JP2009175848A - ドライブレコーダ装置、ドライブレコード方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
ドライブレコーダ装置、ドライブレコード方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009175848A JP2009175848A JP2008011515A JP2008011515A JP2009175848A JP 2009175848 A JP2009175848 A JP 2009175848A JP 2008011515 A JP2008011515 A JP 2008011515A JP 2008011515 A JP2008011515 A JP 2008011515A JP 2009175848 A JP2009175848 A JP 2009175848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- image
- image data
- compression rate
- compressed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Abstract
【課題】鮮明な画像が得られると共に、記録装置の容量の増大化を抑えたドライブレコーダ装置、ドライブレコード方法、プログラム、及び記録媒を提供する。
【解決手段】車両に搭載され走行車両を撮影する撮影手段と、該撮影手段により撮影した画像を保存する保存手段とを備えたドライブレコーダ装置において、前記撮影手段により撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存するように制御する制御手段を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】車両に搭載され走行車両を撮影する撮影手段と、該撮影手段により撮影した画像を保存する保存手段とを備えたドライブレコーダ装置において、前記撮影手段により撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存するように制御する制御手段を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、ドライブレコーダ装置、ドライブレコード方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
車両に搭載され事故状況を撮影するためのドライブレコーダ装置が開発されている。
しかし、ドライブレコーダ装置は、画像が不鮮明なものが多い。これは、撮像するカメラの性能に起因する。この場合、ナンバープレートの番号が判断できないことによる裁判における証拠能力が不十分となったり、保険の支払い条件不備となったりするなどの問題がある。
近年、カメラの性能が向上し、画像が鮮明なドライブレコーダも開発されてきているが、画像が鮮明になればなるほど保存する情報量が非常に多くなり、記録装置が増大化することが問題となる。
しかし、ドライブレコーダ装置は、画像が不鮮明なものが多い。これは、撮像するカメラの性能に起因する。この場合、ナンバープレートの番号が判断できないことによる裁判における証拠能力が不十分となったり、保険の支払い条件不備となったりするなどの問題がある。
近年、カメラの性能が向上し、画像が鮮明なドライブレコーダも開発されてきているが、画像が鮮明になればなるほど保存する情報量が非常に多くなり、記録装置が増大化することが問題となる。
これらの問題を解決するため種々の提案が行われている。関連する技術として特許文献1〜4が挙げられる。
特許文献1の人物画像圧縮装置は、「人物を含む画像を圧縮処理する人物画像圧縮装置であって、撮像カメラで撮像された画像のなかから人物画像の領域を抽出して当該人物画像の領域を関心領域として決定する領域決定手段と、全体の画像のうち領域決定手段で決定された関心領域のみを所定の低圧縮率に設定するとともに、全体の画像のうち関心領域を除く領域を所定の高圧縮率に設定して画像圧縮処理を行う圧縮部と」で構成されており、以下のように動作する。
特許文献1の人物画像圧縮装置は、「人物を含む画像を圧縮処理する人物画像圧縮装置であって、撮像カメラで撮像された画像のなかから人物画像の領域を抽出して当該人物画像の領域を関心領域として決定する領域決定手段と、全体の画像のうち領域決定手段で決定された関心領域のみを所定の低圧縮率に設定するとともに、全体の画像のうち関心領域を除く領域を所定の高圧縮率に設定して画像圧縮処理を行う圧縮部と」で構成されており、以下のように動作する。
この人物像圧縮装置によれば、撮像カメラで撮像された画像のなかから領域決定手段により人物画像の領域を抽出して当該人物画像の領域を関心領域として決定し、圧縮部において、全体の画像のうち関心領域の圧縮率を低く抑えることで画質を高く保つ一方、全体の画像のうち関心領域を除く領域を所定の高圧縮率に設定して画像圧縮処理を行うようにしているので、中心となる人物画像を高画質にしながらも、全体として圧縮率を高めて圧縮処理後の画像の全体容量を低減でき、例えば、ネットワークを通じた配信や録媒体への記録において、全体として低ビットレートのデータ伝送を効率よく実行できるとしている。
特許文献2の画像処理装置は、「入力された画像データの所定のライン数を記憶する第1ラインバッファと、第1ラインバッファに記憶された画像データを読み出す順序を制御して、入力された画像データを所定サイズのブロックに分割する画像分割手段と、分割された画像データをブロック毎に圧縮してブロック毎に圧縮データを生成する圧縮手段と、圧縮データを記憶する圧縮データ記憶手段と、圧縮データ記憶手段に記憶された圧縮データの記憶先アドレスを記憶するアドレス記憶手段と、指定された回転角度に応じて設定されるアドレス記憶手段に記憶されたアドレス順序に基づいて圧縮データを順次切替えながら読み出す圧縮データ切替手段と、圧縮データを伸長して伸長データを生成する伸長手段と、伸長後に生成される少なくとも1ラインの伸長データを記憶可能な第2ラインバッファと」で構成されており、以下のように動作する。
この画像処理装置によれば、入力された画像データを記憶し、画像分割手段により画像データを読み出す順序を制御して当該画像データを所定サイズのブロックに分割し、圧縮手段により分割された画像データをブロック毎に圧縮してブロック毎に圧縮データを生成・記憶するとともに、圧縮データの記憶先アドレスを記憶する。圧縮データ切替手段により、指定された回転角度に応じて設定されるアドレスに基づいて圧縮データを順次切替えながら読み出し、伸張手段により圧縮データを伸長して伸長データを生成し、伸張後に生成される少なくとも1ラインの伸長データを記憶する。そして、少なくとも1ラインの伸長データがそろった時点でデータを順次出力装置等へ出力するとしている。
