JP2009186025A - 遠赤外線放射床張り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部屋全体を効率的に暖房でき、施工性及びメンテナンス性に優れた床暖房に使用する遠赤外線放射床張り装置を提供する。
【解決手段】部屋11の床材12の一部又は全部と置き換えて部屋11内に遠赤外線を放射する遠赤外線放射床張り装置10であって、床材12を固定する台板13の上に配置される面状発熱手段14と、面状発熱手段14の上に配置され、面状発熱手段14により加熱されて遠赤外線を放射する遠赤外線放射部材15と、遠赤外線放射部材15の上に配置され、表面の高さ位置が周囲又は側方に配置された床材12の表面高さ位置に一致して、厚みが床材12より薄く遠赤外線が透過する化粧部材16とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、床暖房に使用する遠赤外線放射床張り装置に関する。
床暖房は足元を効率的に暖房しながら部屋全体を暖める最適な暖房手段として、電熱線ヒータを熱源にする電気式システム、温水を熱源とする給湯式システムのものがそれぞれ提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2005-42979号公報 特開2005-9701号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載された発明では、床材は容易に暖かくなるが、床材を暖めた熱が上方まで到達せず、例えば、床上50〜100cmの高さまでは暖かくならないという問題がある。更に、電気式システムでは、電熱線ヒータの蓄熱性が小さいため、常に電熱線ヒータに電流を流しておかねばならず、経済性に劣るという問題がある。一方、給湯式システムでは、床材の下方に温水用配管を設置しなければならず、既設の部屋の床暖房化を図るには大幅な改造工事が発生するという問題が生じ、保守管理にも多くの費用を要するという問題が生じる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、部屋全体を効率的に暖房でき、施工性及びメンテナンス性に優れた床暖房に使用する遠赤外線放射床張り装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る遠赤外線放射床張り装置は、部屋の床材の一部又は全部と置き換えて該部屋内に遠赤外線を放射する遠赤外線放射床張り装置であって、
前記床材を固定する台板の上に配置される面状発熱手段と、
前記面状発熱手段の上に配置され、該面状発熱手段により加熱されて遠赤外線を放射する遠赤外線放射部材と、
前記遠赤外線放射部材の上に配置され、表面の高さ位置が周囲又は側方に配置された前記床材の表面高さ位置に一致して、厚みが該床材より薄く遠赤外線が透過する化粧部材とを有している。
本発明に係る遠赤外線放射床張り装置において、前記遠赤外線放射部材は、蛇紋石、麦飯石、ブラックシリカ、トルマリン、安山岩、溶岩石、及び祖母聖光石のいずれか1又は2以上の組合せからなる天然鉱石と、金属精錬時に発生するスラグと、廃ガラスとを有していることが好ましい。
天然鉱石を、蛇紋石、麦飯石、ブラックシリカ、トルマリン、安山岩、溶岩石、及び祖母聖光石のいずれか1又は2以上の組合せとすることで、天然鉱石からの遠赤外線放射量を高位に安定化することができる。そして、天然鉱石、スラグ、及び廃ガラスを使用することで、遠赤外線放射部材のコストを低減することができると共に、遠赤外線放射部材からの遠赤外線放射率を一定範囲に調整できる。
本発明に係る遠赤外線放射床張り装置において、前記遠赤外線放射部材は、前記天然鉱石の破砕物及び前記スラグの破砕物からなる粒度が1mm以上6mm以下の骨材に対して、該天然鉱石の粉砕物及び前記廃ガラスの粉砕物からなる粒度が0.1mm以上2mm以下の細骨材が0.8以上3以下の割合で混合された混合物にバインダーを加えて固めた板状体とすることができる。
ここで、スラグの破砕物及び天然鉱石の破砕物の割合は、スラグの破砕物に対して天然鉱石の破砕物が0.5以上1.5以下、天然鉱石の粉砕物及び廃ガラスの粉砕物の割合は、廃ガラスの粉砕物に対して天然鉱石の粉砕物が0.5以上2以下とすることが好ましい。
