JP2009181175A - 決済装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のICチップに記憶された貨幣価値を用いて確実に決済する。
【解決手段】ICカード6aは、A電子マネー事業者が提供している電子マネーカードであり、ICカード6bやICカード6cは、それぞれB電子マネー事業者やC電子マネー事業者が提供する電子マネーカードである。電子マネー端末8は、ユーザが複数枚のICカード6で支払をする場合、決済処理の前に、各ICカード6にアクセスしてこれらからバリュー残高を読み取る。そして、電子マネー端末8は、これらのバリュー残高を合計し、当該合計金額が支払金額以上であることを確認してから、再度各ICカード6にアクセスして決済する。このように、電子マネー端末8は、決済処理の前に、予め各ICカード6のバリュー残高を確認するため、確実に決済処理を完了させることができ、不足金額の発生を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、決済装置に関し、例えば、複数枚のICカードを用いて決済するものに関する。
近年、電子マネーを用いた商取引が盛んになってきた。電子マネーによる商取引は、バリューと呼ばれる金額を表す電子データの残高を増減することにより行われる。
バリューは、例えば、樹脂製のカードや携帯電話に配設されたICチップの電子マネーアプリケーションに記憶されており、ユーザは、このICチップを電子財布として携帯することができる。
バリュー残高の増減は、店舗などに設置した電子マネー端末からICチップにアクセスし、電子マネー端末からICチップにバリュー残高を所定金額だけ増減するコマンドを送信してICチップに行わせることができる。
なお、バリューを増額する処理はチャージと呼ばれ、減額する処理は決済と呼ばれている。
このように構成されたICチップは、具体的には、次のようにして使用される。
例えば、ユーザは、店舗で購入する商品を会計エリアに持参し、ICチップが内蔵された電子マネーカードなどを電子マネー端末にセットする。
店舗の担当者は、電子マネー端末を操作して、商品の代金分のバリューをICチップから減額する。
例えば、ICチップに5千円分のバリューがチャージされており、商品の代金が3千円であった場合、電子マネー端末は、ICチップに3千円分のバリューを減額させる。
これにより、ICチップが記憶するバリュー残高は2千円(=5千円−3千円)となり、店舗側に3千円分の貨幣価値が移転したことになる。
このように、ICチップに記憶されているバリューを用いて決済を行う技術としては、例えば、次のサービス提供方法がある。この技術は、ICカードに予め記憶したバリューを用いてサービスの対価を支払うものである。
特開2000−250994公報
ところで、1枚の電子マネーカードのバリュー残高では支払金額に足りず、複数枚の電子マネーカードを用いて決済する場合がある。
この場合、最初の1枚の電子マネーカードでバリューの減算を行った結果、残高不足のエラーが発生し、その後、当該電子マネーカードのバリュー残高分だけ決済して、更に次の電子マネーカードでバリュー残高を減算するという手順を踏んでいる。
このように、複数枚の電子マネーカードを電子マネー端末で順次決済していく場合、全ての電子マネーカードの決済が完了した時点で、決済したバリューの合計が実は支払金額に満たないことが判明することがある。
例えば、支払金額が5万円であり、ユーザがA電子マネーカード(バリュー残高1万円)とB電子マネーカード(バリュー残高3万円)を所持していたとする。
この場合、例えば、店舗の担当者は、まずA電子マネーカードからバリュー残高全額の1万円決済して残高不足が判明し、次いで、B電子マネーカードからバリュー残高全額の3万円を決済し、実は1万円(=5万円−1万円−3万円)不足していたことが判明する。
このように、決済後に決済金額不足が判明すると、電子マネーカードと電子マネー端末の間では既に決済処理を完了しているため、後の処理が困難になるという問題があった。
例えば、店舗の担当者がユーザに依頼して残金を現金で支払ってもらうことが可能であるが、残金が大きい場合、ユーザが現金を持っていない場合もある。
また、電子マネー端末には、既に減算してしまったバリューを返金する機能はなく、事後的に返金する場合、バリューを生成するための事務処理を電子マネー事業者が行わなければならず、事業者などの負担となってしまう。
更に、このようなエラーが発生した場合の店舗側の処理手順が複雑であるため、ユーザや店舗側の利便性に必ずしも適っていなかった。
そこで、本発明は、複数のICチップに記憶された貨幣価値を用いて確実に決済できるようにすることを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、貨幣価値の金額を表す電子データを決済に使用可能な残高金額として記憶し、前記記憶した残高金額を減額することにより決済を行う貨幣端末を用いて1の決済を行う決済装置であって、支払金額を入力する支払金額入力手段と、決済を行う複数の貨幣端末を登録する登録手段と、減額金額の合計が前記入力した支払金額となるように前記登録した複数の個々の貨幣端末から貨幣価値の金額を減額する減額手段と、を具備したことを特徴とする決済装置を提供する。
請求項2に記載の発明では、前記登録した貨幣端末が記憶する残高金額を前記登録した個々の貨幣端末から取得して合計残高金額を取得する合計残高取得手段を具備し、前記減額手段は、取得した合計残高金額が前記入力した支払金額以上の場合に減額を行うことを特徴とする請求項1に記載の決済装置を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記登録手段は、決済を行う貨幣端末に順次アクセスして、当該貨幣端末に固有の貨幣端末IDを取得して記憶することにより貨幣端末を登録することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の決済装置を提供する。
請求項4に記載の発明では、前記減額手段は、決済を行う貨幣端末に順次アクセスして、当該アクセスした貨幣端末の貨幣端末IDが前記記憶した貨幣端末IDであった場合に減額を行うことを特徴とする請求項3に記載の決済装置を提供する。
請求項5に記載の発明では、単数の貨幣端末の残高金額から支払金額を減額することにより決済を行う単数モードを備え、前記単数の貨幣端末の残高金額が前記支払金額未満であった場合に、残高不足であることを提示する提示手段と、前記提示に対して複数の貨幣端末による決済の選択を受け付ける選択受付手段と、を具備し、前記選択を受け付けた場合に、前記登録手段と前記減額手段により、複数の貨幣端末による決済を行うことを特徴とする請求項1から請求項4までのうちの何れか1の請求項に記載の決済装置を提供する。
本発明によれば、ICチップに記憶された貨幣価値の残高を予め確認することにより、複数のICチップに記憶された貨幣価値を用いて確実に決済する。
(1)実施の形態の概要
