JP2009180848A - 端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段へのリフレッシュ動作を現在の使用状況に応じて制御できるようにする。
【解決手段】印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行うサブ画面SDを備えた携帯電話機において、中央制御部11は、当該携帯電話機の現在の使用状況に応じてサブ画面SDのリフレッシュ動作を行うか否かを制御する。すなわち、スタイル変更中、特定スタイル、充電中、設置台に設置中、特定機能の動作中などのように、サブ画面SDが隠れるスタイルの場合、サブ画面SDを使用しない可能性の高い場合、ユーザがサブ画面SDを見ない可能性の高い場合にサブ画面SDのリフレッシュ動作を行う。
【選択図】図3

Description

この発明は、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段を備えた端末装置及びプログラムに関する。
近年、電気泳動現象を利用して表示動作を行う表示手段(電気泳動ディスプレイ装置)が知られている。この表示手段(電気泳動ディスプレイ装置)は、対向する一対の電極の間に、着色された荷電粒子(荷電体)を充填した媒体(マイクロカプセル)が多数配置されてなり、この一対の電極間に電圧が印加されると、印加された電圧に応じた方向に各荷電粒子が移動することで表示を行うようにしたものである。例えば、白色の荷電粒子が当該表示手段の表側に移動すると、その部分が白く表示されることになる。
この種の表示手段では、時間の経過と共に荷電粒子が凝集したり、表示内容によっては一部分に偏ったりしてしまうことがある。このような凝集や偏りが発生すると、電圧を印加しても充分に荷電粒子を移動させることができず、表示ムラやコントラスト低下の原因となってしまう。そこで、従来では、荷電粒子の凝集や偏りを解消するために、向きの異なる強めの電圧(交番電圧)を交互に印加することによってリフレッシュ動作を行うようにした技術が知られている。例えば、特許文献1では、前回の表示からの経過時間、前回のリフレッシュ動作からの経過時間、前回のリフレッシュ動作から表示された回数、周囲の温度に応じてリフレッシュ動作を制御するようにしている。
特開2007−187938号公報
しかしながら、上述した先行技術におけるリフレッシュ動作は、交番電圧を印加して荷電粒子を移動させるため、リフレッシュ動作中、ユーザには表示の“ちらつき”として認識されてしまう。例えば、白黒の2色表示を行う表示手段のリフレッシュ動作として、全面黒表示を250ミリ秒間、行った後、全面白表示を250ミリ秒間、行う場合に、全面黒表示と全面白表示によって、ユーザには表示全体がちらついて見えてしまうという不具合があった。
この発明の課題は、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段へのリフレッシュ動作を現在の使用状況に応じて制御できるようにすることである。
請求項1記載の発明の端末装置は、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う第1表示手段と、この第1表示手段に所定の交番電圧を印加することによってリフレッシュ動作を行うリフレッシュ手段と、現在の使用状況を検出する検出手段と、この検出手段による検出結果に基づいて前記リフレッシュ動作を行うか否かを制御するリフレッシュ制御手段と、を具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項13記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記第1表示手段に表示されている内容を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている内容を前記リフレッシュ動作後に前記第1表示手段に再表示させる表示制御手段と、を更に備えたことを特徴とする端末装置(請求項2記載の発明)。
請求項2記載の発明において、前記記憶手段は、前記リフレッシュ動作を開始する前に前記第1表示手段に表示されている内容を記憶する、ようにしてもよい(請求項3記載の発明)。
前記リフレッシュ動作を行う前に前記第1表示手段に表示されている内容とは異なる内容を前記リフレッシュ動作を行った後に前記第1表示手段に表示させる表示制御手段を更に備えたことを特徴とする端末装置(請求項4記載の発明)。
前記リフレッシュ手段による前回のリフレッシュ動作からの経過時間を計時する計時手段を更に備え、前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段による検出結果及び前記計時手段による計時結果に基づいて前記リフレッシュ動作を行うか否かを制御する、ようにしたこと特徴とする端末装置(請求項5記載の発明)。
装置本体を構成する筐体の配置状態に応じたスタイルに変更可能な端末装置であって、前記検出手段は、使用状況として、現在のスタイルを検出し、前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によって検出されたスタイルが所定のスタイルの場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、ようにしたことを特徴とする端末装置(請求項6記載の発明)。
装置本体を構成する筐体の配置状態に応じたスタイルに変更可能な端末装置であって、前記検出手段は、現在の使用状況として、スタイルが変更されていることを検出し、前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によってスタイルが変更されていることが検出された場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、ようにしたことを特徴とする端末装置(請求項7記載の発明)。
