JP2009163462A - 医療情報管理システム、情報処理方法、データベースサーバ、及びプログラム - Google Patents

医療情報管理システム、情報処理方法、データベースサーバ、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の医療機関で入力される診療録情報を集中管理するデータベースサーバの負荷軽減を行う。
【解決手段】 診療録情報を入力する医療機関端末において、診療録情報の表示に使用する診療録情報(テキスト)とデータ分析に用いられる診療録情報(XML)を作成する。また、診療録情報の検索に使用する索引情報も合わせて作成する。そして、データベースサーバ101は診療録情報と索引情報を関連付けて登録する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数の医療機関で入力された診療録情報を集中管理する診療録情報管理システムに関し、特に診療録情報を記憶管理するデータベースサーバの処理負荷を軽減する医療情報管理システムに関する。
従来、診療録情報等の医療情報は、夫々の医療機関で管理されており、他の医療機関と情報の共有を行うことは積極的には行われてこなかった。というのは、医療情報は重要な個人情報であるために、情報漏えいの危険性を低減させるには、情報共有を行わず、当該医療機関のみで管理をしておくことが望ましいからである。
一方で、医療費の削減等の要請から、患者が抱えている病気の診療方針を示すクリニカルパスを整えることが求められている。クリニカルパスとは、患者の抱えている病気に治すために必要な治療、検査やケア等をどのような時期に行うかを示すスケジュール表である。このクリニカルパスは夫々の医療機関ごとに作成されてきていたが、より良いクリニカルパスを作成するためには複数の医療機関の症例を集め、それに対する分析を行うことが求められてきている。
一般的に各医療機関において作成される診療録情報は、HL7やMERIT9などの標準的な形式で作成されている。これらデータはXML形式に基づいており、タグ情報でデータの意味を理解可能であるので都合が良い。しかし、患者番号、オーダ番号、医薬品情報等の医療マスタデータは各医療機関で運用・管理がなされていたために複数の医療機関で医療機関の情報を共有することが難しかった。
そこで、特許文献1には、複数の医療機関にまたがって医療情報を管理する際に、各医療機関が独自に患者番号、オーダ番号、医薬品情報等の医療マスタを定義していることに起因する問題を大幅な改造や多大な運用上の負担なしで解決可能な技術が開示されている。
特開2007−257546号公報
特許文献1に開示されている発明は、医療機関ごとに独自の体系で運用されていた患者番号、オーダ番号、医療マスタなどの違いによる問題の解決には貢献しているが、複数の医療機関で入力される診療録情報を集中的に管理することにより発生するデータセンター等に設置されているデータベースサーバに多大な処理負荷がかかってしまうという問題についてなんら触れられていない。前述のように診療録情報はXMLデータで作成されるため、一般的なXMLデータベースシステムを採用した場合には、その検索処理に多大な処理負荷がかかり、検索時間を要することになってしまう。また、データ検索を効率的に行うためにインデックス情報を作成・登録し、それらインデックス情報に基づいたデータ検索を行うことも可能なXMLデータベースシステムもあるが、その場合にはインデックス情報を作成するための処理負荷がデータベースサーバにかかってしまう。
本発明は上記した課題に鑑み、複数の医療機関で入力される診療録情報管理システムにおいて、データを集中管理するデータベースサーバの処理負荷の軽減を行うことが可能な診療録情報管理システムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の医療情報管理システムは以下の構成を備える。即ち、
データセンターに設置されるデータベースサーバと、前記データベースサーバと通信可能に接続される複数の医療機関に設置される医療機関端末と、を備える医療情報管理システムであって、
前記医療機関端末は、
診療録情報の検索に使用される、患者情報を含む索引情報を作成する第一の作成手段と、
前記診療録情報を作成する第二の作成手段と、
前記データベースサーバに対して前記索引情報及び前記診療録情報の登録要求を行う第一の要求手段と、
前記データベースサーバに対して前記診療録情報の検索要求を行う第二の要求手段を備え、
前記データベースサーバは、
前記医療機関端末から登録要求を受けた索引情報を第一のデータベースに登録する第一の登録手段と、
前記医療機関端末から登録要求を受けた診療録情報を前記索引情報に関連付けて第二のデータベースに登録する第二の登録手段と、
前記医療機関端末から受信した診療録情報の検索要求に従って、前記第一のデータベースを検索し、前記検索要求に合致する索引情報を取得する第一の取得手段と、
前記第一の取得手段で取得した索引情報に合致する診療録情報を前記第二のデータベースから取得する第二の取得手段と、
前記第二の取得手段で取得した診療録情報の前記検索要求を行った医療機関端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、診療録情報を検索するための索引情報を登録要求を行う医療機関に設定されている情報処理装置側で作成し、その索引情報をデータベースに登録しておく。そして、その索引情報に従って診療録情報の検索を行うので、データベースサーバの処理負荷の軽減が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明を行う。
図1は、本発明の医療情報管理システムのシステム構成の一例を示す図である。101はデータセンターに設置されているデータベースサーバであり、後述する各医療機関に設置されている医療機関端末104−1乃至104−3(以下、まとめて「医療機関端末104」という。)で入力された診療録情報と記憶管理するとともに、医療機関端末104からの診療録情報の要求に応じて記憶管理している診療録情報を検索し、診療録情報の要求してきた医療機関端末104に対して送信する。
102はデータセンターに設置されているデータ分析サーバであり、データベースサーバ101に記録されている診療録情報の分析を行うことで、クリニカルパスの作成を行う。 103はデータベースサーバ101とデータ分析サーバ102を相互通信可能に接続するLAN(Local Area Network)等のネットワークである。