遠赤外線放射部材を板状体とすることで、広い面積から遠赤外線を一様に放射することができる。そして、骨材に対する細骨材の割合を調整することで、バインダーで固めて形成した板状体の密度を大きくすることができると共に寸法変化、変形を小さくできる。そして、板状体の寸法変化、変形が小さくなることで、板状体の製造歩留まりを向上させることができる。板状体の密度は大きくなることから、単位面積当りから放射される遠赤外線の放射強度を大きくできる。
本発明に係る遠赤外線放射床張り装置において、前記混合物に、800℃以上の温度で焼成した竹炭及び備長炭のいずれか一方又は双方の粉砕物を、外掛けで5質量%以上10質量%以下添加することが好ましい。
800℃以上の温度で焼成して製造した竹炭、備長炭の遠赤外線放射率は大きいので、竹炭、備長炭の粉砕物を添加することで遠赤外線放射部材の遠赤外線放射効率を高めることができる。更に、竹炭、備長炭を添加することで、板状体の遠赤外線放射部材の熱伝導が向上し、遠赤外線放射部板を加熱した際に全体の温度を短時間で上げることができ、遠赤外線放射部板からの遠赤外線放射量を大きくできる。
本発明に係る遠赤外線放射床張り装置において、前記遠赤外線放射部材は、前記天然鉱石の粉砕物、前記スラグの粉砕物、及び前記廃ガラスの粉砕物からなる粒度が2mm以下の混合粉粒体であり、該混合粉粒体は、前記化粧部材と同一の外形で該化粧部材を支持する枠体内を分割して形成した空間部にそれぞれ収納される容器内に充填されているのがよい。ここで、天然鉱石の粉砕物、スラグの粉砕物、及び廃ガラスの粉砕物の割合は、廃ガラスの粉砕物に対して天然鉱石の粉砕物が1以上4.5以下、スラグの粉砕物が0.3以上1.5以下とすることが好ましい。
遠赤外線放射部材を、天然鉱石の粉砕物、スラグの粉砕物、及び廃ガラスの粉砕物からなる混合粉粒体とすることで、遠赤外線放射部材を安価かつ容易に得ることができる。そして、混合粉粒体を枠体内に形成された各空間部に収納される容器内に充填することで、混合粉粒体を広範囲に安定して存在させることができる。
本発明に係る遠赤外線放射床張り装置において、前記部屋は和室であって、前記化粧部材は平面視して前記床材に使用している畳床と同一形状で、該化粧部材の表側は畳表で覆われ、該化粧部材の厚みは該畳床の0.1以上0.4以下であることが好ましい。
化粧部材を平面視して床材に使用している畳床と同一形状とすることで、遠赤外線放射床張り装置と畳床とは、平面視して同一形状となり、周囲の畳床との一体性が向上する。そして、化粧部材の厚みは畳床の0.1以上0.4以下であるので、遠赤外線放射部材から発生した遠赤外線は化粧部材を通過しても大きく減衰せずに部屋内に放射されるため、部屋内を効率的に暖房できる。
本発明に係る遠赤外線放射床張り装置において、該遠赤外線放射床張り装置は、隣接する前記畳床1畳分の寸法と同一であることが好ましい。
これによって、和室を構成している畳床を部分的に遠赤外線放射床張り装置と入れ換えること、畳床全部を遠赤外線放射床張り装置と入れ換えることができ、部屋の使用状態に対応させて和室を最も効率的に床暖房することができる。
本発明に係る遠赤外線放射床張り装置において、前記部屋は洋室であって、前記化粧部材は床暖房用のフローリングであることが好ましい。
これによって、遠赤外線放射部材から発生した遠赤外線を洋室内に放射させて、部屋内を効率的に暖房することができると共に、化粧部材の変質及び変形を防止して長期間に渡って安定して使用することができる。
本発明に係る遠赤外線放射床張り装置においては、遠赤外線放射部材が面状発熱手段で加熱されて床暖房が行われると共に、面状発熱手段で加熱された遠赤外線放射部材から発生した遠赤外線が化粧部材を通過して部屋内に放射されるので、部屋全体を効率的に暖房することが可能になる。そして、遠赤外線放射床張り装置は、台板の上に配置される面状発熱手段、面状発熱手段の上に配置される遠赤外線放射部材、及び遠赤外線放射部材の上に配置される化粧部材が積層して構成されるので、施工性及びメンテナンス性に優れる。また、化粧部材の表面高さ位置は、周囲に配置された床材の表面高さ位置に一致しているので、部屋の床材の一部を遠赤外線放射床張り装置と置き換えても、部屋の使用性を維持できる。