JP2009180317A - ピン曲がり抑制手段を有するチェーン - Google Patents
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Abstract
【課題】チェーンのピン曲げの発生を抑制し、長寿命化、高強度化を実現するチェーンを提供する。
【解決手段】外プレート18の外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子11が貼着されている共に、連結ピン16の内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子12が装填されており、曲がり量検出用圧電素子11とピン曲がり修正用圧電素子12とが直列に接続されていることにより、上記の課題を解決するものである。
【選択図】図2
【解決手段】外プレート18の外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子11が貼着されている共に、連結ピン16の内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子12が装填されており、曲がり量検出用圧電素子11とピン曲がり修正用圧電素子12とが直列に接続されていることにより、上記の課題を解決するものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、動力伝達用のチェーンに関し、特に好ましくは、高荷重下で使用されるブシュチェーン、ローラチェーン及びサイレントチェーンに関する。
近年、自動車用エンジンのカムシャフト駆動機構などに用いられる動力伝達媒体には、高荷重下での使用に耐え得るという要請から、従来、多用されていた歯付ベルトやVベルトに替わり、耐久性に優れた金属製のブシュチェーン、ローラチェーン及びサイレントチェーンの採用が増加している。
一般に、ブシュチェーン又はローラチェーンは、図5に側面図を、図6に一部を切り欠いた上面図に示すように、円筒状のブシュ150の両端がそれぞれ一対の内プレート170のブシュ孔172に圧入され、ブシュ150内に遊貫された連結ピン160の両端が、一対の内プレート170の両外側に配置された一対の外プレート180のピン孔182に圧入された構成をしており、ローラチェーンは、ブシュチェーンのブシュ150にローラ130が外挿された構成をしている(例えば、特許文献1参照。)。
また、サイレントチェーンは、図8に側面図を、図9に上面図を示すように、一対の歯、一対のピン孔及び背面を有する内リンクプレート270が、チェーン長手方向に交互に位置をずらせてガイドリンク列GL及び内リンク列ILにそれぞれ配置されていると共に、一対のピン孔282を有するガイドプレート280がガイドリンク列GLの両最外側に配置され、内リンクプレート270の各ピン孔に連結ピン260が挿通され、この連結ピン260の両端がガイドプレート280のピン孔282に圧入された構成をしている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2006−9947号公報
特開2001−263434号公報
ところが、前述した金属製のブシュチェーン及びローラチェーンを自動車エンジンのカムシャフト駆動機構などの高荷重下において使用した場合、次のような課題が指摘されていた。
すなわち、図7に示すようにブシュチェーン及びローラチェーンに高荷重Fが加わると、連結ピン160が曲がる、いわゆるピン曲げが発生する。その結果、連結ピン160とブシュ150とがX部において局所的に摩擦する、いわゆる偏当たりが発生する。そのため、チェーンの円滑な屈曲運動が阻害されたり、連結ピン160とブシュ150が局所的に摩耗し、チェーンの寿命が短くなったり、強度が低下するなどの課題が懸念されていた。
また、前述した金属製のサイレントチェーンを自動車エンジンのカムシャフト駆動機構などの高荷重下において使用した場合においても、ブシュチェーン及びローラチェーンと同様な課題が指摘されていた。
すなわち、図10に示すようにサイレントチェーンに高荷重Fが加わると、連結ピン260が曲がる、いわゆるピン曲げが発生する。その結果、連結ピン260と最外側に位置する内リンクプレート270のピン孔272とがX部において局所的に摩擦する、いわゆる偏当たりが発生する。そのため、チェーンの円滑な屈曲運動が阻害されたり、連結ピン260と内リンクプレート270が局所的に摩耗し、チェーンの寿命が短くなったり、強度が低下するなどの課題が懸念されていた。
そこで、本発明が解決しようとする技術的課題、すなわち、本発明の目的は、チェーンのピン曲げの発生を抑制し、長寿命化、高強度化を実現するチェーンを提供することである。
まず、本請求項1に係る発明は、円筒状のブシュの両端がそれぞれ一対の内プレートのブシュ孔に圧入され、前記ブシュ内に遊貫された連結ピンの両端が前記一対の内プレートの両外側に配置された一対の外プレートのピン孔に圧入されてなるチェーンにおいて、前記外プレートの外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子が貼着されている共に、前記連結ピンの内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子が装填されており、前記曲がり量検出用圧電素子と前記ピン曲がり修正用圧電素子とが直列に接続されていることにより、前記課題を解決したものである。
ここで、請求項1におけるチェーンとは、ブシュチェーン及びブシュチェーンのブシュにローラを外挿させたローラチェーンとの両方を包含したものである。
そして、本請求項2に係る発明は、請求項1に係るチェーンにおいて、曲がり量検出用圧電素子及びピン曲がり修正用圧電素子の圧電材料が、チタン酸ジルコン酸鉛であることにより、前記課題をさらに解決したものである。
