JP2009171650A - 定電圧・定電流電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの遷移時における遅れ時間を短縮させて電圧や電流を設定値に近付け、ストレスを軽減させることができる定電圧・定電流電源装置を提供すること。
【解決手段】入力電圧をスイッチングして設定した出力電圧を出力するスイッチング回路と、スイッチング回路より出力される出力電圧と定電圧(CV)設定電圧を比較して誤差を出力する定電圧(CV)誤差増幅回路と、スイッチング回路より出力される充電出力電流と定電流(CC)設定電圧を比較して誤差を出力する定電流(CC)誤差増幅回路と、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの内有効になる制御モードを選択する制御モード選択回路と、制御モード選択回路に設けられ定電圧(CV)制御電圧と定電流(CC)制御電圧の電圧差を小さくして制御モード遷移時の遅れ時間を短縮する過渡応答改善回路と、を具備したもの。
【選択図】図1
【解決手段】入力電圧をスイッチングして設定した出力電圧を出力するスイッチング回路と、スイッチング回路より出力される出力電圧と定電圧(CV)設定電圧を比較して誤差を出力する定電圧(CV)誤差増幅回路と、スイッチング回路より出力される充電出力電流と定電流(CC)設定電圧を比較して誤差を出力する定電流(CC)誤差増幅回路と、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの内有効になる制御モードを選択する制御モード選択回路と、制御モード選択回路に設けられ定電圧(CV)制御電圧と定電流(CC)制御電圧の電圧差を小さくして制御モード遷移時の遅れ時間を短縮する過渡応答改善回路と、を具備したもの。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、電動車椅子等の各種電動車両に組み込まれ、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの二つの制御モードで動作する定電圧・定電流電源装置に係り、特に、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの遷移時における遅れ時間を短縮させ、制御モード遷移中の電圧・電流を設定値に制御できるようにし、それによって、電源装置と負荷へのストレスを軽減させることができるように工夫したものに関する。
従来の定電圧・定電流電源装置は、例えば、図5に示すような構成になっている。まず、スイッチング回路101があり、このスイッチング回路101によって入力した充電入力電圧をスイッチングして設定した出力電圧を出力するものである。上記スイッチング回路101には、定電圧(CV)誤差増幅器103と定電流(CC)誤差増幅器105が接続されている。上記定電圧(CV)誤差増幅回路103によって上記スイッチング回路101より出力される出力電圧と定電圧(CV)設定電圧107を比較して誤差を出力するものである。又、上記定電流(CC)誤差増幅回路105によって上記スイッチング回路101より出力される充電出力電流と定電流(CC)設定電圧109を比較して誤差を出力するものである。
又、制御モード選択回路110が設置されている。この制御選択モード110は次のような構成になっている。まず、上記定電圧(CV)誤差増幅器103にはダイオード111が接続されている。又、上記定電流(CC)誤差増幅器105にはダイオード113が接続されている。上記ダイオード111、113にはフォトカプラ115が接続されている。上記フォトカプラ115は発光ダイオード115aとフォトトランジスタ115bとから構成されている。上記フォトカプラ115と既に説明したスイッチング回路101との間には制御IC117が介挿されている。尚、図5中符号119は抵抗を示すと共に符号121は定電圧・定電流電源装置の負荷を示している。このような構成をなす制御モード選択回路110によって定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの内有効になる側を選択するものである。
図5に示す定電圧・定電流電源装置の中から要部のみを抽出して図6に示す。既に説明した定電圧(CV)誤差増幅器103にはコンデンサ121と抵抗123からなる直列回路が並列接続されている。又、定電流(CC)誤差増幅器105にはコンデンサ125と抵抗127からなる直列回路が並列接続されている。又、フォトカプラ115の発光ダイオード115aには抵抗129が並列接続されている。