更に、遠赤外線放射部材の蓄熱性が大きいため、面状発熱手段の運転を停止しても床暖房と遠赤外線の発生がしばらくの間持続して、経済的である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1本発明の第1の実施の形態に係る遠赤外線放射床張り装置で和室中央部の2畳分を置き換えた場合の平面図、図2は同遠赤外線放射床張り装置における遠赤外線放射部材の配置を示す平面図、図3は図2のP-P矢視断面図、図4は図3のa部拡大図、図5は本発明の第2の実施の形態に係る遠赤外線放射床張り装置で和室の畳床の一部を置き換えた場合の説明図、図6は図5のQ-Q矢視断面図である。
図1〜図4に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る遠赤外線放射床張り装置10は、部屋の一例である和室11の床材である畳床12の一部(本実施の形態では和室11の中央部に配置された2畳分の畳床)と置き換えて和室11内に遠赤外線を放射するものであって、畳床12を固定する台板(座板)13の上に配置される面状発熱手段14と、面状発熱手段14の上に配置され、面状発熱手段14により加熱されて遠赤外線を放射する遠赤外線放射部材15と、遠赤外線放射部材15の上に配置され、表面の高さ位置が周囲に配置された畳床12の表面高さ位置に一致して、厚みが畳床12より薄く遠赤外線が透過する化粧部材16とを有している。以下詳細に説明する。
ここで、化粧部材16は平面視して和室11に使用している畳床12と同一形状である。そして、化粧部材16は芯材17と、芯材17の表側を覆う畳表18とを有し、化粧部材16の厚みは畳床12の0.1以上0.4以下である。化粧部材16の厚みを畳床12より薄くすることで、遠赤外線放射部材15から発生した遠赤外線が透過し易くなる。このため、畳表18は畳床12で使用する畳表と同一の素材で、芯材17は畳床12の芯材と同一の素材でそれそれ構成とすることができるが、畳表18に、いぐさ表、和紙表、化学繊維を用いた化学表を使用し、芯材17を床暖房専用芯材で構成すると、遠赤外線の減衰量を更に抑えて、遠赤外線の透過量を多くすることができる。
また、図2、図3に示すように、台板(座板)13上には、例えば、中央部に設けられたの仕切り部材32の両側に2列に形成された開口部33、34を備えた枠体35が配置され、面状発熱手段14と遠赤外線放射部材15は、枠体35内に配置されている。このため、面状発熱手段14と遠赤外線放射部材15の寸法は、枠体35の開口部33、34の面積に基づいて決まる。なお、枠体35内には、面状発熱手段14に電力を供給する電力供給部(図示せず)が設けられ、枠体35からは電力供給部に接続する図示しない電源ケーブルが設けられている。また、符号36は、台板13を支持する根太である。
遠赤外線放射部材15は、遠赤外線を放射する天然鉱石の破砕物の一例である蛇紋石破砕物、及び金属精錬時に発生するスラグの破砕物の一例である高炉スラグ破砕物からなる粒度が1mm以上6mm以下の骨材に対して、天然鉱石の粉砕物の一例である蛇紋石粉砕物及び廃ガラスの粉砕物からなる粒度が0.1mm以上2mm以下の細骨材が0.8以上3以下、好ましくは2.5以下の割合で混合された混合物、竹炭の粉砕物、バインダーとしてのセメント(高炉セメント)、及び補強材からなる。ここで、セメントは、遠赤外線放射部材15中に15質量%以上20質量%以下含有されるように加える。また、補強材は、長さが5〜30mm、好ましくは10〜30mmで、例えば、耐アルカリ性のガラス短繊維、カーボン短繊維、アラミド短繊維、及びポリプロピレン短繊維のいずれか1又は2以上の組み合わせからなり、混合物、竹炭の粉砕物、及びセメントからなる粉粒体に対して、1〜3質量%加える。そして、遠赤外線放射部材15は、粉粒体と補強材からなる配合物に混練水を加えて調製した混練物を、例えば、縦寸法が200〜400mm、横寸法が200〜400mm、厚みが10〜15mmとなるように形成(例えば、油圧プレスを用いて、180〜220kg/cmの成形圧力でプレス成形)した単位放射板23を各開口部33、34内に並べて形成した板状体である。なお、高炉セメントの代わりに、普通ポルトランドセメントを使用することもできる。
