JP2009180109A - 排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造 - Google Patents

排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造 Download PDF

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Abstract

【課題】高温の排気マニホールドによって熱交換された冷却水を高温となった状態のまま取り出すことができる排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造を提供すること。
【解決手段】冷却水ジャケット21,22は、排気集合部を冷却するための水出口通路21a,22aを有し、水出口通路21a,22aの出口211,221は、気筒13の配列方向Rにおける両端の気筒13の間に形成されている。水出口通路21aは排気集合部の上方に設けられている。また、水出口通路22aは排気集合部の下方に設けられている。冷却水ジャケット21,22へ冷却水を供給するための冷却水通路23,24は、複数の気筒13の配列方向Rに対して直交してシリンダヘッド11を横断するように形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造に関する。
排気マニホールドが一体化されているシリンダヘッドの冷却構造は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の冷却構造では、シリンダヘッドにおける冷却水ジャケット内を流れる冷却水は、排気ポートを冷却することで受熱し高温となる。高温となった冷却水は、カーヒータ等の給熱対象へ供給される。
また、冷却水入口から冷却水出口の方向に対して横切る方向に仕切りが設けられており、冷却水ジャケット内に冷却水を滞留させにくい構造としている。
特開2005−188351号公報
冷却水の温度は、排気ポートの周辺を冷却した直後が最も高い。
しかしながら、特許文献1に開示の内燃機関の冷却構造においては、専ら排気枝路を冷却しているが、排気マニホールド周辺の冷却水ジャケットと冷却水出口が離間しているため、冷却水出口に到達した冷却水の温度は、排気マニホールドで熱交換した直後の温度よりも低くなっている。したがって、カーヒータ等への給熱対象に、冷却水が受熱した高熱のまま供給されないという課題がある。
さらに、冷却水入口から冷却水出口の方向に対して横切る方向に設けた仕切りを設定可能な程度に中子の剛性を確保しなければならない。
本発明の目的は、中子の剛性を不必要に確保することなく、熱交換された高温の冷却水を、高温となった状態のまま取り出すことができる排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、内燃機関の複数の気筒から排出される排気ガス用の複数の排気ポートを備えたシリンダヘッドと、前記複数の排気ポートに連なる排気集合部を有する排気マニホールドとが一体形成されており、前記シリンダヘッドには冷却水ジャケットが設けられている排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造であって、前記冷却水ジャケットは、前記排気集合部を冷却するための水出口通路を有し、前記水出口通路の出口は、前記複数の気筒の配列方向における両端の気筒の間にあることを要旨とする。
この発明によれば、排気集合部を冷却することで冷却水が受熱し、冷却水の一層の高温化を図ることができる。ここにおける「両端の気筒の間にある」とは、前記配列方向と直交する方向に見て、水出口通路の出口の一部が両端の気筒のいずれか一方における前記配列方向の幅範囲と交差する場合を含む。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記水出口通路は、前記排気集合部の上方又は下方にあることを要旨とする。
排気集合部の上方又は下方は、水出口通路の配置場所として好適である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記冷却水ジャケットへ冷却水を供給するための冷却水通路が、前記シリンダヘッドにおける気筒の配列方向に対して垂直方向に横断することを要旨とする。
この発明によれば、冷却水がシリンダヘッドにおける気筒の配列方向に対して垂直方向に横断する方向へ冷却水ジャケット内を流れるため、縦断に対して流路が短く、結果的に冷却水の圧力損失が少なく、冷却水ジャケット内の冷却水を効率良く給熱対象へ供給することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記冷却水は、冷却水ポンプによって供給され、前記冷却水ジャケット内を流れる前記冷却水は、前記冷却水ポンプと前記冷却水ジャケットとを繋ぐ冷却水専用通路を介して、前記冷却水ポンプから直接供給されることを要旨とする。
