JP2009181555A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、自装置のユーザ嗜好情報が更新された場合に、更新されたユーザ嗜好情報を、自装置と通信可能な他の情報処理装置に自動的に送信することができる情報処理装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、他の情報処理装置と通信可能な通信部8を有する。記憶部7は、ユーザ嗜好情報を記憶する。制御部9は、記憶部7に記憶されたユーザ嗜好情報を更新する。そして、制御部9は、ユーザ嗜好情報を更新した場合は、更新されたユーザ嗜好情報を他の情報処理装置に自動的に送信させるように通信部8を制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、自装置のユーザ嗜好情報が更新された場合に、更新されたユーザ嗜好情報を自装置と通信可能な他装置に送信する情報処理装置及びその制御方法に関する。
テレビ受信機や録画機器(ハードディスクレコーダ、DVDレコーダなど)等の機器には、放送波やインターネットによって提供される番組情報を受信して番組表として表示する機能を持つものがある。番組情報には、チャンネル、放送日時、ジャンル、番組名、及び番組説明などが含まれる。また、これら機器の中には、ユーザの好みのジャンルやキーワードなどを登録しておくと、当該ジャンルの番組や、番組名又は番組説明に当該キーワードを含む番組を推薦番組として抽出し、番組表で強調表示する機能を持つものがある。さらに、これら機器の中には、推薦番組をリスト表示する機能、推薦番組の開始時刻に通知する機能、推薦番組を自動的に録画予約する機能などを持つものもある。
一般的に、テレビ受信機で番組を視聴する場合は、当該テレビ受信機に設けられた番組表表示機能や推薦番組リスト機能を利用する。一方、録画機器で番組を録画予約する場合は、当該録画機器に設けられた番組表表示機能や推薦番組リスト機能を利用する。
しかし、機器間でジャンルやキーワードを共有することができないと、ユーザはテレビ受信機毎または録画機器毎に好みのジャンルやキーワードの登録操作を行う必要があり、ユーザの負荷となっていた。この問題を改善する技術として、自装置と接続されている他の装置に登録済みのユーザ嗜好情報の送信を要求し、受信したユーザ嗜好情報を自装置に記憶する技術が提案されている(特許文献1参照)。ここで、ユーザ嗜好情報とは、ユーザの好みに関する情報であり、例えば、テレビ受信機や録画機器の場合は番組のジャンルやキーワード等が考えられるが、これらに限るものではない。
特開2006−155210号公報
しかしながら、上記従来技術では、テレビ受信機や録画機器等が互いに接続されていても、1つの装置のユーザ嗜好情報が更新された場合に他の装置に更新されたことを通知する手段を各機器が持たない。そのため、更新されたユーザ嗜好情報を、他の装置の番組表、推薦番組リスト、推薦番組通知、自動録画予約などに直ちに反映させることができない。その結果、ユーザ嗜好情報が更新された装置以外の他の装置において、ユーザが所望する番組の視聴や録画の機会を逸する場合があるという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、自装置のユーザ嗜好情報が更新された場合に、更新されたユーザ嗜好情報を自装置と通信可能な他の情報処理装置に自動的に送信することができる情報処理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の情報処理装置は、他の情報処理装置と通信可能な通信部を有する情報処理装置において、ユーザ嗜好情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶されたユーザ嗜好情報を更新する更新手段と、前記更新手段によりユーザ嗜好情報が更新された場合は、前記他の情報処理装置に対して前記更新手段により更新されたユーザ嗜好情報を自動的に送信させるように前記通信部を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項4記載の情報処理装置の制御方法は、他の情報処理装置と通信可能な通信部を有する情報処理装置の制御方法において、ユーザ嗜好情報を記憶部に記憶させる記憶工程と、前記記憶部に記憶されたユーザ嗜好情報を更新する更新工程と、前記更新工程によりユーザ嗜好情報が更新された場合は、前記他の情報処理装置に対して前記更新工程により更新されたユーザ嗜好情報を自動的に送信させるように前記通信部を制御する制御工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、自装置のユーザ嗜好情報が更新された場合に、更新されたユーザ嗜好情報を自装置と通信可能な他の情報処理装置に自動的に送信することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態における情報処理システムは、一般的な家庭での使用を想定し、情報処理装置として、第一のテレビ受信機1と、第二のテレビ受信機2と、第一の録画機器3と、及び第二の録画機器4とを備える。各情報処理装置は、アンテナ5に接続され、アンテナ5で受信した放送信号から番組情報を取得し、処理する機能を持つ。なお、本実施の形態では、情報処理装置としてテレビ受信機及び録画機器を用いるが、本発明における情報処理装置はテレビ受信機及び録画機器に限るものではない。ここで、録画機器としては、例えば、ハードディスクレコーダ、DVDレコーダなどが該当する。
第一のテレビ受信機1と第二のテレビ受信機2は、LAN(Local Area Network)を介して、通信可能に接続されており、互いに文字情報や制御信号の送受信を行う。なお、LANは有線であっても無線であってもよい。
一方、第一のテレビ受信機1と第一の録画機器3、第二のテレビ受信機2と第二の録画機器4はそれぞれHDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)を介して、通信可能に接続されている。第一の録画機器3は第一のテレビ受信機1に対してHDMIを介して映像信号や音声信号を送信し、また、第二の録画機器4は第二のテレビ受信機2に対してHDMIを介して映像信号や音声信号が送信する。また、第一のテレビ受信機1と第一の録画機器3、第二のテレビ受信機2と第二の録画機器4は、HDMIの制御信号であるCEC(Consumer Electronics Control)によって、互いに文字情報や制御信号の送受信を行う。