104は、各医療機関に設置されている医療機関端末であって、各医療機関における患者に対する診療や処方に関する情報である診療録情報の入力を行う。入力された診療録情報はデータベースサーバ101に送信され管理されることになる。105はVPN(Virtual Private Network)等の広域ネットワークであって、データベースサーバ101と医療機関端末104を相互接続する。
図2は、図1のデータベースサーバ101及び医療機関端末104のハードウェア構成の一例を示す図である。
201はCPUであり、RAM202やROM203に格納されているプログラムやデータを用いて、端末(コンピュータ)全体の制御を行うとともに、本コンピュータを適用するデータベースサーバ101や医療機関端末104が行う後述する各処理を実行する。 202はRAMであり、HDD(ハードディスクドライブ)204からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアを有するとともに、CPU201が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。203はROMであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等の各種プログラムを記憶している。
204はHDD(ハードディスクドライブ)であり、OS(オペレーティングシステム)や、本コンピュータを適用するデータベースサーバ101や医療機関端末104が行う後述の処理をCPU201に実行させるためのプログラムやデータ等の各種データを保存しており、これらは必要に応じてCPU201の制御によりRAM202に読み出され実行されることになる。
205は記録媒体ドライブであり、CD−ROM、CD−R/RW、DVD―ROM、DVD−R/RW、DVD−RAM等から構成される。206はネットワークI/F(インタフェース)であり、コンピュータをネットワーク103や広域ネットワーク105に接続するためのものである。コンピュータは、このネットワークI/F206を介してネットワーク上の他の機器とデータ通信を行うことが可能である。
207はキーボード、208はポインティングデバイスであり、各種の指示をCPU201に入力することができる。これらは、入力部として機能する。209はビデオI/F(インタフェース)であり、ここにディスプレイ装置210を接続する。ディスプレイ装置210はCRTや液晶画面等で構成されており、ビデオI/F209を介して送られた信号に基づいて、文字や画像等の情報を表示画面上に表示する機能を有する。
211は外部機器I/F(インタフェース)であり、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートである。この外部機器I/F211を介してコンピュータは、周辺機器とのデータの送受信を行うことが可能である。SCSI、USB、IEEE1394等の各種インタフェースで構成することが可能であり、通常複数の外部機器I/F211を有する。また、周辺機器との接続形態は有線/無線を問わない。
212はシステムバスであり、上述の各種構成要素を相互に接続するバスとして機能する。
図3は、医療機関端末104によって行われる診療録情報の表示編集処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、CPU201の制御に従ってHDD204からRAM202にロードされたプログラムに基づいた処理を、CPU201が各種データを使用しながら行うことで医療機関端末104は実行することになる。
まず、CPU201はディスプレイ装置210に不図示の患者一覧画面を表示する(ステップS301)。そして、この画面で表示されている患者一覧の中から、医療機関端末を使用するユーザによるキーボードやマウス等の入力装置を介しての患者の選択指示を受け付ける(ステップS302)。そして、ステップS302で選択を受け付けた患者の過去の診療録情報をデータベースサーバ101に対して要求する(ステップS303)。その際には患者を一意に識別するための識別情報(患者番号)をデータベースサーバ101に対して送信する。診療録情報の取得期間の入力を受け付けた場合には、その期間情報も合わせてデータベースサーバ101に送信する。表示種別の指定を受け付けた場合も同様である。そして、データベースサーバ101から送信されるデータの受信待ち状態に移行する(ステップS304)。そして、診療録情報を受信したと判断するまでデータ受信待ち状態を継続する。診療録情報を受信したと判断した場合には(ステップS305でYES)、当該患者の診療録情報の表示・編集処理を行う(ステップS306)。この処理の詳細については図4を参照して後述する。
そして、ステップS302で選択を受け付けた患者の診療録情報の表示・編集処理が終了したら、他の患者について上記処理を行うかを判断する(ステップS307)。行う場合には(ステップS307でYES)、ステップS301からの処理を繰り返す。行わない場合には(ステップS307でNO)、本処理を終了する。
図4は、図3のステップS306の「患者の診療録情報表示・編集」処理の詳細を示すフローチャートである。本処理は、CPU201の制御に従ってHDD204からRAM202にロードされたプログラムに基づいた処理を、CPU201が各種データを使用しながら行うことで医療機関端末104は実行することになる。
医療機関端末104のCPU201は、データベースサーバ101から患者の診療録情報を受信すると、図13に示すナビゲータ画面1300をディスプレイ装置210に表示する(ステップS401)。
図13は、医療機関端末104のディスプレイ装置210に表示されるナビゲータ画面の一例を示す図である。図13のナビゲータ画面1300には、患者識別情報タブ1301、ナビゲータタブ1311、患者一覧タブ1321が表示されている。
患者識別情報タブ1301には、患者識別情報タブに表示されている患者を一意に識別するための患者識別ID(患者番号)1302、患者氏名1303、性別1304、生年月日1305、年齢1306が表示されている。
ナビゲータタブ1311には、表示期間指定コンボボックス1312、表示種別指定コンボボックス1313、中止も表示指定チェックボックス1314、検索ボタン1315、診療録一覧表示欄1316、診療録詳細表示欄1317が設定されている。
このタブにおいて、表示期間指定コンボボックス1312で診療録情報の表示期間を、表示種別指定コンボボックスで表示種別を、中止も表示指定チェックボックスで中止状態となっている診療録情報も検索対象とするかをユーザはキーボード207やポインティングデバイス208を使用して入力する。そして検索ボタン1315をクリック指示すると、CPU201は、本画面を介して入力された設定条件に従った診療録情報の検索要求をデータベースサーバ101に対して行う。そして、その検索結果を受信した場合に、受信した診療録情報についての診療日、種別、中止、プロブレム、診療科、更新者等を診療録一覧表示欄1316に表示する。そして、診療録一覧表示欄1316に表示されている診療録情報が選択された場合には、診療録詳細表示欄1317に詳細情報(診療録情報(テキスト))が表示される。ここでは後述する診療録情報(テキスト)の内容が表示されることになる。
患者一覧タブ1321には、患者の一覧情報が表示されることになる(不図示)。そしてその一覧情報から過去の診療録情報の表示を行う患者の選択指示をユーザの入力部操作により受け付けると、患者識別情報の表示内容が選択指示を受けた患者を示す情報に変更され、ナビゲータタブの表示内容が削除され、デフォルトの表示状態(診療録一覧が表示されていない状態)になる。
また、各タブ画面には、メニュー表示ボタン1307、最小化表示ボタン1308、表示ボタン1309が設定されている。メニュー表示ボタン1307をクリック指示すると、夫々のタブ画面に応じたポップアップメニューが表示される。最小化表示ボタン1308をクリック指示すると、患者一覧タブ1321のような最小化表示になり、当該タブ画面で表示する表示内容を非表示にするよう表示制御を行う。表示ボタン1309がクリック指示されると、最小化表示されているタブ画面の表示が元に戻り、表示内容の確認が可能になる。以上が図13のナビゲータ画面1300の説明である。
図4の説明に戻る。その後、CPU201は、ユーザによるナビゲータ画面1300を介しての入力指示により、診療録情報の追加登録要求の指示(ステップS402)、診療録情報の選択を指示(ステップS404)、診療録情報の編集要求の指示を受け付け待ち状態に移行する。
CPU201は、診療録情報の追加要求の指示を受け付けたと判断した場合には(ステップS402でYES)、診療録情報の登録処理を行う(ステップS403)。この診療録情報の追加要求は、ナビゲータ画面1300中のナビゲータタブ1311のメニューボタン1307がクリック指示されることにより表示される不図示のポップアップメニューから「診療録情報の登録」を選択することで、CPU201に対して入力することが可能である。ステップS403の診療録情報の追加登録処理の詳細については、図5を参照して後述する。
CPU201は、診療録情報の選択指示を受け付けたと判断した場合には(ステップS404でYES)、選択指示により選択された診療録情報の詳細情報の表示処理を行う(ステップS405)。この診療録情報の選択指示は、ナビゲータタブ1311中の診療録一覧表示欄1316に表示されている診療録情報をポインティングデバイス208でクリック指示することで、CPU201に対して入力することが可能である。
CPU201は、診療録情報の編集要求の指示を受け付けたと判断した場合には(ステップS405でYES)、診療録一覧表示欄1316に表示されている診療録情報のうち選択状態の診療録情報があるかを判断する(ステップS407)。選択されている診療録情報があると判断した場合には(ステップS407でYES)、選択された診療録情報の編集処理を行う(ステップS408)。この診療録情報の編集要求は、ナビゲータ画面1300中のナビゲータタブ1311のメニューボタン1307がクリック指示されることにより表示される不図示のポップアップメニューから「診療録情報の編集」を選択することで、CPU201に対して入力することが可能である。ステップS407の診療録情報の編集処理の詳細については、図6を参照して後述する。
図5は、図4のステップS403の診療録情報の登録処理の詳細を示すフローチャートである。本処理は、CPU201の制御に従ってHDD204からRAM202にロードされたプログラムに基づいた処理を、CPU201が各種データを使用しながら行うことで医療機関端末104は実行することになる。
CPU201は、診療録情報の追加登録要求を受け付けると、ディスプレイ装置210に診療録情報の追加・変更用画面を表示する(ステップS501)。ディスプレイ装置210に表示される診療録情報の追加・変更用画面の一例を図14を参照して説明する。
図14はの診療録情報の追加・変更用画面一例を示す図である。診療録情報の追加・変更用画面1400には図13のナビゲータ画面の患者識別タブ1301、ナビゲータタブ1311、患者一覧タブ1321に加え、診療録編集タブ1401が設定されている。診療録編集タブ1401は診療録の追加(新規登録)の場合には「診療録登録」と、診療録の変更の場合には「診療録変更」として表示される。ここではすでに説明済みの患者識別タブ1301、ナビゲータタブ1311、患者一覧タブ1321については図13と同じ符号を付し、説明は割愛する。
図14に示す診療録編集タブ1401には、プロブレム選択コンボボックス1402、タイトル入力欄1403、診療日入力欄1404、重要度選択コンボボックス1405、書式選択コンボボックス1406、現病歴選択コンボボックス1411、現病歴追加ボタン1412、現病歴名表示欄1413、現病歴編集ボタン1414、現病歴削除ボタン1415、現病歴表示・編集欄1416、問診記録選択欄1421、問診記録追加ボタン1422、問診記録名表示欄1423、問診記録編集ボタン1414、問診記録削除ボタン1415、問診記録表示・編集欄1416が設定されている。
これらコントロールを介してのデータの選択、入力を行うことで診療録情報の入力を行うことが可能である。また、現病歴追加ボタン1412を押下すると、新たに現病歴名表示欄1413、現病歴編集ボタン1414、現病歴削除ボタン1415、現病歴表示・編集欄1416のセットが作成される。現病歴編集ボタン1414を押下することで現病歴表示・編集欄1416の編集が可能になる。また、現病歴削除ボタン1415を押下すると該当するセットが削除される。問診記録についても同様である。
図5の説明に戻る。ステップS501でディスプレイ装置210に表示された追加・変更用画面を介して診療録情報の入力を受け付ける(ステップS502)。そして、入力の確定指示を受け付けたかを判断する(ステップS503)。入力の確定指示は、診療録情報の追加・変更用画面1400の中の診療録追加タブ(図14では診療録変更タブ)1401のメニューボタン1307がクリック指示されることにより表示される不図示のポップアップメニューから「入力の確定」を選択することで、CPU201に対して入力することが可能である。入力の確定指示を受けていないと判断した場合には(ステップS503でNO)、ステップS504に処理を移行させ、登録のキャンセル指示を受け付けたかを判断する。登録のキャンセル指示は、例えば診療録情報の追加・変更用画面1400の中の診療録追加タブ(図14では診療録変更タブ)1401のメニューボタン1307がクリック指示されることにより表示される不図示のポップアップメニューから「キャンセル」を選択することで、CPU201に対して入力することが可能である。登録のキャンセル指示を受けたと判断した場合には(ステップS504でYES)、診療録追加タブ1401を閉じ、画面をナビゲータ画面1300に移行させ本処理を終了する。一方登録のキャンセル指示を受けつけなかった場合には(ステップS504でNO)、ステップS502に移行して引き続き診療録情報の入力を受け付けることになる。
ステップS503で、入力の確定指示を受け付けたと判断した場合には(ステップS503でYES)、診療録追加タブの各入力欄に入力されたデータを取得する(ステップS505)。そして、ステップS505で取得したデータの入力値が妥当であるかの判断を行う(ステップS506)。入力値が妥当ではないと判断した場合には、CPU201は入力値が妥当ではない旨を通知するためにディスプレイ装置210に警告メッセージを表示する。そして、引き続き診療録情報の入力を受け付ける。
ステップS506で、入力値が妥当であると判断した場合には(ステップS506でNO)、索引情報の作成を行う(ステップS508)。その後、入力された内容にしたがって、診療録情報(テキスト)、診療録情報(XML)を作成し(ステップS507、S508)、索引情報、診療録情報(テキスト)、診療録情報(XML)をデータベースサーバ101に送信することで、データベースサーバ101に対して診療録情報の登録を要求する。索引情報及び診療録情報(テキスト、XML)についてはそれぞれ図11、図12を参照して説明する。
図11は索引情報テーブルの一例を示す図である。この索引情報テーブルには、データ項目として、診療索引番号1101、患者番号1102、病院コード1103、診療日1104、診療情報種別1105、中止フラグ1106、シーケンス番号1107、作成情報1108、更新情報1109、中止情報1110等が設定されている。
診療索引番号1101には、当該診療録情報を一意に識別するための識別情報が設定される。患者番号1102には、患者を一意に識別する識別番号が設定される。病院コード1103には、当該診療録情報の登録要求を行った医療機関を識別するための識別情報が設定される。
診療日1104には、診療録情報が示す診療が行われた日時を示す日付情報が設定される。診療情報種別1105には、診療録、処方等の診療録種別が設定される。中止フラグ1106には、診療が中止になったことを示すフラグが設定される。シーケンス番号1107には本診療について登録されている診療録情報の数を示す数値が設定される。例えば診療録情報を新規作成後、2度修正した場合にはこのシーケンス番号に「3」が設定されることになる。
作成情報1108には、作成日時情報1108−1、作成者情報1108−2などが設定されている。更新日時1109には、更新日時情報1109−1、更新者情報1109−2などが設定されている。中止情報1110には、中止日時1110−1や中止者情報(中止指示を行ったユーザ情報)1110−2などが設定されている。
図12は診療録情報テーブルの一例を示す図である。この診療録情報テーブル1200にはデータ項目として、診療録索引番号1201、シーケンス番号1202、作成者情報1203、診療録情報(テキスト)1204、診療録情報(XML)1205等が設定されている。この診療録情報テーブルで実際に患者に対して行われた診療や処方等の詳細な内容が管理されることになる。
診療索引番号1201には、診療録情報を一意に識別するための番号が設定される。索引情報テーブルの診療録番号1101とこの診療録番号1201とにより、索引情報テーブルと診療録情報テーブルとのリレーションが行われている。
シーケンス番号1202には、診療索引番号で特定される診療録情報データの登録順を示す数値が登録される。例えば、新規に診療録情報が登録された場合にはシーケンス番号は「1」と設定される。その後、その診療録情報に変更が加えられ新たに登録する際にはシーケンス番号を「2」、「3」・・・として設定する。このテーブルでは診療録情報が変更された場合には、そのデータは別レコードとして登録される。よって診療録情報に変更が加えられた場合には、同一の診療索引番号を持つレコードが複数設定されることになる。このようにすることで、診療録情報の変更履歴を確認することが可能となる。
作成情報1203には、診療録情報の作成を行った作成日時1203−1や作成者1203−2などが設定される。診療録情報(テキスト)1204には、診療の内容を示すテキスト情報が設定される。診療録情報(XML)1205には、診療の内容を示すXMLデータが登録される。このXMLデータは前述のHL7に準拠した構造になっている。診療録情報(テキスト)は主に医療機関端末104において診療録情報の内容を確認する目的で利用される。診療録情報(XML)はデータ分析サーバ102における分析作業に使用される。尚、診療録情報(テキスト)には、診療録情報の詳細を表示するために必要な情報のみが設定されることになり、HL7に準拠したデータ公正にする必要がないのでデータサイズを縮小することが可能である。
XMLデータを人間が認識しやすいように表示するためには、スタイルシートを作成して、それを適用させて表示するか、若しくはXMLデータから表示に必要な項目を抽出し、表示データを作成する必要がある。本発明では、表示用として用いる診療録情報(テキスト)を予め作成し登録しておき、診療録情報の詳細を確認する場合にこの診療録情報(テキスト)を使用することで、データベースサーバがXMLデータに対する各種処理を行うことなく、また、スタイルシートを作成する必要もなく詳細データを表示することを可能にしている。また、診療録情報(テキスト)には、診療録情報の詳細を表示するために必要な情報のみが設定されているので、送信されるデータの総量も低減することが可能である。
図5の説明に戻る。ステップS510の登録要求に基づくデータの登録がデータベースサーバ101において正常に行われた場合に、データベースサーバから診療索引情報及び診療録情報(テキスト)が送信されてくるのでその受信待ち状態に移行する(ステップS511)。そして、データベースサーバより送信された索引情報及び診療録情報(テキスト)を受信した場合には(ステップS512でYES)、診療録情報追加・変更タブ1401を閉じ、ナビゲーション画面1300にステップS512で受信したデータを反映させる(ステップS513)。以上が診療録情報の登録処理である。
図6−1、図6−2は、図4のステップS408の診療録情報の変更処理の詳細な処理を示すフローチャートである。本処理は、CPU201の制御に従ってHDD204からRAM202にロードされたプログラムに基づいた処理を、CPU201が各種データを使用しながら行うことで医療機関端末104は実行することになる。尚、一部図5に示す診療録情報の登録処理と類似する処理があるので、その処理については図5と同じ符号をつけ、詳細な説明は割愛する。
まず、CPU201は、データベースサーバ101に対して、変更要求を受け付けた診療録情報の診療録情報(XML)を要求する(ステップS601)。この際には、データベースサーバ101に対して、診療索引番号とシーケンス番号を送信することになる。そして、データベースサーバ101からのデータ受信待ち状態に移行する(ステップS602)。データベースサーバ101からデータを受信する(ステップS603でYESと判断する)までデータ受信待ち状態を継続する。本発明では、診療録情報の変更要求があった場合にのみ、診療録情報(XML)をデータベースサーバ101に要求することになる。診療録情報の閲覧(表示)の場合には、もっぱら診療録情報(テキスト)が使用される。
データベースサーバ101から診療録情報(XML)を受信したと判断した場合には(ステップS603でYES)、受信した内容を図14に示す診療録情報の追加・変更用画面1400に表示する(ステップS501)。データベースサーバ101から受信した診療録情報(XML)はRAM202に記憶される。そして、新規登録の際と同様に、ステップS502乃至ステップS506の処理を行う。
ステップS506の入力値妥当性チェック処理によりで入力値が妥当であると判断した場合には、入力された内容と、RAM202で記憶されている診療録情報(XML)とから、診療録情報に変更が行われたかを判断する(ステップS604)。変更が加えられていないと判断した場合には(ステップS604でNO)、診療録変更タブ1401を閉じ、画面をナビゲータ画面1300に移行させ本処理を終了する。診療録情報の変更が行われなかった場合には、データベースサーバ101に対して診療録情報が送信されることはない。このように変更チェックを行うことで、データベースサーバ101へのデータ通信量を削減することが可能となる。またデータベースサーバ101が変更されていないデータの登録処理を行わなくて済むので、処理にかかる負荷の軽減につながる。
一方、変更チェック処理で変更されたと判断した場合には(ステップS604でYES)、図11の診療索引情報テーブルに登録するための索引情報を作成する(ステップS507)。そして修正内容に基づいて診療録情報(テキスト)と診療録情報(XML)を作成する(ステップS508、ステップS509)。この際には診療録情報には変更された箇所だけではなくそれ以外のデータも含んだ形で作成される。このように差分ではなく変更後の診療録情報全部が作成され、データベースサーバ101に対して送信されるので、差分情報のみが送信された場合に発生するデータベースサーバ101は差分情報に基づくの深慮労情報の更新処理を行う必要がない。
そして、データベースサーバ101に対してステップS507乃至ステップS509で作成したデータを送信することで変更の登録要求を行う(ステップS510)。以降は新規登録の際と同様にステップS511乃至ステップS513の処理を行うことになる。
図7は、データベースサーバ101によって行われる診療録情報の検索処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、本処理は、CPU201の制御に従ってHDD204からRAM202にロードされたプログラムに基づいた処理を、CPU201が各種データを使用しながら行うことでデータベースサーバ101は実行することになる。
データベースサーバ101は、稼動している間、医療機関端末104からの検索要求の待機状態になっている(ステップS701)。そして、医療機関端末104からの診療録情報の検索要求を受け付けたと判断した場合(ステップS702でYES)、診療録情報(テキスト)の検索要求であるか、それとも診療録情報(XML)の検索要求であるかを判定する。診療録情報の確認のための表示データの要求の場合(医療機関端末104から図3のステップS303で要求された場合)には診療録情報(テキスト)が、診療録情報の変更のための検索要求である場合(医療機関端末104から図6のステップS601で要求された場合)には診療録情報(XML)が検索の対象となる。
検索対象が診療録情報(テキスト)であると判定した場合には(ステップS703で「テキスト」)、まず、索引情報テーブルを検索し、検索要求を受けた患者の患者IDを持つ診療履歴情報の索引情報を取得する(ステップS704)。この際に、医療機関端末104から参照期間情報の指定を受けている場合には、索引情報中の作成日時情報1108−1若しくは更新日時情報1109−1を参照し、それらデータ項目に対象期間内の日時が設定されているかを確認する。そして対象期間内の索引情報データのみが取得される。また、診療種別の指定を受けている場合には、索引情報中の診療情報種別1105を参照し、指定された診療種別であるかを確認する。そして、指定された診療種別データを持つ索引情報データのみが取得される。また、中止を表示が指定されていない場合には、中止フラグが設定されている索引情報は取得対象とはならない。
その後、ステップS704で取得した索引情報の診療索引番号1101とシーケンス番号1107とを用いて診療録情報テーブルを検索し、それら条件に合致する診療録情報(テキスト)を取得する(ステップS705)。そして、ステップS704で取得した索引情報、ステップS705で取得した診療録情報(テキスト)の要求を行ってきた医療機関端末104に対して送信する(ステップS706)。
一方、検索対象が診療録情報(XML)であると判定した場合には(ステップS703で「XML」)、受信した診療索引番号とシーケンス番号とに基づいて診療録情報テーブルを検索し、診療録情報(XML)を取得する(ステップS707)。そして取得した診療録情報(XML)の要求を行ってきた医療機関端末104に対して送信する(ステップS706)。以上が図7の処理の説明である。
本処理によれば、データベースサーバ101には診療録情報検索用の索引テーブルが用意されており、その情報に基づいて診療録情報の検索が可能であるため、通常のXMLデータベースと異なりXMLデータの詳細を確認しなくても診療録情報の検索が可能になり、検索速度の向上につながっている。
図8は、データベースサーバ101によって行われる診療録情報の登録処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、CPU201の制御に従ってHDD204からRAM202にロードされたプログラムに基づいた処理を、CPU201が各種データを使用しながら行うことでデータベースサーバ101は実行することになる。
データベースサーバ101は、稼動している間、医療機関端末104からの診療録情報の登録要求の待機状態になっている(ステップS801)。そして、医療機関端末104からの診療録情報の登録要求を受け付けたと判断した場合(ステップS802でYES)、受信した索引情報に基づき、索引情報の登録を行う。ここで、新規登録の場合には索引情報中の診療索引番号、シーケンス番号が設定されていないので、データベースサーバ101は診療索引番号を新たに設定して、シーケンス番号を1にする。一方、診療録の変更の場合には索引情報中に診療索引番号が設定されているので、当該診療索引番号を持つ索引情報を検索し、その索引情報に受信した索引情報を上書きし、シーケンス番号を1インクリメントする。
その後、診療録情報テーブルに新たなレコードを作成し、診療索引番号1201、シーケンス番号1202、作成情報等1203を設定する。そして、医療機関端末104から受信した診療録情報(テキスト)を診療録情報(テキスト)1204に(ステップS804)、受信した診療録情報(XML)を診療録情報(XML)に登録する(ステップS805)。登録が終了したら、索引情報と診療録情報(テキスト)を登録要求を行った医療機関端末104に対して送信する。索引情報は診療録情報(XML)の検索要求の際に、診療録情報(テキスト)は診療内容の詳細表示用に用いられる。以上が図8のフローチャートの説明である。
以上のように医療機関端末104から送信されてきた索引情報に基づいて診療録情報を検索可能に診療録情報テーブルに登録しているので、インデックス情報を作成しなくとも索引情報による検索を行うことが可能になっている。データベースサーバ101はインデックス情報を作成する必要がなくなるので、処理負荷の軽減につながっている。また、更新回数についてもシーケンス番号で管理しているので最新の診療録情報の検索を容易に行うことが可能である。
次に、図9を参照して、データベースサーバ101によって行われる、診療録情報(XML)のデータ分析サーバ102への送信処理について説明する。この処理を行うことでデータベースサーバ101で記録管理されている診療録情報をデータ分析サーバ102に渡すことにより、データ分析サーバ102はそのデータを用いてクリニカルパスの分析を行う。
図9は、データベースサーバ101によって行われる、診療録情報(XML)のデータ分析サーバ102への送信処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、CPU201の制御に従ってHDD204からRAM202にロードされたプログラムに基づいた処理を、CPU201が各種データを使用しながら行うことでデータベースサーバ101は実行することになる。
まず、CPU201は、診療録情報(XML)の抽出期間の設定を行う(ステップS901)。この設定はデータベースサーバ101を操作する操作者のキーボード207やポインティングデバイス208等の入力部を介した入力指示に基づいて設定しても良いし、前回本処理を行った時間以降をデータ抽出期間として設定しても良い。
そして、索引情報テーブルを参照して、その作成日時情報1108−1若しくは更新日時情報1109−1がステップS901で設定した抽出期間に該当する索引情報を取得する(ステップS902)。そして、それら索引情報の診療索引番号を取得する(ステップS903)。その後、ステップS903で取得した全ての索引番号について、ステップS904及びステップS905の処理を行うことになる。
まず、診療録情報テーブル1200を検索して、診療索引番号がステップS903で取得した診療索引番号を有する診療録情報を取得する(ステップS904)。取得した診療録情報のうち、作成日時情報1203−1が抽出期間内の診療録情報のXMLデータを送信対象データに追加する(ステップS905)。
ステップS904及びステップS905の処理をステップS903で取得した全ての診療索引番号に対して終了後、CPU201は、送信対象データをデータ分析サーバ102に対して送信する(ステップS906)。以上が図9の処理の説明である。
最後に、図10を参照して、医療機関端末104とデータベースサーバ101との間で送受信されるデータについて説明する。
医療機関端末104は図3のステップS303の診療録情報要求を行う際には、患者識別情報を送信する。また、図13のナビゲータ画面で表示期間情報1312や表示種別情報1313が設定されている場合には、それら情報もあわせてデータベースサーバ101に対して送信する。
医療機関端末104から図3のステップS303の診療録情報要求を受信したデータベースサーバ101は、図7に示す診療録情報の検索処理を行い、その結果取得した索引情報、診療録情報(テキスト)を要求を行った医療機関端末104に送信することになる。
医療機関端末104は図6のステップS601の診療録情報(XML)の要求を行う際には、索引情報データベースサーバ101に対して送信する。索引情報を受信したデータベースサーバ101は、図7に示す診療録情報の検索処理を行い、その結果取得した診療録情報(XML)を要求を行った医療機関端末104に送信することになる。
また、医療機関端末104は、図5及び図6のステップS501に示す診療録情報の登録要求を行う場合には、索引情報、診療録情報(テキスト)、及び診療録情報(XML)をデータベースサーバ101に対して送信する。それらを受信したデータベースサーバ101は、図8に示す診療録情報の登録処理を行い、登録が終了後、索引情報、診療録情報(テキスト)を要求を行った医療機関端末104に対して送信する。
医療機関端末104とデータベースサーバ101との間で送受信されるデータについての説明である。
診療録情報(XML)はHL7に準拠した形式になっているので、抽出したデータをそのままの形でデータ分析装置102に送信すれば、データ分析装置102ではそのデータを用いた分析作業が可能である。よって、データ分析装置102で認識可能なデータ形式にデータの変更を行う必要が無いので、データベースサーバ101の処理負荷を軽減することが可能である。
以上説明したように、本発明の医療情報管理システムでは、診療録情報の登録要求を行う際に、診療録情報を作成した医療機関端末において、当該診療録情報を検索するための索引情報を合わせて作成して登録要求を行うので、データベースサーバ101が検索のためのインデックス情報を作成しなくとも効率的な検索を行うことが可能である。
また、データ分析サーバ102で分析可能な形式である診療録情報(XML)とは別に、医療機関端末104で診療録情報を表示するために必要な情報を含む診療録情報(テキスト)を作成し、関連付けて登録しているので、XMLデータの表示に絡むデータ抽出処理を行わなくても良い。また、送信されるデータ量の抑制にもつながる。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、RAM,NV−RAM,フレキシブルディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW),磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。
さらに、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給されるものであってもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
本発明の医療情報管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 データベースサーバ101及び医療機関端末104のハードウェア構成の一例を示す図である。 医療機関端末104によって行われる診療録情報の表示編集処理の一例を示すフローチャートである。 図3のステップS306の「患者の診療録情報表示・編集」処理の詳細を示すフローチャートである。 図4のステップS403の診療録情報の登録処理の詳細を示すフローチャートである。 図4のステップS408の診療録情報の変更処理の詳細な処理を示すフローチャートである。 図4のステップS408の診療録情報の変更処理の詳細な処理を示すフローチャートである。 データベースサーバ101によって行われる診療録情報の検索処理の一例を示すフローチャートである。 データベースサーバ101によって行われる診療録情報の登録処理の一例を示すフローチャートである。 データベースサーバ101によって行われる、診療録情報(XML)のデータ分析サーバ102への送信処理の一例を示すフローチャートである。 医療機関端末104とデータベースサーバ101との間で送受信されるデータを説明する図である。 索引情報テーブルの一例を示す図である。 診療録情報テーブルの一例を示す図である。 ナビゲータ画面の一例を示す図である。 診療録情報の追加・変更用画面一例を示す図である。
符号の説明
101 データベースサーバ
102 データ分析サーバ
103 ネットワーク
104−1、104−2、104−3 医療機関端末
105 VPN
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 HDD(ハードディスクドライブ)
205 記録媒体ドライブ
206 ネットワークI/F(インタフェース)
207 キーボード
208 ポインティングデバイス
209 ビデオI/F(インタフェース)
210 ディスプレイ装置
211 外部機器I/F(インタフェース)
212 システムバス

Claims (12)

  1. データセンターに設置されるデータベースサーバと、前記データベースサーバと通信可能に接続される複数の医療機関に設置される医療機関端末と、を備える医療情報管理システムであって、
    前記医療機関端末は、
    診療録情報の検索に使用される、患者情報を含む索引情報を作成する第一の作成手段と、
    前記診療録情報を作成する第二の作成手段と、
    前記データベースサーバに対して前記索引情報及び前記診療録情報の登録要求を行う第一の要求手段と、
    前記データベースサーバに対して前記診療録情報の検索要求を行う第二の要求手段を備え、
    前記データベースサーバは、
    前記医療機関端末から登録要求を受けた索引情報を第一のデータベースに登録する第一の登録手段と、
    前記医療機関端末から登録要求を受けた診療録情報を前記索引情報に関連付けて第二のデータベースに登録する第二の登録手段と、
    前記医療機関端末から受信した診療録情報の検索要求に従って、前記第一のデータベースを検索し、前記検索要求に合致する索引情報を取得する第一の取得手段と、
    前記第一の取得手段で取得した索引情報に合致する診療録情報を前記第二のデータベースから取得する第二の取得手段と、
    前記第二の取得手段で取得した診療録情報の前記検索要求を行った医療機関端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする医療情報管理システム。
  2. 前記医療機関端末は、前記診療録情報の入力を受け付ける受付手段を更に備え、
    前記第二の作成手段は前記受け付け手段で受け付けた診療録情報の入力に基づいて診療録データを作成すること
