JP2009168167A - 管継手 - Google Patents
管継手 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009168167A JP2009168167A JP2008007360A JP2008007360A JP2009168167A JP 2009168167 A JP2009168167 A JP 2009168167A JP 2008007360 A JP2008007360 A JP 2008007360A JP 2008007360 A JP2008007360 A JP 2008007360A JP 2009168167 A JP2009168167 A JP 2009168167A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- worm
- worm wheel
- bolt
- radial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L33/00—Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
- F16L33/02—Hose-clips
- F16L33/04—Hose-clips tightened by tangentially-arranged threaded pin and nut
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
【解決手段】締付リング5に、ウォームホイール13及び小ブロック状ウォーム片15Aを有している。ウォーム片15Aはラジアル方向Rに開口する異型孔部を有する。
【選択図】図14
Description
しかしながら、このようなC字型締付環体のバネ力による締付力にてパイプを接続できるためには、パイプが比較的小径で肉薄でなければならないという制約があった。
しかしながら、このようなソロバン玉状の小円盤をパイプ外周面に食込ませるには、大きなパイプレンチ等の作業工具を要し、かつ、大きなリテーナ又は袋ナットを回転させねばならず、狭小な作業空間での作業が極めて困難であった。また、部品点数も多くなり、大型化するという欠点もあった。
また、円周1箇所に切れ目を有し、被接続パイプを締付ける締付リングと、上記パイプの端部に内挿される内挿筒部を有する継手本体とを、備えた管継手に於て、上記締付リングの上記切れ目を形成する両端部を、接線方向に連結するボルト・ナット結合を設け、かつ、該ボルト・ナット結合のボルト部材にはウォームホイールを一体形成し、さらに、該ウォームホイールに常時噛合すると共に軸心が上記パイプのラジアル方向を向くように上記締付リングに回転可能に取着されたウォームを具備し、該ウォームは、電動作業工具の回転ビットが差込まれる異型孔部が上記ラジアル方向に開口しているものである。
本発明によれば、大径パイプ10(本発明では30mm以上の内径のパイプを言う)を、小型の充電式ドリルドライバ等の電動作業工具Eを使用して極めて容易かつ迅速な締付け作業(配管接続作業)を行うことが可能である。ウォームとウォームホイールの噛合による回転数の比は、例えば、(10:1)〜(20:1)と十分に大きく、これによって、小トルクの電動作業工具Eであっても締付けが可能である。しかも、ビルディングの狭小な作業空間での縦管等の配管を、容易に接続できて、作業能率が飛躍的に改善される。
特に、小凹窪部16又は異型孔部30がラジアル方向Rの外方へ開口しているので、作業者の居る側(手前正面)に小凹窪部16又は異型孔部30が向くように、締付リング5を回しておけば、作業者は手前正面から極めて容易に、ビット14, 14Aを接近させて、作業を容易かつ迅速に行うことができる。
さらに、切れ目6も上記手前正面を向くので、パイプ10が正規位置まで十分差込まれているか否かを作業者が容易に確認でき、かつ、切れ目6が閉じたことも手前正面から視認して作業完了を容易に確認できる。
しかも、大径パイプ10をその外周面から大きい締付力にて締付けて、強固な接続が可能となる。
図1〜図4,図6,図7,図9〜図12は本発明の実施の一形態を示す。
1は継手本体を示し、内挿筒部2が突出状かつ一体に有している。(図示省略したが、)この継手本体1は、全体が、ストレート型,エルボ型,T字型等の形状であり、図9〜図12では、その継手本体1の一端部を例示する。この一端部の内挿筒部2は、被接続パイプ10の端部10aに内挿される。内挿管部2の基端寄りには、浅い凹周溝3が凹設され、これにゴムや軟質プラスチック等のシール材(パッキン)4が嵌着され、パイプ10の端部10aの内周面と、内挿筒部2の外周面との間の密封作用をなす。
5は、円周1箇所に切れ目6を有し、被接続パイプ10を(外周面から)締付ける締付リングである。
つまり、頭部を有するボルト部材11と(これの雄ネジに螺合する)ナット12とをもってボルト・ナット結合が構成される。このボルト部材11にはウォームホイール13が一体形成されている。即ち、ボルト部材11の一端の頭部が、ウォームホイール13として、凹凸歯が外周面に形成される。
そして、締付リング5の一端部7には、上記ラジアル方向Rへ開口状のウォーム保持用小凹窪部16を形成する。つまり、有底円形孔状に小凹窪部16が凹設され、この小凹窪部16の内周面の一部が切欠かれて、そこにウォームホイール13が露出し、ラジアル方向Rからビット14のウォーム15が(回転しつつ)挿入されると、ウォームホイール13の露出した部位と噛合して、大きな減速比をもって、ウォーム15の回転がウォームホイール13に伝達される。
21は、締付リング5が継手本体1に(ユニットとして)一体状に保持するための締付リング保持ケースである。
円形外周面を有する上記中径部22には係止用凹周溝23を形成し、他方、保持ケース21の端部の円形内周面には、係止用凸条26を形成し、この凸条26と凹周溝23の係合によって、保持ケース21は、継手本体1に取付けられている。
保持ケース21を継手本体1に取付けた組立状態で、保持ケース21の基端外周面が、継手本体1の外周面と、略連続面状となるのが望ましい。また、保持ケース21の先端21aは、内挿筒部2の先端2aと、軸心方向に略同一位置とするのが好ましい。