次に、本実施形態における情報処理装置の概略構成について説明する。
一般的なテレビ受信機や録画機器には、デマルチプレクサや各種デコーダなど多数の構成要素が存在することになるが、本実施形態においては本発明に関連する構成要素のみを記載することとする。本実施形態では、本発明に関連する構成要素は、第一のテレビ受信機1と、第二のテレビ受信機2と、第一の録画機器3と、第二の録画機器4とにおいて共通であり、夫々の機器の概略構成は図2に示すブロック図で共通的に説明することができる。なお、本発明に関連する構成要素は夫々の機器において共通なので、以下の説明では、第一のテレビ受信機1についてのみ説明し、第二のテレビ受信機2と、第一の録画機器3と、第二の録画機器4についての説明は省略する。
番組情報取得部6は、アンテナ5から受信した放送信号から、番組情報を取得する。そして、番組情報取得部6は、取得した番組情報を記憶部7に出力する。
記憶部7は、番組情報取得部6から入力された番組情報を記憶する。また、記憶部7は、後述する制御部9によって入力又は更新される、ユーザ嗜好情報を記憶する。ここでユーザ嗜好情報とは、ユーザの好みに関する情報である。本実施の形態においては、ユーザ嗜好情報として番組のジャンルやキーワードを用いるが、これらに限るものではない。本実施の形態におけるジャンルは、標準規格(例えば、ARIB(社団法人電波産業会)のSTD−B10)で定められたジャンルを使用する。これにより、メーカーや機種が異なる装置の間でも当該ジャンルを使用することができる。
更に、記憶部7は、情報処理装置の識別子と、該情報処理装置の種類及び接続方法及びチェック状態とを対応付けた、図3に示すような送信先リストを記憶する。ここで、情報処理装置の識別子とは、情報処理装置が有する固有の識別情報である。本実施形態においては、情報処理装置の識別子として、情報処理装置が、LAN又はHDMIを介して、他の情報処理装置から取得した該情報処理装置の物理アドレスを用いるが、これに限られるものではない。また、情報処理装置の種類とは、テレビ、ハードディスクレコーダ、DVDレコーダ等を意味する情報である。次に、接続方法とは、他の情報処理装置との接続方法(LANまたはHDMI)を示す情報である。そして、チェック状態とは、情報処理装置がユーザ嗜好情報の送信先として設定されているかどうかを示す情報である。チェック状態が「ON」の場合は該情報処理装置が送信先に設定されていることを示し、「OFF」の場合は該情報処理装置が送信先に設定されていないことを示す。これら送信先リストの情報は、制御部9によって入力又は更新される。
通信部8は、LAN又はHDMIを介して、他の情報処理装置に対してユーザ嗜好情報を送信する。また、通信部8は、LAN又はHDMIを介して、他の情報処理装置からユーザ嗜好情報を受信する。そして、通信部8は、他の情報処理装置からユーザ嗜好情報を受信した場合は、制御部9に対して、ユーザ嗜好情報の更新を通知する。
更に、通信部8は、各情報処理装置のステータス情報を取得して、制御部9に通知する。ここでステータス情報とは、例えば、未接続状態や主電源が入っていない状態、接続されているがユーザ嗜好情報の受信準備ができていない状態、ユーザ嗜好情報の受信準備ができている状態等を示す情報である。その他にも、通信部8は、第一のテレビ受信機1に接続されている他の情報処理装置の種類と、接続方法(LANまたはHDMI)とを制御部9に通知する。
制御部9は、通信部8から情報処理装置の識別子と情報処理装置の種類と接続方法(LANまたはHDMI)とを通知された場合は、該識別子と該種類及び接続方法とを対応付けて、記憶部7が記憶する送信先リストに記憶させる。また、制御部9は、ユーザによる第一のテレビ受信機1を操作可能なリモコン(不図示)を用いた操作や通信部8からのユーザ嗜好情報の更新通知に基づいて、記憶部7に記憶されているユーザ嗜好情報を更新する。そして、制御部9は、ユーザ嗜好情報を更新した場合は、記憶部7に記憶されている送信先リストに基づき、更新されたユーザ嗜好情報を他の情報処理装置に送信させるように通信部8を制御する。このようなユーザ嗜好情報更新処理については、図4〜図7に示すフローチャートを用いて後述する。
その他にも、制御部9は、記憶部7に記憶された番組情報とユーザ嗜好情報とに基づいて、該ユーザ嗜好情報に該当する番組を抽出する。抽出された該番組は、推薦番組通知機能等に用いられる。ここで、ユーザ嗜好情報に該当する番組とは、ユーザの好みに合う番組であり、例えば、ユーザ嗜好情報に含まれるジャンルに該当する番組、ユーザ嗜好情報に含まれるキーワードを番組名や番組説明に含む番組であるが、これに限られるものではない。
次に、本実施の形態に係る制御部9における、ユーザ嗜好情報が更新された場合に、更新されたユーザ嗜好情報を他の情報処理装置に送信するように通信部8を制御するユーザ嗜好情報更新処理について説明する。
図4〜図7は、ユーザ嗜好情報更新処理を示すフローチャートである。本処理は、ユーザ嗜好情報の更新機能を有する制御部9が、各部を制御することにより実行される。
まず、制御部9は、ユーザの操作に応じて第一のテレビ受信機1内の表示装置(不図示)に図8に示すユーザ嗜好指定画面800を表示する(ステップS101)。なお、本実施の形態における第一のテレビ受信機1の表示装置は、一般的な表示装置であってブラウン管やLCD(Liquid Crystal Display)等で構成される。ユーザはリモコンを用いて、ユーザ嗜好指定画面800から好みのジャンルの指定やキーワードの入力を行い、第一のテレビ受信機1にユーザ嗜好情報として登録することができる。
例えば、図8(a)に示すユーザ嗜好指定画面800が表示された状態からユーザが好みのジャンルを追加する際は、ジャンル追加ボタン801をクリックする。ジャンル追加ボタン801をクリックする方法としては、例えば、第一のテレビ受信機1を操作可能なリモコンの矢印キーでフォーカスを移動して決定キーを押下する方法が考えられる。以下同様に、表示されたボタンをクリックする方法として、前述の方法が利用されるが、これに限定されるものではない。
