JP2009181758A - 燃料電池システム及びタービン式ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池における電解質膜の乾燥を抑制すること。
【解決手段】燃料電池を備える燃料電池システムであって、少なくとも、タービンと、タービンと対向するハウジングと、を備え、タービンと、ハウジングとの間に、タービンが回転することにより圧力が低下する所定のクリアランスが設けられ、タービンを回転させることにより、燃料電池の電極に反応ガスを供給するタービン式ポンプと、クリアランスに水を供給する水供給部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、タービン式ポンプによって燃料電池の電極に反応ガスを供給する燃料電池システムに関する。
固体高分子材料を含む電解質膜をカソードおよびアノードで挟持して構成される固体高分子型燃料電池が知られている(特許文献1参照)。このような固体高分子型燃料電池の電解質膜において、乾燥状態では、イオン伝導性が低下し、それに伴い、燃料電池の発電効率が低下するおそれがあった。
特開平03−269955号公報
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、燃料電池における電解質膜の乾燥を抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
燃料電池を備える燃料電池システムであって、少なくとも、タービンと、前記タービンと対向する前記ハウジングと、を備え、前記タービンと、前記ハウジングとの間に、前記タービンが回転することにより圧力が低下する所定のクリアランスが設けられ、前記タービンを回転させることにより、前記燃料電池の電極に反応ガスを供給するタービン式ポンプと、前記クリアランスに水を供給する水供給部と、を備えることを要旨とする。
を要旨とする。
上記構成の燃料電池システムによれば、燃料電池における電解質膜の乾燥を抑制することができ、燃料電池の発電効率を向上させることができる。
[適用例2]
適用例1に記載の燃料電池システムにおいて、前記水供給部は、前記水を貯留するための貯留部と、前記貯留部から前記クリアランスに前記水を供給するための水供給流路と、前記水供給流路に設けられ、前記貯留部からの水の供給を遮断可能な水遮断弁と、を備え、前記燃料電池システムは、前記電極が乾燥状態の場合において、前記水遮断弁を開弁させ、前記電極の加湿を行う加湿制御部を備えることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、電極が湿潤状態の時、電極の加湿を行うことを抑制することができ、電極で、フラッディング等の不具合が生じることを抑制することができる。
[適用例3]
適用例2に記載の燃料電池システムにおいて、前記タービン式ポンプは、前記タービンと接続され、前記タービンを回転させるシャフトを備え、前記クリアランスは、前記シャフトに隣接して設けられ、前記水供給部の水供給流路は、前記貯留部から前記水を前記シャフト上に導入するための水導入流路と、前記シャフトの一部と、から成り、前記水遮断弁は、前記水導入流路上に設けられることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、シャフトの潤滑剤として、水を用いることができると共に、酸化ガスを加湿することができる。
[適用例4]
適用例2または適用例3に記載の燃料電池システムにおいて、前記加湿制御部は、前記電極が乾燥状態の場合において、前記水遮断弁を開弁させると共に、前記電極へ供給する前記反応ガスの圧力を所定圧力以上に上昇させ、前記電極への前記反応ガスの供給流量が第1所定流量となるように前記タービン式ポンプの前記タービンの回転数を上昇させることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の電極をより湿潤状態にすることができ、それに伴い、電解質膜をより湿潤状態にすることができる。その結果、燃料電池のより発電効率を向上させることができる。
[適用例5]
適用例4に記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池で電気化学反応に供された後の前記反応ガスであって、前記燃料電池から排出される前記反応ガスの排出量を制御可能な反応ガス排出量調整弁を備え、前記加湿制御部は、前記反応ガス排出量調整弁を制御することによって、前記電極へ供給する前記反応ガスの圧力を前記所定圧力以上に上昇させることを特徴とする燃料電池システム。このようにすれば、電極へ供給する反応ガスの圧力を素早く調整可能である。
[適用例6]