また、本請求項3に係る発明は、一対の歯、一対のピン孔及び背面を有する内リンクプレートが、チェーン長手方向に交互に位置をずらせてガイドリンク列及び内リンク列にそれぞれ配置されていると共に、一対のピン孔を有するガイドプレートが前記ガイドリンク列の両最外側に配置され、前記内リンクプレートの各ピン孔に連結ピンが挿通され、該連結ピンの両端が前記ガイドプレートのピン孔に圧入されてなるサイレントチェーンにおいて、前記ガイドプレートの外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子が貼着されている共に、前記連結ピンの内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子が装填されており、前記曲がり量検出用圧電素子と前記ピン曲がり修正用圧電素子とが直列に接続されていることにより、前記課題を解決したものである。
そして、本請求項4に係る発明は、請求項3に係るサイレントチェーンにおいて、曲がり量検出用圧電素子及びピン曲がり修正用圧電素子の圧電材料が、チタン酸ジルコン酸鉛であることにより、前記課題をさらに解決したものである。
本請求項1に係るチェーンによれば、円筒状のブシュの両端がそれぞれ一対の内プレートのブシュ孔に圧入され、前記ブシュ内に遊貫された連結ピンの両端が前記一対の内プレートの両外側に配置された一対の外プレートのピン孔に圧入され、前記外プレートの外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子が貼着されている共に、前記連結ピンの内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子が装填されており、前記曲がり量検出用圧電素子と前記ピン曲がり修正用圧電素子とが直列に接続されていることにより、外プレートの外表面に貼着された曲がり量検出用圧電素子が伸ばされることによりマイナス電圧が発生し、このマイナス電圧が連結ピンの内部に装填されたピン曲がり修正用圧電素子に印加されることによりピン曲がり修正用圧電素子が縮むため、高荷重によるピン曲げが強制的に修正され、チェーンの長寿命化、高強度化が実現できる。
また、本請求項2に係るチェーンによれば、請求項1に係るチェーンにおいて、曲がり量検出用圧電素子及びピン曲がり修正用圧電素子の圧電材料が、チタン酸ジルコン酸鉛であることにより、この圧電材料が焼結性がよく、分極も比較的容易で十分な分極が可能で高い圧電定数を有する圧電素子を作ることができるため、より一層、高荷重によるピン曲げが強制的に修正され、チェーンの更なる長寿命化、高強度化が実現できる。
そして、本請求項3に係るサイレントチェーンによれば、一対の歯、一対のピン孔及び背面を有する内リンクプレートが、チェーン長手方向に交互に位置をずらせてガイドリンク列及び内リンク列にそれぞれ配置されていると共に、一対のピン孔を有するガイドプレートが前記ガイドリンク列の両最外側に配置され、前記内リンクプレートの各ピン孔に連結ピンが挿通され、該連結ピンの両端が前記ガイドプレートのピン孔に圧入され、前記ガイドプレートの外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子が貼着されている共に、前記連結ピンの内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子が装填されており、前記曲がり量検出用圧電素子と前記ピン曲がり修正用圧電素子とが直列に接続されていることにより、ガイドプレートの外表面に貼着された曲がり量検出用圧電素子が伸ばされることによりマイナス電圧が発生し、このマイナス電圧が連結ピンの内部に装填されたピン曲がり修正用圧電素子に印加されることによりピン曲がり修正用圧電素子が縮むため、高荷重によるピン曲げが強制的に修正され、サイレントチェーンの長寿命化、高強度化が実現できる。
また、本請求項4に係るサイレントチェーンによれば、請求項3に係るサイレントチェーンにおいて、曲がり量検出用圧電素子及びピン曲がり修正用圧電素子の圧電材料が、チタン酸ジルコン酸鉛であることにより、この圧電材料が焼結性がよく、分極も比較的容易で十分な分極が可能で高い圧電定数を有する圧電素子を作ることができるため、より一層、高荷重によるピン曲げが強制的に修正され、サイレントチェーンの更なる長寿命化、高強度化が実現できる。
本発明のチェーンは、最外側に位置するプレートの外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子が貼着されている共に、連結ピンの内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子が装填されており、曲がり量検出用圧電素子とピン曲がり修正用圧電素子とが直列に接続されていることにより、高荷重によるピン曲げの発生が抑制され、チェーンの長寿命化、高強度化が実現できるものであれば、その具体的な実施の態様は、如何なるものであっても何ら構わない。
本発明の一実施例について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例であるローラチェーンの一部を示す断面図であり、図2は、図1に示したローラチェーンに高荷重Fが加わった瞬間の状態を示した断面図である。
