JP2009163661A - 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力画像を補正する基準となる顔領域を選択し、選択した顔領域に対して適する補正が施された印刷画像データを生成する。
【解決手段】プリンタドライバ100は、複数の顔画像を含む入力画像の中から前記顔画像の顔領域を抽出する顔領域抽出モジュール110と、前記抽出した顔領域の少なくとも1つを選択する顔領域選択モジュール115と、前記選択した顔領域を解析し、前記解析した結果に基づいて前記入力画像の少なくとも前記顔領域を補正するAPF処理モジュール135と、前記補正した入力画像を印刷するための印刷画像データを生成する印刷画像データ生成モジュール155と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置による印刷を制御する印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムに関する。
人物顔を含む画像を印刷するに際して、画像内の人物顔を抽出し、抽出した人物顔の状態に応じて画像を補正する印刷装置は、下記特許文献1で開示されている。このような印刷装置において、1つの画像に複数の人物顔が含まれる場合、抽出した全ての人物顔の状態を解析して補正レベルを決定し、画像全体に補正レベルを適用して補正を行うことで1つの印刷画像データを生成し、生成した印刷画像データを印刷した。
特開2006−277274号公報
しかしながら、抽出された全ての人物顔の状態に基づいて画像全体が補正されるため、集合写真の中で、各人物の配置位置における照度差によっては、画像全体の画質のバランスが不均一になったり、着目する人物に対しては補正が不充分であったりして、所望する画質を有する画像が印刷されないという問題を有した。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる印刷制御装置は、複数の顔画像を含む入力画像の中から前記顔画像の顔領域を抽出する抽出手段と、前記抽出した顔領域の少なくとも1つを選択する選択手段と、前記選択した顔領域を解析し、前記解析した結果に基づいて前記入力画像の少なくとも前記顔領域を補正する補正手段と、前記補正した入力画像を印刷するための印刷画像データを生成する生成手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、入力画像の中から抽出した顔領域の中から所望の顔領域を選択し、選択した顔領域に基づき入力画像の少なくとも顔領域を補正し、補正した入力画像を印刷する印刷画像データを生成する。従って、入力画像を補正する基準となる顔領域を選択して限定することにより、少なくとも選択した顔領域に対して適する補正が施された印刷画像データを生成できる。
[適用例2]
上記適用例にかかる印刷制御装置において、前記選択手段は、前記選択した少なくとも1つの顔領域を、前記入力画像を補正する基準となる基準領域として決定する決定手段を備え、前記補正手段は、前記決定した基準領域に含まれる前記顔領域を解析し、前記解析した結果に基づいて前記入力画像の少なくとも前記基準領域を補正することが好ましい。
このような構成によれば、1つ以上の顔領域を1つの基準領域として決定でき、基準領域に含まれる顔領域を基準にして、入力画像の少なくとも基準領域を補正できる。
[適用例3]
上記適用例にかかる印刷制御装置において、前記決定手段は、前記入力画像の中から前記基準領域を複数決定し、前記補正手段は、前記決定した基準領域毎に前記入力画像の少なくとも前記基準領域をそれぞれ補正し、前記生成手段は、前記それぞれ補正した入力画像を印刷するための印刷画像データをそれぞれ生成することが好ましい。
このような構成によれば、1つの入力画像の中から基準領域を複数決定した場合、基準領域毎に、入力画像の少なくとも基準領域をそれぞれ補正し、それぞれ補正した入力画像を印刷するための印刷画像データをそれぞれ生成できる。
[適用例4]
上記適用例にかかる印刷制御装置において、前記選択手段は、前記抽出した顔領域を含む画像を表示する第1の表示手段を備え、前記決定手段は、前記第1の表示手段に表示された前記画像の中から前記基準領域を決定することが好ましい。
このような構成によれば、抽出された顔領域を含む画像が表示手段に表示されるため、表示された画像の中から基準領域を決定できる。
[適用例5]