上記構成において、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードが負荷の変化によって遷移する。例えば、定電圧(CV)制御モードのときに定電圧(CV)制御電圧は制御に必要とされる電圧(例えば、7V)であり、定電流(CC)制御電圧は定電流(CC)制御モードが「無効」となっているので制御回路電源電圧(CC制御電圧=Vcc=例えば、12V)となっている。
この種の電源装置の構成を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2等がある。
特開2002−142381号公報
特開2006−204021号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。 すなわち、定電圧(CV)制御モードにおける定電圧(CV)制御電圧は、例えば、7Vであり、一方、定電流(CC)制御電圧は、例えば、12Vであり、両制御電圧の間には5Vの電圧差がある。この制御電圧の差が原因して、制御モード遷移の時間に遅れが生じてしまうという問題があった。これを図7を参照して詳しく説明する。図7は定電圧(CV)制御モードから定電流(CC)制御モードに遷移する場合を示すものである。まず、定電圧(CV)制御モードにおいて出力電流が増加して設定値に達すると、定電圧(CV)制御モードから定電流(CC)制御モードに遷移する(図7中符号aで示す領域)。それによって、定電流(CC)制御電圧が下がり始める。定電流(CC)制御電圧は定電流(CC)誤差増幅器105の位相補償用のコンデンサ125を放電することにより制御電圧(7V)になろうとするが、制御回路電源電圧(Vcc=例えば、12V)から制御電圧(7V)に達するまでに遅れ時間が発生する(図7中符号bで示す領域)。上記遅れ時間の間は定電圧(CV)制御電圧が有効に働くことになるが出力電流は設定値を越えることになってしまう(図7中符号cで示す領域)。尚、充電電流は定電圧(CV)電圧と負荷抵抗から決まる電流値となる。上記のように制御モード遷移の時間に遅れが生じてしまうと、電流又は電圧が設定値を越えることになり、それによって、電源装置と負荷にストレスを与えてしまうことになる。これに対しては電源装置を構成する部品を大容量のものとすることが考えられるが、それでは装置の大型化を誘発してしまうことになる。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの制御モード遷移時における遅れ時間を短縮させて電圧や電流を設定値に近付け、それによって、電源装置と負荷のストレスを軽減させることができる定電圧・定電流電源装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による定電流・定電圧電源装置は、入力電圧をスイッチングして設定した出力電圧を出力するスイッチング回路と、上記スイッチング回路より出力される出力電圧と定電圧(CV)設定電圧を比較して誤差を出力する定電圧(CV)誤差増幅回路と、上記スイッチング回路より出力される充電出力電流と定電流(CC)設定電圧を比較して誤差を出力する定電流(CC)誤差増幅回路と、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの内有効になる制御モードを選択する制御モード選択回路と、上記制御モード選択回路に設けられ定電圧(CV)制御電圧と定電流(CC)制御電圧の電圧差を小さくして制御モード遷移時の遅れ時間を短縮する過渡応答改善回路と、を具備したことを特徴とするものである。又、請求項2による定電流・定電圧電源装置は、請求項1記載の定電圧・定電流電源装置において、上記過渡応答改善回路はボルテージフォロア回路とダイオードを直列接続した回路から構成されているものであることを特徴とするものである。又、請求項3による定電流・定電圧電源装置は、請求項1記載の定電圧・定電流電源装置において、上記過渡応答改善回路はトランジスタ回路とダイオードを直列接続した回路から構成されていることを特徴とするものである。