JP2009170603A - 電子機器及びハーネス配線方法 - Google Patents

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浩章 中田
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Abstract

【課題】ハーネスの接続部に歪を与えることなく、組付作業効率を高めた電子機器を提供する。
【解決手段】両端が他の部材と接続可能な少なくとも1本の電線からなるハーネス6と、ハーネス6の配線処理の際に余長を設けた位置に目印8が明示された機器構成部材3と、前記余長を有した状態でハーネス6を固定する固定部材7aとを備えるものである。
【選択図】図2

Description

本願は、例えばカーオーディオ、カーナビゲーション等の車載用電装機器やノートパソコン等のような各種民生用電子機器において、ハーネスを用いて各部の配線接続を行う電子機器及びハーネス配線方法の技術分野に属する。
近年、カーステレオ、カーナビゲーション等の車載用電装機器やノートパソコン等の各種民生用の電子機器は、小型化及び薄型化が要求されている。
ところで、制御回路等が搭載された制御基板、モータ,ファン等の負荷、その他の使用部品等をハーネスにより配線接続する発明が例えば特許文献1に開示されている。
この発明は、配線処理の際、ハーネスに電線の這い回しを開始する起点となる配線起点位置を一対の結束バンドで目印となるように明示し、その目印を用いてハーネスをクランプする位置に合致するように配線するものである。これにより、ハーネスの配線作業のバラツキを抑制し、ハーネスの始点及び終点に接続される制御基板や負荷へ作用する張力を軽減し、制御基板や負荷が損傷しないようにしている。
特許第3926235号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された発明では、ハーネス側に目印となる一対の結束バンドを装着する際、目印となる部位までの距離を測定し、かつ目印となる一対の結束バンドを装着する手間がかかるため、作業工数が多くなり、組付作業効率が低いという問題がある。
本願は、上記の事情を考慮してなされたもので、その課題の一例としては、ハーネスの接続部に歪を与えることなく、組付作業効率を高めた電子機器及びハーネス配線方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の電子機器は、両端が他の部材と接続可能な少なくとも1本の電線からなるハーネスと、前記ハーネスの配線処理の際に余長を設けた位置に目印が明示された機器構成部材と、前記余長を有した状態で前記ハーネスを固定する固定部材と、を備えることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項5に記載のハーネス配線方法は、少なくとも1本の電線からなるハーネスを用いて内部配線を行うハーネス配線方法において、機器構成部材に、前記ハーネスの配線処理の際に余長となる位置に目印を明示する工程と、前記余長を有した状態で前記ハーネスを固定部材に固定する工程と、を備えることを特徴とする。
以下、本願の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、電子機器として例えばDVD(Digital Versatile disc)やCD(Compact Disc)等の記録媒体を記録及び再生する情報記録再生装置の機構部に対して本願を適用した場合の実施形態である。
図1は本願の実施形態を適用した情報記録再生装置の機構部側においてハーネス配線工程を示す平面図、図2は図1のハーネス配線後の機構部を示す平面図である。
図1及び図2に示すように、情報記録再生装置の筐体1には、DVD駆動ユニット2、機構部側の基板3及びFFC(Flexible Flat Cable)4等が搭載されている。基板3には、雌コネクタ5が取り付けられている。この雌コネクタ5には、ハーネスとしてのコードアセンブリ6の一端に取り付けられた雄コネクタ6aが着脱可能に結合される。このコードアセンブリ6の他端には、図示しない装置本体側の基板に接続される雄コネクタ6bが取り付けられている。
ここで、これら筐体1、DVD駆動ユニット2、機構部側の基板3及びFFC4、雌コネクタ5等を含む情報記録再生装置を構成する部材は、本願の機器構成部材を構成する。
また、FFC4から離間した筐体1には、コードアセンブリ6をクランプすることにより固定する固定部材としての固定具7a,7b,7cが固着されている。因みに、上記FFC4やFPC(Flexible Print Circuit)から固定具7a,7b,7cを離間して固着した理由は、上記FFC4やFPCの表面が損傷し易いため、上記FFC4やFPCの電流を流す部分の近傍に固定具7a,7b,7cを配置すると、上記FFC4やFPCが固定具7a,7b,7cと干渉して損傷することがあり、それを防止するためである。
さらに、機構部側の基板3には、目印としての刻印8が形成されている。この刻印8は、コードアセンブリ6の配線処理の際に余長となる位置に形成されている。この余長とは、コードアセンブリ6を固定具7aにより固定し、かつ雄コネクタ6aを基板3側の雌コネクタ5に結合した際に、弛みを持たせた長さである。そして、この余長は、雄コネクタ6aに対して引っ張らないように張力を加えない最短長さに設定されている。
また、余長は、基板3側の雌コネクタ5にコードアセンブリ6の雄コネクタ6aを結合した後、刻印8上でコードアセンブリ6のコード部を一旦指で押えたまま、次の配線処理用の固定具7aでコード部を保持し、その後に指を離すと、雌コネクタ5から固定具7aまでの間に設けることができる。
換言すれば、刻印8は、基板3側の雌コネクタ5にコードアセンブリ6の雄コネクタ6aを結合した後、次の配線処理用の固定具7aでコード部を保持し、コードアセンブリ6が雄コネクタ5aに対して張力を加えない最短長さとなるような位置に予め形成される。したがって、刻印8は、雌コネクタ5と固定具7aとを結ぶ直線から充分離した位置に形成する。これにより、刻印8は、クランプする固定具を配置することができない狭い隙間でもコードアセンブリ6が通る隙間があれば設定可能である。また、刻印8を機構部側の基板3に形成することで、機構部側の基板3にコードアセンブリ6をクランプする固定具を配置する必要がないため、周辺に上記FFC4やFPCのように傷が付き易い部品があっても刻印8を形成することができる。
