JP2009169723A - 多重セキュリティゲート通過システム - Google Patents
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Abstract
【課題】所員の持つ個人認証に使うICカードが第3者に渡ったとしても、この第3者がこのICカードを使って開閉管理している職場ゲートを通過させないようにする。
【解決手段】 上記ICカード31と、一見認証用具と見えない認証用アイテム11とに記録されている複数の個人認証情報と、別に設けた所員_ID情報テーブルに保存されている所員単位の個人認証情報が一致したときに職場ゲート12を開とする。
【選択図】 図1
Description
本発明はゲートを通過管理するための多重セキュリティに関するものであるが、この説明のため所員以外の人がオフィススペース内の職場スペースに出入りするのを防止するための多重セキュリティシステムを取り上げ以下説明する。この多重セキュリティシステムは、特にこの職場スペースに入るために職場スペースと外部との境界に設けたゲート(以下このゲートを職場ゲートと呼ぶ。)を所員が携帯している所員証等のICカードを利用してこの職場ゲートの開閉を制御する多重セキュリティシステムにおいて、紛失・盗難等でICカードを入手した所員以外の第3者がこの職場ゲートの通過を阻止するのに好適に利用されるものである。
職場スペースへの通行を管理する従来技術としては、例えば通過する個人のICカードにより認証を行い通行を制御するものが知られている。(特許文献1)
また、キーカードにより部屋への入退室管理を行うものが知られている。(特許文献2)
特開平09-112095号公報
特開2000-132722号公報
また、キーカードにより部屋への入退室管理を行うものが知られている。(特許文献2)
しかしながら、上記の従来技術は何れもICカードやキーカード等により職場ゲートへの通行の管理を行うものであり、このICカードが所員以外の第3者に渡った場合に、このICカードを使ってこの第3者により職場ゲートを通過するという問題を解決したものは未だ知られていない。
そこで本発明では、ICカードが仮にこのカードの所有者以外の第3者に渡ったとしても、このカードを利用してこの第3者が職場ゲートを通過し職場スペースへ侵入するのを妨げるセキュリティの高いゲート通過システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、エントランススペースと職場スペースとを備え、且つエントランススペースと職場スペースとの境界部に職場ゲートを設けたオフィススペースにおいて、職場スペースに入る権限を有する者に与えられるとともに、その者の個人認証情報を記録してあるICカードと、ICタグを取り付けた一見認証用具に見えない物品(認証用アイテムという)とを用意するとともに、複数の認証用アイテムを置くためにエントランススペースに設けたエントランス_アイテム載置台と、また職場ゲートの近傍のエントランススペースに配置した認証検知装置_γとを備え、この認証検知装置_γにて、上記認証用アイテムと、職場ゲートを通過して職場スペースに入るICカードに記録された個人認証情報とを検知し、いずれもこの職場ゲートを通過する本人の個人認証情報である場合のみこの職場ゲートを開とする機能を備えたものである。
また本発明は、更には次のような構成とすることも可能である。
上記認証用アイテムが、職場スペースに席を持つ複数の所員個々に対応したものから構成され、特定所員の認証用アイテムに取り付けたICタグに特定所員個々に対応した個人認証情報を保存するよう構成するようにしても良い。
また本発明は、更には次のような構成とすることも可能である。
前記職場ゲートの近傍で且つ職場スペース内に設けられた認証検知装置_δと、又前記職場ゲートの近傍で且つエントランススペース内に設けられた認証検知装置_γとを備え、上記の職場ゲートを通過した人が、その人の職場の自分の席にこの認証用アイテムを置く職場_アイテム載置台と、置いたという信号を職場ゲートに送る職場_アイテム載置送信手段と、前記認証検知装置_γ、前記認証検知装置_δにこの職場_アイテム載置送信手段からの信号を記録保存する職場_アイテム載置記憶手段とを備え、この職場_アイテム載置情報がこれらの認証検知装置にある場合は、ICカードからの当人の個人認証をおこなうのみで、認証用アイテムによる個人認証の照合を省略してこの職場ゲートを通過するようにしても良い。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては以下に列挙する効果が期待できる。
(1) 本発明は、所員の携帯しているICカードが落し物とか盗難等により第3者に渡ったとしても、一見認証用には見えない認証用アイテムも職場ゲートの通過に関わっていることが簡単には見破られないため、このICカードを使って第3者の職場ゲート通過を阻止することが可能である。