特許文献3の移動体用撮像装置は、「方向指示器を備えた移動体に取付けられる移動体用撮像装置であって、外景を撮影するカメラと、方向指示器の状態と移動体の走行速度に基づいてカメラの撮影方向が追従すべき目標方向を設定する目標方向設定部と、目標方向に応じて前記カメラの撮影方向を制御する撮影方向制御部と」で構成されており、以下のように動作する。
この移動体用撮像装置によれば、方向指示器を備えた移動体に取付けられるものであって、外景を撮影するカメラと、そのカメラの撮影方向が追従すべき目標方向を設定する目標方向設定部と、その目標方向に応じてカメラの撮影方向を制御する撮影方向制御部と、を備えている。目標方向設定部は、方向指示器の状態や移動体の走行速度に基づいて、より有用な映像情報の取得を可能ならしめる目標方向を設定する。更に、移動体のステアリング角度や移動体の現在地情報、周辺地図情報をも参照して最適な目標方向を設定するとしている。
特許文献4の監視装置は、「車両が通過する監視領域を撮影した撮影画像に基づいて、監視領域を通過する車両のナンバープレートが特定の条件を満たした特定ナンバープレートであるか否かを判別する判別手段と、撮影画像を圧縮する画像圧縮手段とを備え、画像圧縮手段は、判別手段が特定ナンバープレートであると判別してから所定期間中の撮影画像を、当該所定期間中でないときの撮影画像よりも低い圧縮率で圧縮する」ように構成されており、以下のように動作する。
この監視装置によれば、特定ナンバープレートの車両の撮影画像は、特定ナンバープレートでない車両の撮影画像よりも、低い圧縮率にしたがって圧縮される。これにより、画像データ量を低減させつつ、特定ナンバープレートの車両について精細な画像を得ることができるとしている。
特開2001−145101号公報
特開2002−125116号公報
特開2006−295676号公報
特開2007−72788号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術は、人物という特定の領域のみ監視するので、走行車両の検出を行うのは不向きである。
特許文献2に記載の技術は、バッファメモリの容量削減を行うものであり、走行車両のナンバープレートの検出を行う場合には不向きである。
特許文献3に記載の技術は、センサなどの情報により、カメラの向きを変えるものであり、画像の鮮明さと記録装置の容量の増大化の問題を解決することは期待できない。
特許文献4に記載の技術は、光や赤外線の照射によりナンバープレートを認識したり、圧縮率を変化させたりするが、画像の鮮明さと記録装置の容量の増大化の問題を解決することは期待できない。
特許文献2に記載の技術は、バッファメモリの容量削減を行うものであり、走行車両のナンバープレートの検出を行う場合には不向きである。
特許文献3に記載の技術は、センサなどの情報により、カメラの向きを変えるものであり、画像の鮮明さと記録装置の容量の増大化の問題を解決することは期待できない。
特許文献4に記載の技術は、光や赤外線の照射によりナンバープレートを認識したり、圧縮率を変化させたりするが、画像の鮮明さと記録装置の容量の増大化の問題を解決することは期待できない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決するため、鮮明な画像が得られると共に、記録装置の容量の増大化を抑えたドライブレコーダ装置、ドライブレコード方法、プログラム、及び記録媒を提供することにある。
本発明の装置は、車両に搭載され走行車両を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影した画像を保存する保存手段とを備えたドライブレコーダ装置において、撮影手段により撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明の方法は、走行車両を撮影し、撮影した画像を保存するドライブレコード方法において、撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、撮影手段が走行車両を撮影する処理、保存手段が撮影した画像を保存する処理を実行させるプログラムにおいて、記コンピュータに、撮影手段により撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存するように制御する処理を実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、上記プログラムを記録したことを特徴とする。
本発明の方法は、走行車両を撮影し、撮影した画像を保存するドライブレコード方法において、撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、撮影手段が走行車両を撮影する処理、保存手段が撮影した画像を保存する処理を実行させるプログラムにおいて、記コンピュータに、撮影手段により撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存するように制御する処理を実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、上記プログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、走行車両を撮影し、撮影した画像を保存する際に、撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存することにより、事故記録として重要でない部位の画像品質は低下するものの自己記録として重要となる部位の画像品質は維持することができる。この結果、鮮明な画像が得られると共に、記録装置の容量の増大化を抑えることができる。
本発明は、事故記録として重要となる部位の画像情報の品質劣化を最小限に抑えつつ、記憶容量を効率的に削減することを可能とするものである。
本発明に係るドライブレコーダ装置の一実施の形態は、車両に搭載され走行車両を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影した画像を保存する保存手段とを備えたドライブレコーダ装置において、撮影手段により撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、走行車両を撮影し、撮影した画像を保存する際に、撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存することにより、事故記録として重要でない部位の画像品質は低下するものの自己記録として重要となる部位の画像品質は維持することができる。この結果、鮮明な画像が得られると共に、記録装置の容量の増大化を抑えることができる。