この発明によれば、冷却水ポンプから冷却水専用通路を介して直接冷却水ジャケットへ冷却水を供給することができるので、圧力の高い冷却水を冷却水ジャケットへ供給することができ、冷却水ジャケット内の冷却水をさらに効率良く給熱対象へ供給することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記冷却水ジャケットは、前記排気マニホールドを上下で挟み込むように上下に分けて前記シリンダヘッドに形成されていることを要旨とする。
この発明によれば、冷却水ジャケットが上下に分かれているため、シリンダヘッドを鋳造する際に、下段の冷却水ジャケットの中子、排気ポートの中子、上段の冷却水ジャケットの中子、の順に組み付けることができる。換言すれば、排気ポートの中子及び排気マニホールドの中子を冷却水ジャケットの中子に貫通させて組み付ける必要がない。よって、中子組み付けの効率が良い。
この発明によれば、熱交換された高温の冷却水を、高温となった状態のまま取り出すことができる。
以下、本発明を1気筒当たりそれぞれ2本の吸気バルブ及び排気バルブが設けられた4気筒の内燃機関における、排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造に具体化した第1実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1(a),(b)は、本実施形態の直列4気筒エンジン10(以下、単に内燃機関10と記載する)のシリンダヘッド11における吸気路及び排気路を示す図である。図2は、シリンダブロックBの上面に結合されたシリンダヘッド11を示す。
図1(a)に示すように、シリンダヘッド11には複数(本実施形態では8個)の吸気ポート12がそれぞれ間隔を隔てて配列するように形成されている。各吸気ポート12の一端は、各吸気ポート12へ空気を送り込むための図示しない吸気マニホールドに連通されている。各吸気ポート12の他端は、シリンダブロックB内に直列に配列された複数の気筒13(本実施形態では4気筒)内に収容されたピストン14(図2に示す)によって各気筒13内に区画形成される各燃焼室15(図2に示す)へと連通されている。各吸気ポート12と各燃焼室15とは、吸気バルブ孔16aを介して連通されているとともに、吸気バルブ孔16aは吸気バルブ16(図2に示す)によって開閉される。
シリンダヘッド11には、複数の気筒13から排出される排気ガス用の複数(本実施形態では8個)の排気ポート17の一端に連なる排気集合部19aを有する排気マニホールド19が設けられている。排気マニホールド19は、複数の排気バルブ孔18aに連通する複数の排気ポート17と、一対の排気ポート17を1本にした複数の排気枝路19bと、各排気枝路19bに連なる排気集合部19aとからなるとともに、シリンダヘッド11内に一体的に形成されている。排気集合部19aはシリンダヘッド11の側面11aに排気ガス出口191を有し、排気ガス出口191は図示しない外部排気管に接続されている。排気集合部19aは、図3に示すように、側面視するとシリンダヘッド11の側面11aの中央部に設けられている。
図2に示すように、各排気ポート17の他端は、各燃焼室15と連通している。各排気ポート17と各燃焼室15とは、排気バルブ孔18aを介して連通されている。排気バルブ孔18aは、排気バルブ18によって開閉される。シリンダヘッド11には、点火プラグ20が各燃焼室15に向かって取付けられている。吸気ポート12を経由して燃焼室15へ供給された燃料と空気との混合気は、点火プラグ20の電気火花によって着火され燃焼する。燃焼室15内の既燃焼ガスは、排気バルブ孔18aから排気マニホールド19を介して前記外部排気管へ流出する。
シリンダヘッド11内には、排気マニホールド19を上下で挟み込むように上下に分けて設けられた上部冷却水ジャケット21及び下部冷却水ジャケット22が形成されている。
シリンダヘッド11を鋳造する場合には、まず、下部冷却水ジャケット22の中子がシリンダヘッド11の母型に固定されるとともに、下部冷却水ジャケット22の中子の上方には、排気ポート17の中子及び排気マニホールド19の中子が積層される。さらに、排気ポート17の中子及び排気マニホールド19の中子の上方には、上部冷却水ジャケット21の中子が積層されることで、上部冷却水ジャケット21、下部冷却水ジャケット22及び排気マニホールド19がシリンダヘッド11内に形成される。
シリンダヘッド11内には、複数の気筒13の配列方向[図1(a),(b)に矢印Rで示す方向]に対して直交してシリンダヘッド11を横断する冷却水通路23,24、冷却水通路23,24に連なる分配通路26、及び分配通路26に連なる冷却水入口通路12aが形成されている。冷却水入口通路12aは、シリンダヘッド11の側面11bに形成されている。上部冷却水ジャケット21は、冷却水通路23及び分配通路26を介して冷却水入口通路12aに連通されており、下部冷却水ジャケット22は、冷却水通路24及び分配通路26を介して冷却水入口通路12aに連通されている。
図1(a),図3,図4に示すように、冷却水通路23は、5本ずつ設けられているとともに、分配通路26から冷却水ジャケット21に向かってそれぞれ直線状に形成されている。図1(b),図3,図4に示すように、冷却水通路24は、5本ずつ設けられているとともに、分配通路26から冷却水ジャケット22に向かってそれぞれ直線状に形成されている。