なお、本実施形態のコードアセンブリ6は、2ピンシールド線であり、光デジタル出力信号線に用いられ、コードアセンブリ6を通して光デジタル出力信号が上記装置本体側に出力される。
次に、本実施形態の電子機器におけるコードアセンブリの配線方法について説明する。
組付作業者は、図1に示すように予め刻印8が雌コネクタ5と固定具7aとを結ぶ直線から充分離した位置に形成された基板3側において雌コネクタ5にコードアセンブリ6の雄コネクタ6aを結合した後、刻印8上でコードアセンブリ6のコード部を一旦指で押えたまま、次の配線処理用の固定具7aでコード部を保持して配線処理する。この固定具7aで配線処理した後は、コードアセンブリ6のコード部から指を離すと、図2に示すように雌コネクタ5と固定具7aとの間にコードアセンブリ6は充分な余長が設けられるため、雄コネクタ6aの結合部(接続部)に歪を与えることなく、固定具を配置する隙間のない構造でも性能を確保できる位置に配線処理することができる。
このように本実施形態では、コードアセンブリ6をクランプしたい位置、又は位置決めしたい位置に固定具ではなく刻印8を設けて目印としている。その目印の次のクランプしたい位置、または位置決めしたい位置にはコードアセンブリ6を引っ掛ける固定具7aが配置されている。
したがって、本実施形態では、コードアセンブリ6を刻印8部分において指で押えて位置決めした後、次のコード部をクランプ固定具7aで位置決めすることにより、刻印8部分で指を離した後も位置決め形状を保持したままコードアセンブリ6を引き回すことが可能となる。また、刻印8近傍に上記FFC4やFPC等のように固定具やエッジによって傷が付きショートする可能性のある部品が配置されている場合でも、所望の位置でコードアセンブリ6を引き回すことができる。
このように本実施形態の電子機器としての情報記録再生装置の機構部によれば、機構部側の基板3においてコードアセンブリ6の配線処理の際に余長となる位置に刻印8を明示し、この余長を有した状態でコードアセンブリ6を固定具7aに固定することにより、コードアセンブリ6の雄コネクタ6aの結合部に歪を与えることなく、固定具を配置する隙間のない構造でも性能を確保できる位置に配線処理することができる。
また、刻印8近傍に上記FFC4やFPC等のように固定具やエッジによって傷が付きショートする可能性のある部品が配置されている場合でも、所望の位置でコードアセンブリ6を引き回すことができる。そして、刻印8は、雌コネクタ5と固定具7aとを結ぶ直線から充分離した位置に形成するだけでよいので、刻印8を形成する部位を測定することによって求めることがなくなるとともに、コードアセンブリ6に目印を設けることがなくなるので、作業工数を削減し、コードアセンブリ6の組付作業効率を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、上記余長を雌コネクタ5と接続するコードアセンブリ6に対して張力を加えない最短長さに設定したことから、コードアセンブリ6の雄コネクタ6aの結合部に歪を与えることなく、電気的特性を損なうことがなくなる。
なお、本願は、上記実施形態に限定することなく、種々の変更が可能である。例えば上記実施形態では、本願を電子機器の一例としてDVDやCD等の記録媒体を記録及び再生する情報記録再生装置の機構部に対して適用した例について説明したが、これに限定することなく、カーオーデイオやカーナビゲーション等の車載用電装機器やノートパソコン等のような各種民生用の電子機器にも適用可能である。
また、上記実施形態では、目印として刻印8を形成したが、刻印8に代えて印刷するか、シールを貼るか、あるいは凹部を形成するようにしてもよい。このように刻印8に代えて凹部を形成する場合には、構成部品に凹部を形成する製造工程が他の製造工程と同時に行うことができるようにすれば、部品単価を上げずに形成することが可能となる。
さらに、上記実施形態では、目印として刻印8を機構部側の基板3に形成したが、これに限らずその他の電子部品、筐体1に形成してもよい。
本願の実施形態を適用した情報記録再生装置の機構部側においてハーネス配線工程を示す平面図である。 図1のハーネス配線後の機構部を示す平面図である。
符号の説明
1:筐体
2:DVD駆動ユニット
3:基板
4:FFC
5:雌コネクタ
6:コードアセンブリ
6a:雄コネクタ
6b:雄コネクタ
7a,7b,7c:固定具
8:刻印

Claims (5)

  1. 両端が他の部材と接続可能な少なくとも1本の電線からなるハーネスと、
    前記ハーネスの配線処理の際に余長を設けた位置に目印が明示された機器構成部材と、
    前記余長を有した状態で前記ハーネスを固定する固定部材と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記余長は、前記他の部材と接続する前記ハーネスに対して張力を加えない最短長さに設定されていることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記目印は、刻印、印刷、凹部、シールのいずれかにより明示されていることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記機器構成部材は、筐体、電子部品のいずれかであることを特徴とする電子機器。
  5. 少なくとも1本の電線からなるハーネスを用いて内部配線を行うハーネス配線方法において、
    機器構成部材に、前記ハーネスの配線処理の際に余長となる位置に目印を明示する工程と、
    前記余長を有した状態で前記ハーネスを固定部材に固定する工程と、
    を備えることを特徴とするハーネス配線方法。
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