JP2009186364A - データ処理装置、姿勢推定システム、姿勢推定方法およびプログラム - Google Patents
データ処理装置、姿勢推定システム、姿勢推定方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009186364A JP2009186364A JP2008027710A JP2008027710A JP2009186364A JP 2009186364 A JP2009186364 A JP 2009186364A JP 2008027710 A JP2008027710 A JP 2008027710A JP 2008027710 A JP2008027710 A JP 2008027710A JP 2009186364 A JP2009186364 A JP 2009186364A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parameter
- candidate
- posture
- calculation amount
- passing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/40—Extraction of image or video features
- G06V10/48—Extraction of image or video features by mapping characteristic values of the pattern into a parameter space, e.g. Hough transformation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/70—Determining position or orientation of objects or cameras
- G06T7/73—Determining position or orientation of objects or cameras using feature-based methods
- G06T7/74—Determining position or orientation of objects or cameras using feature-based methods involving reference images or patches
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
【解決手段】データ処理装置3は、入力装置2が入力した3次元画像を2値化し、2値化画像から姿勢パラメータを抽出する。また、基準面を表現する数式である面パラメータ式に従ったパラメータ面の通過面数が最大である姿勢パラメータの組合せを有力候補として識別する。そして、各有力候補面上の画素および所定範囲内にある画素を、通過画素として識別し、通過画素における接平面とパラメータ空間の各軸同士が形成する面とが成す角度とに基づいて識別した通過画素ごとに、傾き重みを求める。傾き重みを合計した値である個数が最大である有力候補面を、画像に実在する基準面である実在面として識別する。
【選択図】図1
Description
とを用いて、ρ=x cosθ+y sinθと表現する。
以下、本発明の実施形態1に従った姿勢推定システム1(データ処理装置、姿勢推定方法、プログラムを含む)を説明する。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について詳細に説明する。実施形態2の姿勢推定システム1は、図1に示した例と基本的に同一の構成を有する。ただし、実施形態2では、データ処理装置3aの構成が異なる。以下、データ処理装置3aについて説明する。
(実施形態3)
つぎに、本発明の実施形態3について、詳細に説明する。図10に示すように、実施形態3の姿勢推定システム1aは、実施形態1、2と異なり、複数のデータ処理装置(第1データ処理装置3b、第2データ処理装置3c)を有している。また、処理を実行させるデータ処理装置を切替え、第1データ処理装置3bと第2データ処理装置3cとを選択的に動作させるデータ処理切替装置6を有する。
(実施形態4)
次に、本発明の実施形態4について、詳細に説明する。図12に示すように、実施形態4のデータ処理装置3dでは、実施形態1のデータ処理装置3が有する2値化部31の前段(入力側)に設けられた「平滑化部312」を有している。この平滑化部312は、「平滑化処理」を実行し、3次元画像を平滑化するための処理を3次元画像に施す機能を有する。
(実施形態5)
次に、本発明の実施形態5について、詳細に説明する。図13に示すように、実施形態5のデータ処理装置3eは、実施形態1のデータ処理装置3が有する2値化部31の後段(出力側)に設けられた「膨張収縮部313」を有する。
(実施形態6)
つぎに、本発明の実施形態6について、詳細に説明する。図14に示すように、実施形態6のデータ処理装置3fは、実施形態1のデータ処理装置3が有する構成に加えて、「画像サイズ変更部314」と、「パラメータ微調整部315」とを有する。
(実施形態7)
次に、本発明の実施形態7について、詳細に説明する。図16に示すように、本発明の実施形態7のデータ処理装置3hは、実施形態1のデータ処理装置3が有する構成において、面パラメータ式表現部32の後段(出力側)に設けられた「パラメータ空間粗視化部317」と、「パラメータ微調整部315」とを有する。
(実施形態8)
つぎに、本発明の実施形態8について、詳細に説明する。図18に示すように、実施形態8のデータ処理装置3jは、図3に示したパラメータ面描画部34に代えて、「画素値重み付パラメータ面描画部318」を有するとともに、図3に示した有力候補抽出部36に代えて、「画素値重み付有力候補抽出部319」を有する。さらに、データ処理装置は、図3に示した重み算出部39に代えて、「画素値重み付重み算出部320」を有する。
(実施形態9)
つぎに、本発明の実施形態9について、詳細に説明する。図21に示すように、実施形態9のデータ処理装置3lは、図3に示したデータ処理装置3の構成に加え、「位置関係推定部321」と、「姿勢意味付部322」とを有する。
2 入力装置
3、3a、3d、3e、3f、3g、3h、3i、3j、3k、3l データ処理装置
3b 第1データ処理装置
3c 第2データ処理装置
4 記憶装置
5 通信装置
6、6a データ処理切替装置
700 画像取得装置
800 姿勢制御システム
21 外部データ入力部
22 文字入力部
31、31a、61 2値化部
32、32a、62 面パラメータ式表現部
33 パラメータ算出部
33a 全候補面描画部
34 パラメータ面描画部
35 交差点検出部
36 有力候補抽出部
37 有力候補面描画部
38、34a 通過判定部
39、35a 重み算出部
310、36a 個数計量部
311、37a 実在面判定部
312 平滑化部
313 膨張収縮部
314 画像サイズ変更部
315 パラメータ微調整部
316 全候補面有力候補面描画部
317 パラメータ空間粗視化部
318 画素値重み付パラメータ面描画部
319 画素値重み付有力候補抽出部
320 画素値重み付重み算出部
321 位置関係推定部
322 姿勢意味付部
41 しきい値記憶部
42 パラメータ空間記憶部
43 画像記憶部
421 交差点リスト
422 通過画素リスト
63 パラメータ算出計算量推定部
64 パラメータ面描画計算量推定部
65 交差点検出計算量推定部
66 有力候補抽出計算量推定部
67 有力候補面描画計算量推定部
68 通過判定計算量推定部
69 重み算出計算量推定部
610 個数計量計算量推定部
611 実在面判定計算量推定部
612 全候補面描画計算量推定部
613 全通過判定計算量推定部
614 全重み算出計算量推定部
615 全個数計量計算量推定部
616 全実在面判定計算量推定部
617 手法選択部
618 画素値重み付パラメータ面描画計算量推定部
619 画素値重み付有力候補抽出計算量推定部
620 画素値重み付重み算出計算量推定部
621 全画素値重み付重み算出計算量推定部
Claims (60)
- 入力された画像に基づいて、姿勢を推定する基準となる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を推定するデータ処理装置であって、
前記画像を、前記基準面の候補となる候補領域と、該候補領域以外の領域である背景領域とに分割する2値化部と、
前記入力された画像に写り込んでいる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を示す姿勢パラメータを抽出し、該抽出した姿勢パラメータのうちで姿勢推定対象が向いている方向を示すパラメータに所定の関数による変換を施して得られた値と、該方向を示すパラメータ以外の姿勢パラメータとの組合せに基づいて、前記基準面を表現する数式である面パラメータ式を求める面パラメータ式表現部と、
前記2値化部が分割した候補領域に含まれる各画素を通るすべての面を表現する前記面パラメータ式を構成する姿勢パラメータの組合せを、前記面パラメータ式表現部が抽出した姿勢パラメータに基づいて算出するパラメータ算出部と、
前記姿勢パラメータに属するパラメータを基底ベクトルの軸としてそれぞれ有する空間であるパラメータ空間上に、前記パラメータ算出部が算出した姿勢パラメータの組合せに基づいて、前記面パラメータ式に従ったパラメータ面を描画するパラメータ面描画部と、
前記パラメータ面描画部が描画した前記パラメータ面が複数通過する交差点の座標である通過点座標と、該通過点座標を通過するパラメータ面の数である通過面数とを求める交差点検出部と、
前記交差点検出部が求めた各通過点における通過面数が、該通過面数に対応する通過点座標を基準とする所定の近傍領域における他の通過点座標における通過面数と比較して最大であると判別したときに、該判別した通過面数に対応するパラメータ面を構成する姿勢パラメータの組合せを、前記基準面を表現するために最適な姿勢パラメータの組合せである有力候補として識別する有力候補抽出部と、
前記有力候補抽出部が識別した有力候補と、該有力候補を基準とする所定の近傍領域にて前記パラメータ空間上の有力候補との距離が所定値以下である前記パラメータ算出部が算出した姿勢パラメータの組合せとに基づいて、前記画像上に有力候補面を描画する有力候補面描画部と、
