JP2009166366A - 液体吐出装置、及び、ドット形成方法 - Google Patents

液体吐出装置、及び、ドット形成方法 Download PDF

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Hideki Kojima
英揮 小島
Kinya Matsuzawa
欣也 松澤
Hiroichi Sekino
博一 関野
Kaneo Yoda
兼雄 依田
Hiroyuki Aizawa
弘之 相澤
Seiichi Taniguchi
誠一 谷口
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Abstract

【課題】印刷速度を速くし、かつ、画像の高解像度化を実現する。
【解決手段】(a)媒体の搬送方向と交差する配列方向に所定間隔で配列され液体を吐出する複数のノズル群を有するヘッドであって(b)前記媒体を前記搬送方向に搬送する媒体搬送機構と、(c)前記配列方向において前記ノズル群を移動させる移動機構と、(d)前記媒体に複数のドットを形成する制御部であって、前記ノズル群のうちの或るノズルによって第1ドットを形成してから、前記媒体の搬送に伴い、前記搬送方向において前記第1ドットの隣に前記或るノズルによって第2ドットを形成するまでの間に、前記移動機構に前記ノズル群を移動させて、前記配列方向において前記第1ドット及び前記第2ドットとは異なる位置に、前記或るノズルによって第3ドットを形成する制御部と、(e)を備える液体吐出装置。
【選択図】図8

Description

本発明は、液体吐出装置、及び、ドット形成方法に関する。
液体吐出装置の一つとして、紙や布、フィルムなどの各種媒体にインク(液体)を吐出して、画像の印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。このプリンタは、配列方向に所定間隔で配列されインクを吐出する複数のノズルを有するヘッドと、紙を搬送方向に搬送する搬送機構と、を備えている。そして、搬送機構によって搬送される紙に、複数のノズルからインクが吐出されることによって、画像を構成する複数のドットが紙に形成されることとなる。
上述したプリンタの中には、前記ヘッドを搬送方向と交差する方向に移動させながら、インクを吐出することによって、ドットを形成するシリアルプリンタがある(特許文献1参照)。また、プリンタの中には、紙幅にわたって所定間隔で配列された複数のノズルを有するヘッドが、前記配列方向に移動せずにインクを吐出することによって、ドットを形成するラインプリンタがある(特許文献2参照)。
特開2000−168064号公報 特開平10−217478号公報
上記のシリアルプリンタの場合には、ヘッドの移動回数が多くなるほど、印刷が完了するまでの時間が長くなる(印刷速度が遅い)問題がある。一方、上記のラインプリンタの場合には、形成されたドットの配列方向の解像度が、ノズルの前記所定間隔によって定まるため、前記所定間隔が大きいと画像の高解像度化を実現できない問題がある。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、目的とするところは、印刷速度を速くし、かつ、画像の高解像度化を実現することにある。
前記課題を解決するために、主たる本発明は、
(a)媒体の搬送方向と交差する配列方向に所定間隔で配列され液体を吐出する複数のノズル、から成るノズル群を有するヘッドであって、
前記複数のノズルの前記配列方向が前記ヘッドの長手方向に沿っているヘッドと、
(b)前記媒体を前記搬送方向に搬送する媒体搬送機構と、
(c)前記配列方向において前記ノズル群を移動させる移動機構と、
(d)前記ノズル群による前記液体の吐出と、前記媒体搬送機構による前記媒体の搬送とを行わせて、前記媒体に複数のドットを形成する制御部であって、
前記ノズル群のうちの或るノズルによって第1ドットを形成してから、前記媒体の搬送に伴い、前記搬送方向において前記第1ドットの隣に前記或るノズルによって第2ドットを形成するまでの間に、
前記移動機構に前記ノズル群を移動させて、前記配列方向において前記第1ドット及び前記第2ドットとは異なる位置に、前記或るノズルによって第3ドットを形成する制御部と、
(e)を備えることを特徴とする液体吐出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
(a)媒体の搬送方向と交差する配列方向に所定間隔で配列され液体を吐出する複数のノズル、から成るノズル群を有するヘッドであって、
前記複数のノズルの前記配列方向が前記ヘッドの長手方向に沿っているヘッドと、
(b)前記媒体を前記搬送方向に搬送する媒体搬送機構と、
(c)前記配列方向において前記ノズル群を移動させる移動機構と、
(d)前記ノズル群による前記液体の吐出と、前記媒体搬送機構による前記媒体の搬送とを行わせて、前記媒体に複数のドットを形成する制御部であって、
前記ノズル群のうちの或るノズルによって第1ドットを形成してから、前記媒体の搬送に伴い、前記搬送方向において前記第1ドットの隣に前記或るノズルによって第2ドットを形成するまでの間に、
前記移動機構に前記ノズル群を移動させて、前記配列方向において前記第1ドット及び前記第2ドットとは異なる位置に、前記或るノズルによって第3ドットを形成する制御部と、
(e)を備えることを特徴とする液体吐出装置。このような液体吐出装置によれば、印刷速度を速くし、かつ、高解像度を実現することが可能となる。
また、かかる液体吐出装置であって、
前記移動機構は、前記ヘッドを前記媒体に対して傾かせることにより、前記ノズル群を第一位置又は第二位置へ移動させ、
前記制御部は、
前記ノズル群が前記第1位置に位置する際に、前記或るノズルによって前記第1ドット又は前記第2ドットを形成し、
前記ノズル群が前記第2位置に位置する際に、前記或るノズルによって前記第3ドットを形成することが望ましい。かかる場合には、媒体に対するノズル群の傾斜角度が小さくても、第1ドット(第3ドット)と第2ドットの媒体上の着弾位置をずらしやすい。
また、かかる液体吐出装置であって、
前記移動機構は、前記ヘッドを前記長手方向において直進移動させることにより、前記ノズル群を第一位置又は第二位置へ移動させ、
前記制御部は、
前記ノズル群が前記第1位置に位置する際に、前記或るノズルによって前記第1ドット又は前記第2ドットを形成し、
前記ノズル群が前記第2位置に位置する際に、前記或るノズルによって前記第3ドットを形成することが望ましい。かかる場合には、ドットを精度良く形成できる。
また、かかる液体吐出装置であって、
前記制御部は、
前記媒体を静止させた状態を維持して、前記第1位置に位置する前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第1ドットを、前記移動機構によって前記第1位置から前記第2位置へ移動した前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第3ドットを、それぞれ形成し、
