JP2009187415A - グリッドコンピューティングシステム及びデータ処理方法 - Google Patents

グリッドコンピューティングシステム及びデータ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リソースをより効率的に活用でき、且つ、セキュリティ上の安全性を保つことができるグリッドコンピューティングシステム及びデータ処理方法を提供する。
【解決手段】グリッドコンピューティングシステム100のミドルウェア2に、データベースを特定するjobIDと、データベースを共有可能なユーザのuserIDとを対応付けて記憶するデータベース共有情報記憶手段43と、一のユーザが、他のユーザが使用するデータベースのjobIDを指定してジョブを投入した際に、データベース共有情報記憶手段43を検索し、他のユーザが使用するデータベースのjobIDに対応するuserIDに一のユーザのuserIDが含まれる場合に、一のユーザが投入したジョブの実行時に、他のユーザが使用するデータベースへの接続を設定するデータ処理装置5と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、グリッドコンピューティングシステム及びデータ処理方法に関する。
近年、地理的に分散した複数のコンピュータを共有するグリッドコンピューティングシステムの開発が研究されている。グリッドコンピューティングシステムでは、地理的に分散した複数のコンピュータをネットワークにより接続して共有する。これにより、大規模な計算処理や大量のデータを保存・利用することができる。
例えば、特許文献1では、複数の記憶装置及び複数のコンピューティング要素をVLANスイッチ及びSANスイッチに接続して、グリッドコンピューティングシステムを構築している。これにより、グリッドコンピューティングシステム内で、記憶装置及びコンピューティング要素を動的に区分できるようにしている。
また、非特許文献1には、データベースやウェブサーバなどの各種リソース(計算資源)のプール(リソースプール)を用意したビジネスグリッドコンピューティングシステムが記載されている。そして、ユーザがジョブをビジネスグリッドコンピューティングシステムに投入すると、当該ジョブに対してリソースが割り当てられる。また、ジョブの負荷変動に応じて、当該ジョブに割り当てるリソースを増減している。
非特許文献1に記載のビジネスグリッドコンピューティングシステムの模式図を図7に示す。非特許文献1のビジネスグリッドコンピューティングシステムは、ジョブ管理部及びリソース制御部からなるミドルウェアと、リソースプールと、を有している。ユーザ端末は、ミドルウェアを介してリソースプールと接続される。リソースプールは、複数のデータベースサーバ(DBサーバ)、複数のアプリケーションサーバ(AP)サーバ、複数のウェブサーバ(Webサーバ)等を有している。リソース制御部は、DBサーバ制御部、APサーバ制御部、Webサーバ制御部、ネットワーク制御部等を有している。そして、例えば、ユーザ端末から投入されたジョブAに、点線で囲まれたDBサーバとAPサーバが割り当てられ、ジョブAが実行されるようになっている。
特表2004−508616号公報 ビジネスグリッドコンピューティング研究開発事業、[online]、独立行政法人情報処理推進機構、[平成19年1月28日検索]、インターネット〈URL : http://www.ipa.go.jp/software/bgrid/pdf/bgridpamphlet.pdf〉
しかしながら、特許文献1に記載のグリッドコンピューティングシステムでは、ジョブごとにネットワークが区分され、ファイヤーウォールが築かれる。そのため、ジョブ同士は互いにアクセスできないように設定される。非特許文献1に記載のビジネスグリッドコンピューティングシステムでも、同様に、ジョブごとにリソースが割り当てられる。従って、従来のグリッドコンピューティングシステムでは、異なるユーザによって投入されたジョブは、他のジョブと、リソースを共有することが難しい。リソースの有効利用の観点からリソースを共有することが望ましいが、セキュリティ上の問題が生じる可能性がある。
本発明は、リソースをより効率的に活用でき、且つ、セキュリティ上の安全性を保つことができるグリッドコンピューティングシステム及びデータ処理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかるグリッドコンピューティングシステムは、複数のリソースを有するリソースプールと、複数の前記リソースに並列処理を実行させるミドルウェアと、を有するグリッドコンピューティングシステムである。また、前記ミドルウェアは、前記リソースを特定するリソース特定情報と、前記リソースを共有可能なユーザのユーザ特定情報とを対応付けて記憶する共有情報記憶手段と、一のユーザが、他のユーザが使用する前記リソースの前記リソース特定情報を指定してジョブを投入した際に、前記共有情報記憶手段を検索し、前記他のユーザが使用する前記リソースの前記リソース特定情報に対応する前記ユーザ特定情報に前記一のユーザの前記ユーザ特定情報が含まれる場合に、前記一のユーザが投入した前記ジョブの実行時に、前記他のユーザが使用する前記リソースへの接続を設定する制御部と、を備えるものである。