制御部9は、ジャンル追加ボタン801がクリックされたか否かを判別し(S102)、クリックされなかった場合はステップS105へ進む。一方、クリックされた場合は、制御部9は、図5のステップS103へ進み、表示装置にジャンル選択画面を表示する。表示装置に表示されるジャンル選択画面の一例を図9(a)及び図9(b)に示す。
ステップS103では、ユーザはリモコンを用いて、図9(a)に示すようなジャンル(大分類)のジャンルリスト901から1つのジャンルを選択し、続いて図9(b)に示すようなジャンル(中分類)のジャンルリスト902から1つのジャンルを選択する。例えば、ジャンルリスト901,ジャンルリスト902から所望の欄、ドキュメンタリー/教養903がクリックされ、歴史・紀行904がクリックされたものとする。
続いて、制御部9は、ジャンルリスト901及びジャンルリスト902において、ジャンルが選択されたか否かを判別し(ステップS104)、選択されなかった場合は、図4のステップS102へ戻る一方、選択された場合は、図7のステップS119へ進む。ステップS119において、制御部9は、ステップS102でジャンル追加ボタン801がクリックされたと判別された場合は、選択されたジャンルを記憶部7に記憶させてユーザ嗜好情報を更新する。ユーザ嗜好情報が更新されると、図8(b)に示すユーザ嗜好指定画面800上のジャンル表示欄804には、ステップS119で新たに記憶されたジャンルが追加表示される。
一方、ユーザ嗜好指定画面800が表示された状態でユーザが好むキーワードを追加する場合、ユーザはリモコンを用いて、キーワード追加ボタン802をクリックする。制御部9は、キーワード追加ボタン802がクリックされたか否かを判別し(ステップS105)、クリックされなかった場合はステップS108へ進む。一方、クリックされた場合は、制御部9は、図6のステップS106へ進み、表示装置に図10に示す文字入力画面1000を表示する。表示装置に表示される文字入力画面1000の一例を図10(a)及び図10(b)に示す。
ユーザはリモコンを用いて、図10(a)に示すような文字入力画面1000上の文字入力用のボタンをクリックすることで文字列を入力する。その後、図10(b)に示す文字入力画面1000上の入力文字表示欄1002のように、所望の文字列(キーワード)の入力が終了したときは、登録ボタン1001をクリックする。例えば、キーワードとして「街道」が入力されたものとする。
制御部9は、キーワード入力が終了したか否か、すなわち登録ボタン1001がクリックされた否かを判断し(ステップS107)、登録ボタン1001がクリックされなかった場合は、図4のステップS102へ戻る。一方、クリックされた場合は、ステップS119へ進む。ステップS119において、制御部9は、ステップS105でキーワード追加ボタン802がクリックされたと判別された場合は、ステップS107で入力されたキーワードを記憶部7に記憶させてユーザ嗜好情報を更新する。ユーザ嗜好情報が更新されると、図8(c)に示すユーザ嗜好指定画面800上のキーワード表示欄805には、ステップS119で新たに記憶されたキーワードが追加表示される。
次に、ユーザが、ユーザ嗜好指定画面800が表示された状態から、登録したジャンルを修正または削除する場合は、当該ジャンル(の欄)をクリックする。制御部9は、ユーザ嗜好指定画面800上でジャンル欄がクリックされたか否かを判別し(ステップS108)、任意のジャンル欄がクリックされた場合は、図11に示すジャンル修正/削除選択画面1100を表示する(ステップS109)。ジャンル修正/削除選択画面1100は、例えば、ユーザ嗜好指定画面800が切り替わって表示されても、ポップアップ表示されてもよい。ユーザは、ジャンル修正/削除選択画面1100上で修正ボタン1101、削除ボタン1102のいずれかを選択して、クリックする。
制御部9は、修正ボタン1101がクリックされると(ステップS110でYES)、図5のステップS103へ進み、ジャンルリスト901とジャンルリスト902とを表示する。そして、制御部9は、表示されたジャンル選択画面上でユーザがリモコンを用いてジャンルを選択した場合は(ステップS104でYES)、図7のステップS119に進む。ステップS119では、制御部9は、ジャンル修正/削除選択画面1100上で修正ボタンがクリックされた場合は、ステップS108でクリックされたジャンルを記憶部7から削除する。続いて、制御部9は、ステップS104で選択されたジャンルを記憶部7に記憶させることで、ユーザ嗜好情報を更新する。
一方、制御部9は、削除ボタン1102がクリックされると(ステップS111でYES)、図7のステップS119へ進む。ステップS119において、制御部9は、ジャンル修正/削除選択画面1100上で削除ボタンがクリックされた場合は、記憶部7からステップS108でクリックされたジャンルを削除して、ユーザ嗜好情報を更新する。ユーザ嗜好情報が更新されると、制御部9は、当該ジャンルが削除されたユーザ嗜好指定画面800を表示する。
一方、ユーザが、ユーザ嗜好指定画面800が表示された状態から、登録したキーワードを修正または削除する場合は、当該キーワード(の欄)をクリックする。制御部9は、ユーザ嗜好指定画面800上でキーワード欄がクリックされたか否かを判別し(ステップS112)、任意のキーワード欄がクリックされた場合は、図12に示すキーワード修正/削除選択画面1200を表示する(ステップS113)。キーワード修正/削除選択画面1200は、例えば、ユーザ嗜好指定画面800が切り替わって表示されても、ポップアップ表示されてもよい。ユーザは、キーワード修正/削除選択画面1200上で修正ボタン1201、削除ボタン1202のいずれかを選択して、クリックする。
制御部9は、修正ボタン1201がクリックされると(ステップS114でYES)、図6のステップS106へ進み、文字入力画面1000を表示する。制御部9は、表示された文字入力画面1000で登録ボタン1001がクリックされた場合は(ステップS107)、ステップS119へ進む。ステップS119では、制御部9は、キーワード修正/削除選択画面1200上で修正ボタン1201がクリックされた場合は、ステップS112でクリックされたキーワードを記憶部7から削除する。続いて、制御部9は、ステップS107で入力されたキーワードを記憶部7に記憶させることで、ユーザ嗜好情報を更新する。
