOFDMのサブキャリアを用いる例について、具体的な実施例を用いて本発明を実施するため物理層について詳細に説明を行う。
図9は本発明に係る無線パケット通信システムにおける端末の最良の形態の物理層の概略機能を示すブロック図である
本図に示すように、図1と比較して、MAC層の機能ブロックに関しては同一であり、相違点は、直交するリソース制御・監視部1107について、具体的には、OFDM(直交周波数分割多重)のサブキャリアを用いている点である。
各端末102−104の物理層203は、以下の機能ブロックから構成される。ベースバンド信号復調装置1802、並列・直列変換装置1803、サブキャリア復調装置1804、フーリエ変換装置1805、ガードインターバル除去装置1806、分離装置1807、ベースバンド信号生成装置1808、直列・並列変換装置1809、サブキャリア変調装置1810、逆フーリエ変換装置1811、ガードインターバル付加装置1812、多重装置1813及び乱数サブキャリア変換部1801で物理層203が構成される。
ここに、ベースバンド信号生成装置1808はMAC層からの送信データをベースバンド信号に変換する。
直列・並列変換装置1809は変換されたベースバンド信号を並列化された情報列に分解する。
サブキャリア変調装置1810は並列化された情報列を各サブキャリア毎に適切な変調を行う。
逆フーリエ変換装置1811は各サブキャリアの情報を時間軸の情報(シンボル)に再変換する。
ガードインターバル付加装置1812はマルチパス耐性を高めるためのガードインターバルを上記シンボルに付加する。
さらに、多重装置1813はガードインターバルを付加したシンボルを送信すべき周波数に変換し、無線上に送信する。
分離装置1807は、無線上からの受信データを中間周波数又はベースバンド周波数に変換する。
ガードインターバル除去装置1806は変換された中間周波数又はベースバンド周波数から送信時に付加されたガードインターバルを除去する。
フーリエ変換装置1805はガードインターバルが除去されたシンボルを各OFDMサブキャリアに分解する。
サブキャリア復調装置1804は分解された各OFDMサブキャリアを並列化した情報列に変換する。
並列・直列変換装置1803は並列化された情報列を直列化した1つの情報列に変換し、MAC層202の送信可能性判断部1104にキャリアセンス情報を送る。
ベースバンド信号復調装置1802は直列化された情報のベースバンド信号を受信データに変換し、MAC層202の送信要求送信判断部1103に対してキャリアセンス情報を送る。
さらに、乱数サブキャリア変換部1801はMAC層202の送信要求送信部1105から乱数を用いた送信要求を入力し、入力した送信要求の情報をサブキャリアの情報に変換し直列・並列変換装置1809に対してOFDMサブキャリアを用いた送信要求を送信する。
また、並列・直列変換装置1803は、ベースバンド信号復調装置1802に直列化された情報を送ると共に、各OFDMサブキャリア毎の、例えば、無線受信電力等に関する情報をMAC層202の送信可能性判断部1104に送る。
送信可能性判断部1104は、この情報を基に、自端末102−105が送信したサブキャリアが全送信要求の中でどの位置にあり、次の送信が可能であるかどうかを判断する。
図10は本発明に係る無線パケット通信システムにおけるアクセスポイントの最良の形態の物理層の概略機能を示すブロック図である。
本図に示すように、図9と比較して、アクセスポイント101の機能ブロックについて、各端末102−105の機能ブロックとの差分について説明を行う。
アクセスポイント101内の物理層203には、各端末102−105の機能ブロックに加えてさらに、サブキャリアリピート部1901が設けられ、サブキャリアリピート部1901は、並列・直列変換装置1803又はサブキャリア復調装置1804から各サブキャリアでの送信要求信号の存在の有無についての情報を取得し、前記情報に対応する、直列・並列変換装置1809又はサブキャリア変調装置1810へのリピートを行う。
図11は図9における端末のパケット送受信動作例としてサブキャリアを用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、送信時には、ステップS1601、ステップS1602において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。
ステップS1603において、もし送信すべきパケットが存在した場合は、自端末102−105以外の端末102−105の送信の終了まで待ち、その終了を検知する。
ステップS1604において、キャリアセンスしながら固定時間送信を待機する。
ステップS1605において、待機後、他端末102−104からの送信がないか否かを確認する。送信がある場合にはステップS1603に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS1606において、送信がない場合にはアクセスポイント101から通知された範囲内で乱数を生成する。
ステップS1607において、生成した乱数と周波数又はOFDMのサブキャリア番号に対応した送信要求信号を送信する。
ステップS1608において、アクセスポイント101からリピートされた送信要求信号を受信したか確認する。確認できない場合にはステップS1611に進む。
ステップS1609において、確認した場合、各端末102−105ではアクセスポイント101からの情報を基に、自律的送信可能かどうかを確認する。確認できない場合には処理を終了する。
ステップS1610。ステップS1612において、確認できた場合にはパケット送信を行い,処理を終了する。
ステップS1611において、(周波数又はOFDMのサブキャリア番号に相当する乱数)−(周波数又はOFDMのサブキャリア番号の最大の番号)を次回送信要求用に乱数保持部1102に保持し、ステップS1607に進み、上記処理を繰り返す。