その後に搬送され静止した前記媒体に対して、前記第1位置へ移動した前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第2ドットを形成することが望ましい。かかる場合には、高解像度であるドットを精度良く形成できる。
また、かかる液体吐出装置であって、
前記制御部は、
前記第1位置に位置する前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第1ドットを形成し、
その後の搬送中の前記媒体に、前記第2位置へ移動した前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第3ドットを形成し、
更に後の搬送中の前記媒体に、前記第1位置へ移動した前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第2ドットを形成することが望ましい。かかる場合には、印刷速度をより速くできる。
また、かかる液体吐出装置であって、
前記複数のドットから構成される画像の形成対象となるマトリックス状に展開された画像データ、を記憶するメモリを備え、
前記制御部は、
前記画像データから千鳥状に展開されたドット形成データを生成し、
生成された前記ドット形成データに基づいて、前記第1ドットと前記第2ドットと前記第3ドットを形成することが望ましい。かかる場合には、ドット形成データに基づくドット形成が、効果的に行われる。
また、かかる液体吐出装置であって、
前記ノズル群の前記配列方向の幅は、前記媒体の前記配列方向の幅よりも大きいことが望ましい。かかる場合には、印刷速度をより速くすることができる。
また、(a)媒体の搬送方向と交差する配列方向に所定間隔で配列され液体を吐出する複数のノズル、から成り、ヘッドに設けられたノズル群であって、前記複数のノズルの前記配列方向が前記ヘッドの長手方向に沿っているノズル群による前記液体の吐出と、
前記媒体の搬送と、を行わせて、前記媒体に複数のドットを形成するドット形成方法であって、
(b)前記ノズル群のうちの或るノズルによって第1ドットを形成してから、前記媒体の搬送に伴い、前記搬送方向において前記第1ドットの隣に前記或るノズルによって第2ドットを形成するまでの間に、
前記配列方向において前記ノズル群を移動させて、前記配列方向において前記第1ドット及び前記第2ドットとは異なる位置に、前記或るノズルによって第3ドットを形成するステップ、
を有することを特徴とするドット形成方法。このようなドット形成方法によれば、印刷速度を速くし、かつ、高解像度を実現することが可能となる。
===第1実施形態===
<<インクジェットプリンタの構成について>>
第1実施形態に係る液体吐出装置の一例であるプリンタ1の構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、プリンタ1の全体構成を概略的に示すブロック図である。図2は、紙搬送ユニット20及びヘッドユニット30等の側面図である。図3は、ヘッド31のノズル面31aに設けられたノズルを説明するための図である。
外部装置であるコンピュータ110から印刷データ(画像データ等を含む)を受信したプリンタ1は、コントローラ10により、各ユニット(紙搬送ユニット20、ヘッドユニット30等)を制御し、媒体である用紙Sに画像を形成する。また、プリンタ1内の状況を検出器群40が監視し、その検出結果に基づいて、コントローラ10は各ユニットを制御する。
コントローラ10は、プリンタ1の制御を行うための制御ユニットである。インターフェース11は、外部装置であるコンピュータ110とプリンタ1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU12は、プリンタ1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ13は、CPU12のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU12は、メモリ13に格納されているプログラムに従って各ユニットを制御する。画像処理部14は、コンピュータ110から受信した画像データから、ドット形成データ(後述)を生成する。
紙搬送ユニット20は、用紙Sを印刷可能な位置に送り込み、印刷時には搬送方向に所定の搬送量で用紙Sを搬送させる媒体搬送機構である。この搬送ユニット20は、図2に示すように、給紙ローラ21と、搬送ローラ22、23と、搬送ベルト24とを有する。給紙ローラ21は、給紙トレイ25に積層された用紙Sを、搬送ベルト24上に給紙するためのローラである。搬送ローラ22、23は、回転することにより、輪状の搬送ベルト24を図2に示す矢印の方向に回転させる。そして、搬送ベルト24の回転に伴い、搬送ベルト24上の用紙Sが搬送される。搬送ローラ22、23によって搬送された用紙Sは、排紙トレイ26上に排出される。
ヘッドユニット30は、搬送中の用紙Sに対して液体であるインクを吐出することにより、用紙Sにドットを形成し、もって画像を用紙Sに印刷する。ヘッドユニット30は、ヘッド31を有する。ヘッド31のノズル面31aには、図3に示すように4つのノズル群であるノズル列、すなわち、ブラックインクノズル列(ノズル列K)、シアンインクノズル列(ノズル列C)、マゼンタインクノズル列(ノズル列M)及びイエローインクノズル列(ノズル列Y)が形成されている。各ノズル列のノズルの配列方向は、ヘッド31の長手方向に沿っている。そして、各ノズル列は、配列方向に沿って所定間隔(ノズルピッチ)で列状に並んでいるノズルを複数個備えている。ここでは、ノズルピッチが360dpi(1/360インチ)となっている。また、各ノズルには、インクが入った圧力室(不図示)と、圧力室の容量を変化させてインクを吐出させるための駆動素子(ピエゾ素子)が設けられている。
なお、各ノズル列の配列方向の幅は、用紙Sの前記配列方向の幅よりも大きい。このため、ヘッド31による1回のインク吐出によって、用紙Sの幅全域にわたってドットが形成される。
<<ヘッド傾斜機構50、55について>>
プリンタ1には、ヘッド31の配列方向のドットの解像度を大きくするために、ヘッド31のノズル列を配列方向に僅かに移動させる移動機構が設けられている。そして、第1実施形態においては、移動機構として、ヘッド傾斜機構50、55が設けられている。ヘッド傾斜機構50、55は、ヘッド31を水平位置、右傾斜位置、左傾斜位置に位置させるべく、当該ヘッド31を傾かせる。
図4は、ヘッド傾斜機構50、55の構成を説明するための図である。図5Aは、水平位置に位置するヘッド31を示した図である。図5Bは、右傾斜位置に位置するヘッド31を示した図である。図5Cは、左傾斜位置に位置するヘッド31を示した図である。
ヘッド傾斜機構50は、図4に示すようにヘッド31の長手方向の一端側に設けられており、ヘッド31の長手方向一端側を上下動させる。このヘッド傾斜機構50は、圧電素子51と固定部材52と支持体53を有している。圧電素子51は、本実施例においては、正極の電圧が供給された場合には伸び、負極の電圧が供給された場合には縮む。この圧電素子51の一端側は、ヘッド31の回転支点となる支持体53を介してヘッド31と繋がっている。また、圧電素子51の他端側は、接着剤でプリンタ本体に設けられた固定部材52に固定されている。