一方、制御部9は、削除ボタン1202がクリックされると(ステップS115でYES)、図7のステップS119へ進む。ステップS119では、制御部9は、キーワード修正/削除選択画面1200上で削除ボタン1202がクリックされた場合は、ステップS112でクリックされたキーワードを記憶部7から削除して、ユーザ嗜好情報を更新する。ユーザ嗜好情報が更新されると、制御部9は、当該キーワードが削除されたユーザ嗜好指定画面800を表示する。
また、ユーザが、ユーザ嗜好指定画面800が表示された状態から、ユーザ嗜好情報の送信先の情報処理装置を指定する場合、送信先ボタン803をクリックする。
制御部9は、送信先ボタン803がクリックされると(ステップS116でYES)、記憶部7が記憶する送信先リストと通信部8から通知されたステータス情報とに基づき、図13に示すような送信先リスト画面1301を表示する(ステップS117)。ユーザはリモコンを用いて、送信先リスト画面1301上でユーザ嗜好情報の送信先を指定することができる。制御部9は、送信先リスト画面上でユーザ嗜好情報の送信先の指定を受け付ける(ステップS118)。
次に、送信先リスト画面1301について説明する。
送信先リスト画面1301には、テレビ受信機1に接続された、第二のテレビ受信機2及び第一の録画機器3夫々に対応する、チェック状態及び情報処理装置の種類及び接続方法及びステータス情報が表示される。送信先リスト画面1301上のチェックボックス1302がクリックされると、制御部9は、チェック状態の「ON」と「OFF」を切り換える。次に、図13に示す送信先リスト画面1301には、情報処理装置の種類として、第二のテレビ受信機2については「テレビ」と、第一の録画機器3には「DVDレコーダ」と表示されている。図13(a)に示す送信先リスト画面1301では、テレビとDVDレコーダが送信先として設定されている。一方、図13(b)の示す送信先リスト画面1301では、チェックボックス1302において、テレビが送信先から設定解除されており、DVDレコーダのみが送信先として設定されている。そして、図13に示す送信先リスト画面1301には、接続方法として、第二のテレビ受信機2については「LAN」と、第一の録画機器3については「HDMI」と、表示されている。最後に、送信先リスト画面1301上のステータス欄1303には、制御部9は、通信部8から通知された各情報処理装置のステータス情報に基づいて、各情報処理装置のステータスを表示する。例えば、制御部9は、未接続の情報処理装置や主電源が入っていない装置の場合は×印、接続されているがユーザ嗜好情報の受信準備ができていない装置の場合は△印、ユーザ嗜好情報の受信準備ができている装置の場合は○印を、ステータス欄1303に表示する。
送信先の設定が終了すると、ユーザはリモコンを用いて設定ボタン1304をクリックする。ステップS118において、制御部9は、設定ボタン1304がクリックされたか否かを判別する。次に、制御部9は、設定ボタン1304がクリックされたと判別した場合は、送信先リスト画面1301上で設定された情報を、記憶部7に記憶させて、ステップS102に戻る。
ステップS120では、制御部9は、記憶部7に記憶されている送信先リストに基づいて、次の送信先の有無を判別する。そして、次の送信先がある場合は、すなわち、チェック状態が「ON」である情報処理装置の中に、まだユーザ嗜好情報を送信していない情報処理装置がある場合は、該情報処理装置が次の送信先として選択される。一方、次の送信先がない場合、すなわち、チェック状態が「ON」である全ての情報処理装置にユーザ嗜好情報を送信済みの場合は、一括登録処理を終了し、ステップS102へ戻る。
ステップS121では、制御部9は、ステップS120で選択された情報処理装置に対して、更新されたユーザ嗜好情報を送信させるように通信部8を制御する。具体的には、制御部9は、新たなユーザ嗜好情報が登録された場合は、ユーザ嗜好情報の登録を示す符号と、ユーザ嗜好情報を示す符号とを、ステップS120で選択された情報処理装置に送信させるように通信部8を制御する。また、制御部9は、ユーザ嗜好情報が削除された場合は、ユーザ嗜好情報の削除を示す符号と、ユーザ嗜好情報を示す符号とを、送信させるように通信部8を制御する。更に、制御部9は、ユーザ嗜好情報が修正された場合は、ユーザ嗜好情報の修正を示す符号と、修正前のユーザ嗜好情報を示す符号と、修正後のユーザ嗜好情報を示す符号とを送信させるように通信部8を制御する。以上の動作をユーザ嗜好指定画面800がクローズされるまで(ステップS122でYES)繰り返す。
制御部9は、通信部8からユーザ嗜好情報の更新を通知されて自装置のユーザ嗜好情報を更新した場合も、更新されたユーザ嗜好情報を他の情報処理装置へ送信するように通信部8を制御する。例えば、第二のテレビ受信機2が第一のテレビ受信機1からユーザ嗜好情報を受信した場合、制御部9は、通信部8からユーザ嗜好情報の更新を通知されて、第二のテレビ受信機2のユーザ嗜好情報を更新する。次に、制御部9は第二のテレビ受信機2の記憶部7が保持する送信先リストに第二の録画機器4の識別子が記憶されていれば、更新されたユーザ嗜好情報を第二の録画機器4へ送信する。なお、制御部9は、ユーザ嗜好情報の送信元である第一のテレビ受信機1に対しては、更新されたユーザ嗜好情報の送信は行わない。
なお、本実施の形態における、第一のテレビ受信機1及び第二のテレビ受信機2では、番組表表示操作(例えば、リモコンの番組表キーが押下)が行われると、制御部9は記憶部7が記憶する番組情報に基づき、図14に示す番組表画面1400を表示する。番組表画面1400には、横方向にチャンネル、縦方向に現在時刻以降に放送される番組の番組名及び番組説明が表示される。表示する番組がユーザ嗜好情報に該当する番組である場合、該番組は強調表示(例えば特定の背景色で表示)される。図14の斜線で表記した欄は、特定の背景色で表示しているものとする。
一方、本実施の形態における情報処理装置のうち、第一の録画機器3及び第二の録画機器4においては、制御部9は、記憶部7に記憶された番組情報の中から、記憶部7に記憶されたユーザ嗜好情報に該当する番組を抽出して、該番組を自動的に録画予約する。このような自動録画機能により、ユーザが第一のテレビ受信機1にユーザ嗜好情報を登録してからまもなく該ユーザ嗜好情報に該当する番組の開始時刻になった場合でも、ユーザは第一の録画機器3を操作することなく、該番組を第一の録画機器3で録画できる。
