JP2009184221A - 印刷機の印刷方法及び印刷機 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱量及び消費電力において有利にしながらも、紫外線硬化型塗料を確実に硬化することができる印刷機の印刷方法及び印刷機を提供する。
【解決手段】枚葉紙上の複数の紫外線硬化型塗料を硬化させるために紫外線を照射するための照射部が、枚葉紙の幅方向に沿って所定間隔をおいて並べた複数の発光ダイオード4を備え、印刷された画像領域が、紫外線硬化型塗料の重なり合い回数が異なる複数の画像領域を備え、それら複数の画像領域それぞれの塗料の重なり合い回数を求め、求めた重なり合い回数のうちの重なり合い回数が多い画像領域に照射する紫外線の強度が該重なり合い回数が少ない画像領域に照射する紫外線の強度よりも強くなるように発光ダイオードの出力を算出する出力算出手段7と、算出された出力になるように発光ダイオード4の出力を制御する出力制御手段8とを備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、搬送されてくる枚葉紙に複数の紫外線硬化型塗料を用いて画像を印刷し、印刷されて搬送されてくる枚葉紙上の紫外線硬化型塗料に、発光ダイオードからの紫外線を照射して該塗料を硬化させる印刷機の印刷方法及び印刷機に関する。本発明において「塗料」とはインキのみならず、インキによる印刷後、印刷物の表面保護や光沢出しのために用いるニスも含まれる。
この種の印刷機においては、複数色の紫外線硬化型インキを用いて印刷することによって、白黒の場合に比べて表現力に優れた画像を得ることができるだけでなく、特色のある画像を得ることができるように構成されている。
このように複数色の紫外線硬化型インキを用いると、枚葉紙上に2色以上のインキが至る所で重なり合うことになり、それら紫外線硬化型インキの重なり合い回数によってインキの厚みが異なる画像が枚葉紙上に多数存在することになる。
前記のように重なり合い回数が異なると、紫外線硬化型インキへ照射する紫外線照射手段からの紫外線の光の強さを変更しなければ、インキの硬化を良好に行うことができない。つまり、重なり合い回数が多くなればなるほど、紫外線の光の強さを強くすることになる。
そこで、従来は、重なり合っている全ての箇所において、重なり合い回数を求め、その重なり合い回数に基づいて紫外線の強さを箇所毎に求め、求めた紫外線の強さの中で最も強い紫外線の強さに合わせるように紫外線照射手段の出力を設定し、その設定した出力に基づいて紫外線を枚葉紙に照射するように構成している(例えば特許文献1参照)。
特開2004−209880号公報(図2、図3参照)
特許文献1の構成では、最も強い紫外線の強さに紫外線照射手段の出力を合わせるものであるため、必要でない箇所へも最も強い紫外線を照射するべく紫外線照射手段の出力を合わせることになり、その結果、発熱量及び消費電力において不利になるものであった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、領域毎において必要となる紫外線の強さになるように紫外線照射手段の出力を制御することによって、発熱量及び消費電力において有利にしながらも、紫外線硬化型塗料を確実に硬化することができる印刷機の印刷方法及び印刷機を提供することを課題とする。
本発明の印刷機の印刷方法は、搬送されてくる枚葉紙に複数の紫外線硬化型塗料を重ね合わせて画像を印刷し、印刷されて搬送されてくる枚葉紙上の複数の紫外線硬化型塗料に、枚葉紙の幅方向に沿って所定間隔をおいて並べた複数の発光ダイオードから紫外線を照射して該塗料を硬化させる印刷機の印刷方法であって、前記紫外線硬化型塗料の重なり合い回数が多い画像領域に照射する紫外線の強度が、該重なり合い回数が少ない画像領域に照射する紫外線の強度よりも強くなるように該発光ダイオードの出力を制御することを特徴としている。
また、搬送されてくる枚葉紙に複数の紫外線硬化型塗料を重ね合わせて画像を印刷するための印刷部と、印刷されて搬送されてくる枚葉紙上の複数の紫外線硬化型塗料を硬化させるために紫外線を照射するための照射部とを備えている印刷機であって、前記照射部が、枚葉紙の幅方向に沿って所定間隔をおいて並べた複数の発光ダイオードを備え、前記印刷された画像領域が、紫外線硬化型塗料の重なり合い回数が異なる複数の画像領域を備え、それら複数の画像領域それぞれの該塗料の重なり合い回数を求め、求めた重なり合い回数のうちの重なり合い回数が多い画像領域に照射する紫外線の強度が該重なり合い回数が少ない画像領域に照射する紫外線の強度よりも強くなるように前記発光ダイオードの出力を算出する出力算出手段と、該算出された出力になるように発光ダイオードの出力を制御する出力制御手段とを備えたことを特徴とする印刷機であってもよい。