即ち、図4と図10に示す如く、ボルト・ナット結合9が未締付状態(切れ目6の開いた状態)で、窓部28に膨出状の端部7,8が嵌込まれて、継手本体1と締付リング5とが分離しないようにユニットとして、組立状態を維持している。なお、保持ケース21はプラスチック製とするのが好ましい。
なお、締付リング5の内周面には、低凸周条29が形成され、この低凸周条29は、シール材4の幅方向中央に対応するように、同一軸心方向位置である。
ラジアル方向から、電動作業工具Eのウォーム15を小凹窪部16へ、回転しつつ差込めば、両ボルト部材11, 11は同時に螺進して、図5から図8(かつ、図3から図6)のように、両端部7,8が引き寄せられ、切れ目6が閉じる方向に動き、パイプ10の端部10aを、一層強力に、締付けることとなる。
図例では、ビット14Aとしては横断面六角形の六角レンチ型であり、これに対応してウォーム(片)15Aには六角孔の孔部30が形成されている。なお、ビット14Aの横断面形状は、四角や星型や十字であっても自由であり、これに対応して、ウォーム15Aの孔部30は、四角孔や星型孔や十字孔とする。要するに、ビット14Aの先端の横断面とウォーム15の孔部30は、円形以外の形状───これを本発明では「異型」と呼ぶ───であれば良い。 なお、図17は変形例を示し、既述の図8に対応して、いわば小凹窪部16内に、回転自在にウォーム(片)15Aを取着し、隣り合って配設された2個のウォームホイール13, 13に同時に噛合している。それ以外の構成は、図8と図16と同様であるので、説明省略する。
図18(B)では、小凹窪部(孔部)16の開口端縁をカシメ等にて縮径加工し、抜け止め部34を(全周又は部分的に)形成している。
また、図18(C)では、小凹窪部16の奥方部位にて、凹周溝36と係止凸部37の係合にて抜け止めとしている。
上記ウォーム15とウォームホイール13の噛合による回転数の比(倍率)は、(10:1)〜(20:1)と十分に大きく設定可能であるので、小トルクで高速回転する電動作業工具Eであっても迅速かつ簡単に締付作業ができる。
さらに、切れ目6も上記手前正面を向くので、パイプ10が正規位置まで十分差込まれているか否かを作業者が容易に確認でき、かつ、切れ目6が閉じたことも手前正面から視認して作業完了を容易に確認できる。
上記ウォーム15Aとウォームホイール13の噛合による回転数の比(倍率)は、(10:1)〜(20:1)と十分に大きく設定可能であるので、小トルクで高速回転する電動作業工具Eであっても迅速かつ簡単に締付作業ができる。
さらに、切れ目6も上記手前正面を向くので、パイプ10が正規位置まで十分差込まれているか否かを作業者が容易に確認でき、かつ、切れ目6が閉じたことも手前正面から視認して作業完了を容易に確認できる。
2 内挿筒部
5 締付リング
6 切れ目
7,8 端部
9 ボルト・ナット結合
10 被接続パイプ
10A 端部
11 ボルト部材
13 ウォームホイール
14 ビット
14A (回転)ビット
15 ウォーム
15A ウォーム(片)
16 小凹窪部(孔部)
30 異型孔部
E 電動作業工具
L15 軸心
R ラジアル方向
T 接線方向
Claims (2)
- 円周1箇所に切れ目(6)を有し、被接続パイプ(10)を締付ける締付リング(5)と、上記パイプ(10)の端部(10a)に内挿される内挿筒部(2)を有する継手本体(1)とを、備えた管継手に於て、
上記締付リング(5)の上記切れ目(6)を形成する両端部(7)(8)を、接線方向(T)に連結するボルト・ナット結合(9)を設け、かつ、該ボルト・ナット結合(9)のボルト部材(11)にはウォームホイール(13)を一体形成し、さらに、電動作業工具(E)の回転駆動されるビット(14)先端のウォーム(15)の軸心(L15)が、上記パイプ(10)のラジアル方向(R)となるように上記ウォーム(15)を上記ウォームホイール(13)に接近させて上記ウォーム(15)とウォームホイール(13)を噛合状態として上記ウォーム(15)を保持するラジアル方向(R)へ開口状の小凹窪部(16)を、上記締付リング(5)に形成したことを特徴とする管継手。 - 円周1箇所に切れ目(6)を有し、被接続パイプ(10)を締付ける締付リング(5)と、上記パイプ(10)の端部(10a)に内挿される内挿筒部(2)を有する継手本体(1)とを、備えた管継手に於て、
上記締付リング(5)の上記切れ目(6)を形成する両端部(7)(8)を、接線方向(T)に連結するボルト・ナット結合(9)を設け、かつ、該ボルト・ナット結合(9)のボルト部材(11)にはウォームホイール(13)を一体形成し、さらに、該ウォームホイール(13)に常時噛合すると共に軸心(L15)が上記パイプ(10)のラジアル方向(R)を向くように上記締付リング(5)に回転可能に取着されたウォーム(15A)を具備し、該ウォーム(15A)は、電動作業工具(E)の回転ビット(14A)が差込まれる異型孔部(30)が上記ラジアル方向(R)に開口していることを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007360A JP4850193B2 (ja) | 2008-01-16 | 2008-01-16 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007360A JP4850193B2 (ja) | 2008-01-16 | 2008-01-16 | 管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009168167A true JP2009168167A (ja) | 2009-07-30 |
JP4850193B2 JP4850193B2 (ja) | 2012-01-11 |
Family