このような構成において、正極の電圧が供給された圧電素子51の伸びに連動して、ヘッド31の一端側が上方に移動する。一方、負極の電圧が供給された圧電素子51の縮みに連動して、ヘッド31の一端側が下方に移動する。なお、圧電素子51に電圧が供給されていない場合には、圧電素子51は伸縮しない状態となっている。
ヘッド傾斜機構55は、図4に示すようにヘッド31の長手方向の他端側に設けられており、ヘッド31の長手方向他端側を上下動させる。このヘッド傾斜機構55は、ヘッド傾斜機構50と同様に、圧電素子56と固定部材57と支持体58を有している。圧電素子56は、正極の電圧が供給された場合には伸び、負極の電圧が供給された場合には縮む。この圧電素子56の一端側は、ヘッド31の回転支点となる支持体58を介してヘッド31と繋がっている。また、圧電素子56の他端側は、接着剤でプリンタ本体に設けられた固定部材57に固定されている。
このような構成において、正極の電圧が供給された圧電素子56の伸びに連動して、ヘッド31の他端側が上方に移動する。一方、負極の電圧が供給された圧電素子56の縮みに連動して、ヘッド31の他端側が下方に移動する。なお、圧電素子56に電圧が供給されていない場合には、圧電素子56は伸縮しない状態となっている。
上記の構成のヘッド傾斜機構50、55によって移動するヘッド31は、水平位置と右傾斜位置と左傾斜位置のうちのいずれかの位置に位置する。ヘッド31は、圧電素子51と圧電素子56に電圧が供給されていない(別言すれば、圧電素子51、56が伸縮していない)ときに、図5Aに示す水平位置に位置する。また、ヘッド31は、圧電素子51が正極の電圧が供給されて伸び、かつ圧電素子56が負極の電圧が供給されて縮んでいるときに、図5Bに示す右傾斜位置(ヘッド31が右肩下がりに傾斜している位置)に位置する。更に、ヘッド31は、圧電素子51が負極の電圧が供給されて縮み、かつ圧電素子56が正極の電圧が供給されて伸びているときに、図5Cに示す左傾斜位置(ヘッド31が左肩下がりに傾斜している位置)に位置する。
そして、水平位置に位置するヘッド31から吐出されたインクは、図5Aに示すように真下に向かって飛翔する。また、右傾斜位置に位置するヘッド31から吐出されたインクは、図5Bに示すように左下に向かって飛翔する。更に、左傾斜位置に位置するヘッド31から吐出されたインクは、図5Cに示すように右下に向かって飛翔する。このため、3つの位置に位置するヘッド31から吐出されたインクの、用紙S上の着弾位置が、異なることとなり、この結果、用紙S上のドットの形成位置も異なるものとなる。
このように3つの位置に位置するヘッド31によって、用紙S上に形成されたドットの配列方向の解像度は、ノズルピッチ(360dpi)よりも大きい1080dpiとなっている。
なお、上記においては、ヘッド31が右傾斜位置に位置する際に、圧電素子56に負極の電圧が供給されることとしたが、圧電素子56に電圧が供給されないこととしても良い。同様に、ヘッド31が左傾斜位置に位置する際に、圧電素子51に電圧が供給されないこととしても良い。
また、上記においては、ヘッド傾斜機構50、55に支持体53、58が設けられていることとしたが、支持体53、58を設けないこととしても良い。
<<印刷処理について>>
次に、ヘッド傾斜機構50、55によってヘッド31を移動させつつドットを形成する印刷処理について、説明する。
印刷処理が実行されるときのプリンタ1の各種動作は、主として、コントローラ10により実現される。特に、本実施の形態においては、メモリ13に格納されたプログラムをCPU12が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図6Aと図6Bは、印刷処理を説明するためのフローチャートである。
本印刷処理においては、まず、コントローラ10は、コンピュータ110から画像データを受信する(ステップS2)。受信された画像データは、メモリ13に格納される。なお、メモリに格納された画像データを、元画像データを呼ぶこととする。
次に、コントローラ10は、画像処理部14によって、メモリ13に格納された元画像データからドット形成データを生成する(ステップS4)。
図7は、元画像データからドット形成データの生成を説明するための図である。図7の上側に元画像データが示されている。この元画像データは、画素の集まりであり、マトリックス状に展開されたデータである。そして、元画像データの搬送方向の解像度は、360dpi(1/360インチ)であり、元画像データの配列方向の解像度も、ノズルピッチと同じ360dpiである。図7の下側にドット形成データが示されている。このドット形成データも、画素の集まりであり、マトリックス状に展開されたデータである。そして、ドット形成データの搬送方向の解像度は、元画像データとは異なり1080dpi(1/1080インチ)である。同様に、ドット形成データの配列方向の解像度も、1080dpiである。
このように、画像処理部14は、ドット形成データを生成する際に、元画像データに対して配列方向の解像度を3倍(360dpi×3)にする処理を実行している。この結果、高解像度なドット形成データを生成することとなる。そして、生成されたドット形成データは、メモリ13に格納される。
なお、元画像データの解像度(配列方向の解像度)が1080dpiである場合には、画像処理部14は、上述の処理を行わない。
コントローラ10は、給紙トレイ25に積層された用紙Sを、ヘッド31に向かって給紙する(ステップS6)。そして、コントローラ10は、ドット形成データに基づいて用紙Sに対してインクを吐出するドット形成処理を行う(ステップS8)。
ここで、ドット形成処理の詳細を説明する。図8A〜図8Fは、ドット形成を説明するための図である。
ここでは、ドット形成を開始する際に、ヘッド31が図5Bに示す右傾斜位置に位置するものとする。まず、コントローラ10は、図5Bに示す右傾斜位置に位置するヘッド31にインクを1回吐出させて、静止した用紙Sにドット(図8Aに示すように、配列方向において360dpi間隔のドットA1)を形成する(ステップS12)。すなわち、各ノズルからインクが吐出されて、ノズルピッチ(360dpi)間隔でドットA1が形成される。
次に、コントローラ10は、ヘッド傾斜機構50、55によって、右傾斜位置に位置するヘッド31を図5Aに示す水平位置へ移動させる(ステップS14)。そして、コントローラ10は、水平位置に位置するヘッド31にインクを1回吐出させて、静止した用紙Sにドット(図8Bに示すように、配列方向において360dpi間隔のドットA2)を形成する(ステップS16)。形成されたドットA2は、配列方向においてドットA1から1080dpiだけずれている。
次に、コントローラ10は、ヘッド傾斜機構50、55によって、水平位置に位置するヘッド31を図5Cに示す左傾斜位置へ移動させる(ステップS18)。そして、コントローラ10は、左傾斜位置に位置するヘッド31にインクを1回吐出させて、静止した用紙Sにドット(図8Cに示すように、配列方向において360dpi間隔のドットA3)を形成する(ステップS20)。形成されたドットA3は、配列方向においてドットA2から1080dpiだけずれている。