上記のように、紫外線硬化型塗料の重なり合い回数が多い画像領域ほど紫外線の強度を強くするように該発光ダイオードの出力を制御することによって、紫外線硬化型塗料の重なり合い回数が少ない箇所への紫外線の強さを弱くすることができるから、紫外線強度を常に強くして発光ダイオードにて照射する構成に比べて、発熱量及び消費電力を少なく抑えることができる。
前記紫外線硬化型塗料を硬化させるのに必要となる紫外線の強度は、印刷される画像の重なり合い状態から求められる重合係数と塗料の色係数とに基づいて算出され、該算出された紫外線強度に基づいて前記発光ダイオードの出力を制御してもよい。
前記枚葉紙上において画像が形成されていない箇所への前記発光ダイオードの照射を行わないように該発光ダイオードの出力を制御してもよい。
前記出力算出手段が、枚葉紙の幅方向で区切られた領域毎の発光ダイオードの出力を算出する幅方向領域出力算出手段であり、前記出力制御手段が、該幅方向で区切られた領域を照射する発光ダイオードそれぞれを、該幅方向領域出力算出手段にて算出した出力に制御する手段であってもよい。
前記出力算出手段が、枚葉紙の搬送方向で区切られた領域毎の発光ダイオードの出力を算出する搬送方向領域出力算出手段であり、前記出力制御手段が、該搬送方向で区切られた領域を照射する発光ダイオードそれぞれを、該搬送方向領域出力算出手段にて算出した出力に制御する手段であってもよい。
前記出力算出手段が、枚葉紙の幅方向及び搬送方向で区切られた領域毎の発光ダイオードの出力を算出する特定領域出力算出手段であり、前記出力制御手段が、該幅方向及び搬送方向で区切られた領域を照射する発光ダイオードそれぞれを、該特定領域出力算出手段にて算出した出力に制御する手段であってもよい。
前記発光ダイオードの出力タイミングを前記印刷機の搬送速度に追従させてもよい。
紫外線硬化型塗料の重なり合い回数の少ない箇所ほど紫外線照射手段である発光ダイオードの出力を下げることができるから、最も強い光の強さに紫外線照射手段の出力を合わせる構成に比べて、発熱量及び消費電力において有利にしながらも、紫外線硬化型塗料を確実に硬化することができる印刷機の印刷方法及び印刷機を提供することができる。
前記紫外線硬化型塗料を硬化させるのに必要となる紫外線の強度は、印刷される画像の重なり合い状態から求められる重合係数と塗料の色係数とに基づいて算出され、該算出された紫外線強度に基づいて前記発光ダイオードの出力を制御することによって、重合係数のみで発光ダイオードの出力を制御する場合に比べて、発光ダイオードの出力制御を精度よく行うことができる。
前記枚葉紙上において画像が形成されていない箇所への前記発光ダイオードの照射を行わないように該発光ダイオードの出力を制御する(照射制御手段を備える)ことによって、発熱量及び消費電力において更に有利になる。
出力算出手段が、枚葉紙の幅方向及び搬送方向で区切られた領域毎の発光ダイオードの出力を算出する特定領域出力算出手段であり、前記出力制御手段が、該幅方向及び搬送方向で区切られた領域を照射する発光ダイオードそれぞれを、該特定領域出力算出手段にて算出した出力に制御する手段である場合には、発光ダイオードの出力制御をきめ細かく行うことができ、発熱量及び消費電力においてより一層有利になる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る印刷機の印刷方法を実施するための印刷機100の一例の概略構成を示す図である。なお、印刷機は、後述する図2に示す制御部Sを備えている。
図1に示すように、印刷機100は、5色刷りが行えるように構成されており、互いに異なる複数の基本色の印刷インキであるシアン色(C)、マゼンタ色(M)、イエロー色(Y)、ブラック色(Bk)の4色の基本色インキの他に、例えば金色、銀色、蛍光色、パールインキ等のうちの特別な1色(特別色という)を用いて特色刷りや補色刷りが行えるようになっている。また、印刷機100は、給紙部20、印刷部30及び排紙部40を備えている。給紙部20は、枚葉紙(図示せず)を印刷部30に供給することができる。印刷部30は、給紙部20から供給される枚葉紙を印刷することができ、複数の印刷ユニット(ここではC、M、Y、Bkの基本色画像と特色刷りや補色刷りを行う特別色画像がそれぞれ形成される5台の印刷ユニット30a〜30e)を備えている。また、排紙部40は、印刷部30にて印刷された枚葉紙を排紙して上下方向に積み重ねておくことができる。