    を特徴とする請求項1に記載の医療情報管理システム。
  3. 前記第一の登録手段は、前記医療機関端末から受信した索引情報に識別情報が含まれる場合には、前記第一のデータベースに登録されている当該識別情報で識別される索引情報を更新し、索引情報が含まれない場合には受信した索引情報に識別情報を付与し、新規に索引情報を登録すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の医療情報管理システム。
  4. 前記診療録情報には当該診療録情報の更新順を示すシーケンス番号が含まれ、
    前記第二の取得手段は、前記索引情報に合致する診療録情報が前記第二のデータベースに複数登録されている場合、前記シーケンス番号に従い、もっとも新しい診療録情報を取得すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の医療情報管理システム。
  5. 前記第二の作成手段は、前記診療録データとしてXMLデータ及びテキストデータを作成し、
    前記第二の登録手段は前記XMLデータと前記テキストデータを関連付けて登録すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の医療情報管理システム。
  6. 前記第二の要求手段は、前記患者情報を前記データベースサーバに送信することで、前記テキストデータ検索要求を行い、
    前記第一の取得手段は、前記患者情報に合致する索引情報を前記第一のデータベースより取得し、
    前記第二の取得手段は、前記第一の取得手段で取得した索引情報に合致する診療録情報のテキストデータを取得すること
    を特徴とする請求項5に記載の医療情報管理システム。
  7. 前記医療機関端末はさらに、
    前記データベースサーバから送信された診療録情報の一覧情報を表示する第一の表示手段と、
    前記第一の表示手段により表示されている診療録情報の選択を受け付ける選択手段と、
    前記選択手段で受け付けた診療録情報の詳細情報を、当該診療録情報の前記テキストデータに従って表示する第二の表示手段と
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の医療情報管理システム。
  8. 前記医療機関端末はさらに
    前記選択手段で選択された診療録情報の変更指示を受け付ける変更指示受付手段を備え、
    前記変更指示受付手段で変更要求を受け付けた場合に、前記第二の要求手段は、前記識別情報を前記データベースサーバに送信することで、前記XMLデータの検索要求を行うこと
    を特徴とする請求項7に記載の医療情報管理システム。
  9. データセンターに設置されるデータベースサーバと、前記データベースサーバと通信可能に接続される複数の医療機関に設置される医療機関端末と、を備える医療情報管理システムで行われる情報処理方法であって、
    前記医療機関端末は、
    診療録情報の検索に使用される、患者情報を含む索引情報を作成する第一の作成工程と、
    前記診療録情報を作成する第二の作成工程と、
    前記データベースサーバに対して前記索引情報及び前記診療録情報の登録要求を行う第一の要求工程と、
    前記データベースサーバに対して前記診療録情報の検索要求を行う第二の要求工程を備え、
    前記データベースサーバは、
    前記医療機関端末から登録要求を受けた索引情報を第一のデータベースに登録する第一の登録工程と、
    前記医療機関端末から登録要求を受けた診療録情報を前記索引情報に関連付けて第二のデータベースに登録する第二の登録工程と、
    前記医療機関端末から受信した診療録情報の検索要求に従って、前記第一のデータベースを検索し、前記検索要求に合致する索引情報を取得する第一の取得工程と、
    前記第一の取得工程で取得した索引情報に合致する診療録情報を前記第二のデータベースから取得する第二の取得工程と、
    前記第二の取得工程で取得した診療録情報の前記検索要求を行った医療機関端末に送信する送信工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  10. 医療機関に設置される医療機関端末と通信可能に接続されているデータベースサーバであって、
    前記医療機関端末から登録要求を受けた患者識別情報を含む索引情報を第一のデータベースに登録する第一の登録手段と、
    前記医療機関端末から登録要求を受けた診療録情報を前記索引情報に関連付けて第二のデータベースに登録する第二の登録手段と、
    前記医療機関端末から受信した診療録情報の検索要求に従って、前記第一のデータベースを検索し、前記検索要求に合致する索引情報を取得する第一の取得手段と、
    前記第一の取得手段で取得した索引情報に合致する診療録情報を前記第二のデータベースから取得する第二の取得手段と、
    前記第二の取得手段で取得した診療録情報の前記検索要求を行った医療機関端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするデータベースサーバ。
  11. 医療機関に設置される医療機関端末と通信可能に接続されているデータベースサーバによって行われる情報処理方法であって、
    前記医療機関端末から登録要求を受けた患者識別情報を含む索引情報を第一のデータベースに登録する第一の登録工程と、
    前記医療機関端末から登録要求を受けた診療録情報を前記索引情報に関連付けて第二のデータベースに登録する第二の登録工程と、
    前記医療機関端末から受信した診療録情報の検索要求に従って、前記第一のデータベースを検索し、前記検索要求に合致する索引情報を取得する第一の取得工程と、
    前記第一の取得工程で取得した索引情報に合致する診療録情報を前記第二のデータベースから取得する第二の取得工程と、
    前記第二の取得工程で取得した診療録情報の前記検索要求を行った医療機関端末に送信する送信工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  12. コンピュータに請求項11に記載の情報処理方法を実行させるためのプログラム。
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