JP2009176099A - コンテンツ出力認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】あるコンテンツの出力の可否をユーザ又は出力指示装置とコンテンツ出力装置との組毎に設定することが可能なコンテンツ出力認証システムを提供すること。
【解決手段】このシステム1において、コンテンツ出力装置20は、認証装置30へ認証要求情報を送信する。この認証要求情報は、コンテンツ出力装置を特定する出力装置識別情報と、コンテンツを特定するコンテンツ識別情報と、指示元識別情報と、を含む。認証装置30は、出力装置識別情報とコンテンツ識別情報と指示元識別情報とを対応付けた対応付情報を記憶する。認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報と、記憶されている対応付情報と、に基づいてコンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツを出力する際に認証処理を実行するコンテンツ配信システムに関する。
出力指示装置と認証装置とコンテンツ出力装置とを含むコンテンツ出力認証システムが知られている。この出力指示装置は、コンテンツ(音声、映像やゲーム等)を特定するコンテンツ識別情報を送信する。更に、認証装置は、そのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを、コンテンツ出力装置が出力することを許可するか否かを決定する。
この種のコンテンツ出力認証システムの一つとして、特許文献1に記載のコンテンツ出力認証システムにおいては、先ず、出力指示装置がユーザを特定するユーザ識別情報とコンテンツ識別情報とを認証装置へ送信する。そして、認証装置は、出力指示装置からのユーザ識別情報及びコンテンツ識別情報に基づいてコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツをコンテンツ出力装置が出力することを許可するか否かを決定する。これによれば、ユーザ識別情報及びコンテンツ識別情報の組毎にコンテンツの出力の可否を設定することができる。換言すると、1つのコンテンツ情報に対してユーザ毎にそのコンテンツの出力の可否を設定することができる。
特開2006−317997号公報
ところで、上記コンテンツ出力認証システムにおいては、コンテンツ出力装置が複数存在する場合、あるコンテンツの出力の可否をユーザ及びコンテンツ出力装置の組毎に設定することができないという問題があった。
例えば、具体的に述べると、出力するコンテンツが映画である場合において、特定のコンテンツ出力装置(例えば、所定の画面サイズ以上のディスプレイを有する装置)による出力を許可し、一方、そのコンテンツ出力装置以外のコンテンツ出力装置による出力を禁止することができないという問題があった。
このため、本発明の目的は、上述した課題である「あるコンテンツの出力の可否をユーザ及びコンテンツ出力装置の組毎に設定できないこと」を解決することが可能なコンテンツ出力認証システムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態であるコンテンツ出力認証システムは、
コンテンツを出力するコンテンツ出力装置と、
コンテンツを特定するコンテンツ識別情報を含む認証要求情報を受信する認証要求受信手段と、当該受信した認証要求情報に基づいて上記コンテンツ出力装置が当該認証要求情報に含まれる上記コンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する認証手段と、を備える認証装置と、
を含む。
更に、上記認証要求情報は、上記コンテンツ出力装置を特定する出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報とコンテンツの出力を指示する指示元を特定する指示元識別情報とを含み、
上記認証装置は、上記出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報と上記指示元識別情報とを対応付けた対応付情報を記憶する対応付情報記憶手段を備え、
上記認証手段は、上記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報と、上記記憶されている対応付情報と、に基づいて上記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定するように構成される。
また、本発明の他の形態であるコンテンツ出力認証方法は、
コンテンツを特定するコンテンツ識別情報を含む認証要求情報を受信する認証要求受信工程と、当該受信した認証要求情報に基づいてコンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する認証工程と、を含む。
更に、上記認証要求情報は、上記コンテンツ出力装置を特定する出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報とコンテンツの出力を指示する指示元を特定する指示元識別情報とを含み、
上記コンテンツ出力認証方法は、更に、上記出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報と上記指示元識別情報とを対応付けた対応付情報を記憶手段に記憶させる対応付情報記憶処理工程を含み、
上記認証工程は、上記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報と、上記記憶されている対応付情報と、に基づいて上記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定するように構成される。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
認証装置に、コンテンツを特定するコンテンツ識別情報を含む認証要求情報を受信する認証要求受信手段と、当該受信した認証要求情報に基づいてコンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する認証手段と、を実現させるためのプログラムである。
更に、上記認証要求情報は、上記コンテンツ出力装置を特定する出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報とコンテンツの出力を指示する指示元を特定する指示元識別情報とを含む。
加えて、上記プログラムは、上記認証装置に、更に、
上記出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報と上記指示元識別情報とを対応付けた対応付情報を記憶手段に記憶させる対応付情報記憶処理手段を実現させるプログラムである。
加えて、上記認証手段は、上記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報と、上記記憶されている対応付情報と、に基づいて上記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定するように構成される。
本発明は、以上のように構成されることにより、あるコンテンツの出力の可否をユーザ又は出力指示装置とコンテンツ出力装置との組毎に設定することが可能なコンテンツ出力認証システムを提供する。
本発明の一形態であるコンテンツ出力認証システムは、
コンテンツを出力するコンテンツ出力装置と、
コンテンツを特定するコンテンツ識別情報を含む認証要求情報を受信する認証要求受信手段と、当該受信した認証要求情報に基づいて上記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する認証手段と、を備える認証装置と、
を含む。
更に、上記認証要求情報は、上記コンテンツ出力装置を特定する出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報とコンテンツの出力を指示する指示元を特定する指示元識別情報とを含み、
上記認証装置は、上記出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報と上記指示元識別情報とを対応付けた対応付情報を記憶する対応付情報記憶手段を備え、
上記認証手段は、上記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報と、上記記憶されている対応付情報と、に基づいて上記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定するように構成される。
これによれば、あるコンテンツの出力の可否を、出力装置識別情報とコンテンツ識別情報と指示元識別情報(例えば、ユーザを特定するユーザ識別情報又は出力指示装置を特定する指示装置識別情報等)との組毎に設定することができる。従って、例えば、出力するコンテンツが映画である場合に特定のコンテンツ出力装置(例えば、所定の画面サイズ以上のディスプレイを有する装置)による出力を許可し、一方、そのコンテンツ出力装置以外のコンテンツ出力装置による出力を禁止するようにコンテンツ出力認証システムを設定することができる。この結果、特定のコンテンツ出力装置以外のコンテンツ出力装置が映画を出力することを防止することができる。
この場合、上記対応付情報は、出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組を表す組情報であり、
上記認証手段は、上記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組が、上記記憶されている組情報が表す出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組のいずれかと一致する場合に、上記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定するように構成されることが好適である。
更に、この場合、上記対応付情報は、上記コンテンツ出力装置の性能を表す性能情報に応じて設定されることが好適である。
加えて、この場合、上記コンテンツ出力装置は、上記認証要求情報を上記認証装置へ送信するように構成されることが好適である。
更に、この場合、上記コンテンツ出力認証システムは、
上記コンテンツ識別情報を送信する出力指示装置を備え、
上記コンテンツ出力装置は、上記出力指示装置からの上記コンテンツ識別情報を受信するとともに、当該受信したコンテンツ識別情報を上記認証要求情報に含まれるコンテンツ識別情報として用いるように構成されることが好適である。
加えて、この場合、上記指示元識別情報は、上記出力指示装置を特定する指示装置識別情報であることが好適である。
