JP2009181525A - キー入力装置 - Google Patents

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【課題】押下されたキーの検出にミスが起き難い技術を提供することである。
【解決手段】所定の位置に設けられたキーと、前記キーに対して取り付けられる反射手段と、押下されるキーの反射手段に対して設けられた発光手段と、前記発光手段から発光された光を受光する受光手段とを有することを特徴とする。反射光の検出によって判定するものであるから、マトリックス状に配置された一群のキーの全ての周囲(四つの周囲)に受光手段を設ければ、発光手段からの光が全て受光されるようになり、従来の場合と比較して、塵埃との相違が判別が可能となる。従って誤検出がそれだけ少なくなる。
【選択図】図1

Description

本発明はキー入力装置に関する。
従来より、パーソナルコンピュータ等に光学式のキー入力装置が使用されている。この光学式のキー入力装置は、複数のキーに対応して発光素子と受光素子と遮蔽板とが設けられたものである。すなわち、キーがユーザにより押下されると、キーが下方に移動し、このキーの下方を通過している光が遮蔽板によって遮断される。従って、発光素子から受光素子に到達していた光が遮蔽板によって遮蔽されたことを検出することで、押下されたキーが検出される。
例えば、特許文献1には、複数の光路があり、各光路の一端には光源が備えられ、他端には受光器が備えられ、各光路は複数のグループに分けられ、又、複数のキースイッチがあり、各キースイッチは複数の群に分けるか、全体で一つの群とし、ここである光路のグループは、複数のキースイッチの群に割り当てられることもあることを前提に、最低でも二つの光路のグループが各キースイッチの群に割り当てられ、そして各キースイッチは、そのキースイッチの群のため割り当てられた複数の光路のグループから、各光路のグループ一つにつき基本的に一本の光路が、そのキースイッチの近傍を通り、そしてそのキースイッチはキートップを押すと、それにより前記キースイッチの近傍を通るすべての光路を遮断するものであることを特徴とするキースイッチ群が開示されている。そして、どのキースイッチが押されたかについては、各光路の一端に設けられた受光器の出力の状態の変化の組み合わせを調べることにより判断している。
特開2004−38905号公報(第2−4頁、第1図)
しかしながら、このような関連技術におけるキー入力装置では、光が遮断されることにより押下されたキー(入力キーとも言う。)を検出している為、装置内にゴミ等の遮蔽物が混入すると、この遮蔽物がキーの下方を通過する光を遮断する。そして、この場合には、キーが押下されたと誤検出されてしまう問題が有った。
従って、本発明が解決しようとする課題は、押下されたキーの検出にミスが起き難い技術を提供することである。
以上の課題を解決する為に、本発明に係るキー入力装置は、所定の位置に設けられたキーと、前記キーに対して取り付けられた反射手段と、押下されたキーの反射手段に対向して設けられた発光手段と、前記発光手段から発光して前記反射手段で反射された光を受光する受光手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、キー入力の検出にミスが少なくなる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、第1の実施形態におけるキー入力装置100の全体構成を示す説明図である。
例えば、パーソナルコンピュータのキーボード等に用いられるキー入力装置100は、複数のキー1と、発光素子2と、受光素子3と、反射板4と、検出部30とを備えている。
キー1は、例えばマトリックス状に設けられている。すなわち、例えば直交座標(X−Y座標)における(N,M(N,M=整数)で示される位置にキー1が配置されている。例えば、図1に示される如く、X座標、Y座標で示す位置(1,1),(1,2),(1,3),……,(2,1),(2,2),(2,3),……に、キー1が、各々、配置されている。そして、キー1がユーザにより押下されると、キー1は下方に移動し、情報の入力が行われるようになっている。
発光素子2は各キー1に対応して設けられている。すなわち、マトリックス状に配置された一群のキー1の周囲、即ち、X座標方向において、一群のキー1の側部(一側部)に一群の発光素子2が並べられて設けられている。例えば、図1に示される如く、(1,1),(1,2),(1,3)…(1,M)に対応した位置で、一群のキー1の外側の位置に一つの発光素子2が設けられている。又、(2,1),(2,2),(2,3)…(2,M)に対応した位置で、一群のキー1の外側の位置に一つの発光素子2が設けられている。同様に、(N,1),(N,2),(N,3)…(N,M)に対応した位置で、一群のキー1の外側の位置に一つの発光素子2が設けられている。そして、各発光素子2は、後述の反射板4と対向するように設けられている。すなわち、キー1が押下された時、この降下したキー1の下側に設けられた反射板4によって発光素子2の光が反射されるように発光素子2が配置されている。