なお、短繊維を使用しないで、粉粒体に混練水を加えて調製した混練物を、面状の補強材の一例である金網又はパンチングメタルが内部に配置されるように、単位放射板を形成してもよい。ここで、金網の網目間隔、パンチングメタルの開口部の最大寸法は、例えば、10〜15mmであり、圧縮成形時に成形型内で混練物が移動する際に、粒度が1mm以上6mm以下の骨材は金網(パンチングメタル)を通過できるようになっている。これにより、成形型内での骨材の移動が妨げられず、中央部に金網(パンチングメタル)が配設され、骨材、細骨材、竹炭の粉砕物、及びセメントが均一に分散した状態の単位放射板が得られる。そして、粒度が0.1mm以上2mm以下の細骨材を、骨材に対して0.8以上3以下好ましくは2.5以下配合することで、セメント、細骨材、及び竹炭の粉砕物からなる結合相の収縮量を小さくでき、養生後に得られる乾燥状態の単位放射板において、骨材の周囲が結合相で確実に取り囲まれた状態の組織を形成することができる。その結果、単位放射板に安定した強度を発現させることができる。
混練水には、鉱泉水を使用し、その使用量は、骨材と細骨材の混合物、竹炭の粉砕物、及びセメントの総重量に対して外掛けで12〜16質量%である。混練水量が12質量%未満では、均質な混練物が得られ難く成形型内での混練物の滑りが不十分となり、遠赤外線放射部材15(即ち、単位放射板23)の密度が低くなり、単位面積当たりの遠赤外線放射量が低下する。一方、混練水量が16質量%を超えると、成形直後の単位放射板23に含まれる水分量が多いため、養生、乾燥後の単位放射板23の密度は低くなり、単位面積当たりの遠赤外線放射量が低下する。このため、混練水量は、外掛けで12〜16質量%とした。
ここで、鉱泉水には、例えば、ナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、塩素イオン、硫酸イオン、ヒドロ炭素イオン等の各種イオンが含まれており、混練物を調製する際に、上記の各種イオンの作用と考えられるが、混練物の均一性が向上する傾向を示す。このため、単位放射板23の組織が均一となり、単位放射板23表面の単位面積当たりからの遠赤外線放射率が向上する。また、混練水には、檜オイルを混練水に対して外掛けで0.05体積%以上0.4体積%以下添加している。檜オイルを加えることで、混練物に可塑性を付与することができ、成形型内での混練物の滑りが促進されると共に、単位放射板23を成形した際の表面状態が滑らかになる。
ここで、骨材は、蛇紋石破砕物と高炉スラグ破砕物の割合が、高炉スラグ破砕物に対して蛇紋石破砕物が0.5以上で1.5以下、好ましくは1.2以下である。また、細骨材は、蛇紋石粉砕物と廃ガラスの粉砕物の割合が、廃ガラス粉砕物に対して蛇紋石粉砕物が0.5以上2以下である。
蛇紋石は、非常に高い遠赤外線の放射率を有するが、産地により成分が変動し、遠赤外線放射率も変動するという問題がある。一方、高炉スラグは、遠赤外線の放射率が高い金属酸化物、例えば、シリカ(二酸化珪素)、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムを含み、これらの成分含有率の変動は、蛇紋石の産地による成分変動と比較して安定している。このため、蛇紋石破砕物と高炉スラグ破砕物を組み合わせると、蛇紋石破砕物からの遠赤外線放射率が変動しても、骨材からの遠赤外線放射率を一定範囲に調整することができる。ここで、高炉スラグ破砕物に対して蛇紋石破砕物の使用が0.5未満では、骨材からの遠赤外線放射率が低くなって好ましくない。また、高炉スラグ破砕物に対して蛇紋石破砕物の使用が1.5を超えると、骨材からの遠赤外線放射率を一定範囲に調整することが困難となる。このため、高炉スラグ破砕物に対して蛇紋石破砕物が0.5以上で1.5以下、好ましくは1.2以下とした。