前記インキとしては、紫外線硬化型インキ(以下、単にインキという)を用いており、前記印刷ユニット30a〜30eを通過して印刷された枚葉紙のインキを硬化させるための乾燥ユニット30fを終端に位置する印刷ユニット30eの終端に連結している。
この印刷機100では、給紙部20から枚葉紙が印刷部30に供給され、該供給された枚葉紙が印刷部30における各印刷ユニット30a〜30eにて印刷された後、乾燥ユニット30fにてインキを硬化させてから、枚葉紙が排紙部40にて排紙されるようになっている。なお、前記給紙部20から枚葉紙が印刷部30に供給される前に、搬送方向及び左右幅方向における枚葉紙の位置が所定位置になるように位置合わせ(見当合わせという)され、この位置合わせされた後は、その位置合わせ状態を維持しながら排紙部40まで枚葉紙を搬送することになる。
印刷部30の各印刷ユニット30a〜30eは、それぞれ版胴1、ゴム胴2及び圧胴3を主要構成要素の一組として構成されるものである。印刷ユニット30aにおける符号9a、及び印刷ユニット30b〜30dにおける符号9b,9cは、いずれも渡し胴であり、それぞれの大きさが異なっている。これら渡し胴お及び前記圧胴3には、枚葉紙を挟持しながら搬送し、搬送方向で隣り合う次の胴に受け渡すためのグリッパ(図示せず)を備えている。
各印刷ユニット30a〜30eに備える版胴1には、印刷用の版が配設される。この版にはインキ及び水が供給され、版に従ってインキがゴム胴2に転写される。そしてゴム胴2に転写されたインキが、ゴム胴2とこれに対向位置する圧胴3とで挟持されつつ搬送されてくる枚葉紙にさらに転写される。これにより、給紙部20から供給される枚葉紙に対して、5つの版胴1にそれぞれ設けられた版にて印刷を順次行うことができるようになっている。
前記乾燥ユニット30fの内部には、印刷されて搬送されてくる枚葉紙のインキに紫外線を照射して該インキを硬化させるための紫外線照射部Tを備えている。
この紫外線照射部Tは、図3(a),(b)にも示すように、前記圧胴3の表面にほぼ直交する方向に照射軸を有する44個の発光ダイオード4を備え、それら発光ダイオード4が圧胴3の上方に配置されている。なお、発光ダイオード4と圧胴3との間隔は、出来る限り接近させた方が硬化効率の点で好ましいが、搬送される枚葉紙Pに接触することがないような間隔が好ましい。
前記44個の発光ダイオード4は、枚葉紙(圧胴3)の幅方向に沿って一直線上に所定間隔(等間隔)をおいて配置され、圧胴3の幅方向全域に渡って紫外線を照射できるようになっている。
前記44個のうちの11個の発光ダイオード4を、横長状の1つの基板5に備えさせ、4台の基板5を枚葉紙(圧胴3)の幅方向に連結するとともに、両側に位置する基板5の端それぞれに支持部材6(図3(b)では一端のみを図示している)を取り付けて、4台の基板5を圧胴3の表面に対して所定距離(所定高さ)隔てて左右の支持部材6,6にて支持させている。ここでは、基板5に備えさせた11個の発光ダイオードのそれぞれを個別にON−OFF制御することができるようにしている。
前記発光ダイオード4のON−OFF制御は、図3(a)に示すように、前記制御部Sによって行われるように構成され、圧胴3の回転角度を検出する検出手段(具体的にはロータリエンコーダ)からの情報に基づいて圧胴3に対する枚葉紙の位置や枚葉紙に印刷された画像の位置を把握することによって、発光ダイオード4のON−OFF制御を行うようにしている。なお、圧胴3に対する枚葉紙の位置や枚葉紙に対する画像の位置は、プリプレスデータから算出されたデータから把握することができるようになっており、そのデータを制御部Sに予め入力しておき、そのデータと検出手段からの検出情報とが一致することによって、圧胴3に対する枚葉紙の位置や枚葉紙に対する画像の位置を把握することができるようになっている。
前記制御部Sについて詳述すれば、図2に示すように、インキの重なり合い回数が異なる複数の画像領域それぞれのインキの重なり合い回数に基づいて発光ダイオード4の出力を画像領域毎に算出する出力算出手段7と、算出された出力になるように発光ダイオード4の出力を制御する出力制御手段8とを基本的に備えている。