これによれば、出力指示装置が複数存在する場合、あるコンテンツの出力の可否を出力指示装置毎に設定することができる。即ち、あるコンテンツを表すコンテンツ識別情報を特定の出力指示装置が送信することによりコンテンツ出力装置がそのコンテンツを出力し、一方、その出力指示装置以外の出力指示装置が送信することによりコンテンツ出力装置がそのコンテンツを出力しないように、コンテンツ出力認証システムを設定することができる。この結果、特定の出力指示装置以外の出力指示装置があるコンテンツを出力させることを防止することができる。
更に、この場合、上記コンテンツ出力装置は、当該コンテンツ出力装置が出力しているコンテンツを出力する基となったコンテンツ識別情報を送信した上記出力指示装置を特定する出力コンテンツ指示装置識別情報を送信するように構成され、
上記認証装置は、上記コンテンツ出力装置からの上記出力コンテンツ指示装置識別情報を受信するとともに、当該受信した出力コンテンツ指示装置識別情報に応じて設定される優先度が上記受信した認証要求情報に含まれる指示装置識別情報に応じて設定される優先度よりも低い場合に、上記コンテンツ出力装置がその認証要求情報に含まれるコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定するように構成されることが好適である。
これによれば、ある出力指示装置からのコンテンツ識別情報に基づいてコンテンツを出力しているコンテンツ出力装置へ、他の出力指示装置からコンテンツ識別情報が送信された場合において、コンテンツ出力装置が優先的に出力するコンテンツを設定することができる。この結果、より多様なサービスの提供を実現することができる。
一方、本発明に係るコンテンツ出力認証システムの他の態様において、
上記出力指示装置は、上記指示装置識別情報を記憶する指示装置識別情報記憶手段を備えるとともに、当該記憶している指示装置識別情報を送信するように構成され、
上記コンテンツ出力装置は、上記出力指示装置からの上記指示装置識別情報を受信するとともに、当該受信した指示装置識別情報を上記認証要求情報に含まれる指示装置識別情報として用いるように構成されることが好適である。
この場合、上記コンテンツ出力装置は、当該コンテンツ出力装置が出力しているコンテンツを出力する基となったコンテンツ識別情報を送信した上記出力指示装置を特定する出力コンテンツ指示装置識別情報に応じて設定される優先度が上記受信した指示装置識別情報に応じて設定される優先度よりも低い場合に上記認証要求情報を上記認証装置へ送信し、一方、上記出力コンテンツ指示装置識別情報に応じて設定される優先度が上記受信した指示装置識別情報に応じて設定される優先度よりも高い場合に上記認証要求情報を上記認証装置へ送信しないように構成されることが好適である。
これによれば、ある出力指示装置からのコンテンツ識別情報に基づいてコンテンツを出力しているコンテンツ出力装置へ、他の出力指示装置からコンテンツ識別情報が送信された場合において、コンテンツ出力装置が優先的に出力するコンテンツを設定することができる。この結果、より多様なサービスの提供を実現することができる。
一方、本発明に係るコンテンツ出力認証システムの他の態様において、
上記指示元識別情報は、上記コンテンツ識別情報を入力したユーザを特定するユーザ識別情報であることが好適である。
これによれば、コンテンツ出力認証システムを使用するユーザが複数存在する場合、あるコンテンツの出力の可否をユーザ毎に設定することができる。即ち、あるコンテンツを表すコンテンツ識別情報が特定のユーザによって送信されることによりコンテンツ出力装置がそのコンテンツを出力し、一方、そのユーザ以外のユーザによって送信されることによりコンテンツ出力装置がそのコンテンツを出力しないように、コンテンツ出力認証システムを設定することができる。この結果、特定のユーザ以外のユーザがあるコンテンツを出力させることを防止することができる。
この場合、上記コンテンツ出力装置は、当該コンテンツ出力装置が出力しているコンテンツを出力する基となったコンテンツ識別情報を入力した上記ユーザを特定する出力コンテンツユーザ識別情報を送信するように構成され、
上記認証装置は、上記コンテンツ出力装置からの上記出力コンテンツユーザ識別情報を受信するとともに、当該受信した出力コンテンツユーザ識別情報に応じて設定される優先度が上記受信した認証要求情報に含まれるユーザ識別情報に応じて設定される優先度よりも低い場合に、上記コンテンツ出力装置がその認証要求情報に含まれるコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定するように構成されることが好適である。
これによれば、あるユーザによって入力されたコンテンツ識別情報に基づいてコンテンツを出力しているコンテンツ出力装置へ、他のユーザによって入力されたコンテンツ識別情報が送信された場合において、コンテンツ出力装置がいずれのコンテンツ識別情報に基づくコンテンツを優先的に出力するかを設定することができる。この結果、より多様なサービスの提供を実現することができる。
また、本発明に係るコンテンツ出力認証システムの他の態様において、
上記出力指示装置は、上記ユーザ識別情報を送信するように構成され、
上記コンテンツ出力装置は、上記出力指示装置からの上記ユーザ識別情報を受信するとともに、当該受信したユーザ識別情報を上記認証要求情報に含まれるユーザ識別情報として用いるように構成されることが好適である。
この場合、上記コンテンツ出力装置は、当該コンテンツ出力装置が出力しているコンテンツを出力する基となったコンテンツ識別情報を入力した上記ユーザを特定する出力コンテンツユーザ識別情報に応じて設定される優先度が上記受信したユーザ識別情報に応じて設定される優先度よりも低い場合に上記認証要求情報を上記認証装置へ送信し、一方、上記出力コンテンツユーザ識別情報に応じて設定される優先度が上記受信したユーザ識別情報に応じて設定される優先度よりも高い場合に上記認証要求情報を上記認証装置へ送信しないように構成されることが好適である。
これによれば、あるユーザによって入力されたコンテンツ識別情報に基づいてコンテンツを出力しているコンテンツ出力装置へ、他のユーザによって入力されたコンテンツ識別情報が送信された場合において、コンテンツ出力装置がいずれのコンテンツ識別情報に基づくコンテンツを優先的に出力するかを設定することができる。この結果、より多様なサービスの提供を実現することができる。
また、上記コンテンツ出力認証システムのいずれかのコンテンツ出力装置は、上記出力装置識別情報を記憶する出力装置識別情報記憶手段を備えるとともに、当該記憶している出力装置識別情報を上記認証要求情報に含まれる出力装置識別情報として用いるように構成されることが好適である。
一方、上記コンテンツ出力認証システムのいずれかの認証装置は、上記コンテンツ出力装置が上記コンテンツを出力することを許可すると決定した場合にそのコンテンツを表すコンテンツ情報を当該コンテンツ出力装置へ送信するように構成されることが好適である。
これによれば、コンテンツを送信するための装置を認証装置と独立して設ける場合よりも、コンテンツを配信する機能を有するコンテンツ出力認証システムを構築するために要するコストを低減することができる。
また、本発明の他の形態であるコンテンツ出力認証方法は、
コンテンツを特定するコンテンツ識別情報を含む認証要求情報を受信する認証要求受信工程と、当該受信した認証要求情報に基づいてコンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する認証工程と、を含む。
更に、上記認証要求情報は、上記コンテンツ出力装置を特定する出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報とコンテンツの出力を指示する指示元を特定する指示元識別情報とを含み、
上記コンテンツ出力認証方法は、更に、上記出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報と上記指示元識別情報とを対応付けた対応付情報を記憶手段に記憶させる対応付情報記憶処理工程を含み、
上記認証工程は、上記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報と、上記記憶されている対応付情報と、に基づいて上記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定するように構成される。
この場合、上記対応付情報は、出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組を表す組情報であり、
上記認証工程は、上記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組が、上記記憶されている組情報が表す出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組のいずれかと一致する場合に、上記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定するように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
認証装置に、コンテンツを特定するコンテンツ識別情報を含む認証要求情報を受信する認証要求受信手段と、当該受信した認証要求情報に基づいてコンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する認証手段と、を実現させるためのプログラムである。
更に、上記認証要求情報は、上記コンテンツ出力装置を特定する出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報とコンテンツの出力を指示する指示元を特定する指示元識別情報とを含む。
加えて、上記プログラムは、上記認証装置に、更に、
上記出力装置識別情報と上記コンテンツ識別情報と上記指示元識別情報とを対応付けた対応付情報を記憶手段に記憶させる対応付情報記憶処理手段を実現させる。
更に、上記認証手段は、上記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報と、上記記憶されている対応付情報と、に基づいて上記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定するように構成される。
この場合、上記対応付情報は、出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組を表す組情報であり、
上記認証手段は、上記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組が、上記記憶されている組情報が表す出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組のいずれかと一致する場合に、上記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定するように構成されることが好適である。