本発明の実施例1であるローラチェーン10は、図1に示すように、円筒状のブシュ15の両端がそれぞれ一対の内プレート17のブシュ孔に圧入され、ブシュ15内に遊貫された連結ピン16の両端が一対の内プレート17の両外側に配置された一対の外プレート18のピン孔に圧入されており、外プレート18の外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子11が貼着されている共に、連結ピン16の内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子12が装填されている。そして、曲がり量検出用圧電素子11の基準電極11aとピン曲がり修正用圧電素子12の基準電極12aとが接続され、曲がり量検出用圧電素子11の非基準電極11bとピン曲がり修正用圧電素子12の非基準電極12bとが接続されることによって、2つの曲がり量検出用圧電素子11と2つのピン曲がり修正用圧電素子12とが直列回路を構成している。
ここで、基準電極とは、圧電素子の製造時における分極処理時において、プラス電位を印加した電極面を意味している。そして、圧電素子は、伸張されることにより基準電極にマイナス電圧が発生し、逆に、基準電極にマイナス電圧を印加することにより収縮する性質を有している。
なお、曲がり量検出用圧電素子11及びピン曲がり修正用圧電素子12を構成する圧電材料は、チタン酸ジルコン酸鉛を用いている。
次に、実施例1のローラチェーン10の動作原理について説明する。ローラチェーン10に高荷重Fが加わると、図2に示すように、連結ピン16が弓形に伸張すると共に、外プレート18が伸張する。その結果、外プレート18に貼着された曲がり量検出用圧電素子11も伸張し、基準電極11aにマイナス電圧が発生する。そして、そのマイナス電圧が、連結ピン16に装填されたピン曲がり修正用圧電素子12の基準電極12aに印加され、ピン曲がり修正用圧電素子12が縮む。その結果、連結ピン16が収縮しピン曲げが強制的に修正され、ローラチェーン10は、図1に示された状態に戻る。そのため、連結ピン16とブシュ15との偏当たりが解消され、ローラチェーン10の長寿命化、高強度化が実現でき、その効果は甚大である。
本発明の別の実施例について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2であるサイレントチェーンの一部を示す断面図であり、図4は、図3に示したサイレントチェーンに高荷重Fが加わった瞬間の状態を示した断面図である。
本発明の実施例2であるサイレントチェーン20は、図3に示すように、一対の歯、一対のピン孔及び背面を有する内リンクプレート25、27が、チェーン長手方向に交互に位置をずらせてガイドリンク列及び内リンク列にそれぞれ配置されていると共に、一対のピン孔を有するガイドプレート28がガイドリンク列の両最外側に配置され、内リンクプレート25、27の各ピン孔に連結ピン26が挿通され、連結ピン26の両端がガイドプレート28のピン孔に圧入されており、ガイドプレート28の外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子21が貼着されている共に、連結ピン26の内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子22が装填されている。そして、曲がり量検出用圧電素子21の基準電極21aとピン曲がり修正用圧電素子22の基準電極22aとが接続され、曲がり量検出用圧電素子21の非基準電極21bとピン曲がり修正用圧電素子22の非基準電極22bとが接続されることによって、2つの曲がり量検出用圧電素子21と2つのピン曲がり修正用圧電素子22とが直列回路を構成している。
ここで、基準電極と圧電素子の動作の関係については、実施例1での説明と同じであるので説明を省略する。
なお、曲がり量検出用圧電素子21及びピン曲がり修正用圧電素子22を構成する圧電材料は、実施例1と同様にチタン酸ジルコン酸鉛を用いている。
次に、実施例2のサイレントチェーン20の動作原理について説明する。サイレントチェーン20に高荷重Fが加わると、図4に示すように、連結ピン26が弓形に伸張すると共に、ガイドプレート28が伸張する。その結果、ガイドプレート28に貼着された曲がり量検出用圧電素子21も伸張し、基準電極21aにマイナス電圧が発生する。そして、そのマイナス電圧が、連結ピン26に装填されたピン曲がり修正用圧電素子22の基準電極22aに印加され、ピン曲がり修正用圧電素子22が縮む。その結果、連結ピン26が収縮しピン曲げが強制的に修正され、サイレントチェーン20は、図3に示された状態に戻る。そのため、連結ピン26と内リンクプレート27との偏当たりが解消され、サイレントチェーン20の長寿命化、高強度化が実現でき、その効果は甚大である。
10、100 ・・・ ローラチェーン
11 ・・・ 曲がり量検出用圧電素子
11a ・・・ (曲がり量検出用圧電素子の)基準電極
11b ・・・ (曲がり量検出用圧電素子の)非基準電極
12 ・・・ ピン曲がり修正用圧電素子
12a ・・・ (ピン曲がり修正用圧電素子の)基準電極
12b ・・・ (ピン曲がり修正用圧電素子の)非基準電極
13、130 ・・・ ローラ
15、150 ・・・ ブシュ
16、160 ・・・ 連結ピン
17、170 ・・・ 内プレート
18、180 ・・・ 外プレート
20、200 ・・・ サイレントチェーン
21 ・・・ 曲がり量検出用圧電素子
21a ・・・ (曲がり量検出用圧電素子の)基準電極
21b ・・・ (曲がり量検出用圧電素子の)非基準電極
22 ・・・ ピン曲がり修正用圧電素子
22a ・・・ (ピン曲がり修正用圧電素子の)基準電極
22b ・・・ (ピン曲がり修正用圧電素子の)非基準電極
25、27、250、270 ・・・ 内リンクプレート
26、260 ・・・ 連結ピン
28、280 ・・・ ガイドプレート
11 ・・・ 曲がり量検出用圧電素子
11a ・・・ (曲がり量検出用圧電素子の)基準電極
11b ・・・ (曲がり量検出用圧電素子の)非基準電極
12 ・・・ ピン曲がり修正用圧電素子
12a ・・・ (ピン曲がり修正用圧電素子の)基準電極
12b ・・・ (ピン曲がり修正用圧電素子の)非基準電極