このように、コントローラ10は、用紙Sを静止させた状態を維持して、ヘッド傾斜機構50、55によって移動されたヘッド31にドットA1、A2、A3を形成させる。これにより、ドット列L1を構成するドットは1080dpi間隔となるため、ノズルの配列方向においてノズル間隔(360dpi)よりも高解像度(1080dpi)のドット列を形成できる。
更にドットを形成する場合には(ステップS22:Yes)、用紙Sを搬送する(S24)。ここでの用紙Sの搬送量は、720dpiである。そして、搬送後に静止した状態の用紙Sに対して再度インクを吐出して、ノズル列L2を形成する。
すなわち、コントローラ10は、左傾斜位置に位置するヘッド31にインクを吐出させて、静止した用紙Sにドット(図8Dに示すように、配列方向において360dpi間隔のドットB3)を形成する(ステップS12)。その後、コントローラ10は、ヘッド31を水平位置に移動させてドットB2(図8E)を、ヘッド31を左傾斜位置に移動させてドットB3(図8F)を、それぞれ形成する(ステップS14〜S20)。これにより、ノズル列L1と同様に、ドットの解像度が1080dpiであるノズル列L2が形成されることとなる。
一方で、形成するドットが無い場合には(ステップS22:No)、ドット形成処理が完了する。そして、ドット形成処理(S8)が完了すると、コントローラ10は、用紙Sを排紙トレイ26に排出する(ステップS10)。これにより、印刷処理が終了する。
<<第1実施形態に係るプリンタ1の有効性>>
第1実施形態に係るプリンタ1は、ノズル列のうちの或るノズルによって第1ドット(ここでは、図8Aに示すドットA1とする)を形成してから、用紙Sの搬送に伴い、搬送方向においてドットA1の隣に前記或るノズルによって第2ドット(ここでは、図8Fに示すドットB1とする)を形成するまでの間に、ヘッド傾斜機構50、55に前記ノズル群を移動させて、配列方向においてドットA1及びドットB1とは異なる位置に、前記或るノズルによって第3ドット(ここでは、図8Bに示すドットA2とする)を形成する。これにより、印刷速度を速くし、かつ、画像の高解像度を実現することが可能となる。
すなわち、ノズル列のノズルの配列方向が用紙Sの搬送方向に交差する構成であることにより、1回のインク吐出で用紙S上に多数のドットが配列方向に形成される。特に、プリンタ1においては、用紙幅全域にわたって一度にドットが形成される。このため、いわゆるシリアルプリンタに比べて印刷速度を速くできる。
また、ヘッド31(ノズル列)が第1位置(ここでは、図5Bに示す右傾斜位置とする)と第2位置(ここでは、図5Aに示す水平位置とする)のそれぞれに位置するときに当該ヘッド31からインクを吐出する。これにより、ドットA1、A2(ドットB1、B2)が形成される。このため、ドット列L1、L2の解像度(1080dpi)がノズルピッチ(360dpi)よりも大きくなる。従って、高解像度の画像を実現できる。
さらに、上記実施の形態において、ヘッド傾斜機構50、55は、ヘッド31を用紙Sに対して傾かせることにより、ノズル列を右傾斜位置又は水平位置へ移動させる。そして、コントローラ10は、ヘッド31(ノズル列)が右傾斜位置に位置する際に、前記或るノズルによってドットA1又はドットB1を形成し、ヘッド31(ノズル列)が水平位置に位置する際に、前記或るノズルによってドットA2を形成することとした。
このようにヘッド31を傾斜させてインクを吐出させる場合には、ヘッド31の用紙Sに対する傾斜角度が小さくても、ドットA1とドットA2の用紙S上の着弾位置をずらしやすい。
さらに、上記実施の形態において、コントローラ10は、用紙Sを静止させた状態を維持して、右傾斜位置に位置するヘッド31(ノズル列)の前記或るノズルによってドットA1(図8A)を、ヘッド傾斜機構50、55によって右傾斜位置から水平位置へ移動したヘッド31の前記或るノズルによってドットA2(図8B)を、それぞれ形成する。そして、コントローラ10は、その後に搬送され静止した用紙Sに対して、右傾斜位置へ移動したヘッド31の前記或るノズルによってドットB1(図8F)を形成することとした。
かかる場合には、静止した用紙Sに対してインクを吐出するので、インクの着弾位置が精度良いものとなる。従って、高解像度であるドットを精度良く形成できる。
さらに、上記実施の形態において、ノズルの配列方向の幅は、用紙Sの前記配列方向の幅よりも大きいこととした。
これにより、1回のインク吐出により、用紙Sの幅全体にわたってドットが一度に形成される。このため、印刷速度をより速くすることができる。
<<ドット形成処理の第2実施例>>
上述したドット形成処理においては、図8A〜図8Cに示すように、用紙Sを静止させた状態を維持して、ドットA1、A2、A3を順次形成していた(第1実施例)。これに対して、以下に説明する第2実施例においては、搬送中の用紙Sに対してドットを順次形成する。これにより、高解像度の画像を実現しつつ、印刷速度をより速くすることが可能となる。
また、第2実施例においては、搬送中の用紙Sにドットを形成するために、第1実施例のドット形成データとは異なるドット形成データが生成される。そこで、以下においては、ドット形成データの生成、ドット形成処理の順に説明する。
図9は、第2実施例に係るドット形成データの生成を説明するための図である。
図9の上側に元画像データが示されている。この元画像データは、マトリックス状に展開されたデータである。そして、元画像データの搬送方向の解像度は、360dpi(1/360インチ)であり、元画像データの配列方向の解像度は、360dpiである。図8の下側にドット形成データが示されている。このドット形成データの解像度は、元画像データとは異なり、千鳥状に展開されたデータである。また、ドット形成データの解像度は、元画像データの解像度よりも大きい。具体的には、ドット形成データの搬送方向の解像度は720dpi(1/720インチ)であり、ドット形成データの配列方向の解像度は720dpiである。
画像処理部14は、元画像データを細分化してドット形成データを生成する。ここで、ドット形成データの各データは、元画像データの各データを補間することにより、生成される。例えば、ドット形成データのデータE1は、元画像データのデータD1の左上の部分から補間されて生成される。同様に、データE2も、データD1から補間されて生成される。
図10A〜図10Dは、第2実施例に係るドット形成処理を説明するための図である。第2実施例のドット形成処理においては、ヘッド31は、第1実施例とは異なり、ヘッド傾斜機構50、55によって右傾斜位置と水平位置との間を移動する。そして、用紙Sの搬送中に、ドット形成データに基づいて、ヘッド31が右傾斜位置に位置するときのインクの吐出と、ヘッド31が水平位置に位置するときのインクの吐出が交互に行われて、ドットが形成される。
例えば、ヘッド31が図5Bに示す右傾斜位置に位置するときに、当該ヘッド31から搬送中の用紙Sにインクが1回吐出されて、ドット(図10Aに示すように、配列方向において360dpi間隔のドットA1)が形成される。