上述した構成を有する認証装置、コンテンツ出力装置、出力指示装置、コンテンツ出力認証方法、及び、プログラムの発明であっても、上記コンテンツ出力認証システムと同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明に係る、認証装置、コンテンツ出力装置、出力指示装置、コンテンツ出力認証システム、コンテンツ出力認証方法、及び、プログラムの各実施形態について図1〜図16を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1に示したように、第1実施形態に係るコンテンツ出力認証システム1は、出力指示装置10と、コンテンツ出力装置20と、認証装置30と、を含む。コンテンツ出力装置20と認証装置30とは、通信回線(例えば、インターネット回線)を介して互いに通信可能に接続されている。
各装置10,20,30は、中央処理装置(例えば、CPU)と、記憶手段としての記憶装置(例えば、メモリ、ハードディスク装置等)と、を備えている。各装置10,20,30は、記憶装置に記憶されている情報に基づいてCPUが所定のプログラムを実行することにより、図1に示した各手段の機能を実現する。
出力指示装置10は、コンテンツを特定するコンテンツ識別子(コンテンツ識別情報)を出力指示装置10のユーザが入力するための図示しない入力手段を備えている。更に、出力指示装置10は、出力指示装置識別子記憶手段(指示装置識別情報記憶手段)11と、出力指示送信手段12と、を有する。出力指示装置識別子記憶手段11は、出力指示装置10を特定する出力指示装置識別子(コンテンツの出力を指示する指示元を特定する指示元識別情報としての指示装置識別情報)をメモリに記憶させている。出力指示装置10を特定する出力指示装置識別子は、本明細書において、「指示装置#1」と表記される。
出力指示送信手段12は、コンテンツの出力を指示する旨を表す出力指示情報をコンテンツ出力装置20へ電磁波(例えば、赤外線)を介して送信する。この出力指示情報は、出力指示装置10のユーザにより入力手段を介して入力されたコンテンツ識別子と、出力指示装置識別子記憶手段11に記憶されている出力指示装置識別子と、を含む情報である。なお、出力指示装置10は、通信ケーブルを介して出力指示情報をコンテンツ出力装置20へ送信するように構成されていてもよい。
コンテンツ出力装置20は、コンテンツを出力する装置である。コンテンツは、例えば、音楽、音声、映像やゲーム等である。また、本明細書において、「コンテンツを出力する」ことは、「音楽、音声又は映像等を再生する」こと、並びに、「ゲーム等のプログラムを実行する」こと、に対応している。
コンテンツ出力装置20は、コンテンツを表すコンテンツ情報を記憶装置に予め記憶させている。なお、コンテンツ出力装置20は、コンテンツ情報を他の装置から受信してもよい。
また、コンテンツ出力装置20は、出力指示受信手段21と、コンテンツ出力装置識別子記憶手段(出力装置識別情報記憶手段)22と、認証要求送信手段23と、を有する。
出力指示受信手段21は、出力指示装置10からの出力指示情報を受信する。コンテンツ出力装置識別子記憶手段22は、コンテンツ出力装置20を特定するコンテンツ出力装置識別子(出力装置識別情報)をメモリに記憶させている。コンテンツ出力装置20を特定するコンテンツ出力装置識別子は、本明細書において、「コンテンツ出力装置#1」と表記される。
認証要求送信手段23は、コンテンツの出力の許可を要求する旨を表す認証要求情報を認証装置30へ送信する。この認証要求情報は、出力指示受信手段21が受信した出力指示情報に含まれるコンテンツ識別子及び出力指示装置識別子と、コンテンツ出力装置識別子記憶手段22に記憶されているコンテンツ出力装置識別子と、を含む情報である。
認証装置30は、認証要求受信手段31と、権限管理手段(対応付情報記憶手段、対応付情報記憶処理手段、対応付情報記憶処理工程)32と、認証手段33と、を有する。認証要求受信手段31は、コンテンツ出力装置20からの認証要求情報を受信する。
権限管理手段32は、コンテンツを出力するための権限を管理する権限情報を記憶している。権限情報は、コンテンツ出力装置識別子とコンテンツ識別子と出力指示装置識別子とを対応付けた対応付情報である。
この権限情報は、図2に示したように、下記の3つのテーブルを含む。第1のテーブルは、出力指示装置識別子とコンテンツ識別子とを対応付けた情報を複数含む(図2の(A)を参照)。第2のテーブルは、出力指示装置識別子とコンテンツ出力装置識別子とを対応付けた情報を複数含む(図2の(B)を参照)。第3のテーブルは、コンテンツ識別子とコンテンツ出力装置識別子とを対応付けた情報を複数含む(図2の(C)を参照)。
この権限情報の第3のテーブル(図2の(C))は、コンテンツ出力装置20の性能を表す性能情報に応じて設定されている。例えば、性能情報は、コンテンツ出力装置20の画面サイズ、解像度及び/又は最大出力等を表す情報である。
また、認証手段33は、権限管理手段32が記憶している権限情報と、認証要求受信手段31が受信した認証要求情報と、に基づいて、その認証要求情報に含まれるコンテンツ出力装置識別子により特定されるコンテンツ出力装置20がその認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する(認証処理を実行する)。
そして、認証手段33は、コンテンツの出力を許可すると決定した場合、出力の許可を表す認証結果情報(出力許可用認証結果情報)をコンテンツ出力装置20へ送信する。一方、認証手段33は、コンテンツの出力を禁止すると決定した場合、出力の禁止を表す認証結果情報(出力禁止用認証結果情報)をコンテンツ出力装置20へ送信する。
更に、コンテンツ出力装置20は、認証要求情報の送信に応じて出力許可用認証結果情報を受信すると、その認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力する。一方、コンテンツ出力装置20は、認証要求情報の送信に応じて出力禁止用認証結果情報を受信すると、その認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力しない。
次に、図3に示したシーケンス図を参照しながら第1実施形態の作動について説明する。
先ず、出力指示装置10のユーザがコンテンツ識別子を入力する。出力指示装置10は、コンテンツ識別子が入力されると、記憶装置に記憶されている出力指示装置識別子を取得する(ステップA1)。出力指示装置10は、入力されたコンテンツ識別子と、取得した出力指示装置識別子と、を含む出力指示情報を生成する。出力指示装置10は、生成した出力指示情報をコンテンツ出力装置20へ送信する(ステップA2)。
これにより、コンテンツ出力装置20は、出力指示装置10からの出力指示情報を受信する(ステップA3)。次いで、コンテンツ出力装置20は、記憶装置に記憶されているコンテンツ出力装置識別子を取得する(ステップA4)。そして、コンテンツ出力装置20は、受信した出力指示情報に含まれるコンテンツ識別子及び出力指示装置識別子と、取得したコンテンツ出力装置識別子と、を含む認証要求情報を生成する。コンテンツ出力装置20は、生成した認証要求情報を認証装置30へ送信する(ステップA5)。
これにより、認証装置30は、コンテンツ出力装置20からの認証要求情報を受信する(ステップA6、認証要求受信工程)。そして、認証装置30は、受信した認証要求情報と、記憶装置に記憶されている権限情報と、に基づいて後述するように認証処理を実行する(ステップA7、認証工程)。
ここで、認証装置30が実行する認証処理の作動について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図4のフローチャートに示したプログラムの処理が実行されることは、認証工程に対応している。
上述したように、図3のシーケンス図のステップA6において、認証装置30が受信した認証要求情報は、コンテンツ識別子、出力指示装置識別子及びコンテンツ出力装置識別子を含んでいる。
認証装置30は、認証処理の実行を開始すると、ステップB1にて、出力指示装置がコンテンツの出力権限を有するか否かを判定する。具体的には、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子及び出力指示装置識別子の組が、記憶装置内の権限情報が含む上記第1のテーブル(図2の(A))に含まれる情報が表す組のいずれかと一致している(即ち、出力指示装置がコンテンツの出力権限を有する)か否かを判定する。
次いで、認証装置30は、出力指示装置がコンテンツの出力権限を有すると判定した場合、ステップB1にて「Yes」と判定してステップB2に進む。そして、認証装置30は、出力指示装置がコンテンツ出力装置の使用権限を有するか否かを判定する。具体的には、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれる出力指示装置識別子及びコンテンツ出力装置識別子の組が、記憶装置内の権限情報が含む上記第2のテーブル(図2の(B))に含まれる情報が表す組のいずれかと一致している(即ち、出力指示装置がコンテンツ出力装置の使用権限を有する)か否かを判定する。
次いで、認証装置30は、出力指示装置がコンテンツ出力装置の使用権限を有すると判定した場合、ステップB2にて「Yes」と判定してステップB3に進む。そして、認証装置30は、コンテンツ出力装置がコンテンツの出力権限を有するか否かを判定する。具体的には、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれるコンテンツ出力装置識別子及びコンテンツ識別子の組が、記憶装置内の権限情報が含む上記第3のテーブル(図2の(C))に含まれる情報が表す組のいずれかと一致している(即ち、コンテンツ出力装置がコンテンツの出力権限を有する)か否かを判定する。
次いで、認証装置30は、コンテンツ出力装置がコンテンツの出力権限を有すると判定した場合、ステップB3にて「Yes」と判定してステップB4に進む。認証装置30は、ステップB4にて、出力許可用認証結果情報をコンテンツ出力装置20へ送信する。これにより、コンテンツ出力装置20は、認証要求情報の送信に応じて出力許可用認証結果情報を受信すると、その認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力する。
一方、認証装置30がステップB1〜ステップB3のうちの少なくとも1つのステップにて「No」と判定した場合、認証装置30は、ステップB5に進み、出力禁止用認証結果情報をコンテンツ出力装置20へ送信する。これにより、コンテンツ出力装置20は、認証要求情報の送信に応じて出力禁止用認証結果情報を受信すると、その認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力しない。
以上、説明したように、本発明によるコンテンツ出力認証システムの第1実施形態によれば、あるコンテンツの出力の可否を、出力装置識別情報とコンテンツ識別情報と指示元識別情報(本例では、出力指示装置10を特定する指示装置識別情報)との組毎に設定することができる。従って、例えば、出力するコンテンツが映画である場合に特定のコンテンツ出力装置20(例えば、所定の画面サイズ以上のディスプレイを有する装置)による出力を許可し、一方、そのコンテンツ出力装置20以外のコンテンツ出力装置20による出力を禁止するようにコンテンツ出力認証システム1(認証装置30に記憶されている権限情報)を設定することができる。この結果、特定のコンテンツ出力装置20以外のコンテンツ出力装置20が映画を出力することを防止することができる。