本発明に係るドライブレコーダ装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、制御手段は、撮影手段により撮影した画像データにチェックデータ部分が有るか否かを検出する検出手段と、検出手段により検出されたチェックデータ部分をチェックするチェック手段と、画像データを圧縮する際にチェックデータ部分をチェックデータ部分以外の部分より低い圧縮率で圧縮する圧縮手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係るドライブレコーダ装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、制御手段は、撮影手段により撮影した画像データを複数のブロックに分割する分割手段と、分割手段により分割されたブロックに対し段階的に重みを付与する付与手段とを備え、重みが大きいほど低い圧縮率で圧縮することを特徴とする。
本発明に係るドライブレコーダ装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、制御手段は、操舵状況を検出する操舵状況検出手段と、方向指示器点滅状況を検出する点滅状況検出手段とを備え、操舵状況及び点滅状況の情報に基づいて直進時であると判断した場合には、画像データの中央及び中央下方のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする。
本発明に係るドライブレコーダ装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、制御手段は、操舵状況を検出する操舵状況検出手段と、方向指示器点滅状況を検出する点滅状況検出手段とを備え、操舵状況及び点滅状況の情報に基づいて右左折時であると判断した場合には、画像データの左側を右側より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする。
本発明に係るドライブレコーダ装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、撮影手段が全方位を撮影する複数のカメラからなり、制御手段は、所定の速度より速い速度で接近する物体のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする。
本発明に係るドライブレコーダ装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、チェックデータ部分は、走行車両のナンバープレート、信号機、壁であることを特徴とする。
本発明に係るドライブレコード方法の一実施の形態は、走行車両を撮影し、撮影した画像を保存するドライブレコード方法において、撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存することを特徴とする。
上記構成によれば、走行車両を撮影し、撮影した画像を保存する際に、撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存することにより、事故記録として重要でない部位の画像品質は低下するものの自己記録として重要となる部位の画像品質は維持することができる。この結果、鮮明な画像が得られると共に、記録装置の容量の増大化を抑えることができる。
本発明に係るドライブレコード方法の他の実施の形態は、上記構成に加え、撮影した画像データにチェックデータ部分が有るか否かを検出し、検出されたチェックデータ部分をチェックし、画像データを圧縮する際にチェックデータ部分をチェックデータ部分以外の部分より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする。
本発明に係るドライブレコード方法の他の実施の形態は、上記構成に加え、撮影した画像データを複数のブロックに分割し、分割されたブロックに対し段階的に重みを付与し、重みが大きいほど低い圧縮率で圧縮することを特徴とする。
本発明に係るドライブレコード方法の他の実施の形態は、上記構成に加え、操舵状況及び方向指示器の点滅状況の情報に基づいて直進時であると判断した場合には、画像データの中央及び中央下方のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする。
本発明に係るドライブレコード方法の他の実施の形態は、上記構成に加え、操舵状況及び方向指示器の点滅状況の情報に基づいて右左折時であると判断した場合には、画像データの左側を右側より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする。
本発明に係るドライブレコード方法の他の実施の形態は、上記構成に加え、全方位撮影し、得られた画像データに対し所定の速度より速い速度で接近する物体のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする。
<プログラム及び記憶媒体>
以上で説明した本発明のドライブレコーダ装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。
以上で説明した本発明のドライブレコーダ装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明に係るプログラムの一実施の形態は、コンピュータに、撮影手段が走行車両を撮影する処理、保存手段が撮影した画像を保存する処理を実行させるプログラムにおいて、コンピュータに、撮影手段により撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存するように制御する処理を実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、走行車両を撮影し、撮影した画像を保存する際に、撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存することにより、事故記録として重要でない部位の画像品質は低下するものの自己記録として重要となる部位の画像品質は維持することができる。この結果、鮮明な画像が得られると共に、記録装置の容量の増大化を抑えることができる。