本図に示すように、受信時には、ステップS1613、ステップS1614において、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS1615において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS1614に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS1616、ステップS1617において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
図12は図11の第1の変形例であり、端末のパケット送受信動作例としてサブキャリアを用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、図11と比較して、
ステップS1621、ステップS1622において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。もし送信すべきパケットが存在しない場合はステップS1633に進む。
ステップS1633において、受信時には、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS1634において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS1622に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS1635において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
その他の処理は図11の処理と同じである。
図13は図10におけるアクセスポイントのパケット送受信動作例としてサブキャリアを用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、送信時には、ステップS1641、ステップS1642において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。
ステップS1643において、もし送信すべきパケットが存在した場合は、アクセスポイント101以外の端末102−105の送信の終了まで待ち、その終了を検知する。
ステップS1644において、キャリアセンスしながら固定時間送信を待機する。
ステップS1645において、待機後、端末102−104からの送信がないか否かを確認する。送信がある場合にはステップS1643に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS1646において、送信がない場合にはアクセスポイント101に対応する周波数又はOFDMのサブキャリアを用いて送信要求を送信する。なお、アクセスポイント101が送信すべきパケット数が多いときはアクセスポイント101の送信機会が相対的に増加し過ぎてしまうことに注意が必要となる。アクセスポイント101はすべての端末102−105に対して優先されるためである。アクセスポイント101は自身がリピートの役割を担うため、自分の送信の時はそのメリットを生かせない。
ステップS1647、ステップS1648において、パケット送信を行い、処理を終了する。
本図に示すように、受信時には、ステップS1649、ステップS1650において、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS1651において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS1650に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS1652、ステップS1653において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
本図に示すように、送信要求リピート時には、ステップS1654、ステップS1655において、端末102−105から送信要求を受信したか否かを確認する。
ステップS1656、ステップS1657において、確認できた場合、各端末102−105から各サブキャリアに出された信号を無線上にリピートし、処理を終了する。
図14は図13の第1の変形例であり、アクセスポイントのパケット送受信動作例としてサブキャリアを用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、図13と比較して、ステップS1662において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。もし送信すべきパケットが存在しない場合はステップS1669に進む。
ステップS1669において、端末102−105から送信要求を受信したか否かを検査する。もし受信すべき送信要求が存在しない場合はステップS1671に進む。
ステップS1670において、もし受信すべき送信要求が存在した場合、各端末102−105から各サブキャリアに出された信号を無線上にリピートし、処理を終了する。
ステップS1671において、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。受信したパケットが存在しない場合にはステップS1662に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS1672において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS1662に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS1673において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