図1は、本実施の形態の概要を説明するための図である。
ICカード6aは、A電子マネー事業者が提供している電子マネーカードであり、A電子マネーアプリが組み込まれたICチップが配設されている。
A電子マネーアプリは、A社が管理するバリューを記憶すると共に、A社の管理する専用モジュールからアクセスを受け付けて、バリューの残高を増減する機能を発揮するアプリケーションである。
電子マネー端末8は、当該専用モジュールを備えており、ICチップにアクセスしてA電子マネーアプリを駆動し、A電子マネーアプリに対してチャージさせたり決済させたりすることができる。
ICカード6bやICカード6cは、ICカード6aと同様に、それぞれB電子マネー事業者やC電子マネー事業者が提供する電子マネーカードであり、それぞれ、B電子マネーアプリとC電子マネーアプリが組み込まれたICチップが配設され、B電子マネー事業者、C電子マネー事業者が管理する専用モジュールからアクセスしてチャージや決済を行うことができる。
以下、ICカード6a〜6bを特に区別しない場合は、単にICカード6と記し、A〜C電子マネーアプリを特に区別しない場合には、単に電子マネーアプリと記し、A〜C電子マネー事業者を特に区別しない場合には、単に電子マネー事業者と記す。
電子マネー端末8は、ユーザが複数枚のICカード6で支払をする場合、決済処理の前に、各ICカード6にアクセスしてこれらからバリュー残高を読み取る。
そして、電子マネー端末8は、これらのバリュー残高を合計し、当該合計金額が支払金額以上であることを確認してから、再度各ICカード6にアクセスして決済する。
このように、電子マネー端末8は、決済処理の前に、予め各ICカード6のバリュー残高を確認するため、確実に決済処理を完了させることができ、不足金額の発生を防止することができる。
例えば、ユーザがICカード6a〜6cを用いて12万円支払う場合について考える。この場合、以下の手順で決済処理が行われる。
(a)支払金額の決定
担当者がユーザの購入品のバーコードをスキャンするなどして支払金額を電子マネー端末8に入力する。
(b)電子マネー機能部IDとバリュー残高の記憶
次に、ユーザがICカード6a〜6cを組み合わせて支払うことを店舗の担当者に申告し、担当者は電子マネー端末8を複数枚モードで動作させる。
そして、ユーザは、まず、ICカード6aを電子マネー端末8にセットする。電子マネー端末8は、ICカード6aにアクセスし、ICカード6aに組み込まれているA電子マネーアプリを識別するID情報である電子マネー機能部ID(例えば111)と、バリュー残高(例えば3万円)を読み取って記憶する。
電子マネー端末8がICカード6aから電子マネー機能部IDとバリュー残高を読み終えると、ユーザは、ICカード6bを電子マネー端末8にセットし、電子マネー端末8は、同様にICカード6bから電子マネー機能部ID(222)とバリュー残高(5万円)を読み取って記憶する。
次いで、ユーザは、ICカード6cを電子マネー端末8にセットし、電子マネー端末8は、ICカード6bから電子マネー機能部ID(333)とバリュー残高(6万円)を読み取って記憶する。
(c)合計金額の確認
このようにして、電子マネー端末8は、各ICカード6からバリュー残高を読み取ると、これらを合計し、当該合計金額が支払金額以上であるか否かを確認する。
合計金額が支払金額未満であった場合、電子マネー端末8は、複数枚モードによる決済が行えない旨のエラーメッセージを発する。
(d)決済許可
一方、電子マネー端末8は、合計金額が支払金額以上であった場合には、複数枚モードによる決済を許可する。
図1の例では、合計金額は14万円(=3万円+5万円+6万円)であり、支払金額が12万円であるため、合計金額が支払金額以上となっており、決済が可能である。
(e)決済の実行
電子マネー端末8から決済の許可があった後、ユーザは、先にバリュー残高を読み取らせたICカード6の何れかを電子マネー端末8にセットする。
すると、電子マネー端末8は、当該ICカード6から電子マネー機能部IDを読み取り、先に読み取った電子マネー機能部IDと一致することを確認した後、当該ICカード6で決済する。
電子マネー端末8が当該ICカード6での決済を終了すると、ユーザが他のICカード6を電子マネー端末8に順次セットし、決済していく。
なお、各ICカード6からの決済金額は、決済した金額の合計が支払金額を超えない範囲で、バリュー残高の全額とする。
例えば、支払金額が12万円、ICカード6aのバリュー残高が3万円、ICカード6bのバリュー残高が5万円、ICカード6cのバリュー残高が6万円であるので、ユーザがICカード6a→ICカード6b→ICカード6cの順で決済を行うと、電子マネー端末8は、ICカード6aで3万円、ICカード6bで5万円、ICカード6cで4万円決済する。
また、ユーザがICカード6b→ICカード6c→ICカード6aの順で決済を行うと、電子マネー端末8は、ICカード6bで5万円、ICカード6cで6万円、ICカード6aで1万円決済する。
以上のようにして、電子マネー端末8は、複数枚のICカード6を用いて1の決済を行うことができ、使用するICカード6の優先順位はユーザが決定することができる。
なお、本実施の形態では、異なる電子マネー事業者のICカード6を混在して1の決済を行う場合を主として説明するが、例えば、ユーザがA電子マネー事業者の提供する複数枚のICカード6(例えば、ICカード6a−1、ICカード6a−2、・・・)を用いて決済する場合についても電子マネー端末8は同様に決済を行うことができる。
(2)実施の形態の詳細
図2は、本実施の形態に係る電子マネーシステム1の構成を説明するための図である。
電子マネーシステム1は、ICカード6a〜6c、携帯電話7a〜7c、電子マネー端末8、A電子マネーサーバ5a、B電子マネーサーバ5b、C電子マネーサーバ5cなどを用いて構成されている。
ICカード6a〜6cは、1のユーザが所有する電子マネーカードである。
これらICカード6は、非接触型のICチップを内蔵しており、近距離の無線通信によって電子マネー端末8と接続することができる。
なお、ICチップを接触型とし、電極の接触によりこれらの端末と接続するように構成してもよい。
ICカード6aのICチップには、A電子マネー事業者が提供するA電子マネーアプリが組み込まれており、A電子マネー事業者の電子マネーカードとして機能する。
即ち、A電子マネーアプリは、A電子マネー事業者のバリューを記憶し、電子マネー端末8からのコマンドを実行して、バリューの残高を増減することができる。
ICカード6b、6cは、それぞれ、B、C電子マネー事業者が提供する電子マネーカードであり、その機能はICカード6aと同様である。
携帯電話7a〜7cは、それぞれ、ICカード6a〜6cに配設されたICチップと同様のICチップが配設されており、電子マネー端末8にセットすることにより、それぞれICカード6a〜6cと同様に使用できるものである。
このように、近年では、ICチップを電子マネーカードのみならず、携帯電話などの携帯端末に配設することも行われており、電子財布として使用することができる。