更に、上記第1実施形態によれば、出力指示装置10が複数存在する場合、あるコンテンツの出力の可否を出力指示装置10毎に設定することができる。即ち、あるコンテンツを表すコンテンツ識別情報を特定の出力指示装置10が送信することによりコンテンツ出力装置20がそのコンテンツを出力し、一方、その出力指示装置10以外の出力指示装置10が送信することによりコンテンツ出力装置20がそのコンテンツを出力しないように、認証装置30に記憶されている権限情報を設定することができる。この結果、特定の出力指示装置10以外の出力指示装置10があるコンテンツを出力させることを防止することができる。
次に、第1実施形態の第1変形例について説明を続ける。上記第1実施形態に係るコンテンツ出力認証システムにおいては、コンテンツ情報は、コンテンツ出力装置20に予め記憶されていた。一方、この第1変形例に係るコンテンツ出力認証システムにおいては、コンテンツ情報は、認証装置30がコンテンツ出力装置20によるコンテンツの出力を許可すると決定した場合にコンテンツサーバからコンテンツ出力装置20へ送信(配信)される。この第1変形例は、この点のみにおいて上記第1実施形態と相違している。従って、以下、係る相違点を中心として説明する。
この第1変形例に係るコンテンツ出力認証システム1は、図5に示したように、携帯電話端末(出力指示装置)10と、TV受信機(コンテンツ出力装置)20と、認証サーバ(認証装置)30と、コンテンツサーバ40と、を含む。TV受信機20、認証サーバ30及びコンテンツサーバ40は、通信回線(本例では、インターネット。LAN(Local Area Network)又はNGN(Next Generation Network)等であってもよい。)を介して互いに通信可能に接続されている。
携帯電話端末10は、メモリ(記憶装置)に、携帯電話端末の個体識別番号(出力指示装置識別子)を記憶させている。携帯電話端末10は、コンテンツ識別子と個体識別番号とを含む出力指示情報をTV受信機20へ赤外線を介して送信する。
TV受信機20は、携帯電話端末10からの出力指示情報を赤外線を介して受信する。TV受信機20は、メモリ(記憶装置)に、TV受信機の製造番号(コンテンツ出力装置識別子)を記憶させている。TV受信機20は、通信回線を介して認証要求情報を認証サーバ30へ送信する。認証要求情報は、出力指示情報に含まれるコンテンツ識別子及び個体識別番号とTV受信機の製造番号とを含む。
認証サーバ30は、通信回線を介してTV受信機20からの認証要求情報を受信する。認証サーバ30は、磁気記憶装置等の補助記憶装置に、権限情報を記憶させている。認証装置30は、記憶されている権限情報と、受信した認証要求情報と、に基づいて認証処理を実行する。
コンテンツサーバ40は、内蔵された又は接続された(外付けの)補助記憶装置に複数の映像(コンテンツ)を表すコンテンツ情報を記憶させている。コンテンツサーバ40は、認証サーバ30から出力許可用認証結果情報を受信すると、その出力許可用認証結果情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを表すコンテンツ情報を、通信回線を介してTV受信機20へ送信(配信)する。
この第1変形例における権限情報を図6に示す。この権限情報において、個体識別番号M000001を有する(個体識別番号M000001により特定される)携帯電話端末10(以下、携帯電話端末M000001とも表記する。)は、コンテンツ識別子C001により特定されるコンテンツ(以下、コンテンツC001とも表記する)、コンテンツC002及びコンテンツC003の出力が可能である。更に、携帯電話端末M000001は、TV受信機の製造番号TV001を有する(製造番号TV001により特定される)TV受信機20(以下、TV受信機TV001とも表記する。)及びTV受信機TV002を使用可能である。
また、携帯電話端末M000002は、コンテンツC001及びコンテンツC002の出力が可能であり、TV受信機TV002を使用可能である。
一方、コンテンツC001は、TV受信機TV001により出力可能であり、コンテンツC002及びコンテンツC003は、TV受信機TV001及びTV受信機TV002により出力可能である。
以下、携帯電話端末M000001からTV受信機TV001へ、コンテンツC001の出力を指示する場合について説明する。
携帯電話端末M000001は、メモリから個体識別番号M000001を取得し(読み出し)、コンテンツ識別子C001と個体識別番号M000001とを含む出力指示情報をTV受信機TV001へ送信する。
TV受信機TV001は、携帯電話端末M000001からコンテンツ識別子C001と個体識別番号M000001とを含む出力指示情報を受信する。TV受信機TV001は、メモリからTV受信機の識別子TV001を取得し、携帯電話端末M000001から受信した出力指示情報に含まれるコンテンツ識別子C001及び携帯電話端末の個体識別番号M000001と、TV受信機の製造番号TV001と、を含む認証要求情報を認証サーバ30へ送信する。
認証サーバ30は、TV受信機TV001からの認証要求情報を受信する。認証サーバ30は、受信した認証要求情報と、補助記憶装置に記憶されている権限情報と、に基づいて認証処理を実行する。
この第1変形例において、認証サーバ30は、認証処理を実行するために、図4のフローチャートのステップB4を、出力許可用認証結果情報をコンテンツサーバ40へ送信する処理に置換したプログラムを実行する。ここで、出力許可用認証結果情報は、認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子を含む情報である。
図6に示したように、この第1変形例においては、携帯電話端末M000001はコンテンツC001を出力可能であり、且つ、TV受信機TV001を使用可能である。更に、コンテンツC001は、TV受信機TV001により出力可能である。従って、認証サーバ30は、認証要求情報に応じて出力許可用認証結果情報をコンテンツサーバ40へ送信する(即ち、認証は受理される)。
コンテンツサーバ40は、出力許可用認証結果情報を受信すると、受信した出力許可用認証結果情報に含まれるコンテンツC001を表すコンテンツ情報をTV受信機TV001へ送信する(即ち、コンテンツC001を配信する)。これにより、TV受信機TV001は、このコンテンツ情報を受信し、受信したコンテンツC001を出力する。
一方、携帯電話端末M000002からTV受信機TV001へコンテンツC001の出力を指示した場合、携帯電話端末M000002はTV受信機TV001の使用権限がないため認証は棄却される。即ち、認証サーバ30は、認証要求情報に応じて出力禁止用認証結果情報をTV受信機TV001へ送信する。これにより、TV受信機TV001は、コンテンツC001が出力できない旨のメッセージを表示する。
このように、上記第1変形例によれば、上記第1実施形態と同様に、あるコンテンツの出力の可否を、TV受信機の製造番号とコンテンツ識別子と携帯電話端末の個体識別番号との組毎に設定することができる。
なお、この第1変形例においては、出力指示装置10は、携帯電話端末であったが、PHS(Personal Handy‐phone System)、スマートフォン又はリモートコントローラ等であってもよい。
また、携帯電話端末10は、出力指示装置識別子として携帯電話端末の個体識別番号を用いていたが、携帯電話端末の製造番号又は携帯電話端末のSIMカード(Subscriber Identity Module Card)のID番号等を用いていてもよい。
更に、この第1変形例においては、携帯電話端末10とTV受信機20とは、赤外線通信によって出力指示情報を授受するように構成されていたが、Bluetooth通信又は非接触IC通信等によって出力指示情報を授受するように構成されていてもよい。
また、認証サーバ30は、コンテンツサーバ40の機能を有していてもよい。即ち、認証サーバ30は、TV受信機20がコンテンツを出力することを許可すると決定した場合に、そのコンテンツを表すコンテンツ情報を含む出力許可用認証結果情報をTV受信機20へ送信するように構成されていてもよい。
これによれば、コンテンツを送信するためのコンテンツサーバを認証サーバと独立して設ける場合よりも、コンテンツを配信する機能を有するコンテンツ出力認証システムを構築するために要するコストを低減することができる。
次に、第1実施形態の第2変形例について説明を続ける。上記第1実施形態においては、指示元識別情報として出力指示装置を特定する出力指示装置識別子(出力指示装置識別情報)が用いられていた。一方、この第2変形例においては、指示元識別情報として、コンテンツ識別子を入力したユーザを特定するユーザ識別子(ユーザ識別情報)が用いられている。この第2変形例は、この点のみにおいて上記第1実施形態と相違している。従って、以下、係る相違点を中心として説明する。
この第2変形例においては、出力指示装置10は、記憶装置にユーザ識別子を記憶させている。なお、出力指示装置10は、ユーザ識別子が入力可能に構成されていてもよい。
また、認証装置30の記憶装置に記憶されている権限情報は、図7に示したように、下記の3つのテーブルを含む。第1のテーブルは、ユーザ識別子とコンテンツ識別子とを対応付けた情報を複数含む(図7の(A)を参照)。第2のテーブルは、ユーザ識別子とコンテンツ出力装置識別子とを対応付けた情報を複数含む(図7の(B)を参照)。第3のテーブルは、コンテンツ識別子とコンテンツ出力装置識別子とを対応付けた情報を複数含む(図7の(C)を参照)。
この第2変形例に係るコンテンツ出力認証システム1の作動の概要について説明する。
先ず、出力指示装置10は、記憶装置に記憶されているユーザ識別子と、入力されたコンテンツ識別子と、を含む出力指示情報をコンテンツ出力装置20へ送信する。
そして、コンテンツ出力装置20は、受信した出力指示情報に含まれるコンテンツ識別子及びユーザ識別子と、記憶装置に記憶されているコンテンツ出力装置識別子と、を含む認証要求情報を認証装置30へ送信する。
次いで、認証装置30は、コンテンツ出力装置20からの認証要求情報と、記憶装置に記憶されている権限情報と、に基づいて後述するように認証処理を実行する。
ここで、この第2変形例に係る認証装置30の認証処理に係る作動について図8のフローチャートを参照しながら説明する。上述したように、認証装置30が受信した認証要求情報は、コンテンツ識別子、ユーザ識別子及びコンテンツ出力装置識別子を含んでいる。