図1(a)に示すように上部冷却水ジャケット21には、排気集合部19aを冷却するための水出口通路21aが設けられている。水出口通路21aの出口211は、シリンダヘッド11の側面11aに開口されている。冷却水通路23は、複数の気筒13の配列方向Rに対して直交する方向に形成されている。水出口通路21aの出口211は、気筒13の配列方向Rにおける両端の気筒13[図1(a)における左端の気筒13と右端の気筒13]の間、かつ、排気集合部19aの上方に設けられている。水出口通路21aの出口211は、図2に示すように、シリンダヘッド11の外部に設けられた冷却水導出管111を介して給熱対象としてのカーヒータ27へ接続されている。
図1(b)に示すように、下部冷却水ジャケット22には、排気集合部19aを冷却するための水出口通路22aが設けられている。水出口通路22aの出口221は、シリンダヘッド11の側面11aに開口されている。冷却水通路24は、複数の気筒13の配列方向Rに対して直交する方向に形成されている。水出口通路22aの出口221は、気筒13の配列方向Rにおける両端の気筒13[図1(b)における左端の気筒13と右端の気筒13]の間、かつ、排気集合部19aの下方に設けられている。水出口通路22aの出口221は、図2に示すように、シリンダヘッド11の外部に設けられた冷却水導出管112を介して給熱対象としてのカーヒータ27へ接続されている。
図2に示すように、冷却水入口通路12aは、シリンダヘッド11の外部に設けられた冷却水導入管113を介して冷却水ポンプ25に接続されている。冷却水導入管113、冷却水入口通路12a,分配通路26及び冷却水通路23,24は、冷却水ポンプ25と冷却水ジャケット21,22とを直接繋ぐための冷却水専用通路を構成している。
次に、冷却水の流れについて図5を用いて説明する。図5は、冷却水ジャケット21,22を経由する冷却水の流れを示す。
冷却水は、冷却水ポンプ25内から冷却水導入管113を介して冷却水入口通路12aへ直接供給される。冷却水入口通路12aへ供給された冷却水は、矢印Aで示すように、分配通路26を介して冷却水通路23,24へ流入する。さらには、冷却水は、矢印Bで示すように、複数の気筒13の配列方向Rに対して直交する冷却水通路23,24内を流れるとともに、冷却水ジャケット21,22内に流れ込む。冷却水ジャケット21,22内へ流れ込んだ冷却水は、排気ポート17を冷却することによって受熱し、高温になる。高温となった冷却水は、矢印Cで示すように、水出口通路21a,22aへ流れ込むとともに、排気集合部19aを冷却することによってさらに受熱し、さらに高温な状態となる。そして、冷却水は、高温となった状態のまま水出口通路21a,22aの出口211,221から吐出されるとともに、冷却水導出管111,112を介してカーヒータ27へ供給される。
第1実施形態では以下のような効果を得ることができる。
(1)冷却水ジャケット21,22は、排気集合部19aを冷却するための水出口通路21a,22aを有し、水出口通路21a,22aの出口211,221は、気筒13の配列方向Rにおける両端の気筒13の間に形成した。よって、排気集合部19aを冷却することで冷却水が受熱し、高温となった冷却水を高温となった状態のまま取り出すことができる。
(2)水出口通路21aを排気集合部19aの上方に設けるとともに、水出口通路22aを排気集合部19aの下方に設ける構成は、排気マニホールド19との交差を回避しつつ排気集合部19aを効率良く冷却する上で、水出口通路21a,22aの配置場所として好適である。
(3)冷却水ジャケット21,22へ冷却水を供給するための冷却水通路23,24は、複数の気筒13の配列方向Rに対して直交してシリンダヘッド11を横断するように形成した。よって、冷却水がシリンダヘッド11を横断する方向へ冷却水ジャケット21,22に向かって流れるため、冷却水の圧力損失が少なく、冷却水ジャケット21,22内の冷却水を効率良くカーヒータ27へ供給することができる。また、冷却水をシリンダヘッド11に対して横断する方向へ冷却水ジャケット21,22に向かって流すため、冷却水の滞留部分が発生しない。したがって、特許文献1のように、冷却水入口から冷却水出口の方向に対して横切る方向に、滞留を抑制するための仕切りを設ける必要がない。すなわち、中子にこの仕切りを設けるための剛性を不必要に確保する必要がなくなる。
(4)冷却水ジャケット21,22内を流れる冷却水は、冷却水ポンプ25と冷却水ジャケット21,22とを繋ぐ冷却水専用通路を介して、冷却水ポンプ25から直接供給されるようにした。よって、圧力の高い冷却水を冷却水ジャケット21,22へ供給することができ、冷却水ジャケット21,22内の冷却水をさらに効率良くカーヒータ27へ供給することができる。
(5)冷却水ジャケット21,22は、排気マニホールド19を上下で挟み込むように上下に分けてシリンダヘッド11に形成されている。よって、冷却水ジャケット21,22が上下に分かれているため、シリンダヘッド11を鋳造する際に、排気ポート17の中子及び排気マニホールド19の中子を冷却水ジャケット21,22の中子に貫通させて組み付ける必要がない。すなわち、中子組み付けの効率が良い。