(2) また仮に認証用アイテムが職場ゲートの通過に関与していることが上記第3者に判読できたとしても、どの認証用アイテムがどの所員のものか判らない為、入手したICカードに対応した認証用アイテムを選ぶことが困難であり、この第3者による本発明で提案する多重セキュリティを施した職場ゲート通過を阻止することが可能である。
・ また本発明は、上記認証用アイテムに所員に対応する個人情報を保存した
ICタグを設けているため、所員毎に異なる個人情報を備えた複数の認証用アイテムを用意でき、上記ICカードと一見認証用具に見えない認証用アイテムの双方に保存されている個人情報を使った2重セキュリティゲートシステムが構築可能である。
ICタグを設けているため、所員毎に異なる個人情報を備えた複数の認証用アイテムを用意でき、上記ICカードと一見認証用具に見えない認証用アイテムの双方に保存されている個人情報を使った2重セキュリティゲートシステムが構築可能である。
これにより仮に持ち主以外の第3者に上記ICカードが渡ったとしても、このICカードだけでは容易に多重セキュリティシステムを破られることが無く、且つICカード以外の認証用具が何かを第3者が認識できないため、よりセキュリティの高い2重セキュリティゲートシステムを構築できる。
(4) また本発明は、所員がICカードと認証アイテムの双方に保存されている個人認証情報を使って職場ゲートを通り職場スペースに入るように構成した、本発明で開示する多重セキュリティシステムにおいて、職場スペースにある自席に設けた職場_アイテム載置台に、所員が持ち込んだ認証用アイテムを載置することで、本発明が対象とするオフィススペースに設けた職場ゲートについて、単にICカードに保存されている個人認証情報を確認するだけで出入りが可能となる。
(4) また本発明は、所員がICカードと認証アイテムの双方に保存されている個人認証情報を使って職場ゲートを通り職場スペースに入るように構成した、本発明で開示する多重セキュリティシステムにおいて、職場スペースにある自席に設けた職場_アイテム載置台に、所員が持ち込んだ認証用アイテムを載置することで、本発明が対象とするオフィススペースに設けた職場ゲートについて、単にICカードに保存されている個人認証情報を確認するだけで出入りが可能となる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態を、図1ないし図5を使って説明する。
ここで図1から図5は何れも本発明を実施するための最良の実施の形態の説明に使われるもので、図1は職場ゲートを備えたオフィススペースの平面図、図2は認証用アイテムの概念構成図、図3は所員_ID情報テーブルの説明図、図4はICカードの説明図を示す。又本発明を実施するための最良の形態の多重セキュリティゲート通過システムにおける手順のフローチャト図を図5に示す。
以下この発明を実施するための最良の形態について、図1ないし図5を参照して詳細に説明する。
図1に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、2重セキュリティシステム1として、オフィススペース2と、このオフィススペース2内で、且つ外5とオフィススペース2との境界部に設けたエントランススペース3と、このエントランススペースと境界を接する職場スペース4とを備え、且つエントランススペース3と外5との境界部に設けた外ゲート13と、エントランススペース3と職場スペース4との境界部に設けた職場ゲート12とを設けた構成としている。
また、本発明を実施するための最良の第1の形態の2重セキュリティシステム1では、このオフィススペース2内の職場スペース4に入るために、所員35は外5から外ゲート13を通過してエントランススペース3に入り、更に職場ゲート12を介して職場スペース4に入るように構成されている。
外5から所員35は通常は自分の所持する社員証にて構成される所員_ICタグ60内蔵のICカード31には所員コードないし当社員であることを示す社員情報で表示される本人の個人認証情報が保存されており、上記認証検知装置_α 14にてこの本人を示す個人認証情報を読み取った場合に、この外ゲート13を開としてエントランススペース3に所員を入れるようしている。
一方エントランススペース3と職場スペース4との境界に設けた職場ゲート12では、社員の持つICカード31に保存されている本人の個人認証情報と、一見認証用具に見えない物品11(本報ではこの物品を認証用アイテム11と呼称する。)にアイテム_ICタグ51を設け、この認証用アイテム11に保存されている個人情報認証情報とを併用し、双方共に本人を示す個人認証情報である場合に開とし、それ以外は閉とする様に、この職場ゲート12の通過を管理するようにしている。