その他の処理は図13の処理と同じである。
図15はアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するシーケンス図である。本図に示すように、図7と比較して、シーケンス1503に代わるシーケンス2001において、アクセスポイント101は、各端末102−105はアクセスポイント101から、生成した乱数に対応する、時間と直交するリソースとして、周波数又はサブキャリアを用いた送信要求信号(1)、(2)、(3)、(4)を同時に受信する。
さらに、シーケンス1504において、アクセスポイント101は、各端末102−105の送信要求信号(1)、(2)、(3)、(4)をまとめた周波数又はサブキャリア番号の情報を再度無線上へリピートする。
さらに、シーケンス1505において、各端末102−105では、アクセスポイント101からのまとめた直交するリソース番号の情報を基に、一番小さい周波数又はサブキャリア番号に該当し、送信可能かどうかを判断する。この場合、端末103のみが送信可能と判断し、それ以外は不可と判断する。端末103からアクセスポイント101へデータパケットの送信が行われ、最小送信間隔でAckの返送が行われる。このようにして、自律的送信可能か否かの判断が可能になり、同時に、従来のように送信すべき端末を選択するのに送信待機が不要となり、無線のアイドル時間を削減することが可能となる。
図16はアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作の具体例を説明する基本シーケンスを示す図である。アクセスポイント101に帰属する端末102−104として以下に説明を行う。本図に示すように、初めの時間では端末104がデータパケットを送信中であるとする。端末104以外の端末102、103とアクセスポイント101は、キャリアセンス、又は、端末104が送信しているパケット内に記述されているパケット送信時間に関する情報を基に仮想キャリアセンスを行っている。
端末102−104はいずれも送信すべきパケットを持つとする。
端末104のデータパケット送信終了後、各端末102−104はIFSと呼ばれる固定時間の送信待機を行った後、アクセスポイント101から通知された、又は、予め管理者によって定められた範囲で乱数を生成し、乱数値に対応するOFDMサブキャリア番号のサブキャリアに対して送信要求信号を送信する。
アクセスポイント101は、各端末102−104から受信した送信要求信号に対するサブキャリア番号と同一のサブキャリアを用いて、無線に対応要求信号をリピートする。
本図では、端末102−104がそれぞれ乱数「3」、「2」、「5」を生成しているため、アクセスポイント101はサブキャリア番号「3」、「2」、「5」に対してまとめて送信要求信号をリピートする。
アクセスポイント101からリピートされた各端末102−104の送信要求信号を受信した各端末102−104は、自端末102−104が送信した送信要求信号が、リピートされたサブキャリア番号の中でどこに位置するかという情報に基づき自端末102−104が次にパケットを送信することが可能かどうかを判断する。
本図では、端末103は、自端末が送信した送信要求と他の102、104が送信した送信要求とを比較して、自端末が最小のサブキャリア番号を用いていると判断し、次のデータパケットを送信する。
図17はアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作の具体例を説明する基本シーケンス1を示す図である。次に、サブキャリア信号に対して、各端末102−104が生成した乱数が大きい場合のアクセスポイント101と端末102−104の動作を説明する。本図に示すように、図16と同様に、初めの時間は、端末104がデータパケットを送信している。
端末104のデータパケット送信終了後、各端末102−104は乱数を生成する。
本図では、端末102−104はそれぞれ、サブキャリア番号に対応する乱数「10」、「15」、「14」を生成する。
いずれの値もサブキャリア番号の最大値(「8」)よりも大きいため、初めの送信要求送信タイミングでは、各端末102−104は、送信要求の送信を保留する。
その後、アクセスポイント101から送信要求のリピートが無いことから、いずれの端末102−104の生成した乱数も、サブキャリア番号の最大値(「8」)よりも大きい。
または他の端末102−104は送信要求を出していないということが分かる。
そこで、次の送信タイミングで、各端末102−104はアクセスポイント101からの情報を基に、例えば、サブキャリア番号の最大値(「8」)を、サブキャリア番号に相当する、各生成した乱数値から引いて、次回の新たな送信要求用サブキャリア番号乱数「2」、「7」、「6」として設定する。
残りの処理は図16と同様である。
もし、二回目の送信要求の送信タイミングでもアクセスポイント101からの送信要求のリピートが無かった場合にはさらに、前述と同一の値(「8」)を、引き算を行って得られた上記値からさらに引いて次回の送信要求信号とする。
図18はアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作の具体例を説明する基本シーケンス2を示す図である。本図に示すように、図16、図17と同様に、初めの時間は、端末104がデータパケットを送信しているとする。
端末104のデータパケット送信終了後、各端末102−104は乱数を生成する。
本図では、端末102−104はそれぞれ乱数「3」、「2」、「5」を生成する。
アクセスポイント101内に送信すべきパケットがある場合は、アクセスポイント101は、各端末102−104から受信した送信要求の無線へのリピートのタイミングで、アクセスポイント101用として予約されているサブキャリア番号に対して送信要求を出す。