認証装置30は、認証処理の実行を開始すると、ステップC1にて、ユーザがコンテンツの出力権限を有するか否かを判定する。具体的には、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子及びユーザ識別子の組が、記憶装置内の権限情報が含む上記第1のテーブル(図7の(A))に含まれる情報が表す組のいずれかと一致している(即ち、ユーザがコンテンツの出力権限を有する)か否かを判定する。
次いで、認証装置30は、ユーザがコンテンツの出力権限を有すると判定した場合、ステップC1にて「Yes」と判定してステップC2に進む。そして、認証装置30は、ユーザがコンテンツ出力装置の使用権限を有するか否かを判定する。具体的には、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれるユーザ識別子及びコンテンツ出力装置識別子の組が、記憶装置内の権限情報が含む上記第2のテーブル(図7の(B))に含まれる情報が表す組のいずれかと一致している(即ち、ユーザがコンテンツ出力装置の使用権限を有する)か否かを判定する。
次いで、認証装置30は、ユーザがコンテンツ出力装置の使用権限を有すると判定した場合、ステップC2にて「Yes」と判定してステップC3に進む。そして、認証装置30は、コンテンツ出力装置がコンテンツの出力権限を有するか否かを判定する。具体的には、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれるコンテンツ出力装置識別子及びコンテンツ識別子の組が、記憶装置内の権限情報が含む上記第3のテーブル(図7の(C))に含まれる情報が表す組のいずれかと一致している(即ち、コンテンツ出力装置がコンテンツの出力権限を有する)か否かを判定する。
次いで、認証装置30は、コンテンツ出力装置がコンテンツの出力権限を有すると判定した場合、ステップC3にて「Yes」と判定してステップC4に進む。認証装置30は、ステップC4にて、出力許可用認証結果情報をコンテンツ出力装置20へ送信する。これにより、コンテンツ出力装置20は、認証要求情報の送信に応じて出力許可用認証結果情報を受信すると、その認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力する。
一方、認証装置30がステップC1〜ステップC3のいずれか1つのステップにて「No」と判定した場合、認証装置30は、ステップC5に進み、出力禁止用認証結果情報をコンテンツ出力装置20へ送信する。これにより、コンテンツ出力装置20は、認証要求情報の送信に応じて出力禁止用認証結果情報を受信すると、その認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力しない。
このように、第1実施形態の第2変形例によれば、コンテンツ出力認証システム1を使用するユーザが複数存在する場合、あるコンテンツの出力の可否をユーザ毎に設定することができる。即ち、あるコンテンツを表すコンテンツ識別情報が特定のユーザによって送信されることによりコンテンツ出力装置20がそのコンテンツを出力し、一方、そのユーザ以外のユーザによって送信されることによりコンテンツ出力装置20がそのコンテンツを出力しないように、認証装置30が記憶している権限情報を設定することができる。この結果、特定のユーザ以外のユーザがあるコンテンツを出力させることを防止することができる。
次に、第1実施形態の第3変形例について説明を続ける。上記第1実施形態においては、権限情報は、図2に示した3つのテーブルにより構成されていた。一方、この第3変形例においては、権限情報は、図9に示した下記の4つのテーブルにより構成されている。第3変形例は、この点のみにおいて上記第1実施形態と相違している。従って、以下、係る相違点を中心として説明する。
第1のテーブルは、出力指示装置識別子とユーザ識別子とを対応付けた情報を複数含む(図9の(A)を参照)。第2のテーブルは、ユーザ識別子とコンテンツ識別子とを対応付けた情報を複数含む(図9の(B)を参照)。第3のテーブルは、ユーザ識別子とコンテンツ出力装置識別子とを対応付けた情報を複数含む(図9の(C)を参照)。第4のテーブルは、コンテンツ識別子とコンテンツ出力装置識別子とを対応付けた情報を複数含む(図9の(D)を参照)。
即ち、第3変形例においては、出力指示装置識別子と、コンテンツ識別子及びコンテンツ出力装置識別子のそれぞれと、がユーザ識別子を媒介して対応付けられている、と言うことができる。
第3変形例に係る認証装置30は、認証処理を実行するために、図8のフローチャートにおけるステップC1の前に、下記の変換処理を加えたプログラムを実行する。この変換処理は、認証要求情報に含まれる出力指示装置識別子と、上記第1のテーブルと、に基づいてその出力指示装置識別子をユーザ識別子に変換する処理である。これにより、認証装置30は、以降のステップC1〜ステップC5を、上記第2変形例に係る認証装置30と同様に処理することができる。
なお、権限情報は、図10の(A)に示した1つのテーブルにより構成されていてもよい。このテーブルは、出力指示装置識別子とコンテンツ識別子とコンテンツ出力装置識別子との組を表す組情報を複数含む。この場合、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれるコンテンツ出力装置識別子、コンテンツ識別子及び出力指示装置識別子の組が、記憶されている組情報が表すコンテンツ出力装置識別子、コンテンツ識別子及び出力指示装置識別子の組のいずれかと一致する場合に、コンテンツ出力装置20がそのコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定する。
また、権限情報は、図10の(B)に示した1つのテーブルにより構成されていてもよい。このテーブルは、出力指示装置識別子とコンテンツ識別子とコンテンツ出力装置識別子と実行可否フラグとの組を表す組情報を複数含む。実行可否フラグは、実行可能(テーブルにおいては「可」と表記される)であること又は実行不能(テーブルにおいては「不可」と表記される)であることを表す情報である。この場合、認証装置30は、記憶されている組情報のうちの、受信した認証要求情報に含まれるコンテンツ出力装置識別子、コンテンツ識別子及び出力指示装置識別子を含む組情報に含まれる実行可否フラグを参照する。そして、認証装置30は、参照した実行可否フラグが実行可能であることを表す場合に、コンテンツ出力装置20がそのコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定する。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るコンテンツ出力認証システムについて説明する。第2実施形態に係るコンテンツ出力認証システムは、上記第1実施形態に係るコンテンツ出力認証システムに対して、ある出力指示装置10からの出力指示情報に基づいてコンテンツを出力しているコンテンツ出力装置20が他の出力指示装置10から出力指示情報を受信した場合にいずれの出力指示装置10からの出力指示情報に基づくコンテンツを優先的に出力するかを設定可能に構成されている点のみにおいて相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
この第2実施形態に係るコンテンツ出力装置20は、出力状態管理手段24を含む。出力状態管理手段24は、コンテンツの出力状態を表す出力状態情報を記憶装置に記憶させる。出力状態情報は、出力フラグと、出力コンテンツ識別子(出力コンテンツ識別情報)と、出力コンテンツ指示装置識別子(出力コンテンツ指示装置識別情報)と、出力位置情報と、を含む。
出力フラグは、コンテンツ出力装置20がコンテンツを出力しているか否かを表す情報である。出力コンテンツ識別子は、コンテンツ出力装置20が出力しているコンテンツを特定するコンテンツ識別子である。出力コンテンツ指示装置識別子は、コンテンツ出力装置20が出力しているコンテンツを出力する基となったコンテンツ識別子を送信した出力指示装置10を特定する出力コンテンツ指示装置識別子である。出力位置情報は、コンテンツ出力装置20が出力しているコンテンツの出力位置(例えば、音楽、音声又は映像の再生位置)を表す情報である。
認証要求送信手段23は、出力状態管理手段24により記憶されている出力状態情報を取得する。認証要求送信手段23は、取得した出力状態情報を認証要求情報に含ませて認証装置30へ送信する。
この第2実施形態においては、認証装置30の権限管理手段32により記憶されている権限情報は、図12に示したように下記の4つのテーブルを含む。第1のテーブル〜第3のテーブル(図12の(A)〜(C))は、第1実施形態に係る図2の(A)〜(C)に示したテーブルと同様である。第4のテーブルは、出力指示装置識別子と優先度とを対応付けた情報を複数含む(図12の(D)を参照)。
また、認証手段33は、受信した認証要求情報に含まれる出力状態情報に含まれる出力コンテンツ指示装置識別子と、上記第4のテーブルと、に基づいて、その出力コンテンツ指示装置識別子に応じて設定された優先度(第1の優先度)を取得する。更に、認証手段33は、受信した認証要求情報に含まれる指示装置識別子と、上記第4のテーブルと、に基づいて、その指示装置識別子に応じて設定された優先度(第2の優先度)を取得する。
そして、認証装置30は、取得した第1の優先度が取得した第2の優先度よりも低い場合に、受信した認証要求情報に含まれるコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツをコンテンツ出力装置20が出力することを許可すると決定する。一方、認証装置30は、取得した第1の優先度が取得した第2の優先度よりも高い場合に、受信した認証要求情報に含まれるコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツをコンテンツ出力装置20が出力することを禁止すると決定する。
なお、認証装置30は、第1の優先度が第2の優先度よりも低い場合にコンテンツの出力を禁止し、一方、第1の優先度が第2の優先度よりも高い場合にコンテンツの出力を許可するように構成されていてもよい。
次に、第2実施形態に係るコンテンツ出力認証システムの作動について、図13のシーケンス図を参照しながら説明する。
コンテンツ出力装置20は、出力状態情報を記憶装置から取得し(ステップA8)、取得した出力状態情報を含む認証要求情報を認証装置30へ送信する(ステップA5)。
ここで、認証装置30が実行する認証処理の作動について、図14のフローチャートを参照しながら説明する。
認証装置30は、認証処理の実行を開始すると、上記第1実施形態と同様に、出力指示装置がコンテンツの出力権限を有するか否か(ステップD1)、出力指示装置がコンテンツ出力装置の使用権限を有するか否か(ステップD2)、コンテンツ出力装置がコンテンツの出力権限を有するか否か、をそれぞれ順に判定する(ステップD3)。
認証装置30がステップD1〜ステップD3のすべてのステップにて「Yes」と判定した場合、認証装置30は、ステップD4に進み、コンテンツ出力装置20から受信した認証要求情報に含まれる出力状態情報に基づいてコンテンツ出力装置20がコンテンツを出力可能な状態にあるか否かを判定する。