適用例2ないし適用例5のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記乾燥状態とは、前記燃料電池の出力電流値が所定電流値より低い場合、または、前記電極への前記反応ガスの供給流量が第2所定流量より低い場合であって、前記燃料電池温度が所定温度より高い場合であることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の電極の状況が、乾燥状態であるか否かを的確に判断することができる。
[適用例7]
適用例1ないし適用例6のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記タービン式ポンプは、前記タービンと接続され、前記タービンを回転させるシャフトを備え、前記タービンは、前記シャフトとの接続部分において、前記ハウジングと対向するように配置される鍔状部材を備え、前記クリアランスは、前記鍔状部材と、前記ハウジングとの間に設けられることを特徴とする燃料電池システム。
[適用例8]
適用例1ないし適用例7のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記電極は、カソードであり、前記反応ガスは、酸化ガスであることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、カソード(電解質膜)が乾燥状態である場合に、カソードを湿潤化することができ、それに伴い、電解質膜を湿潤化することができる。その結果、燃料電池の発電効率を向上させることができる。
[適用例9]
燃料電池の電極に反応ガスを供給するためのタービン式ポンプであって、タービンと、前記タービンと対向するハウジングと、前記タービンと、前記ハウジングとの間に設けられ、前記タービンが回転することにより圧力が低下する所定のクリアランスに、水を供給する水供給部と、を備えることを特徴とするタービン式ポンプ。
上記構成のタービン式ポンプによれば、反応ガスを供給する燃料電池において、その電解質膜が乾燥することを抑制することができ、その結果、燃料電池の発電効率を向上させることができる。
なお、本発明は、上記した燃料電池システムやタービン式ポンプの他、タービン式コンプレッサや制御回路など、他の装置発明としての態様で実現することも可能である。また、燃料電池システムにおける反応ガスの供給方法などの方法発明としての態様で実現することも可能である。さらには、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
また、本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、上記装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき次の順序で説明する。
A.実施例:
A1.燃料電池システム1000の構成:
図1は、本発明の一実施例としての燃料電池システム1000の構成を示すブロック図である。本実施例の燃料電池システム1000は、主に、燃料電池FCと、水素タンク200と、水素遮断弁210と、レギュレータ215と、コンプレッサ100と、水素循環ポンプ250と、制御回路400と、冷媒循環ポンプ500と、流量メータ300と、圧力センサ310と、温度センサ330と、ラジエータ550と、気液分離器600と、パージ弁610と、を備えている。
燃料電池FCは、比較的小型で発電効率に優れる固体高分子型燃料電池である。燃料電池FCは、燃料電池セルCLと、エンドプレートEPと、テンションプレートTPと、インシュレータISと、ターミナルTMと、を備えている。具体的には、燃料電池FCは、エンドプレートEP,インシュレータIS,ターミナルTM,複数の燃料電池セルCL,ターミナルTM,インシュレータIS,エンドプレートEPの順に積層される。そして、燃料電池FCは、テンションプレートTPがボルトBTによって各エンドプレートEPに結合されることによって、各燃料電池セルCLを、積層方向に所定の力で締結する構造となっている。
燃料電池セルCLは、膜電極接合体(図示せず)と、アノード側セパレータ(図示せず)と、電極側セパレータ(図示せず)と、を備えている。膜電極接合体は、電解質膜(図示せず)と、電極であるカソード(図示せず)およびアノード(図示せず)と、ガス拡散層(図示せず)と、を備え、電極およびアノードが表面に形成された電解質膜を、ガス拡散層で挟持して構成される。燃料電池セルCLは、この膜電極接合体を、さらにアノード側セパレータおよび電極側セパレータで挟持して構成される。
水素タンク200は、高圧の水素ガスが貯蔵される貯蔵装置であり、燃料ガス供給流路204を介して燃料電池FCに接続されている。燃料ガス供給流路204上において、水素タンク200から近い順番に、水素遮断弁210と、レギュレータ215とが設けられている。水素遮断弁210を開弁することにより、燃料電池FCに水素ガスを燃料ガスとして供給する。
コンプレッサ100は、酸化ガス供給流路234を介して燃料電池FCに接続され、空気を圧縮し酸化ガスとして、各燃料電池セルCLのカソードに供給する。また、燃料電池FCは、酸化ガス排出流路236と接続され、カソードで電気化学反応に供された後の酸化ガスは、この酸化ガス排出流路236を介して、燃料電池システム1000の外部に排出される。