本図の場合は、アクセスポイント101は、サブキャリア番号「0」に自身の送信要求を送信する。
このアクセスポイント101用のサブキャリア番号は前記アクセスポイント101に帰属している全端末102−104間で既知の情報であるとする。
また、本図の場合は、例えば、サブキャリア番号「0」であるが、必ずしも「0」である必要はなく、アクセスポイント101を含めた全端末102−104間で既知であり、且つそのサブキャリア番号が端末102−104用の送信要求に割り当てられていなければよい。
図19はアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作の具体例を説明する基本シーケンス3を示す図である。本図に示すように、図16、図17、図18と同様に、初めの時間は、端末104がデータパケットを送信しているとする。
端末104のデータパケット送信終了後、各端末102−104は乱数を生成する。
本図では、端末102−104はそれぞれ、乱数「2」、「2」、「5」を生成する。
この場合、端末102、端末103は同一の乱数値を生成したため、端末102、端末103共にアクセスポイント101からリピートされた送信要求を基に、自端末102−104が次のパケット送信タイミングで送信が可能であると判断する。
通常、パケット送信中に、送信と同一周波数でのキャリアセンスは不可能であるため、端末102、端末103は同時に送信を開始し、無線上で衝突が発生する。
端末102、端末103は、それぞれパケットの宛先の端末102−104又はアクセスポイント101からのAckが返ってこないことによって初めてそれを検知し、送信パケットの再送処理を行う。
上記の再送処理は、従来技術であるIEEE 802.11 WLANでも同様の方式を用いている。
次に、時間と直交するリソースとして符号を用いる例について説明する。
図20は図9における端末のパケット送受信動作例として符号を用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、送信時には、ステップS2101、ステップS2102において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。
ステップS2103において、もし送信すべきパケットが存在した場合は、自端末102−105以外の端末102−105の送信の終了まで待ち、その終了を検知する。
ステップS2104において、キャリアセンスしながら固定時間送信を待機する。
ステップS2105において、待機後、他端末102−104からの送信がないか否かを確認する。送信がある場合にはステップS2103に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS2106において、送信がない場合にはアクセスポイント101から通知された範囲内で乱数を生成する。
ステップS2107において、生成した乱数が符号番号に対応した送信要求信号を送信する。
ステップS2108において、アクセスポイント101からリピートされた送信要求信号を受信したか確認する。確認できない場合にはステップS2111に進む。
ステップS2109において、確認した場合、各端末102−105ではアクセスポイント101からの情報を基に、自律的送信可能かどうかを確認する。確認できない場合には処理を終了する。
ステップS2110、ステップS2112において、確認できた場合にはパケット送信を行い処理を終了する。
ステップS2111において、(符号番号に相当する乱数)−(符号番号の最大番号)を次回送信要求用に乱数保持部1102に保持し、ステップS2107に進み、上記処理を繰り返す。
本図に示すように、受信時には、ステップS2113、ステップS2114において、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS2115において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS2114に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS2116、ステップS2117において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
図21は図20の第1の変形例であり、端末のパケット送受信動作例として符号を用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、図20と比較して、
ステップS2121、ステップS2122において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。もし送信すべきパケットが存在しない場合はステップS2133に進む。
ステップS2133において、受信時には、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS2134において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS2122に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS2135において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
その他の処理は図20の処理と同じである。
図22は図10におけるアクセスポイントのパケット送受信動作例として符号を用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、送信時には、ステップS2141、ステップS2142において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。