前記検出手段は、使用状況として、所定の設置台に装置本体が設置されていることを検出し、前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によって設置台に装置本体が設置されていることが検出された場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、ようにしたことを特徴とする端末装置(請求項8記載の発明)。
前記検出手段は、使用状況として、充電中であることを検出し、前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によって充電中であることが検出された場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、ようにしたことを特徴とする端末装置(請求項9記載の発明)。
前記検出手段は、使用状況として、動作中の機能を検出し、前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によって検出された動作中の機能が所定の機能の場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、ようにしたことを特徴とする端末装置(請求項10記載の発明)。
前記検出手段は、使用状況として、装置本体を構成する筐体の側面に備えられた操作部の操作で所定の機能が起動されたことを検出し、前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によって所定の機能が起動されたことが検出された場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、ようにしたことを特徴とする端末装置(請求項11記載の発明)。
前記第1表示手段とは異なる第2表示手段を更に備え、この第2表示手段は、主として情報表示用の表示手段であり、前記第1表示手段は、主として装飾表示用の表示手段である、ことを特徴とする端末装置(請求項12記載の発明)。
この発明によれば、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段へのリフレッシュ動作を現在の使用状況に応じて適切に制御することができ、リフレッシュ動作による表示の“ちらつき”をユーザに極力見せないようにすることができる。
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施形態を説明する。
この実施形態は、端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図である。
携帯電話機1は、音声通話機能(電話機能)、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、カメラ機能、テレビ機能などが備えられており、最寄りの基地局2A、交換機2Bから無線通信網(移動体通信網)2に接続されると、この無線通信網2を介して他の携帯電話機1との間で通話可能状態となる。
また、携帯電話機1は、無線通信網2、メールサーバ(図示せず)を介して電子メールの送受信が可能となり、また、無線通信網2を介してインターネット3に接続されると、Webサイトをアクセスして閲覧可能な状態となる。一方、携帯電話機1は、充電ケーブル(図示せず)を介して家庭用コンセントなどの電源(図示せず)に接続されたり、充電ケーブルに接続されている設置台6(充電台)に設置(接続)されたりすると、その内蔵電池(二次電池)への充電が行われる。また、携帯電話1は、通信ケーブル4を介してPC(パーソナルコンピュータ)5などに直接接続されたり、通信ケーブル4に接続されている設置台6(充電台)に設置(接続)されたりすると、PC5との間でデータの通信を行う。なお、設置台6は、充電機能及び通信機能を備えた設置台に限らず、充電機能及び通信機能のいずれか一方の機能を備えた設置台でもよいし、どちらの機能も備えない設置台(単なる設置台)であってもよい。
図2は、携帯電話機1の外観図である。
携帯電話機1は、その機器本体(装置本体)を構成する操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとを折り畳み開閉自在及び回動自在にヒンジ部1Cを介して連結した2軸ヒンジタイプの電話機である。このヒンジ部1Cには操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとを折り畳み開閉するための開閉用ヒンジ軸が設けられているほか、この開閉用ヒンジ軸と略直交して、一方の筐体を他方の筐体に対して回動するための回動用ヒンジ軸とが設けられており、このヒンジ部1Cを介して操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとは折り畳み開閉自在及び回動自在に連結されている。
このような2軸ヒンジタイプの携帯電話機1は、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとが、どのように連結されているかに応じて携帯電話機1の形態を複数のスタイル(クローズスタイル、オープンスタイル、反オープンスタイル、ビュースタイル)に変更可能なもので、図2(A)は、操作部筐体1Aと表示部筐体1とを折り畳んで閉じた状態のクローズスタイルを示している。また、図2(B)は、このクローズスタイルにおいて操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとの折り畳みを開いた状態のオープンスタイルを示し、図2(C)は、このオープンスタイルにおいて表示部筐体1Bを180°回転(反転)させてから折り畳んで閉じた状態のビュースタイルを示している。