ID=40969569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008007360A Expired - Fee Related JP4850193B2 (ja) | 2008-01-16 | 2008-01-16 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4850193B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011231865A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Inoue Sudare Kk | 管継手 |
WO2013105287A1 (ja) | 2012-01-10 | 2013-07-18 | 東尾メック株式会社 | 管継手 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH025693U (ja) * | 1988-06-23 | 1990-01-16 | ||
JPH0339688U (ja) * | 1989-08-29 | 1991-04-17 | ||
JP2005273808A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Sekisui Chem Co Ltd | 管継手 |
-
2008
- 2008-01-16 JP JP2008007360A patent/JP4850193B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH025693U (ja) * | 1988-06-23 | 1990-01-16 | ||
JPH0339688U (ja) * | 1989-08-29 | 1991-04-17 | ||
JP2005273808A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Sekisui Chem Co Ltd | 管継手 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011231865A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Inoue Sudare Kk | 管継手 |
WO2013105287A1 (ja) | 2012-01-10 | 2013-07-18 | 東尾メック株式会社 | 管継手 |
EP2803894A4 (en) * | 2012-01-10 | 2015-09-23 | Higashio Mech Co Ltd | PIPE CONNECTION |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4850193B2 (ja) | 2012-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7475465B1 (en) | Compression sleeve removing apparatus | |
WO2007144946A1 (ja) | 固定具 | |
US5351587A (en) | Cutting tool for machining a plumbing nipple | |
JP4850193B2 (ja) | 管継手 | |
CA2167012C (en) | In-line valve for insertion in a pressurized fluid flow line | |
ES2394667T3 (es) | Acoplamiento de tubería | |
JP2006336676A (ja) | ボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたクランプ | |
JP2011177843A (ja) | 配管バルブの操作方法 | |
BRPI0502806B1 (pt) | Disposição em dispositivo de aperto para a conexão segura e pelo menos dois elementos entre si | |
JP2007205461A (ja) | 管継手 | |
RU2482373C1 (ru) | Соединительный комплект для труб, способ соединения трубы с фитингом, гайка и инструмент (варианты) | |
JP2012189087A (ja) | トルクコントロールナット | |
US20150360349A1 (en) | Bonnet Nut Socket | |
JP4950093B2 (ja) | 管体穿孔用カッター | |
JP4630635B2 (ja) | メカニカルタイプの管継手 | |
JP2007032632A (ja) | 管継手 | |
JP3146263U (ja) | 配管用継手 | |
JP5127874B2 (ja) | 管継手 | |
JPH10205668A (ja) | 管体等の接続具 | |
KR20090097844A (ko) | 슬라이드 조임식 파이프 연결 소켓 | |
JP4580840B2 (ja) | メカニカルタイプの管継手、およびその管継手におけるクランプの締付け方法 | |
JP4284086B2 (ja) | 合成樹脂製継手 | |
JP2009063144A (ja) | セルフドリルネジ、セルフドリルアンカーおよびセルフドリルアンカーの製造方法 | |
JP2007285406A (ja) | 固定具 | |
JP3940112B2 (ja) | 管継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100427 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100621 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101221 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111018 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |