JP2009165397A - 草刈り機 - Google Patents

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Abstract

【課題】刈り取り部と機体フレームとの間に、刈り草や異物が侵入してたまることによる出力低下、プーリへの噛み混みによるベルト外れ、昇降操作が重くなること等を防止する。
【解決手段】小型乗用草刈り機のデッキ12上面と機体フレーム下部面との間の空間を遮蔽し、刈り草、刈り枝、異物などの進入を防止する遮蔽シートS1を機体走行方向略前方側に且つ略前方方向に対し上下方向に一つ又は二つ以上を交換可能にし、機体フレーム2側又はデッキ12側に配設する構成にした。
【選択図】図1

Description

本発明は草刈り機または類機の芝刈り機の中で主に小形乗用タイプのもので、その操作性と作業性などに関わるものである。
小型乗用草刈り機は普及し始めからそうであったが、機体下側で刈り刃が高速回転し且つ車輪走行することから、刈り草や刈り枝あるいは小石などの異物が飛散することによる様々な問題があった。機械側への弊害としては、刈り草などが車輪軸にからみつく、刈りカスが塵、ホコリとなって舞い上がりエンジン不調を起こす、などがあり(特許文献1)、機械以外にも飛び石、飛び枝などで第三者がけがをする、他の物が損傷するなどの問題があった。(特許文献2)
特許第3278408号 特開2003−164211
小型乗用草刈機普及し始めの頃の問題はほぼ対策されてきたかに見えるが、構造上まだ未解決の問題がいくつか残っている。その一つ機械側の問題として、刈り取り部と機体フレームとの間に刈り草や異物が侵入してたまるという問題がある。草刈機の刈り取り部は機体フレームとリンクで連結され必要に応じ昇降できるようになっており、その間には刈り刃を駆動するためのプーリ&ベルト導伝機構がある。(図1)これに刈り草や異物が入り込むと、プーリ軸への巻き付きによる出力低下、プーリへの噛み混みによるベルト外れ、などの問題がある。またリンクに挟まった場合昇降操作が重くなったり最悪昇降操作(特に上げ操作)が出来なくなってしまうという問題がある。作業終了毎に整備していればこのようなトラブルの起こることは比較的少ないが、初夏の最多忙期など毎日整備する人は希である。本発明は草刈り機の以上の問題を解決し、作業トラブルの少ない作業性に優れた草刈り機を提供する。
上記課題を解決するために本発明において講じた手段は、小型乗用草刈り機の刈り取り部のカバー(又はデッキ)上面と機体フレーム下部面との間の空間を遮蔽し、刈り草、刈り枝、異物などの進入を防止する遮蔽シート、又は遮蔽板を、機体走行方向略前方側に、且つ略前方方向に対し上下方向に、一つ又は二つ以上を交換可能に、機体フレーム側、又は刈り取り部カバー(又はデッキ)側に配設する構成にした。更に遮蔽シート、又は遮蔽板の遮蔽高さ面が刈り取り部の高さ位置に応じて可変可能になるよう、遮蔽シート、又は遮蔽板を、前記カバー(又はデッキ)と、又はフレームと、又はそれ同士と、屈曲、又は摺動させるか、あるいは又上下方向に伸縮させる構成にしたことである。
本発明は上記手段を施したことにより以下の効果を有する。
刈り草、異物などの機体フレームと刈り取り部との間への入り込みが大幅に減少するため、刈り刃回転出力低下、ベルト外れ、刈り取り部の昇降動作不良などの作業トラブルがなくなり作業能率が向上する。
刈り草、異物などの機体フレームと刈り取り部との間への入り込みが大幅に減少するため、今までたまるたびに作業を中断し、排出作業をしていたことが必要なくなり、作業中断せず連続作業が出来るようになり作業性が大幅に向上する。