本発明に係るプログラムの他の実施の形態は、上記構成に加え、コンピュータに、撮影手段により撮影した画像データにチェックデータ部分が有るか否かを検出する処理と、検出手段により検出されたチェックデータ部分をチェックする処理と、画像データを圧縮する際にチェックデータ部分をチェックデータ部分以外の部分より低い圧縮率で圧縮する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムの他の実施の形態は、上記構成に加え、コンピュータに、撮影手段により撮影した画像データを複数のブロックに分割する処理と、分割手段により分割されたブロックに対し段階的に重みを付与する処理とを実行させる際に、重みが大きいほど低い圧縮率で圧縮する処理を実行させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムの他の実施の形態は、上記構成に加え、コンピュータに、操舵状況を検出する処理と、方向指示器点滅状況を検出する処理とを実行させる際に、操舵状況及び点滅状況の情報に基づいて直進時であると判断した場合には、画像データの中央及び中央下方のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮する処理を実行させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムの他の実施の形態は、上記構成に加え、コンピュータに、操舵状況を検出する処理、方向指示器点滅状況を検出する処理とを実行させる際に、操舵状況及び点滅状況の情報に基づいて右左折時であると判断した場合には、画像データの左側を右側より低い圧縮率で圧縮する処理を実行させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムの他の実施の形態は、上記構成に加え、コンピュータに、撮影手段が全方位撮影する処理、得られた画像データに対し所定の速度より速い速度で接近する物体のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮する処理を実行させることを特徴とする。
これにより、プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明のドライブレコーダ装置を実現することができる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
ここで、記録媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリが挙げられる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
ここで、記録媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリが挙げられる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
次に本発明に係るドライブレコード方法を適用したドライブレコーダ装置の一実施例について述べる。
図1は、本発明に係るドライブレコーダ装置の一実施例を示すブロック図である。
同図に示すドライバレコーダ装置は、主にセンサ1と、車内LAN2と、撮像部3と、ドライブレコーダ本体5とで構成されており、外部入力4が入力されるようになっている。
ドライブレコーダ本体5は、データ処理部51と、データ保持部52と、記憶部53とで構成されている。
ドライブレコーダ本体5内部のデータ処理部51は、車載カメラなど車外の画像を入手する撮像部3から詳細画像を受け取る。受け取った画像データを、外部入力4やセンサ1・車内LAN2を通じて得られるデータ保持部52の情報により重要度を考慮し、画像内の特定部位毎に画質を変えて画像圧縮処理を実施し、記憶部53に記録する。このように画像内の特定部位の重要度により動的に画像圧縮率を変更することによって、効率的に情報量を抑えた画像記録を実現することが可能となる。このとき、画像圧縮は特定の方式に限定されるものではなく、例えばJPEG2000等の既存の画像圧縮手段を用いて実現される。
図1は、本発明に係るドライブレコーダ装置の一実施例を示すブロック図である。
同図に示すドライバレコーダ装置は、主にセンサ1と、車内LAN2と、撮像部3と、ドライブレコーダ本体5とで構成されており、外部入力4が入力されるようになっている。
ドライブレコーダ本体5は、データ処理部51と、データ保持部52と、記憶部53とで構成されている。
ドライブレコーダ本体5内部のデータ処理部51は、車載カメラなど車外の画像を入手する撮像部3から詳細画像を受け取る。受け取った画像データを、外部入力4やセンサ1・車内LAN2を通じて得られるデータ保持部52の情報により重要度を考慮し、画像内の特定部位毎に画質を変えて画像圧縮処理を実施し、記憶部53に記録する。このように画像内の特定部位の重要度により動的に画像圧縮率を変更することによって、効率的に情報量を抑えた画像記録を実現することが可能となる。このとき、画像圧縮は特定の方式に限定されるものではなく、例えばJPEG2000等の既存の画像圧縮手段を用いて実現される。
次に、本発明の実施例の構成について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明に係るドライブレコーダ装置の詳細なブロック図である。
図2を参照すると、本ドライブレコーダ装置は、撮像部3と、外部入力4と、ドライブレコーダ本体5とから構成されている。
撮像部3は車載カメラであり、ドライブレコーダ本体に車外の画像データを出力する。
ドライブレコーダ本体5は、データ処理部51とデータ保持部52、記憶部53を含む。これらの手段についてそれぞれ記述する。
データ保持部52は、チェックデータ521を含む。
図2は、本発明に係るドライブレコーダ装置の詳細なブロック図である。
図2を参照すると、本ドライブレコーダ装置は、撮像部3と、外部入力4と、ドライブレコーダ本体5とから構成されている。
撮像部3は車載カメラであり、ドライブレコーダ本体に車外の画像データを出力する。
ドライブレコーダ本体5は、データ処理部51とデータ保持部52、記憶部53を含む。これらの手段についてそれぞれ記述する。
データ保持部52は、チェックデータ521を含む。
これらの手段はそれぞれ概略つぎのように動作する。
チェックデータ521は、外部入力4によって外部から設定され、画像中における特定の物体や特定の位置を示す情報であり、このチェックデータ521は、データ処理部51の画像チェック511に用いられる。
データ処理部51は、画像チェック511、画像圧縮処理512を含む。
チェックデータ521は、外部入力4によって外部から設定され、画像中における特定の物体や特定の位置を示す情報であり、このチェックデータ521は、データ処理部51の画像チェック511に用いられる。
データ処理部51は、画像チェック511、画像圧縮処理512を含む。
これらの手段はそれぞれ概略つぎのように動作する。
画像チェック511は、データ保持部52のチェックデータ521を用いて、画像データがチェックデータを含むか否かをチェックする。
画像圧縮処理512は、画像チェック511でチェックしたチェックデータがあれば、その部分を低圧縮率で圧縮し、チェックデータ以外の部分は高圧縮率で圧縮する。
記憶部53は、画像圧縮処理512で圧縮した画像データを保存する。
画像チェック511は、データ保持部52のチェックデータ521を用いて、画像データがチェックデータを含むか否かをチェックする。