操作部筐体1Aの内側の面(クローズスタイルの状態において表示部筐体1Bと対向する面)には、数値/文字キー、カーソルキーなどの主操作キーMKが設けられ、また、操作部筐体1Aの側面側には複数のサイドキーSKが設けられている。なお、サイドキーSKは、現在のスタイルに応じてその機能が異なるようにしている。すなわち、サイドキーSKは、クローズスタイルにおいては着信音の発生を禁止するマナーモードに設定するための設定キーとして使用され、オープンスタイルにおいてはカメラ撮影が可能なカメラ機能用のキーとして使用され、ビュースタイルにおいてはテレビ放送を受信視聴可能なテレビ機能用のキーとして使用される。
表示部筐体1Bの内側の面(クローズスタイルの状態において操作部筐体1Aと対向する面)には、メイン画面MDが設けられ、また、その反対の背面側には、サブ画面SDが設けられている。メイン画面MDは、表示部筐体1Bの内面略全域に相当する大きさの画面であり、主として情報表示用の画面である。すなわち、メイン画面MDは、高精細液晶あるいは有機ELなどを使用した構成で、数値情報、文字情報、画像情報などを高精細に表示する。なお、クローズスタイルにおいて内側に位置するようになるメイン画面MDは、ビュースタイルにおいては外側に位置するようになる。従って、メイン画面MDは、主として図2(B)のオープンスタイルあるいは図2(C)のビュースタイルにおいて使用される。
サブ画面SDは、表示部筐体1Bの背面略全域に相当する大きさの画面であり、主として装飾用データを表示する装飾表示用の画面である。このサブ画面SDは、電気泳動現象を利用したマイクロカプセル方式の電子ペーパ(電気泳動ディスプレイの一例)であり、対向する一対の電極の間に、着色された荷電粒子(荷電体)が充填された媒体が多数配置されたもので、この一対の電極間に電圧が印加されると、この媒体内の荷電粒子が印加された電圧に応じた方向に移動することで表示を行う構成となっている。
このサブ画面SDに対しては、その荷電粒子の凝集や偏りを解消するために、その一対の電極の間に、向きの異なる逆極性の強めのパルス電圧(交番電圧)を交互に印加することによって、例えば、250ミリ秒間の全面黒表示と250ミリ秒間の全面白表示とを交互に切り換えるリフレッシュ動作を所定時間(例えば、1秒間)行うようにしている。なお、上述した交番電圧のパルス間隔は、250ミリ秒に限らず、300ミリ秒など任意であり、また、リフレッシュ動作を所定時間(1秒間)行う場合に限らず、このリフレッシュ動作の実行時間も2秒あるいは1/2秒間など任意である。
この場合、リフレッシュ動作を行うか否かは、携帯電話機1の現在の使用状況に応じて制御される。ここで、使用状況とは、スタイル変更中、特定スタイル、充電中、設置台に設置中、特定機能の動作中などである。言い換えれば、現在の使用状況に応じてリフレッシュ動作が行われる場合とは、サブ画面SDが隠れるスタイルの場合、サブ画面SDを使用しない可能性の高い場合、ユーザがサブ画面SDを見ない可能性の高い場合などである。なお、上述したリフレッシュ動作の実行時間を固定値とせず、例えば、特定の使用状況(例えば、スタイルや充電中など)では2秒間、スタイル変更中では1秒あるいは1/2秒間などのように使用状況に応じて変えるようにしてもよい。
図3は、携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部11は、ROM12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御する中央演算処理装置などを有している。ROM12は、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図6〜図9に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。RAM13は、ワーク領域を有する内部メモリで、後述する条件記憶部M1、装飾用データ記憶部M2のほか、リフレッシュ履歴記憶部M3、表示内容記憶部M4などが設けられている。リフレッシュ履歴記憶部M3は、サブ画面SDに対してリフレッシュ動作を実行した際の現在日時(リフレッシュ実行日時)などをリフレッシュ履歴情報として順次記憶するメモリである。また、表示内容記憶部M4はサブ画面SDに表示されている表示内容を一時退避するためのメモリである。
無線通信送受信部14は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能、データ通信機能の動作時に、最寄りの基地局2Aとの間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調した後、音声信号処理部15を介して送話スピーカSPから音声出力させ、また、受話マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナから発信出力させる。
表示部16は、上述したメイン画面MD、サブ画面SDを有し、それらの表示動作を制御するもので、サブ画面SDに対して所定の交番電圧を印加することによってリフレッシュ動作を行わせる。操作部17は、主操作キーMK、サイドキーSKを有し、中央制御部11は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などの入力信号に応じた処理を実行する。RTC(リアルタイムクロックモジュール)18は、時計部を構成するもので、中央制御部11は、RTC18から現在日時を取得する。報知部19は、サウンドスピーカ19A、LED(発光ダイオード)19B、振動モータ19Cを備え、着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時にも駆動される。