ステップS2143において、もし送信すべきパケットが存在した場合は、アクセスポイント101以外の端末102−105の送信の終了まで待ち、その終了を検知する。
ステップS2144において、キャリアセンスしながら固定時間送信を待機する。
ステップS2145において、待機後、端末102−104からの送信がないか否かを確認する。送信がある場合にはステップS2143に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS2146において、送信がない場合にはアクセスポイント101に対応する符号を用いて送信要求を送信する。なお、アクセスポイント101が送信すべきパケット数が多いときはアクセスポイント101の送信機会が相対的に増加し過ぎてしまうことに注意が必要となる。アクセスポイント101はすべての端末102−105に対して優先されるためである。アクセスポイント101は自身がリピートの役割を担うため、自分の送信の時はそのメリットを生かせない。
ステップS2147、ステップS2148において、パケット送信を行い、処理を終了する。
本図に示すように、受信時には、ステップS2149、ステップS2150において、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。
ステップS2151において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS2150に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS2152、ステップS2153において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
本図に示すように、送信要求リピート時には、ステップS2154、ステップS2155において、端末102−105から送信要求を受信したか否かを確認する。
ステップS2156、ステップS2157において、確認できた場合、各端末102−105から各サブキャリアに出された信号を無線上にリピートし、処理を終了する。
図23は図22の第1の変形例であり、アクセスポイントのパケット送受信動作例として符号を用いた例を説明するフローチャートである。本図に示すように、図22と比較して、ステップS2162において、現在、同一アクセスポイント101に帰属している複数の端末102−105のいずれかが送信中であるとし、各端末102−105は送信すべきパケットが自端末102−105の送信バッファ302に存在するか否かを検査する。もし送信すべきパケットが存在しない場合はステップS2169に進む。
ステップS2169において、端末102−105から送信要求を受信したか否かを検査する。もし受信すべき送信要求が存在しない場合はステップS2171に進む。
ステップS2170において、もし受信すべき送信要求が存在した場合、各端末102−105から各サブキャリアに出された信号を無線上にリピートし、処理を終了する。
ステップS2171において、各端末102−105は受信したパケットが自端末102−105の受信バッファ301に存在するか否かを検査する。受信したパケットが存在しない場合にはステップS2162に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS2172において、受信したパケットが存在する場合には、パケットは自端末102−105宛か否かを確認する。確認できない場合にはステップS2162に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS2173において、確認できる場合にはパケット全体の受信処理を行い上位層へ通知を行い、処理を終了する。
その他の処理は図22の処理と同じである。
図24はアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するシーケンス図である。本図に示すように、図7と比較して、シーケンス1503に代わるシーケンス2503において、アクセスポイント101は、各端末102−105はアクセスポイント101から、生成した乱数に対応する、時間と直交するリソースとして、符号を用いた送信要求信号(1)、(2)、(3)、(4)を同時に受信する。
さらに、シーケンス1504において、アクセスポイント101は、各端末102−105の送信要求信号(1)、(2)、(3)、(4)をまとめた符号番号の情報を再度無線上へリピートする。
さらに、シーケンス1505において、各端末102−105では、アクセスポイント101からのまとめた符号番号の情報を基に、一番小さい符号番号に該当し、送信可能かどうかを判断する。この場合、端末103のみが送信可能と判断し、それ以外は不可と判断する。端末103からアクセスポイント101へデータパケットの送信が行われ、最小送信間隔でAckの返送が行われる。このようにして、自律的送信可能か否かの判断が可能になり、同時に、従来のように送信すべき端末を選択するのに送信待機が不要となり、無線のアイドル時間を削減することが可能となる。
以上説明したように、自律分散的に無線にアクセスしてパケット交換を行うといった用途に適用できる。また、バスを用いた回路でのバスの使用に関する調停といった用途にも適用可能である。