この認証用アイテム11は所員個々が選定したものであり、複数の所員のものを集めると各様のものから構成されているが、個々の所員は自分の認証用アイテム11がどれかが判別できるよう構成している。
またこのエントランススペース3には複数の所員に対応する複数の認証用アイテム11を置くためのエントランス_アイテム載置台10を設けており、所員の個々が選定した多様の形態の認証用アイテム11が、このエントランス_アイテム載置台10に置かれている。
その為所員はどれが自分の認証用アイテムかは判読できるが、他方第3者には単に多様の認証用アイテム11がエントランス_アイテム載置台10に並んでいるだけとしか認識できず、どの認証アイテムがどの所員に対応するかは簡単には見破られない様に構成されている。
以下所員の所持するICカード31と、当人用の認証用アイテム11を用いてエントランススペース2から職場スペース4へ、職場ゲート12を介して通過する手順を説明する。
前記職場ゲート12の近傍で且つエントランススペース3に認証検知装置_γ 16を設け、この認証検知装置_γ 16で、この職場ゲートに近づいた人がICカードを持っているかどうかを、ICカードに設けた所員_ICタグを検出することで確認し、持っていない場合は職場ゲートを閉とし、持っている場合は次のステップに移る。(図5のフローチャートのうちのステップ1)
次にICカード31に設けた所員_ICタグ60に記録されている個人認証情報(これをαと呼ぶ。)を上記認証検知装置_γ 16で読み出し、本発明を実施するための最良の第1の形態として示す本例では、上記認証検知装置_γ 16に記録・保存するよう構成している。(図5のフローチャートのうちのステップ2)
その次のステップでは、認証用アイテム11を持っているかどうかを、この認証用アイテム11に設けたアイテム_ICタグ51からの信号の有無で確認し、認証用アイテムからの信号が無い場合は、職場ゲート12を閉とし、ある場合は次のステップに移行する。(図5のフローチャートのうちのステップ3)
次にこの認証用アイテム11からの信号が1個だけかどうかを確認し、複数検出された場合は、他人の認証用アイテムが混入されているとして、職場ゲート12を閉とし、ある場合は次のステップに移行する。(図5のフローチャートのうちのステップ4)
次にこの一つだけの認証用アイテムに設けたアイテム_ICタグに記録されている個人認証情報(この情報をβと呼ぶ。)を読み出す。(図5のフローチャートのうちのステップ5)
次にここで読み出した認証用アイテムに設けたアイテム_ICタグに記録されている個人認証情報:βと、既に求めたICカードから読み出した個人認証情報:αとを照合する。(図5のフローチャートのうちのステップ6)
この照合結果が同一の場合は、職場ゲート12を開とし、不一致の場合は職場ゲート12を閉としている。(図5のフローチャートのうちの最終ステップ)
本発明を実施するための最良の第1の形態の多重セキュリティシステム1を以上の手順とすることにより、ICカードと認証用アイテムに記録されている個人認証情報が何れも当人を示す場合のみ、職場ゲート12を開とすることが出来る。
次にICカード31に設けた所員_ICタグ60に記録されている個人認証情報(これをαと呼ぶ。)を上記認証検知装置_γ 16で読み出し、本発明を実施するための最良の第1の形態として示す本例では、上記認証検知装置_γ 16に記録・保存するよう構成している。(図5のフローチャートのうちのステップ2)
その次のステップでは、認証用アイテム11を持っているかどうかを、この認証用アイテム11に設けたアイテム_ICタグ51からの信号の有無で確認し、認証用アイテムからの信号が無い場合は、職場ゲート12を閉とし、ある場合は次のステップに移行する。(図5のフローチャートのうちのステップ3)
次にこの認証用アイテム11からの信号が1個だけかどうかを確認し、複数検出された場合は、他人の認証用アイテムが混入されているとして、職場ゲート12を閉とし、ある場合は次のステップに移行する。(図5のフローチャートのうちのステップ4)
次にこの一つだけの認証用アイテムに設けたアイテム_ICタグに記録されている個人認証情報(この情報をβと呼ぶ。)を読み出す。(図5のフローチャートのうちのステップ5)
次にここで読み出した認証用アイテムに設けたアイテム_ICタグに記録されている個人認証情報:βと、既に求めたICカードから読み出した個人認証情報:αとを照合する。(図5のフローチャートのうちのステップ6)
この照合結果が同一の場合は、職場ゲート12を開とし、不一致の場合は職場ゲート12を閉としている。(図5のフローチャートのうちの最終ステップ)
本発明を実施するための最良の第1の形態の多重セキュリティシステム1を以上の手順とすることにより、ICカードと認証用アイテムに記録されている個人認証情報が何れも当人を示す場合のみ、職場ゲート12を開とすることが出来る。