尚、発光素子2は異なった時間で順に発光するように制御されている。例えば、図1における左側に位置する発光素子から右側に位置する発光素子へと順に発光して行くようになっている。そして、同時に発光が行われることは無い。例えば、数μ秒〜数m秒毎の間隔で順に発光する。すなわち、時分割で発光を行うようになっている。
受光素子3も各キー1に対応して設けられている。すなわち、マトリックス状に配置された一群のキー1の周囲、即ち、Y座標方向において、一群のキー1の側部(一側部)に一群の受光素子3が並べられて設けられている。例えば、図1に示される如く、(1,1),(2,1),(3,1)…(N,1)に対応した位置で、一群のキー1の外側の位置に一つの受光素子3が設けられている。又、(1,2),(2,2),(3,2)…(N,2)に対応した位置で、一群のキー1の外側の位置に一つの受光素子3が設けられている。同様に、(1,M),(2,M),(3,M)…(N,M)に対応した位置で、一群のキー1の外側の位置に一つの受光素子3が設けられている。そして、各受光素子3は、後述の反射板4と対向するように設けられている。すなわち、キー1が押下された時、発光素子2からの光が、降下したキー1の下側に設けられた反射板4によって反射され、この反射された反射光を受光素子3が受光するように配置されている。
反射板4は各発光素子2や各受光素子3に対向してキー1の下部に取り付けられたものである。そして、反射板4は、各発光素子2や各受光素子3に対向する側の面が反射面である。
例えば、図1中、(N,M)位置に在るキー1が押下された時、左からN番目に位置する発光素子2からの光が、(N,M)位置に在るキー1の下側に設けられた反射板4によって反射され、この反射された反射光を上からM番目に位置する受光素子3が検出する。従って、この発光・受光情報を検出部30によって検出することで、(N,M)位置に在るキー1が押下されたことを検出(判定)している。すなわち、どのキーが押下されたかが判定できるようになっている。
(キー押下検出動作1)
続いて、第1の実施の形態におけるキー入力装置100の動作について説明する。
例えば、(H,I(H,Iは自然数))位置に在るキー1がユーザにより押下された時の検出動作について説明する。
先ず、図1中、一番左側の位置に在る発光素子2から発光が行われる。そして、この発光素子2からの光が受光素子3によって受光されたか否かが検出される。H≠1ならば、反射板4が光路上には無いから、受光素子3による検出は無い。
次に、左から2番目の位置に在る発光素子2から発光が行われる。そして、この発光素子2からの光が受光素子3によって受光されたか否かが検出される。H≠2ならば、反射板4が光路上には無いから、受光素子3による検出は無い。
以下同様に行われる。
そして、左からH番目の位置に在る発光素子2から発光が行われる。この発光素子2からの光が受光素子3によって受光されたか否かが検出される。さて、(H,I)位置に在るキー1が押下されていることから、この光路上には反射板4が在る。従って、この反射板4によって発光素子2からの光が反射され、上からI番目の位置に在る受光素子3が反射光を検出するようになる。
この後、左から(H+1)番目の位置に在る発光素子2から発光が行われる。そして、この発光素子2からの光が受光素子3によって受光されたか否かが検出される。しかしながら、この光路上には反射板4が無いから、受光素子3による検出は無い。
以下同様に繰り返して行われる。
以上の通り、第1の実施の形態におけるキー入力装置100では、(N,M)位置に在るキー1が押下されると、左からN番目に位置する発光素子2からの光が(N,M)位置に在る反射板4により反射され、この反射光を上からM番目に位置する受光素子3が受光することから、このN番目の発光素子とM番目の受光素子との発光・受光情報によって、(N,M)位置に在るキー1が押下されたことを判定(検出)できる。
そして、反射板の代わりに遮蔽板が用いられた場合、光路上に塵埃が入り込んでいた場合には、遮蔽板と塵埃との相違が判別できないことから、従来の場合には、検出ミスが起きる。これに対して、反射板の場合には、反射光の検出によって判定するものであるから、マトリックス状に配置された一群のキー1の全ての周囲(四つの周囲)に受光素子3を設ければ、発光素子2からの光が全て受光されるようになり、従来の場合と比較して、塵埃との相違が判別が可能となる。従って誤検出がそれだけ少なくなる。尚、全周囲に設ける受光素子は受発光素子とすることが好ましい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について図面を用いて説明する。