図2は、コンプレッサ100の概略断面図である。コンプレッサ100は、主に、ソレノイド110と、シャフト120と、受け軸125と、ロータ130と、マグネット140と、モータハウジング150と、タービン160と、タービンハウジング170と、水貯留タンク180と、水遮断弁190と、水導入流路195と、水量センサ185と、を備えたタービン式の圧縮ポンプである。
図2に示すように、コンプレッサ100は、モータハウジング150によって形成されるモータルームMRと、タービンハウジング170によって形成されるタービンルームTRに区分される。モータハウジング150及びタービンハウジング170は、それぞれ、貫通孔157及び貫通孔177を備えている。シャフト120は、モータルームMRに配置された受け軸125に支持されつつ、モータハウジング150の貫通孔157およびタービンハウジング170の貫通孔177を貫通するように配置される。ロータ130は、シャフト120に取りつけられる。マグネット140は、ロータ130の外端部に取り付けられる。ソレノイド110は、マグネット140に対向するように配置される。タービン160は、インペラ165と、鍔状部材167とを備え、シャフト120のタービンルームTR側の端部に取り付けられる。タービン160において、鍔状部材167は、シャフト120との接続部分に配置されている。ソレノイド110に交流電流が流れることによって、シャフト120が回転し、それに伴いタービン160は回転する。そして、タービン160が回転すると、インペラ165によって、コンプレッサ100外部の空気が、タービンルームTRに導入され、さらに、酸化ガス供給流路234に導入される。このようにして、燃料電池FCに圧縮した空気が供給される。
図2の拡大図に示すように、タービン160の鍔状部材167と、タービンハウジング170との間にクリアランスSK1が設けられている。なお、モータハウジング150の貫通孔157及びタービンハウジング170の貫通孔177と、シャフト120との間にも極微小なクリアランスSK2が生じている。
また、図2に示すように、水貯留タンク180は、モータハウジング150の外側に配置され、水が貯蔵されたタンクであり、水導入流路195と接続される。水導入流路195は、モータハウジング150を貫通し、モータルームMR内を通り、水貯留タンク180とは反対側の先端部が、シャフト120に隣接して配置される。また、水導入流路195上には、水遮断弁190が設けられる。水遮断弁190が開弁されると、水貯留タンク180に貯留された水が水導入流路195を介して、シャフト120上に導入される。この水は、シャフト120の回転を円滑にするための潤滑剤として用いられる。
ここで、モータルームMRは、大気圧程度であり、コンプレッサ100が燃料電池FCに空気を供給している場合、すなわち、タービン160が回転している場合には、エジェクタ効果によって、クリアランスSK1の圧力が大気圧より低い圧力(以下では、負圧とも呼ぶ)となる。それに伴い、クリアランスSK2の流体がクリアランスSK1に吸入される。その結果、水導入流路195からシャフト120上に導入された水は、シャフト120を伝ってクリアランスSK2を通りクリアランスSK1に吸入され、さらには、燃料電池FCへ供給される酸化ガス(空気)中に導入される。
水量センサ185は、水貯留タンク180における水貯留量の変化量(以下では、水変化量とも呼ぶ)を検知するためのセンサであり、水貯留タンク180の底辺に配置される。
酸化ガス供給流路234において、コンプレッサ100から燃料電池FCへ供給される空気の流量を計測するための流量メータ300が設けられている。さらに、酸化ガス排出流路236において、各燃料電池セルCLのカソードに供給される酸化ガスの圧力(以下では、酸化ガス供給圧とも呼ぶ)を調整するための酸化ガス圧調整弁320が設けられている。この酸化ガス圧調整弁320は、後述の制御回路400(加湿制御部410)によって開度が制御される。また、酸化ガス排出流路236において、酸化ガス圧調整弁320と燃料電池FCとの間に圧力センサ310が設けられる。この圧力センサ310は、燃料電池FCから排出される酸化ガスの圧力を検出するためのセンサである。このセンサで検出される圧力は、各燃料電池セルCLのカソードに供給される酸化ガスの圧力(以下、酸化ガス供給圧とも呼ぶ)とみなすことができる。
燃料電池FCは、冷媒循環流路510に接続される。冷媒循環流路510上には、冷媒循環ポンプ500とラジエータ550と温度センサ330とが設けられる。ラジエータ550は、燃料電池FCで暖められた冷媒を冷却し、冷媒循環ポンプ500は、ラジエータ550によって冷却された冷媒を燃料電池FCに供給する。これにより、燃料電池FCを、冷媒によって継続的に冷却することができる。冷媒としては、水や、水とエチレングリコールとの混合液(不凍液)などを用いることができる。温度センサ330は、冷媒循環流路510において、ラジエータ550と燃料電池FCとの間に設けられ、燃料電池FCから排出される冷媒温度を検出するためのセンサである。この冷媒温度は、燃料電池FCの温度(以下では、燃料電池温度とも呼ぶ)とみなすことができる。