刈り草、異物などの機体フレームと刈り取り部との間への入り込みが大幅に減少するため、作業終了後の整備も大幅に簡略化され作業快適性が向上する。
従来の類似課題対策と同様の遮蔽材(固定板)を装着するだけでは刈り取り部が上下動するため不完全である。刈り取り部の上下位置に応じて遮蔽面が増減可能なように屈曲性のある材質を使用し屈曲可能な配設構成にすることで、たいしたコストをかけずに極めてシンプルに刈り草や異物の侵入をほぼ完全に防止することができた。
本発明の第一実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明草刈り機の実施例で左側面図、図2は平面図、図3は正面図であり、図4は本発明遮蔽シート装着の様子を示す斜視図である。図は見やすくする為一部省略している。刈り取り部1は機体フレーム2の略中央部に対の前部リンク14−14と後部リンク15−15により垂設され、昇降レバー13の操作により連結リンク16を昇降させ刈り取り高さの位置調整および障害箇所通過時やトラックへの積み降ろし用に引き上げ固定が出来るようになっている。またレバー13の操作力を補助するためスプリング18やガスシリンダ19が装着してある。原動機であるエンジン3は出力軸を機体垂下方向に装着してあり、出力軸に固着している駆動プーリ3Rの一方でトランスミッション4の入力軸に固着してある走行プーリ4Rを駆動し対の走行車輪6−6により走行する。動力伝達は走行テンションプーリ2R2をベルトに押圧するベルトテンション方式で行なっている。またステアリング7に従動する対の操舵車輪5−5により機体走行の舵取りを行う。
一方、エンジン出力軸に固着している駆動プーリ3Rのもう一方側で刈り取り部1の上部に配設してある作業プーリ1Rを駆動し、プーリと軸結している刈り刃11を回転させ、あらかじめ設定した刈り取り高さで草を刈り払うことができる。刈り取り部1の作業動力を入り切りさせるクラッチ機構は作業テンションプーリ2R1をベルトに押圧するベルトテンション方式で行う。刈り取り部1には刈り刃11の回転域全体を覆うカバー12が安全保護と刈り草吹き上がり防止などの目的で装着され通称デッキと呼ばれる。前記前部リンク14と後部リンク15は一端が機体フレーム2下部にもう一端がデッキ12上部に回動可能に軸支される。デッキ12にはまた外周に沿って刈り草や異物の回転刃による飛散防止のためのガードカバーが装着されている。
以上のように走行、作業共に動力伝達するプーリ&ベルト導伝機構はほとんど全て機体フレーム2と刈り取り部1のデッキ12の間に集中している。ここに刈り草や異物などが入り込んでたまり、プーリに挟まれたり、回転軸に絡まったりすると出力低下やベルト外れなどのトラブルになる。また刈り取り部1を昇降支持する前後部リンク14、15と機体フレーム2やデッキ12との間にたまると昇降レバー13が重くなったり最悪昇降操作(特に上げ方向)が出来なくなるトラブルになる。これらは従来のガードカバーである程度刈り草進入を防ぐ効果はあったが、根本的に機体フレーム2とデッキ12の間が開いているため全く不十分であった。
本発明は機体フレーム2と刈り取り部1のデッキ12との間の刈り草や異物の侵入口を根本的に遮蔽しようとの発想から実現したものである。本発明遮蔽シートを説明する。シートの一端を機体フレーム2側の下部に取り付けステーを介し交換可能にボルト固定し、シートのもう一端をデッキ12上面に図1、S1の様に屈曲させて略垂下配設させてある。この遮蔽材には屈曲性ある5mm厚のゴムシートを使用した。この構成によりデッキ12即ち刈り取り部1の昇降動作に連動しシート先端がデッキ12上面を摺動するため、屈曲部が昇降移動し刈り取り部1の高さ位置に関係なく機体フレーム2下側とデッキ12上部との間は完全に遮蔽される。今回、従来機構造をそのまま生かすため前部リンク14をよけるために、左遮蔽シートS1、右遮蔽シートS2、中央遮蔽シートS3の3ピース構成にした。厳密にはリンク幅分の隙間があり完全遮蔽ではないが効果は絶大であった。