カメラ撮像部20は、静止画撮影のほかに動画撮影も可能なもので、撮影レンズ、ミラー等のレンズ・ミラーブロック、撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路などを有している。テレビ放送受信部21は、携帯電話などの携帯受信機向けの地上波デジタルテレビ放送を受信するもので、TVアンテナに接続されていて放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データ(文字データ)に分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有している。
充電検出部22は、携帯電話機1が充電ケーブルを介して家庭用コンセントなどの電源に接続されたり、充電ケーブルに接続されている設置台6(充電台)に設置(接続)されたりした際に、その内蔵電池(二次電池)への充電が行われていることを検出する。設置台検出部23は、携帯電話機1が設置台6に設置されたことを検出する。スタイル検出部24は、装置本体を構成する2つの筐体(表示部筐体1A、操作部筐体1B)の配置状態に応じて変化する各スタイルを検出可能なもので、例えば、磁気センサ、マイクロスイッチ、機械的スイッチなどを有する構成で、中央制御部11は、スタイル検出センサ24からの各検出信号に基づいて装置本体の各スタイル(クローズスタイル、オープンスタイル、反オープンスタイル、ビュースタイル)を判別するようにしている。
図4は、条件記憶部M1を説明するための図である。
条件記憶部M1は、現在の使用状況に基づいてリフレッシュ動作を行うか否かを制御するための条件を記憶するもので、サブ画面SDが隠れていること、サブ画面SDを使用しない可能性が高いこと、サブ画面SDを見ない可能性が高いことなどを条件にリフレッシュ動作を行わせるための条件として各「項目」を有している。「項目」は、“スタイル変更”、“スタイル”、“充電”、“設置台”、“機能”、“サイドキー機能”を有し、「内容」は、それに対応する「項目」の内容を説明するもので、“スタイル変更”は、スタイル変更中であることを条件にリフレッシュ動作を行わせることを示し、また、“スタイル”は、現在のスタイルがビュースタイルあるいはオープンスタイルであることを条件にリフレッシュ動作を行わせることを示している。
“充電”は、充電検出部22によって充電中であることが検出されている場合に、充電中を条件にリフレッシュ動作を行わせることを示し、また、“設置台”は、設置台検出部23によって設置台6に設置中であることが検出されている場合に、設置中を条件にリフレッシュ動作を行わせることを示している。“機能”は、テレビ機能が動作中、カメラ機能が動作中であることを条件にリフレッシュ動作を行わせることを示している。
また、“サイドキー機能”は、サイドキーがカメラ機能用のキーとして使用されることを条件にリフレッシュ動作を行わせることを示している。「設定フラグ」は、上述した各「項目」のうち現在有効な「項目」を指定するフラグで、ユーザ操作によって任意に設定されたものである。なお、フラグ“1”は、現在有効な条件を示し、図示の例では、“スタイル”に対応する「項目」の「設定フラグ」に“1”が設定され、その他の「項目」の「設定フラグ」に“0”が設定されている場合であるが、複数の「項目」に対応付けてその「設定フラグ」に“1”を設定するようにしてもよい。
図5は、装飾用データ記憶部M2を説明するための図である。
装飾用データ記憶部M2は、サブ画面(電気泳動ディスプレイ装置)SDに表示される装飾用データとして、例えば、花柄模様、幾何学模様などを記憶するもので、「データID」、「データ名」、「実データ」、「表示フラグ」の各項目を有している。「表示フラグ」は、現在、どの装飾用データがサブ画面SDに表示されているかを指定するもので、フラグ“1”は、現在表示中の装飾用データを示している。なお、この実施形態においては、サブ画面SDに表示される装飾用データを1つとして場合を例示したが、サブ画面SDを複数に分割し、各分割画面に異なる装飾用データをそれぞれ表示させるようにしてもよい。
次に、この実施形態における携帯電話機の動作概念を図6〜図9に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
図6及び図7は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、電源を投入する電源オン操作が行われると(ステップA1でYES)、電源供給を開始して所定のメモリなどを初期化する電源オン処理を実行した後(ステップA2)、待受処理を行って待受画像を表示させながら電話着信を待ち受ける待受状態となる(ステップA3)。そして、装飾用データ記憶部M2から「表示フラグ」が“1”の装飾用データを読み出してサブ画面SDに表示させる(ステップA4)。なお、常に、装飾用データを固定的に表示せず、例えば、所定時間毎(例えば、12時間毎)に別の装飾用データを読み出してサブ画面SDに切り替え表示させるようにしてもよい。この場合、新たに切り替え表示された装飾用データに対応する「表示フラグ」を“1”とすればよい。
また、待受状態において所定の設定操作が行われると(ステップA5でYES)、操作に応じた設定処理を実行し(ステップA6)、条件記憶部M1に対する設定操作であれば、その「内容」、「設定フラグ」を変更する設定処理を行い、また、装飾用データ記憶部M2に対する設定操作であれば、「データ名」、「実データ」、「表示フラグ」の新規登録、削除、変更などの設定処理を行う。また、待受状態において任意の機能を起動させる機能起動操作が行われると(ステップA7でYES)、この機能起動操作はサイドキーSKの操作によるものかを調べ(ステップA8)、サイドキーSKの操作によるものでなければ(ステップA8でNO)、操作キーに対応する所定の機能を起動させる(ステップA11)。例えば、メールキーの操作に対応してメール機能を起動させる。