廃ガラスは、シリカが主体で、更に、色ガラスに由来し、遠赤外線の放射率が高い金属酸化物、例えば、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化マンガン、酸化クロム等を含む。このため、廃ガラスの粉砕物は、高い遠赤外線の放射率を有し、蛇紋石粉砕物と廃ガラス粉砕物を組み合わせることで、蛇紋石粉砕物のみの場合に比べて遠赤外線放射材のコストを下げることができる。ここで、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化マンガン、酸化クロム等の遠赤外線の放射率が高い金属酸化物が含有される割合は、廃ガラス中の含まれる色ガラスの種類とその割合で決まるため、廃ガラスの粉砕物の遠赤外線放射率の変動幅は、蛇紋石粉砕物の遠赤外線放射率の変動幅よりも大きい。このため、細骨材からの遠赤外線放射率を一定範囲に調整する場合、蛇紋石粉砕物と廃ガラス粉砕物の割合は、廃ガラス粉砕物に対して蛇紋石粉砕物を0.5以上2以下とした。
更に、単位放射板23は、800℃以上の温度で焼成した竹炭の粉砕物(例えば、粒度が3mm以下)を含有している。800℃以上の温度で焼成した竹炭の遠赤外線放射率は大きいので、竹炭の粉砕物を添加することで遠赤外線放射材の遠赤外線放射効率を更に高めることができる。また、一般に炭(炭素材)の熱伝導率は大きいので、竹炭の粉砕物を単位放射板23に含有させることで、単位放射板23の熱伝導を向上させることができる。このため、図2〜図4に示すように、遠赤外線放射部材15(単位放射板23)の裏面側を面状発熱手段14で加熱して遠赤外線放射部材15の温度を上昇させ、遠赤外線放射部材15の表面側から遠赤外線を放射する場合、遠赤外線放射部材15の表面側の温度が短時間で上昇して、遠赤外線放射部材15からの遠赤外線放射量を大きくすることができる。
ここで、単位放射板23の熱伝導の向上が顕著となるには、骨材と細骨材の混合物に対して外掛けで5質量%以上の竹炭の粉砕物を添加する必要である。一方、竹炭の粉砕物の添加量が多くなると、結合相中のセメント部分の連結が竹炭の粉砕物により分断させるため、単位放射板23の強度は徐々に低下し、骨材と細骨材の混合物に対して外掛けで10質量%を超えて竹炭の粉砕物を添加すると、単位放射板23の強度は大きく低下する。このため、骨材と細骨材の混合物に添加する竹炭の量を、外掛けで5質量%以上、好ましくは6質量%以上、10質量%以下とした。
図2〜図4に示すように、面状発熱手段14は開口部33、34にそれぞれ配置される面状発熱部14a、14bからなり、各面状発熱部14a、14bは、台板13上に配置され可撓性を備えたシート材(例えば、ポリエチレンフィルムの積層材)の一側表面に、例えば、アルミニウム蒸着層が形成された第1の緩衝材19と、第1の緩衝材19の上に配置される主断熱板20(例えば、ポリスチレンフォーム)と、主断熱板20の上に配置され第1の緩衝材19と同一の構成を有する第2の緩衝材21と、第2の緩衝材21上に配置される面状発熱体22とを有している。ここで、面状発熱体22は、加熱部に、例えば、PTCヒーターを使用し、縦寸法が800〜2000mm、横寸法300〜1000mm、厚みが2〜12mmである。
なお、第1の緩衝材19は、赤外線反射層を主断熱板20側に向けて配置し、第2の緩衝材21は、赤外線反射層を面状発熱体22側に向けて配置している。第1の緩衝材19を配置することで、主断熱板20が台板13に当接して角部が欠けるのを防止することができると共に、主断熱板20から台板13に流出する熱の流れを阻止することができる。また、第2の緩衝材21を配置することで、面状発熱体22が主断熱板20に当接して当接面側に損傷が発生するのを防止することができると共に、面状発熱体22から主断熱板20に流出する熱の流れを阻止することができる。
続いて、本発明の第1の実施の形態に係る遠赤外線放射床張り装置10の作用について説明する。
図1に示すように、遠赤外線放射床張り装置10は、和室11に使用されている畳床12と平面視して同一形状である。このため、和室11を構成している畳床12を部分的に遠赤外線放射床張り装置10と入れ換えることができ、部屋の使用状態に対応させて必要な場所を効率的に床暖房することができる。そして、遠赤外線放射床張り装置10の上部側を構成している化粧部材16の表面高さ位置は、周囲に配置された畳床12の表面高さ位置に一致しているので、和室11の畳床12の一部を遠赤外線放射床張り装置10と置き換えても、部屋の使用性に支障は生じない。また、遠赤外線放射床張り装置10が、台板13の上に配置される面状発熱手段14、面状発熱手段14の上に配置される遠赤外線放射部材15、及び遠赤外線放射部材15の上に配置される化粧部材16の各パーツを積層させて構成しているので、遠赤外線放射床張り装置10の施工性が優れる。更に、遠赤外線放射床張り装置10の運転において問題が生じた場合、問題が生じたパーツを交換するだけで遠赤外線放射床張り装置10の運転を再開することができ、メンテナンス性に優れる。