気液分離器600は、燃料ガス排出流路206を介して、燃料電池FCと接続され、燃料電池FCのアノードで電気化学反応に供された後の燃料ガスが導入される。この気液分離器600は、燃料ガス中に含まれる水分を分離して貯留する。また、気液分離器600には、パージ弁610が設けられている。このパージ弁610は、排気排水流路620と接続され、定期的に開弁され、燃料ガス中の不純物(例えば、窒素)や、貯留水を排出する。
気液分離器600は、ガス循環流路207を介して、燃料ガス供給流路204と接続される。このガス循環流路207上には、水素循環ポンプ250が設けられる。燃料電池FCから気液分離器600へ排出された燃料ガスは、水素循環ポンプ250によって、ガス循環流路207を介して、燃料ガスとして燃料ガス供給流路204へ導入され、再び発電に使用される。このように、燃料ガスは、水素循環ポンプ250によって循環する。
制御回路400は、マイクロコンピュータを中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め設定された制御プログラムに従って所定の演算などを実行するCPU(図示せず)と、CPUで各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM(図示せず)と、同じくCPUで各種演算処理をするのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM(図示せず)と、各種信号を入出力する入出力ポート(図示せず)等を備える。そして、この制御回路400は、水素遮断弁210、コンプレッサ100(ソレノイド110)、水遮断弁190、水素循環ポンプ250、冷媒循環ポンプ500、パージ弁610、などを制御し、すなわち、燃料電池システム1000全体の制御を行う。なお、制御回路400は、燃料電池システム1000の外部から指示される負荷要求に基づいて、各燃料電池セルCLのカソードに供給すべき酸化ガス供給流量を決定し、流量メータ300から酸化ガス供給流量を検出しつつ、決定した酸化ガス供給流量となるように、コンプレッサ100のタービン160の回転数を制御する。
また、制御回路400は、加湿制御部410としても機能し、後述するカソード加湿処理を実行する。加湿制御部410は、カソード加湿処理において、流量メータ300、圧力センサ310、温度センサ330、および、水量センサ185から、それぞれ、酸化ガス供給流量、酸化ガス供給圧、燃料電池温度、および、水変化量を検出する。
ところで、燃料電池FCの発電中において、カソードが乾燥し、それに伴い電解質膜が乾燥するおそれがあった。例えば、燃料電池FCが高出力状態から低出力状態に移行すると、燃料電池FCが高温の状態で、カソードでの生成水量が減少し、それに伴いカソードが乾燥状態となり、電解質膜が乾燥する場合がある。このように、電解質膜が乾燥すると、電解質膜のイオン伝導性が低下し、燃料電池FCの発電効率が低下するおそれがあった。そこで、本実施例の燃料電池システム1000では、カソードが乾燥した場合(すなわち、電解質膜が乾燥した場合)にカソード(すなわち、電解質膜)を加湿するカソード加湿処理を実行する。
A2.カソード加湿処理:
図3は、カソード加湿処理のフローチャートである。このカソード加湿処理は、燃料電池システム1000の発電中に定期的に行われる。この処理の前提条件として、水遮断弁190は、閉弁されており、酸化ガス圧調整弁320は、全開となっている。また、カソードに供給する酸化ガス供給流量は、制御回路400によって、制御されている。
まず、加湿制御部410は、カソードが乾燥状態か否かを判断する(ステップS100)。具体的には、加湿制御部410は、流量メータ300から酸化ガス供給流量F1を、温度センサ330から燃料電池温度Tをそれぞれ検出し、酸化ガス供給流量F1が閾値Fthより少なく、燃料電池温度Tが閾値Tthより高い場合には、カソードが乾燥状態と判断し、酸化ガス供給流量F1が閾値Fth以上であり、燃料電池温度Tが閾値Tth以下の場合には、乾燥状態でないと判断する。なお、閾値Tthおよび閾値Fthは、燃料電池システム1000の具体的設計に基づいて、適宜決定される。
次に、加湿制御部410は、水遮断弁190を開弁する(ステップS110)。それに伴い、上述したように、水貯留タンク180に貯留された水が、水導入流路195、シャフト120(クリアランスSK2)、クリアランスSK1を介して、燃料電池FCに供給される酸化ガス中に導入され、各燃料電池セルCLのカソードを加湿することができる。
続いて、加湿制御部410は、燃料電池システム1000の外部から指示される負荷要求に基づいて、酸化ガス供給流量F2を決定する(ステップS120)。