このため、電子マネー端末8は、例えば、ICカード6a、携帯電話7b、ICカード6cの組合せといったように、ICカード6と携帯電話7を混在して1の決済を行うことも可能である。
以下では、簡単化のためICカード6を用いて決済する場合について説明するが、ICカード6を携帯電話7で置き換えても同様の説明が成り立つ。
ここで、ICカード6a〜6cや携帯電話7a〜7cに組み込まれたICチップは、貨幣価値の金額を表す電子データ(バリュー)を決済に使用可能な残高金額(バリュー残高)として記憶し、当該記憶した残高金額を減額することにより決済を行う貨幣端末として機能している。
より詳細には、ICチップにはこのようなバリュー残高の記憶とバリュー残高の増減を行う電子マネーアプリケーションが組み込まれており、当該電子マネーアプリケーションが貨幣端末として機能している。
加盟店は、ICカード6によってバリューでの決済やチャージが可能な店舗(コンビニエンスストア、デパート、レストラン、その他の小売店舗、営業車両、その他の移動体など)であり、会計エリアに単数、又は複数の電子マネー端末8を備えている。
電子マネー端末8は、貨幣端末(ICカード6や携帯電話7のICチップ)を用いて1の決済を行う決済装置として機能している。
電子マネー端末8は、ICカード6のICチップに近距離の無線にてアクセスする端末であり、例えば、単独で設置されていたり、あるいは、会計装置(レジ)などに組み込まれて設置されている。
あるいは、チャージ専用の電子マネー端末8を商業施設の広場に設置したり、自動販売機に決済専用の電子マネー端末8を組み込んで自動販売機での決済に用いたりなどの設置形態もある。
なお、図2では、加盟店と電子マネー端末8を1つのみ示してあるが、これは複数存在する。
ICチップには、組み込まれているアプリケーションの種類を判別するためのサービスコードと呼ばれる識別コードが記憶されており、電子マネー端末8は、ICチップと接続した場合にサービスサーチと呼ばれる処理でサービスコードを読み取って、ICチップに組み込まれているアプリケーションを検出し、ICチップに組み込まれている電子マネーアプリがどの電子マネー事業者のものであるかを認識することができる。
このようにICチップが有する記憶領域には、当該ICチップに組み込まれているアプリケーションを識別する識別コード(サービスコード)が記憶されている。
電子マネー端末8は、これによってICカード6の電子マネー事業者を判断し、当該電子マネー事業者用の専用モジュールを起動して、ICカード6に対してチャージや決済を行うことができる。
なお、ICチップにサービスコードを記憶せずに、担当者がICカード6の外観などから該当する電子マネー事業者を特定し、手動で当該電子マネー事業者の専用モジュールを起動するように構成することもできる。
電子マネー端末8は、動作モードに単数枚モードと複数枚モードがあり、単数枚モードにおいては、従来の電子マネー端末と同様に、ユーザが指定した1のICカード6にて決済処理を行う。
単数枚モードは、電子マネー端末8は、単数の貨幣端末(ICチップに組み込まれた電子マネーアプリ)の残高金額から支払金額を減額することにより決済を行う単数モードとして機能している。
複数枚モードでは、電子マネー端末8は、担当者からユーザの支払金額の入力を受け付けると、バリューの決済金額の合計値が支払金額となるように複数枚のICカード6からバリューを決済する。
本実施の形態では、一例として、単数枚モードで決済しようとしたところ、残高不足が確認された場合に、担当者がユーザに確認して複数枚モードでの決済を行うように運用する。
電子マネー端末8は、ICチップで行ったチャージや決済などの処理をログデータとして、各電子マネー事業者ごとに記憶し、これを例えばバッチ処理にて各電子マネー事業者の運営するA電子マネーサーバ5a、B電子マネーサーバ5b、C電子マネーサーバ5cに個別に送信する。
より詳細には、電子マネー端末8に設置された各電子マネー事業者ごとの専用モジュールがそれぞれのログデータを記憶しておき、これら専用モジュールが個別に対応する電子マネーサーバにログデータを送信する。
A電子マネーサーバ5a、B電子マネーサーバ5b、C電子マネーサーバ5cは、それぞれA、B、C社が運営するサーバ装置である。
以下、各社の電子マネーサーバを特に区別しない場合には、単に電子マネーサーバと記すことにする。
これら電子マネーサーバは、通信ネットワークにより電子マネー端末8に接続されており、電子マネー端末8からログデータを送信してもらい、これを記憶して各種の情報処理を行う。
ログデータは、電子マネー端末8がアクセスした電子マネーアプリに個別に設定されているID情報(以下、電子マネー機能部ID)、チャージ・決済の別、処理金額、処理日時などから構成されている。
図3は、ICカード6に配設されたICチップ12のハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。
ICチップ12は、CPU(Central Processing Unit)21、高周波回路22、アンテナ26、ROM(Read Only Memory)23、RAM(Random Access Memory)24、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)25などを有している。
これらの素子は、ICチップ12上に形成されている。ただし、アンテナ26は、ICチップ12の周囲に張り巡らされた空中線により構成され、端部がICチップ12に接続されている。
CPU21は、ROM23やEEPROM25に記憶されている各種プログラムに従って情報処理を行う中央処理装置である。
CPU21は、アンテナ26、高周波回路22を介して、電子マネー端末8と近距離の無線通信を行うことができる。
アンテナ26は、電子マネー端末8のリーダライタ部39に内蔵されたアンテナと近距離の無線通信を行うためのアンテナである。
高周波回路22は、リーダライタ部39からアンテナ26に送信されてきた高周波をデジタル信号に変換してCPU21に出力したり、逆にCPU21が出力したデジタル信号を高周波に変換してアンテナ26からリーダライタ部39に送出する。
RAM24は、CPU21が情報処理を行う際のワーキングメモリを提供する随時書き込み読み出し可能なメモリである。
RAM24は、ICカード6に電力が供給されている間、記憶内容を保持することができるが、電力の供給が止まると記憶内容は失われる。
ROM23は、ICカード6を機能させるための基本的なプログラムやパラメータ、データなどを記憶した読み出し専用メモリである。
EEPROM25は、情報を書き込んだり消去したりが可能なROMである。EEPROM25に記憶してある情報は、ICチップ12への電力の供給がない場合でも保たれる。
EEPROM25は、各アプリケーションごとに領域が区分されており、図3の例では、A電子マネーアプリがこれら領域に組み込まれている。
A電子マネーアプリに区分された記憶領域は、更に、鍵無し領域と鍵有り領域に区分されている。