具体的には、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれる出力状態情報に含まれる出力フラグが、コンテンツ出力装置20がコンテンツを出力していないことを表す場合、コンテンツ出力装置20がコンテンツを出力可能な状態にある(即ち、ステップD4にて「Yes」)と判定する。
一方、受信した認証要求情報に含まれる出力状態情報に含まれる出力フラグが、コンテンツ出力装置20がコンテンツを出力していることを表す場合、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれる出力状態情報に含まれる出力コンテンツ指示装置識別子と、記憶装置内の権限情報が含む上記第4のテーブル(図12の(D))と、に基づいて、その出力コンテンツ指示装置識別子に応じて設定された優先度(第1の優先度)を取得する。更に、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれる指示装置識別子と、上記第4のテーブルと、に基づいて、その指示装置識別子に応じて設定された優先度(第2の優先度)を取得する。
そして、認証装置30は、取得した第1の優先度が取得した第2の優先度よりも低い場合にコンテンツ出力装置20がコンテンツを出力可能な状態にある(即ち、ステップD4にて「Yes」)と判定し、一方、取得した第1の優先度が取得した第2の優先度よりも高い場合にコンテンツ出力装置20がコンテンツを出力不能な状態にある(即ち、ステップD4にて「No」)と判定する。
従って、例えば、(優先度として「200」が設定された)出力指示装置#1からの出力指示情報に基づいてコンテンツを出力しているコンテンツ出力装置20出力装置へ、(優先度として「50」が設定された)出力指示装置#2から出力指示情報が送信された場合、認証装置30は、ステップD4にて「No」と判定して、ステップD6に進む。
認証装置30は、ステップD6にて、出力禁止用認証結果情報をコンテンツ出力装置20へ送信する。これにより、コンテンツ出力装置20は、認証要求情報の送信に応じて出力禁止用認証結果情報を受信すると、その認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力しない。即ち、コンテンツ出力装置20は、出力指示装置#1からの出力指示情報に基づいて出力しているコンテンツの出力を継続する。
一方、(優先度として「50」が設定された)出力指示装置#2からの出力指示情報に基づいてコンテンツを出力しているコンテンツ出力装置20出力装置へ、(優先度として「200」が設定された)出力指示装置#1から出力指示情報が送信された場合、認証装置30は、ステップD4にて「Yes」と判定して、ステップD5に進む。
認証装置30は、ステップD5にて、出力許可用認証結果情報をコンテンツ出力装置20へ送信する。これにより、コンテンツ出力装置20は、認証要求情報の送信に応じて出力許可用認証結果情報を受信すると、その認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを出力する。即ち、コンテンツ出力装置20は、出力指示装置#2からの出力指示情報に基づいて出力しているコンテンツの出力を中止する。
以上、説明したように、本発明の第2実施形態に係るコンテンツ出力認証システムは、上記第1実施形態に係るコンテンツ出力認証システムによる効果に加えて、下記の効果を奏する。即ち、この第2実施形態に係るコンテンツ出力認証システムによれば、ある出力指示装置からのコンテンツ識別情報に基づいてコンテンツを出力しているコンテンツ出力装置へ、他の出力指示装置からコンテンツ識別情報が送信された場合において、コンテンツ出力装置が優先的に出力するコンテンツを設定することができる。この結果、より多様なサービスの提供を実現することができる。
なお、上記第2実施形態は、コンテンツ出力装置20が複数の出力指示装置10から出力指示情報を受信した場合において、いずれの出力指示装置10からの出力指示情報に基づくコンテンツを優先的に出力するかを、認証装置30が決定するように構成されていた。
ところで、上記第2実施形態は、コンテンツ出力装置20が複数の出力指示装置10から出力指示情報を受信した場合において、いずれの出力指示装置10からの出力指示情報に基づくコンテンツを優先的に出力するかを、コンテンツ出力装置20が決定するように構成されていてもよい。
この場合、コンテンツ出力装置20は、上記第4のテーブル(図12の(D))を記憶装置に予め記憶させる。更に、コンテンツ出力装置20は、記憶されている出力状態情報に含まれる出力コンテンツ指示装置識別子と、記憶装置内の上記第4のテーブル(図12の(D))と、に基づいて、その出力コンテンツ指示装置識別子に応じて設定された優先度(第1の優先度)を取得する。更に、コンテンツ出力装置20は、出力指示装置10から受信した出力指示情報に含まれる指示装置識別子と、上記第4のテーブルと、に基づいて、その指示装置識別子に応じて設定された優先度(第2の優先度)を取得する。
加えて、コンテンツ出力装置20は、取得した第1の優先度が取得した第2の優先度よりも低い場合に認証要求情報を認証装置30へ送信し、一方、取得した第1の優先度が取得した第2の優先度よりも高い場合に認証要求情報を認証装置30へ送信しない。
これによれば、上記第2実施形態と同様に、ある出力指示装置10からのコンテンツ識別子に基づいてコンテンツを出力しているコンテンツ出力装置20へ、他の出力指示装置10からコンテンツ識別子が送信された場合において、コンテンツ出力装置20が優先的に出力するコンテンツを設定することができる。この結果、より多様なサービスの提供を実現することができる。
また、上記第2実施形態においては、指示元識別情報として出力指示装置識別子(出力指示装置識別情報)が用いられていたが、コンテンツ識別子(コンテンツ識別情報)を入力したユーザを特定するユーザ識別子(ユーザ識別情報)が指示元識別情報として用いられていてもよい。
この場合、出力状態情報は、出力コンテンツユーザ識別子(出力コンテンツユーザ識別情報)を含むことが好適である。ここで、出力コンテンツユーザ識別子は、コンテンツ出力装置20が出力しているコンテンツを出力する基となったコンテンツ識別子を入力したユーザを特定する出力コンテンツユーザ識別子である。
更に、認証装置30は、この出力コンテンツユーザ識別子に基づいて、コンテンツ出力装置20が複数のユーザのそれぞれにより入力されたコンテンツ識別子を含む出力指示情報を受信した場合に、コンテンツ出力装置20が優先的に出力するコンテンツの基となる出力指示情報に含まれるコンテンツ識別子を入力したユーザを決定するように構成されることが好適である。
具体的には、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれる出力状態情報に含まれる出力コンテンツユーザ識別子と、記憶装置内の権限情報と、に基づいて、その出力コンテンツユーザ識別子に応じて設定された優先度(第1の優先度)を取得する。更に、認証装置30は、受信した認証要求情報に含まれるユーザ識別子と、上記権限情報と、に基づいて、そのユーザ識別子に応じて設定された優先度(第2の優先度)を取得する。
そして、認証装置30は、取得した第1の優先度が取得した第2の優先度よりも低い場合にコンテンツ出力装置20がコンテンツを出力可能な状態にあると判定し、一方、取得した第1の優先度が取得した第2の優先度よりも高い場合にコンテンツ出力装置20がコンテンツを出力不能な状態にあると判定する。
これによれば、あるユーザによって入力されたコンテンツ識別情報に基づいてコンテンツを出力しているコンテンツ出力装置20へ、他のユーザによって入力されたコンテンツ識別情報(を含む出力指示情報)が送信された場合において、コンテンツ出力装置20がいずれのコンテンツ識別情報に基づくコンテンツを優先的に出力するかを設定することができる。この結果、より多様なサービスの提供を実現することができる。
更に、この場合において、コンテンツ出力装置20が複数のユーザにより入力されたコンテンツ識別子を含む出力指示情報を受信した場合において、いずれのユーザからの出力指示情報に基づくコンテンツを優先的に出力するかを、コンテンツ出力装置20が決定するように構成されていてもよい。
次に、第2実施形態の第1変形例について説明を続ける。上記第2実施形態に係るコンテンツ出力認証システムにおいては、コンテンツ情報は、コンテンツ出力装置20に予め記憶されていた。一方、この第1変形例に係るコンテンツ出力認証システムにおいては、コンテンツ情報は、認証装置30がコンテンツ出力装置20によるコンテンツの出力を許可すると決定した場合にコンテンツサーバからコンテンツ出力装置20へ送信(配信)される。この第1変形例は、この点のみにおいて上記第2実施形態と相違している。従って、以下、係る相違点を中心として説明する。
この第1変形例に係るコンテンツ出力認証システム1は、図5に示したように、携帯電話端末(出力指示装置)10と、TV受信機(コンテンツ出力装置)20と、認証サーバ(認証装置)30と、コンテンツサーバ40と、を含む。TV受信機20、認証サーバ30及びコンテンツサーバ40は、通信回線(本例では、インターネット。LAN(Local Area Network)又はNGN(Next Generation Network)等であってもよい。)を介して互いに通信可能に接続されている。
携帯電話端末10は、メモリ(記憶装置)に、携帯電話端末の個体識別番号(出力指示装置識別子)を記憶させている。携帯電話端末10は、コンテンツ識別子と個体識別番号とを含む出力指示情報をTV受信機20へ赤外線を介して送信する。
TV受信機20は、携帯電話端末10からの出力指示情報を赤外線を介して受信する。TV受信機20は、メモリ(記憶装置)に、TV受信機の製造番号(コンテンツ出力装置識別子)を記憶させている。TV受信機20は、メモリに、コンテンツの出力状態を表す出力状態情報を記憶させている。TV受信機20は、通信回線を介して認証要求情報を認証サーバ30へ送信する。認証要求情報は、出力指示情報に含まれるコンテンツ識別子及び個体識別番号とTV受信機の製造番号と出力状態情報とを含む。
認証サーバ30は、通信回線を介してTV受信機20からの認証要求情報を受信する。認証サーバ30は、磁気記憶装置等の補助記憶装置に、権限情報を記憶させている。認証装置30は、記憶されている権限情報と、受信した認証要求情報と、に基づいて認証処理を実行する。
コンテンツサーバ40は、内蔵された又は接続された(外付けの)補助記憶装置に複数の映像(コンテンツ)を表すコンテンツ情報を記憶させている。コンテンツサーバ40は、認証サーバ30から出力許可用認証結果情報を受信すると、その出力許可用認証結果情報に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを表すコンテンツ情報を、通信回線を介してTV受信機20へ送信(配信)する。