また、本発明の第2の態様にかかるデータ処理方法は、複数のリソースを有するリソースプールと、複数の前記リソースに並列処理を実行させるミドルウェアと、を有するグリッドコンピューティングシステムにおけるデータ処理方法である。また、前記ミドルウェアは、前記リソースを特定するリソース特定情報と、前記リソースを共有可能なユーザのユーザ特定情報とを対応付けて記憶する共有情報記憶手段を備え、一のユーザが、他のユーザが使用する前記リソースの前記リソース特定情報を指定してジョブを投入した際に、前記共有情報記憶手段を検索し、前記他のユーザが使用する前記リソースの前記リソース特定情報に対応する前記ユーザ特定情報に前記一のユーザの前記ユーザ特定情報が含まれる場合に、前記一のユーザが投入した前記ジョブの実行時に、前記他のユーザが使用する前記リソースへの接続を設定するものである。
本発明により、リソースをより効率的に活用でき、且つ、セキュリティ上の安全性を保つことができる。
以下に、本発明を適用可能な実施形態を説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態にかかるグリッドコンピューティングシステム100について、図1を参照しながら説明する。グリッドコンピューティングシステム100は、図1に示すように、リソースプール1、ミドルウェア2等を有している。リソースプール1とミドルウェア2とはネットワーク等を介して接続される。また、グリッドコンピューティングシステム100は、ネットワーク等を介して、ジョブ入力手段3と接続されている。
ジョブ入力手段3は、ユーザ端末等であり、グリッドコンピューティングシステム100への接続に必要なプロトコル等を有している。そして、ジョブ入力手段3から、ユーザによってジョブがグリッドコンピューティングシステム100に投入される。
また、ジョブ入力手段3により、ユーザに関するユーザ情報が入力されてもよい。また、ジョブ入力手段3により、入力したジョブを実行する際に使用されるリソースを共有してもよいユーザのuserID(後述)や、入力したジョブを実行する際に使用されるリソースを共有してもよいユーザグループのu−groupID(後述)が入力されてもよい。
また、ジョブ入力手段3により、ジョブとともに、ユーザのパスワード(後述)が入力されてもよい。
また、リソースプール1は、DBサーバ(データベースサーバ)11、APサーバ(アプリケーションサーバ)12、Webサーバ13等のリソース(計算資源)を有している。具体的には、リソースプール1は、複数のDBサーバ11、複数のAPサーバ12、複数のWebサーバ13等を有している。DBサーバ11、APサーバ12、Webサーバ13は、それぞれ、ネットワークを介して接続されている。
ミドルウェア2は、記憶装置4、データ処理装置5(制御部)等を有している。そして、ミドルウェア2は、ジョブ入力手段3からジョブが投入されると、当該ジョブの実行に必要なリソースを割り当てる。換言すれば、ミドルウェア2は、ジョブ毎に、リソースプール1内のリソースを区分する。
また、記憶装置4は、ユーザ情報記憶手段41、ジョブ情報記憶手段42、データベース共有情報記憶手段43(共有情報記憶手段)等を格納している。
ユーザ情報記憶手段41は、ユーザを特定するuserID(ユーザ特定情報)と、ユーザに関するユーザ情報を対応付けて記憶している。例えば、図2(a)に示すように、ユーザ情報記憶手段41は、ユーザ情報としてパスワードをuserIDと対応付けて記憶している。これにより、ジョブ入力手段3とともに入力されるパスワードを確認することにより、当該グリッドコンピューティングシステム100を使用してよいユーザかどうかを確認することができ、また、ユーザの成りすましを防止することができる。ユーザ情報は、パスワードに限定されるものではなく、例えば、グリッドコンピューティングシステム100を使用できる期間を表す利用期間(契約期間)、使用可能なリソースの量を表すリソース上限量、他のジョブで使用するリソースを割り当てる際の優先度等であってもよい。
また、ユーザ情報記憶手段41は、例えば、図2(b)に示すように、複数のユーザを包含するユーザグループを特定するu−groupID(ユーザグループ特定情報)と、当該ユーザグループに包含されるユーザのuserIDとを対応付けて記憶している。
ジョブ情報記憶手段42は、図3(a)に示すように、ジョブを特定するjobID(ジョブ特定情報)と、当該ジョブを投入したユーザのuserIDとを対応付けて記憶している。