その後に、用紙Sの搬送中にヘッド傾斜機構50、55によって、ヘッド31が図5Aに示す水平位置に移動する。そして、水平位置に位置するヘッド31から搬送中の用紙Sにインクが1回吐出されて、ドット(図10Bに示すように、配列方向において360dpi間隔のドットA2)が形成される。
更にその後に、用紙Sの搬送中にヘッド傾斜機構50、55によって、ヘッド31が図5Bに示す右傾斜位置に移動する。そして、右傾斜位置に位置するヘッド31から搬送中の用紙Sにインクが1回吐出されて、ドット(図10Cに示すように、配列方向において360dpi間隔のドットB1)が形成される。
このようにして形成されたドットA1、A2、B1等は、千鳥状に位置する。
これにより、第2実施例においても、形成されたドットの配列方向の解像度は、ノズルピッチ(360dpi)よりも大きい720dpiとなる。よって、画像の高解像度を実現できる。
また、上記の実施形態において、コントローラ10は、右傾斜位置に位置するヘッド31(ノズル列)の或るノズルによってドットA1を形成し、その後の搬送中の用紙Sに、水平位置へ移動したヘッド31の前記或るノズルによってドットA2を形成し、更に後の搬送中の用紙Sに、右傾斜位置へ移動したヘッド31の前記或るノズルによってドットB1を形成することとした。
このように搬送中の用紙Sにドットを形成することにより、静止中の用紙Sにドットが形成される場合に比べて、印刷速度をより速くすることができる。
さらに、上記の実施形態において、プリンタ1は、複数のドットから構成される画像の形成対象となるマトリックス状に展開された画像データ(元画像データ)、を記憶するメモリ13を備える。そして、コントローラ10は、元画像データから千鳥状に展開されたドット形成データを生成し(図9)、生成されたドット形成データに基づいて、ドットA1とドットA2とドットB1を形成することとした。
かかる場合には、用紙Sの搬送中に形成されるドットの形成位置(形成されたドットは、千鳥状に位置する)に対応するように、千鳥状のドット形成データを生成することにより、ドット形成データに基づくドット形成処理が効果的に行われる。
上述したドット形成データの生成においては、画像処理部14は元画像データを細分化してドット形成データを生成することとした(図9)が、これに限定されるものではない。例えば、図11に示すように、元画像データを細分化せずにドット形成データを生成することとしてもよい。
図11は、他の実施例に係るドット形成データの生成を説明するための図である。図11に示す元画像データ及びドット形成データの解像度は、720dpiである。画像処理部14は、ドット形成データのデータを、元画像データのデータを補間して生成する。例えば、ドット形成データのデータE2は、元画像データのデータD2とデータD4を補間して生成されている。一方、データE1とデータE3は、データD1とデータD3と同じものである。
また、上記においては、ヘッド31は、ヘッド傾斜機構50、55によって右傾斜位置と水平位置の間を移動することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、ヘッド31は、右傾斜位置と水平位置と左傾斜位置の間を移動することとしてもよい。かかる場合には、形成されるドットの配列方向の解像度が1080dpiとなる。
===第2実施形態===
第2実施形態に係るヘッドユニット30の構成について、説明する。説明を省く他の構成は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態に係るヘッドユニット30には、移動機構として、ヘッド傾斜機構50、55の代わりにヘッド直進機構70、75が設けられている。ヘッド直進機構70、75は、ヘッド31を後述する中央位置、左寄り位置、及び右寄り位置に位置させるべく、当該ヘッド31を直進移動させる。
図12は、ヘッド直進機構70、75の構成を説明するための図である。図13Aは、中央位置に位置するヘッド31を示した図である。図13Bは、左寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。図13Cは、右寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。
ヘッド直進機構70は、図12に示すようにヘッド31の長手方向の一端側に設けられており、ヘッド31を長手方向(配列方向)に直進移動させる。このヘッド直進機構70は、圧電素子71と固定部材72を有している。圧電素子71は、上述した圧電素子51と同様に、正極の電圧が供給された場合には伸び、負極の電圧が供給された場合には縮む。一方、圧電素子71は、電圧が供給されていないときには、伸縮しない。また、圧電素子71の一端側はヘッド31と繋がっており、他端側は固定部材72に固定されている。このため、圧電素子71の長手方向の伸縮に伴い、ヘッド31が長手方向に移動する。
ヘッド直進機構75は、図12に示すようにヘッド31の長手方向の他端側に設けられており、ヘッド31を長手方向(配列方向)に直進移動させる。このヘッド直進機構75は、圧電素子76と固定部材77を有している。圧電素子76は、圧電素子71と同様に伸縮する。この圧電素子76の一端側はヘッド31と繋がっており、他端側は固定部材77に固定されている。このため、圧電素子76の長手方向の伸縮に伴い、ヘッド31は長手方向に移動する。
上述したヘッド直進機構70、75によって長手方向に直進移動するヘッド31は、中央位置と左寄り位置と右寄り位置のうちのいずれかの位置に位置する。ヘッド31は、圧電素子71と圧電素子76に電圧が供給されていない(別言すれば、圧電素子71、76が伸縮していない)ときに、図13Aに示す中央位置に位置する。また、ヘッド31は、圧電素子71が負極の電圧が供給されて縮み、かつ圧電素子76が正極の電圧が供給されて伸びているときに、図13Bに示す中央位置よりも長手方向左側の左寄り位置に位置する。更に、ヘッド31は、圧電素子71が正極の電圧が供給されて伸び、かつ圧電素子76が負極の電圧が供給されて縮んでいるときに、図13Cに示す中央位置よりも長手方向右側の右寄り位置に位置する。
そして、3つの位置に位置するヘッド31から、それぞれインクが吐出される。ここで、中央位置に位置するヘッド31から吐出されたインクと、左寄り位置に位置するヘッド31から吐出されたインクと、右寄り位置に位置するヘッド31から吐出されたインクとは、それぞれ、用紙S上の異なる位置に着弾する。このため、用紙S上のドットの形成位置も、異なる。
上記の構成をしたプリンタ1において、図8A〜図8F(図10A〜図10D)に示すドット形成処理を行うことにより、左寄り位置に位置するヘッド31によってドットA1(B1)が形成され、中央位置に位置するヘッド31によってドットA2(B2)が形成され、右寄り位置に位置するヘッド31によってドットA3(B3)が形成される。このため、ドットの配列方向の解像度(1080dpi)をノズルピッチ(360dpi)よりも大きくできる。従って、第1実施形態と同様に、高解像度の画像を形成することとなる。