また、機能起動操作がサイドキーSKの操作によるものであれば(ステップA8でYES)、サイドキーSKが操作されたことを示すためにサイドキーフラグ(図示せず)を“1”にセットした後(ステップA9)、スタイル検出センサ24をアクセスして現在のスタイルを検出し(ステップA10)、現在のスタイルに応じた所定機能を起動させる(ステップ11)。すなわち、クローズスタイルでサイドキーSKが操作されると、マナーモード設定機能を起動させ、オープンスタイルでサイドキーSKが操作されると、カメラ撮影を起動させ、ビュースタイルでサイドキーSKが操作されると、テレビ機能を起動させる。一方、現在動作中の機能を指定してその機能の終了を指示する終了操作が行われたときには(ステップA12でYES)、サイドキーフラグ(図示せず)を“0”にリセットする処理を実行した後(ステップA13)、現在動作中の指定機能を終了させる(ステップA14)。
また、待受状態において充電ケーブル(図示せず)が直接接続されたり、充電ケーブルに接続されている設置台6に設置(接続)されたりすることによって充電検出部22で充電開始が検出されると(ステップA15でYES)、内蔵電池(二次電池)への充電動作を開始させる(ステップA16)。また、これとは逆に充電ケーブルの接続が外されたり、設置台6から外されたりすることによって充電検出部22で充電終了が検出されると(ステップA17でYES)、その時点で充電動作を終了させる(ステップA18)。
また、無線通信送受信部14からの着信有り信号に基づいて着信を検出したときには(図7のステップA19でYES)、その着信応答操作(オフフック操作)の有無を調べ(ステップA20)、オフフック操作が行われたときには、通話可能状態とする通話処理を行うが(ステップA21)、オフフック操作が行われなければ(ステップA20でNO)、着信音を発生させるほか、サブ画面SDに着信情報を表示させる(ステップA22)。この着信情報は、着信があったことを示すメッセージのほか、着信日時、着信相手の名前と電話番号などであり、サブ画面SDに表示されている装飾用データを消去して着信情報を切り換え表示させてもよいが、表示中の装飾用データの上に着信情報を重ね合わせて合成表示させてもよく、更に、サブ画面SDの下側などの特定エリア内に着信情報を挿入表示させてもよい。
他方、待受状態において現在の使用状況を検出するタイミング(例えば、5秒に1回のタイミング)となったときには(ステップA23でYES)、現在の使用状況に応じてサブ画面SDのリフレッシュ動作を行うリフレッシュ制御処理に移り(ステップA24)、また、電源オフ操作が行われたときには(ステップA25でYES)、電源オフ処理に移る(ステップA26)。また、音量調整操作、発信操作など、その他の操作が行われたときには(ステップA27でYES)、音量調整処理、発信処理など、その操作に対応した処理を実行する(ステップA28)。
図8及び図9は、リフレッシュ制御処理(図7のステップA24)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、リフレッシュ履歴記憶部M3から前回のリフレッシュ実行日時を読み出し、前回のリフレッシュ動作から所定時間(例えば、30分)が経過したか、つまり、30分間隔のリフレッシュ実行タイミングに達したかを調べ(ステップB1)、前回のリフレッシュ実行日時から30分以内であれば(ステップB1でNO)、不必要(過剰)なリフレッシュ動作を避けるために図8及び図9のフローから抜けるが、30分が経過していれば(ステップB1でYES)、条件記憶部M1から「設定フラグ」が“1”の「項目」をリフレッシュ動作の実行条件として読み出す(ステップB2)。
いま、条件記憶部M1から「設定フラグ」が“1”の「項目」を読み出した場合に、その項目が“スタイル変更”であれば(ステップB3でYES)、スタイル検出センサ24からの検出信号に基づいてスタイルの変更途中であるかを検出し(ステップB4)、スタイルの変更途中でなければ(ステップB5でNO)、リフレッシュ動作の実行条件に該当しないので、図8及び図9のフローから抜けるが、スタイルの変更途中であれば(ステップB5でYES)、リフレッシュ動作の実行に移る(ステップB6〜B13)。
先ず、サブ画面SDに装飾用データが表示されているかを調べ(ステップB6)、装飾用データの表示中であれば(ステップB6でYES)、サブ画面SDを構成する一対の電極間に逆極性の強めのパルス電圧(交番電圧)を交互に印加するリフレッシュ動作を開始させる(ステップB7)。そして、RTC18から現在日時を今回のリフレッシュ実行日時として取得して、リフレッシュ履歴記憶部M3に記憶させた後(ステップB8)、装飾用データ記憶部M2をアクセスして、「表示フラグ」が“0”の装飾用データを読み出してサブ画面SDに表示させる(ステップB9)。
つまり、今回のリフレッシュ動作を行う前に表示されていた装飾用データに代えて、例えば、「表示フラグ」が“0”の各装飾用データのうち、「表示フラグ」が“1”の装飾用データに次に記憶されている「表示フラグ」が“0”の装飾用データを新たに表示させたり、「表示フラグ」が“0”の各装飾用データの中からランダムに選択した装飾用データを新たに表示させたりする。なお、今回のリフレッシュ動作の前後において装飾用データを切り換え表示させた場合、中央制御部11は、この切り換え表示に応じて「表示フラグ」の切り換えも併せて行い、新たに表示される装飾用データの「表示フラグ」を“1”に変更し、表示されない装飾用データの「表示フラグ」を“0”に変更する。