また、ジョブ情報記憶手段42は、図3(b)に示すように、複数のジョブを包含するジョブグループを特定するj−groupID(ジョブグループ特定情報)と、当該ジョブグループに包含されるジョブのjobIDとを対応付けて記憶している。
なお、ジョブ情報記憶手段42は、ユーザによりジョブが投入される度に、当該ユーザのuserIDと当該ジョブのjobIDとを対応付けて記憶する。同様に、ジョブ情報記憶手段42は、ユーザによってジョブグループが投入された場合に、当該ジョブグループのj−groupIDと、当該ジョブグループに包含されるジョブのjobIDと対応付けて記憶する。また、同時に、ジョブ情報記憶手段42は、当該ジョブグループに包含されるジョブのjobIDと、当該ジョブのユーザのuserIDとを対応付けて記憶する。
ここで、ユーザが他のユーザが使用するリソースを特定する場合、他のユーザが投入したジョブのjobIDにより当該リソースを特定する。即ち、jobIDは、リソース特定情報として使用される。また、リソース特定情報として、j−groupIDを使用してもよい。つまり、ユーザは、j−groupIDによりリソースを特定することができる。この場合、ユーザは、j−groupIDにより特定されるジョブグループに包含されるジョブを投入したユーザが使用するリソースを特定することができる。
本実施形態では、共有可能なリソースとしてデータベースを例示して説明する。
なお、本発明において、共有可能なリソースはデータベースに限られない。
データベース共有情報記憶手段43は、図4に示すように、データベース(リソース)を特定するデータベース特定情報(リソース特定情報)と、データベースを共有可能なユーザのuserIDとを対応付けて記憶している。データベース共有情報記憶手段43は、データベース特定情報として、jobID及び/又はj−groupIDを記憶する。例えば、図4(a)では、データベース共有情報記憶手段43は、リソース特定情報としてjobIDを記憶している。図4(b)では、データベース共有情報記憶手段43は、リソース特定情報としてj−groupIDを記憶している。そして、データベース共有情報記憶手段43を検索することにより、あるジョブを実行する際にしようされるデータベースを共有してよいユーザを調べることができる。
データベース共有情報記憶手段43は、ユーザがジョブをグリッドコンピューティングシステム100に投入する際、又は、ユーザがジョブをグリッドコンピューティングシステム100に投入した後、当該ユーザにより設定される。具体的には、ユーザは、ジョブを投入する際又は投入した後、当該ジョブのjobIDと、当該データベースを共有してよいユーザのuserIDとを対応付けてデータベース共有情報記憶手段43に記憶させる。
データ処理装置5は、ジョブ実行手段51、データベース共有管理手段52、データベース接続設定手段53等を有している。
データ処理装置5は、CPU(Central Processing Unit;図示省略)等を備えて構成されている。そして、例えば、CPUが、データ処理装置5の各種機能を実現するためのプログラムを実行することにより、ジョブ実行手段51、データベース共有管理手段52、データベース接続設定手段53として機能する。
ジョブ実行手段51は、一のユーザがジョブをジョブ入力手段3から投入すると、当該ジョブをジョブ入力手段3から受け付ける。そして、ジョブ実行手段51は、当該ジョブのjobIDと、当該ユーザのuserIDとを対応付けてジョブ情報記憶手段42に記憶する。
また、ジョブ実行手段51は、当該ジョブが、他のユーザが使用するデータベースを指定する指定情報を有するか否かを確認する。具体的には、ジョブ実行手段51は、当該ジョブが指定情報として他のユーザのジョブのjobIDを有するか否かを確認する。当該ジョブが他のユーザのジョブのjobIDを有する場合には、当該ジョブを投入した一のユーザのuserIDと、指定情報である他のユーザのjobIDとをデータベース共有管理手段52に出力する。
また、ジョブ実行手段51は、データベース共有管理手段52により、当該一のユーザが投入したジョブの実行において、当該他のユーザのjobIDにより特定されるデータベースを共有することが許可された場合に、データベース接続設定手段53を制御して、当該一のユーザが投入したジョブの実行時に、当該他のユーザのjobIDにより特定されるデータベースへの接続を設定させる。
データベース共有管理手段52は、ジョブ実行手段51から、ジョブを投入した一のユーザのuserIDと、指定情報である他のユーザのjobIDとが入力された場合に、データベース共有情報記憶手段43を検索する。次に、データベース共有管理手段52は、データベース共有情報記憶手段43において、当該jobIDに対応するuserIDに当該一のユーザのuserIDが含まれるか否かを判断する。そして、データベース共有管理手段52は、当該jobIDに対応するuserIDに当該一のユーザのuserIDが含まれる場合に、当該一のユーザが投入したジョブの実行において、当該他のユーザのjobIDにより特定されるデータベースを共有することを許可する。
データベース接続設定手段53は、ジョブ実行手段51から入力される制御信号に従って、一のユーザが投入したジョブの実行時に、他のユーザが使用するデータベースへの接続を設定する。具体的には、データベース接続設定手段53は、一のユーザが投入したジョブを実行するAPサーバ12が、指定情報である他のユーザのjobIDにより特定されるデータベースへ接続できるように、当該APサーバ12と、当該jobIDにより特定されるデータベースとの接続を設定する。
次に、本発明の実施形態にかかるグリッドコンピューティングシステム100におけるデータ処理方法について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ジョブ入力手段3から、一のユーザによってジョブがグリッドコンピューティングシステム100に投入される(ステップS1)。
次に、ジョブ実行手段51は、ステップS1において投入されたジョブのjobIDと、当該ジョブを投入したユーザのuserIDとを対応付けてジョブ情報記憶手段42に記憶する(ステップS2)。
次いで、ジョブ実行手段51は、当該ジョブが、他のユーザが使用するデータベースを指定する指定情報を有するか否かを確認する。具体的には、ジョブ実行手段51は、当該ジョブが指定情報として他のユーザのジョブのjobIDを有するか否かを確認する(ステップS3)。
ステップS3において、当該ジョブが他のユーザのジョブのjobIDを有する場合には(ステップS3;Yes)、当該ジョブを投入した一のユーザのuserIDと、指定情報である他のユーザのjobIDとをデータベース共有管理手段52に出力する(ステップS4)。
ステップS3において、当該ジョブが他のユーザのジョブのjobIDを有さない場合には(ステップS3;No)、ステップS8に進む。
次に、データベース共有管理手段52は、ジョブ実行手段51から、ジョブを投入した一のユーザのuserIDと、指定情報である他のユーザのjobIDとが入力されると、データベース共有情報記憶手段43に基づいて、当該一のユーザが投入したジョブの実行において、当該他のユーザのjobIDにより特定されるデータベースを共有することを許可するか否かを判断する(ステップS5)。具体的には、データベース共有管理手段52は、データベース共有情報記憶手段43において、当該jobIDに対応するuserIDに当該一のユーザのuserIDが含まれるか否かを判断する。そして、データベース共有管理手段52は、当該jobIDに対応するuserIDに当該一のユーザのuserIDが含まれる場合に、当該一のユーザが投入したジョブの実行において、当該他のユーザのjobIDにより特定されるデータベースを共有することを許可する。
ステップS5において、データベース共有管理手段52が、当該一のユーザが投入したジョブの実行において、当該他のユーザのjobIDにより特定されるデータベースを共有することを許可しない場合には(ステップS5;No)、ジョブ実行手段51は、エラー情報をジョブ入力手段3に送信して(ステップS6)、本処理を終了する。
ステップS5において、データベース共有管理手段52が、当該一のユーザが投入したジョブの実行において、当該他のユーザのjobIDにより特定されるデータベースを共有することを許可する場合には(ステップS5;Yes)、ジョブ実行手段51は、データベース接続設定手段53を制御して、当該一のユーザが投入したジョブの実行時に、当該他のユーザのjobIDにより特定されるデータベースへの接続を設定させる。データベース接続設定手段53は、一のユーザが投入したジョブを実行するAPサーバ12が、指定情報である他のユーザのjobIDにより特定されるデータベースへ接続できるように、当該APサーバ12と、当該jobIDにより特定されるデータベースとの接続を設定する。(ステップS7)。
次に、ジョブ実行手段51は、当該一のユーザが投入したジョブを、当該ジョブに対して割り当てられているリソースへ出力する。そして、当該リソースにより当該ジョブが実行される(ステップS8)。
次に、図6に示す模式図を参照しながら、本発明の実施形態にかかるグリッドコンピューティングシステム100におけるデータ処理方法について具体的に説明する。
例えば、userB1のユーザによって、ジョブ入力手段3からジョブjobB_vが、ジョブjobA_tのデータベースの共有を指定して、投入される。
次に、ジョブ実行手段51が、ジョブjobA_tのデータベースの共有が指定されていることを確認する。
次いで、データベース共有管理手段52が、データベース共有情報記憶手段43、ユーザ情報記憶手段41等を検索する。
図4(a)に示すように、ジョブjobA_tに対応するuserIDは、B_companyとなっている。そして、図2(b)に示すユーザ情報記憶手段41では、B_companyのユーザグループには、userB1のユーザが含まれることが分かる。
そのため、データベース共有管理手段52は、userB1のユーザによって投入されたジョブjobB_vを実行する際に、ジョブjobA_tのデータベースを共有することを許可する。
次に、データベース接続設定手段53は、ジョブjobB_vを実行する際に、ジョブjobA_tのデータベースに接続できるように設定する。具体的には、データベース接続設定手段53は、図6に示すように、アプリケーションAがデータベースAを使用してジョブjobA_tを実行し、アプリケーションBがジョブjobB_vを実行する場合、アプリケーションBがデータベースAに接続できるように設定を行う。
以上に説明した本発明の実施形態にかかるグリッドコンピューティングシステム100及びデータ処理方法によれば、ミドルウェア2は、データベースを特定するデータベース特定情報と、データベースを共有可能なユーザのuserIDとを対応付けて記憶するデータベース共有情報記憶手段43を備える。
また、ミドルウェア2は、一のユーザが、他のユーザが使用するデータベースのデータベース特定情報を指定してジョブを投入した際に、データベース共有情報記憶手段43を検索し、他のユーザが使用するデータベースのデータベース特定情報に対応するuserIDに一のユーザのuserIDが含まれる場合に、一のユーザが投入したジョブの実行時に、他のユーザが使用するデータベースへの接続を設定するデータ処理装置5を備える。
これにより、一のユーザが投入するジョブを、他のユーザが投入したジョブを実行する際に使用するデータベースを共有することができる。そのため、データベースをより効率的に利用することができる。即ち、グリッドコンピューティングシステム100におけるリソースをより効率的に活用することができる。
また、データベース共有情報記憶手段43に、データベースを共有することができるユーザとして記憶されたユーザのみがデータベースを共有することができる。即ち、データベースを共有することができるユーザが限られている。そのため、データベースの共有を可能としても、セキュリティ上の安全を保つことができる。
また、ミドルウェア2は、ジョブを特定するjobIDと、ジョブを投入したユーザのuserIDとを対応付けて記憶するジョブ情報記憶手段42を備えている。また、また、ジョブ情報記憶手段42は、複数のジョブを包含するジョブグループを特定するj−groupIDと、当該ジョブグループに包含されるジョブのjobIDとを対応付けて記憶している。そして、データベース特定情報は、j−groupID及び/又はjobIDにより表される。
これにより、ジョブ毎に区分されるデータベースをj−groupID及び/又はjobIDを用いて特定することができる。
また、ミドルウェア2は、userIDと、ユーザ情報とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段41を備える。
これにより、例えば、ユーザ情報としてパスワードを記憶する場合、ジョブ入力手段3とともに入力されるパスワードを確認することにより、当該グリッドコンピューティングシステム100を使用してよいユーザかどうかを確認することができ、また、ユーザの成りすましを防止することができる。
また、ユーザ情報記憶手段41は、複数のユーザを包含するユーザグループを特定するu−groupIDと、当該ユーザグループに包含されるユーザのuserIDとを対応付けて記憶する。
これにより、ユーザグループに含まれるユーザが同一のジョブを実行させることができる。
なお、本実施形態では、jobIDを用いてリソースを特定する例を示したが、j−groupIDを用いてリソースを特定してもよい。
また、ユーザグループによってジョブグループが投入されてもよい。
本発明の実施形態にかかるグリッドコンピューティングシステムの一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかるユーザ情報記憶手段の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかるジョブ情報記憶手段の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかるデータベース共有情報記憶手段の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかるグリッドコンピューティングシステムにおけるデータ処理方法を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるグリッドコンピューティングシステムにおけるデータ処理方法を説明する図である。 関連するグリッドコンピューティングシステムの一例を示す図である。
符号の説明
1 リソースプール
2 ミドルウェア
41 ユーザ情報記憶手段
42 ジョブ情報記憶手段
43 データベース共有情報記憶手段(共有情報記憶手段)
5 データ処理装置(制御部)
100 グリッドコンピューティングシステム

Claims (10)

  1. 複数のリソースを有するリソースプールと、複数の前記リソースに並列処理を実行させるミドルウェアと、を有するグリッドコンピューティングシステムであって、
    前記ミドルウェアは、
    前記リソースを特定するリソース特定情報と、前記リソースを共有可能なユーザのユーザ特定情報とを対応付けて記憶する共有情報記憶手段と、
    一のユーザが、他のユーザが使用する前記リソースの前記リソース特定情報を指定してジョブを投入した際に、前記共有情報記憶手段を検索し、前記他のユーザが使用する前記リソースの前記リソース特定情報に対応する前記ユーザ特定情報に前記一のユーザの前記ユーザ特定情報が含まれる場合に、前記一のユーザが投入した前記ジョブの実行時に、前記他のユーザが使用する前記リソースへの接続を設定する制御部と、
    を備えるグリッドコンピューティングシステム。
  2. 前記ミドルウェアは、前記ジョブを特定するジョブ特定情報と、前記ジョブを投入した前記ユーザの前記ユーザ特定情報とを対応付けて記憶するジョブ情報記憶手段を備え、
    前記リソース特定情報は、前記ジョブ特定情報により表される請求項1に記載のグリッドコンピューティングシステム。
  3. 前記ジョブ情報記憶手段は、複数の前記ジョブを包含するジョブグループを特定するジョブグループ特定情報と、前記ジョブグループに包含される前記ジョブの前記ジョブ特定情報とを対応付けて記憶し、
    前記リソース特定情報は、前記ジョブグループ特定情報及び/又は前記ジョブ情報により表される請求項2に記載のグリッドコンピューティングシステム。
  4. 前記ミドルウェアは、前記ユーザ特定情報と、前記ユーザに関するユーザ情報とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段を備える請求項1乃至3の何れか一項に記載のグリッドコンピューティングシステム。
  5. 前記ユーザ情報記憶手段は、複数の前記ユーザを包含するユーザグループを特定するユーザグループ特定情報と、前記ユーザグループに包含される前記ユーザの前記ユーザ特定情報とを対応付けて記憶する請求項4に記載のグリッドコンピューティングシステム。
  6. 複数のリソースを有するリソースプールと、複数の前記リソースに並列処理を実行させるミドルウェアと、を有するグリッドコンピューティングシステムにおけるデータ処理方法であって、
    前記ミドルウェアは、
    前記リソースを特定するリソース特定情報と、前記リソースを共有可能なユーザのユーザ特定情報とを対応付けて記憶する共有情報記憶手段を備え、
    一のユーザが、他のユーザが使用する前記リソースの前記リソース特定情報を指定してジョブを投入した際に、前記共有情報記憶手段を検索し、前記他のユーザが使用する前記リソースの前記リソース特定情報に対応する前記ユーザ特定情報に前記一のユーザの前記ユーザ特定情報が含まれる場合に、前記一のユーザが投入した前記ジョブの実行時に、前記他のユーザが使用する前記リソースへの接続を設定するデータ処理方法。
  7. 前記ミドルウェアは、前記ジョブを特定するジョブ特定情報と、前記ジョブを投入した前記ユーザの前記ユーザ特定情報とを対応付けて記憶するジョブ情報記憶手段を備え、
    前記リソース特定情報は、前記ジョブ特定情報により表される請求項6に記載のデータ処理方法。
  8. 前記ジョブ情報記憶手段は、複数の前記ジョブを包含するジョブグループを特定するジョブグループ特定情報と、前記ジョブグループに包含される前記ジョブの前記ジョブ特定情報とを対応付けて記憶し、
    前記リソース特定情報は、前記ジョブグループ特定情報及び/又は前記ジョブ情報により表される請求項7に記載のデータ処理方法。
  9. 前記ミドルウェアは、前記ユーザ特定情報と、前記ユーザに関するユーザ情報とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段を備える請求項6乃至8の何れか一項に記載のデータ処理方法。
  10. 前記ユーザ情報記憶手段は、複数の前記ユーザを包含するユーザグループを特定するユーザグループ特定情報と、前記ユーザグループに包含される前記ユーザの前記ユーザ特定情報とを対応付けて記憶する請求項9に記載のデータ処理方法。
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