本発明に係る無線パケット通信システムにおける端末の最良の形態のMAC層の概略機能を示すブロック図である。 本発明に係る無線パケット通信システムにおけるアクセスポイントの最良の形態のMAC層の概略機能を示すブロック図である。 図1における端末のパケット送受信動作例として時間と直交するリソースを用いた例を説明するフローチャートである。 図3の第1の変形例であり、端末のパケット送受信動作例として時間と直交するリソースを用いた例を説明するフローチャートである。 図2におけるアクセスポイントのパケット送受信動作例として時間と直交するリソースを用いた例を説明するフローチャートである。 図5の第1の変形例であり、アクセスポイントのパケット送受信動作例として時間と直交するリソースを用いた例を説明するフローチャートである。 アクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するシーケンス図である。 本発明の作用効果を説明する図である。 本発明に係る無線パケット通信システムにおける端末の最良の形態の物理層の概略機能を示すブロック図である。 本発明に係る無線パケット通信システムにおけるアクセスポイントの最良の形態の物理層の概略機能を示すブロック図である。 図9における端末のパケット送受信動作例としてサブキャリアを用いた例を説明するフローチャートである。 図11の第1の変形例であり、端末のパケット送受信動作例としてサブキャリアを用いた例を説明するフローチャートである。 図10におけるアクセスポイントのパケット送受信動作例としてサブキャリアを用いた例を説明するフローチャートである。 図13の第1の変形例であり、アクセスポイントのパケット送受信動作例としてサブキャリアを用いた例を説明するフローチャートである。 アクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するシーケンス図である。 アクセスポイントと端末間のパケット送受信動作の具体例を説明する基本シーケンスを示す図である。 アクセスポイントと端末間のパケット送受信動作の具体例を説明する基本シーケンス1を示す図である。 アクセスポイントと端末間のパケット送受信動作の具体例を説明する基本シーケンス2を示す図である。 アクセスポイントと端末間のパケット送受信動作の具体例を説明する基本シーケンス3を示す図である。 図9における端末のパケット送受信動作例として符号を用いた例を説明するフローチャートである。 図21は図20の第1の変形例であり、端末のパケット送受信動作例として符号を用いた例を説明するフローチャートである。 図10におけるアクセスポイントのパケット送受信動作例として符号を用いた例を説明するフローチャートである。 図22の第1の変形例であり、アクセスポイントのパケット送受信動作例として符号を用いた例を説明するフローチャートである。 アクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するシーケンス図である。 本発明の前提となる無線パケット通信システムの概略構成を示すネットワーク図である。 図25における端末の概略構成を示すブロック図である。 図25における端末のMAC層の概略構成を示すブロック図である。 図25におけるアクセスポイントと端末間のパケットのやりとりの動作を説明する模式図である。 図25におけるアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するフローチャートである。 図29の第1の変形例であり、図25におけるアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するフローチャートである。 図29の第2の変形例であり、図25におけるアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するフローチャートである。 図25におけるアクセスポイントと端末間のパケット送受信動作を説明するシーケンス図である。
符号の説明
101…アクセスポイント
102−105…端末
202…MAC層
203…物理層
301…受信バッファ
302…送信バッファ
304…バックオフカウンタ
305…乱数生成部
306…送信タイミング決定部
307…宛先フールド検査部
1101…IFSタイマ
1102…乱数保持部
1103…送信要求送信判断部
1104…送信可能性判断部
1105…送信要求送信部
1106…データ送信タイミング決定部
1107…直交するリソース制御・監視部
1201…送信要求信号リピート部
1801…乱数サブキャリア変換部
1802…ベースバンド信号復調装置
1803…並列・直列変換装置
1804…サブキャリア復調装置
1805…フーリエ変換装置
1806…ガードインターバル除去装置
1807…分離装置
1808…ベースバンド信号生成装置
1809…直列・並列変換装置
1810…サブキャリア変調装置
1811…逆フーリエ変換装置
1812…ガードインターバル付加装置
1813…多重装置
1901…サブキャリアリピート部

Claims (9)

  1. 送信待機の時間と直交するリソースを有し、且つ、アクセスポイントに帰属する複数の端末のパケット送信のタイミングを決定する無線パケット通信システムにおいて、
    自端末に送信すべきパケットがあり、他の端末からのパケット送信がない場合、送信要求を送ると判断する送信要求送信判断部と、
    前記送信要求送信判断部により送信要求を送ると判断した場合に乱数を生成する乱数生成部と、
    直交するリソースを用いて無線上に送信を行う、直交するリソース制御・監視部と、
    前記乱数生成部により生成された乱数に対応する送信要求信号の送信を前記直交リソース制御・監視部に依頼する送信要求送信部と、
    前記送信要求送信部により送信を依頼された送信要求信号に対する乱数を保持する乱数保持部と、
    前記直交するリソース制御・監視部を介して各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を受信し受信した乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめ、乱数対応の送信要求信号のまとめ情報として前記アクセスポイントから各複数の端末に対して再び無線上へのリピートを行うことを前記直交するリソース制御・監視部に依頼する送信要求信号リピート部と、