そして、加湿制御部410は、酸化ガス供給圧を所定値Pth以上に上昇させつつ、酸化ガス供給流量が、酸化ガス供給流量F2となるように、酸化ガス圧調整弁320の開度を減少させ、また、コンプレッサ100のタービン160の回転数を上昇させる制御を行う(ステップS130)。このように、酸化ガス供給圧を上昇させると、各燃料電池セルCLのカソードにおいて、飽和水蒸気量が減少し、各燃料電池セルCLのカソードの湿度が上昇する。なお、所定値Pthは、燃料電池システム1000の具体的設計基づいて、適宜決定される。
図4は、コンプレッサ100のタービン160が所定回転数の場合における酸化ガス供給圧と酸化ガス供給流量の関係を示す図である。図4に示すように、タービン160の回転数が高いと、酸化ガス供給圧、酸化ガス供給流量も高くなる。また、コンプレッサ100では、タービン160が所定回転数の場合において、酸化ガス供給流量が少ない場合に、酸化ガス供給圧を或る一定値以上高くすると、インペラ165の表面において、ガス剥離が生じ、酸化ガスの圧力変動が生じる。それにより、瞬間的に急激な流量変化を伴って、インペラ165が破損する場合がある。図4では、このようにインペラ165が破損するような領域を破損ゾーンとして示し、破損ゾーン以外の領域を非破損ゾーンとして示している。加湿制御部410は、ステップS130の処理において、酸化ガス供給圧およびタービン160の回転数を制御する場合、この破損ゾーン内の値とならないように(非破損ゾーン内の値となるように)制御を行う。
続いて、加湿制御部410は、カソードが十分加湿されたか否かを判断する(ステップS140)。具体的には、加湿制御部410は、水量センサ185から、水遮断弁190開弁後(ステップS110)からの水変化量を検出し、この水変化量が、所定値を超えたか否か、すなわち、水遮断弁190を開弁後からの、水貯留タンク180の水貯留量の減少が所定値を越えたか否かで、カソードが十分に加湿されたか否かを判断する。加湿制御部410は、水変化量が、所定値以下の場合には、カソードは、十分加湿されておらず乾燥状態と判断し(ステップS140:No)、ステップS120の処理にリターンする。
加湿制御部410は、水変化量が、所定値を超えた場合には、カソードが十分加湿されたと判断し(ステップS140:Yes)、水遮断弁190を閉弁する(ステップS150)。
次に、加湿制御部410は、酸化ガス圧調整弁320の開度が全開となるように制御し(ステップS160)、この処理を終了する。
以上のように、本実施例の燃料電池システム1000では、カソードが乾燥状態の場合において、水貯留タンク180に貯留された水を、エジェクタ効果によって、水導入流路195、シャフト120上、クリアランスSK2、クリアランスSK1を介して、燃料電池FCに供給される酸化ガス中に導入し、その結果、各燃料電池セルCLのカソードを加湿するようにしている。このようにすれば、各燃料電池セルCLのカソードを湿潤状態にすることができ、それに伴い、電解質膜を湿潤状態にすることができる。その結果、燃料電池FCの発電効率を向上させることができる。また、新たに加湿器を設けることなく、コンプレッサ100に加湿機能を持たせることができるので、燃料電池システム1000の小型化、軽量化を実現することが可能である。
加えて、本実施例の燃料電池システム1000では、カソードが乾燥状態の場合において、酸化ガス圧調整弁320の開度を減少させ、酸化ガス供給圧を上昇させることにより、各燃料電池セルCLのカソードの湿度を上昇させるようにしている。このようにすれば、各燃料電池セルCLのカソードをより湿潤状態にすることができ、それに伴い、電解質膜をより湿潤状態にすることができる。その結果、燃料電池FCのより発電効率を向上させることができる。
また、本実施例の燃料電池システム1000では、カソードが乾燥状態の場合のみ、水遮断弁190を開弁して、各燃料電池セルCLを加湿したり、酸化ガス供給圧を上昇させて、カソードの湿度を上昇させたりしている。このようにすれば、カソードが湿潤状態の時に、加湿を行わないので、カソードで、フラッディング等の不具合が生じることを抑制することができる。
ところで、シャフト120の潤滑剤として潤滑油を用いると、上述したように、クリアランスSK1が負圧になることにより、この潤滑油が、燃料電池FCに供給される酸化ガス中に混入してしまい、燃料電池FCを劣化させたり、発電効率を低下させたりするおそれがあった。一方、本実施例の燃料電池システム1000では、水貯留タンク180の水をシャフト120に供給して、潤滑剤として用いている。このようにすれば、燃料電池FCを劣化させたり、発電効率を低下させたりすることを抑制することができる。