第1の実施形態では反射板が一枚であったが、第2の実施形態は2枚の反射板を用いた例である。
図2は第2の実施形態になるキー入力装置100の全体構成を示す説明図である。
キー入力装置100は、例えばパーソナルコンピュータのキーボード等に用いられたものである。このキー入力装置100は、一群のキー1と、二枚の反射板4,5と、受発光素子10a,10b,20a,20bと、検出部30と、記憶部40とを備えている。
尚、一群のキー1の構成については、第1の実施形態の場合と同様であるから、詳細な説明は省略される。
但し、第1の実施形態の場合には、反射板4は、図1からも判る通り、例えば45°(X軸方向に対して45°)の角度であるように設けられていた。本実施形態では、反射板4は、図2からも判る通り、例えば45°(X軸方向に対して45°)の角度であるように設けられている。そして、更に追加された反射板5は、図2からも判る通り、例えば22.5°(45°/2)の角度であるように設けられている。尚、反射板4の下側の位置に反射板5が設けられている。更に、本実施形態の反射板4,5は、表裏の両面が反射面に形成されている。
さて、第1実施形態で設けられた発光素子2の代わりに、本実施形態では、受発光素子10aが設けられた。更に、一群のキー1の外側の位置において、受発光素子10aに対向して受発光素子10bが設けられた。又、第1実施形態で設けられた受光素子3の代わりに、本実施形態では、受発光素子20aが設けられた。更に、一群のキー1の外側の位置において、受発光素子20aに対向して受発光素子20bが設けられた。尚、これ等の受発光素子10a,10b,20a,20bは、発光素子2と受光素子3とが隣接して組み合わされて構成されたものである。尚、受発光素子10aの発光素子2・受光素子3と受発光素子10bの受光素子3・発光素子2とが対向するよう、又、受発光素子20aの発光素子2・受光素子3と受発光素子20bの受光素子3・発光素子2とが対向するよう設けられている。又、受発光素子10a,10b,20a,20bは押下されたキー1の反射板4,5に対応して設けられている。従って、受発光素子10a,10b,20a,20bが或る長さを有するものであれば、一つの受発光素子10a,10b,20a,20bで済むが、受発光素子10a,10b,20a,20bが点状のものであれば、反射板4,5に対応して設けるには上下に二つ並べるようにする必要が有る。
さて、押下された一個または複数個のキーに対応して、何れの受発光素子10a,10b,20a,20bから発光した光が何れの受発光素子10a,10b,20a,20bで受光するかを関係つけた情報(テーブル)が、記憶部40に記憶されている。
或いは、記憶部40には、図3に示される情報(テーブル)が記憶されている。すなわち、全てのキー1が押下されていない場合において、受発光素子10a,10b,20a,20bの中の何れかから発光した光が何れの受発光素子10a,10b,20a,20bで受光したかの情報を記憶している。つまり、図2中、例えば一番左側に位置する受発光素子10aからの発光を受発光素子10bが受光した旨の関係が「1」として、左から2番目に位置する受発光素子10aからの発光を受発光素子10bが受光した旨の関係が「2」として、……、又、一番上側に位置する受発光素子20aからの発光を受発光素子20bが受光した旨の関係が「N+1」として、上から2番目に位置する受発光素子20aからの発光を受発光素子20bが受光した旨の関係が「N+2」として記憶されている。その他にも同様な関係で発光素子からの光を受光した受光素子との関係が記憶されている。
(キー押下検出動作2)
さて、本実施形態にあっても、キー1が一つしか押下されていない場合には、基本的に、前記実施形態の場合と同様にして、押下キーの検出が行われる。
但し、この場合、受発光素子10aからの光が反射板4で反射され、この反射光を受発光素子20aが受光する第1光路、受発光素子20aからの光が反射板5で反射され、この反射光を受発光素子10aが受光する第2光路、……と言った如く、受光素子が検出する光路が複数個有る。従って、この場合、何れかの光路上に塵埃が存在して光路が塞がれていても、何れか一つの光路上に塵埃が存在してなければ検出可能になる。従って、この点からも前記実施形態のものより本実施形態の方が優れている。尚、本実施形態の場合も、前述の通り、塵埃との相違が判別が可能である。
ところで、前記実施形態の場合において、例えば(1,1)位置のキーと(1,2)位置のキーとが共に押下された場合、反射面が一つしか無い反射板が一つしか無いので、(1,2)位置のキーが押下されたことを検出することは出来ない。
