JP2009172825A - 長尺体接続装置および乗客コンベア用移動手摺 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 長尺体接続装置において、長尺体の端部を挿入する開口部を有する金型の端面側と、長尺体の端部を溶融する加熱部側との間にあって、この長尺体を保持する保持部におけるキャビティの延在方向と交差する断面の面積を、端面側および加熱部側における保持部の断面と平行する断面の面積より小さくする。
【選択図】 図1
Description
本発明の実施の形態1について図面を参照して説明する。図1の(a)は本発明の実施の形態1における長尺体接続装置の金型を示す側面図であり、図1の(b)はその上面図である。また、図2は端部を接続することにより乗客コンベア用移動手摺となる長尺体を一部省略して示す斜視図である。図3および図4はそれぞれ、図1の(b)の線A−Aおよび線B−Bにおける断面図である。
加熱部11では、キャビティ9内に設置された長尺体10を保持しながら加熱するように構成されている。この加熱部11側と両側の端面7a、7b側との間に長尺体10を保持する保持部13a、13bが設けられている。したがって、キャビティ9内に設置された長尺体10は、金型1の加熱部11と保持部13a、13bの両方で保持されるように構成されている。
このように構成された金型1のキャビティ9の延在方向と交差する断面を図3および図4に示す。図3に示す保持部13aの中央部分の細くなった部分の断面の面積は、図4に示す加熱部11の断面の面積、および図1の(a)に示す端面7aの面積より小さくなるように構成されている。
長尺体10の第1の端部14aと第2の端部14bをそれぞれ開口部8a、8bから挿入して、加熱部11の設けられたキャビティ9内で第1の端部14aと第2の端部14bを対向させて設置する。次いで、電熱体12により長尺体10の第1の端部14aと第2の端部14bを加熱する。加熱部11の温度上昇後、例えば200℃の温度に制御して10分間、加熱部11の温度を維持する。長尺体10は熱可塑性材料で構成されているため、第1の端部14aと第2の端部14bとがそれぞれ溶融して接続される。次いで、加熱部11の加熱を停止して、放熱により室温近くまで自然冷却する。長尺体10の第1の端部14aと第2の端部14bとの接続部はキャビティ9内で再固化する。次いで、第1の端部14aと第2の端部14bとが接続された長尺体10を金型1から取り出すことにより、長尺体10から乗客コンベア用移動手摺となるループ体が完成する。
図5の(a)は本発明の実施の形態2における長尺体接続装置の金型を示す側面図であり、図5の(b)はその上面図である。また、図6および図7はそれぞれ、図5の(b)の線C−Cおよび線D−Dにおける断面図である。図中、図1に示す本発明の実施の形態1と同一符号は同一または相当の構成を示す。
なお、本発明の実施の形態1とは形状の異なる保持部15a、15bを備えた金型101、上金型102、および下金型103以外の構成および動作については、本発明の実施の形態1と同一であるため、以下では説明を省略する。
このように構成された金型101のキャビティ9の延在方向と交差する断面を図6および図7に示す。図6に示す保持部15aの断面の面積は、図7に示す加熱部11の断面の面積より大きくなるように構成され、図5の(a)に示す端面7aの面積は、図6に示す保持部15aの断面の面積よりさらに大きくなるように構成されている。
図8の(a)は本発明の実施の形態3における長尺体接続装置の金型を示す側面図であり、図8の(b)はその上面図である。図中、図1に示す本発明の実施の形態1と同一符号は同一または相当の構成を示す。なお、金型201の保持部13a、13b以外の構成および動作については、本発明の実施の形態1と同一であるため、以下では説明を省略する。
図9の(a)は本発明の実施の形態4における長尺体接続装置の金型を示す側面図であり、図9の(b)はその上面図である。図中、図1に示す本発明の実施の形態1と同一符号は同一または相当の構成を示す。
7a、7b 端面、 8a、8b 開口部、
9 キャビティ、 10 長尺体、
11 加熱部、 12 電熱体、
13a、13b、15a、15b 保持部、
14a 第1の端部、 14b 第2の端部、
16a、16b フィン状の放熱部、
17a、17b、17c、17d 固定部
Claims (9)
- 開口部を有する金型のキャビティ内に、
熱可塑性材料で構成された長尺体の第1の端部と第2の端部とを対向させて設置し、
前記金型の加熱部で前記長尺体の第1の端部と第2の端部とを加熱することにより前記熱可塑性材料を溶融させて接続する長尺体接続装置において、
前記開口部を有する端面側と前記加熱部側との間にあって前記長尺体を保持する保持部における前記キャビティの延在方向と交差する断面の面積が、
前記端面側および前記加熱部側における前記保持部の断面と平行する断面の面積より小さいことを特徴とする長尺体接続装置。 - 前記保持部の断面の面積が前記端面側および前記加熱部側から各々漸減するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の長尺体接続装置。
- 開口部を有する金型のキャビティ内に、
熱可塑性材料で構成された長尺体の第1の端部と第2の端部とを対向させて設置し、
前記金型の加熱部で前記長尺体の第1の端部と第2の端部とを加熱することにより前記熱可塑性材料を溶融させて接続する長尺体接続装置において、
前記開口部を有する端面側における前記キャビティの延在方向と交差する断面の面積が、
前記加熱部側における前記端面側の断面と平行する断面の面積より大きいことを特徴とする長尺体接続装置。 - 前記端面側と前記加熱部側との間にあって前記長尺体を保持する保持部の断面の面積が、
前記加熱部側から前記端面側へ漸増するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の長尺体接続装置。 - 開口部を有する金型のキャビティ内に、
熱可塑性材料で構成された長尺体の第1の端部と第2の端部とを対向させて設置し、
前記金型の加熱部で前記長尺体の第1の端部と第2の端部とを加熱することにより前記熱可塑性材料を溶融させて接続する長尺体接続装置において、
前記開口部を有する端面側と前記加熱部側との間にあって前記長尺体を保持する保持部にフィン状の放熱部を備えたことを特徴とする長尺体接続装置。 - 前記金型を固定するための固定部を前記端面側に備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の長尺体接続装置。
- 前記長尺体の前記第1の端部と第2の端部とを接続することによりループ体を形成することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の長尺体接続装置。
- 前記ループ体が乗客コンベア用移動手摺であることを特徴とする請求項7に記載の長尺体接続装置。
- 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の長尺体接続装置によりループ状に接続された乗客コンベア用移動手摺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008012519A JP2009172825A (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 長尺体接続装置および乗客コンベア用移動手摺 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008012519A JP2009172825A (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 長尺体接続装置および乗客コンベア用移動手摺 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009172825A true JP2009172825A (ja) | 2009-08-06 |
Family
ID=41028492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008012519A Pending JP2009172825A (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 長尺体接続装置および乗客コンベア用移動手摺 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009172825A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013001506A (ja) * | 2011-06-16 | 2013-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベア用移動手摺の仕上げ加工装置 |
CN105415561A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-03-23 | 依合斯电梯扶手(上海)有限公司 | 聚氨酯扶手带现场模压装置及其系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001328790A (ja) * | 2000-05-18 | 2001-11-27 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベア移動手摺の加熱加圧装置 |
-
2008
- 2008-01-23 JP JP2008012519A patent/JP2009172825A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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CN105415561A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-03-23 | 依合斯电梯扶手(上海)有限公司 | 聚氨酯扶手带现场模压装置及其系统 |
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