以上の本発明構成で、刈り草や異物が機体フレーム2と刈り取り部1との間に入り込むことが大幅に減少し、草刈り作業中に、急に出力不足になる、ベルトが外れる、刈り取り部1の昇降操作が重くなったり出来なくなったりする、などのトラブルの発生がなくなり快適に作業を行うことが出来、作業中断しての排出整備作業などもなくなくり作業能率が大幅に向上するようになった。
実施例では遮蔽シートSは機体進行方向に向かって且つ前面側に装着しているが、他に側方、後方にも付けてみたところ効果に大差はなかった。草の取り込み口方向と前輪からの巻き上げ口方向を中心に遮蔽することで進入の大部分を防ぐことが出来る。第一実施例のゴムシートのデッキ12上面への屈曲垂設は、遮蔽の方法や遮蔽部品、例えばリンク可動板、アコーデオン樹脂厚シート、などいろいろ試みた結果得られた、最も単純で安価な方式である。
図5に第2実施例を示す。第一実施例のゴムシート先端をデッキ12側にも固定した場合の左側遮蔽シートS21を示す。こうすることでシートS21とデッキ12の隙間は、特に刈り取り部1を最下位置にした場合でも、ほぼ完全に無くなるが交換時の手間が増える。図6に第3実施例を示す。デッキ12の前面側に垂下配設させただけの左側遮蔽シートS31を示す。この場合デッキ12の外周形状に沿うため左側遮蔽シートの場合は機体前面方向より左寄りに装着するようになる。この状態でも効果は得られるが垂下フリー状態の為、刈り刃11や前輪5−5の干渉を受けたり、又デッキ12がシートS31を摺動するようになるため損傷が激しく又トラブルも起きやすい。
作業部が上下動し異物の侵入を嫌う中小型の農業機械、土木建設機械など全ての中小型作業機械に使用が可能である。
本第1実施例草刈り機を示す左側面図、である。 本第1実施例草刈り機を示す平面図、である。 本第1実施例草刈り機を示す正面図、である。 本発明遮蔽シート装着の様子を示す第一実施例草刈機の斜視図であ 本第2実施例草刈り機を示す左側面部分図、である。 本第3実施例草刈り機を示す左側面部分図、である。
符号の説明
1 刈り取り部
2 機体フレーム
3 エンジン
4 トランスミッション
5 前輪
6 駆動後輪
7 ステアリング
11 刈り刃
12 デッキ
13 昇降レバー
14 前部リンク
15 後部リンク
1R 作業プーリ
2R テンションプーリ
3R エンジンプーリ
4R 走行プーリ
S1 左遮蔽シート
S2 右遮蔽シート
S3 中央遮蔽シート

Claims (2)

  1. エンジン又はモータを搭載し、左右一対の前輪と後輪と、該前後輪間に、刈り取り部と、操縦及び操舵機構とを配設し、自動車運転感覚で操縦できるようにした小型乗用草刈り機において、該刈り取り部のカバー(又はデッキ)上面と機体フレーム下部面との間の空間を遮蔽し、刈り草、刈り枝、異物などの進入を防止する遮蔽シート、又は遮蔽板を、機体走行方向略前方側、及び略前方方向に対し上下方向に、一つ又は二つ以上を交換可能に、該フレーム側、又は該カバー(又はデッキ)側に配設する構成にしたことを特徴とする小型乗用草刈り機。
  2. 前記遮蔽シート、又は遮蔽板の遮蔽高さ面が刈り取り部の高さ位置に応じて可変可能になるよう、前記遮蔽シート、又は遮蔽板を、前記カバー(又はデッキ)と、又はフレームと、又は該同士と、屈曲、又は摺動させる、あるいは又上下方向に伸縮させる構成にした請求項1に記載する小型乗用草刈り機。
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