上記適用例にかかる印刷制御装置において、前記決定手段は、前記第1の表示手段に表示された前記画像の中から、前記抽出手段で抽出されなかった前記顔画像を前記基準領域として決定することが好ましい。
このような構成によれば、抽出手段で抽出されなかった顔画像を基準領域として決定できる。
[適用例6]
上記適用例にかかる印刷制御装置において、前記生成手段は、前記印刷画像データの生成に際して、前記印刷画像データに対応する前記基準領域に関する情報を表示する第2の表示手段を備えることが好ましい。
このような構成によれば、印刷画像データの生成に際して、印刷画像データに対応する基準領域に関する情報を知ることができる。
[適用例7]
上記適用例にかかる印刷制御装置において、前記生成手段は、前記補正した入力画像を印刷する印刷媒体に、前記補正した入力画像毎に対応する前記基準領域に関連付けられた情報を更に印刷する印刷画像データを生成することが好ましい。
このような構成によれば、印刷媒体に印刷された入力画像に対応する基準領域に関連付けられた情報を、印刷媒体から知ることができる。
[適用例8]
上記適用例にかかる印刷制御装置において、前記補正手段は、前記基準領域に含まれる顔領域の色に関する情報と前記顔領域を印刷する際の色に関する信号との相対関係を補正しても良い。
[適用例9]
本適用例にかかる印刷制御方法は、複数の顔画像を含む入力画像の中から前記顔画像の顔領域を抽出する工程と、前記抽出した顔領域の少なくとも1つを選択する工程と、前記選択した顔領域を解析し、前記解析した結果に基づいて前記入力画像の少なくとも前記顔領域を補正する工程と、前記補正した入力画像を印刷するための印刷画像データを生成する工程と、を備えることを特徴とする。
このような方法によれば、入力画像の中から抽出した顔領域の中から所望の顔領域を選択し、選択した顔領域に基づき入力画像の少なくとも顔領域を補正し、補正した入力画像を印刷する印刷画像データを生成する。従って、入力画像を補正する基準となる顔領域を選択して限定することにより、少なくとも選択した顔領域に対して適する補正が施された印刷画像データを生成できる。
[適用例10]
本適用例にかかる印刷制御プログラムは、複数の顔画像を含む入力画像の中から前記顔画像の顔領域を抽出する機能と、前記抽出した顔領域の少なくとも1つを選択する機能と、前記選択した顔領域を解析し、前記解析した結果に基づいて前記入力画像の少なくとも前記顔領域を補正する機能と、前記補正した入力画像を印刷するための印刷画像データを生成する機能と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
このようなプログラムによれば、入力画像の中から抽出した顔領域の中から所望の顔領域を選択し、選択した顔領域に基づき入力画像の少なくとも顔領域を補正し、補正した入力画像を印刷する印刷画像データを生成する。従って、入力画像を補正する基準となる顔領域を選択して限定することにより、少なくとも選択した顔領域に対して適する補正が施された印刷画像データを生成できる。
以下、印刷制御装置の一形態として、プリンタドライバについて図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、プリンタ50による印刷を制御するプリンタドライバ100の機能構成を説明するブロック図である。このプリンタドライバ100は、コンピュータ10にインストールされており、画像データ入力モジュール105、顔領域抽出モジュール110、顔領域選択モジュール115、画像処理モジュール130、印刷処理モジュール150および印刷画像データ出力モジュール160を備える。尚、プリンタドライバ100の機能および動作を説明するに際して、図2および図3も適宜参照する。
最初に、プリンタドライバ100がインストールされているコンピュータ10について概説する。このコンピュータ10は、それぞれ図示を略したCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、外部記憶装置および操作指示手段等を備え、所定のOS(Operating Sysytem)20により各機能が制御される。CPUは、基本ソフトウェアやアプリケーションソフトウェアなどの各種プログラム、および各種のデータをROMや外部記憶装置から読み込み、これらをRAM内に設けられるメインメモリ領域に展開して実行する。尚、上記したプリンタドライバ100の各モジュールは、それぞれのCPUやRAM等からなるハードウェア資源と、プリンタドライバ100に含まれる種々のソフトウェアとが有機的に協働することにより、後述する機能を実現している。