なお、本実施例において、コンプレッサ100は、請求項におけるタービン式ポンプに該当し、タービン160は、請求項におけるタービンに該当し、タービンハウジング170は、請求項におけるハウジングに該当し、クリアランスSK1は、請求項におけるクリアランスに該当し、カソードは、請求項における燃料電池の電極に該当し、酸化ガス(空気)は、請求項における反応ガスまたは酸化ガスに該当し、水貯留タンク180、水導入流路195、および、シャフト120は、請求項における水供給部に該当し、水貯留タンク180は、請求項における貯留部に該当し、水導入流路195は、請求項における水供給流路に該当し、水遮断弁190は、請求項における水遮断弁に該当し、加湿制御部410は、請求項における加湿制御部に該当する。また、所定値Pthは、請求項における所定圧力に該当し、酸化ガス供給流量F2は、請求項における第1所定流量に該当し、閾値Fthは、請求項における第2所定流量に該当し、閾値Tthは、請求項における所定温度に該当する。
B.変形例:
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例では、水を、水貯留タンク180から、まず、水導入流路195を介して、シャフト120上に導入し、クリアランスSK2を介して、クリアランスSK1に導入するようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、水導入流路195の先端部を、クリアランスSK1内に配置し、水貯留タンク180からの水を、クリアランスSK1に直接導入するようにしてもよい。このようにしても上記実施例の効果を奏することができる。
B2.変形例2:
上記実施例のカソード加湿処理において、カソードが乾燥状態か否かの判断(ステップS120)を、酸化ガス供給流量F1が閾値Fthより少なく、燃料電池温度Tが閾値Tthより高い場合には、カソードが乾燥状態と判断し、酸化ガス供給流量F1が閾値Fth以上であり、燃料電池温度Tが閾値Tth以下の場合には、乾燥状態でないと判断していたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、燃料電池FCの出力電流値を検出し、その出力電流値が、閾値Ithより小さく、燃料電池温度Tが閾値Tthより高い場合には、カソードが乾燥状態と判断し、出力電流値が閾値Ith以上であり、燃料電池温度Tが閾値Tth以下の場合には、乾燥状態でないと判断するようにしてもよい。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。なお、閾値Ithは、請求項における所定電流値に該当する。
B3.変形例3:
上記実施例のカソード加湿処理において、カソードが十分加湿されたか否かの判断(ステップS140)を、水貯留タンク180の水変化量が、所定値を越えたか否かで判断していたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、燃料電池FCの発電量、および、酸化ガス供給圧に基づいて、カソードが十分加湿されたか否かを判断してもよいし、水遮断弁190を開弁(ステップS110)後、若しくは、酸化ガス供給圧を上昇(ステップS130)後、所定時間経過したか否かで、カソードが十分加湿されたか否かを判断するようにしてもよい。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。
B4.変形例4:
上記実施例では、酸化ガスを供給するコンプレッサ100に、水貯留タンク180を備え、エジェクタ効果によって水を供給する構造を持たせているが、本発明はこれに限られるものではなく、水素循環ポンプ250に、水貯留タンク180を設け、エジェクタ効果によって水を供給する構造を持たせるようにしてもよい。このようにすれば、各燃料電池セルCLのアノードに供給する燃料ガスを加湿することができ、それに伴い、電解質膜が乾燥することを抑制することができる。その結果、燃料電池FCの発電効率を向上させることができる。
B5.変形例5:
上記実施例では、コンプレッサ100に水貯留タンク180を備えているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、水貯留タンク180をコンプレッサ100の外部に設けるようにしてもよい。この場合、これに伴い、水導入流路195、水遮断弁190も、コンプレッサ100の外部に配置される。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。
本発明の一実施例としての燃料電池システム1000の構成を示すブロック図である。 コンプレッサ100の概略断面図である。 カソード加湿処理のフローチャートである。 コンプレッサ100のタービン160が所定回転数の場合における酸化ガス供給圧と酸化ガス供給流量の関係を示す図である。
符号の説明
100…コンプレッサ
110…ソレノイド
120…シャフト
125…受け軸
130…ロータ
140…マグネット
150…モータハウジング
160…タービン
165…インペラ
170…タービンハウジング
180…水貯留タンク
185…水量センサ
190…水遮断弁
195…水供給流路
200…水素タンク
204…燃料ガス供給流路
206…燃料ガス排出流路
207…ガス循環流路
210…水素遮断弁
215…レギュレータ