面状発熱手段14で遠赤外線放射部材15を構成している単位放射板23の裏面(面状発熱手段14側の面)が加熱されると、単位放射板23の裏面側から表面(化粧部材16側の面)に向けて熱が移動し、単位放射板23全体の温度が徐々に上昇する。ここで、単位放射板23中には、熱伝導率の高い竹炭の粉砕物が分散しているので、単位放射板23の熱伝導率が大きくなって、単位放射板23全体の温度が短時間で上昇し、従って、単位放射板23で構成された遠赤外線放射部材15の温度も短時間で上昇する。その結果、遠赤外線放射部材15に当接している化粧部材16が加熱され、床暖房を行うことができる。
ここで、遠赤外線放射部材15を形成している単位放射板23は、遠赤外線の放射率が高い蛇紋石破砕物、高炉スラグ破砕物、蛇紋石粉砕物、廃ガラス粉砕物、竹炭、及びセメントから構成されているので、単位放射板23の温度が上昇することで蛇紋石破砕物、高炉スラグ破砕物、蛇紋石粉砕物、廃ガラス粉砕物、竹炭から遠赤外線がそれぞれ発生する。更に、結合相の一部を形成しているセメントには酸化アルミニウムが含まれているため、セメントが加熱されると、セメントからも遠赤外線が発生する。このため、遠赤外線放射部材15から遠赤外線が一様に放射される。そして、化粧部材16の厚みは畳床12の0.1以上0.4以下であるので、遠赤外線放射部材15から発生した遠赤外線は化粧部材16を通過しても大きく減衰せず、多量の遠赤外線が和室11内に放射される。このため、和室11内を、太陽光が差し込んだ場合と同じように暖めることができる。なお、面状発熱手段14を停止しても、遠赤外線放射部材15の温度は徐々にしか低下しないので、遠赤外線放射部材15からはしばらくの間遠赤外線が発生し、和室11内を暖めることができる。
本発明の第2の実施の形態に係る遠赤外線放射床張り装置25について説明する。ここで、遠赤外線放射床張り装置25は、図5、図6に示すように、和室11の畳床12の一部(本実施の形態では和室の中央部に配置された2枚の畳床)と置き換えて、和室11内に遠赤外線を放射するものである。遠赤外線放射床張り装置10と比較して、遠赤外線放射床張り装置25の遠赤外線放射部材26は、遠赤外線を放射する天然鉱石、金属精錬時に発生するスラグ、及び廃ガラスのそれぞれの粉砕物からなる粒度が2mm以下の混合粉粒体であり、この混合粉粒体は、化粧部材16と平面視して同一外形で化粧部材16を支持する、例えば、木製の枠体27内を木製の縦桟28及び横桟29で分割して形成した空間部30にそれぞれ収納される容器31内に充填されていることが特徴となっている。このため、遠赤外線放射部材26に関してのみ説明し、遠赤外線放射床張り装置10と同一の構成部材には同一の符号を付して説明は省略する。
天然鉱石には、例えば蛇紋石、金属精錬時に発生するスラグとして例えば高炉スラグが使用できる。ここで、廃ガラスの粉砕物に対して蛇紋石の粉砕物は1以上4.5以下、高炉スラグの粉砕物は0.3以上1.5以下とする。これによって、蛇紋石の成分が産地によって変動しても、廃ガラス中の含まれる色ガラスの種類とその割合が変動しても、遠赤外線放射部材26からの遠赤外線放射率を一定範囲に調整することができる。また、遠赤外線放射部材26を充填する容器31として、例えば、布製の袋が利用できる。そして、蛇紋石、高炉スラグ、及び廃ガラスの各粉砕物の粒度を2mm以下とすることで、遠赤外線放射部材26が充填された容器31を空間部30内に入れて空間部30の内側形状に合わせて変形させることができる。これによって、混合粉粒体の状態の遠赤外線放射部材26を、空間30内全体に広がった状態で安定して存在させることができ、遠赤外線を広い範囲から発生させることができる。