次に、本発明の第2実施形態について、図6を用いて説明する。なお、図6において、第1実施形態の図1〜図5に付した符号と同一符号を付した部分は同一又は相当部分を示し、その重複する説明を省略する。
シリンダヘッド11内には、排気マニホールド19を上下で挟み込むように上下一体に設けられた冷却水ジャケット30が形成されている。冷却水ジャケット30は、上部冷却水ジャケット21と下部冷却水ジャケット22と、両冷却水ジャケット21,22を上下方向に連通する連道部301とによって形成されている。この場合、第1実施形態で形成された冷却水通路23,24をそれぞれ別通路として形成する必要はなく、冷却水通路31を1本形成すればよい。
第2実施形態では、第1実施形態の(1)〜(4)に対応する効果を得ることができる。
なお、本発明では以下のような実施形態も可能である。
○排気集合部19aを冷却するように排気集合部19aの上方に上部冷却水ジャケット21の水出口通路21aを設け、下部冷却水ジャケット22の水出口通路は、排気集合部19aの冷却効果は期待できないがカーヒータ等の給熱対象に近い場所等へ配置してもよい。
○下部冷却水ジャケット22の水出口通路22aを排気集合部19aの下方のみに設け、上部冷却水ジャケット21の水出口通路は排気集合部19aの冷却効果は期待できないがカーヒータ等の給熱対象に近い場所等へ配置してもよい。
○排気ポート17及び排気集合部19aを冷却することによって受熱して高温になった冷却水ジャケット21,22内の冷却水を、カーヒータ27に限らず、他の給熱対象へ供給してもよい。
○冷却水ポンプ25から吐出される冷却水をシリンダブロックBに設けられた冷却水ジャケットを経由してから冷却水ジャケット21,22へ供給してもよい。
○冷却水ジャケット21,22に通じる冷却水通路23,24が、複数の気筒13の配列方向Rに平行な方向へシリンダヘッド11を縦断して冷却水ジャケット21,22に連通するようにしてもよい。
○水出口通路21a,22aの出口211,221を図7,図8に示す位置に配置してもよい。図7,図8に示す出口211,221は、配列方向Rと直交する方向(横断方向)に見て、配列方向Rの端にある気筒13における配列方向Rの幅範囲Hと交差している。
○本発明は、直列4気筒の内燃機関に限らず、他の気筒数及びシリンダ配列やバルブ数が異なる内燃機関に適用してもよい。
(a)は第1実施形態のシリンダヘッドにおける上部冷却水ジャケットを示す平断面図、(b)は第1実施形態のシリンダヘッドにおける下部冷却水ジャケットを示す平断面図。 図1(a)におけるX−X線断面図。 シリンダヘッドの側面図。 図2におけるY−Y線断面図。 冷却水の流れを示す模式図。 第2実施形態の冷却水ジャケットを示す断面図。 別の実施形態を示す模式図。 別の実施形態を示す模式図。
符号の説明
10…内燃機関、11…シリンダヘッド、113…冷却水専用通路を構成する冷却水導入管、12a…冷却水専用通路を構成する冷却水通路口、13…気筒、17…排気ポート、19…排気マニホールド、19a…排気集合部、21,22,30…冷却水ジャケット、21a,22a…水出口通路、211,221…出口、23,24,31…冷却水通路、25…冷却水ポンプ、26…冷却水専用通路を構成する分配通路。

Claims (5)

  1. 内燃機関の複数の気筒から排出される排気ガス用の複数の排気ポートを備えたシリンダヘッドと、前記複数の排気ポートに連なる排気集合部を有する排気マニホールドとが一体形成されており、前記シリンダヘッドには冷却水ジャケットが設けられている排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造であって、
    前記冷却水ジャケットは、前記排気集合部を冷却するための水出口通路を有し、前記水出口通路の出口は、前記複数の気筒の配列方向における両端の気筒の間にあることを特徴とする排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造。
  2. 前記水出口通路は、前記排気集合部の上方又は下方にある請求項1に記載の排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造。
  3. 前記冷却水ジャケットへ冷却水を供給するための冷却水通路が、前記シリンダヘッドにおける気筒の配列方向に対して垂直方向に横断する請求項1又は請求項2に記載の排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造。
  4. 前記冷却水は、冷却水ポンプによって供給され、前記冷却水ジャケット内を流れる前記冷却水は、前記冷却水ポンプと前記冷却水ジャケットとを繋ぐ冷却水専用通路を介して、前記冷却水ポンプから直接供給される請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造。
  5. 前記冷却水ジャケットは、前記排気マニホールドを上下で挟み込むように上下に分けて前記シリンダヘッドに形成されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の排気マニホールド一体型シリンダヘッドの冷却構造。
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