また、上記の実施形態においては、ヘッド直進機構70、75は、ヘッド31を長手方向において直進移動させることにより、ヘッド31(ノズル列)を第一位置(ここでは、左寄り位置とする)又は第二位置(ここでは、中央位置とする)へ移動させる。そして、コントローラ10は、ヘッド31が左寄り位置に位置する際に、或るノズルによってドットA1又はドットB1を形成し、ヘッド31が水平位置に位置する際に、前記或るノズルによってドットA2を形成する。
かかる場合には、ヘッド31の移動量に応じてドットの間隔(解像度)を調整できるため、ドットを精度良く形成できる。
===第3実施形態===
第3実施形態に係るヘッドユニット30の構成について、説明する。説明を省く他の構成は、第1実施形態と同様である。
図14Aは、第3実施形態に係るプリンタ1の側面図である。図14Bは、ヘッドユニット30の複数のヘッド31の配置を示した図である。図15は、ヘッド傾斜機構50、55の構成を説明するための図である。図16Aは、水平位置に位置する複数のヘッド31を示した図である。図16Bは、右傾斜位置に位置する複数のヘッド31を示した図である。図16Cは、左傾斜位置に位置する複数のヘッド31を示した図である。
第3実施形態に係るヘッドユニット30は、第1実施形態とは異なり、複数のヘッド31を有している。複数のヘッド31は、千鳥状に配列する(図14B)ように、ヘッド取り付け板37に取り付けられている。そして、各ヘッド31のノズル面31aには、第1実施形態で説明したように、ノズル列K、ノズル列C、ノズル列M、ノズル列Yが形成されている。
また、ヘッドユニット30には、第1実施形態で説明したヘッド傾斜機構50、55が設けられている。ただし、第3実施形態に係る圧電素子51及び圧電素子56は、ヘッド31では無く、ヘッド取り付け板37と繋がっている(図15)。このため、ヘッド傾斜機構50、55は、ヘッド取り付け板37を傾斜させることによって、複数のヘッド31を傾斜させる。そして、複数のヘッド31は、ヘッド取り付け板37の傾斜に伴い、水平位置、右傾斜位置、左傾斜位置に位置する。
複数のヘッド31は、圧電素子51と圧電素子56に電圧が供給されていないときに、図16Aに示す水平位置に位置する。また、複数のヘッド31は、圧電素子51が正極の電圧が供給されて伸び、かつ圧電素子56が負極の電圧が供給されて縮んでいるときに、図16Bに示す右傾斜位置に位置する。更に、複数のヘッド31は、圧電素子51が負極の電圧が供給されて縮み、かつ圧電素子56が正極の電圧が供給されて伸びているときに、図16Cに示す左傾斜位置に位置する。
上記の構成において、図8A〜図8F(図10A〜図10D)に示すドット形成処理を行うことにより、右傾斜位置に位置するヘッド31によってドットA1(B1)が形成され、水平位置に位置するヘッド31によってドットA2(B2)が形成され、右傾斜位置に位置するヘッド31によってドットA1(B1)が形成され、水平位置に位置するヘッド31によってドットA2(B2)が形成され、左傾斜位置に位置するヘッド31によってドットA3(B3)が形成される。このため、ドットの配列方向の解像度(1080dpi)をノズルピッチ(360dpi)よりも大きくできる。従って、第1実施形態と同様に、高解像度の画像を形成することとなる。
===第4実施形態===
第4実施形態に係るヘッドユニット30の構成について、説明する。説明を省く他の構成は、第1実施形態と同様である。
第4実施形態に係るヘッドユニット30は、第3実施形態と同様に複数のヘッド31を有している。一方、第4実施形態に係るヘッドユニット30には、ヘッド傾斜機構50、55の代わりに、第2実施形態で説明したヘッド直進機構70、75が設けられている。
図17は、ヘッド直進機構70、75の構成を説明するための図である。図18Aは、中央位置に位置するヘッド31を示した図である。図18Bは、左寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。図18Cは、右寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。
第4実施形態においては、圧電素子71及び圧電素子76は、ヘッド31では無く、ヘッド取り付け板37と繋がっている(図17)。このため、ヘッド直進機構70、75は、ヘッド取り付け板37を直進移動させることによって、複数のヘッド31を直進移動させる。そして、複数のヘッド31は、ヘッド取り付け板37の直進移動に伴い、中央位置、左寄り位置、右寄り位置に位置する。
複数のヘッド31は、圧電素子71と圧電素子76に電圧が供給されていない(別言すれば、圧電素子51、56が伸縮していない)ときに、図18Aに示す中央位置に位置する。また、複数のヘッド31は、圧電素子71が正極の電圧が供給されて伸び、かつ圧電素子76が負極の電圧が供給されて縮んでいるときに、図18Bに示す左寄り位置に位置する。更に、複数のヘッド31は、圧電素子71が負極の電圧が供給されて縮み、かつ圧電素子76が正極の電圧が供給されて伸びているときに、図18Cに示す右寄り位置に位置する。
上記の構成において、図8A〜図8F(図10A〜図10D)に示すドット形成処理を行うことにより、左寄り位置に位置するヘッド31によってドットA1(B1)が形成され、中央位置に位置するヘッド31によってドットA2(B2)が形成され、右寄り位置に位置するヘッド31によってドットA3(B3)が形成される。このため、ドットの配列方向の解像度(1080dpi)をノズルピッチ(360dpi)よりも大きくできる。従って、第1実施形態と同様に、高解像度の画像を形成することとなる。
===第5実施形態===
第5実施形態に係るヘッドユニット30の構成について、説明する。説明を省く他の構成は、第1実施形態と同様である。
図19Aは、第5実施形態に係るプリンタ1の側面図である。図19Bは、ヘッドユニット30の複数のヘッド31の配置を示した図である。図20は、ヘッド傾斜機構50、55の構成を説明するための図である。図21Aは、水平位置に位置する複数のヘッド31を示した図である。図21Bは、右傾斜位置に位置する複数のヘッド31を示した図である。図21Cは、左傾斜位置に位置する複数のヘッド31を示した図である。
第5実施形態に係るヘッドユニット30は、第3実施形態と同様に複数のヘッド31を有している。また、ヘッドユニット30には、第1実施形態で説明したヘッド傾斜機構50、55が設けられている。そして、ヘッド傾斜機構50、55は、各ヘッド31に対して設けられており、各ヘッド31を独立して傾斜できる構成となっている。だだし、本実施例においては、制御を簡易にする観点から各ヘッド31を同時に傾斜させる。なお、固定部材52、57は、ヘッド取り付け板37の一部を構成している。
各ヘッド31は、水平位置と右傾斜位置と左傾斜位置のうちのいずれかの位置に位置する。そして、各ヘッド31の移動態様は同様であるので、ここでは、複数のヘッド31のうちの一つのヘッド31を例に挙げて説明する。
ヘッド31は、圧電素子51と圧電素子56に電圧が供給されていないときに、図21Aに示す水平位置に位置する。また、ヘッド31は、圧電素子51が正極の電圧が供給されて伸び、かつ圧電素子56が負極の電圧が供給されて縮んでいるときに、図21Bに示す右傾斜位置に位置する。更に、ヘッド31は、圧電素子51が負極の電圧が供給されて縮み、かつ圧電素子56が正極の電圧が供給されて伸びているときに、図21Cに示す左傾斜位置に位置する。