その結果、仮に所員が携帯していたICカードが、第3者に渡り、この第3者が上記職場ゲート12を通過しようとしても、他に一見認証用具と見えない認証用アイテム11の存在が判り難く、仮にこの認証用アイテム11を認証用に使っていることがこの第3者に判ったとしても、ICカードの持ち主の認証用アイテム11がどれかを第3者が認識するのが困難であるため、この職場ゲート12をこの第3者が開とすることが極めて難しいシステムを実現することが出来た。
次に所員が職場スペース4から職場ゲート12を介してエントランススペース3に行く手順について説明する。(この手順はきわめて簡潔であるため、特にフローチャートは明示しない。)
職場ゲート12の職場スペース4に検知手段_δ 17を設置し、この検知手段_δ 17で、所員が所持するICカード31と、当人用の認証用アイテム11とに保存されている個人認証情報を読み取り、所員_ID情報テーブルの保存情報と照合し、何れも当人の個人認証情報である場合に、この職場ゲートを開くよう構成している。
職場ゲート12の職場スペース4に検知手段_δ 17を設置し、この検知手段_δ 17で、所員が所持するICカード31と、当人用の認証用アイテム11とに保存されている個人認証情報を読み取り、所員_ID情報テーブルの保存情報と照合し、何れも当人の個人認証情報である場合に、この職場ゲートを開くよう構成している。
従って、所員はICカード31と、当人用の認証用アイテム11とを所持してこの職場ゲート12を通過し職場スペース4よりエントランススペース3に入ることができる。
次に所員が一端職場スペース4に入った後に、本発明ではこの所員が職場ゲート12を上記のICカード31のみ出入りするよう構成しているが、以下この手順を説明する。
所員35が職場ゲート12を通過し、その所員の職場(この職場を職場_Aとして以下説明する。)41-1にある当人所員_机21に設けた職場_アイテム載置台22に、エントランス_アイテム載置台から持ってきた認証用アイテム11を置くと、この置いたという職場_アイテム載置台_搭載情報23を職場ゲート12の近傍に設けている認証検知装置_γ 16、認証検知装置_δ 17に送り、この職場_アイテム載置台_搭載情報23の信号をこれらの認証検知装置で記録・保存するよう構成している。
これらの認証検知装置16、17に職場_アイテム載置台_搭載情報23が保存されている場合のみ、この場合所員のICカード31から職場ゲート12の近傍に配置した認証検知装置_γ 16、認証検知装置_δ 17で当人の認証が取れたことを持って、この職場ゲート12を通過するよう構成している。
これにより一旦所員が職場スペース4に入り、職場_アイテム載置台_22にこの所員の認証用アイテム11を載置すれば、その後はICカード31のみでこの職場ゲート12を出入りできる。
次にエントランススペース3から外ゲート13を介して外に出る手順を示す。
この外ゲート13の近傍で、エントランススペース3に検知手段_β 15を設け、この検知手段_β 15にて所員の持つICカード31と、認証用アイテム11に記録されている個人認証情報を読み取り、ICカード31に記録されている個人認証情報が当人を示し、且つ認証用アイテム11からの個人認証情報が読み取られない場合のみ、この外ゲート12を開となるよう構成している。
このように構成することにより、認証用アイテム11を所持したままエントランススペース3から外ゲート13を通過して外5に出ないよう構成している。
又この検知手段_β 15にて認証用アイテムからの個人認証情報が読み取られた場合、別に設けた警報等のアラームを発して警告するよう構成しても良い。
本発明を実施するための最良の形態を、以上説明した構成とすることにより、実質2重セキュリティシステムで運用されている職場ゲート12について、複数の個人認証手段のうちの一つを一見認証用具と見えない物品に置き換えて行うことが出来る。
その為仮に個人認証手段の一つとして使用している所員の所持するICカード31を紛失・盗難等で第3者に渡ったとしても、このICカード31の個人認証情報を検知手段_α 14に読み込ませ、外ゲート13を開として、エントランススペースに入ることはできるが、エントランススペース3から職場スペース4には、上記した認証アイテムとICカードの併用の仕組みが第3者には判らないよう構成されているためこの職場ゲート12を開とすることが出来ないよう構成している。
つまり以上説明した様に本発明では、上記第3者は外5からエントランススペース3に入るよう構成されている。
そこでこのICカード31の個人認証情報と別に、例えば予め別に定めた暗証番号等の別の個人認証手段も併用して外ゲート13を開くよう構成すれば、所員のICカード31を入手した第3者をエントランス空間にも入れないよう構成することが出来るが、これは既知の技術で構成できるため詳述しない。