前記有力候補面描画部が描画した各有力候補面について、前記候補領域のうちで該有力候補面上に位置している画素と、該有力候補面から所定範囲内に位置している画素とを、通過画素として識別し、該通過画素の座標および前記通過画素における接平面を求める通過判定部と、
前記通過判定部が求めた通過画素における接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士がそれぞれ形成する面とが成す角度に基づいて、前記通過判定部が識別した通過画素ごとに傾き重みを求める重み算出部と、
前記有力候補面ごとに、該有力候補にそれぞれ含まれる前記重み算出部が求めた通過画素の傾き重みを合計した値である個数を算出する個数計量部と、
前記個数計量部が算出した個数が、該個数を有する有力候補面を基準とする近傍領域における他の有力候補面が有する個数と比較して最大であると判別したときに、該判別した個数を有する有力候補面を、前記画像に実在する基準面である実在面として識別する実在面判定部とを有するデータ処理装置。 - 前記姿勢パラメータのうちで方向を示すパラメータが、角度であることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
- 前記角度に対して変換を施すための前記所定の関数が、三角関数であり、
前記面パラメータ式表現部は、前記角度に前記三角関数による変換を施して得られた値と、前記角度以外の姿勢パラメータとに基づいて、前記面パラメータ式を求めることを特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。 - 前記有力候補抽出部は、
前記交差点検出部が求めた各通過点における通過面数と第1のしきい値とを比較し、該第1のしきい値よりも大きいと判別した通過面数に対応する前記姿勢パラメータの組合せのうちから、前記有力候補を識別することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 前記有力候補抽出部は、前記有力候補を抽出したときに、該有力候補として抽出された姿勢パラメータの組合せに対して、有力候補面ビットを、有力候補面であることを示す所定値に変更することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
- 前記重み算出部は、
前記有力候補面描画部が描画した有力候補面上の各点において、該点での接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士が形成する面とが成す角度を求め、
前記求めた角度のうちで絶対値が最小となる角度を最小角度として定め、該定めた最小角度に対応する余弦の逆数の絶対値を算出することにより、前記有力候補面が通過する画素の傾き重みを求めることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 前記実在面判定部は、
前記個数計量部が算出した個数と第2のしきい値とを比較し、該第2のしきい値よりも大きいと判別した個数を有する有力候補面のうちから前記実在面を識別することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 前記実在面判定部は、前記実在面を識別したときに、該実在面として識別された有力候補面を形成する前記姿勢パラメータの組合せに対して、実在面ビットを、実在面であることを示す所定値に変更することを特徴とする請求項7に記載のデータ処理装置。
- 入力された画像に基づいて、姿勢を推定する基準となる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を推定するデータ処理装置であって、
前記画像を、前記基準面の候補となる候補領域と、該候補領域以外の領域である背景領域とに分割する2値化部と、
前記入力された画像に写り込んでいる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を示す姿勢パラメータを抽出し、該抽出した姿勢パラメータのうちで姿勢推定対象が向いている方向を示すパラメータに所定の関数による変換を施して得られた値と、該方向を示すパラメータ以外の姿勢パラメータとの組合せに基づいて、前記基準面を表現する数式である面パラメータ式を求める面パラメータ式表現部と、
前記姿勢パラメータに属するパラメータを基底ベクトルの軸としてそれぞれ有する空間であるパラメータ空間上に、該パラメータ空間上のすべての姿勢パラメータの組合せに基づいて、前記面パラメータ式に従った候補面を前記画像上に描画する全候補面描画部と、
前記全候補面描画部が描画した各候補面について、前記候補領域のうちで該候補面上に位置している画素と、該候補面から所定範囲内に位置している画素とを、通過画素として識別し、該通過画素の座標と、前記通過画素における接平面とを求める通過判定部と、
前記通過判定部が求めた通過画素における接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士がそれぞれ形成する面とが成す角度に基づいて、前記通過判定部が識別した通過画素ごとに傾き重みを求める重み算出部と、
前記候補面ごとに、該候補面にそれぞれ含まれる前記重み算出部が求めた通過画素の傾き重みを合計した値である個数を算出する個数計量部と、
前記個数計量部が算出した個数に基づいて、前記全候補面描画部が描画した候補面のうちから、前記画像に実在する基準面である実在面を識別する実在面判定部とを有するデータ処理装置。 - 前記入力された画像に平滑化する処理を施す平滑化部、を有し、
前記2値化部は、前記平滑化部が平滑化した画像に基づいて、2値化画像を生成することを特徴とする請求項1または9に記載のデータ処理装置。 - 前記2値化部が生成した2値化画像の候補領域に対して、該候補領域を膨張させる膨張処理、または、該候補領域を収縮させる収縮処理を、所定回数だけ実行する膨張収縮部、を有することを特徴とする請求項1、9および10のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
- 任意の画像のサイズを縮小または拡大することにより、該画像のサイズを変更する画像サイズ変更部と、
所定回数に達するまで、あるいは、所定の精度が得られるまで、前記画像サイズ変更部による倍率の異なる画像サイズの変更と、前記実在面判別部による新たな実在面の識別と、を交互に繰り返し実行させるパラメータ微調整部、とを有し、
前記画像サイズ変更部は、
前記実在面判定部が実在面を識別する前に、前記入力された画像を所定の縮小率で縮小することにより縮小画像を生成し、
前記実在面判定部が実在面を識別した後に、前記生成した縮小画像を、前記入力された画像よりも小さなサイズであって、かつ、該縮小画像よりも大きなサイズに変更することにより、新たな画像を生成することを特徴とする請求項1、9乃至11のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記パラメータ空間の離散化幅をあらかじめ与えた幅に大きくしてパラメータ空間を粗くし実在面を求め、一旦実在面が求まった後、パラメータ空間をより密に離散化するパラメータ空間粗視化部と、
前記離散化したパラメータ空間で一旦求まった実在面の近傍領域において、離散化幅が異なるパラメータ空間での新たな実在面の導出を、所定の処理回数に達するまで、または、離散化幅が所定値に達するまで繰り返し実行させるパラメータ微調整部とを有することを特徴とする請求項1または9に記載のデータ処理装置。 - 前記パラメータ空間上に、前記パラメータ算出部が算出した姿勢パラメータの組合せと、前記2値化部が2値化する前の画像の画素値に基づいて算出した値との乗算により求めた画素値重みに基づいて、前記面パラメータ式に従ったパラメータ面を描画する画素値重み付パラメータ面描画部と、
前記通過点座標において、前記パラメータ面同士が交差する通過面数と画素値重みとの合計が所定値より大きい通過点座標で、かつ、その通過点座標を基準とする近傍領域にて通過面数が最大であるときに、その通過点座標におけるパラメータの組合せを、検出対象となる基準面を形成するパラメータの組合せの有力候補として識別する画素値重み付有力候補抽出部と、
前記通過判定部が求めた通過画素における接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士がそれぞれ形成する面とが成す角度に基づいて、前記通過判定部が識別した通過画素ごとに傾き重みを求め、該求めた傾き重みと、前記2値化部が2値化する前の画像の画素値に基づいて算出した値とを乗算することにより、画素値重み付傾き重みを求める画素値重み付重み算出部とを有することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 前記傾き重みと、前記2値化部が2値化する前の画像の画素値に基づいて算出した値とを乗算することにより、画素値重み付傾き重みを求める画素値重み付重み算出部、を有することを特徴とする請求項9に記載のデータ処理装置。
- 前記入力された画像に複数の実在面が写り込んでいる場合、該各実在面の相互の位置関係を推定するとともに、該実在面を物理的実体に対応付けることにより同定する位置関係推定部と、
前記位置関係推定部が推定した前記複数の面の位置関係に基づいて、前記姿勢パラメータと、前記実在面とを対応付けることにより、該実在面に対する姿勢推定対象の姿勢を定める処理である意味付を行う姿勢意味付部と、を有することを特徴とする請求項1または9に記載のデータ処理装置。 - 請求項1に記載のデータ処理装置と、請求項9に記載のデータ処理装置と、を具備する姿勢推定システムにおいて、
前記請求項1に記載のデータ処理装置が前記基準面である実在面を識別するための演算処理の大きさを示す計算量であるパラメータ空間計算量と、前記請求項9に記載のデータ処理装置が実在面を識別するための演算処理の大きさを示す計算量である画像空間計算量とを比較した結果に基づいて、前記請求項1に記載のデータ処理装置または前記請求項9に記載のデータ処理装置を選択し、該選択したデータ処理装置に前記実在面を識別させるデータ処理切替装置を有することを特徴とする姿勢推定システム。 - 前記データ処理切替装置は、
前記画像を、前記基準面の候補となる候補領域と、該候補領域以外の領域である背景領域とに分割する2値化部と、
前記入力された画像に写り込んでいる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を示す姿勢パラメータを抽出し、該抽出した姿勢パラメータのうちで姿勢推定対象が向いている方向を示すパラメータに所定の関数による変換を施して得られた値と、該方向を示すパラメータ以外の姿勢パラメータとの組合せに基づいて、前記基準面を表現する数式である面パラメータ式を求める面パラメータ式表現部と、
前記2値化部が分割した候補領域に含まれる各画素を通る全ての基準面を表現する前記面パラメータ式を構成する姿勢パラメータの組合せを、前記請求項1に記載のデータ処理装置が算出するための演算処理の大きさを示す量であるパラメータ算出計算量を推定するパラメータ算出計算量推定部と、
前記面パラメータ式に従ったパラメータ面を前記請求項1に記載のデータ処理装置が描画するためのパラメータ面描画計算量を推定するパラメータ面描画計算量推定部と、
前記通過点座標と前記通過面数とを、前記請求項1に記載のデータ処理装置が求めるための交差点検出計算量を推定する交差点検出計算量推定部と、
前記有力候補を、前記請求項1に記載のデータ処理装置が識別するための有力候補抽出計算量を推定する有力候補抽出計算量推定部と、
前記有力候補面を、前記請求項1に記載のデータ処理装置が描画するための有力候補面描画計算量を推定する有力候補面描画計算量推定部と、
前記通過画素を前記請求項1に記載のデータ処理装置が識別し、該通過画素の座標と、前記通過画素における接平面とを前記請求項1に記載のデータ処理装置が求めるための通過判定計算量を推定する通過判定計算量推定部と、
前記傾き重みを、前記請求項1に記載のデータ処理装置が求めるための重み算出計算量を推定する重み算出計算量推定部と、
前記有力候補面ごとに、前記個数を前記請求項1に記載のデータ処理装置が算出するための個数計量計算量を推定する個数計量計算量推定部と、
前記有力候補面のうちから、前記実在面を前記請求項1に記載のデータ処理装置が識別するための実在面判定計算量を推定する実在面判定計算量推定部と、
前記面パラメータ式に従った候補面を、前記請求項9に記載のデータ処理装置が描画するための全候補面描画計算量を推定する全候補面描画計算量推定部と、
前記通過画素を前記請求項9に記載のデータ処理装置が識別し、該通過画素の座標と、前記通過画素における接平面を前記請求項9に記載のデータ処理装置が求めるための全通過判定計算量を推定する全通過判定計算量推定部と、
前記傾き重みを、前記請求項9に記載のデータ処理装置が求めるための全重み算出計算量を推定する全重み算出計算量推定部と、
前記個数を、前記請求項9に記載のデータ処理装置が算出するための全個数計量計算量を推定する全個数計量計算量推定部と、
前記候補面のうちから、前記実在面を、前記請求項9に記載のデータ処理装置が識別するための全実在面判定計算量を推定する全実在面判定計算量推定部と、
前記パラメータ算出計算量と、前記パラメータ面描画計算量と、前記交差点検出計算量と、前記有力候補抽出計算量と、前記有力候補面描画計算量と、前記通過判定計算量と、前記重み算出計算量と、前記個数計量計算量と、前記実在面判定計算量とを合計することにより、前記パラメータ空間計算量を求め、
前記全候補面描画計算量と、前記全通過判定計算量と、前記全重み算出計算量と、前記全個数計量計算量と、前記全実在面判定計算量とを合計することにより、前記画像空間計算量を求め、
該求めたパラメータ空間計算量と該求めた画像空間計算量との比較の結果、前記パラメータ空間計算量が前記画像空間計算量よりも少ないと判別した場合に、前記請求項1に記載のデータ処理装置を選択して前記実在面を識別させ、該パラメータ空間計算量が該画像空間計算量よりも多いと判別した場合に、前記請求項9に記載のデータ処理装置を選択して前記実在面を識別させる手法選択部とを有することを特徴とする請求項17に記載の姿勢推定システム。 - 前記姿勢推定システムが、請求項14に記載のデータ処理装置を具備する場合において、
前記データ処理切替装置は、
前記パラメータ空間上にパラメータ面を描画する際、前記2値化部が2値化する前の画像の画素値に基づいて画素値重みを求める画素値重み付パラメータ面描画部と、
前記交差点において、パラメータ面同士が交差する通過面数と画素値重みとの合計が所定値より大きい通過点座標で、かつ、その通過点座標を基準とする近傍領域にて通過面数が最大であるときに、その通過点座標におけるパラメータの組合せを、検出対象となる基準面を形成するパラメータの組合せの有力候補として識別する画素値重み付有力候補抽出部と、
前記傾き重みに更に2値化前の3次元画像の画素値を元に算出した値をかけて新たに傾き重みとする画素値重み付重み算出部と、
前記重み付パラメータ面描画部の実行に要する計算量を推定する、画素値重み付パラメータ面描画計算量推定部と、
前記画素値重み付有力候抽出部の実行に要する計算量を推定する画素値重み付有力候抽出計算量推定部と、
前記画素値重み付重み算出部の実行に要する計算量を推定する画素値重み付重み算出計算量推定部とを有することを特徴とする請求項18に記載の姿勢推定システム。 - 前記実在面判定部が実在面であると判別した場合に、該判別された実在面を構成する姿勢パラメータを外部に送信するための通信装置、を有することを特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項に記載の姿勢推定システム。
- 入力された画像に基づいて、姿勢を推定する基準となる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を推定する姿勢推定方法であって、
前記画像を、前記基準面の候補となる候補領域と、該候補領域以外の領域である背景領域とに分割する2値化処理と、
前記入力された画像に写り込んでいる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を示す姿勢パラメータを抽出し、該抽出した姿勢パラメータのうちで姿勢推定対象が向いている方向を示すパラメータに所定の関数による変換を施して得られた値と、該方向を示すパラメータ以外の姿勢パラメータとの組合せに基づいて、前記基準面を表現する数式である面パラメータ式を求める面パラメータ式表現処理と、
前記2値化処理にて分割した候補領域に含まれる各画素を通るすべての面を表現する前記面パラメータ式を構成する姿勢パラメータの組合せを、前記面パラメータ式表現処理にて抽出した姿勢パラメータに基づいて算出するパラメータ算出処理と、
前記姿勢パラメータに属するパラメータを基底ベクトルの軸としてそれぞれ有する空間であるパラメータ空間上に、前記パラメータ算出処理にて算出した姿勢パラメータの組合せに基づいて、前記面パラメータ式に従ったパラメータ面を描画するパラメータ面描画処理と、
前記パラメータ面描画処理にて描画した前記パラメータ面が複数通過する交差点の座標である通過点座標と、該通過点座標を通過するパラメータ面の数である通過面数とを求める交差点検出処理と、
前記交差点検出処理にて求めた各通過点における通過面数が、該通過面数に対応する通過点座標を基準とする所定の近傍領域における他の通過点座標における通過面数と比較して最大であると判別したときに、該判別した通過面数に対応するパラメータ面を構成する姿勢パラメータの組合せを、前記基準面を表現するために最適な姿勢パラメータの組合せである有力候補として識別する有力候補抽出処理と、
前記有力候補抽出処理にて識別した有力候補と、該有力候補を基準とする所定の近傍領域にて前記パラメータ空間上の有力候補との距離が所定値以下である前記パラメータ算出処理にて算出した姿勢パラメータの組合せとに基づいて、前記画像上に有力候補面を描画する有力候補面描画処理と、
前記有力候補面描画処理にて描画した各有力候補面について、前記候補領域のうちで該有力候補面上に位置している画素と、該有力候補面から所定範囲内に位置している画素とを、通過画素として識別し、該通過画素の座標および前記通過画素における接平面を求める通過判定処理と、
前記通過判定処理にて求めた通過画素における接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士がそれぞれ形成する面とが成す角度に基づいて、前記通過判定処理にて識別した通過画素ごとに傾き重みを求める重み算出処理と、
前記有力候補面ごとに、該有力候補にそれぞれ含まれる前記重み算出処理にて求めた通過画素の傾き重みを合計した値である個数を算出する個数計量処理と、
前記個数計量処理にて算出した個数が、該個数を有する有力候補面を基準とする近傍領域における他の有力候補面が有する個数と比較して最大であると判別したときに、該判別した個数を有する有力候補面を、前記画像に実在する基準面である実在面として識別する実在面判定処理とを有する姿勢推定方法。 - 前記姿勢パラメータのうちで方向を示すパラメータが、角度であることを特徴とする請求項21に記載の姿勢推定方法。
- 前記角度に対して変換を施すための前記所定の関数が、三角関数であり、
前記面パラメータ式表現処理では、前記角度に前記三角関数による変換を施して得られた値と、前記角度以外の姿勢パラメータとに基づいて、前記面パラメータ式を求めることを特徴とする請求項22に記載の姿勢推定方法。 - 前記有力候補抽出処理では、
前記交差点検出処理にて求めた各通過点における通過面数と第1のしきい値とを比較し、該第1のしきい値よりも大きいと判別した通過面数に対応する前記姿勢パラメータの組合せのうちから、前記有力候補を識別することを特徴とする請求項21に記載の姿勢推定方法。 - 前記有力候補抽出処理では、前記有力候補を抽出したときに、該有力候補として抽出された姿勢パラメータの組合せに対して、有力候補面ビットを、有力候補面であることを示す所定値に変更することを特徴とする請求項24に記載の姿勢推定方法。
- 前記重み算出処理では、
前記有力候補面描画処理にて描画した有力候補面上の各点において、該点での接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士が形成する面とが成す角度を求め、
前記求めた角度のうちで絶対値が最小となる角度を最小角度として定め、該定めた最小角度に対応する余弦の逆数の絶対値を算出することにより、前記有力候補面が通過する画素の傾き重みを求めることを特徴とする請求項21に記載の姿勢推定方法。 - 前記実在面判定処理では、
前記個数計量処理にて算出した個数と第2のしきい値とを比較し、該第2のしきい値よりも大きいと判別した個数を有する有力候補面のうちから前記実在面を識別することを特徴とする請求項21に記載の姿勢推定方法。 - 前記実在面判定処理では、前記実在面を識別したときに、該実在面として識別された有力候補面を形成する前記姿勢パラメータの組合せに対して、実在面ビットを、実在面であることを示す所定値に変更することを特徴とする請求項27に記載の姿勢推定方法。
- 入力された画像に基づいて、姿勢を推定する基準となる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を推定する姿勢推定方法であって、
前記画像を、前記基準面の候補となる候補領域と、該候補領域以外の領域である背景領域とに分割する2値化処理と、
前記入力された画像に写り込んでいる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を示す姿勢パラメータを抽出し、該抽出した姿勢パラメータのうちで姿勢推定対象が向いている方向を示すパラメータに所定の関数による変換を施して得られた値と、該方向を示すパラメータ以外の姿勢パラメータとの組合せに基づいて、前記基準面を表現する数式である面パラメータ式を求める面パラメータ式表現処理と、
前記姿勢パラメータに属するパラメータを基底ベクトルの軸としてそれぞれ有する空間であるパラメータ空間上に、該パラメータ空間上のすべての姿勢パラメータの組合せに基づいて、前記面パラメータ式に従った候補面を前記画像上に描画する全候補面描画処理と、
前記全候補面描画処理にて描画した各候補面について、前記候補領域のうちで該候補面上に位置している画素と、該候補面から所定範囲内に位置している画素とを、通過画素として識別し、該通過画素の座標と、前記通過画素における接平面とを求める通過判定処理と、
前記通過判定処理にて求めた通過画素における接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士がそれぞれ形成する面とが成す角度に基づいて、前記通過判定処理にて識別した通過画素ごとに傾き重みを求める重み算出処理と、
前記候補面ごとに、該候補面にそれぞれ含まれる前記重み算出処理にて求めた通過画素の傾き重みを合計した値である個数を算出する個数計量処理と、
前記個数計量処理にて算出した個数に基づいて、前記全候補面描画処理にて描画した候補面のうちから、前記画像に実在する基準面である実在面を識別する実在面判定処理とを有する姿勢推定方法。 - 前記入力された画像に平滑化する処理を施す平滑化処理、を有し、
前記2値化処理では、前記平滑化処理にて平滑化した画像に基づいて、2値化画像を生成することを特徴とする請求項21または29に記載の姿勢推定方法。 - 前記2値化処理にて生成した2値化画像の候補領域に対して、該候補領域を膨張させる膨張処理、または、該候補領域を収縮させる収縮処理を、所定回数だけ実行する膨張収縮処理、を有することを特徴とする請求項21、29および30のいずれか1項に記載の姿勢推定方法。
- 任意の画像のサイズを縮小または拡大することにより、該画像のサイズを変更する画像サイズ変更処理と、
所定回数に達するまで、あるいは、所定の精度が得られるまで、前記画像サイズ変更処理による倍率の異なる画像サイズの変更と、前記実在面判別処理による新たな実在面の識別と、を交互に繰り返し実行させるパラメータ微調整処理、とを有し、
前記画像サイズ変更処理では、
前記実在面判定処理にて実在面を識別する前に、前記入力された画像を所定の縮小率で縮小することにより縮小画像を生成し、
前記実在面判定処理にて実在面を識別した後に、前記生成した縮小画像を、前記入力された画像よりも小さなサイズであって、かつ、該縮小画像よりも大きなサイズに変更することにより、新たな画像を生成することを特徴とする請求項21、29乃至31のいずれか1項に記載の姿勢推定方法。 - 前記パラメータ空間の離散化幅をあらかじめ与えた幅に大きくしてパラメータ空間を粗くし実在面を求め、実在面が一旦求まった後、パラメータ空間をより密に離散化するパラメータ空間粗視化処理と、
前記離散化したパラメータ空間で一旦求まった実在面の近傍領域において、離散化幅が異なるパラメータ空間での新たな実在面の導出を、所定の処理回数に達するまで、または、離散化幅が所定値に達するまで繰り返し実行させるパラメータ微調整処理とを有することを特徴とする請求項21または29に記載の姿勢推定方法。 - 前記パラメータ空間上に、前記パラメータ算出処理にて算出した姿勢パラメータの組合せと、前記2値化処理にて2値化する前の画像の画素値に基づいて算出した値との乗算により求めた画素値重みに基づいて、前記面パラメータ式に従ったパラメータ面を描画する画素値重み付パラメータ面描画処理と、
前記通過点座標において、前記パラメータ面同士が交差する通過面数と画素値重みとの合計が所定値より大きい通過点座標で、かつ、その通過点座標を基準とする近傍領域にて通過面数が最大であるときに、その通過点座標におけるパラメータの組合せを、検出対象となる基準面を形成するパラメータの組合せの有力候補として識別する画素値重み付有力候補抽出処理と、
前記通過判定処理にて求めた通過画素における接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士がそれぞれ形成する面とが成す角度に基づいて、前記通過判定処理にて識別した通過画素ごとに傾き重みを求め、該求めた傾き重みと、前記2値化処理にて2値化する前の画像の画素値に基づいて算出した値とを乗算することにより、画素値重み付傾き重みを求める画素値重み付重み算出処理とを有することを特徴とする請求項21に記載の姿勢推定方法。 - 前記傾き重みと、前記2値化処理にて2値化する前の画像の画素値に基づいて算出した値とを乗算することにより、画素値重み付傾き重みを求める画素値重み付重み算出処理、を有することを特徴とする請求項29に記載の姿勢推定方法。
- 前記入力された画像に複数の実在面が写り込んでいる場合、該各実在面の相互の位置関係を推定するとともに、該実在面を物理的実体に対応付けることにより同定する位置関係推定処理と、
前記位置関係推定処理にて推定した前記複数の面の位置関係に基づいて、前記姿勢パラメータと、前記実在面とを対応付けることにより、該実在面に対する姿勢推定対象の姿勢を定める処理である意味付を行う姿勢意味付処理と、を有することを特徴とする請求項21または29に記載の姿勢推定方法。 - 前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて前記基準面である実在面を識別するために行う演算処理の大きさを示す計算量であるパラメータ空間計算量と、前記請求項29に記載の姿勢推定方法を用いて実在面を識別するために行う演算処理の大きさを示す計算量である画像空間計算量とを比較した結果に基づいて、前記請求項21に記載の姿勢推定方法と前記請求項29に記載の姿勢推定方法とのいずれかを選択し、該選択した姿勢推定方法を用いて前記実在面を識別させるデータ処理切替処理を有する姿勢推定方法。
- 前記データ処理切替処理では、
前記画像を、前記基準面の候補となる候補領域と、該候補領域以外の領域である背景領域とに分割する2値化処理と、
前記入力された画像に写り込んでいる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を示す姿勢パラメータを抽出し、該抽出した姿勢パラメータのうちで姿勢推定対象が向いている方向を示すパラメータに所定の関数による変換を施して得られた値と、該方向を示すパラメータ以外の姿勢パラメータとの組合せに基づいて、前記基準面を表現する数式である面パラメータ式を求める面パラメータ式表現処理と、
前記2値化処理にて分割した候補領域に含まれる各画素を通る全ての基準面を表現する前記面パラメータ式を構成する姿勢パラメータの組合せを、前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて算出するための演算処理の大きさを示す量であるパラメータ算出計算量を推定するパラメータ算出計算量推定処理と、
前記面パラメータ式に従ったパラメータ面を前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて描画するためのパラメータ面描画計算量を推定するパラメータ面描画計算量推定処理と、
前記通過点座標と前記通過面数とを、前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて求めるための交差点検出計算量を推定する交差点検出計算量推定処理と、
前記有力候補を、前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて識別するための有力候補抽出計算量を推定する有力候補抽出計算量推定処理と、
前記有力候補面を、前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて描画するための有力候補面描画計算量を推定する有力候補面描画計算量推定処理と、
前記通過画素を前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて識別し、該通過画素の座標と、前記通過画素における接平面とを前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて求めるための通過判定計算量を推定する通過判定計算量推定処理と、
前記傾き重みを、前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて求めるための重み算出計算量を推定する重み算出計算量推定処理と、
前記有力候補面ごとに、前記個数を前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて算出するための個数計量計算量を推定する個数計量計算量推定処理と、
前記有力候補面のうちから、前記実在面を前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて識別するための実在面判定計算量を推定する実在面判定計算量推定処理と、
前記面パラメータ式に従った候補面を、前記請求項29に記載の姿勢推定方法を用いて描画するための全候補面描画計算量を推定する全候補面描画計算量推定処理と、
前記通過画素を前記請求項29に記載の姿勢推定方法を用いて識別し、該通過画素の座標と、前記通過画素における接平面を前記請求項21に記載の姿勢推定方法を用いて求めるための全通過判定計算量を推定する全通過判定計算量推定処理と、
前記傾き重みを、前記請求項29に記載の姿勢推定方法を用いて求めるための全重み算出計算量を推定する全重み算出計算量推定処理と、
前記個数を、前記請求項29に記載の姿勢推定方法を用いて算出するための全個数計量計算量を推定する全個数計量計算量推定処理と、
前記候補面のうちから、前記実在面を、前記請求項29に記載の姿勢推定方法を用いて識別するための全実在面判定計算量を推定する全実在面判定計算量推定処理と、
前記パラメータ算出計算量と、前記パラメータ面描画計算量と、前記交差点検出計算量と、前記有力候補抽出計算量と、前記有力候補面描画計算量と、前記通過判定計算量と、前記重み算出計算量と、前記個数計量計算量と、前記実在面判定計算量とを合計することにより、前記パラメータ空間計算量を求め、
前記全候補面描画計算量と、前記全通過判定計算量と、前記全重み算出計算量と、前記全個数計量計算量と、前記全実在面判定計算量とを合計することにより、前記画像空間計算量を求め、
該求めたパラメータ空間計算量と該求めた画像空間計算量との比較の結果、前記パラメータ空間計算量が前記画像空間計算量よりも少ないと判別した場合に、前記請求項21に記載の姿勢推定方法を選択して前記実在面を識別させ、該パラメータ空間計算量が該画像空間計算量よりも多いと判別した場合に、前記請求項29に記載の姿勢推定方法を選択して前記実在面を識別させる手法選択処理とを有することを特徴とする請求項37に記載の姿勢推定方法。 - 請求項34に記載の姿勢推定方法を選択可能な場合において、
前記データ処理切替処理では、
前記パラメータ空間上にパラメータ面を描画する際、前記2値化処理にて2値化する前の画像の画素値に基づいて画素値重みを求める画素値重み付パラメータ面描画処理と、
前記交差点において、パラメータ面同士が交差する通過面数と画素値重みとの合計が所定値より大きい通過点座標で、かつ、その通過点座標を基準とする近傍領域にて通過面数が最大であるときに、その通過点座標におけるパラメータの組合せを、検出対象となる基準面を形成するパラメータの組合せの有力候補として識別する画素値重み付有力候補抽出処理と、
前記傾き重みに更に2値化前の3次元画像の画素値を元に算出した値をかけて新たに傾き重みとする画素値重み付重み算出処理と、
前記重み付パラメータ面描画処理の実行に要する計算量を推定する画素値重み付パラメータ面描画計算量推定処理と、
前記画素値重み付有力候抽出処理の実行に要する計算量を推定する画素値重み付有力候抽出計算量推定処理と、
前記画素値重み付重み算出処理の実行に要する計算量を推定する画素値重み付重み算出計算量推定処理とを有することを特徴とする請求項38に記載の姿勢推定方法。 - 前記実在面判定処理にて実在面であると判別した場合に、該判別された実在面を構成する姿勢パラメータを外部に送信するための通信処理、を有することを特徴とする請求項37乃至39のいずれか1項に記載の姿勢推定方法。
- 入力された画像を、姿勢を推定する基準となる基準面の候補となる候補領域と、該候補領域以外の領域である背景領域とに分割する2値化手順と、
前記入力された画像に写り込んでいる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を示す姿勢パラメータを抽出し、該抽出した姿勢パラメータのうちで姿勢推定対象が向いている方向を示すパラメータに所定の関数による変換を施して得られた値と、該方向を示すパラメータ以外の姿勢パラメータとの組合せに基づいて、前記基準面を表現する数式である面パラメータ式を求める面パラメータ式表現手順と、
前記2値化手順にて分割した候補領域に含まれる各画素を通るすべての面を表現する前記面パラメータ式を構成する姿勢パラメータの組合せを、前記面パラメータ式表現手順にて抽出した姿勢パラメータに基づいて算出するパラメータ算出手順と、
前記姿勢パラメータに属するパラメータを基底ベクトルの軸としてそれぞれ有する空間であるパラメータ空間上に、前記パラメータ算出手順にて算出した姿勢パラメータの組合せに基づいて、前記面パラメータ式に従ったパラメータ面を描画するパラメータ面描画手順と、
前記パラメータ面描画手順にて描画した前記パラメータ面が複数通過する交差点の座標である通過点座標と、該通過点座標を通過するパラメータ面の数である通過面数とを求める交差点検出手順と、
前記交差点検出手順にて求めた各通過点における通過面数が、該通過面数に対応する通過点座標を基準とする所定の近傍領域における他の通過点座標における通過面数と比較して最大であると判別したときに、該判別した通過面数に対応するパラメータ面を構成する姿勢パラメータの組合せを、前記基準面を表現するために最適な姿勢パラメータの組合せである有力候補として識別する有力候補抽出手順と、
前記有力候補抽出手順にて識別した有力候補と、該有力候補を基準とする所定の近傍領域にて前記パラメータ空間上の有力候補との距離が所定値以下である前記パラメータ算出手順にて算出した姿勢パラメータの組合せとに基づいて、前記画像上に有力候補面を描画する有力候補面描画手順と、
前記有力候補面描画手順にて描画した各有力候補面について、前記候補領域のうちで該有力候補面上に位置している画素と、該有力候補面から所定範囲内に位置している画素とを、通過画素として識別し、該通過画素の座標および前記通過画素における接平面を求める通過判定手順と、
前記通過判定手順にて求めた通過画素における接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士がそれぞれ形成する面とが成す角度に基づいて、前記通過判定手順にて識別した通過画素ごとに傾き重みを求める重み算出手順と、
前記有力候補面ごとに、該有力候補にそれぞれ含まれる前記重み算出手順にて求めた通過画素の傾き重みを合計した値である個数を算出する個数計量手順と、
前記個数計量手順にて算出した個数が、該個数を有する有力候補面を基準とする近傍領域における他の有力候補面が有する個数と比較して最大であると判別したときに、該判別した個数を有する有力候補面を、前記画像に実在する基準面である実在面として識別する実在面判定手順とをコンピュータに実行させるプログラム。 - 前記姿勢パラメータのうちで方向を示すパラメータが、角度であることを特徴とする請求項41に記載のプログラム。
- 前記角度に対して変換を施すための前記所定の関数が、三角関数であり、
前記面パラメータ式表現手順では、前記角度に前記三角関数による変換を施して得られた値と、前記角度以外の姿勢パラメータとに基づいて、前記面パラメータ式を求めることを特徴とする請求項42に記載のプログラム。 - 前記有力候補抽出手順では、
前記交差点検出手順にて求めた各通過点における通過面数と第1のしきい値とを比較し、該第1のしきい値よりも大きいと判別した通過面数に対応する前記姿勢パラメータの組合せのうちから、前記有力候補を識別することを特徴とする請求項41に記載のプログラム。 - 前記有力候補抽出手順では、前記有力候補を抽出したときに、該有力候補として抽出された姿勢パラメータの組合せに対して、有力候補面ビットを、有力候補面であることを示す所定値に変更することを特徴とする請求項44に記載のプログラム。
- 前記重み算出手順では、
前記有力候補面描画手順にて描画した有力候補面上の各点において、該点での接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士が形成する面とが成す角度を求め、
前記求めた角度のうちで絶対値が最小となる角度を最小角度として定め、該定めた最小角度に対応する余弦の逆数の絶対値を算出することにより、前記有力候補面が通過する画素の傾き重みを求めることを特徴とする請求項41に記載のプログラム。 - 前記実在面判定手順では、
前記個数計量手順にて算出した個数と第2のしきい値とを比較し、該第2のしきい値よりも大きいと判別した個数を有する有力候補面のうちから前記実在面を識別することを特徴とする請求項41に記載のプログラム。 - 前記実在面判定手順では、前記実在面を識別したときに、該実在面として識別された有力候補面を形成する前記姿勢パラメータの組合せに対して、実在面ビットを、実在面であることを示す所定値に変更することを特徴とする請求項47に記載のプログラム。
- 入力された画像を、姿勢を推定する基準となる基準面の候補となる候補領域と、該候補領域以外の領域である背景領域とに分割する2値化手順と、
前記入力された画像に写り込んでいる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を示す姿勢パラメータを抽出し、該抽出した姿勢パラメータのうちで姿勢推定対象が向いている方向を示すパラメータに所定の関数による変換を施して得られた値と、該方向を示すパラメータ以外の姿勢パラメータとの組合せに基づいて、前記基準面を表現する数式である面パラメータ式を求める面パラメータ式表現手順と、
前記姿勢パラメータに属するパラメータを基底ベクトルの軸としてそれぞれ有する空間であるパラメータ空間上に、該パラメータ空間上のすべての姿勢パラメータの組合せに基づいて、前記面パラメータ式に従った候補面を前記画像上に描画する全候補面描画手順と、
前記全候補面描画手順にて描画した各候補面について、前記候補領域のうちで該候補面上に位置している画素と、該候補面から所定範囲内に位置している画素とを、通過画素として識別し、該通過画素の座標と、前記通過画素における接平面とを求める通過判定手順と、
前記通過判定手順にて求めた通過画素における接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士がそれぞれ形成する面とが成す角度に基づいて、前記通過判定手順にて識別した通過画素ごとに傾き重みを求める重み算出手順と、
前記候補面ごとに、該候補面にそれぞれ含まれる前記重み算出手順にて求めた通過画素の傾き重みを合計した値である個数を算出する個数計量手順と、
前記個数計量手順にて算出した個数に基づいて、前記全候補面描画手順にて描画した候補面のうちから、前記画像に実在する基準面である実在面を識別する実在面判定手順とをコンピュータに実行させるプログラム。 - 前記入力された画像に平滑化する処理を施す平滑化手順、を有し、
前記2値化手順では、前記平滑化手順にて平滑化した画像に基づいて、2値化画像を生成することを特徴とする請求項41または49に記載のプログラム。 - 前記2値化手順にて生成した2値化画像の候補領域に対して、該候補領域を膨張させる膨張手順、または、該候補領域を収縮させる収縮手順を、所定回数だけ実行する膨張収縮手順、を有することを特徴とする請求項41、49および50のいずれか1項に記載のプログラム。
- 任意の画像のサイズを縮小または拡大することにより、該画像のサイズを変更する画像サイズ変更手順と、
所定回数に達するまで、あるいは、所定の精度が得られるまで、前記画像サイズ変更手順による倍率の異なる画像サイズの変更と、前記実在面判別手順による新たな実在面の識別と、を交互に繰り返し実行させるパラメータ微調整手順、とを有し、
前記画像サイズ変更手順では、
前記実在面判定手順にて実在面を識別する前に、前記入力された画像を所定の縮小率で縮小することにより縮小画像を生成し、
前記実在面判定手順にて実在面を識別した後に、前記生成した縮小画像を、前記入力された画像よりも小さなサイズであって、かつ、該縮小画像よりも大きなサイズに変更することにより、新たな画像を生成することを特徴とする請求項41、49乃至51のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記パラメータ空間の離散化幅をあらかじめ与えた幅に大きくしてパラメータ空間を粗くし実在面を求め、実在面が一旦求まった後、パラメータ空間をより密に離散化するパラメータ空間粗視化手順と、
前記離散化したパラメータ空間で一旦求まった実在面の近傍領域において、離散化幅が異なるパラメータ空間での新たな実在面の導出を、所定の処理回数に達するまで、または、離散化幅が所定値に達するまで繰り返し実行させるパラメータ微調整手順とを有することを特徴とする請求項41または49に記載のプログラム。 - 前記パラメータ空間上に、前記パラメータ算出手順にて算出した姿勢パラメータの組合せと、前記2値化手順にて2値化する前の画像の画素値に基づいて算出した値との乗算により求めた画素値重みに基づいて、前記面パラメータ式に従ったパラメータ面を描画する画素値重み付パラメータ面描画手順と、
前記通過点座標において、前記パラメータ面同士が交差する通過面数と画素値重みとの合計が所定値より大きい通過点座標で、かつ、その通過点座標を基準とする近傍領域にて通過面数が最大であるときに、その通過点座標におけるパラメータの組合せを、検出対象となる基準面を形成するパラメータの組合せの有力候補として識別する画素値重み付有力候補抽出手順と、
前記通過判定手順にて求めた通過画素における接平面と、前記パラメータ空間が有する各基底ベクトルの軸同士がそれぞれ形成する面とが成す角度に基づいて、前記通過判定手順にて識別した通過画素ごとに傾き重みを求め、該求めた傾き重みと、前記2値化手順にて2値化する前の画像の画素値に基づいて算出した値とを乗算することにより、画素値重み付傾き重みを求める画素値重み付重み算出手順とを有することを特徴とする請求項41に記載のプログラム。 - 前記傾き重みと、前記2値化手順にて2値化する前の画像の画素値に基づいて算出した値とを乗算することにより、画素値重み付傾き重みを求める画素値重み付重み算出手順、を有することを特徴とする請求項49に記載のプログラム。
- 前記入力された画像に複数の実在面が写り込んでいる場合、該各実在面の相互の位置関係を推定するとともに、該実在面を物理的実体に対応付けることにより同定する位置関係推定手順と、
前記位置関係推定手順にて推定した前記複数の面の位置関係に基づいて、前記姿勢パラメータと、前記実在面とを対応付けることにより、該実在面に対する姿勢推定対象の姿勢を定める処理である意味付を行う姿勢意味付手順と、を有することを特徴とする請求項41または49に記載のプログラム。 - 請求項41に記載のプログラムを実行することにより前記基準面である実在面を識別するために行う演算処理の大きさを示す計算量であるパラメータ空間計算量と、請求項49に記載のプログラムを実行することにより実在面を識別するために行う演算処理の大きさを示す計算量である画像空間計算量とを比較した結果に基づいて、前記請求項41に記載のプログラムと前記請求項49に記載のプログラムとのいずれかを選択し、該選択したプログラムを実行することにより前記実在面を識別させるデータ処理切替手順をコンピュータに実行させるプログラム。
- 前記データ処理切替手順では、
前記画像を、前記基準面の候補となる候補領域と、該候補領域以外の領域である背景領域とに分割する2値化手順と、
前記入力された画像に写り込んでいる基準面に対する姿勢推定対象の姿勢を示す姿勢パラメータを抽出し、該抽出した姿勢パラメータのうちで姿勢推定対象が向いている方向を示すパラメータに所定の関数による変換を施して得られた値と、該方向を示すパラメータ以外の姿勢パラメータとの組合せに基づいて、前記基準面を表現する数式である面パラメータ式を求める面パラメータ式表現手順と、
前記2値化手順にて分割した候補領域に含まれる各画素を通る全ての基準面を表現する前記面パラメータ式を構成する姿勢パラメータの組合せを、前記請求項41に記載のプログラムを実行することにより算出するための演算処理の大きさを示す量であるパラメータ算出計算量を推定するパラメータ算出計算量推定手順と、
前記面パラメータ式に従ったパラメータ面を前記請求項41に記載のプログラムを実行することにより描画するためのパラメータ面描画計算量を推定するパラメータ面描画計算量推定手順と、
前記通過点座標と前記通過面数とを、前記請求項41に記載のプログラムを実行することにより求めるための交差点検出計算量を推定する交差点検出計算量推定手順と、
前記有力候補を、前記請求項41に記載のプログラムを実行することにより識別するための有力候補抽出計算量を推定する有力候補抽出計算量推定手順と、
前記有力候補面を、前記請求項41に記載のプログラムを実行することにより描画するための有力候補面描画計算量を推定する有力候補面描画計算量推定手順と、
前記通過画素を前記請求項41に記載のプログラムを実行することにより識別し、該通過画素の座標と、前記通過画素における接平面とを前記請求項41に記載のプログラムを実行することにより求めるための通過判定計算量を推定する通過判定計算量推定手順と、
前記傾き重みを、前記請求項41に記載のプログラムを実行することにより求めるための重み算出計算量を推定する重み算出計算量推定手順と、
前記有力候補面ごとに、前記個数を前記請求項41に記載のプログラムを実行することにより算出するための個数計量計算量を推定する個数計量計算量推定手順と、
前記有力候補面のうちから、前記実在面を前記請求項41に記載のプログラムを実行することにより識別するための実在面判定計算量を推定する実在面判定計算量推定手順と、
前記面パラメータ式に従った候補面を、前記請求項49に記載のプログラムを実行することにより描画するための全候補面描画計算量を推定する全候補面描画計算量推定手順と、
前記通過画素を前記請求項49に記載のプログラムを実行することにより識別し、該通過画素の座標と、前記通過画素における接平面を前記請求項49に記載のプログラムを実行することにより求めるための全通過判定計算量を推定する全通過判定計算量推定手順と、
前記傾き重みを、前記請求項49に記載のプログラムを実行することにより求めるための全重み算出計算量を推定する全重み算出計算量推定手順と、
前記個数を、前記請求項49に記載のプログラムを実行することにより算出するための全個数計量計算量を推定する全個数計量計算量推定手順と、
前記候補面のうちから、前記実在面を、前記請求項49に記載のプログラムを実行することにより識別するための全実在面判定計算量を推定する全実在面判定計算量推定手順と、
前記パラメータ算出計算量と、前記パラメータ面描画計算量と、前記交差点検出計算量と、前記有力候補抽出計算量と、前記有力候補面描画計算量と、前記通過判定計算量と、前記重み算出計算量と、前記個数計量計算量と、前記実在面判定計算量とを合計することにより、前記パラメータ空間計算量を求め、
前記全候補面描画計算量と、前記全通過判定計算量と、前記全重み算出計算量と、前記全個数計量計算量と、前記全実在面判定計算量とを合計することにより、前記画像空間計算量を求め、
該求めたパラメータ空間計算量と該求めた画像空間計算量との比較の結果、前記パラメータ空間計算量が前記画像空間計算量よりも少ないと判別した場合に、前記請求項41に記載のプログラムを選択して前記実在面を識別させ、該パラメータ空間計算量が該画像空間計算量よりも多いと判別した場合に、前記請求項49に記載のプログラムを選択して前記実在面を識別させる手法選択手順とを有することを特徴とする請求項57に記載のプログラム。 - 請求項54に記載のプログラムを選択可能な場合において、
前記データ処理切替手順では、
前記パラメータ空間上にパラメータ面を描画する際、前記2値化手順にて2値化する前の画像の画素値に基づいて画素値重みを求める画素値重み付パラメータ面描画手順と、
前記交差点において、パラメータ面同士が交差する通過面数と画素値重みとの合計が所定値より大きい通過点座標で、かつ、その通過点座標を基準とする近傍領域にて通過面数が最大であるときに、その通過点座標におけるパラメータの組合せを、検出対象となる基準面を形成するパラメータの組合せの有力候補として識別する画素値重み付有力候補抽出手順と、
前記傾き重みに更に2値化前の3次元画像の画素値を元に算出した値をかけて新たに傾き重みとする画素値重み付重み算出手順と、
前記重み付パラメータ面描画手順の実行に要する計算量を推定する画素値重み付パラメータ面描画計算量推定手順と、
前記画素値重み付有力候抽出手順の実行に要する計算量を推定する画素値重み付有力候抽出計算量推定手順と、
前記画素値重み付重み算出手順の実行に要する計算量を推定する画素値重み付重み算出計算量推定手順とを有することを特徴とする請求項58に記載のプログラム。 - 前記実在面判定手順にて実在面であると判別した場合に、該判別された実在面を構成する姿勢パラメータを外部に送信するための通信手順、を有することを特徴とする請求項57乃至59のいずれか1項に記載のプログラム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008027710A JP5181704B2 (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | データ処理装置、姿勢推定システム、姿勢推定方法およびプログラム |
US12/367,178 US8401295B2 (en) | 2008-02-07 | 2009-02-06 | Pose estimation |
US13/754,084 US8639035B2 (en) | 2008-02-07 | 2013-01-30 | Pose estimation |
US13/753,702 US8675967B2 (en) | 2008-02-07 | 2013-01-30 | Pose estimation |