画像圧縮処理512は、画像チェック511でチェックしたチェックデータがあれば、その部分を低圧縮率で圧縮し、チェックデータ以外の部分は高圧縮率で圧縮する。
記憶部53は、画像圧縮処理512で圧縮した画像データを保存する。
(実施例の動作の説明)
次に、図2及び図3を参照して本実施例の動作について詳細に説明する。
図3は、本発明に係るドライブレコード方法の一実施例を示すフローチャートである。
まず、図2のドライブレコーダ本体5のデータ処理部51が撮像部3から走行中の車の前方を撮影した画像データを受け取る。
次に、図2及び図3を参照して本実施例の動作について詳細に説明する。
図3は、本発明に係るドライブレコード方法の一実施例を示すフローチャートである。
まず、図2のドライブレコーダ本体5のデータ処理部51が撮像部3から走行中の車の前方を撮影した画像データを受け取る。
次に、データ処理部の処理について図3を用いて説明する。
まず、データ処理部51が受け取った画像データが外部入力4によって指定されたチェックデータを含むか否かを探す(ステップA1)。
次に、ステップA1でチェックデータが見つかった場合には、チェックデータ部分をチェックする(ステップA2)。
最後に、チェックした部分の画像データを低圧縮率で圧縮し、残りの画像データを高圧縮率で画像圧縮する(ステップA3)。
これで図3のデータ処理部の処理が終了し、図2の記憶部53に画像データを記録する。
まず、データ処理部51が受け取った画像データが外部入力4によって指定されたチェックデータを含むか否かを探す(ステップA1)。
次に、ステップA1でチェックデータが見つかった場合には、チェックデータ部分をチェックする(ステップA2)。
最後に、チェックした部分の画像データを低圧縮率で圧縮し、残りの画像データを高圧縮率で画像圧縮する(ステップA3)。
これで図3のデータ処理部の処理が終了し、図2の記憶部53に画像データを記録する。
次に、具体例を用いて本実施例の動作を説明する。
図4のようにナンバープレートが含まれる画像データが図2において撮像部3からドライブレコーダ本体5に入力された場合について説明する。
図4は、本発明のドライブレコード方法の説明図である。
ここで、外部入力4からの入力でチェックデータとしてナンバープレートが指定されているものとする。
まず、入力データ画像にチェックデータのナンバープレートが含まれているか否かをチェックする。ナンバープレートが含まれているので、ナンバープレート部分を低圧縮率で圧縮する。
次にナンバープレート以外の部分に関して高圧縮率で圧縮する。その後、圧縮した画像データを保存する。これにより、事故発生時には重要となるナンバープレート情報を高画質で記録することができる。また、ナンバープレート以外の部分を低画質で記録することにより、全体の情報量を抑制することができる。
図4のようにナンバープレートが含まれる画像データが図2において撮像部3からドライブレコーダ本体5に入力された場合について説明する。
図4は、本発明のドライブレコード方法の説明図である。
ここで、外部入力4からの入力でチェックデータとしてナンバープレートが指定されているものとする。
まず、入力データ画像にチェックデータのナンバープレートが含まれているか否かをチェックする。ナンバープレートが含まれているので、ナンバープレート部分を低圧縮率で圧縮する。
次にナンバープレート以外の部分に関して高圧縮率で圧縮する。その後、圧縮した画像データを保存する。これにより、事故発生時には重要となるナンバープレート情報を高画質で記録することができる。また、ナンバープレート以外の部分を低画質で記録することにより、全体の情報量を抑制することができる。
また、本具体例では、ナンバープレートを例に挙げているが、チェックデータとしては他にも道路標識や信号機等の事故情報として重要と認識できるものを挙げることができる。
(効果の説明)
第1の効果は、事故記録として重要な部位の画像品質を維持したまま画像の保存情報の情報量を抑制することができることにある。
その理由は、全体を高画質のままで保存するのではなく、重要な部分を高画質で保存するために低圧縮とし、重要でない部分は高圧縮にして、画質を落として保存するためである。
第1の効果は、事故記録として重要な部位の画像品質を維持したまま画像の保存情報の情報量を抑制することができることにある。
その理由は、全体を高画質のままで保存するのではなく、重要な部分を高画質で保存するために低圧縮とし、重要でない部分は高圧縮にして、画質を落として保存するためである。
重み付けを行う画像領域を特定するチェックデータに関して、他の実施例を図5を用いて説明する。
図5は、本発明に係るドライブレコーダ装置の他の実施例を示すブロック図である。
センサ1のステアリング操舵情報や、車内LAN2からの方向指示器点滅情報無しなどの情報から、直進時と判断した場合には、入力画像データの上方は空がほとんどであり、事故発生時等に有効な情報はない。また、左右に関しても景色であることが多く、有効な情報は少ない。そこで入力画像データの中央と中央下方について低圧縮率として、それ以外の部分を高圧縮率で圧縮保存する。
図5は、本発明に係るドライブレコーダ装置の他の実施例を示すブロック図である。
センサ1のステアリング操舵情報や、車内LAN2からの方向指示器点滅情報無しなどの情報から、直進時と判断した場合には、入力画像データの上方は空がほとんどであり、事故発生時等に有効な情報はない。また、左右に関しても景色であることが多く、有効な情報は少ない。そこで入力画像データの中央と中央下方について低圧縮率として、それ以外の部分を高圧縮率で圧縮保存する。
ここでのチェックデータは2つあり、1つはセンサ1のステアリング操舵情報による判断、もう1つは方向指示器による判断であり、本実施例は、チェック結果として、直進時と判断した場合の実施例である。
同様にセンサ1や車内LAN2から右左折時と判断した場合には、入力画像データの上方は空であり有効な情報なしと判断し、高圧縮率で保存するが、左右に関しては有効な情報であると判断し、低圧縮率で保存する。
ここで入力画像の左側をより低圧縮率とする。その理由としては、右折時には、対向車との衝突を考慮し、左折時には、歩行者やバイクなどの巻き込み事故を考慮するためである。
ここでのチェックデータは、上記と同様の判断であり、本実施例は、チェック結果として、右左折時と判断した場合の実施例である。
ここで入力画像の左側をより低圧縮率とする。その理由としては、右折時には、対向車との衝突を考慮し、左折時には、歩行者やバイクなどの巻き込み事故を考慮するためである。
ここでのチェックデータは、上記と同様の判断であり、本実施例は、チェック結果として、右左折時と判断した場合の実施例である。
ここで、事故時の重要な情報として、事故時に車体が接触した場所の情報がある。
