JP2009166068A - レーザ加工装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レーザ加工装置として、レーザ光源と、該レーザ光源からの光を連続紙等の媒体上に照射する2つのヘッドを設け、更に上記レーザ光源から2つのヘッドに光を伝送する伝送光学系と、上記媒体を搬送する媒体搬送機構と、上記ヘッドを媒体に対して移動させる移動機構とを設け、光路切替部によってレーザ光源からのレーザ光を一方のヘッドに導き、媒体に対する加工処理を行なうと共に、他方のヘッドは加工開始位置に復帰させ、以後交互に2つのヘッドを操作し、順次媒体に対してレーザ光を照射し、媒体に対するレーザ加工を高速に行う。
【選択図】 図1
Description
そこで、本発明は被加工物の移動を停止させることなく、被加工物に対して高速にレーザ加工を行ない、装置も大型化することのないレーザ加工装置を提供するものである。
図1は、本実施形態のレーザ加工装置の概略図である。また、図2は連続紙である媒体をレーザ加工装置内で搬送させる構成を示す概略図であり、図1に示すD方向からの矢視図である。媒体はレーザを照射する対象物となる被加工物である。
上位装置7から供給された媒体2は、前述の図2に示す媒体搬送機構10により矢印a方向に搬送され、1軸ステージ3a、3bと交差して搬送された後に、前述の後処理機へと送られる。不図示の装置フレームに固定されたレーザ光源1から出射されたほぼ平行なレーザ出射光5aは、光路切替手段9に内蔵された互いに直角な3面の反射面を有する光学部材であるコーナーキューブ9aによって反射し、搬送方向下流側の1軸ステージ3bに固定されたミラー8bに入射する。
図5(a)の状態は、集光ヘッド4aが加工開始位置である4a−1の位置にあり、集光ヘッド4bが加工終了位置である4b−2の位置にあることを示す。この状態で、コーナーキューブ9aはレーザ出射光5aから退避させた位置にあり、レーザ出射光5aはミラー8aで反射し、集光ヘッド4aに導かれ、集光ヘッド4a内のミラー17aを介して集光レンズ18aに入射し、媒体2の加工開始位置上に微少スポットを結ぶ。
NA=sinθ3=D/2f
で表され、この時のθ2とθ3の関係を、
θ3<θ2
となるように設定することにより、媒体2の集光レンズとの反対側に位置する図示しない媒体載置台表面から反射されるビームのレーザ光源側への戻り反射光を無くすことができる。
また、前述したように、光路の切り替えを行う際にコーナーキューブ9aを繰り返し移動するが、その際に機械的なガタなどにより、図6(a)に示すようにコーナーキューブ9aがθだけ傾いた状態になる場合がある。コーナーキューブとは、90度の直角を3つ合成した三角錐のプリズムで成るコーナーキューブプリズムや、表面が金属で形が正方形または直角二等辺三角形の反射板3枚をお互いが直角に向くようにつなぎ合わせたコーナーキューブリフレクタを指し、光を来た方向に正確に反射するという性質を持った光学素子である。通常の反射面が1面だけの反射ミラーでは、角度θだけミラー位置が回転すると、反射光線は入射光線に対して2θだけ傾く。しかし、本実施形態では、光路切替手段9としてコーナーキューブ9aを採用するため、反射部材の位置が回転方向に変化しても反射光線が傾くことはない。従って、常に一定の角度で集光ヘッドへビームを向けることができ、光路途中の開口部などでけられることがないため、安定したパワーを維持することができる。
第2の実施形態は、2つの集光ヘッドを媒体2の表裏両側の空間に配置し、媒体2を挟むように対向して配置した例である。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、集光ヘッドをそれぞれ1軸ステージに配設し、3つの1軸ステージを媒体2の同じ面側に並列に配置したレーザ加工装置を説明するものである。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図12は本実施形態のレーザ加工装置の概略図であり、図13は本例のレーザ加工装置に使用する光路切替手段の構成を示す図である。
また、レーザ光源からの光を光ファイバの一端に入射させ、光ファイバの他端を移動させることにより光路を切り換えても良い。
また、媒体の切断加工だけでなく、マーキングやアニール処理、焼き入れ等の他の媒体加工に用いる事も出来る。
2・・・媒体
3a、3b・・1軸ステージ
4a、4b・・集光ヘッド
5・・レーザ光源
5a・・レーザ出射光
6a、6b・・矢印
7・・上位装置
8a、8b・・ミラー
9・・・光路切替手段
9a・・コーナーキューブ
10・・媒体搬送機構
11・・駆動ローラ対
12a−12b、12c−12d・・ガイド
13・・テンションローラ対
14・・吸引ノズル
17a、17b・・ミラー
18a、18b・・集光レンズ
20・・レーザ加工装置
21・・レーザ光源
21a・・レーザ出射光
23a、23b・・1軸ステージ
24a、24b・・集光ヘッド
25a、25b・・ミラー
26・・駆動ローラ対
27a−27b、27c−27e・・ガイド
28・・テンションローラ対
29・・弛みセンサ
30・・ミラー
30・・レーザ加工装置
31a・・レーザ出射光
33a、33b、33c・・1軸ステージ
34a、34b、34c・・集光ヘッド
35a、35b、35c・・ミラー
41・・レーザ光源
42・・光路切替手段
43a、43b・・1軸ステージ
42a・・軸
42b・・反射部
42c・・透過部
45a、45b・・ミラー
Claims (10)
- レーザ光源と、
前記レーザ光源からの光を媒体上に照射する複数のヘッドと、
前記レーザ光源から前記複数のヘッドに光を伝送する伝送光学系と、
前記媒体の媒体搬送機構と、
前記複数のヘッドを前記媒体に対して移動させる移動機構と、を有し、
前記伝送光学系は前記レーザ光源から前記複数のヘッドへ選択的に光を導く光路切り替え部を有することを特徴とするレーザ加工装置。 - 前記移動機構は、前記複数のヘッドを前記媒体の搬送方向に対して斜めに移動させることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
- 前記複数のヘッドは、前記媒体に対して上方又は下方の空間のどちらか一方に配置されることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
- 前記複数のヘッドはそれぞれ前記光を前記媒体上に集光するレンズを有し、前記複数のヘッドのそれぞれの前記レンズの光軸が他の前記複数のヘッドの前記レンズの集光視野角に入らないように傾けて配置されることを特徴とする請求項3記載のレーザ加工装置。
- 前記複数のヘッドは、前記媒体に対して上方及び下方の空間に配置されることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
- 前記光路切り替え部は少なくとも前記レーザ光源からの光を反射する反射面を有する光学素子を有することを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
- 前記光路切り替え部は前記光学素子の移動機構を有すことを特徴とする請求項6記載のレーザ加工装置。
- 前記光学素子はコーナーキューブであることを特徴とする請求項6記載のレーザ加工装置。
- 前記光学素子は同一平面上に反射面と、透過面を有することを特徴とする請求項6記載のレーザ加工装置。
- 前記複数のヘッドにより前記媒体に照射された光は同一直線上に位置することを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
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JP2008005440A JP2009166068A (ja) | 2008-01-15 | 2008-01-15 | レーザ加工装置 |
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2008
- 2008-01-15 JP JP2008005440A patent/JP2009166068A/ja active Pending
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