US13/753,672 US8625903B2 (en) | 2008-02-07 | 2013-01-30 | Pose estimation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008027710A JP5181704B2 (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | データ処理装置、姿勢推定システム、姿勢推定方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009186364A true JP2009186364A (ja) | 2009-08-20 |
JP5181704B2 JP5181704B2 (ja) | 2013-04-10 |
Family
ID=40938941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008027710A Active JP5181704B2 (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | データ処理装置、姿勢推定システム、姿勢推定方法およびプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (4) | US8401295B2 (ja) |
JP (1) | JP5181704B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010089938A1 (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | 日本電気株式会社 | 回転推定装置、回転推定方法および記録媒体 |
JP2012189584A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-10-04 | Mitsubishi Electric Corp | 目標検出装置 |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012001793A1 (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-05 | 富士通株式会社 | 画像処理プログラムおよび画像処理装置 |
KR102016551B1 (ko) * | 2014-01-24 | 2019-09-02 | 한화디펜스 주식회사 | 위치 추정 장치 및 방법 |
CN105096304B (zh) | 2014-05-22 | 2018-01-02 | 华为技术有限公司 | 一种图像特征的估计方法和设备 |
GB2536493B (en) * | 2015-03-20 | 2020-11-18 | Toshiba Europe Ltd | Object pose recognition |
US10241514B2 (en) | 2016-05-11 | 2019-03-26 | Brain Corporation | Systems and methods for initializing a robot to autonomously travel a trained route |
US9987752B2 (en) | 2016-06-10 | 2018-06-05 | Brain Corporation | Systems and methods for automatic detection of spills |
US10282849B2 (en) | 2016-06-17 | 2019-05-07 | Brain Corporation | Systems and methods for predictive/reconstructive visual object tracker |
US10016896B2 (en) | 2016-06-30 | 2018-07-10 | Brain Corporation | Systems and methods for robotic behavior around moving bodies |
US10274325B2 (en) | 2016-11-01 | 2019-04-30 | Brain Corporation | Systems and methods for robotic mapping |
US10001780B2 (en) | 2016-11-02 | 2018-06-19 | Brain Corporation | Systems and methods for dynamic route planning in autonomous navigation |
US10723018B2 (en) | 2016-11-28 | 2020-07-28 | Brain Corporation | Systems and methods for remote operating and/or monitoring of a robot |
CN106651953B (zh) * | 2016-12-30 | 2019-10-18 | 山东大学 | 一种基于交通指示牌的车辆位姿估计方法 |
KR101888295B1 (ko) * | 2017-01-24 | 2018-08-14 | 고려대학교 산학협력단 | 레이저 거리 센서의 측정 거리에 대해 추정된 거리 유형의 신뢰성을 평가하는 방법 및 이를 이용한 이동 로봇의 위치 추정 방법 |
US10377040B2 (en) | 2017-02-02 | 2019-08-13 | Brain Corporation | Systems and methods for assisting a robotic apparatus |
US10852730B2 (en) | 2017-02-08 | 2020-12-01 | Brain Corporation | Systems and methods for robotic mobile platforms |
US10293485B2 (en) | 2017-03-30 | 2019-05-21 | Brain Corporation | Systems and methods for robotic path planning |
US11315280B1 (en) * | 2019-09-26 | 2022-04-26 | Apple Inc. | Pose estimation with limited correspondences |
CN110991277B (zh) * | 2019-11-20 | 2023-09-22 | 湖南检信智能科技有限公司 | 基于深度学习的多维度多任务学习评价系统 |
TWI782709B (zh) * | 2021-09-16 | 2022-11-01 | 財團法人金屬工業研究發展中心 | 手術機械臂控制系統以及手術機械臂控制方法 |
CN114735152B (zh) * | 2022-04-19 | 2023-12-01 | 中国舰船研究设计中心 | 一种基于面元法的全附体舰船不沉性计算方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07271978A (ja) * | 1994-03-29 | 1995-10-20 | Toshiba Corp | 画像処理装置 |
JPH0981755A (ja) * | 1995-09-12 | 1997-03-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 平面推定方法 |
JPH1096607A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 物体検出装置および平面推定方法 |
JP2003271975A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-26 | Sony Corp | 平面抽出方法、その装置、そのプログラム、その記録媒体及び平面抽出装置搭載型ロボット装置 |
JP2005024464A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Fuji Heavy Ind Ltd | ステレオカメラによる平面検出装置 |
JP2006242943A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-09-14 | Canon Inc | 位置姿勢計測方法及び装置 |
JP2006317418A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Nikon Corp | 画像計測装置、画像計測方法、計測処理プログラム及び記録媒体 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6912293B1 (en) * | 1998-06-26 | 2005-06-28 | Carl P. Korobkin | Photogrammetry engine for model construction |
JP2983019B1 (ja) | 1998-12-18 | 1999-11-29 | 株式会社エム・シー・シー | 目標検出方法および目標検出装置 |
EP1037166A1 (de) | 1999-03-16 | 2000-09-20 | Philips Corporate Intellectual Property GmbH | Verfahren zur Detektion von Konturen in einem Röntgenbild |
JP2001283216A (ja) * | 2000-04-03 | 2001-10-12 | Nec Corp | 画像照合装置、画像照合方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
EP1211640A3 (en) | 2000-09-15 | 2003-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing methods and apparatus for detecting human eyes, human face and other objects in an image |
US6964023B2 (en) * | 2001-02-05 | 2005-11-08 | International Business Machines Corporation | System and method for multi-modal focus detection, referential ambiguity resolution and mood classification using multi-modal input |