鍵無し領域は、固有の暗号鍵を有する専用のモジュールを用いずとも、電子マネー端末8から参照できる汎用領域であり、ICチップ12用の汎用のコマンドでアクセスすることができる領域である。
一方、鍵無し領域は、固有の暗号鍵を有する専用モジュールによってアクセスする必要がある専用領域である。
このため、電子マネー端末8は、バリュー残高などが鍵無し領域に記憶されている電子マネーアプリの場合には、汎用のコマンドによって高速に当該バリュー残高などを参照し、バリュー残高などが鍵有り領域に記憶されている電子マネーアプリの場合には、当該電子マネーアプリ用の専用モジュールを起動してバリュー残高などを参照する。
鍵無し領域は、専用のモジュールを起動する必要がないため、電子マネー端末8から高速にアクセスできるという利点があり、鍵有り領域は、専用のモジュールを用いてアクセスする必要があるため、セキュリティを確保できるという利点がある。
A電子マネーアプリの鍵無し領域には、サービスコード、参照ID、参照残高が記憶されている。
サービスコードは、例えば、「A電子マネーサービス」となっており、電子マネー端末8が汎用コマンドでA電子マネーアプリをサービスサーチできるようになっている。
参照IDは、A電子マネーアプリの電子マネー機能部ID(例えば、111)であり、参照残高はA電子マネーアプリのバリュー残高(例えば、3万円)である。
電子マネーの処理に用いる電子マネー機能部IDやバリュー残高は、専用のモジュールでアクセスする電子マネーアプリ記憶部に記憶されているが、参照IDや参照残高は、電子マネー端末8から高速にこれらの値が読めるように、これらのコピーを鍵無し領域に記憶したものである。
A電子マネーアプリの鍵有り領域には、電子マネー処理プログラムが記憶されると共に電子マネー記憶部が形成されている。
電子マネー処理プログラムをICチップ12のCPU21で実行すると、A電子マネーアプリがソフトウェア的に構成される。
電子マネー記憶部には電子マネー機能部ID、バリュー残高、利用ログデータなどが記憶されている。
図4(a)は、ICカード6bのICチップ12に形成されたEEPROM25を説明するための図である。
図に示したようにEEPROM25には、B電子マネーアプリ用の領域が区分されている。
B電子マネーアプリに区分された記憶領域についても鍵有り領域と鍵無し領域に区分されており、鍵無し領域には、サービスコード(B電子マネーサービス)、参照ID(222)が記憶されており、鍵有り領域には、電子マネー処理プログラムが記憶されると共に電子マネー記憶部が形成されている。
当該電子マネー処理プログラムを実行すると、B電子マネーアプリがソフトウェア的に構成される。
B電子マネーアプリの場合、電子マネー機能部IDが鍵無し領域に記憶されているため、電子マネー端末8は、専用のモジュールを起動しなくても電子マネー機能部IDは読めるものの、バリュー残高を読み取るには専用モジュールを起動して電子マネー記憶部にアクセスする必要がある。
図4(b)は、ICカード6cのICチップ12に形成されたEEPROM25を説明するための図である。
図に示したようにEEPROM25には、C電子マネーアプリ用の領域が区分されている。
C電子マネーアプリに区分された記憶領域については、鍵無し領域には、サービスコード(C電子マネーサービス)が記憶されており、鍵有り領域には、電子マネー処理プログラムが記憶されると共に電子マネー記憶部が形成されている。
当該電子マネー処理プログラムを実行すると、C電子マネーアプリがソフトウェア的に構成される。
C電子マネーアプリの場合、電子マネー機能部IDやバリュー残高は、鍵有り領域のC電子マネー記憶部に記憶されているため、電子マネー端末8は、電子マネー機能部IDやバリュー残高を確認するためには専用のモジュールを起動して鍵有り領域にアクセスする必要がある。
以上のように、各アプリケーションは、鍵無し領域と鍵有り領域を有しており、何れも鍵無し領域にサービスコードを記憶して、サービスサーチに対応している。
その他、鍵無し領域と鍵有り領域に記憶する内容は、各電子マネー事業者の仕様により決められる。
図5は、ICチップ12に形成されたA電子マネーアプリの機能的な構成を説明するための図である。
A電子マネーアプリは、端末通信部16、バリュー処理部17、電子マネー記憶部18などから構成されている。
これらの機能部は、CPU21(図3)でA電子マネー処理プログラムを実行することにより形成されたものである。
電子マネー記憶部18は、電子マネー機能部ID、バリュー残高、利用ログデータなどを記憶している。
電子マネー機能部IDは、電子マネーアプリに一意に付与したID情報であり、電子マネー機能部IDにより、A電子マネーサーバ5aはICチップに組み込まれているA電子マネーアプリを特定できる。
バリュー残高は、A社の電子マネーサービスについての現在記憶しているバリューの残高であり、A電子マネーアプリは、この残高分だけ決済能力があることになる。
利用ログデータは、電子マネー端末8などと通信を行った処理内容を記録したログデータである。
端末通信部16は、電子マネー端末8のリーダライタ部39から金額変更情報やその他のコマンドなどを受信してバリュー処理部17に入力するなど、電子マネー端末8とバリュー処理部17の通信を仲介する。
バリュー処理部17は、コマンドを実行する情報処理部である。コマンドには、金額変更情報、ID参照コマンド、残高参照コマンドなどがある。
金額変更情報は、バリュー処理部17に、金額変更情報で指定されている金額分だけ電子マネー記憶部18に記憶されているバリューの残高を増減させるコマンドである。
バリュー処理部17は、金額変更情報を実行することにより、チャージする場合には指定された金額分だけバリュー残高を増額し、決済する場合には指定された金額分だけバリュー残高を減額する。
ID参照コマンドは、バリュー処理部17に電子マネー機能部IDを読み出させるコマンドであり、バリュー処理部17は、ID参照コマンドが入力されると、電子マネー記憶部18から電子マネー機能部IDを読み出して出力する。
残高参照コマンドは、バリュー処理部17にバリュー残高を読み出させるコマンドであり、バリュー処理部17は残高参照コマンドが入力されると電子マネー記憶部18からバリュー残高を読み出して出力する。
以上のように、電子マネー端末8は、バリュー処理部17に各種コマンドを入力してバリュー残高を増減したり、電子マネー機能部IDやバリュー残高を読み取ったりすることができる。
以上では、A電子マネーアプリの機能的な構成について説明したが、B電子マネーアプリやC電子マネーアプリの機能的な構成も同様である。
図6は、電子マネー端末8のハードウェア的な構成の一例を説明するための図である。
電子マネー端末8は、CPU31、ROM33、RAM34、通信制御部35、記憶部36、入力部37、出力部38、リーダライタ部39、A電子マネーモジュール41、B電子マネーモジュール42、C電子マネーモジュール43などがバスラインで接続されて構成されている。