このコンピュータ10には、印刷指示機能を有するアプリケーションプログラム30がインストールされている。このアプリケーションプログラム30は、ユーザからの指示に基づき、図示を略した外部メモリや外部ネットワーク等から画像データを読み込み、このアプリケーションプログラム30上で画像データを必要に応じて編集できると共に、プリンタドライバ100に対して編集した画像データを送ることで、プリンタ50に対して印刷指示できる。
画像データ入力モジュール105は、アプリケーションプログラム30から送られる画像データを受け取り、顔領域抽出モジュール110に送る。アプリケーションプログラム30から送られる画像データは、図2に示すように、1人以上の顔画像を含む入力画像200の初期データである。本実施形態の入力画像200では、4人の人物像(人物A,人物B,人物C,人物D)が配置され、人物Cと人物Dの上には遮蔽物があり照射する光量が異なるため、人物Aと人物Bの画像と、人物Cと人物Dの画像とのコントラストは異なる。
顔領域抽出モジュール110は、画像データ入力モジュール105から送られた初期データが示す入力画像200の中から、人物の顔領域を抽出する。画像の中から顔領域を抽出する方法は、種々の方法が公知であり、本実施形態では、例えば、特開2006−268214号公報に開示されている方法を採用する。この顔領域抽出モジュール110は、抽出された顔領域に関する情報と入力画像200の中間データを生成し、これらは顔領域選択モジュール115に送られる。また、入力された画像から顔領域を抽出できない場合は、画像の中間データは画像処理モジュール130に送られ、通常の印刷処理が行われる。
顔領域選択モジュール115は、基準領域決定モジュール120と、顔画像表示手段125と、顔画像選択手段128とを備え、画像処理モジュール130で画像を補正する基準となる基準領域を、抽出された顔領域を参照して選択する。本実施形態では、顔領域選択モジュール115は、顔領域抽出モジュール110から送られた顔領域に関する情報と入力画像200の中間データとを受けると、最初に、抽出した顔領域を入力画像200に重畳した抽出画像260A(図2)を生成し、第1の表示手段である顔画像表示手段125として機能するウィンドウ250Aにプレビュー表示する。本実施形態では、図2に示すように、抽出した顔領域を矩形ブロックで指し示しているが、この方法に限定されるものではない。また、この抽出画像260Aでは、人物A,BおよびCの顔領域270A,270B,270Cがそれぞれ抽出されているが、人物Cにより顔の一部隠れるため人物Dの顔画像は抽出されていない。従って、この場合の基準領域は、3つの顔領域270A,270B,270Cになる。
このウィンドウ250Aは、ユーザに対して顔画像の選択を促し、ユーザが顔画像選択手段128を操作することで、基準領域が変更される。本実施形態では、ユーザは、顔画像選択手段128としてウィンドウ250Aに配置された種々のボタン252,254,256,258(図2)とマウスを操作して基準領域を変更する。例えば、ユーザは、人物Dのように顔領域抽出モジュール110で抽出されなかった顔領域をマウスで指示して追加ボタン252を押下することで、指示した顔領域は新しい基準領域として追加される。また、抽出されている顔領域をマウスで指示して削除ボタン254を押下することで、指示された顔領域は基準領域から削除される。更に、抽出された顔領域の矩形ブロックをマウスで拡大することで、この矩形ブロックに含まれる複数の顔領域は、1つの基準領域として設定される。このようにしてユーザにより変更された例をウィンドウ250Bに示す。即ち、抽出画像260Bは、抽出画像260Aと比較して、人物Aの顔領域270Aと人物Bの顔領域270Bとが1つにされた顔領域270Dが基準領域に設定され、加えて、人物Cの顔領域270Cの基準領域は削除され、更に、人物Dの顔領域270Eが基準領域として追加されている。
次に、顔領域選択モジュール115は、ユーザによるOKボタン256の押下を受け、基準領域決定モジュール120が2つの顔領域を基準領域と決定し、それぞれの基準領域に関する情報と入力画像200の中間データを、画像処理モジュール130に送る。また、ユーザによりキャンセルボタン258が押下された場合、顔領域選択モジュール115は基準領域の変更動作を中止する。