上記の構成において、図8A〜図8F(図10A〜図10D)に示すドット形成処理を行うことにより、右傾斜位置に位置するヘッド31によってドットA1(B1)が形成され、水平位置に位置するヘッド31によってドットA2(B2)が形成され、右傾斜位置に位置するヘッド31によってドットA1(B1)が形成され、水平位置に位置するヘッド31によってドットA2(B2)が形成され、左傾斜位置に位置するヘッド31によってドットA3(B3)が形成される。このため、ドットの配列方向の解像度(1080dpi)をノズルピッチ(360dpi)よりも大きくできる。従って、第1実施形態と同様に、高解像度の画像を形成することとなる。
===第6実施形態===
第6実施形態に係るヘッドユニット30の構成について、説明する。説明を省く他の構成は、第1実施形態と同様である。
第6実施形態に係るヘッドユニット30は、第5実施形態と同様に複数のヘッド31を有している。一方、第6実施形態に係るヘッドユニット30には、ヘッド傾斜機構50、55の代わりに、第2実施形態で説明したヘッド直進機構70、75が設けられている。
図22は、ヘッド直進機構70、75の構成を説明するための図である。図23Aは、中央位置に位置するヘッド31を示した図である。図23Bは、左寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。図23Cは、右寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。
ヘッド傾斜機構50、55は、各ヘッド31に対して設けられており、各ヘッド31が独立して直進移動できる構成となっている。だだし、本実施例においては、制御を簡易にする観点から各ヘッド31を同時に直進移動させる。
各ヘッド31は、直進移動することによって、中央位置、左寄り位置、右寄り位置のうちのいずれかの位置に位置する。各ヘッド31の移動態様は同様であるので、ここでは、複数のヘッド31のうちの一つのヘッド31を例に挙げて説明する。
ヘッド31は、圧電素子71と圧電素子76に電圧が供給されていないときに、図23Aに示す中央位置に位置する。また、複数のヘッド31は、圧電素子71が正極の電圧が供給されて伸び、かつ圧電素子76が負極の電圧が供給されて縮んでいるときに、図23Bに示す左寄り位置に位置する。更に、複数のヘッド31は、圧電素子71が負極の電圧が供給されて縮み、かつ圧電素子76が正極の電圧が供給されて伸びているときに、図23Cに示す右寄り位置に位置する。
上記の構成において、図8A〜図8F(図10A〜図10D)に示すドット形成処理を行うことにより、左寄り位置に位置するヘッド31によってドットA1(B1)が形成され、中央位置に位置するヘッド31によってドットA2(B2)が形成され、右寄り位置に位置するヘッド31によってドットA3(B3)が形成される。このため、ドットの配列方向の解像度(1080dpi)をノズルピッチ(360dpi)よりも大きくできる。従って、第1実施形態と同様に、高解像度の画像を形成することとなる。
===その他の実施の形態===
上記の実施形態は、主としてプリンタについて記載されているが、その中には、印刷装置、記録装置、液体吐出装置、搬送方法、印刷方法、記録方法、液体吐出方法、印刷システム、記録システム、コンピュータシステム、プログラム、プログラムを記憶した記憶媒体、表示画面、画面表示方法、印刷物の製造方法、等の開示が含まれていることは言うまでもない。
また、一実施形態としてのプリンタ等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態では、プリンタが説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の液体吐出装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。
また、上記の実施形態において、ヘッドユニット30のノズル列の配列方向の幅が、用紙Sの前記配列方向の幅よりも大きいこととしたが、前記ノズル列の配列方向の幅が用紙Sの前記配列方向の幅よりも小さいこととしてもよい。
また、上記の実施形態において、ヘッド傾斜機構50(55)とヘッド直進機構70(75)には、圧電素子51等が用いられていたが、ヘッド31を傾斜又は直進させるものであれば、どのようなものでも良い。例えば、ヘッドユニット30に回転可能な電磁モータを設けて、当該電磁モータが回転することにより、ヘッド31が傾斜等しても良い。また、ヘッドユニット30に多自由度を有する超音波モータを設けて、ヘッド31を移動させても良い。
また、インクの吐出方式としてピエゾ素子を利用するものに限られず、例えばサーマルプリンタなどにも適用できる。
プリンタ1の全体構成を概略的に示すブロック図である。 紙搬送ユニット20及びヘッドユニット30の側面図である。 ヘッド31のノズル面31aに設けられたノズルを説明するための図である。 ヘッド傾斜機構50、55の構成を説明するための図である。 図5Aは、水平位置に位置するヘッド31を示した図である。図5Bは、右傾斜位置に位置するヘッド31を示した図である。図5Cは、左傾斜位置に位置するヘッド31を示した図である。 図6Aと図6Bは、印刷処理を説明するためのフローチャートである。 元画像データからドット形成データの生成を説明するための図である。 図8A〜図8Fは、ドット形成を説明するための図である。 第2実施例に係るドット形成データの生成を説明するための図である。 図10A〜図10Dは、第2実施例に係るドット形成を説明するための図である。 他の実施例に係るドット形成データの生成を説明するための図である。 ヘッド直進機構70、75の構成を説明するための図である。 図13Aは、中央位置に位置するヘッド31を示した図である。図13Bは、左寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。図13Cは、右寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。 図14Aは、第3実施形態に係るプリンタ1の側面図である。図14Bは、ヘッドユニット30の複数のヘッド31の配置を示した図である。 図15は、ヘッド傾斜機構50、55の構成を説明するための図である。 図16Aは、水平位置に位置するヘッド31を示した図である。図16Bは、右傾斜位置に位置するヘッド31を示した図である。図16Cは、左傾斜位置に位置するヘッド31を示した図である。 ヘッド直進機構70、75の構成を説明するための図である。 図18Aは、中央位置に位置するヘッド31を示した図である。図18Bは、左寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。図18Cは、右寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。 図19Aは、第5実施形態に係るプリンタ1の側面図である。図19Bは、ヘッドユニット30の複数のヘッド31の配置を示した図である。 ヘッド傾斜機構50、55の構成を説明するための図である。 図21Aは、水平位置に位置するヘッド31を示した図である。図21Bは、右傾斜位置に位置するヘッド31を示した図である。図21Cは、左傾斜位置に位置するヘッド31を示した図である。 ヘッド直進機構70、75の構成を説明するための図である。 図23Aは、中央位置に位置するヘッド31を示した図である。図23Bは、左寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。図23Cは、右寄り位置に位置するヘッド31を示した図である。