センサ1が対物センサであり、物体が急激に近付いてきた場合には、その物体を低圧縮率で保存する。この場合、全方位カメラを用いた場合に特に有効であり、物体が近付いてきた方向を低圧縮率にして高画質化する。また、衝撃センサを用いても同様のことが可能である。これらの場合には、事故時に重要な実際に車体が接触した場所を記録することが可能となる。
センサ1が対物センサであり、物体が急激に近付いてきた場合には、その物体を低圧縮率で保存する。この場合、全方位カメラを用いた場合に特に有効であり、物体が近付いてきた方向を低圧縮率にして高画質化する。また、衝撃センサを用いても同様のことが可能である。これらの場合には、事故時に重要な実際に車体が接触した場所を記録することが可能となる。
次に、重み付けを行う画像領域の設定方法について、他の実施例を図6、図7を用いて説明する。
図6及び図7は、本発明に係るドライブレコード方法の他の説明図である。
入力画像データをブロックに分割し、センサや車内LANの情報などで重み付けし、画像圧縮率を動的に段階的に変化させることもできる。
図6及び図7は、本発明に係るドライブレコード方法の他の説明図である。
入力画像データをブロックに分割し、センサや車内LANの情報などで重み付けし、画像圧縮率を動的に段階的に変化させることもできる。
図4の入力画像データの場合で、画像分割数が25、直進時の場合について説明する。直進時の分割した画像ブロックの重みは図6に示すものとする。
チェックデータとしては、信号機、ナンバープレートが指定されていて、ナンバープレートには重みを20とし、信号機には重みを15とすることにする。
まず、画像を25ブロックに分割する。
次にナンバープレートを検索し、ナンバープレートを含む画像ブロックを重み20とする。
次に、信号機を検索し、信号機を含む画像ブロックを重み15とする。ナンバープレート、信号機を含まない画像ブロックの重みについては、図6の重みを使用する。その後、重み付けされた画像ブロック毎に圧縮率を変えて画像データを保存する。その際、重みが大きいブロックは圧縮率を低くし、重みが小さいブロックは圧縮率を高くする。情報の重み毎に圧縮率を変化させることにより、事故発生時に有効となる部分の画像データは詳細に記録でき、全体の容量を抑制することもできるようになる。
チェックデータとしては、信号機、ナンバープレートが指定されていて、ナンバープレートには重みを20とし、信号機には重みを15とすることにする。
まず、画像を25ブロックに分割する。
次にナンバープレートを検索し、ナンバープレートを含む画像ブロックを重み20とする。
次に、信号機を検索し、信号機を含む画像ブロックを重み15とする。ナンバープレート、信号機を含まない画像ブロックの重みについては、図6の重みを使用する。その後、重み付けされた画像ブロック毎に圧縮率を変えて画像データを保存する。その際、重みが大きいブロックは圧縮率を低くし、重みが小さいブロックは圧縮率を高くする。情報の重み毎に圧縮率を変化させることにより、事故発生時に有効となる部分の画像データは詳細に記録でき、全体の容量を抑制することもできるようになる。
その他のチェックデータの例として、車両や壁などがある。詳細に記録する効果として、対物事故の場合の保険の支払いがある。事故前の対象物の状況が詳細になるので、事故前からの傷などがないかが容易に判断可能となり、不当な保険金の支払いを減らすことが可能となる。この場合、チェックデータは車両や壁に限定されるものではなく、事故の対象となりやすいものであればなんでも良い。
本発明によれば、撮像手段を持つドライブレコーダ装置に適用できる。また、交差点や踏切など事故多発箇所における監視カメラ等にも適用可能である。更に防犯カメラなど車載用途以外にも様々な画像保存装置に適用可能である。
1 センサ
2 車内LAN
3 撮像部
4 外部入力
5 ドライブレコーダ本体
51 データ処理部
52 データ保持部
53 記憶部
2 車内LAN
3 撮像部
4 外部入力
5 ドライブレコーダ本体
51 データ処理部
52 データ保持部
53 記憶部
Claims (20)
- 車両に搭載され走行車両を撮影する撮影手段と、該撮影手段により撮影した画像を保存する保存手段とを備えたドライブレコーダ装置において、
前記撮影手段により撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするドライブレコーダ装置。 - 前記制御手段は、
前記撮影手段により撮影した画像データにチェックデータ部分が有るか否かを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出されたチェックデータ部分をチェックするチェック手段と、
前記画像データを圧縮する際にチェックデータ部分をチェックデータ部分以外の部分より低い圧縮率で圧縮する圧縮手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のドライブレコーダ装置。 - 前記制御手段は、
前記撮影手段により撮影した画像データを複数のブロックに分割する分割手段と、
前記分割手段により分割されたブロックに対し段階的に重みを付与する付与手段とを備え、
前記重みが大きいほど低い圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項2記載のドライブレコーダ装置。 - 前記制御手段は、
操舵状況を検出する操舵状況検出手段と、
方向指示器点滅状況を検出する点滅状況検出手段とを備え、
前記操舵状況及び前記点滅状況の情報に基づいて直進時であると判断した場合には、前記画像データの中央及び中央下方のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項2記載のドライブレコーダ装置。 - 前記制御手段は、
操舵状況を検出する操舵状況検出手段と、
方向指示器点滅状況を検出する点滅状況検出手段とを備え、
前記操舵状況及び前記点滅状況の情報に基づいて右左折時であると判断した場合には、前記画像データの左側を右側より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項2記載のドライブレコーダ装置。 - 前記撮影手段が全方位を撮影する複数のカメラからなり、
前記制御手段は、
所定の速度より速い速度で接近する物体のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項1記載のドライブレコーダ装置。 - 前記チェックデータ部分は、走行車両のナンバープレート、信号機、壁であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のドライブレコーダ装置。
- 走行車両を撮影し、撮影した画像を保存するドライブレコード方法において、
撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存することを特徴とするドライブレコード方法。 - 撮影した画像データにチェックデータ部分が有るか否かを検出し、
検出されたチェックデータ部分をチェックし、
前記画像データを圧縮する際にチェックデータ部分をチェックデータ部分以外の部分より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項8記載のドライブレコード方法。 - 撮影した画像データを複数のブロックに分割し、
分割されたブロックに対し段階的に重みを付与し、
前記重みが大きいほど低い圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項9記載のドライブレコード方法。 - 操舵状況及び方向指示器の点滅状況の情報に基づいて直進時であると判断した場合には、前記画像データの中央及び中央下方のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項9記載のドライブレコード方法。
- 操舵状況及び方向指示器の点滅状況の情報に基づいて右左折時であると判断した場合には、前記画像データの左側を右側より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項9記載のドライブレコード方法。
- 全方位撮影し、得られた画像データに対し所定の速度より速い速度で接近する物体のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項8記載のドライブレコード方法。
- コンピュータに、撮影手段が走行車両を撮影する処理、保存手段が撮影した画像を保存する処理を実行させるプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記撮影手段により撮影した画像データのうちのチェックデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮して保存するように制御する処理を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記コンピュータに、前記撮影手段により撮影した画像データにチェックデータ部分が有るか否かを検出する処理と、
前記検出手段により検出されたチェックデータ部分をチェックする処理と、
前記画像データを圧縮する際にチェックデータ部分をチェックデータ部分以外の部分より低い圧縮率で圧縮する処理とを実行させることを特徴とする請求項14記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、前記撮影手段により撮影した画像データを複数のブロックに分割する処理と、
前記分割手段により分割されたブロックに対し段階的に重みを付与する処理とを実行させる際に、
前記重みが大きいほど低い圧縮率で圧縮する処理を実行させることを特徴とする請求項15記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、
操舵状況を検出する処理と、
方向指示器点滅状況を検出する処理とを実行させる際に、
前記操舵状況及び前記点滅状況の情報に基づいて直進時であると判断した場合には、前記画像データの中央及び中央下方のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮する処理を実行させることを特徴とする請求項15記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、
操舵状況を検出する処理、
方向指示器点滅状況を検出する処理とを実行させる際に、
前記操舵状況及び前記点滅状況の情報に基づいて右左折時であると判断した場合には、前記画像データの左側を右側より低い圧縮率で圧縮する処理を実行させることを特徴とする請求項15記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、
前記撮影手段が全方位撮影する処理、
得られた画像データに対し所定の速度より速い速度で接近する物体のデータ部分を他のデータ部分より低い圧縮率で圧縮する処理を実行させることを特徴とする請求項14記載のプログラム。 - 請求項14から19のいずれか1項記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008011515A JP2009175848A (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | ドライブレコーダ装置、ドライブレコード方法、プログラム、及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008011515A JP2009175848A (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | ドライブレコーダ装置、ドライブレコード方法、プログラム、及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009175848A true JP2009175848A (ja) | 2009-08-06 |
Family
ID=41030896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008011515A Withdrawn JP2009175848A (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | ドライブレコーダ装置、ドライブレコード方法、プログラム、及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009175848A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012019450A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Yazaki Corp | ドライブレコーダおよびドライブレコーダの映像記録方法 |
JP2012032992A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Yazaki Corp | ドライブレコーダ |
JP2013502663A (ja) * | 2009-08-31 | 2013-01-24 | アナスタシス カンパニー リミティド | リアルタイム車両データの無欠性保証装置及び方法と、これを用いた車両用ブラックボックスシステム |
CN104331949A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-02-04 | 厦门大学 | 行车记录仪 |