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る遠赤外線放射床張り装置25の作用について説明する。
図5、図6に示すように、遠赤外線放射床張り装置25は、和室11に使用されている畳床12と平面視して同一形状なので、畳床12を部分的に遠赤外線放射床張り装置25と入れ換えることができ、和室11内の必要な場所を効率的に床暖房することができる。そして、遠赤外線放射床張り装置25の化粧部材16の表面高さ位置は、畳床12の表面高さ位置に一致しているので、和室11の使用性に支障は生じない。また、遠赤外線放射床張り装置25が、台板13の上に配置される面状発熱手段14、面状発熱手段14の上に配置された枠体27内に形成された空間部30内に収納される容器32に充填された遠赤外線放射部材26、及び遠赤外線放射部材26の上に配置される化粧部材16から構成されているので、遠赤外線放射床張り装置25の施工性が優れ、更に、遠赤外線放射床張り装置25に問題が生じた場合、問題が生じたパーツを交換するだけで遠赤外線放射床張り装置25の運転を再開することができ、メンテナンス性に優れる。なお、図5、図6において、面状発熱体22は、縦横に並べて配置された複数の板状ヒータ24から構成されているが、一体の面状発熱体を使用してもよい。
面状発熱手段14で容器31内の遠赤外線放射部材26が加熱されると、遠赤外線放射部材26全体の温度が上昇し、遠赤外線放射部材26に当接している化粧部材16が加熱され、床暖房を行うことができる。一方、遠赤外線放射部材26を構成している蛇紋石、高炉スラグ、廃ガラスの各粉砕物から遠赤外線がそれぞれ発生し、化粧部材16を通過して和室11内に放射される。このため、和室11内を、太陽光が差し込んだ場合と同じように暖めることができる。なお、面状発熱手段14を停止しても、遠赤外線放射部材26を構成している蛇紋石、高炉スラグ、廃ガラスの各粉砕物の温度は徐々にしか低下しないので、蛇紋石、高炉スラグ、廃ガラスの各粉砕物からはしばらくの間遠赤外線が発生し、和室11内を暖めることができる。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
例えば、第1、第2の実施の形態では、和室の畳床の一部を遠赤外線放射床張り装置で置き換えたが、すべての畳床を遠赤外線放射床張り装置で置き換えることもできる。そして、面状発熱手段に、第1、2の緩衝材を設けたが、いずれか一方のみ設けるようにすることも、双方とも設けないようにすることもできる。
また、天然鉱石として麦飯石、ブラックシリカ、トルマリン、安山岩、溶岩石、及び祖母聖光石のいずれかを使用することができ、更に、蛇紋石、麦飯石、ブラックシリカ、トルマリン、安山岩、溶岩石、及び祖母聖光石の2以上を組合せたものも使用することができる。スラグとしては、製鋼スラグ、非鉄金属精錬で発生するスラグも使用でき、セメントとして、早強セメント、高炉セメント、アルミナセメントも使用できる。更に、竹炭の代りに備長炭、竹炭と備長炭を混合したものも使用でき、混練水として、電解アルカリ水、及び電解酸性水のいずれか、鉱泉水、電解アルカリ水、及び電解酸性水の2以上の組合せ、水道水と鉱泉水、電解アルカリ水、又は電解酸性水との組合せ、あるいは水道水のみも使用できる。
そして、遠赤外線放射部材を構成する単位放射板の製造を、混練物を成形型内に流し込んで成形する流し込み成形により行うこともできる。流し込み成形を行う場合、混練物の流動性を圧縮成形の場合に比べて大きくする必要があり、例えば、混練水の添加量を多くする。なお、単位放射板の大きさ(面積)は、人手で取扱い可能な範囲であれば特に制約はないが、単位放射板の一面側を加熱するのに使用する面状発熱手段の放熱面全体を単独で又は組み合わせて過不足なく覆うことができるような大きさにするのが、遠赤外線放射の効率から好ましい。
更に、洋室のフローリングの一部又は全部を遠赤外線放射床張り装置で置き換えることができる。この場合、平面視した遠赤外線放射床張り装置の形状は、置き換える部分の形状に合わせる。そして、面状発熱手段、遠赤外線放射部材の構成は、第1、第2の実施の形態における面状発熱手段、遠赤外線放射部材の構成と同一にでき、化粧部材は床暖房用のフローリングを使用する。