    前記直交するリソース制御・監視部を介して前記送信要求信号リピート部から受信した乱数対応の送信要求信号のまとめ情報に基づき前記乱数保持部を参照して自端末が送信可能か否かを判断する送信可能判断部とを備えることを特徴とする無線パケット通信システム。
  2. 前記送信可能判断部は、受信した乱数対応の送信要求信号のまとめ情報に対して、自端末の前記乱数保持部に保持されている乱数が最小の場合に送信可能と判断し、最小とならない場合には送信不可と判断する、請求項1に記載の無線パケット通信システム。
  3. 前記送信要求送信部は、前記乱数生成部で生成された乱数が直交するリソースの番号の最大値よりも大きい場合には、乱数に対応する送信要求信号の送信を前記直交リソース制御・監視部に依頼せず、前記送信可能性判断部は、前記直交するリソース制御・監視部を介して前記送信要求信号リピート部から乱数対応の送信要求信号のまとめ情報を受信しない場合には、(前記乱数生成部で生成された前記乱数−直交するリソースの番号の最大値)を次回の送信要求信号として前記乱数保持部に保持することを特徴とする、請求項1に記載の無線パケット通信システム。
  4. 前記直交するリソースが周波数又はOFDMサブキャリアであることを特徴とする、請求項1に記載の無線パケット通信システム。
  5. 前記直交するリソースが符号であることを特徴とする、請求項1に記載の無線パケット通信システム。
  6. 送信待機の時間と直交するリソースを有し、且つ、アクセスポイントに帰属する複数の端末のパケット送信のタイミングを決定する無線パケット通信方法において、
    自端末に送信すべきパケットがあり、他の端末からのパケット送信がない場合、送信要求を送ると判断する工程と、
    送信要求を送ると判断した場合に乱数を生成する工程と、
    生成された乱数に対応する送信要求信号を、直交するリソースを用いて、アクセスポイントに向けて送信する工程と、
    送信された送信要求信号に対する乱数を保持する工程と、
    各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を、直交するリソースを用いて、受信し、受信した乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめる工程と、
    アクセスポイントから各複数の端末に対して乱数対応の送信要求信号のまとめ情報を、直交するリソースを用いて、リピートする工程と、
    直交するリソースを用いて、リピートの受信を行い、受信した乱数対応の送信要求信号のまとめ情報に基づき保持された送信要求信号に対する乱数を参照して自端末が送信可能か否かを判断する工程とを備えることを特徴とする無線パケット通信方法。
  7. 送信待機の時間と直交するリソースを有し、且つ、アクセスポイントに帰属する複数の端末のパケット送信のタイミングを決定する無線パケット通信プログラムにおいて、
    自端末に送信すべきパケットがあり、他の端末からのパケット送信がない場合、送信要求を送ると判断する手順と、
    送信要求を送ると判断した場合に乱数を生成する手順と、
    生成された乱数に対応する送信要求信号を、直交するリソースを用いて、アクセスポイントに向けて送信する手順と、
    送信された送信要求信号に対する乱数を保持する手順と、
    各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を、直交するリソースを用いて、受信し、受信した乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめる手順と、
    アクセスポイントから各複数の端末に対して乱数対応の送信要求信号のまとめ情報を、直交するリソースを用いて、リピートする手順と、
    直交するリソースを用いて、リピートの受信を行い、受信した乱数対応の送信要求信号のまとめ情報に基づき保持された送信要求信号に対する乱数を参照して自端末が送信可能か否かを判断する手順とを備えることを特徴とする無線パケット通信方法。
  8. 送信待機の時間と直交するリソースを有し、且つ、アクセスポイントに帰属し、パケット送信のタイミングを決定する端末において、
    自端末に送信すべきパケットがあり、他の端末からのパケット送信がない場合、送信要求を送ると判断する送信要求送信判断部と、
    前記送信要求送信判断部により送信要求を送ると判断した場合に乱数を生成する乱数生成部と、
    直交するリソースを用いて無線上に送信を行う、直交するリソース制御・監視部と、
    前記乱数生成部により生成された乱数に対応する送信要求信号の送信を前記直交リソース制御・監視部に依頼する送信要求送信部と、
    前記送信要求送信部により送信を依頼された送信要求信号に対する乱数を保持する乱数保持部と、
    前記直交するリソース制御・監視部を介して受信した各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめ情報に基づき前記乱数保持部を参照して自端末が送信可能か否かを判断する送信可能判断部とを備えることを特徴とする端末。
  9. 送信待機の時間と直交するリソースを有し、且つ、帰属する複数の端末のパケット送信のタイミングを決定するアクセスポイントにおいて、
    直交するリソースを用いて無線上に送信を行う、直交するリソース制御・監視部と、
    前記直交するリソース制御・監視部を介して各複数の端末から乱数対応の送信要求信号を受信し受信した乱数対応の送信要求信号を1つの情報にまとめ、乱数対応の送信要求信号のまとめ情報として前記アクセスポイントから各複数の端末に対して再び無線上へのリピートを行うことを前記直交するリソース制御・監視部に依頼する送信要求信号リピート部とを備えることを特徴とするアクセスポイント。
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