また、サブ画面SDに装飾用データが表示されていなければ(ステップB6でNO)、現在の表示内容(例えば、着信情報)を表示内容記憶部M4に記憶させて一時退避させた後(ステップB10)、サブ画面SDを構成する一対の電極間に逆極性の強めのパルス電圧(交番電圧)を交互に印加するリフレッシュ動作を開始させる(ステップB11)。そして、RTC18から現在日時を今回のリフレッシュ実行日時として取得して、リフレッシュ履歴記憶部M3に記憶させた後(ステップB12)、表示内容記憶部M4に一時退避させておいた表示内容(例えば、着信情報)を読み出してサブ画面SDに再表示させる(ステップB13)。
一方、条件記憶部M1から読み出した「設定フラグ」が“1”の「項目」が“スタイル”であれば(ステップB14でYES)、スタイル検出センサ24からの検出信号に基づいて現在のスタイルを検出し(ステップB15)、その「項目」の「内容」で示されているスタイル(ビュースタイルあるいはオープンスタイル)に該当しているかを調べる(ステップB16)。つまり、リフレッシュ動作の実行条件として現在のスタイルがビュースタイルあるいはオープンスタイルに該当しているかを調べ、その「内容」に該当しないスタイルであれば(ステップB16でNO)、リフレッシュ動作の実行条件に該当しないために図8及び図9のフローから抜けるが、その「内容」に該当するスタイルであれば(ステップB16でYES)、上述したリフレッシュ動作の実行に移る(ステップB6〜B13)。
また、条件記憶部M1から読み出した「設定フラグ」が“1”の「項目」が“充電”であれば(図9のステップB17でYES)、充電検出部22をアクセスして充電検出を行った結果(ステップB18)、充電中でなければ(ステップB19でNO)、リフレッシュ動作の実行条件に該当しないために図8及び図9のフローから抜けるが、充電中であれば(ステップB19でYES)、上述したリフレッシュ動作の実行に移る(図8のステップB6〜B13)。また、「設定フラグ」が“1”の「項目」が“設置台”であれば(ステップB20でYES)、設置台検出部23アクセスして設置検出を行った結果(ステップB21)、設置台6に設置されていなければ(ステップB22でNO)、リフレッシュ動作の実行条件に該当しないために図8及び図9のフローから抜けるが、設置台6に設置されていれば(ステップB22でYES)、上述したリフレッシュ動作の実行に移る(図8のステップB6〜B13)。
また、条件記憶部M1から読み出した「設定フラグ」が“1”の「項目」が“機能”であれば(ステップB23でYES)、現在動作中の機能を検出し(ステップB24)、その「項目」の「内容」で示されている機能(テレビ機能あるいはカメラ機能)に該当しているかを調べる(ステップB25)。いま、その「内容」に該当しない機能(テレビ機能、カメラ機能以外の機能)であれば(ステップB25でNO)、リフレッシュ動作の実行条件に該当しないために図8及び図9のフローから抜けるが、その「内容」に該当する機能であれば(ステップB25でYES)、上述したリフレッシュ動作の実行に移る(図8のステップB6〜B13)。
また、「設定フラグ」が“1”の「項目」が“機能”でなければ(ステップB23でNO)、その「項目」は“サイドキー機能”であると判断してステップB26に移り、現在動作中の機能を検出するほか、上述したサイドキーフラグは“1”であるかを調べる(ステップB27)。つまり、現在動作中の機能はサイドキーSKの操作によって動作された機能であるかを調べ、サイドキーSKの操作で動作された機能であれば(ステップB27でYES)、現在動作中の機能は、当該「項目」の「内容」で示されている機能(カメラ機能)に該当しているかを調べる(ステップB28)。
いま、現在動作中の機能がサイドキーSKで動作された機能でない場合(ステップB27でNO)、あるいはサイドキーSKの操作で動作された機能であっても「内容」に該当しない機能(カメラ機能以外の機能)の場合には(ステップB28でNO)、リフレッシュ動作の実行条件に該当しないために図8及び図9のフローから抜けるが、条件に該当する「内容」の機能であれば(ステップB28でYES)、上述したリフレッシュ動作の実行に移る(図8のステップB6〜B13)。
以上のように、印加電圧に応じて移動する荷電粒を利用して表示動作を行うサブ画面SDを備えた携帯電話機1において、中央制御部11は、当該携帯電話機1の現在の使用状況に応じてサブ画面SDへのリフレッシュ動作を制御するようにしたので、サブ画面SDのリフレッシュ動作を行うか否かを現在の使用状況に応じて適切に制御することができ、リフレッシュ動作による表示の“ちらつき”をユーザに極力見せないようにすることができる。
サブ画面SDに表示されている内容が表示内容記憶部M4に記憶されている状態において、この表示内容記憶部M4の内容をリフレッシュ動作後に読み出してサブ画面SDに再表示させるようにしたので、リフレッシュ動作の前後で表示内容を変えず、ユーザに気付かれることなくリフレッシュ動作を行うことができる。この場合、リフレッシュ動作を行う前にサブ画面SDに表示されている内容を表示内容記憶部M4に記憶させて一時退避させたので、少なくてもリフレッシュ動作の期間中だけ当該表示内容を記憶しておけば足りる。
また、リフレッシュ動作を行う前にサブ画面SDに表示されていた内容とは異なる内容をリフレッシュ動作後にサブ画面SDに表示させるようにしたので、荷電粒子の凝集や偏りの発生を防ぐ観点からも常に同一内容を表示するより一層効果的なものとなるほか、リフレッシュ動作に合わせて表示内容を適宜変更することができる。特に、装飾用の画像などの場合、自動で表示内容を変えることで、娯楽性を高めることもできる。