つまり、前記出力算出手段7が、複数の画像領域それぞれのインキの重なり合い回数を求め、求めた重なり合い回数のうちの重なり合い回数が多い画像領域に照射する紫外線の強度が該重なり合い回数が少ない画像領域に照射する紫外線の強度よりも強くなるように前記発光ダイオードの出力を算出することになる。
前記出力算出手段7は、印刷前に画像のレイアウトなどを決定して版を作成する工程で作成されたプリプレスデータを制御部Sに入力して、領域毎の発光ダイオード4の出力を算出することになるが、具体的には、枚葉紙Pの幅方向で区切られた領域毎の発光ダイオード4の出力を算出する幅方向領域出力算出手段10と、枚葉紙Pの搬送方向で区切られた領域毎の発光ダイオード4の出力を算出する搬送方向領域出力算出手段11と、枚葉紙Pの幅方向及び搬送方向で区切られた領域毎の発光ダイオード4の出力を算出する特定領域出力算出手段12を備えている。
そして、それら3つの算出手段10,11,12の何れかを選択し、選択された算出手段にて算出された出力が前記出力制御手段8に出力されて、発光ダイオード4の出力を制御することになる。
前記発光ダイオード4の出力を実際に算出するには、印刷される画像の重なり合い状態から求められる重合係数とインキの色係数とに基づいて発光ダイオード4の出力を算出することになる。
前記重合係数は、画像の重なり合い回数に応じて予め設定される任意の係数であってもよいし、例えば単純に1色のみの場合は、係数を1とし、2色が重なり合っている場合には、係数を2とし、3色が重なり合っている場合には、係数を3とするように重なり合っている色の数(回数)を単純に係数として設定してもよい。また、インキの色係数は、硬化しにくい順、例えば4色のブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順に色係数を任意に設定し、例えばブラックの色係数を1.5、シアンの色係数を1.3、マゼンタの色係数を1.2、イエローの色係数を1.0等と定めていてもよい。尚、5色目の色が金色や銀色とした場合には、1.0から1.5の間の数値を色係数にすることになる(例えば金色を1.4、銀色を1.35とする)。そして、前記重合係数とインキの色係数とを掛け合わして算出される制御係数に基づいて発光ダイオードの出力を算出するようにしている。
次に実際の画像を元に発光ダイオード4の出力制御を説明する。
最初に、幅方向領域出力算出手段10により算出された出力により発光ダイオード4の出力を制御する場合を、例えば図4に基づいて説明する。
印刷される画像(左上に2色(ブラックBkと金色G)が左右中央で重なった状態の画像と右下に3色(イエローYとマゼンタMとシアンC)とが左右中央で重なった状態の画像を示している)をプリプレスデータに基づいて作成し、幅方向で11個に区切られた領域Ta〜Tk毎に発光ダイオード4の出力を前記重合係数とインキの色係数に基づいて算出し、その算出された出力に基づいて幅方向の特定の発光ダイオード4の出力を制御するようにしている。なお、11個に区切られた領域毎において存在する画像が複数存在する場合には、それらの画像のうちのインキの重なり合い回数の一番多い画像における発光ダイオード4の出力を算出することになる。
具体的には、左端の領域Ta、右端の領域Tk、左から7番目の領域Tgでは全くインキが存在しないことから、発光ダイオード4をOFF(消灯状態)にし、1色のインキで形成される画像が存在する2つの画像領域R1,R2のうちの一方の画像領域R1が、左から2番目の領域Tbと3番目の領域Tcに位置し、他方の画像領域R2が5番目の領域Teと6番目の領域Tfに位置している。これらの2つの画像領域R1,R2それぞれに紫外線を照射する発光ダイオード4の出力は、前述の算出方法によって算出され、その算出結果に基づいて4つの領域Tb,Tc,Te,Tfに対応する4つの発光ダイオード4(図において左から2番目、3番目、5番目、6番目)を低出力で制御するようにしている。
また、2色のインキが重なり合って画像形成される3つの画像領域W1,W2,W3のうちの左側の画像領域W1が、左から4番目の領域Tdに位置し、中間に位置する画像領域W2が、8番目の領域Thに位置し、残る右側に位置する画像領域W3が、10番目の領域Tjに位置している。これらの画像領域W1,W2,W3それぞれに紫外線を照射する発光ダイオード4の出力は、前述の算出方法によって算出され、その算出結果に基づいて3つの領域Td,Th,Tjに対応する3つの発光ダイオード4(図において左から4番目、8番目、10番目)を中出力で制御するようにしている。尚、前記2つの領域Th,Tjには1色のインキで形成される画像領域R3,R4がそれぞれ存在するが、2色のインキで形成される画像領域を照射する紫外線の強度よりも弱い強度で硬化できるため、前記のように低出力よりも高い中出力で発光ダイオード4を制御すれば問題なく硬化させることができる。
また、3色のインキが重なり合って画像形成されている1つの画像領域Vが、左から9番目の領域Tiに位置している。この画像領域Vに紫外線を照射する発光ダイオード4の出力は、前述の算出方法によって算出され、その算出結果に基づいて1つの領域Tiに対応する発光ダイオード4(図において左から9番目)を高出力で制御するようにしている。尚、前記領域Tiには1色のインキで形成される3つの画像領域R3,R4,R5と2色のインキで形成される3つの画像領域W2,W3,W4がそれぞれ存在するが、それらの画像領域R3,R4,R5,W2,W3,W4のインキは、3色のインキで形成される画像領域を照射する紫外線の強度よりも弱い強度で硬化できるため、前記のように低出力及び中出力よりも高い高出力で発光ダイオード4を制御すれば問題なく硬化させることができる。
このように11個の発光ダイオード4のうちの3個の発光ダイオード4をOFFにし、4個の発光ダイオード4を低出力にし、3個の発光ダイオード4を中出力とし、残る1個の発光ダイオード4を高出力に出力制御することによって、11個の全ての発光ダイオード4を高出力にする構成に比べて、発熱量及び消費電力の面において有利になる。ここでは、説明を分かり易くするために、出力を低出力、中出力、高出力としているが、実際には、前述の算出方法によって算出された出力となる。図4では、枚葉紙Pの幅方向で区切る領域を、発光ダイオード4の照射領域に合わせて等間隔に設定したが、どのような区切り方をしてもよい。
図4では、枚葉紙Pの幅方向で区切られた領域毎で発光ダイオード4の出力を制御する場合を示したが、枚葉紙Pの搬送方向で区切られた領域毎で発光ダイオード4の出力を制御する構成、つまり前記搬送方向領域出力算出手段11により算出された出力により発光ダイオード4の出力を制御する構成であってもよく、その構成について図5に基づいて説明する。
印刷される画像は図4と同様にしており、図示している画像をプリプレスデータに基づいて作成し、搬送方向に区切られた9個の領域TA〜TI毎に発光ダイオード4の出力を前記重合係数とインキの色係数に基づいて算出し、その算出された出力に基づいて発光ダイオード4の出力を制御するようにしている。つまり、9個に区切られた領域毎において存在する画像のうちのインキの重なり合い回数の一番多い画像における発光ダイオード4の出力を算出することになる。尚、インキが全く存在しない画像が形成されていない領域(箇所)、つまり搬送方向上手側から1番目の領域TAと5番目の領域TEと9番目の領域TIには画像が形成されていないため、11個全ての発光ダイオード4をOFF(消灯状態)にして、紫外線の照射を行わないようにしている。
まず、搬送方向上手側から2番目の領域TB、4番目の領域TD、8番目の領域THの3つの領域に、1色のインキにて形成される画像領域R1,R2,R5が位置している。これら画像領域R1,R2,R5のそれぞれに紫外線を照射する発光ダイオード4の出力は、前述の算出方法によって算出され、その算出結果に基づいてそれら領域TB,TD,THにおいて全ての発光ダイオード4を低出力で制御するようにしている。
また、搬送方向上手側から3番目の領域TC、6番目の領域TFの2つの領域に、2色のインキにて形成される画像領域W1,W4が位置している。これら画像領域W1,W4のそれぞれに紫外線を照射する発光ダイオード4の出力は、前述の算出方法によって算出され、その算出結果に基づいてそれら領域TC,TFにおいて全ての発光ダイオード4を中出力(低出力よりも大きい出力)で制御するようにしている。尚、前記領域TCには1色のインキで形成される2つの画像領域R1,R2が存在し、領域TFには1色のインキで形成される2つの画像領域R3,R4が存在するが、それらの画像領域R1,R2,R3,R4のインキは、2色のインキで形成される画像領域を照射する紫外線の強度よりも弱い強度で硬化できるため、前記のように低出力よりも高い中出力で発光ダイオード4を制御すれば問題なく硬化させることができる。
また、搬送方向上手側から7番目の領域TGに、3色のインキにて形成される画像領域Vが位置し、この画像領域Vに紫外線を照射する発光ダイオード4の出力は、前述の算出方法によって算出され、その算出結果に基づいて領域TGにおいて全ての発光ダイオード4を高出力(中出力よりも大きい出力)で制御するようにしている。尚、前記領域TGには1色のインキで形成される2つの画像領域R3,R4及び2色のインキで形成される2つの画像領域W2,W3がそれぞれ存在するが、それらの画像領域R3,R4及びW2,W3のインキは、3色のインキで形成される画像領域を照射する紫外線の強度よりも弱い強度で硬化できるため、前記のように低出力及び中出力よりも高い高出力で発光ダイオード4を制御すれば問題なく硬化させることができる。
図6では、幅方向及び搬送方向で区切られた横11個×縦9個の合計99個の領域を照射する発光ダイオードそれぞれを、該特定領域出力算出手段12にて算出した出力で制御する場合を示している。つまり、画像の存在する箇所のみ特定領域出力算出手段12にて算出し、その算出結果に基づいて算出された箇所に対応する発光ダイオード4のみの出力制御を行うことになる。その他の箇所では発光ダイオード4から紫外線を照射することがないようにOFF(消灯状態)にしている。なお、算出方法は及び制御出力については前述と同様のため、前述の表現に基づいて簡単に説明する。
具体的に説明すれば、搬送方向上手側から1番目の領域TAでは幅方向全ての領域Ta〜Tkに対応する全11個の発光ダイオード4をOFFにし、2番目の領域TBでは幅方向Tb〜Tfに対応する5個の発光ダイオード4を低出力に制御する。
また、搬送方向上手側から3番目の領域TCでは、幅方向4つの領域Tb,Tc,Te,Tfに対応する4つの発光ダイオード4を低出力にし、幅方向1つの領域Tdに対応する1つの発光ダイオード4のみ中出力にする。搬送方向上手側から4番目の領域TDでは、2番目の領域TBと同様に幅方向Tb〜Tfに対応する5個の発光ダイオード4を低出力に制御する。
また、搬送方向上手側から6番目の領域TFでは、幅方向2つの領域Th,Tjに対応する2つの発光ダイオード4を低出力にし、幅方向1つの領域Tiに対応する1つの発光ダイオード4のみ中出力にする。
搬送方向上手側から7番目の領域TGでは、幅方向2つの領域Th,Tjに対応する2つの発光ダイオード4を中出力にし、幅方向1つの領域Tiに対応する1つの発光ダイオード4のみ高出力にする。
搬送方向上手側から8番目の領域THでは、幅方向2つの領域Th,Tjに対応する2つの発光ダイオード4を低出力にし、幅方向1つの領域Tiに対応する1つの発光ダイオード4のみ中出力にする。
このように画像のない箇所に対応する発光ダイオード4をOFF(消灯状態)にし、しかも画像のある箇所では細かく発光ダイオード4の出力を制御することによって、発熱量及び消費電力において有利になる。
前記制御部Sには、枚葉紙Pの搬送方向両端位置又は画像位置を算出する搬送方向両端位置算出手段(図示せず)を備えており、その算出した結果に基づいて発光ダイオード4を枚葉紙Pの搬送方向でON−OFF制御するようにしている。
つまり、搬送方向両端位置算出手段からの枚葉紙Pの搬送方向両端位置情報又は画像の搬送方向両端位置、つまり前記ロータリーエンコーダから得られる枚葉紙Pの搬送方向の位置情報又は画像の搬送方向両端位置情報から、枚葉紙Pの搬送方向始端又は画像の搬送方向始端が発光ダイオード4の照射領域に達する又は達する直前に位置すると該発光ダイオード4をONにし、枚葉紙Pの搬送方向終端又は画像の搬送方向終端が発光ダイオード4の照射領域から外れると該ONにした発光ダイオードをOFFにする制御をするように構成している(搬送方向点灯制御手段)。上記の「達する直前」の位置については、印刷機の搬送速度に応じて変化させている。すなわち、搬送速度が速くなる程「達する直前」の位置を前にしていくのである。
また、前記制御部Sには、枚葉紙Pの搬送幅方向両端位置を算出する搬送幅方向両端位置算出手段(図示せず)を備えており、その算出した結果に基づいて発光ダイオード4を枚葉紙Pの搬送幅方向でON−OFF制御するようにしている。
従って、図7に示すように、左端に位置する発光ダイオード4の制御は行わず、常にOFF(消灯状態)にし、残りの10個の発光ダイオード4をON−OFF制御することになる。図7は、図4のものと枚葉紙Pの搬送幅方向の寸法が短いだけで、他の部分は同一であるため、説明を省略する。
前記制御部Sには、図2に示すように、枚葉紙Pの搬送速度によって発光ダイオード4をONするタイミングが遅れることがないように枚葉紙Pの搬送速度に合わせてタイミングを調整するためのタイミング調整手段14を備えている。従って、枚葉紙Pの搬送速度を検出する搬送速度検出手段13にて検出される搬送速度がタイミング調整手段14に入力されると、予め記憶されているデータの中から検出された搬送速度に対応する発光ダイオード4をONするタイミングを取り出し、その取り出したデータに基づいて発光ダイオード4をONするタイミングを調整することができるようにしている。
前記実施形態で示した発光ダイオード4の個数及び配置は説明したものに限定されるものでない。例えば、図8(a)に示すように、基板5を枚葉紙の幅方向だけでなく、搬送方向にも配置してもよい。図では、搬送方向で隣り合う基板5,5を隙間なく配置している場合を示しているが、隙間を開けて配置してもよい。このように、搬送方向で重複する箇所に発光ダイオード4,4を配置する場合には、搬送幅方向において2列全ての発光ダイオード4,4を使用する場合には、一列で使用する場合の全ての発光ダイオード4の総照射量に合わせて2列全ての発光ダイオード4を照射することになるから、各発光ダイオードを余裕を持って駆動することができ、寿命の点で有利である。また、前記2列のうちの一列の発光ダイオード4のみを使用し、使用中に使用不能となった発光ダイオード4に代えて、これに対応する2列目の発光ダイオード4を点灯制御するようにすれば、印刷機を停止して使用不能となった発光ダイオード4の取替え作業を印刷終了後に行うことができる利点がある。
また、図8(c)に示すように、搬送幅方向において3列に基板5を配置してもよい。この場合、端の発光ダイオードの位置のみ異なるように配置しておけば、例えば枚葉紙の幅の大きさに対応する列の発光ダイオードをON−OFF制御できる。
また、図8(b)に示すように、搬送方向において2列に基板5を配置し、それら搬送方向で隣り合う発光ダイオード4,4を異なる位置に配置して、全ての発光ダイオード4を点灯させることによって、発光ダイオード4の照射斑によるインキの硬度不良箇所の発生などを確実に阻止することができるようにしてもよい。
また、前記基板5に備えさせた11個の発光ダイオードのそれぞれを個別にON−OFF制御することができるように構成したが、2個以上を1つの単位で基板5に取り付け、それら基板毎に発光ダイオードをON−OFF制御する構成にして、制御構成を簡素にしてもよい。なお、前記発光ダイオード4としては砲弾型を用いる他、複数の発光ダイオードチップからなる発光ダイオードモジュールユニットを用いてもよい。
また、発光ダイオード4をOFFにするとは、消灯状態のことを一般的に指すが、インキを硬化できない程度の低出力にしておく場合も含むものとし、この低出力からインキを硬化可能な出力まで上げることにより発光ダイオード4をONにすることになる。
また、前記画像を5色のインキにて形成する印刷機を示したが、2色以上であれば何色であっても構わない。また、画像の重なり合いについては最大3色しか説明していないが、4色以上が重なり合う場合も本発明は適応することができる。
前記発光ダイオードの出力を重合係数とインキの色係数とに基づいて算出し、その算出した出力に基づいて発光ダイオードの出力を制御する場合を示したが、全ての色の組み合わせに対する発光ダイオードの出力を実験などから求めたデータを制御部Sに記憶させておき、それら記憶されたデータの中から取り出したデータに基づいて発光ダイオードの出力を制御してもよい。
実施形態において本発明の塗料としてインキのみを示したが、インキによる印刷後、印刷物の表面保護や光沢出しのために用いるニスも含まれる。
印刷機の印刷方法を実施するための印刷機の一例の概略構成を示す側面図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 (a)は圧胴と発光ダイオードとの配置関係を示す斜視図、(b)は発光ダイオードを備えた基板の正面図である。 枚葉紙に照射する発光ダイオードの出力を幅方向で制御する場合の説明図である。 枚葉紙に照射する発光ダイオードの出力を搬送方向で制御する場合の説明図である。 枚葉紙に照射する発光ダイオードの出力を搬送方向と幅方向の両方で制御する場合の説明図である。 幅の小さな枚葉紙に照射する発光ダイオードの出力を幅方向で制御する場合の説明図である。 (a),(b),(c)は基板の配置を別の3つのパターンで示した正面図である。