JPWO2015182135A1 (ja) * | 2014-05-30 | 2017-04-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | センシングシステム及び運転支援システム |
JP2018116004A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | パイオニア株式会社 | データ圧縮装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
WO2020003630A1 (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 株式会社カーメイト | 画像処理装置、画像処理方法、ドライブレコーダー |
JP2021002192A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | 三菱重工機械システム株式会社 | ナンバープレート認識装置、圧縮方法、及びプログラム |
-
2008
- 2008-01-22 JP JP2008011515A patent/JP2009175848A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013502663A (ja) * | 2009-08-31 | 2013-01-24 | アナスタシス カンパニー リミティド | リアルタイム車両データの無欠性保証装置及び方法と、これを用いた車両用ブラックボックスシステム |
JP2012019450A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Yazaki Corp | ドライブレコーダおよびドライブレコーダの映像記録方法 |
JP2012032992A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Yazaki Corp | ドライブレコーダ |
JPWO2015182135A1 (ja) * | 2014-05-30 | 2017-04-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | センシングシステム及び運転支援システム |
CN104331949A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-02-04 | 厦门大学 | 行车记录仪 |
JP2018116004A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | パイオニア株式会社 | データ圧縮装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
WO2020003630A1 (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 株式会社カーメイト | 画像処理装置、画像処理方法、ドライブレコーダー |
JP2020005148A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 株式会社カーメイト | 画像処理装置、画像処理方法、ドライブレコーダー |
JP7198599B2 (ja) | 2018-06-28 | 2023-01-04 | 株式会社カーメイト | 画像処理装置、画像処理方法、ドライブレコーダー |
JP2021002192A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | 三菱重工機械システム株式会社 | ナンバープレート認識装置、圧縮方法、及びプログラム |
JP7329981B2 (ja) | 2019-06-21 | 2023-08-21 | 三菱重工機械システム株式会社 | ナンバープレート認識装置、圧縮方法、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009175848A (ja) | ドライブレコーダ装置、ドライブレコード方法、プログラム、及び記録媒体 | |
WO2010128640A1 (ja) | ステレオ画像取得装置 | |
JP2010003110A (ja) | 車載用動画像データ記録装置 | |
JP5692894B2 (ja) | ドライブレコーダおよびドライブレコーダの映像記録方法 | |
KR101551904B1 (ko) | 저장 공간을 절약하는 차량용 블랙박스의 제어방법 | |
CN110147465A (zh) | 图像处理方法、装置、设备和介质 | |
KR101025133B1 (ko) | 영상감시 시스템 및 그 시스템의 영상감시방법 | |
KR101989263B1 (ko) | 영상 저장 방법 및 이를 이용한 영상 저장 장치 | |
TWI504240B (zh) | 視訊處理方法、視訊顯示方法以及視訊處理裝置 | |
JP2006067172A (ja) | イベント記録方法およびイベントレコーダ | |
KR20140069855A (ko) | 차량용 영상 기록 장치 및 방법 | |
JP2015023510A (ja) | 車載器 | |
KR101585326B1 (ko) | 선별된 프레임을 고해상도로 저장하는 비디오 레코딩 시스템 및 동작 방법 | |
JP2022136534A (ja) | 画像記録装置 | |
JPH0520592A (ja) | 自動車運行状況記録方法および同方法を実施する装置 | |
US20230260080A1 (en) | Object detection method and device | |
JP7244224B2 (ja) | 車載映像記録装置及びその制御方法 | |
KR100531524B1 (ko) | 차량용 영상저장 시스템에서 사고영상 추출 방법 | |
JP7494474B2 (ja) | 記録制御装置、記録制御方法、及びプログラム | |
KR100681833B1 (ko) | 디지털 기록 시스템에서의 데이터 압축 장치 및 그 제어방법 | |
TW201516955A (zh) | 影像索引方法、影像索引裝置及電腦可讀取媒體 | |
WO2021152985A1 (ja) | 記録制御装置、記録制御方法、及びプログラム | |
JP7052872B2 (ja) | 運転支援装置、方法、およびプログラム | |
JP4971807B2 (ja) | 画像記憶装置、その制御方法、プログラムおよびデジタルカメラ | |
JP2022186138A (ja) | 画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110405 |