尚、顔領域選択モジュール115は、顔画像表示手段125と顔画像選択手段128を具備しない様態や、これらの機能をプリンタドライバ100の設定により停止させた様態も想定できる。この場合、顔領域抽出モジュール110で抽出された顔領域のすべてが、基準領域決定モジュール120でそれぞれ基準領域として決定され、それぞれの基準領域に関する情報と入力画像200の中間データが画像処理モジュール130に送られる。
画像処理モジュール130は、画像の色補正処理を行うAPF(Auto Photo Fine)処理モジュール135、画像の色変換処理を行う色変換処理モジュール140、画像のレイアウト処理を行うレイアウト処理モジュール145等を備える。この中で、APF処理モジュール135は、基準領域に含まれる顔領域を解析し、解析した結果に基づいて、基準領域に含まれる顔領域の色に関する情報と、顔領域を印刷する際の色に関する信号との相対関係を補正することにより、ガンマ(逆光)補正、赤目補正、色かぶり補正および肌色補正等を行う。尚、色補正を補正する領域は、基準領域を含む顔領域内のみであっても良く、また、所定範囲の顔領域の周辺まで含んでも良い。従って、画像全体の修正も想定できる。尚、APF処理についての詳細は、例えば、特開2006−304243号公報に公開されている。本実施形態では、顔領域選択モジュール115から送られる1つ以上の基準領域に関する情報と入力画像200の中間データは、APF処理モジュール135に送られ、基準領域毎にAPF処理される。従って、前述した抽出画像260Bの場合、一方の顔領域270Dを基準領域として画像処理された画像のデータと、他方の顔領域270Eを基準領域として画像処理された画像のデータの2つが生成され、それぞれ必要に応じて他のモジュールで画像処理を施された後、印刷処理モジュール150に送られる。
印刷処理モジュール150は、印刷画像データ生成モジュール155と印刷状態表示手段158を備える。印刷画像データ生成モジュール155は、画像処理モジュール130から送られる基準領域毎の画像のデータを、プリンタ50が解釈可能な印刷コマンド群に変換した印刷画像データをそれぞれ生成する。印刷画像データ生成モジュール155で生成される印刷画像データは、順次印刷画像データ出力モジュール160から出力され、プリンタ50に送られて印刷される。従って、前述した抽出画像260Bの場合、2つの基準領域毎に補正された2つの印刷画像290A,290B(図2)が印刷される。それぞれが印刷される際、印刷の状態を示す情報は、第2の表示手段である印刷状態表示手段158に表示されても良い。この場合、印刷状態表示手段158は、印刷状態表示ウィンドウ280(図3)の様態で表示され、プリンタ50の設定情報や消耗品情報に加えて、現在印刷している画像の基準領域画像285を順次表示する。従って、前述した抽出画像260Bの場合、最初に、顔領域270Dを基準領域として画像処理された画像のデータが印刷される際には、印刷状態表示ウィンドウ280には顔領域270Dが表示され、次に、顔領域270Eを基準領域として画像処理された画像のデータが印刷される際には、印刷状態表示ウィンドウ280には顔領域270Eが表示される。
プリンタ50により印刷された2つの印刷画像290A,290Bは、被写体は同一であるが、APF処理の際の基準領域が異なるため、画像の明るさやコントラストが異なって印刷される。例えば、最初に印刷された印刷画像290Bは、人物Aと人物Bの顔領域270Dを基準領域として印刷されたため、少なくとも人物Aと人物Bの顔画像は適切に補正され、きれいな画像として印刷される。この場合、人物Cと人物Dの顔画像は暗く印刷されたり、色バランスに狂いが生じたりすることもあり得る。また、次に印刷された印刷画像290Aは、人物Dの顔領域を基準領域として印刷されたため、少なくとも人物Dは適切に補正され、きれいな画像状態で印刷される。この場合、人物Aと人物Bの顔画像は明るく印刷されたり、色バランスに狂いが生じたりすることもあり得る。
また、ウィンドウ250B上で基準領域を決定する際に、それぞれの基準領域毎に関連付けられた人物名やコメント等を入力しても良く、この場合、例えば印刷画像290A面と同一面もしくは裏面に、図3の基準領域画像285や、入力したコメント文295が印刷される。また、プリンタ50は、印刷方式に限定されるものでは無く、インクジェット方式やレーザ方式等何れの印刷方式でも良い。更に、プリンタ50は、コンピュータ10と接続して印刷する印刷装置には限定されず、プリンタドライバ100を内蔵して、スキャナ装置や外部メモリドライブや通信装置等を備え、デジタルカメラ等で撮影した画像データを外部メモリや無線通信を介して入力できるような印刷装置であっても良い。
