JP2009158048A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Masahiro Yoshihara
正浩 吉原
Masaru Koyanagi
勝 小柳
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【課題】 センスアンプを構成するMOSトランジスタのばらつきによるセンス誤差を低減することができ、書き込み及び読み出しのスループットの向上をはかる。
【解決手段】 半導体メモリセルの記憶内容を読み出すセンスアンプのセンスタイミングを制御するタイミング制御回路を備えた半導体記憶装置であって、タイミング制御回路は、センスアンプと同様の構成の複数のダミーセンスアンプ41と、ダミーセンスアンプ41の各入力側に共通接続された定電流源42と、ダミーセンスアンプ41の各出力信号を入力とし、ダミーセンスアンプ41の各出力信号の内の所定個数が反転した時点をセンスアンプのセンスタイミングとして判定する判定回路43とを備えた。
【選択図】 図6

Description

半導体メモリの記憶状態を判定するセンスアンプを備えた半導体記憶装置に係わり、特にセンスアンプのセンスタイミングを制御するためにダミーセンスアンプを用いた半導体記憶装置に関する。
NAND型フラッシュメモリは、モバイル機器などで画像や動画などの大容量のデータを扱う用途の増加と共に需要が急増している。フラッシュメモリでは、1つのメモリセルにおいて2ビットの情報を記憶することのできる多値技術により、小さなチップ面積で、より多くの情報を記憶することを可能としている。NAND型はメモリセルを直列接続したNANDストリング構造をとるためセル電流が小さく、少ないセル電流を精度良くセンスする必要がある。
NAND型フラッシュメモリは、基本的に、2kBなどのページ単位での、書き込みや読み出し動作を行う。1回の読み出し動作には25μs程度必要であるが、同時に2kB程度のデータを読み出した後、シリアルにデータを出力することによって、データスループットを上げている。よって、ページ単位で動作させる場合は、一度に書き込み、読み出しするデータを2kBから2倍の4kBなどにすることによって、書き込み、読み出しのスループットを上げることが可能となる。
書き込み、読み出しのスループットを上げるには、メモリセルの記憶状態(オン・オフ)を判定するセンスアンプの動作が重要である。pMOSの閾値電圧をセンスノード(SEN)が超えるかどうかでオンかオフかを決定するセンスアンプでは、ある設定された一定時間でセンスノードを放電させる場合、温度やプロセス条件によってpMOSの閾値が変動するためメモリセルのオン・オフの判定が温度やプロセス条件で変わってしまう。
この問題に対して、センスノードの放電時間を一定時間とするのではなく、センスアンプのレプリカ回路を用いて、実際にセンスアンプにおける回路閾値を基にセンスノードを放電する時間を決める方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、メモリセルのオン・オフの判定が温度やプロセス条件に依存しない回路を実現している。
しかし、トランジスタサイズの縮小に従いセンスアンプやそのレプリカ回路で用いられるトランジスタの寸法も小さくなり、特にゲート面積縮小による局所的な閾値のばらつきが顕在化している。この局所的な閾値電圧のばらつきは、センスアンプ自体が持つと同時にそのレプリカ回路も持つものである。このため、レプリカ回路を用いて決められたセンスノードの放電時間がばらつく一方、センスアンプ毎に回路閾値(この例ではpMOSの閾値)がばらつくことになる。そして、これらのばらつきによりメモリセルのオン・オフの判定がばらつくことになり、これがセンス誤差を生じる要因となる。
米国特許 US 7,023,736 B2
本発明は、センスアンプを構成するMOSトランジスタのばらつきによるセンス誤差を低減することができ、書き込み及び読み出しのスループットの向上をはかり得る半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、半導体メモリセルの記憶内容を読み出すセンスアンプのセンスタイミングを制御するタイミング制御回路を備えた半導体記憶装置であって、前記タイミング制御回路は、前記センスアンプと同様の構成の複数のダミーセンスアンプと、前記ダミーセンスアンプの各入力側に共通接続された定電流源と、前記ダミーセンスアンプの各出力信号を入力とし、前記ダミーセンスアンプの各出力信号の内の所定個数が反転した時点を前記センスアンプのセンスタイミングとして判定する判定回路と、を具備してなることを特徴とする。