また本発明を実施するための最良の形態では、以上示した構成とすることにより、ICカード31と、認証用アイテム11とを用いて職場ゲートを出入り可能であるが、更に職場スペース4の自分の机21に設けた職場_アイテム載置台22に自分の認証用アイテム11を載置することにより、ICカード31だけで職場ゲート12を出入りすることが出来るよう構成している。
またエントランススペース3より外ゲート13を介して外5に出る際に、この外ゲート13の近傍で且つエントランススペース3に設けた検出手段_β15で認証用アイテム11に設けた個人認証情報を読み取った場合は、この外ゲート13を開とせず、更に音声等の警告を併用することにより、外5に認証用アイテム13を持ち出されないよう構成している。
以上は、エントランススペース3に外ゲート13を配置する場合を例にとり説明したが、このエントランススペース3が一般の来訪者を受け入れるセキュリティの低いスペースの場合は、外ゲート31ではなく、誰でも入ることが出来る入口18に置き換えた構成も考えることができる。この場合について以下図6を用いて説明する。
この場合でも職場ゲート12を、本発明を実施するための最良の形態として上記したように、ICカード31と認証用アイテム11を使って開閉制御することが出来る。
但し本例の場合は、上記した本発明を実施するための最良の形態では外ゲート13の近傍に配置した検知手段_α14を省略できるが、検知手段_β15で認証用アイテム11からの個人認証情報が検出された場合にのみ、この検出信号を受けて、上記した入口18が既存技術にて閉まるよう構成したり、警告音を発生することにより、エントランススペース3から外5へ認証用アイテム11の持ち出しを防止するよう構成している。
本発明の最良の実施の形態として、2重セキュリティゲートシステムを取り上げて説明したが、本発明は更にパスワード、指紋認証等の他の認証手段と組み合わせたより高次の多重セキュリティゲートシステムにも適用できるのは言うまでもない。
又、所員の机に設けた職場_アイテム載置台22に認証用アイテムを載置した事例として示したが、この職場_アイテム載置台22を職場や職場スペースに1ないし数箇所にまとめて置くように構成しても、本発明と同等の効果を期待できる。
本発明はセキュリティ管理の必要なエントランスを備えたオフィス、イベント会場等の産業を対象とし、好適には見かけ上厳重な管理をしていることを感じさせない多重セキュリティシステムとして利用される。
1 2重セキュリティシステム
2 オフィススペース
3 エントランススペース
4 職場スペース
5 外
10 エントランス_アイテム載置台
11 認証用アイテム
12 職場ゲート
13 外ゲート
14 検知手段_α
15 検知手段_β
16 検知手段_γ
17 検知手段_δ
18 入口
21 所員_机
22 職場_アイテム載置台
31 ICカード
・ 所員_ICタグ
35 所員
41 職場_A
42 職場_B
43 職場_C
51 アイテム_ICタグ
・ 所員IC情報テーブル
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ1
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ2
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ3
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ4
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ5
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ6
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順の最終ステップ_1
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順の最終ステップ_2
2 オフィススペース
3 エントランススペース
4 職場スペース
5 外
10 エントランス_アイテム載置台
11 認証用アイテム
12 職場ゲート
13 外ゲート
14 検知手段_α
15 検知手段_β
16 検知手段_γ
17 検知手段_δ
18 入口
21 所員_机
22 職場_アイテム載置台
31 ICカード
・ 所員_ICタグ
35 所員
41 職場_A
42 職場_B
43 職場_C
51 アイテム_ICタグ
・ 所員IC情報テーブル
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ1
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ2
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ3