図4は、印刷すべき画像を指定してから、印刷されるまでの一連の処理の流れを示すフローチャートであり、この図に従って処理の流れを説明する。
最初に、ユーザにより、アプリケーションプログラム30上で印刷すべき画像が指定され(ステップS300)、印刷の開始が指示される(ステップS302)。
次に、コンピュータ10のCPUは、印刷すべき画像の中から基準領域となる顔領域を抽出する(ステップS304)。続いて、CPUは、印刷すべき画像の中に、抽出した顔領域を強調してプレビュー表示する(ステップS306)。
次に、CPUは、ユーザから基準領域の変更要求があるか、否かを判定する(ステップS308)。ここで、ユーザから基準領域の変更要求があると判定した場合(ステップS308でYes)、CPUは、ユーザからの変更指示に従い、プレビュー表示画面内で基準領域を変更し(ステップS310)、次のステップS312に進む。他方で、ユーザから基準領域の変更がないと判定した場合(ステップS308でNo)、次のステップS312に進む。
次に、ステップS312では、CPUは、基準領域を1つ選択する(ステップS312)。続いて、CPUは、選択した基準領域を解析して、解析結果に基づいて印刷すべき画像を補正する(ステップS314)。
次に、CPUは補正した画像を印刷し(ステップS316)、その際、CPUは印刷状態と共に、印刷中の画像の基準領域を表示する(ステップS318)。
次に、CPUは、基準領域を全て選択したか、否かを判定する(ステップS320)。ここで、基準領域を全て選択していないと判定した場合(ステップS320でNo)、ステップS312に戻る。他方で、基準領域を全て選択したと判定した場合(ステップS320でYes)、一連の処理を終了する。
以上述べたプリンタドライバ100により、画像から抽出された複数の顔領域毎に、その顔画像を基準領域として画像を補正し、補正した画像をそれぞれ印刷することにより、基準領域毎に最適に補正された画像を印刷できる。更に、画像に含まれる人物群の中から基準領域に含む人物を取捨選択できることから、必要な人物の顔領域を基準として画像補正できるため、必要な人物のみが最適に補正された画像を印刷できる。更に、現在印刷中の画像の基準領域を表示したり、画像が印刷された印刷用紙に、基準領域と関連付けられた情報を印刷したりできるため、類似した画像が複数印刷される場合でも、それぞれの基準領域を容易に知ることができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明したが、具体的な構成は、この実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、人物の顔に限定されるものでは無く、ペット等の動物の顔や人形等の玩具類の顔であっても良い。
本実施形態に係るプリンタドライバの機能構成を説明するブロック図。 入力された画像の推移を示す図。 印刷状態を表示するウィンドウを示す図。 印刷すべき画像を指定してから、印刷されるまでの一連の処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
10…コンピュータ、30…アプリケーションプログラム、50…プリンタ、100…プリンタドライバ、105…画像データ入力モジュール、110…顔領域抽出モジュール、115…顔領域選択モジュール、120…基準領域決定モジュール、125…顔画像表示手段、128…顔画像選択手段、130…画像処理モジュール、135…APF処理モジュール、140…色変換処理モジュール、145…レイアウト処理モジュール、150…印刷処理モジュール、155…印刷画像データ生成モジュール、158…印刷状態表示手段、160…印刷画像データ出力モジュール、200…入力画像、250A,250B…ウィンドウ、252…追加ボタン、254…削除ボタン、256…OKボタン、258…キャンセルボタン、260A,260B…抽出画像、270A,270B,270C,270D,270E…顔領域、280…印刷状態表示ウィンドウ、285…基準領域画像、290A,290B…印刷画像、295…コメント文。

Claims (10)