この第1変形例における権限情報を図15に示す。この権限情報において、携帯電話端末M000001は、コンテンツC001、コンテンツC002及びコンテンツC003の出力が可能である。更に、携帯電話端末M000001は、TV受信機TV001及びTV受信機TV002を使用可能である。
また、携帯電話端末M000002は、コンテンツC001及びコンテンツC002の出力が可能であり、TV受信機TV002を使用可能である。
一方、コンテンツC001は、TV受信機TV001により出力可能であり、コンテンツC002及びコンテンツC003は、TV受信機TV001及びTV受信機TV002により出力可能である。
更に、携帯電話端末M000001には、優先度として「100」が設定されている。携帯電話端末M000002には、優先度として「50」が設定されている。
以下、携帯電話端末M000002からTV受信機TV002へ、コンテンツC002の出力を指示する場合について説明する。いま、TV受信機TV002がいずれのコンテンツも出力していない場合を想定して説明を続ける。
携帯電話端末M000002は、メモリから個体識別番号M000002を取得し(読み出し)、コンテンツ識別子C002と個体識別番号M000002とを含む出力指示情報をTV受信機TV002へ送信する。
TV受信機TV002は、携帯電話端末M000002からコンテンツ識別子C002と個体識別番号M000002とを含む出力指示情報を受信する。TV受信機TV002は、メモリからTV受信機の識別子TV002及び出力状態情報を取得し、携帯電話端末M000002から受信した出力指示情報に含まれるコンテンツ識別子C002及び携帯電話端末の個体識別番号M000002と、TV受信機の製造番号TV002及び出力状態情報と、を含む認証要求情報を認証サーバ30へ送信する。
この状態においては、出力状態情報は、TV受信機TV002がコンテンツを出力していないことを表す出力フラグを含む。
認証サーバ30は、TV受信機TV002からの認証要求情報を受信する。認証サーバ30は、受信した認証要求情報と、補助記憶装置に記憶されている権限情報と、に基づいて認証処理を実行する。
この第1変形例において、認証サーバ30は、認証処理を実行するために、図14のフローチャートのステップD5を、出力許可用認証結果情報をコンテンツサーバ40へ送信する処理に置換したプログラムを実行する。ここで、出力許可用認証結果情報は、認証要求情報に含まれるコンテンツ識別子を含む情報である。
図15に示したように、この第1変形例においては、携帯電話端末M000002はコンテンツC002を出力可能であり、且つ、TV受信機TV002を使用可能である。更に、コンテンツC002は、TV受信機TV002により出力可能である。加えて、出力状態情報は、TV受信機TV002がコンテンツを出力していないことを表す出力フラグを含む。従って、認証サーバ30は、認証要求情報に応じて出力許可用認証結果情報をコンテンツサーバ40へ送信する(即ち、認証は受理される)。
コンテンツサーバ40は、出力許可用認証結果情報を受信すると、受信した出力許可用認証結果情報に含まれるコンテンツC002を表すコンテンツ情報をTV受信機TV002へ送信する。これにより、TV受信機TV002は、このコンテンツ情報を受信し、受信したコンテンツC002を出力する。
次に、携帯電話端末M000002からの出力指示情報に基づいてコンテンツC002を出力しているTV受信機TV002へ、携帯電話端末M000001からコンテンツC003の出力を指示する場合について説明する。
この場合、上述した場合と同様に認証処理が実行される。上述したように、携帯電話端末M000002に応じて設定される優先度(「50」)は、携帯電話端末M000001に応じて設定される優先度(「100」)よりも低い。
従って、この場合においても、認証サーバ30は、携帯電話端末M000001からの認証要求情報に応じて出力許可用認証結果情報をコンテンツサーバ40へ送信する(即ち、認証は受理される)。
コンテンツサーバ40は、出力許可用認証結果情報を受信すると、受信した出力許可用認証結果情報に含まれるコンテンツC003を表すコンテンツ情報をTV受信機TV002へ送信する。これにより、TV受信機TV002は、このコンテンツ情報を受信し、受信したコンテンツC003を出力する。即ち、TV受信機TV002は、携帯電話端末M000002からの出力指示情報に基づいて出力しているコンテンツC002の出力を中止する。
このように、この第1変形例によれば、ある携帯電話端末らの出力指示情報(コンテンツ識別子)に基づいてコンテンツを出力しているTV受信機へ、他の携帯電話端末から出力指示情報が送信された場合において、TV受信機が優先的に出力するコンテンツを設定することができる。この結果、より多様なサービスの提供を実現することができる。
従って、例えば、ホテルのフロント等に設置されているTV受信機にて一般ユーザが映像を視聴中に、高額なサービス使用料を支払っている優先ユーザが割り込んで映像を視聴するサービス等を提供することができる。この場合、更に、上記コンテンツ出力認証システムは、TV受信機にて先に映像を視聴していた一般ユーザが、自身が携帯する携帯電話端末にてその映像の続きを視聴できるように構成されていてもよい。
なお、上記第2実施形態の第1変形例においては、優先度は携帯電話端末に応じて設定されていたが、図16に示したように、携帯電話端末とTV受信機との組に応じて設定されていてもよい。また、コンテンツに応じて設定されていてもよい。例えば、映画に応じて設定される優先度よりもニュースに応じて設定される優先度が高くされていてもよい。また、上記コンテンツ出力認証システムにおいて、自動車に搭載されたTV受信機が自動車の走行中に映像の出力を指示する出力指示情報を受信した場合には認証が棄却されるように構成されていてもよい。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記各実施形態は、出力指示装置10からの出力指示情報に応じてコンテンツ出力装置20が認証要求情報を認証装置30へ送信するように構成されていたが、出力指示装置10が認証要求情報を認証装置30へ直接送信するように構成されていてもよい。
また、上記各実施形態においては、出力指示装置10からコンテンツ出力装置20へ、出力指示情報が送信されるように構成されていたが、出力指示情報がコンテンツ出力装置20に直接入力されるように構成されていてもよい。この場合、コンテンツ出力認証システム1は、出力指示装置10を含まなくてもよい。
本発明は、コンテンツを出力する際に認証処理を実行するコンテンツ配信システム等に適用可能である。
本発明の第1実施形態に係るコンテンツ出力認証システムの概略構成を表す図である。 図1に示した認証装置に記憶されている権限情報を構成するテーブルである。 図1に示した出力指示装置、コンテンツ出力装置及び認証装置の作動の概略を示したシーケンス図である。 図1に示した認証装置が認証処理を実行するために実行するプログラムを示したフローチャートである。 第1実施形態の第1変形例に係るコンテンツ出力認証システムの概略構成を表す図である。 図5に示した認証サーバに記憶されている権限情報を構成するテーブルである。 第1実施形態の第2変形例に係る認証装置に記憶されている権限情報を構成するテーブルである。 第1実施形態の第2変形例に係る認証装置が認証処理を実行するために実行するプログラムを示したフローチャートである。 第1実施形態の第3変形例に係る認証装置に記憶されている権限情報を構成するテーブルである。 本発明に係る認証装置に記憶されている権限情報を構成するテーブルである。 本発明の第2実施形態に係るコンテンツ出力認証システムの概略構成を表す図である。 図11に示した認証装置に記憶されている権限情報を構成するテーブルである。 図11に示した出力指示装置、コンテンツ出力装置及び認証装置の作動の概略を示したシーケンス図である。 図11に示した認証装置が認証処理を実行するために実行するプログラムを示したフローチャートである。 第2実施形態の第1変形例に係る認証サーバに記憶されている権限情報を構成するテーブルである。 本発明に係る認証サーバに記憶されている権限情報を構成するテーブルである。
符号の説明
1 コンテンツ出力認証システム
10 出力指示装置(携帯電話端末)
11 出力指示装置識別子記憶手段
12 出力指示送信手段
20 コンテンツ出力装置(TV受信機)
21 出力指示受信手段
22 コンテンツ出力装置識別子記憶手段
23 認証要求送信手段
24 出力状態管理手段
30 認証装置(認証サーバ)
31 認証要求受信手段
32 権限管理手段
33 認証手段
40 コンテンツサーバ

Claims (22)

  1. コンテンツを出力するコンテンツ出力装置と、
    コンテンツを特定するコンテンツ識別情報を含む認証要求情報を受信する認証要求受信手段と、当該受信した認証要求情報に基づいて前記コンテンツ出力装置が当該認証要求情報に含まれる前記コンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する認証手段と、を備える認証装置と、
    を含むコンテンツ出力認証システムであって、
    前記認証要求情報は、前記コンテンツ出力装置を特定する出力装置識別情報と前記コンテンツ識別情報とコンテンツの出力を指示する指示元を特定する指示元識別情報とを含み、
    前記認証装置は、前記出力装置識別情報と前記コンテンツ識別情報と前記指示元識別情報とを対応付けた対応付情報を記憶する対応付情報記憶手段を備え、
    前記認証手段は、前記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報と、前記記憶されている対応付情報と、に基づいて前記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定するように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記対応付情報は、出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組を表す組情報であり、
    前記認証手段は、前記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組が、前記記憶されている組情報が表す出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組のいずれかと一致する場合に、前記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定するように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記対応付情報は、前記コンテンツ出力装置の性能を表す性能情報に応じて設定されたコンテンツ出力認証システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記コンテンツ出力装置は、前記認証要求情報を前記認証装置へ送信するように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  5. 請求項4に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記コンテンツ識別情報を送信する出力指示装置を備え、