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ4
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ5
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順のステップ6
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順の最終ステップ_1
・ 発明の最良の形態として示す多重セキュリティゲートシステムの手順の最終ステップ_2
Claims (3)
- エントランススペースと職場スペースとを備え、且つエントランススペースと職場スペースとの境界部に職場ゲートを設けたオフィススペースにおいて、職場スペースに入る権限を有する者に与えられるとともに、その者の個人認証情報を記録してあるICカードと、ICタグを取り付けた一見認証用具に見えない物品(認証用アイテムという)とを用意するとともに、複数の認証用アイテムを置くためにエントランススペースに設けたエントランス_アイテム載置台と、また職場ゲートの近傍のエントランススペースに配置した認証検知装置_γとを備え、この認証検知装置_γにて、上記認証用アイテムと、職場ゲートを通過して職場スペースに入るICカードに記録された個人認証情報とを検知し、いずれもこの職場ゲートを通過する本人の個人認証情報である場合のみこの職場ゲートを開とする機能を備えた多重セキュリティゲート通過システム。
- 上記認証用アイテムが、職場スペースに席を持つ複数の所員個々に対応したものから構成され、特定所員の認証用アイテムに取り付けたICタグに特定所員個々に対応した個人認証情報を保存していることを特徴とする請求項1項記載の多重セキュリティゲート通過システム。
- 前記職場ゲートの近傍で且つ職場スペース内に設けられた認証検知装置_δと、又前記職場ゲートの近傍で且つエントランススペース内に設けられた認証検知装置_γとを備え、上記の職場ゲートを通過した人が、その人の職場の自分の席にこの認証用アイテムを置く職場_アイテム載置台と、置いたという信号を職場ゲートに送る職場_アイテム載置送信手段と、前記認証検知装置_γ、前記認証検知装置_δにこの職場_アイテム載置送信手段からの信号を記録保存する職場_アイテム載置記憶手段とを備え、この職場_アイテム載置情報がこれらの認証検知装置にある場合は、ICカードからの当人の個人認証をおこなうのみで、認証用アイテムによる個人認証の照合を省略してこの職場ゲートを通過するようにしたことを特徴とする請求項1記載または2いずれか記載の多重セキュリティゲート通過システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007801A JP2009169723A (ja) | 2008-01-17 | 2008-01-17 | 多重セキュリティゲート通過システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007801A JP2009169723A (ja) | 2008-01-17 | 2008-01-17 | 多重セキュリティゲート通過システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009169723A true JP2009169723A (ja) | 2009-07-30 |
Family
ID=40970807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008007801A Pending JP2009169723A (ja) | 2008-01-17 | 2008-01-17 | 多重セキュリティゲート通過システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009169723A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012238231A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Hitachi Ltd | セキュリティ装置 |
-
2008
- 2008-01-17 JP JP2008007801A patent/JP2009169723A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012238231A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Hitachi Ltd | セキュリティ装置 |
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