CPU31は、所定のプログラムに従って情報処理を行うほか、電子マネー端末8全体の制御を行ったり、ICチップ12に組み込まれている電子マネーアプリのバリュー残高を用いて決済を行ったりする。
ROM33は、電子マネー端末8を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどを記憶した読み出し専用メモリである。
RAM34は、CPU31のワーキングメモリを提供したり、記憶部36に記憶されたプログラムやデータをロードして記憶したりなどする随時書き込み読み出し可能なメモリである。
通信制御部35は、通信ネットワークを介して電子マネー端末8をA電子マネーサーバ5a、B電子マネーサーバ5b、C電子マネーサーバ5cなどに接続する接続装置である。
入力部37は、例えば、キーボード、バーコードリーダ、タッチパネルなどの各種入力装置を有しており、これらのデバイスを用いて店舗の担当者などからの入力を受け付ける。
これにより担当者などは、電子マネー端末8を操作し、ICチップ12にチャージしたり決済したり、単数枚モードと複数枚モードの切り替えを行ったりすることができる。
出力部38は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置、音声出力装置などの各種出力装置を有しており、これらのデバイスを用いて各種の情報を出力する。
例えば、表示装置には、支払金額などの会計処理に必要な情報を表示するほか、ICチップ12に組み込まれている電子マネーアプリの種類(どの電子マネー事業者の電子マネーアプリか)、各電子マネーアプリのバリュー残高、バリュー残高の合計金額などを表示することができる。
音声出力装置では、決済が行われた場合やエラーが発生した場合などに効果音でこれらを通知したりする。
また、電子マネー端末8は、単数枚モードで動作してICチップ12(電子マネーアプリ)のバリュー残高が支払金額に満たないことを確認した場合に、これら表示装置や音声装置で残高不足であることを提示することができる。
このように、電子マネー端末8は、単数の貨幣端末(電子マネーアプリ)の残高金額(バリュー残高)が支払金額未満であった場合に、残高不足であることを提示する提示手段を備えている。
リーダライタ部39は、ICチップ12に配設されたアンテナ26と無線通信するためのアンテナを内蔵している。
リーダライタ部39のアンテナ設置箇所には、携帯電話7やICカード6を設置するための設置面が形成されており、当該設置面に携帯電話7やICカード6を近接、又は接触させることによりリーダライタ部39はICチップ12と無線通信により接続する。
A電子マネーモジュール41は、ICカード6aに配設されたICチップ12のA電子マネーアプリにアクセスする専用モジュールであり、内部構造は外部から解析できないように構成されている。
A電子マネーモジュール41は、鍵有り領域にアクセスするための暗号鍵を備えており、鍵有り領域にアクセスすることができる。
そして、A電子マネーモジュール41は、CPU31から指令を受けて、A電子マネーアプリを動作させ、A電子マネーアプリにチャージや決済を行わせたり、電子マネー機能部IDやバリュー残高を参照させたりする。
B電子マネーモジュール42、C電子マネーモジュール43は、A電子マネーモジュール41と同様に、それぞれ、ICカード6bのB電子マネーアプリとICカード6cのC電子マネーアプリにアクセスする専用モジュールである。
記憶部36は、例えばハードディスクやその他の記憶媒体と、これらを駆動する駆動装置から構成されており、各種プログラムを格納したプログラム格納部45、データを格納したデータ格納部46などから構成されている。
プログラム格納部45には、電子マネー端末8を機能させるための基本的なプログラムであるOSや、A、B、C電子マネー操作プログラム、複数枚制御プログラム、鍵領域テーブル、優先順位テーブル、その他のプログラムやプログラムを動作させるためのデータが記憶されている。
A電子マネー操作プログラムは、A電子マネーモジュール41を駆動して操作するためのプログラムであり、同様に、B、C電子マネー操作プログラムは、それぞれB電子マネーモジュール42、C電子マネーモジュール43を駆動して操作するためのプログラムである。
複数枚制御プログラムは、ICチップ12に組み込まれている電子マネーアプリに汎用コマンドでアクセスしてサーチしたり、A電子マネーモジュール41、B電子マネーモジュール42、C電子マネーモジュール43を起動し、これらの専用モジュールを用いて各電子マネーアプリにアクセスし、チャージや決済を行わせたりする機能をCPU31に発揮させるプログラムである。
複数枚制御プログラムは、直接A電子マネーモジュール41、B電子マネーモジュール42、C電子マネーモジュール43を制御するように構成することもできるし、あるいは、A、B、C電子マネー操作プログラムを用いてこれら専用モジュールを制御するように構成することもできる。
電子マネー端末8は、複数枚モードでは、複数枚制御プログラムを実行し、効率よく各ICカード6にアクセスする。
鍵領域テーブルは、各電子マネーアプリの残高などの情報が鍵無し領域と鍵有り領域の何れに記憶されているかを一覧したテーブルである。
電子マネー端末8は、例えば、ある電子マネーアプリのバリュー残高を参照したい場合、鍵領域テーブルを参照することにより当該バリュー残高が鍵無し領域にあるのか鍵有り領域にあるのかを即座に判断することができる。
そのため、電子マネー端末8は、バリュー残高を得るために、専用のモジュールを起動する必要があるか(鍵有り領域にある場合)否か(鍵無し領域にある場合)を高速に判断することができ、処理速度を高速化することができる。
このように、電子マネー端末8は、貨幣端末の種類(何れの電子マネーアプリであるか)と、残高金額(バリュー残高)が汎用領域(鍵無し領域)と専用領域(鍵有り領域)の何れの領域に記憶されているか、との残高領域対応を記憶する残高領域対応記憶手段(鍵領域テーブル)を具備しており、電子マネー端末8の残高金額取得手段は、当該残高領域対応(鍵領域テーブル)に従って専用モジュールを起動するか否かを判断している。
データ格納部46には、例えば、単数枚モードでの動作記録や複数枚モードでの動作記録を表すログデータなど、電子マネー端末8を運用するための各種データが格納されている。
また、電子マネー端末8は、定期、又は不定期に、各専用モジュールに記憶されているログデータをバッチ処理などにより、A電子マネーサーバ5a、B電子マネーサーバ5b、C電子マネーサーバ5cに送信する。
図7は、プログラム格納部45(図6)に記憶されている鍵領域テーブルの構成の一例を示した図である。
この例では、各電子マネーアプリの電子マネー機能部IDとバリュー残高が鍵無し領域、鍵有り領域の何れで参照可能かをサービスコードに対応させて記憶している。
例えば、A電子マネーサービスの場合、電子マネー機能部ID、バリュー残高の何れも鍵無し領域で参照可能なため、電子マネー端末8は、A電子マネーモジュール41を駆動しなくてもICチップ12からA電子マネーアプリの電子マネー機能部IDとバリュー残高を読み取ることができる。