又、請求項4による定電流・定電圧電源装置は、請求項1記載の定電圧・定電流電源装置において、上記過渡応答改善回路はダイオードを備えた回路から構成されていることを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明の請求項1による定電流・定電圧電源装置は、入力電圧をスイッチングして設定した出力電圧を出力するスイッチング回路と、上記スイッチング回路より出力される出力電圧と定電圧(CV)設定電圧を比較して誤差を出力する定電圧(CV)誤差増幅回路と、上記スイッチング回路より出力される充電出力電流と定電流(CC)設定電圧を比較して誤差を出力する定電流(CC)誤差増幅回路と、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの内有効になる制御モードを選択する制御モード選択回路と、上記制御モード選択回路に設けられ定電圧(CV)制御電圧と定電流(CC)制御電圧の電圧差を小さくして制御モード遷移時の遅れ時間を短縮する過渡応答改善回路と、を具備した構成になっているので、まず、モード遷移時の時間遅れを短縮させることができ、それによって、モード遷移中の電圧、電流を設定値に制御することが可能になった。又、モード遷移中の電圧、電流を設定値に制御することができるようになったので、電源装置を構成する部品を大型化する必要がなくなるものである。又、従来の場合には、モード遷移中の時間遅れを短縮するためには、制御安全性を確保するための位相補償定数を変更しなければならず、それが原因して制御が不安定になることがあった。これに対して、本実施の形態の場合には、位相補償定数とは独立して設計することができるため、制御安定性を確保することができるものである。又、モード遷移中の設定値を越える電圧、電流によって保護が働くという問題も解決できる。又、請求項2による定電流・定電圧電源装置は、請求項1記載の定電圧・定電流電源装置において、上記過渡応答改善回路はボルテージフォロア回路とダイオードを直列接続した回路から構成されているので、比較的簡単な回路構成で所望の効果を確実に得ることができる。又、請求項3による定電流・定電圧電源装置は、請求項1記載の定電圧・定電流電源装置において、上記過渡応答改善回路はトランジスタ回路とダイオードを直列接続した回路から構成されているので、比較的簡単な回路構成で所望の効果を確実に得ることができる。又、請求項4による定電流・定電圧電源装置は、請求項1記載の定電圧・定電流電源装置において、上記過渡応答改善回路はダイオードを備えた回路から構成されているので、比較的簡単な回路構成で所望の効果を確実に得ることができる。
以下、図1及び図2を参照
して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による電源装置の構成を示す回路図であり、まず、スイッチング回路2があり、このスイッチング回路2によって入力した充電入力電圧をスイッチングして設定した出力電圧を出力するものである。上記スイッチング回路2には、定電圧(CV)誤差増幅器3と定電流(CC)誤差増幅器1が接続されている。上記定電圧(CV)誤差増幅回路3によって上記スイッチング回路2より出力される出力電圧と定電圧(CV)設定電圧7を比較して誤差を出力するものである。又、上記定電流(CC)誤差増幅回路1によって上記スイッチング回路2より出力される充電出力電流と定電流(CC)設定電圧5を比較して誤差を出力するものである。
して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による電源装置の構成を示す回路図であり、まず、スイッチング回路2があり、このスイッチング回路2によって入力した充電入力電圧をスイッチングして設定した出力電圧を出力するものである。上記スイッチング回路2には、定電圧(CV)誤差増幅器3と定電流(CC)誤差増幅器1が接続されている。上記定電圧(CV)誤差増幅回路3によって上記スイッチング回路2より出力される出力電圧と定電圧(CV)設定電圧7を比較して誤差を出力するものである。又、上記定電流(CC)誤差増幅回路1によって上記スイッチング回路2より出力される充電出力電流と定電流(CC)設定電圧5を比較して誤差を出力するものである。
又、制御モード選択回路10が設置されている。この制御選択モード10は次のような構成になっている。まず、上記定電圧(CV)誤差増幅器3にはダイオード13、15が接続されている。又、上記定電流(CC)誤差増幅器1にはダイオード9、11が接続されている。上記ダイオード11、15にはフォトカプラ17が接続されている。上記フォトカプラ17は発光ダイオード17aとフォトトランジスタ17bとから構成されている。上記フォトカプラ17と既に説明したスイッチング回路2との間には制御IC21が介挿されている。尚、図1中符号22は抵抗を示すと共に符号24は定電圧・定電流電源装置の負荷を示している。このような構成をなす制御モード選択回路10によって定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの内の有効になっている側を選択するものである。