  1. 複数の顔画像を含む入力画像の中から前記顔画像の顔領域を抽出する抽出手段と、
    前記抽出した顔領域の少なくとも1つを選択する選択手段と、
    前記選択した顔領域を解析し、前記解析した結果に基づいて前記入力画像の少なくとも前記顔領域を補正する補正手段と、
    前記補正した入力画像を印刷するための印刷画像データを生成する生成手段と、を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 請求項1に記載の印刷制御装置において、
    前記選択手段は、前記選択した少なくとも1つの顔領域を、前記入力画像を補正する基準となる基準領域として決定する決定手段を備え、
    前記補正手段は、前記決定した基準領域に含まれる前記顔領域を解析し、前記解析した結果に基づいて前記入力画像の少なくとも前記基準領域を補正することを特徴とする印刷制御装置。
  3. 請求項2に記載の印刷制御装置において、
    前記決定手段は、前記入力画像の中から前記基準領域を複数決定し、
    前記補正手段は、前記決定した基準領域毎に前記入力画像の少なくとも前記基準領域をそれぞれ補正し、
    前記生成手段は、前記それぞれ補正した入力画像を印刷するための印刷画像データをそれぞれ生成することを特徴とする印刷制御装置。
  4. 請求項2乃至3のいずれかに記載の印刷制御装置において、
    前記選択手段は、前記抽出した顔領域を含む画像を表示する第1の表示手段を備え、
    前記決定手段は、前記第1の表示手段に表示された前記画像の中から前記基準領域を決定することを特徴とする印刷制御装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の印刷制御装置において、
    前記決定手段は、前記第1の表示手段に表示された前記画像の中から、前記抽出手段で抽出されなかった前記顔画像を前記基準領域として決定することを特徴とする印刷制御装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の印刷制御装置において、
    前記生成手段は、前記印刷画像データの生成に際して、前記印刷画像データに対応する前記基準領域に関する情報を表示する第2の表示手段を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  7. 請求項2乃至6のいずれか1項に記載の印刷制御装置において、
    前記生成手段は、前記補正した入力画像を印刷する印刷媒体に、前記補正した入力画像毎に対応する前記基準領域に関連付けられた情報を更に印刷する印刷画像データを生成することを特徴とする印刷制御装置。
  8. 請求項2乃至6のいずれか1項に記載の印刷制御装置において、
    前記補正手段は、前記基準領域に含まれる顔領域の色に関する情報と前記顔領域を印刷する際の色に関する信号との相対関係を補正することを特徴とする印刷制御装置。
  9. 複数の顔画像を含む入力画像の中から前記顔画像の顔領域を抽出する工程と、
    前記抽出した顔領域の少なくとも1つを選択する工程と、
    前記選択した顔領域を解析し、前記解析した結果に基づいて前記入力画像の少なくとも前記顔領域を補正する工程と、
    前記補正した入力画像を印刷するための印刷画像データを生成する工程と、を備えることを特徴とする印刷制御方法。
  10. 複数の顔画像を含む入力画像の中から前記顔画像の顔領域を抽出する機能と、
    前記抽出した顔領域の少なくとも1つを選択する機能と、
    前記選択した顔領域を解析し、前記解析した結果に基づいて前記入力画像の少なくとも前記顔領域を補正する機能と、
    前記補正した入力画像を印刷するための印刷画像データを生成する機能と、をコンピュータに実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
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WO2022185643A1 (ja) * 2021-03-03 2022-09-09 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理装置の作動方法、画像処理装置の作動プログラム

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