    前記コンテンツ出力装置は、前記出力指示装置からの前記コンテンツ識別情報を受信するとともに、当該受信したコンテンツ識別情報を前記認証要求情報に含まれるコンテンツ識別情報として用いるように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  6. 請求項5に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記指示元識別情報は、前記出力指示装置を特定する指示装置識別情報であるコンテンツ出力認証システム。
  7. 請求項6に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記コンテンツ出力装置は、当該コンテンツ出力装置が出力しているコンテンツを出力する基となったコンテンツ識別情報を送信した前記出力指示装置を特定する出力コンテンツ指示装置識別情報を送信するように構成され、
    前記認証装置は、前記コンテンツ出力装置からの前記出力コンテンツ指示装置識別情報を受信するとともに、当該受信した出力コンテンツ指示装置識別情報に応じて設定される優先度が前記受信した認証要求情報に含まれる指示装置識別情報に応じて設定される優先度よりも低い場合に、前記コンテンツ出力装置がその認証要求情報に含まれるコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定するように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  8. 請求項6に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記出力指示装置は、前記指示装置識別情報を記憶する指示装置識別情報記憶手段を備えるとともに、当該記憶している指示装置識別情報を送信するように構成され、
    前記コンテンツ出力装置は、前記出力指示装置からの前記指示装置識別情報を受信するとともに、当該受信した指示装置識別情報を前記認証要求情報に含まれる指示装置識別情報として用いるように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  9. 請求項8に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記コンテンツ出力装置は、当該コンテンツ出力装置が出力しているコンテンツを出力する基となったコンテンツ識別情報を送信した前記出力指示装置を特定する出力コンテンツ指示装置識別情報に応じて設定される優先度が前記受信した指示装置識別情報に応じて設定される優先度よりも低い場合に前記認証要求情報を前記認証装置へ送信し、一方、前記出力コンテンツ指示装置識別情報に応じて設定される優先度が前記受信した指示装置識別情報に応じて設定される優先度よりも高い場合に前記認証要求情報を前記認証装置へ送信しないように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  10. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記指示元識別情報は、前記コンテンツ識別情報を入力したユーザを特定するユーザ識別情報であるコンテンツ出力認証システム。
  11. 請求項10に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記コンテンツ出力装置は、当該コンテンツ出力装置が出力しているコンテンツを出力する基となったコンテンツ識別情報を入力した前記ユーザを特定する出力コンテンツユーザ識別情報を送信するように構成され、
    前記認証装置は、前記コンテンツ出力装置からの前記出力コンテンツユーザ識別情報を受信するとともに、当該受信した出力コンテンツユーザ識別情報に応じて設定される優先度が前記受信した認証要求情報に含まれるユーザ識別情報に応じて設定される優先度よりも低い場合に、前記コンテンツ出力装置がその認証要求情報に含まれるコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定するように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  12. 請求項10に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記出力指示装置は、前記ユーザ識別情報を送信するように構成され、
    前記コンテンツ出力装置は、前記出力指示装置からの前記ユーザ識別情報を受信するとともに、当該受信したユーザ識別情報を前記認証要求情報に含まれるユーザ識別情報として用いるように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  13. 請求項12に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記コンテンツ出力装置は、当該コンテンツ出力装置が出力しているコンテンツを出力する基となったコンテンツ識別情報を入力した前記ユーザを特定する出力コンテンツユーザ識別情報に応じて設定される優先度が前記受信したユーザ識別情報に応じて設定される優先度よりも低い場合に前記認証要求情報を前記認証装置へ送信し、一方、前記出力コンテンツユーザ識別情報に応じて設定される優先度が前記受信したユーザ識別情報に応じて設定される優先度よりも高い場合に前記認証要求情報を前記認証装置へ送信しないように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記コンテンツ出力装置は、前記出力装置識別情報を記憶する出力装置識別情報記憶手段を備えるとともに、当該記憶している出力装置識別情報を前記認証要求情報に含まれる出力装置識別情報として用いるように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載のコンテンツ出力認証システムであって、
    前記認証装置は、前記コンテンツ出力装置が前記コンテンツを出力することを許可すると決定した場合にそのコンテンツを表すコンテンツ情報を当該コンテンツ出力装置へ送信するように構成されたコンテンツ出力認証システム。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載のコンテンツ出力認証システムに含まれる出力指示装置。
  17. 請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載のコンテンツ出力認証システムに含まれるコンテンツ出力装置。
  18. 請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載のコンテンツ出力認証システムに含まれる認証装置。
  19. コンテンツを特定するコンテンツ識別情報を含む認証要求情報を受信する認証要求受信工程と、当該受信した認証要求情報に基づいてコンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する認証工程と、を含むコンテンツ出力認証方法であって、
    前記認証要求情報は、前記コンテンツ出力装置を特定する出力装置識別情報と前記コンテンツ識別情報とコンテンツの出力を指示する指示元を特定する指示元識別情報とを含み、
    前記コンテンツ出力認証方法は、更に、前記出力装置識別情報と前記コンテンツ識別情報と前記指示元識別情報とを対応付けた対応付情報を記憶手段に記憶させる対応付情報記憶処理工程を含み、
    前記認証工程は、前記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報と、前記記憶されている対応付情報と、に基づいて前記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定するように構成されたコンテンツ出力認証方法。
  20. 請求項19に記載のコンテンツ出力認証方法であって、
    前記対応付情報は、出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組を表す組情報であり、
    前記認証工程は、前記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組が、前記記憶されている組情報が表す出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組のいずれかと一致する場合に、前記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定するように構成されたコンテンツ出力認証方法。
  21. 認証装置に、コンテンツを特定するコンテンツ識別情報を含む認証要求情報を受信する認証要求受信手段と、当該受信した認証要求情報に基づいてコンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定する認証手段と、を実現させるためのプログラムであって、
    前記認証要求情報は、前記コンテンツ出力装置を特定する出力装置識別情報と前記コンテンツ識別情報とコンテンツの出力を指示する指示元を特定する指示元識別情報とを含み、
    前記認証装置に、更に、
    前記出力装置識別情報と前記コンテンツ識別情報と前記指示元識別情報とを対応付けた対応付情報を記憶手段に記憶させる対応付情報記憶処理手段を実現させるとともに、
    前記認証手段は、前記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報と、前記記憶されている対応付情報と、に基づいて前記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可するか否かを決定するように構成されたプログラム。
  22. 請求項21に記載のプログラムであって、
    前記対応付情報は、出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組を表す組情報であり、
    前記認証手段は、前記受信した認証要求情報に含まれる出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組が、前記記憶されている組情報が表す出力装置識別情報、コンテンツ識別情報及び指示元識別情報の組のいずれかと一致する場合に、前記コンテンツ出力装置がそのコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを出力することを許可すると決定するように構成されたプログラム。
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