上記ダイオード9、11の間とダイオード13、15の間との間には過渡応答改善回路31が設置されている。上記過渡応答改善回路31は、第1回路33と、第2回路35とから構成されている。上記第1回路33はボルテージフォロア回路37とダイオード39との直列回路から構成されている。上記第2回路35はボルテージフォロア回路41とダイオード43との直列回路から構成されている。このような構成をなす過渡応答改善回路31によって、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの制御電圧の電圧差を小さくし、それによって、制御モード遷移時の時間の遅れを短縮するものである。
以上の構成を基に図2を参照してその作用を説明する。図2は定電圧(CV)制御モードから定電流(CC)制御モードに遷移する場合を例に挙げて示している。まず、定電圧(CV)制御モードにおいて出力電流が増加して設定値に達すると、定電圧(CV)制御モードから定電流(CC)制御モードに遷移する(図2中符号aで示す領域)。それによって、定電流(CC)制御電圧が下がり始める。定電流(CC)制御電圧は定電流(CC)誤差増幅器1の位相補償用のコンデンサ23を放電することにより制御電圧(例えば、7V)になろうとする。その際、定電圧(CV)制御電圧は制御に必要とされる電圧(例えば、7V)であり、CC制御電圧は制御が「無効」であるので、追加したダイオード43の順方向降下電圧分だけ高い電圧(7.6V)となっている。つまり、従来5Vあった電位差を0.6Vとすることができている。それによってモード遷移時の時間遅れを短縮することができる。そして、出力電流を略設定値で制御することが可能になる。
図1を参照して上記作用をさらに詳しく説明する。まず、定電圧(CV)制御モードにおいては、CV制御電圧は例えば、約7Vとなる。ボルテージフォロア回路41の増幅器は、非反転入力端子と反転入力端子、すなわち、A点が同電圧になるように動作する。CC制御電圧が高い場合にはA点の電圧も上がってしまうために、抵抗22、25、コンデンサ23、点A´、ダイオード43を結ぶラインを介して電流を増幅器に引き込み、A点を7Vに保持する。その際、CC制御電圧はA点の電圧(7V)にダイオード43の順方向電圧(0.6V)を加算した値、7.6Vになる。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。まず、モード遷移時の時間遅れを短縮させることができる。これは従来例の説明で使用した図7と本実施の形態の場合を示す図2を比較すれば明らかなように、遅れ時間が大幅に短縮されているものである。それによって、モード遷移中の電圧、電流を設定値に制御することが可能になった。そして、制御モード遷移中の電圧、電流を設定値に制御することができるようになったので、電源装置を構成する部品を大型化する必要がなくなるものであり、それによって、装置の小型化が可能になるものである。又、従来の場合には、制御モード遷移中の時間遅れを短縮するためには、制御安全性を確保するための位相補償定数(C1、図1に示す)を変更しなければならず、それが原因して制御が不安定になることがあった。これに対して、本実施の形態の場合には、位相補償定数(C1)とは独立して設計することができるため、制御安定性を確保することができるものである。又、制御モード遷移中の設定値を越える電圧、電流によって保護が働くという問題も解決できる。
次に、図3を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。この第2の実施の形態の場合には、第1回路33が、抵抗51とトランジスタ53からなるトランジスタ回路50とダイオード55との直列回路から構成されている。又、第2回路35が、抵抗57とトランジスタ59とからなるトランジスタ回路56とダイオード61との直列回路から構成されている。その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
まず、定電圧(CV)制御モードにおいては、CV制御電圧は例えば、7Vとなる。トランジスタ59はB点の電圧がCV制御電圧(7V)より高くなると「オン」する。つまり、B点の電圧がCV制御電圧(7V)と等しくなるように動作する。CC制御電圧が高い電圧の場合、B点の電圧も上がり、トランジスタ59が「オン」して、抵抗22、25、コンデンサ23、点A´、ダイオード61を結ぶラインを介して電流を引き込み、B点を7Vに保持する。その際、CC制御電圧はB点の電圧(7V)にダイオード61の順方向電圧(0.6V)を加算した値、7.6Vになる。