しかしながら、反射板が一つでも、反射面が表裏両面に形成されておれば、発行素子2と受光素子3を受発光素子に置き換えておけば、例えば(1,1)位置のキーと(1,2)位置のキーとが共に押下された場合でも、検出は可能になる。但し、この場合でも、例えば(1,1)位置のキーと(1,2)位置のキーと(2,2)位置のキーとが共に押下された場合、(1,2)位置のキーが押下されたことを検出することは出来ない。
(複数のキー押下検出動作)
しかしながら、本実施形態の如くに構成させていると、上記のような場合でも検出可能になる。
例えば、(1,1)(1,2)(2,1)(2,2)の各位置に在る計4個のキー1が押下された場合(図4参照)で説明する。
キー入力装置100は、所定の時間間隔で、各受発光素子10a,10b,20a,20bをX座標、Y座標に沿って順々に発光させる。そして、発光された光を受発光素子10a,10b,20a,20bで受光させる。この発光・受光された各受発光素子の関係が検出される。そうすると、予め、記憶部40に記憶されている発光素子−受光素子−キーの関係から、何れのキーが押下されたかが判定(検出)できる。
或いは、次のようにしても何れのキーが押下されたかが判定(検出)できる。先ず、光を発光した側の受発光素子10a,10b,20a,20bのX,Y座標と、光を受光した側の受発光素子10a,10b,20a,20bのX,Y座標との組み合わせを収集して読み取る。例えば、図5に示される如く、時分割で光を発光した側の受発光素子10a,10b,20a,20bの座標軸の位置情報と、光を受光した側の受発光素子10a,10b,20a,20bの座標軸の位置情報とを読み取る(ステップ502)。
次に、キー入力装置100は、前記ステップ502において読み取った各組み合わせになる情報に基づいて、同時に押下された複数のキー1の全ての位置が含まれる範囲を判定する。すなわち、キー入力装置100は、図3のテーブル500の内容を参照し、発光した側と受光した側とが、テーブル500で対応付けて記憶された組み合わせと一致しない組み合わせを抽出する。そして、この抽出した組み合わせに含まれる発光した側のX,Y座標の範囲に基づいて、同時に押下された複数のキー1の全ての位置が含まれる範囲を判定する。ここでは、例えば図5に示されるように、ステップ502において読み取った組み合わせのうち、光を発光した受発光素子と光を受光した受発光素子とがテーブル500で対応付けて記憶された組み合わせと一致しない組み合わせを抽出する。
そして、この抽出した組み合わせに含まれる発光した受発光素子のX,Y座標に基づいて位置A,B,C,Dが全て含まれる範囲を判定する。
検出部30は、ステップ503において判定した範囲の端部で、各組み合わせの中、光を発光した受発光素子と光を受光した受発光素子とが入れ替わった関係にある二つの組み合わせに基づいて、キー1の座標を検出する。すなわち、検出部30は、各組み合わせを参照して、光を発光した受発光素子と光を受光した受発光素子とが入れ替わった関係にある二つの組み合わせを検出する。そして、これらの検出した二つの組み合わせに基づいて、押下されたキー1のX,Y座標を確定する。例えば、検出部30は、(1,1)に対応する受発光素子10aから発光した光を受発光素子20aが受光した情報と、(1,1)に対応する受発光素子20aから発光した光を受発光素子10aが受光した情報とに基づいて、位置A(1,1)のキー1の座標を検出する(ステップ504)。
検出部30は、ステップS502において読み取った各組み合わせのうち、2つの位置で受光されている組み合わせに基づいて、位置B(2,1)のキー1の座標を検出する(ステップ505)。
検出部30は、ステップ503において判定した範囲の端部で、各組み合わせの中、光を発光した受発光素子と光を受光した受発光素子とが入れ替わった関係にある二つの組み合わせに基づいて、キー1の座標を検出する。すなわち、検出部30は、各組み合わせを参照して、光を発光した受発光素子と光を受光した受発光素子とが入れ替わった関係にある二つの組み合わせを検出する。そして、これらの検出した二つの組み合わせに基づいて、押下されたキー1のX,Y座標を確定する。例えば、検出部30は、(2,2)に対応する受発光素子20bから発光した光を受発光素子10bが受光した情報と、(2,2)に対応する受発光素子10bから発光した光を受発光素子20bが受光した情報とに基づいて、位置C(2,2)のキー1の座標を検出する(ステップ506)。