本発明によれば、複数のダミーセンスアンプを用いて、これらの出力信号の内の所定個数が反転した時点をセンスアンプのセンスタイミングとして利用することにより、センスアンプを構成するMOSトランジスタのばらつきによるセンス誤差を低減することができ、これにより書き込み及び読み出しのスループットの向上をはかることができる。
以下、本発明の詳細を図示の実施形態によって説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶装置の基本構成を示すブロック図である。
半導体基板10上に、複数のメモリセルを配置したメモセルアレイ20、メモリセルの記憶状態を判定するセンスアンプ(SA)群30、及びセンスアンプのセンスタイミングを制御するタイミング制御回路40が設けられている。なお、図1は、本実施形態の特徴的な部分のみを示しており、その他の回路部分については省略している。
メモリセルアレイ20は、図2に示すように、複数の不揮発性メモリセルM1〜Mmを直列接続したNANDセルユニット21を複数個配置して構成される。NANDセルユニット21は、複数の不揮発性メモリセルM1〜Mmを直列接続すると共に、直列接続部の一方が選択ゲートS1を介してソース線に接続され、他方は選択ゲートS2を介してビット線BLに接続されている。そして、各ビット線BLにセンスアンプ(SA)31が接続されている。
センスアンプ31は、図3に示すように、ビット線1本おきにセンスするものではなく、全てのビット線を同時にセンスするABL方式である。この回路自体は公知であり、T1〜T4,T8,T9はnMOSトランジスタ、T5〜T7はpMOSトランジスタ、I1,I2はラッチ回路を構成するインバータ、C1はセンス部(SEN)に接続されたキャパシタである。
T1,T2,T3はビット線を充電するためのnMOSトランジスタであり、T1のゲートには信号H00,T2のゲートには信号BLX、T3のゲートには信号XX0が与えられる。T4はセンスアンプとビット線BLの間に設けられたnMOSトランジスタであり、T4のゲートには信号BLCが与えられる。T5はビット線を充電するためのpMOSトランジスタであり、T5のゲートには信号INVが与えられる。T6はセンス電位に応じてオン・オフするpMOSトランジスタであり、T6のゲートはセンス部(SEN)に接続されている。T7はセンス時に駆動されるpMOSトランジスタであり、T7のゲートには信号STBが与えられる。T8はデータラッチのINVのノードをリセットするnMOSトランジスタであり、T8のゲートには信号RSTが与えられる。T9はビット線BLの電荷を放電するためのnMOSトランジスタであり、T9のゲートには信号INVが与えられる。
上記のセンスアンプ31を用いたセンス動作は、次の通りである。
各nMOSトランジスタの閾値をVthn とすると、nMOSトランジスタT1,T2,T3,T4の設定電圧は、BLC=0.5V+Vthn、BLX=0.7V+Vthn、XX0=0.9V+Vthn、H00=VDD+Vthnとする。H00=Vdd+Vth にすることによってSENのノードはVddまでプリチャージされる。また、XX0=0.9V+Vthn、BLX=0.7V+Vthn に設定され、BLC=0.5V+Vthn であるため、BL電圧は最大で0.5V程度まで充電され、定常状態となる。
プリチャージ中のBL電圧の波形を、図4に示す。オフ状態である“0”セルに接続されたビット線は電流を流さないため、ビット線電圧は0.5V程度まで充電され、定常状態となる。また、オン状態である“1”セルに接続されたビット線はメモリセルの流す電流とセンスアンプから流す電流のつり合った点で定常状態となり、ビット線電圧は0.5Vと0Vの間の中間電圧になる。この状態でのビット線へ流れる電流の電流経路は、図5の(1)である。即ち、T5,T1,T3,T4を介してビット線がプリチャージされる。
ビット線電圧が定常状態となった時点で、H00=0VにしてSENのノードへのキャパシタへの充電をストップさせる。これにより、ビット線へ流れる電流の電流経路は図5の(2)となる。電圧レベルがXX0>BLXの関係より優先的にSENのノードのキャパシタからビット線にチャージが供給される。セル電流に従い、SENのノードは変化し、その変化の様子を、図4に示す。