JP4573085B2 (ja) * | 2001-08-10 | 2010-11-04 | 日本電気株式会社 | 位置姿勢認識装置とその位置姿勢認識方法、及び位置姿勢認識プログラム |
JP4035978B2 (ja) * | 2001-10-05 | 2008-01-23 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 3次元形状モデルの評価方法および生成方法並びに装置 |
US6811264B2 (en) * | 2003-03-21 | 2004-11-02 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | Geometrically aware projector |
EP1631937B1 (en) * | 2003-06-12 | 2018-03-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Target orientation estimation using depth sensing |
JP4708712B2 (ja) | 2004-02-04 | 2011-06-22 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及びその制御方法、プログラム |
JP2006230904A (ja) | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 画像処理装置及び画像処理方法 |
-
2008
- 2008-02-07 JP JP2008027710A patent/JP5181704B2/ja active Active
-
2009
- 2009-02-06 US US12/367,178 patent/US8401295B2/en active Active
-
2013
- 2013-01-30 US US13/753,672 patent/US8625903B2/en active Active
- 2013-01-30 US US13/753,702 patent/US8675967B2/en active Active
- 2013-01-30 US US13/754,084 patent/US8639035B2/en active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07271978A (ja) * | 1994-03-29 | 1995-10-20 | Toshiba Corp | 画像処理装置 |
JPH0981755A (ja) * | 1995-09-12 | 1997-03-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 平面推定方法 |
JPH1096607A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 物体検出装置および平面推定方法 |
JP2003271975A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-26 | Sony Corp | 平面抽出方法、その装置、そのプログラム、その記録媒体及び平面抽出装置搭載型ロボット装置 |
JP2005024464A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Fuji Heavy Ind Ltd | ステレオカメラによる平面検出装置 |
JP2006242943A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-09-14 | Canon Inc | 位置姿勢計測方法及び装置 |
JP2006317418A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Nikon Corp | 画像計測装置、画像計測方法、計測処理プログラム及び記録媒体 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010089938A1 (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | 日本電気株式会社 | 回転推定装置、回転推定方法および記録媒体 |
JP2010181366A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Nec Corp | 回転推定装置、回転推定方法およびプログラム |
JP2012189584A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-10-04 | Mitsubishi Electric Corp | 目標検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20090202174A1 (en) | 2009-08-13 |
US8639035B2 (en) | 2014-01-28 |
US8625903B2 (en) | 2014-01-07 |
JP5181704B2 (ja) | 2013-04-10 |
US20130142436A1 (en) | 2013-06-06 |
US20130148900A1 (en) | 2013-06-13 |
US8401295B2 (en) | 2013-03-19 |
US8675967B2 (en) | 2014-03-18 |
US20130142437A1 (en) | 2013-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5181704B2 (ja) | データ処理装置、姿勢推定システム、姿勢推定方法およびプログラム | |
Hong et al. | Radarslam: Radar based large-scale slam in all weathers | |
CN109059906B (zh) | 车辆定位方法、装置、电子设备、存储介质 | |
JP6114052B2 (ja) | 点群解析処理装置及び点群解析処理プログラム | |
CN110663060B (zh) | 一种用于表示环境元素的方法、装置、系统、以及车辆/机器人 | |
US10288425B2 (en) | Generation of map data | |
KR100866380B1 (ko) | 물체인식을 바탕으로 한 로봇의 자기위치 추정 방법 | |
Vidas et al. | Real-time mobile 3D temperature mapping | |
KR20090088516A (ko) | 물체인식 및 인식된 물체를 포함하는 주변 환경 정보를바탕으로 한 로봇의 자기 위치 추정 방법 | |
JP5870011B2 (ja) | 点群解析装置、点群解析方法及び点群解析プログラム | |
Konrad et al. | Localization in digital maps for road course estimation using grid maps | |
US20200264005A1 (en) | Electronic apparatus and controlling method thereof | |
Ishihara et al. | Deep radio-visual localization | |
JP2018072316A (ja) | ジオアーク(geoarc)を使用したビークルの二次元位置の特定 | |
CN117593650B (zh) | 基于4d毫米波雷达与sam图像分割的动点滤除视觉slam方法 | |
le Fevre Sejersen et al. | Safe vessel navigation visually aided by autonomous unmanned aerial vehicles in congested harbors and waterways | |
CN111553342A (zh) | 一种视觉定位方法、装置、计算机设备和存储介质 | |
Jiang et al. | Icp stereo visual odometry for wheeled vehicles based on a 1dof motion prior | |
KR102407802B1 (ko) | 인공신경망 학습 기반의 실내외 3차원 좌표 및 방위 추정 장치 | |
Xin et al. | Geometric interpretation of ellipse projection and disambiguating in pose estimation | |
US20120050552A1 (en) | Rotation Cancellation for Moving Obstacle Detection | |
Menard et al. | Adaptive stereo matching in correlation scale-space | |
CN118397588B (zh) | 智能驾驶汽车用摄像头场景分析方法、系统、设备及介质 | |
Kirnos et al. | Landmarks detection by contour analysis in the problem of SLAM | |
Pyo et al. | Development of radial layout underwater acoustic marker using forward scan sonar for AUV |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120703 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121231 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5181704 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125 Year of fee payment: 3 |