234…酸化ガス供給流路
236…酸化ガス排出流路
250…水素循環ポンプ
300…流量メータ
310…圧力センサ
320…酸化ガス圧調整弁
330…温度センサ
400…制御回路
410…加湿制御部
500…冷媒循環ポンプ
510…冷媒循環流路
550…ラジエータ
600…気液分離器
610…パージ弁
620…排気排水流路
1000…燃料電池システム
T…燃料電池温度
Fth以…閾値
Tth以…閾値
FC…燃料電池
CL…燃料電池セル
TR…タービンルーム
MR…モータルーム
SK1…クリアランス
SK2…クリアランス

Claims (9)

  1. 燃料電池を備える燃料電池システムであって、
    少なくとも、タービンと、前記タービンと対向する前記ハウジングと、を備え、前記タービンと、前記ハウジングとの間に、前記タービンが回転することにより圧力が低下する所定のクリアランスが設けられ、前記タービンを回転させることにより、前記燃料電池の電極に反応ガスを供給するタービン式ポンプと、
    前記クリアランスに水を供給する水供給部と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記水供給部は、
    前記水を貯留するための貯留部と、
    前記貯留部から前記クリアランスに前記水を供給するための水供給流路と、
    前記水供給流路に設けられ、前記貯留部からの水の供給を遮断可能な水遮断弁と、を備え、
    前記燃料電池システムは、
    前記電極が乾燥状態の場合において、前記水遮断弁を開弁させ、前記電極の加湿を行う加湿制御部を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記タービン式ポンプは、
    前記タービンと接続され、前記タービンを回転させるシャフトを備え、
    前記クリアランスは、
    前記シャフトに隣接して設けられ、
    前記水供給部の水供給流路は、
    前記貯留部から前記水を前記シャフト上に導入するための水導入流路と、
    前記シャフトの一部と、から成り、
    前記水遮断弁は、
    前記水導入流路上に設けられることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項2または請求項3に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記加湿制御部は、
    前記電極が乾燥状態の場合において、前記水遮断弁を開弁させると共に、前記電極へ供給する前記反応ガスの圧力を所定圧力以上に上昇させ、前記電極への前記反応ガスの供給流量が第1所定流量となるように前記タービン式ポンプの前記タービンの回転数を上昇させることを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項4に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池で電気化学反応に供された後の前記反応ガスであって、前記燃料電池から排出される前記反応ガスの排出量を制御可能な反応ガス排出量調整弁を備え、
    前記加湿制御部は、
    前記反応ガス排出量調整弁を制御することによって、前記電極へ供給する前記反応ガスの圧力を前記所定圧力以上に上昇させることを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記乾燥状態とは、
    前記燃料電池の出力電流値が所定電流値より低い場合、または、前記電極への前記反応ガスの供給流量が第2所定流量より低い場合であって、前記燃料電池温度が所定温度より高い場合であることを特徴とする燃料電池システム。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記タービン式ポンプは、
    前記タービンと接続され、前記タービンを回転させるシャフトを備え、
    前記タービンは、
    前記シャフトとの接続部分において、前記ハウジングと対向するように配置される鍔状部材を備え、
    前記クリアランスは、
    前記鍔状部材と、前記ハウジングとの間に設けられることを特徴とする燃料電池システム。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記電極は、カソードであり、
    前記反応ガスは、酸化ガスであることを特徴とする燃料電池システム。
  9. 燃料電池の電極に反応ガスを供給するためのタービン式ポンプであって、
    タービンと、
    前記タービンと対向するハウジングと、
    前記タービンと、前記ハウジングとの間に設けられ、前記タービンが回転することにより圧力が低下する所定のクリアランスに、水を供給する水供給部と、
    を備えることを特徴とするタービン式ポンプ。
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