SENレベルが下がり0.7Vまで達した時点で、BLX=0.7V+Vthn であるため、それ以後は、ゲート信号がBLXのTrを介してBLへチャージが供給されることになる。このときのビット線へ流れる電流の電流経路は、図5の(3)である。即ち、T5,T2,T4を介してビット線がプリチャージされる。これにより、COMのレベルは0.7Vに保持される。
設定された一定時間経過後、SENの電圧レベルは、セル電流によって決まるレベルになっている。セル電流が大きいビット線に接続されたセンスアンプのSENは0.7V程度まで下がっており、ゲートがSENに接続されたpMOSの閾値を超えるため、STB=“L”とするとINVのノードがVddに充電され、ラッチされる。このとき、メモリセルはオンであると認識される。また、非道通なセル或いはセル電流の少ないビット線に接続されたセンスアンプ回路のSENは、設定された時間内にSENのレベルがpMOSの閾値を越えず、STB=“L”にしても、INVのノードはGNDのままである。このとき、メモリセルはオフと認識される。
このように、メモリセルのオン・オフをセンスアンプが判断する際にこのセンスアンプの例では、pMOSの閾値電圧をセンスノードSENが超えるかどうかで決定している。この例ではpMOSの閾値で決まるが、nMOSやインバータや差動増幅回路の場合も同様である。ここで問題となるのが、ある設定された一定時間でセンスノードSENを放電させる場合、温度やプロセス条件によってpMOSの閾値が変動するため、メモリセルのオン・オフの判定が温度やプロセス条件で変わってしまうことである。
センスアンプでメモリセルの状態をセンスするタイミングはSTB,XX0によって決定されるため、センスアンプにおいては特にSTB,XX0のタイミングを制御することが重要である。このセンスタイミングが早過ぎると、オンセルの場合のSENの電位が十分に下がりきらず、誤判定を生じることになる。これとは逆に、センスタイミングが遅すぎると、センスに要する時間が増大し、書き込み、読み出しのスループットの低下を招くことになる。
この問題に対して、センスアンプのレプリカ回路を用いて、実際にセンスアンプにおける回路閾値(この例では、pMOSの閾値)を基にセンスノードSENを放電する時間を決める方式が既に提案され、メモリセルのオン・オフの判定が温度やプロセス条件に依存しない回路を実現している。しかし、(背景技術)の項で説明したように、この種の方式では、ゲート面積縮小による局所的な閾値のばらつきが顕在化しており、このばらつきによりメモリセルのオン・オフの判定がばらついてセンス誤差を招くことになる。
そこで本実施形態では、トランジスタの局所的なばらつきによるセンス誤差を考慮したタイミング制御回路40によりセンスアンプ31のセンスタイミングを制御している。
図6は、本実施形態に用いたタイミング制御回路40の構成を示すブロック図である。
前記図3に示したセンスアンプと同様の構成のダミーセンスアンプ41が複数個(N個)と、ダミーセンスアンプ41の入力側に接続された定電流源42と、ダミーセンスアンプ41のN個の出力LAT<1,2,…,N>を受ける判定回路43と、を備えている。
N個のダミーセンスアンプ41は、局所的なトランジスタのばらつきによって、それぞれの回路閾値を持っているものとする。このとき、各ダミーセンスアンプ41のT7のゲートに与えるSTBは駆動開始時からT7をオンするような電位に保持されており、各ダミーセンスアンプ41の判定ポイントはそれぞれの回路閾値で決まり、それぞれの判定タイミングで信号LATが出力される。
判定回路43は、各ダミーセンスアンプ41の出力端にそれぞれ接続された第1及び第2のバッファ回路44,45及び比較回路46から構成されている。第1のバッファ回路44は、対応するダミーセンスアンプの出力が“H”レベルのときに“L”レベルの信号を出力し、“L”レベルのときに“H”レベルの信号を出力するものである。第2のバッファ回路45は、対応するダミーセンスアンプの出力が“H”レベルのときに“H”レベルの信号を出力し、“L”レベルのときに“L”レベルの信号を出力するものである。比較回路46は、第1のバッファ回路44の各出力を加算した信号を第1の入力(非反転入力)とし、第2のバッファ回路45の各出力を加算した信号を第2の入力(反転入力)とし、第1の入力と第2の入力との大小関係で出力を変化させる作動増幅器からなるものである。
この判定回路43では、N個のダミーセンスアンプ41の出力LAT<1,2,…,N>のうちK個が“H”から“L”になったときに信号OUTが“H”となる。この判定回路43は、何れのK個のLATが“L”になったときに信号OUTを出力する回路である。この値Kを自由に設定することで、局所的なトランジスタのばらつきによる信号SENの遷移時間(センス時間)のばらつきに対して判定ポイントを設定することを可能としている。