以上述べたように、本実施の形態におけるテレビ受信機又は録画機器によれば、自装置のユーザ嗜好情報が更新された場合は、更新されたユーザ嗜好情報を、自装置と通信可能に接続された他のテレビ受信機又は録画機器に対して自動的に送信することが可能となる。これにより、更新されたユーザ嗜好情報を一括して他の複数の情報処理装置に反映することができる。その結果、他のテレビ受信機又は録画機器に最新のユーザ嗜好情報を直ちに反映することが可能となり、所望の番組の視聴や録画の機会を逸する恐れを低減することができるので、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態では、情報処理システムの構成として、テレビ受信機が2台、録画機器が2台の構成を例に説明したが、これに限るものではない。情報処理システムの構成台数は、2台以上であれば何台でもよい。テレビ受信機1台と録画機器が1台という固定の構成の場合は、常に相手側の機器を送信先とするようにしてもよい。
また、本実施の形態では、テレビ受信機をユーザ嗜好情報の送信元としたが、録画機器が送信元であっても構わない。すなわち、情報処理システムを構成する、いずれの情報処理装置が、ユーザ嗜好情報の送信元となっても構わない。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態に係る制御部9に異なる特徴を有するものである。以下、第2の実施形態に係る説明は、第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。本実施の形態は、上記第1の実施形態における図4〜図7のユーザ嗜好情報更新処理に対して、送信先の情報処理装置の受信準備ができていない場合の処理を追加したものである。
本実施の形態に係る制御部9は、通信部8から通知された各情報処理装置のステータス情報に基づいて、送信先の情報処理装置の受信準備ができているか否かを判別する。そして、制御部9は、送信先の情報処理装置の受信準備ができていない場合は、通信部8に指示して、ユーザ嗜好情報の受信を可能にする制御信号を、該情報処理装置に送信する。
本実施の形態では、ユーザ嗜好情報の受信準備ができていない状態として、送信先の情報処理装置が電源待機状態の場合を想定する。ここで、電源待機状態とは、情報処理装置の全構成要素に電力を供給するのではなく、最低限必要な構成要素のみに電力を供給している状態である。従って、制御部9は、ユーザ嗜好情報を受信可能にする制御信号として、電源待機状態から復帰するための制御信号を送信させるように通信部8を制御する。なお、本実施の形態では、ユーザ嗜好情報の受信準備ができていない状態として、電源待機状態を想定したが、これに限られるものではない。例えば、ビジー状態、すなわち、処理が集中しているためにユーザ嗜好情報を受信する準備ができていない状態でもよい。
送信先の情報処理装置は、電源待機状態においては、ユーザ嗜好情報の受信はできないが、上記電源待機状態から復帰するための制御信号を受信した場合は、電源待機状態から電源オン状態に復帰する。ここで電源オン状態とは、情報処理装置における全ての構成要素に電力を供給している状態であり、ユーザ嗜好情報の受信が可能な状態である。なお、本実施形態においては、ユーザ嗜好情報の受信可能な状態として、電源オン状態を想定したが、これに限られるものではない。ユーザ嗜好情報が受信できる状態であれば、他の状態でもよい。
図15は、本発明の第2の実施形態におけるユーザ嗜好情報送信時の処理を示すフローチャートである。図7のステップS119〜121に代えて図15のステップS201〜S207が実行される。また、図16は、再送信処理を示すフローチャートである。
ステップS201は図7に示すステップS119と同様であるので、その説明を省略する。ステップS202では、制御部9は、次の送信先の有無を判別する。具体的には、制御部9は、上記チェック状態が「ON」である情報処理装置の中に、まだユーザ嗜好情報または後述する制御信号を送信していない情報処理装置がある場合は、該情報処理装置を次の送信先として選択して、ステップS203に進む。一方、制御部9は次の送信先がない場合、すなわち、上記チェック状態が「ON」である全ての送信先にユーザ嗜好情報または後述する制御信号を送信済みの場合は、ステップS206に進む。
ステップS203では、制御部9は、通信部8から通知された各情報処理装置のステータス情報に基づいて、送信先の受信準備ができているかどうかを判別する。送信先の受信準備ができていれば(ステップ203でYES)、制御部9は、通信部8に指示してステップS201で更新されたユーザ嗜好情報を送信する(ステップS204)。
一方、ステップS203の判別の結果、送信先の受信準備ができていなければ、制御部9は、通信部8に指示して、ユーザ嗜好情報の受信を可能にする制御信号を、送信先の情報処理装置に送信する(ステップS205)。
制御部9は、電源待機状態の情報処理装置が電源オン状態になるまでには所定の時間がかかるため、その間に次の情報処理装置へユーザ嗜好情報の送信を行う。そして、上記チェック状態が「ON」であるすべての送信先にユーザ嗜好情報を送信した場合、一括登録を終了する(ステップS206でYES)。
ステップS206において、一括登録が終了していない場合(ステップS206でNO)、すなわち受信準備ができていないためにユーザ嗜好情報を送信していない送信先がある場合は、制御部9は、タイマーに所定の時間をセットする(ステップS207)。そして、一括登録を一旦終了する。電源待機状態であった送信先は、この間に電源待機状態からの復帰処理を行い、電源オン状態となる。
タイマーにセットした所定時間が経過すると、制御部9は、図16のフローチャートに示す再送信処理を実行する。制御部9は、上記チェック状態が「ON」であり、かつ、ユーザ嗜好情報を送信していない情報処理装置を次の送信先として選択する(ステップS301でYES)。送信先の受信準備ができていれば(ステップ302でYES)、制御部9は、通信部8に指示して、ユーザ嗜好情報を送信する(ステップS303)。制御部9は、上記チェック状態が「ON」であるすべての送信先にユーザ嗜好情報を送信した場合、一括登録を終了する(ステップS304でYES)。
ステップS304において、一括登録が終了していない場合、すなわち受信準備ができていないためにユーザ嗜好情報を送信していない送信先がある場合は、制御部9は、再度タイマーに所定の時間をセットして(ステップS305)、一括登録を一旦終了する。タイマーにセットした所定時間が経過すると、制御部9は、再度図16のフローチャートにおけるステップS301の処理から実行する。
以上述べたように、本実施の形態によれば、送信先の情報処理装置でユーザ嗜好情報の受信準備ができていなくても、ユーザ嗜好情報の受信を可能にする制御信号を該情報処理装置に送信し、該情報処理装置が受信可能になったらユーザ嗜好情報を送信する。これにより、他の情報処理装置に対して、ユーザ嗜好情報を確実に反映させることができる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施の形態に係る情報処理システムは、その構成(図1〜図2)が上記第1の実施の形態に係る情報処理システムと同じであり、第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
本実施の形態は、上記第1の実施形態における制御部9に対して、後述する送信モード及び受信モードを設定可能にする機能を追加したものである。なお、本実施の形態を、第2の実施形態に適用することも可能である。
本実施の形態においては、制御部9に、更新されたユーザ嗜好情報のみを送信する送信モード(以下、「第一の送信モード」と称する。)と、送信元のユーザ嗜好情報をすべて送信する送信モード(以下、「第二の送信モード」と称する。)のいずれか一方をあらかじめ設定することが可能である。また、情報処理装置は、受信前に記憶されていたユーザ嗜好情報に対して、受信したユーザ嗜好情報を追加または削除する受信モード(以下、「第一の受信モード」と称する。)を備える。また、受信前に記憶されていたユーザ嗜好情報をすべて削除してから、受信したユーザ嗜好情報を追加または削除する受信モード(以下、「第二の受信モード」と称する。)を備える。そして、制御部9に、第一の受信モードと、第二の受信モードのいずれか一方をあらかじめ設定することが可能である。これらの設定については、ユーザが各情報処理装置に対して行う。
複数の情報処理装置が記憶しているユーザ嗜好情報を常に同じユーザ嗜好情報に保ちたい場合は、当該複数の情報処理装置を第二の送信モード及び第二の受信モードにしておく。また、情報処理システムに新規に接続した情報処理装置に他の情報処理装置のユーザ嗜好情報をそのままコピーしたい場合も、双方の情報処理装置を第二の送信モード及び第二の受信モードにしておく。
一方、複数の録画機器でユーザ嗜好情報を使い分けたい場合(例えば、第一の録画機器はスポーツ番組用、第二の録画機器は音楽番組用など)は、第一の送信モード及び第一の受信モードにしておく。そして、テレビ受信機から録画機器へ送信するユーザ嗜好情報に応じて送信先リスト画面1301上のチェックボックス1302のチェックをON/OFFする。
なお、他の情報処理装置から受信したユーザ嗜好情報によって自装置の記憶部7に記憶されているユーザ嗜好情報を更新する際には、元の記憶部7に記憶されているユーザ嗜好情報を別の記憶領域にバックアップしておくとよい。ユーザの意に反して情報が更新されてしまった場合や、一時的に使用したユーザ嗜好情報を元に戻したい場合は、バックアップ領域からユーザ嗜好情報を読み出して元に戻すことができる。
以上述べたように、本実施の形態によれば、上記送信モード及び受信モードを設定可能にすることによって、複数の情報処理装置を常に同じユーザ嗜好情報に保ったり、複数の録画機器でユーザ嗜好情報を使い分けたりすることができ、ユーザの自由度が増す。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施の形態に係る情報処理システムは、その構成(図1〜図2)が上記第1の実施の形態に係る情報処理システムと同じであり、第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
本実施の形態は、第1の実施形態に対し、ユーザ嗜好情報に該当する番組を抽出する際に、ジャンルとキーワードを組み合わせた検索式に基づいて、該当する番組を検索すると共に、当該検索式を他の情報処理装置に送信する点が異なる。
キーワードを単純に用いると所望の番組以外の番組が数多く抽出されてしまい、ユーザがその中から所望の番組を見つけ出すのに時間がかかってしまう。しかし、ジャンルとキーワードを論理積で結びつけることによって、候補が絞り込まれ、所望の番組を見つけるのが容易になる。そこで、制御部9は、上記第1の実施形態における図8(a)〜図8(c)のユーザ嗜好指定画面800に替えて、図17(a)〜図17(b)のユーザ嗜好指定画面2001を表示する。
ユーザが図17(a)に示すユーザ嗜好指定画面2001において、検索条件追加ボタン2002をクリックし、図9(a)、図9(b)のジャンルリスト901,902でジャンルを選択する。次いで図10(b)の文字入力画面1000でキーワードを入力すると、図17(b)のユーザ嗜好指定画面2001が表示される。横に並んだジャンルとキーワードは論理積の関係にある。縦に並んだジャンルとキーワードの組同士は、論理和の関係にある。
図17(b)のユーザ嗜好指定画面2001に表示された検索条件に基づく検索式を図18に示す。図18では、ジャンルは記号“<”と“>”で囲まれ、キーワードは記号“[”と“]”で囲まれる。論理和は記号“+”で表され、論理積は記号“*”で表されている。
また、ユーザがリモコンを用いてユーザ嗜好指定画面2001上で、任意のジャンルの欄またはキーワードの欄をクリックすると、それぞれ図11のジャンル修正/削除選択画面1100、図12のキーワード修正/削除選択画面1200が表示される。そして、当該ジャンルまたはキーワードの修正または削除が可能となる。
制御部9は、ユーザ嗜好指定画面2001で検索条件が更新(追加、修正、削除のいずれか)されるたびに、当該検索式を記憶部7に記憶させると共に、接続された他の情報処理装置に当該検索条件に基づく図18に示すような検索式を送信する。検索式を送信する際は、検索式の送信を示す符号、検索式の文字列の順に送信する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、検索式を送信することによって、候補が絞り込まれ、所望の番組を見つけるのが容易になる。
[第5の実施形態]
本発明の第5の実施の形態に係る情報処理システムは、その構成(図1〜図2)が上記第一の実施の形態に係る情報処理システムと同じであり、第一の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。以下に、上記第1の実施形態と異なる点のみを説明する。
本実施形態における制御部9は、情報処理装置を現在操作しているユーザを切り換えるユーザ切り換え機能を有する。例えば、あらかじめリモコンの数字キーに対応づけて、ユーザの名前を登録しておく。リモコンのユーザ切換キー押下に続いて、数字キーを押下することによって、当該数字キーに対応付けられたユーザに切り換わる。
本実施形態における記憶部7は、ユーザに対応付けてユーザ嗜好情報を記憶する。本実施形態における通信部8は、制御部9から指示を受けてユーザ嗜好情報を他の情報処理装置に送信する際に、現在操作中のユーザを特定する情報を付加して送信する。例えば、ジャンルを登録する際は、ユーザ名の送信を示す符号、ユーザの名前を示す文字列、ジャンルの登録を示す符号、ジャンルの文字列の順に送信する。また、キーワードを登録する際は、ユーザ名の送信を示す符号、ユーザの名前を示す文字列、キーワードの登録を示す符号、キーワードの文字列の順に送信する。
また、通信部8は、ユーザ嗜好情報を受信した場合、受信したユーザを特定する情報と、受信したユーザ嗜好情報とを制御部9に通知する。制御部9は、通信部8から通知されたユーザを特定する情報とユーザ嗜好情報とに基づいて、記憶部7に、ユーザ嗜好情報をユーザに対応付けて更新させる。これによって、送信元の情報処理装置においてユーザに対応付けられているユーザ嗜好情報を、送信先の情報処理装置においてもユーザに対応付けて記憶させることができる。
また、記憶部7は、送信先リストをユーザに対応付けて記憶するようにしてもよい。制御部9は、ユーザ嗜好指定画面800上の送信先ボタン803がクリックされると、記憶部7に記憶されている、そのとき操作中のユーザに対応付けられた送信先リストに基づいて、送信先リスト画面を表示装置に表示する。送信先リストの更新結果は、記憶部7に、操作中のユーザに対応付けて、記憶させる。これによって、ユーザごとに、自分が普段使用する情報処理装置にのみ自分のユーザ嗜好情報を反映させることができる。
なお、ユーザを特定する情報を送信する際は、ユーザの名前を示す文字列を送信したが、あらかじめ送信元の情報処理装置と送信先の情報処理装置との間でユーザを表す番号や符号が規定されていれば、当該番号や符号を送信してもよい。
以上述べたように、本実施の形態によれば、ユーザ一人一人の嗜好がそれぞれ異なっている場合でも、各人の嗜好に合った推薦番組を抽出することができる。
[第6の実施形態]
本発明の第6の実施形態に係る情報処理システムは、その構成(図1〜図2)が上記第1の実施の形態に係る情報処理システムと同じであり、第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。なお、本実施の形態で説明した発明を第1の実施形態だけでなく、上記第2〜第5の実施形態と組み合わせることも可能であることは言うまでもない。
本実施の形態は、第1の実施形態に対し、ユーザがジャンルやキーワードを指定した場合以外に、ユーザが視聴や予約のために選択した番組のジャンルや当該番組の番組名や番組説明から抽出したキーワードを暗黙的にユーザ嗜好情報として記憶する点が異なる。
制御部9は、記憶部7に記憶されている番組情報を取得して、取得した番組情報に基づいて、図14に示すような番組表画面1400を表示する。番組表画面1400で番組が選択された場合は、制御部9は、記憶部7から取得した番組情報に基づいて、当該番組のジャンルを取得する。また、制御部9は、記憶部7から取得した番組情報に含まれている当該番組の番組名や番組説明から、キーワードを抽出する。具体的には、制御部9は、番組名や番組説明の文字列を、情報処理装置内に設けられた単語辞書の単語と比較することで、該単語と一致するキーワードを抽出する。なお、該単語辞書は、キーワードを入力するかな漢字変換辞書と共用してもよい。また、最新の人名や流行語などにも対応するために、放送波やインターネットを通じて随時単語辞書を更新してもよい。
次に、制御部9は、通信部8に指示して、接続された他の情報処理装置へ取得したジャンルや抽出したキーワードを送信する。通信部8は、ジャンルを送信する際は、ジャンルの送信を示す符号、ジャンルの文字列の順に送信する。また、通信部8は、キーワードを送信する際は、キーワードの送信を示す符号、キーワードの文字列の順に送信する。
送信元の情報処理装置において、制御部9は、取得したジャンルや抽出したキーワードが新規であれば、記憶部7に該ジャンルや該キーワードを記憶させ、該ジャンルや該キーワードのカウントを1とする。また、送信先の情報処理装置において、制御部9は、通信部8が受信したジャンルやキーワードが新規であれば、記憶部7へ該ジャンルや該キーワードを記憶させ、該ジャンルや該キーワードのカウントを1とする。受信したジャンルやキーワードが新規でない場合は、該ジャンルや該キーワードのカウントを1カウントアップする。
制御部9は、ユーザ嗜好情報に該当する番組を抽出する際に、記憶部7に記憶されているジャンルやキーワードのうち、多くカウントされたジャンルやキーワード(例えば、ジャンルの上位5つとキーワードの上位5つ)を用いる。そして、制御部9は、記憶部7に記憶されている番組情報に基づいて、該ジャンルに該当する番組及び該キーワードを番組名や番組説明に含む番組を抽出する。通常、ユーザが番組表で選択した番組は、ユーザの好みの番組である可能性が高い。従って、該番組のジャンルや該番組の番組名や番組説明から切り出したキーワードの統計を取ることで、高い確率で、ユーザの好みのジャンルやキーワードを自動的に抽出することができる。
また、番組表以外の方法で選局された場合にも、番組のジャンルやキーワードを記憶、送信するようにしてもよい。但し、チャンネル番号を入力して選局した場合や、チャンネルアップダウンキーで選局した場合などは、必ずしも選局された番組が所望の番組であるとは限らない。例えば、所望の番組の開始直前にチャンネル番号を入力して選局した場合や、チャンネルアップダウンキーで次々に選局した場合などである。
したがって、選局されてからすぐに(例えば数分以内に)番組が終了した場合や、選局されてからすぐに(例えば数秒以内に)他のチャンネルに選局された場合は、番組のジャンルやキーワードを記憶、送信しないようにするとよい。
以上述べたように、本実施の形態によれば、情報処理装置において番組表上で選択された番組からユーザ嗜好情報を抽出して、抽出したユーザ嗜好情報を該情報処理装置と通信可能な他の情報処理装置に送信する。これにより、抽出したユーザ嗜好情報を一括して他の複数の情報処理装置に反映して、各々の情報処理装置において、複数の情報処理装置から抽出したユーザ嗜好情報に基づいて統計を取ることができる。その結果、ユーザ嗜好情報の統計に基づいて、よりユーザの嗜好に合致した番組を抽出することができ、所望の番組の視聴や録画の機会を逸する恐れを低減することが可能となる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る、第一のテレビ受信機1の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る送信先リストの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る、ユーザ嗜好情報更新処理を示すフローチャートである(その1)。 本発明の第1の実施形態に係る、ユーザ嗜好情報更新処理を示すフローチャートである(その2)。 本発明の第1の実施形態に係る、ユーザ嗜好情報更新処理を示すフローチャートである(その3)。 本発明の第1の実施形態に係る、ユーザ嗜好情報更新処理を示すフローチャートである(その4)。 本発明の第1の実施形態に係る、ユーザ嗜好指定画面800の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る、ジャンル選択画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る、文字入力画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る、ジャンル修正/削除選択画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る、キーワード修正/削除選択画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る、送信先リスト画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る、番組表画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る、ユーザ嗜好情報更新処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る、ユーザ嗜好情報の再送信処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る、ユーザ嗜好情報指定画面2001の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る、ユーザ嗜好情報指定画面2001上で入力された検索条件に基づく検索式の一例を示す図である。
符号の説明
1 第一のテレビ受信機
2 第二のテレビ受信機
3 第一の録画機器
4 第二の録画機器
7 記憶部
8 通信部
9 制御部

Claims (6)

  1. 他の情報処理装置と通信可能な通信部を有する情報処理装置において、
    ユーザ嗜好情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶されたユーザ嗜好情報を更新する更新手段と、
    前記更新手段によりユーザ嗜好情報が更新された場合は、前記他の情報処理装置に対して前記更新手段により更新されたユーザ嗜好情報を自動的に送信させるように前記通信部を制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記更新手段は、前記通信部が前記他の情報処理装置から受信したユーザ嗜好情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されたユーザ嗜好情報を更新することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記他の情報処理装置がユーザ嗜好情報の受信準備をしていない場合は、前記他の情報処理装置に対してユーザ嗜好情報を受信可能にする制御信号を送信するように前記通信部を制御し、前記他の情報処理装置が受信準備をした場合に、前記他の情報処理装置に対して前記更新手段により更新されたユーザ嗜好情報を送信するように前記通信部を制御することを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 他の情報処理装置と通信可能な通信部を有する情報処理装置の制御方法において、
    ユーザ嗜好情報を記憶部に記憶させる記憶工程と、
    前記記憶部に記憶されたユーザ嗜好情報を更新する更新工程と、
    前記更新工程によりユーザ嗜好情報が更新された場合は、前記他の情報処理装置に対して前記更新工程により更新されたユーザ嗜好情報を自動的に送信させるように前記通信部を制御する制御工程とを備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  5. 前記更新工程は、前記通信部が前記他の情報処理装置から受信したユーザ嗜好情報に基づいて、前記記憶部に記憶されたユーザ嗜好情報を更新することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置の制御方法。
  6. 前記制御工程は、前記他の情報処理装置がユーザ嗜好情報の受信準備をしていない場合は、前記他の情報処理装置に対してユーザ嗜好情報を受信可能にする制御信号を送信するように前記通信部を制御し、前記他の情報処理装置が受信準備をした場合に、前記他の情報処理装置に対して前記更新工程により更新されたユーザ嗜好情報を送信するように前記通信部を制御することを特徴とする請求項4または5記載の情報処理装置の制御方法。
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