また、B電子マネーサービスの場合、電子マネー機能部IDは鍵無し領域で参照でき、バリュー残高は鍵有り領域を参照する必要があるため、電子マネー端末8は、電子マネー機能部IDを参照する場合にはB電子マネーモジュール42を駆動せずに参照することができ、バリュー残高を参照する場合にはB電子マネーモジュール42を駆動して参照する。
また、C電子マネーサービスの場合、電子マネー機能部IDやバリュー残高を得るには鍵有り領域を参照する必要があるため、電子マネー端末8は、C電子マネーモジュール43を駆動してこれらの値を参照する。
このように、電子マネー端末8は、電子マネーアプリのある情報(ここでは、電子マネー機能部IDやバリュー残高)を取得する場合、当該情報が鍵無し領域と鍵有り領域の何れに存在するかを鍵領域テーブルで確認し、専用モジュールを起動する必要があるかないかを判断することができる。
次に、以上のように構成された電子マネー端末8がICカード6を用いて決済する手順について説明する。
図8は、電子マネー端末8が決済処理を行う全体的な手順を説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザが購入する商品を会計エリアに持参し、ICカード6で支払を行う旨を申告する。
すると、店舗の担当者がこれら商品のバーコードをスキャンするなどして商品情報を電子マネー端末8に入力する。
電子マネー端末8は、これら商品情報の入力を受け付けて支払金額を確定する(ステップ5)。
このように、電子マネー端末8は、支払金額を入力する支払金額入力手段を備えている。
支払金額が確定すると、担当者はユーザにICカード6をリーダライタ部39にセットするように依頼し、ユーザは、自己の有する任意のICカード6をリーダライタ部39にセットする。
ICカード6がセットされると、電子マネー端末8は、単数枚モードで動作し、ICカード6の電子マネーアプリに付随するサービスコードを読み取り、自動的に当該ICカード6に対応する専用モジュールを起動する。そして、専用モジュールが決済処理を開始する。
なお、担当者が、ユーザがセットしたICカード6が何れの電子マネー事業者のものであるかを確認し、電子マネー端末8を操作して当該電子マネー事業者の専用モジュールを起動させるように構成することもできる。
決済処理を開始すると、専用モジュールは、まず、ICカード6に対して電子マネー機能部IDとバリュー残高を要求する(ステップ10)。
ICカード6(電子マネーアプリ)は、これを受けて、電子マネー機能部IDとバリュー残高を専用モジュールに送信する(ステップ15)。
専用モジュールは、これらのデータを受信すると、バリュー残高がステップ5で確定した支払金額以上であるか判断する(ステップ20)。
バリュー残高が支払金額以上である場合には(ステップ20;Y)、残高不足は生じないため、専用モジュールは、決済処理を続行し、ICカード6に支払金額分のバリューを減額させる金額変更情報を送信してICカード6にバリュー残高の減額処理を行わせる(ステップ25)。
一方、バリュー残高が支払金額に満たない場合(ステップ20;N)、専用モジュールは、エラーメッセージを発し、電子マネー端末8は、表示装置や音声出力装置を駆動してその旨を提示する。
この提示を受けて、店舗の担当者はユーザにバリュー残高が不足している旨を知らせ、どのように支払うかを問い合わせる。
バリュー残高が不足している場合には、現金で支払う、バリュー残高と現金の組合せで支払う、複数枚のICカード6で支払う場合の3つの選択枝が存在するが、ここでは、ユーザが複数枚のICカード6での支払を選択したものとする。
店舗の担当者は、ユーザが複数枚のICカード6での支払を選択すると、電子マネー端末8を操作し、電子マネー端末8を複数枚モードで動作させて決済処理を行う(ステップ30)。
このように、電子マネー端末8は、表示装置や音声出力装置などの提示に対して複数の貨幣端末(ICチップ12に組み込まれた電子マネーアプリ)による決済の選択を受け付ける選択受付手段を備えている。
複数枚モードでの決済処理は、決済に使用するICカード6を登録する登録処理(ステップ30)と、登録したICカード6を確認しながら決済を行う確認決済処理(ステップ35)から構成されている。
以下に、これらの処理について説明する。
図9は、複数枚モードにおける登録処理を説明するためのフローチャートである。
まず、電子マネー端末8は、カウンタnを1に初期化する(ステップ45)。nは、決済に用いるICカード6の枚数をカウントするパラメータである。
次に、電子マネー端末8は、表示装置や音声出力装置などを用いて、例えば「最初の電子マネーカードをセットして下さい」などと、ICカード6をリーダライタ部39にセットするように要求する(ステップ50)。
ユーザが、当該要求に従って、複数枚での決済に用いるICカード6の何れかをリーダライタ部39にセットすると、電子マネー端末8は、ICカード6の電子マネーアプリに付随するサービスコードを読み取り、自動的に当該ICカード6に対応する専用モジュールを起動して、ICカード6に対する接続処理を開始する(ステップ55)。
なお、担当者が、ユーザがセットしたICカード6が何れの電子マネー事業者のものであるかを確認し、電子マネー端末8を操作して当該電子マネー事業者の専用モジュールを起動させるように構成することもできる。
次に、専用モジュールは、ICカード6に対し電子マネー機能部IDと、バリュー残高を要求し(ステップ60)、これに対してICカード6は、電子マネー機能部IDとバリュー残高を専用モジュールに送信する(ステップ65)。
専用モジュールがこれらのデータを受信すると、電子マネー端末8は、当該電子マネー機能部IDと当該バリュー残高を対応づけてRAM34(図6)などの記憶媒体に記憶して登録する(ステップ70)。
このように、電子マネー端末8は、決済を行う複数の貨幣端末を貨幣端末ID(電子マネー機能部ID)によって登録する登録手段を備えている。
なお、電子マネー機能部IDとバリュー残高が鍵無し領域に記憶されており、専用モジュールを起動する必要がない場合には、電子マネー端末8は、専用モジュールを起動せずに鍵無し領域からこれらの情報を読み取る。
次に、電子マネー端末8は、合計n枚のICカード6についてバリュー残高の合計を計算し、バリュー残高の合計が支払金額以上であるか否かを判断する(ステップ75)。
バリュー残高の合計が支払金額以上である場合(ステップ75;Y)、電子マネー端末8は、次の確認決済処理に移行する。
このように、電子マネー端末8は、ステップ70で登録した貨幣端末(ICチップ12に組み込まれた電子マネーアプリ)が記憶する残高金額(バリュー残高)を当該登録した個々の貨幣端末から取得して合計残高金額を取得する合計残高取得手段を備えており、当該取得した合計残高金額がステップ5で入力した支払金額以上の場合に減額を行って決済処理を行う。
一方、バリュー残高の合計が支払金額金額に満たない場合(ステップ75;N)、電子マネー端末8は、nに1をインクリメントしてステップ50に戻り、「次の電子マネーカードをセットして下さい」と音声出力するなどしてn枚目のICカード6のセットを要求する。