検出部30は、ステップ503において判定した範囲の端部で、各組み合わせの中、光を発光した受発光素子と光を受光した受発光素子とが入れ替わった関係にある二つの組み合わせに基づいて、キー1の座標を検出する。すなわち、検出部30は、各組み合わせを参照して、光を発光した受発光素子と光を受光した受発光素子とが入れ替わった関係にある二つの組み合わせを検出する。そして、これらの検出した二つの組み合わせに基づいて、押下されたキー1のX,Y座標を確定する。例えば、検出部30は、(1,2)に対応する受発光素子10aから発光した光を受発光素子20aが受光した情報と、(1,2)に対応する受発光素子20aから発光した光を受発光素子10aが受光した情報とに基づいて、位置D(1,2)のキー1の座標を検出する(ステップ507)。尚、ステップ503において判定した範囲内で、隣接する位置A,B,Cの各座標のキー1が既に検出されていることから、消去法により、(1,2)に対応する位置の受発光素子20aから発光された光が(1,2)に対応する位置の反射板4で反射されていると判定する。そして、押下されたキー1のX座標を確定し、これらの確定したX,Y座標を位置D(1,2)のキー1の座標として確定する。
以上のように、本実施の形態におけるキー入力装置100では、複数のキー1が押下されたことに応じて、受発光素子からの光を反射板4,5により互いに異なる角度で反射させ、この反射光を受光させることで、押下された各キー1を検出するようにした。
従って、前記実施形態の場合では検出され難かった複数キーの押下の場合でも対応が可能になった。
尚、上記実施形態において、反射板4は、発光素子からの光を90°の角度で反射させ、反射板5は、発光素子からの光を135°で反射させるようにしていたが、これに限られない。すなわち、上記実施形態の場合が最も簡単であるが、反射板4,5の設定角度を変更しても良い。
上記実施形態において、キー入力装置100を実際にキーボードに用いた場合には、図6に示すような構成となる。このキーボードでは、「無変換」キーの位置Eに座標(1,3)のキー1が割り当てられる。また、「スペース」キーの位置Fに座標(2,3),(3,3)のキー1が割り当てられる。そして、これらの座標のキー1の押下が検出されると、これらの座標に対応付けられた機能が実行される。
又、本発明になるキー入力装置は、パーソナルコンピュータのキーボード等に限られず、自動販売機やその他の装置における一般的な入力装置にも適用できることは勿論である。
第1実施形態になるキー入力装置の概略図 第2実施形態になるキー入力装置の概略図 記憶部40に記憶されている情報(テーブル)の説明図 第2実施形態になるキー入力装置において複数キーが押下された場合の説明図 第2実施形態におけるキー入力装置の動作を示すフローチャート 他の実施形態におけるキー入力装置の説明図
符号の説明
1 キー
2 発光素子
3 受光素子
4,5 反射板
10a,10b,20a,20b 受発光素子
30 検出部
40 記憶部
100 キー入力装置

Claims (8)

  1. 所定の位置に設けられたキーと、
    前記キーに対して取り付けられた反射手段と、
    押下されたキーの反射手段に対向して設けられた発光手段と、
    前記発光手段から発光して前記反射手段で反射された光を受光する受光手段とを有する
    ことを特徴とするキー入力装置。
  2. 発光手段はキーの周囲に設けられてなる
    ことを特徴とする請求項1のキー入力装置。
  3. 反射手段は片面に反射面が形成された反射板である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のキー入力装置。
  4. 反射手段は両面に反射面が形成された反射板である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のキー入力装置。
  5. 反射手段は複数枚の反射板を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4何れかのキー入力装置。
  6. キーはマトリックス状に配置されたキーであり、
    発光手段は、押下されたキーの反射手段に対して少なくとも2方向から光を発光する位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5何れかのキー入力装置。
  7. 前記発光手段は時分割で光を発光する発光手段である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6何れかのキー入力装置。
  8. 発光手段から発光された光が受光手段で受光されているか否かを検出する検出手段を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7何れかのキー入力装置。
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