また、面状発熱手段、遠赤外線放射部材、及び化粧部材は、平面視して同一形状であってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る遠赤外線放射床張り装置で和室中央部の2畳分を置き換えた場合の平面図である。 同遠赤外線放射床張り装置における遠赤外線放射部材の配置を示す平面図である。 図2のP-P矢視断面図である。 図3のa部拡大図である。 本発明の第2の実施の形態に係る遠赤外線放射床張り装置で和室の畳床の一部を置き換えた場合の説明図である。 図5のQ-Q矢視断面図である。
符号の説明
10:遠赤外線放射床張り装置、11:和室、12:畳床、13:台板、14:面状発熱手段、14a、14b:面状発熱部、15:遠赤外線放射部材、16:化粧部材、17:芯材、18:畳表、19:第1の緩衝材、20:主断熱板、21:第2の緩衝材、22:面状発熱体、23:単位放射板、24:板状ヒータ、25:遠赤外線放射床張り装置、26:遠赤外線放射部材、27:枠体、28:縦桟、29:横桟、30:空間部、31:容器、32:仕切り部材、33、34:開口部、35:枠体、36:根太

Claims (8)

  1. 部屋の床材の一部又は全部と置き換えて該部屋内に遠赤外線を放射する遠赤外線放射床張り装置であって、
    前記床材を固定する台板の上に配置される面状発熱手段と、
    前記面状発熱手段の上に配置され、該面状発熱手段により加熱されて遠赤外線を放射する遠赤外線放射部材と、
    前記遠赤外線放射部材の上に配置され、表面の高さ位置が周囲又は側方に配置された前記床材の表面高さ位置に一致して、厚みが該床材より薄く遠赤外線が透過する化粧部材とを有することを特徴とする遠赤外線放射床張り装置。
  2. 請求項1記載の遠赤外線放射床張り装置において、前記遠赤外線放射部材は、蛇紋石、麦飯石、ブラックシリカ、トルマリン、安山岩、溶岩石、及び祖母聖光石のいずれか1又は2以上の組合せからなる天然鉱石と、金属精錬時に発生するスラグと、廃ガラスとを有していることを特徴とする遠赤外線放射床張り装置。
  3. 請求項2記載の遠赤外線放射床張り装置において、前記遠赤外線放射部材は、前記天然鉱石の破砕物及び前記スラグの破砕物からなる粒度が1mm以上6mm以下の骨材に対して、該天然鉱石の粉砕物及び前記廃ガラスの粉砕物からなる粒度が0.1mm以上2mm以下の細骨材が0.8以上3以下の割合で混合された混合物にバインダーを加えて固めた板状体であることを特徴とする遠赤外線放射床張り装置。
  4. 請求項3記載の遠赤外線放射床張り装置において、前記混合物に、800℃以上の温度で焼成した竹炭及び備長炭のいずれか一方又は双方の粉砕物を、外掛けで5質量%以上10質量%以下添加することを特徴とする遠赤外線放射床張り装置。
  5. 請求項2記載の遠赤外線放射床張り装置において、前記遠赤外線放射部材は、前記天然鉱石の粉砕物、前記スラグの粉砕物、及び前記廃ガラスの粉砕物からなる粒度が2mm以下の混合粉粒体であり、該混合粉粒体は、前記化粧部材と同一の外形で該化粧部材を支持する枠体内を分割して形成した空間部にそれぞれ収納される容器内に充填されていることを特徴とする遠赤外線放射床張り装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の遠赤外線放射床張り装置において、前記部屋は和室であって、前記化粧部材は平面視して前記床材に使用している畳床と同一形状で、該化粧部材の表側は畳表で覆われ、該化粧部材の厚みは該畳床の0.1以上0.4以下であることを特徴とする遠赤外線放射床張り装置。
  7. 請求項6記載の遠赤外線放射床張り装置において、該遠赤外線放射床張り装置は、隣接する前記畳床1畳分の寸法と同一であることを特徴とする遠赤外線放射床張り装置。
  8. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の遠赤外線放射床張り装置において、前記部屋は洋室であって、前記化粧部材は床暖房用のフローリングであることを特徴とする遠赤外線放射床張り装置。
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