符号の説明
1 プリンタ、10 コントローラ、11 インターフェース、
12 CPU、13 メモリ、14 画像処理部、
20 紙搬送ユニット、21 給紙ローラ、22 搬送ローラ、
23 搬送ローラ、24 搬送ベルト、25 給紙トレイ、26 排紙トレイ、
30 ヘッドユニット、31 ヘッド、31a ノズル面、
37 ヘッド取り付け板、40 検出器群、
50 ヘッド傾斜機構、51 圧電素子、52 固定部材、53 支持体、
55 ヘッド傾斜機構、56 圧電素子、57 固定部材、58 支持体、
70 ヘッド直進機構、71 圧電素子、72 固定部材、
75 ヘッド直進機構、76 圧電素子、77 固定部材、
110 コンピュータ

Claims (8)

  1. (a)媒体の搬送方向と交差する配列方向に所定間隔で配列され液体を吐出する複数のノズル、から成るノズル群を有するヘッドであって、
    前記複数のノズルの前記配列方向が前記ヘッドの長手方向に沿っているヘッドと、
    (b)前記媒体を前記搬送方向に搬送する媒体搬送機構と、
    (c)前記配列方向において前記ノズル群を移動させる移動機構と、
    (d)前記ノズル群による前記液体の吐出と、前記媒体搬送機構による前記媒体の搬送とを行わせて、前記媒体に複数のドットを形成する制御部であって、
    前記ノズル群のうちの或るノズルによって第1ドットを形成してから、前記媒体の搬送に伴い、前記搬送方向において前記第1ドットの隣に前記或るノズルによって第2ドットを形成するまでの間に、
    前記移動機構に前記ノズル群を移動させて、前記配列方向において前記第1ドット及び前記第2ドットとは異なる位置に、前記或るノズルによって第3ドットを形成する制御部と、
    (e)を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置であって、
    前記移動機構は、前記ヘッドを前記媒体に対して傾かせることにより、前記ノズル群を第一位置又は第二位置へ移動させ、
    前記制御部は、
    前記ノズル群が前記第1位置に位置する際に、前記或るノズルによって前記第1ドット又は前記第2ドットを形成し、
    前記ノズル群が前記第2位置に位置する際に、前記或るノズルによって前記第3ドットを形成することを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項1に記載の液体吐出装置であって、
    前記移動機構は、前記ヘッドを前記長手方向において直進移動させることにより、前記ノズル群を第一位置又は第二位置へ移動させ、
    前記制御部は、
    前記ノズル群が前記第1位置に位置する際に、前記或るノズルによって前記第1ドット又は前記第2ドットを形成し、
    前記ノズル群が前記第2位置に位置する際に、前記或るノズルによって前記第3ドットを形成することを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の液体吐出装置であって、
    前記制御部は、
    前記媒体を静止させた状態を維持して、前記第1位置に位置する前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第1ドットを、前記移動機構によって前記第1位置から前記第2位置へ移動した前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第3ドットを、それぞれ形成し、
    その後に搬送され静止した前記媒体に対して、前記第1位置へ移動した前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第2ドットを形成することを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項2または請求項3に記載の液体吐出装置であって、
    前記制御部は、
    前記第1位置に位置する前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第1ドットを形成し、
    その後の搬送中の前記媒体に、前記第2位置へ移動した前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第3ドットを形成し、
    更に後の搬送中の前記媒体に、前記第1位置へ移動した前記ノズル群の前記或るノズルによって前記第2ドットを形成することを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項5に記載の液体吐出装置であって、
    前記複数のドットから構成される画像の形成対象となるマトリックス状に展開された画像データ、を記憶するメモリを備え、
    前記制御部は、
    前記画像データから千鳥状に展開されたドット形成データを生成し、
    生成された前記ドット形成データに基づいて、前記第1ドットと前記第2ドットと前記第3ドットを形成することを特徴とする液体吐出装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の液体吐出装置であって、
    前記ノズル群の前記配列方向の幅は、前記媒体の前記配列方向の幅よりも大きいことを特徴とする液体吐出装置。
  8. (a)媒体の搬送方向と交差する配列方向に所定間隔で配列され液体を吐出する複数のノズル、から成り、ヘッドに設けられたノズル群であって、前記複数のノズルの前記配列方向が前記ヘッドの長手方向に沿っているノズル群による前記液体の吐出と、
    前記媒体の搬送と、を行わせて、前記媒体に複数のドットを形成するドット形成方法であって、
    (b)前記ノズル群のうちの或るノズルによって第1ドットを形成してから、前記媒体の搬送に伴い、前記搬送方向において前記第1ドットの隣に前記或るノズルによって第2ドットを形成するまでの間に、
    前記配列方向において前記ノズル群を移動させて、前記配列方向において前記第1ドット及び前記第2ドットとは異なる位置に、前記或るノズルによって第3ドットを形成するステップ、
    を有することを特徴とするドット形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101497563B1 (ko) * 2011-07-08 2015-03-02 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 기판제조방법 및 기판제조장치

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