ユーザは、当該要求に従って、n−1枚目のICカード6をリーダライタ部39から取り外し、n枚目の電子マネーカードをセットする。
以下、電子マネー端末8は、バリュー残高の合計が支払金額以上に達するまで、同様の処理を繰り返す。
以上のようにして、電子マネー端末8は、バリュー残高の合計が支払金額以上となるICカード6の組合せを電子マネー機能部IDの組合せによって記憶することができる。
電子マネー端末8は、このようにして、決済に用いるICカード6を登録した後、次の確認決済処理に移行する。
なお、図8のステップ20でバリュー残高が支払金額に満たないと判断した場合に(ステップ20;N)、電子マネー端末8に当該ICカード6の電子マネー機能部IDとバリュー残高を記憶させ、これをもって、図9のステップ45の1枚目のICカード6を登録したこととすることも可能である。
即ち、ICカード6のバリュー残高が支払金額に満たない場合には、電子マネー端末8は、当該ICカード6の電子マネー機能部IDとバリュー残高を記憶して登録し、複数枚モードでは、2枚目のICカード6から登録を行う。
このように、単数枚モードと複数枚モードを接続すると、ICカード6の登録処理を行うためにユーザがセットするICカード6の枚数を1枚少なくすることができる。
図10は、複数枚モードにおける確認決済処理を説明するためのフローチャートである。
まず、電子マネー端末8は、表示装置や音声出力装置などを用いて、例えば「決済に用いる電子マネーカードをセットして下さい」などと、ICカード6をリーダライタ部39にセットするように要求する(ステップ100)。
ユーザが、当該要求に従って、登録したICカード6の何れかをリーダライタ部39にセットすると、電子マネー端末8は、ICカード6の電子マネーアプリに付随するサービスコードを読み取り、自動的に当該ICカード6に対応する専用モジュールを起動して、ICカード6に対する接続処理を開始する(ステップ105)。
なお、担当者が、ユーザがセットしたICカード6が何れの電子マネー事業者のものであるかを確認し、電子マネー端末8を操作して当該電子マネー事業者の専用モジュールを起動させるように構成することもできる。
また、リーダライタ部39に決済のためセットするICカード6の順序は登録順序と異なってよい。
確認決済処理では、リーダライタ部39にセットされたICカード6に順に決済処理を行うため、ユーザは、決済を行いたい優先順位に従ってICカード6をセットすることができる。
そして、専用モジュールは、ICカード6に対し電子マネー機能部IDを要求し(ステップ110)、これに対してICカード6は、電子マネー機能部IDを専用モジュールに送信する(ステップ115)。
電子マネー端末8は、専用モジュールが、これらのデータを受信すると、まず、ICカード6から受信した電子マネー機能部IDが、先に行った登録処理で記憶して登録したもののうちの何れかであるかを確認する(ステップ120)。
なお、電子マネー機能部IDが鍵無し領域に記憶されており、専用モジュールを起動する必要がない場合には、電子マネー端末8は、専用モジュールを起動せずに鍵無し領域から電子マネー機能部IDを読み取るように構成することもできる。
電子マネー機能部IDが先に登録したものでなかった場合(ステップ120;N)、電子マネー端末8は、ステップ100に戻り、例えば、「登録したICカードをセットして下さい。」などと音声出力や表示出力を行い、ユーザに登録したICカード6をセットさせる。
一方、電子マネー機能部IDが先に登録したものであった場合(ステップ120;Y)、電子マネー端末8は、当該ICカード6で決済する金額を決定する(ステップ125)。
ここで、電子マネー端末8は、決済金額の決定を次のように行う。
まず、支払金額のうち、まだ未決済部分の未決済金額と当該ICカード6のバリュー残高(先の登録処理で取得済み)を比較し、バリュー残高が未決済金額未満である場合には、バリュー残高の全額を決済し、バリュー残高が未決済金額以上である場合には未決済金額分を決済する。
即ち、電子マネー端末8は、決済金額の合計が支払金額に達するまで、ICカード6のバリュー残高の全額を決済していく。
その結果、n枚のICカード6のうち、最初のn−1枚に関してはバリュー残高の全額が決済され、最後のn枚目のICカード6に関しては、バリュー残高か、支払金額のうちの未決済金額が決済される。
電子マネー端末8は、このように決済金額を決定すると、当該ICカード6の専用モジュールを起動し、決済の実行を指令する。
専用モジュールは、当該指令を受けると、当該金額分のバリューを減額する金額変更情報を生成してICカード6に送信し、決済の要求を行う(ステップ130)。
これに対し、ICカード6は、専用モジュールから金額変更情報を受信して指定された金額分のバリューをバリュー残高から減額することにより決済を実行し(ステップ135)、決済完了通知を専用モジュールに送信する。
このように、電子マネー端末8は、決済を行う貨幣端末(ICチップ12に組み込まれた電子マネーアプリ)に順次アクセスして、当該アクセスした貨幣端末の貨幣端末IDが記憶して登録した貨幣端末ID(電子マネー機能部ID)であった場合に減額による決済処理を行う。
電子マネー端末8は、専用モジュールがICカード6から決済完了通知を受信したことを検知すると、ここまでの決済金額の合計を計算する。
そして、電子マネー端末8は、決済金額の合計が支払金額に達したか否かを判断する(ステップ140)。
決済金額の合計が支払金額に達した場合(ステップ140;Y)、電子マネー端末8は、図8のメインルーチンに戻って決済処理を終了する。
このように、電子マネー端末8は、複数のICカード6から減額する減額金額の合計がステップ5で入力した支払金額となるようにステップ70で登録した複数の個々の貨幣端末(ICチップ12に組み込まれた電子マネーアプリ)から貨幣価値の金額(バリュー)を減額する減額手段を備えている。
そして、電子マネー端末8は、決済を行う貨幣端末に順次アクセスして、当該アクセスした貨幣端末の貨幣端末IDが記憶して登録した貨幣端末IDであった場合に減額を行う。
一方、決済金額の合計が支払金額に達していない場合(ステップ140;N)、電子マネー端末8は、ステップ100に戻って、更に次のICカード6について決済処理を行う。
以上のようにして、電子マネー端末8は、予め登録した複数のICカード6を用いて支払金額を決済することができる。
なお、図9のステップ75でバリュー残高の合計が支払金額以上であると判断した場合に(ステップ75;Y)、当該ICカード6からバリュー残高を決済し、これをもって図10のステップ135の1枚目のICカード6による決済とすることも可能である。
このように、バリュー残高の合計が支払金額以上となった時点で、引き続いてリーダライタ部39にセットされている当該ICカード6でバリューの減額を行うことにより、確認決済処理でユーザがセットするICカード6の枚数を1枚少なくすることができる。
以上では、異なる電子マネー事業者のICカード6を混在して決済する場合について説明したが、ユーザが同じ電子マネー事業者のICカード6を複数枚所持している場合に、これら同種のICカード6を用いて1の決済処理を行うこともできる。
例えば、ユーザがA電子マネー事業者の提供するICカード6a−1、ICカード6a−2を所持しており、これらを用いて1の決済を行いたい場合、電子マネー端末8は、まず、ICカード6a−1、ICカード6a−2の電子マネー機能部IDとバリュー残高を記憶して登録し、その後、ICカード6a−1、ICカード6a−2を用いて決済処理を行う。
(変形例1)
以上に説明した本実施の形態では、店舗に設置した電子マネー端末8で決済処理を行ったが、通信ネットワークを介してICカード6を決済サーバに接続し、決済サーバを用いて決済するように構成することもできる。
この場合は、例えば、リーダライタを備え、通信ネットワークに接続する機能を備えたユーザ端末(パーソナルコンピュータなど)を決済サーバに接続する。
これにより、決済サーバはユーザ端末のリーダライタを介してICカード6に接続可能となる。
このような決済サーバを用いることにより、通信ネットワーク上に開設された仮想店舗での支払を決済サーバ経由で行うように構成することができる。
この支払金額の決済処理において決済サーバがICカード6に対して行う処理は電子マネー端末8と同様である。
まず、決済サーバは、仮想店舗のサーバから支払金額を受信する。そして、ユーザが複数枚のICカード6で支払を行う場合には、決済サーバはユーザ端末経由でこれらICカード6に順次アクセスして電子マネー機能部IDとバリュー残高を読み取り登録する。
そして、決済サーバは、バリュー残高の合計が支払金額以上であることを確認し、ICカード6に順次アクセスしてバリュー残高を減額していく。
なお、決済サーバは各電子マネー事業者の専用モジュールを備えており、これらを用いて各事業者のICカード6に対応することができるようになっている。
(変形例2)
また、支払金額の一部を複数枚のICカード6で行い、残金を現金で決済することも可能である。
例えば、支払金額が2万円であり、ICカード6aに8千円、ICカード6bに5千円のバリュー残高が記憶されているものとする。
このような状況でICカード6a、ICカード6b、及び現金8千円で支払いを行いたい場合、ユーザはその旨を店舗の担当者に伝える。
すると、担当者は、支払金額のうち、1万2千円(=2万円−8千円)を複数枚のICカード6による1の決済対象として電子マネー端末8に入力する。
すると、電子マネー端末8は、1万2千円を支払金額としてICカード6aの登録、及び確認決済処理を行う。
また、決済金額の振り分けをユーザが設定するように構成することも可能である。
この場合、合計金額が支払金額になるように各ICカード6で決済する金額をユーザが個別に設定する。
以上に説明した本実施の形態によって、次のような効果を得ることができる。
(1)複数のICカード6を用いて1の決済処理を行うことができる。
(2)決済に用いる複数枚のICカード6の残高合計を予め確認してから決済処理を行うことができる。
(3)ICカード6からバリューを減額する際に、当該ICカード6が予め登録したものか確認することができ、異なるICカード6を使用して残高不足になることを防止することができる。
(4)ユーザは、ICカード6での決済処理に際して、使用するICカード6の優先順位を設け、当該優先順位に従ってICカード6からバリューを減額することができる。
(5)異なる電子マネー事業者が提供するICカード6を混在して1の決済処理を行うことができる。
(6)電子マネー端末8は、鍵領域テーブルを参照し、専用モジュールを起動しなくても所望の情報がICカード6から読み取れる場合には、専用モジュールを起動せずにICカード6から必要な情報を読み出すことができ、処理時間を短縮化することができる。
本実施の形態の概要を説明するための図である。 電子マネーシステムの構成を説明するための図である。 ICチップのハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。 ICチップに形成されたEEPROMを説明するための図である。 A電子マネーアプリの機能的な構成を説明するための図である。 電子マネー端末のハードウェア的な構成を説明するための図である。 鍵領域テーブルの構成を示した図である。 電子マネー端末が決済処理を行う手順を説明するためのフローチャートである。 複数枚モードにおける登録処理を説明するためのフローチャートである。 複数枚モードにおける確認決済処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 電子マネーシステム
5 電子マネーサーバ
6 ICカード
7 携帯電話
8 電子マネー端末
12 ICチップ
16 端末通信部
17 バリュー処理部
18 電子マネー記憶部
39 リーダライタ部

Claims (5)

  1. 貨幣価値の金額を表す電子データを決済に使用可能な残高金額として記憶し、前記記憶した残高金額を減額することにより決済を行う貨幣端末を用いて1の決済を行う決済装置であって、
    支払金額を入力する支払金額入力手段と、
    決済を行う複数の貨幣端末を登録する登録手段と、
    減額金額の合計が前記入力した支払金額となるように前記登録した複数の個々の貨幣端末から貨幣価値の金額を減額する減額手段と、
    を具備したことを特徴とする決済装置。
  2. 前記登録した貨幣端末が記憶する残高金額を前記登録した個々の貨幣端末から取得して合計残高金額を取得する合計残高取得手段を具備し、
    前記減額手段は、取得した合計残高金額が前記入力した支払金額以上の場合に減額を行うことを特徴とする請求項1に記載の決済装置。
  3. 前記登録手段は、決済を行う貨幣端末に順次アクセスして、当該貨幣端末に固有の貨幣端末IDを取得して記憶することにより貨幣端末を登録することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の決済装置。
  4. 前記減額手段は、決済を行う貨幣端末に順次アクセスして、当該アクセスした貨幣端末の貨幣端末IDが前記記憶した貨幣端末IDであった場合に減額を行うことを特徴とする請求項3に記載の決済装置。
  5. 単数の貨幣端末の残高金額から支払金額を減額することにより決済を行う単数モードを備え、
    前記単数の貨幣端末の残高金額が前記支払金額未満であった場合に、残高不足であることを提示する提示手段と、
    前記提示に対して複数の貨幣端末による決済の選択を受け付ける選択受付手段と、
    を具備し、
    前記選択を受け付けた場合に、前記登録手段と前記減額手段により、複数の貨幣端末による決済を行うことを特徴とする請求項1から請求項4までのうちの何れか1の請求項に記載の決済装置。
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