そして、この第2の実施の形態の場合にも前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができるものである。
次に、図4を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。この第3の実施の形態の場合には、第1回路33がダイオード63から構成されている。又、第2回路35がダイオード65から構成されている。その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
まず、定電圧(CV)制御モードにおいては、CV制御電圧は例えば、7Vとなる。CV誤差増幅器3はCV電圧とCV設定電圧が等しくなるように動作しており、両電圧を等しくするためにCV制御電圧を7Vに保持するように動作する。CC制御電圧が高い電圧の場合、CV制御電圧も上がってしまうので、抵抗22、25、コンデンサ23、点A´、ダイオード65を結ぶラインを介して電流を引き込み、CV制御電圧を7Vに保持する。その際、CC制御電圧はCV制御電圧(7V)にダイオード65の順方向電圧(0.6V)を加算した値、7.6Vになる。
そして、この第3の実施の形態の場合にも前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができるものである。
尚、本発明は前記第1〜第3の実施の形態に限定されるものではない。まず、過渡応答改善回路の構成は前記第1〜第3の実施の形態の構成に限定されるものではなく、様々な構成が想定される。要はCV制御電圧とCC制御電圧の電位差を小さくすることができるような回路であればよい。電源装置の対象となる機器についてはこれを特に特定するものではない。
本発明は、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの二つの制御モードで動作する定電圧・定電流電源装置に係り、特に、定電圧(CV)制御モードと定電流(CC制御)モードの遷移時における遅れ時間を短縮させて電圧や電流を設定値に近付け、それによって、電源装置と負荷へのストレスを軽減させることができるように工夫したものに関し、例えば、電動車椅子等の電動車両用の電源装置に好適である。
1 定電流(CC)誤差増幅器、3 定電圧(CV)誤差増幅器、5 定電流(CC)設定電圧、7 定電圧(CV)設定電圧、9 ダイオード、11 ダイオード、13 ダイオード、15 ダイオード、17 フォトカプラ、17a 発光ダイオード、17b フォトトランジスタ、19 抵抗、21 制御IC、22 抵抗、23 コンデンサ、24 可変抵抗、25 抵抗、27 コンデンサ、29 抵抗、31 過渡応答改善回路、33 第1回路、35 第2回路、37 ボルテージフォロア回路、39 ダイオード、41 ボルテージフォロア回路、43 ダイオード
Claims (4)
- 入力電圧をスイッチングして設定した出力電圧を出力するスイッチング回路と、 上記スイッチング回路より出力される出力電圧と定電圧(CV)設定電圧を比較して誤差を出力する定電圧(CV)誤差増幅回路と、 上記スイッチング回路より出力される充電出力電流と定電流(CC)設定電圧を比較して誤差を出力する定電流(CC)誤差増幅回路と、 定電圧(CV)制御モードと定電流(CC)制御モードの内有効になる制御モードを選択する制御モード選択回路と、 上記制御モード選択回路に設けられ定電圧(CV)制御電圧と定電流(CC)制御電圧の電圧差を小さくして制御モード遷移時の遅れ時間を短縮する過渡応答改善回路と、 を具備したことを特徴とする定電圧・定電流電源装置。
- 請求項1記載の定電圧・定電流電源装置において、 上記過渡応答改善回路はボルテージフォロア回路とダイオードを直列接続した回路から構成されているものであることを特徴とする定電圧・定電流電源装置。
- 請求項1記載の定電圧・定電流電源装置において、 上記過渡応答改善回路はトランジスタ回路とダイオードを直列接続した回路から構成されていることを特徴とする定電圧・定電流電源装置。
- 請求項1記載の定電圧・定電流電源装置において、 上記過渡応答改善回路はダイオードを備えた回路から構成されていることを特徴とする定電圧・定電流電源装置。
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