前回のリフレッシュ動作からの経過時間と、現在の使用状況とからリフレッシュ動作を行うか否かを制御するようにしたので、リフレッシュ動作を行うのに適した端末装置の使用状況であっても、前回のリフレッシュ動作からの経過時間が短い場合には、リフレッシュ動作を行わないようにすることができ、無駄なリフレッシュ動作を省略することが可能となる。
現在のスタイルが所定のスタイルの場合には、リフレッシュ動作を行うように制御するようにしたので、例えば、サブ画面SDが隠れるようなスタイルの場合に、ユーザに気付かれることなく、リフレッシュ動作を行うことが可能となる。
また、スタイルが変更されている場合には、リフレッシュ動作を行うように制御するようにしたので、スタイルが変更されている状態では、ユーザがサブ画面SDを見ていない、あるいは利用していないことが想定できるので、ユーザに不利益を与えずに、リフレッシュ動作を行うことが可能となる。
設置台6に装置本体が設置されていることが検出された場合には、リフレッシュ動作を行うように制御するようにしたので、設置台6に設置されている状態では、ユーザがサブ画面SDを見ていない、あるいは利用していないことが想定できるので、ユーザに不利益を与えずに、リフレッシュ動作を行うことが可能となる。
充電中であることが検出された場合には、リフレッシュ動作を行うように制御するようにしたので、充電中の状態では、ユーザがサブ画面SDを見ていない、あるいは利用していないことが想定できるので、ユーザに不利益を与えずに、リフレッシュ動作を行うことが可能となる。
現在動作中の機能が所定の機能の場合には、リフレッシュ動作を行うように制御するようにしたので、リフレッシュ動作を行うのに適した機能が動作中の場合に、リフレッシュ動作を行うことができる。例えば、サブ画面SDが利用されない機能の場合に、ユーザに気付かれることなく、リフレッシュ動作を行うことが可能となる。
サイドキーSKの操作で所定の機能が起動された場合には、リフレッシュ動作を行うように制御するようにしたので、サイドキーSKの操作時には、ユーザがサブ画面SDを見ていない、あるいは利用していないことが想定できるので、ユーザに不利益を与えずに、リフレッシュ動作を行うことが可能となる。
主として情報表示用のメイン画面MDのほか、主として装飾表示用のサブ画面SDを有し、このサブ画面SDに対してリフレッシュ動作を行うようにしたので、装飾用データなどを表示する補助的な画面を電子泳動ディスプレイによって構成することができる。
なお、上述した実施形態においては、電子泳動ディスプレイとして、電子ペーパを例示したが、これに限らず、電子泳動現象を利用して表示動作を行う電子泳動ディスプレイであればよい。
なお、上述した実施形態においては、現在の使用状況に基づいてリフレッシュ動作を行うか否かを制御するための条件として、“スタイル変更”、“スタイル”、“充電”、“設置台”、“機能”、“サイドキー機能”を例示したが、リフレッシュ動作を行うか否かを制御するための条件としては、これに限らず、例えば、“機能”の場合、その条件内容としてテレビ機能、カメラ機能のほか、発信機能、録画・録音再生機能を含めるようにしてもよい。すなわち、発信機能、録画・録音再生機能の動作中にはサブ画面SDを使用しない可能性やサブ画面SDを見ない可能性が高いので、それらの動作中にリフレッシュ動作を行うようにしてもよい。また、携帯電話機の表面に接触センサを配置しておき、人体が接触していない状態が所定時間以上継続していることを条件にリフレッシュ動作を行ったり、無操作が所定時間以上継続していることを条件にリフレッシュ動作を行ったりするようにしてもよい。
なお、上述した実施形態においては、リフレッシュ動作を行う前にサブ画面SDに表示されている内容を表示内容記憶部M4に記憶させて一時退避させたが、実データを退避する代わりに、サブ画面SDにどのような内容が表示されているかをフラグなどによって記憶するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、サブ画面SDに表示される内容として、装飾用データのほか、着信情報を表示する場合を示したが、現在日時や電池残量などをサブ画面SDに簡易表示するようにしてもよい。
また、サブ画面SDを電子泳動ディスプレイで構成する場合に限らず、メイン画面MDを電子泳動ディスプレイで構成するようにしてもよい。
その他、携帯電話機に限らず、例えば、印加電圧に応じて移動する荷電粒子を使用して表示動作を行う表示画面を備えたPC、PDA、デジタルカメラ、音楽再生機などの端末装置であっても同様に適用可能である。
端末装置として適用した携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図。 携帯電話機1の外観図で、(A)は操作部筐体1Aと表示部筐体1とを折り畳んで閉じた状態のクローズスタイルを示し、(B)は折り畳みを開いた状態のオープンスタイルを示し、(C)はオープンスタイルにおいて表示部筐体1Bを180°回転させてから折り畳んで閉じた状態のビュースタイルを示した図。 携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図。 条件記憶部M1を説明するための図。 装飾用データ記憶部M2を説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話機の全体動作を示したフローチャート。 図6に続く動作を示したフローチャート。 リフレッシュ制御処理(図7のステップA24)を詳述するためのフローチャート。 図8に続く動作を示したフローチャート。
符号の説明
1 携帯電話機
4 充電ケーブル
6 設置台
11 中央制御部
12 ROM
13 RAM
14 無線通信送受信部
16 表示部
17 操作部
18 RTC
20 カメラ撮像部
22 充電検出部
23 設置台検出部
24 スタイル検出センサ
SK サイドキー
MD メイン画面
SD サブ画面