第1のバッファ回路44は、図7に示すように、一つのダミーセンスアンプ毎に、ダミーセンスアンプ41の出力信号をゲート入力とし、ソースが接地された第1のnMOSトランジスタQn1と、第1のnMOSトランジスタQn1のドレインと出力端との間に接続された第2のnMOSトランジスタQn2と、出力端と電源端との間に接続されたpMOSトランジスタQpで構成されている。第2のnMOSトランジスタQn2のゲートにはn側の基準バイアスIREFNが印加され、pMOSトランジスタQpのゲートにはp側の基準バイアスIREFPが印加され、各バッファ回路44の出力端は共通接続されている。
第2のバッファ回路45は、図8に示すように、一つのダミーセンスアンプ毎に、ダミーセンスアンプの出力信号をインバータIにより反転した信号をゲート入力とし、ドレインが電源端に接続された第1のpMOSトランジスタQp1と、第1のpMOSトランジスタQp1のソースと出力端との間に接続された第2のpMOSトランジスタQp2と、出力端と接地端との間に接続されたnMOSトランジスタQnで構成されている。第2のpMOSトランジスタQp2のゲートにはp側の基準バイアスIREFPが印加され、nMOSトランジスタQnのゲートにはn側の基準バイアスIREFNが印加され、各バッファ回路45の出力端は共通接続されている。
タイミング制御回路40では、ダミーセンスアンプのN個のうちK個が反転したら比較回路46からタイミング信号が出力され、この出力を基にセンスアンプ31のタイミングを制御する。具体的には、センスアンプ群30の各センスアンプ31の信号STB,XX0のタイミングを制御する。
このように本実施形態によれば、複数のダミーセンスアンプ41,定電流源42,及び判定回路43からなるタイミング制御回路40を設け、複数のダミーセンスアンプ41の反転個数を基にセンスアンプ31のセンスタイミングを決定しているため、センスアンプ31を最適なタイミングで駆動することができる。従って、メモリセルからのリード時にセンスアンプ31がビット線をセンスする際、温度やプロセス条件によるセンス誤差を回避することができ、加えてセンスアンプ31の局所的なトランジスタのバラつきなどによるセンス誤差を低減することができる。これにより、メモリセルの書き込み、読み出しのスループットの向上をはかることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態は、前記図6に示した判定回路46において、センスアンプ31のセンスタイミングとして判定するためのダミーセンスアンプ41の各出力信号の反転個数を可変設定可能にしたものである。
先に説明した第1の実施形態の判定回路40において、ダミーセンスアンプ41の個数Nをある程度大きく(例えば30以上)し、値KをN/2とすることで、このダミーセンスアンプ41の反転ポイントを局所的なばらつきを持つセンスアンプ31の回路閾値のメディアン値に合わせることが可能となる。また、値KをNとすることで回路閾値の浅い(反転が早い)センスアンプ31に合わせることができ、値Kを1とすることで回路閾値の深い(反転が遅い)センスアンプ31に合わせることが可能となる。
このように本実施形態では、値Kを制御することで、センスアンプ31の局所的なトランジスタのばらつきによるセンス誤差を低減することが可能となる。
(変形例)
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。実施形態では、メモリアレイとして不揮発性メモリセルを用いたNANDセルユニットを用いたが、他のメモリに適用することができるのは勿論のことである。さらに、不揮発性メモリセルに限らずDRAM等の揮発性メモリセルに適用することも可能である。
また、センスアンプのセンスタイミングを制御するタイミング制御回路は、複数のダミーセンスアンプの各出力信号の内の所定個数が反転した時を判定するものであれば良く、回路構成は図5〜図8に何ら限定されるものではなく、適宜変更可能である。
また、センスアンプとしては、必ずしも前記図2に示すようなABL方式の構成に限定されるものではなく、STBによってセンスタイミングが制御される各種の方式が適用可能である。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