13、130 ・・・ ローラ
15、150 ・・・ ブシュ
16、160 ・・・ 連結ピン
17、170 ・・・ 内プレート
18、180 ・・・ 外プレート
20、200 ・・・ サイレントチェーン
21 ・・・ 曲がり量検出用圧電素子
21a ・・・ (曲がり量検出用圧電素子の)基準電極
21b ・・・ (曲がり量検出用圧電素子の)非基準電極
22 ・・・ ピン曲がり修正用圧電素子
22a ・・・ (ピン曲がり修正用圧電素子の)基準電極
22b ・・・ (ピン曲がり修正用圧電素子の)非基準電極
25、27、250、270 ・・・ 内リンクプレート
26、260 ・・・ 連結ピン
28、280 ・・・ ガイドプレート
Claims (4)
- 円筒状のブシュの両端がそれぞれ一対の内プレートのブシュ孔に圧入され、前記ブシュ内に遊貫された連結ピンの両端が前記一対の内プレートの両外側に配置された一対の外プレートのピン孔に圧入されてなるチェーンにおいて、
前記外プレートの外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子が貼着されている共に、前記連結ピンの内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子が装填されており、前記曲がり量検出用圧電素子と前記ピン曲がり修正用圧電素子とが直列に接続されていることを特徴とするチェーン。 - 前記曲がり量検出用圧電素子及び前記ピン曲がり修正用圧電素子の圧電材料が、チタン酸ジルコン酸鉛であることを特徴とする請求項1記載のチェーン。
- 一対の歯、一対のピン孔及び背面を有する内リンクプレートが、チェーン長手方向に交互に位置をずらせてガイドリンク列及び内リンク列にそれぞれ配置されていると共に、一対のピン孔を有するガイドプレートが前記ガイドリンク列の両最外側に配置され、前記内リンクプレートの各ピン孔に連結ピンが挿通され、該連結ピンの両端が前記ガイドプレートのピン孔に圧入されてなるサイレントチェーンにおいて、
前記ガイドプレートの外表面に変形させると電圧を発生する曲がり量検出用圧電素子が貼着されている共に、前記連結ピンの内部に電圧を印加することにより変形するピン曲がり修正用圧電素子が装填されており、前記曲がり量検出用圧電素子と前記ピン曲がり修正用圧電素子とが直列に接続されていることを特徴とするサイレントチェーン。 - 前記曲がり量検出用圧電素子及び前記ピン曲がり修正用圧電素子の圧電材料が、チタン酸ジルコン酸鉛であることを特徴とする請求項3記載のサイレントチェーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008020811A JP2009180317A (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | ピン曲がり抑制手段を有するチェーン |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008020811A JP2009180317A (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | ピン曲がり抑制手段を有するチェーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009180317A true JP2009180317A (ja) | 2009-08-13 |
Family
ID=41034459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008020811A Withdrawn JP2009180317A (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | ピン曲がり抑制手段を有するチェーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009180317A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017121421A1 (de) | 2017-09-15 | 2018-11-29 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Kette für einen Kettentrieb |
DE102017122268A1 (de) * | 2017-09-26 | 2019-03-28 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Kette für einen Kettentrieb |
-
2008
- 2008-01-31 JP JP2008020811A patent/JP2009180317A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017121421A1 (de) | 2017-09-15 | 2018-11-29 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Kette für einen Kettentrieb |
DE102017122268A1 (de) * | 2017-09-26 | 2019-03-28 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Kette für einen Kettentrieb |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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