M1 条件記憶部
M2 装飾用データ記憶部
M3 リフレッシュ履歴記憶部
M4 表示内容記憶部

Claims (13)

  1. 印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う第1表示手段と、
    この第1表示手段に所定の交番電圧を印加することによってリフレッシュ動作を行うリフレッシュ手段と、
    現在の使用状況を検出する検出手段と、
    この検出手段による検出結果に基づいて前記リフレッシュ動作を行うか否かを制御するリフレッシュ制御手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  2. 前記第1表示手段に表示されている内容を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶されている内容を前記リフレッシュ動作後に前記第1表示手段に再表示させる表示制御手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記記憶手段は、前記リフレッシュ動作を開始する前に前記第1表示手段に表示されている内容を記憶する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の端末装置。
  4. 前記リフレッシュ動作を行う前に前記第1表示手段に表示されている内容とは異なる内容を前記リフレッシュ動作を行った後に前記第1表示手段に表示させる表示制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  5. 前記リフレッシュ手段による前回のリフレッシュ動作からの経過時間を計時する計時手段を更に備え、
    前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段による検出結果及び前記計時手段による計時結果に基づいて前記リフレッシュ動作を行うか否かを制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  6. 装置本体を構成する筐体の配置状態に応じたスタイルに変更可能な端末装置であって、
    前記検出手段は、使用状況として、現在のスタイルを検出し、
    前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によって検出されたスタイルが所定のスタイルの場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  7. 装置本体を構成する筐体の配置状態に応じたスタイルに変更可能な端末装置であって、
    前記検出手段は、現在の使用状況として、スタイルが変更されていることを検出し、
    前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によってスタイルが変更されていることが検出された場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  8. 前記検出手段は、使用状況として、所定の設置台に装置本体が設置されていることを検出し、
    前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によって設置台に装置本体が設置されていることが検出された場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  9. 前記検出手段は、使用状況として、充電中であることを検出し、
    前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によって充電中であることが検出された場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  10. 前記検出手段は、使用状況として、動作中の機能を検出し、
    前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によって検出された動作中の機能が所定の機能の場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  11. 前記検出手段は、使用状況として、装置本体を構成する筐体の側面に備えられた操作部の操作で所定の機能が起動されたことを検出し、
    前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段によって所定の機能が起動されたことが検出された場合に前記リフレッシュ動作を行うように制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  12. 前記第1表示手段とは異なる第2表示手段を更に備え、
    この第2表示手段は、主として情報表示用の表示手段であり、
    前記第1表示手段は、主として装飾表示用の表示手段である、
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  13. コンピュータに対して、
    印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う第1表示手段に対して、所定の交番電圧を印加することによってリフレッシュ動作を行わせる機能と、
    使用状況を検出する機能と、
    前記検出結果に基づいて前記リフレッシュ動作を行うか否かを制御する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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