符号の説明
1…版胴、2…ゴム胴、3…圧胴、4…発光ダイオード、5…基板、6…支持部材、7…出力算出手段、8…出力制御手段、9a,9b,9c…渡し胴、10…幅方向領域出力算出手段、11…搬送方向領域出力算出手段、12……特定領域出力算出手段、13…搬送速度検出手段、14…タイミング調整手段、15…照射制御手段、30…印刷部、30a〜30e…印刷ユニット、40…排紙部、100…印刷機、P…枚葉紙、S…制御部、

Claims (10)

  1. 搬送されてくる枚葉紙に複数の紫外線硬化型塗料を重ね合わせて画像を印刷し、印刷されて搬送されてくる枚葉紙上の複数の紫外線硬化型塗料に、枚葉紙の幅方向に沿って所定間隔をおいて並べた複数の発光ダイオードから紫外線を照射して該塗料を硬化させる印刷機の印刷方法であって、
    前記紫外線硬化型塗料の重なり合い回数が多い画像領域に照射する紫外線の強度が、該重なり合い回数が少ない画像領域に照射する紫外線の強度よりも強くなるように該発光ダイオードの出力を制御することを特徴とする印刷機の印刷方法。
  2. 前記紫外線硬化型塗料を硬化させるのに必要となる紫外線の強度は、印刷される画像の重なり合い状態から求められる重合係数と塗料の色係数とに基づいて算出され、該算出された紫外線強度に基づいて前記発光ダイオードの出力を制御することを特徴とする請求項1記載の印刷機の印刷方法。
  3. 前記枚葉紙上において画像が形成されていない箇所への前記発光ダイオードの照射を行わないように該発光ダイオードの出力を制御することを特徴とする請求項1または2記載の印刷機の印刷方法。
  4. 搬送されてくる枚葉紙に複数の紫外線硬化型塗料を重ね合わせて画像を印刷するための印刷部と、印刷されて搬送されてくる枚葉紙上の複数の紫外線硬化型塗料を硬化させるために紫外線を照射するための照射部とを備えている印刷機であって、
    前記照射部が、枚葉紙の幅方向に沿って所定間隔をおいて並べた複数の発光ダイオードを備え、
    前記印刷された画像領域が、紫外線硬化型塗料の重なり合い回数が異なる複数の画像領域を備え、それら複数の画像領域それぞれの該塗料の重なり合い回数を求め、求めた重なり合い回数のうちの重なり合い回数が多い画像領域に照射する紫外線の強度が該重なり合い回数が少ない画像領域に照射する紫外線の強度よりも強くなるように前記発光ダイオードの出力を算出する出力算出手段と、該算出された出力になるように発光ダイオードの出力を制御する出力制御手段とを備えたことを特徴とする印刷機。
  5. 前記出力算出手段が、枚葉紙の幅方向で区切られた領域毎の発光ダイオードの出力を算出する幅方向領域出力算出手段であり、前記出力制御手段が、該幅方向で区切られた領域を照射する発光ダイオードそれぞれを、該幅方向領域出力算出手段にて算出した出力に制御する手段である請求項4記載の印刷機。
  6. 前記出力算出手段が、枚葉紙の搬送方向で区切られた領域毎の発光ダイオードの出力を算出する搬送方向領域出力算出手段であり、前記出力制御手段が、該搬送方向で区切られた領域を照射する発光ダイオードそれぞれを、該搬送方向領域出力算出手段にて算出した出力に制御する手段である請求項4記載の印刷機。
  7. 前記出力算出手段が、枚葉紙の幅方向及び搬送方向で区切られた領域毎の発光ダイオードの出力を算出する特定領域出力算出手段であり、前記出力制御手段が、該幅方向及び搬送方向で区切られた領域を照射する発光ダイオードそれぞれを、該特定領域出力算出手段にて算出した出力に制御する手段である請求項4記載の印刷機。
  8. 前記出力算出手段は、印刷される画像の重なり合い状態から算出される重合係数と塗料の色係数とに基づいて前記発光ダイオードの出力を算出することを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の印刷機。
  9. 前記枚葉紙が存在しない箇所へ前記発光ダイオードからの紫外線の照射を行わないように該発光ダイオードをOFFにする照射制御手段を備えている請求項4〜8のいずれかに記載の印刷機。
  10. 前記発光ダイオードの出力タイミングを前記印刷機の搬送速度に追従させることを特徴とする請求項6又は7記載の印刷機。
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