第1の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶装置の基本構成を示すブロック図。 第1の実施形態に用いたメモリセルアレイの構成を示す回路構成図。 第1の実施形態に用いたセンスアンプの一例を示す回路構成図。 図3のセンスアンプ動作波形を示す図。 図3のセンスアンプの動作を説明するための模式図 第1の実施形態に用いたタイミング制御回路の構成を示すブロック図。 図6の判定回路に用いた第1のバッファ回路を示す回路構成図。 図6の判定回路に用いた第2のバッファ回路を示す回路構成図。
符号の説明
10…半導体基板
20…メモリアレイ
21…NANDセルユニット
30…センスアンプ群
31…センスアンプ
40…タイミング制御回路
41…ダミーセンスアンプ
42…定電流源
43…判定回路
44…第1のバッファ回路
45…第2のバッファ回路
46…比較回路
T1〜T9…MOSトランジスタ
I1,I2…インバータ
C1…キャパシタ
Qn,Qn1,Qn2…nMOSトランジスタ
Qp,Qp1,Qp2…pMOSトランジスタ

Claims (5)

  1. 半導体メモリセルの記憶内容を読み出すセンスアンプのセンスタイミングを制御するタイミング制御回路を備えた半導体記憶装置であって、前記タイミング制御回路は、
    前記センスアンプと同様の構成の複数のダミーセンスアンプと、
    前記ダミーセンスアンプの各入力側に共通接続された定電流源と、
    前記ダミーセンスアンプの各出力信号を入力とし、前記ダミーセンスアンプの各出力信号の内の所定個数が反転した時点を前記センスアンプのセンスタイミングとして判定する判定回路と、
    を具備してなることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記判定回路は、
    前記ダミーセンスアンプの各出力端にそれぞれ接続され、対応するダミーセンスアンプの出力が“H”レベルのときに“L”レベルの信号を出力し、“L”レベルのときに“H”レベルの信号を出力する第1のバッファ回路と、
    前記ダミーセンスアンプの各出力端にそれぞれ接続され、対応するダミーセンスアンプの出力が“H”レベルのときに“H”レベルの信号を出力し、“L”レベルのときに“L”レベルの信号を出力する第2のバッファ回路と、
    前記第1のバッファ回路の各出力信号を加算した信号を第1の入力とし、前記第2のバッファ回路の各出力信号を加算した信号を第2の入力とし、第1の入力と第2の入力との大小関係が反転したことを検出する比較回路と、
    を含むことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記第1のバッファ回路は、前記ダミーセンスアンプの出力信号をゲート入力とし、ソースが接地された第1のnMOSトランジスタと、この第1のnMOSトランジスタのドレインと出力端との間に接続され、ゲートにnMOS用基準バイアス電圧が入力される第2のnMOSトランジスタと、前記出力端と電源端との間に接続され、ゲートにpMOS用基準バイアス電圧が入力されるpMOSトランジスタとからなり、
    前記第2のバッファ回路は、前記ダミーセンスアンプの出力を反転した信号ゲート入力とし、ドレインが電源端に接続された第1のpMOSトランジスタと、この第1のpMOSトランジスタのソースと出力端との間に接続され、ゲートにpMOS用基準バイアス電圧が入力される第2のpMOSトランジスタと、前記出力端と接地端との間に接続され、ゲートにnMOS用基準バイアス電圧が入力されるnMOSトランジスタとからなり、
    前記比較回路は、反転入力端と非反転入力端を有する差動増幅器からなる、
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記判定回路は、前記センスアンプのセンスタイミングとして判定するための前記ダミーセンスアンプの各出力信号の反転個数が可変設定可能であることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセルは不揮発性メモリセルであり、該不揮発性メモリセルを複数個直列接続してNANDセルユニットが構成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8259502B2 (en) 2009-11-27 2012-09-04 Kabushiki Kaisha Toshiba NAND flash memory

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