JP2009154597A - フューエルキャップの締め忘れ防止装置 - Google Patents

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Hitoshi Omura
均 大村
Kiyomi Negishi
希代己 根岸
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Abstract

【課題】 フューエルキャップの締め忘れ防止装置を、通常の構成部品の範囲で安価で且つ信頼性の高い安全な構造で成立させる。
【解決手段】 フィラーキャップ25の取付時に、フューエルリッド27をフューエルフィラーベース13側へ押し付けると、フューエルリッドロックレバー31がフューエルキャップ25に係止されてフューエルリッド27を閉じた状態に保持し、フィラーキャップ25の非取付時に、フューエルリッド27をフューエルフィラーベース13側へ押し付けても、フューエルリッドロックレバー31を係止することができず、フューエルリッド27が開閉用ヒンジ71によって開方向へ回動され半開きの状態にされ、フューエルキャップ25の締め忘れを知らせることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のフューエルキャップの締め忘れ防止装置に関する。
従来、自動車のフューエルキャップの締め忘れ防止装置としては、例えば実開昭59−162460号公報(特許文献1)や実開昭61−111833号公報(特許文献2)に開示されるように、キャップを締め忘れた場合にフューエルリッドが規定の位置に閉まらないことで操作者に異常を認識させる構造が知られている。
実開昭59−162460号公報 実開昭61−111833号公報
しかし、特許文献1,2に開示される自動車のフューエルキャップの締め忘れ防止装置では、フューエルリッド部の構成部品とは別に装置を設置しなければならず、高価な装置となってしまう。
また、装置が破損、故障(ワイヤの折損、固着やレバーの折損等)した場合、リッドが閉まらず、操作者が受傷する虞がある。
さらに、操作者がフューエルキャップを締め忘れた場合、燃料の外部流出による災害等を起こす虞がある。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、フューエルキャップの締め忘れ防止装置を、通常の構成部品の範囲で安価で且つ信頼性の高い安全な構造で成立させることにある。
請求項1に係る発明は、車体の一部に設けられるフューエルフィラーベースと、前記フューエルフィラーベースにより形成された凹部内に先端部を突出させて配設されるフューエルフィラーチューブと、前記フューエルフィラーチューブの先端部に取り付けられるフィラーキャップと、前記フューエルフィラーベースの開口部側に開閉用ヒンジを介して開閉自在に取り付けられるフューエルリッドと、前記フューエルリッドの裏面側に圧縮バネを介して回動自在に取り付けられ、前記フィラーキャップを係止するフューエルリッドロックレバーと、前記フューエルリッドロックレバーに一端を取り付け、他端を運転席に連絡し、前記フューエルリッドを開放時に牽引され、前記フューエルリッドロックレバーによる前記フィラーキャップの係止を解除するワイヤーとを備え、前記フィラーキャップの取付時には、前記フューエルリッドを前記フューエルフィラーベース側へ押し付けると、前記フューエルリッドロックレバーが前記フューエルキャップに係止されて前記フューエルリッドを閉じた状態に保持し、前記フィラーキャップの非取付時には、前記フューエルリッドを前記フューエルフィラーベース側へ押し付けても、前記フューエルリッドロックレバーを係止することができず、前記フューエルリッドが前記開閉用ヒンジによって開方向へ回動され半開きの状態にされることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のフューエルキャップの締め忘れ防止装置において、前記フューエルリッドは、壁面に反射部材を取り付けていることを特徴とする。
操作者がフューエルキャップを締め忘れたことを知らせることができ、燃料の外部流出による災害等を未然に防止できる。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1、図2、図3は、本発明の一実施形態に係るフューエルキャップの締め忘れ防止装置1を示す。
本実施形態に係るフューエルキャップの締め忘れ防止装置1は、車体11の外板(ボディ)に設けられるフューエルフィラーベース13に備えてある。
フューエルフィラーベース13により形成された凹部15内には、先端部23を突出させたフューエルフィラーチューブ21が底部17に配設されている。フューエルフィラーチューブ21の先端部23には、フィラーキャップ25が取り付けられる。そして、フューエルフィラーベース13の開口部側には、フューエルリッド27が開閉用ヒンジ71を介して開閉自在に取り付けられている。
フューエルリッド27は、フューエルフィラーベース13の凹部15の開口部の形状と相似形状を為すと共に周囲に縁取り部を形成している。フューエルリッド27の裏面側29には、フィラーキャップ25に係止してフューエルリッド27をフューエルフィラーベース13の開口部側に固定するためのフューエルリッドロックレバー31が取り付けられている。フューエルリッドロックレバー31は、板状部材または棒状部材から成るレバー本体33の先端部に鈎型形状の係止片35を設け、後端側に圧縮バネ43の鈎部43aおよびフューエルリッド・オープナーワイヤ45の鈎部45aを取り付ける係止穴31a,31bを設け、フューエルリッド27の裏面側29に取り付けた一対の支持板37に軸39を介して回動自在に組み付けられている。そして、支持板37には、圧縮バネ43によるフューエルリッドロックレバー31の廻りすぎを防止するためのストッパー41が設けてある。圧縮バネ43は、フューエルリッド27の上部側の縁取り部47に固定され、フューエルリッドロックレバー31の後端部側を牽引して軸39を回転軸として係止片35をフューエルキャップ25方向へ回転させる。フューエルリッド・オープナーワイヤ45は、図示しない運転席から配線される被覆コード49内に牽引自在に挿入されている。被覆コード49は、フューエルリッド27の裏面側29において支持部材51によって取り付けられ、グローメット53を介して車体11内に導入されている。
開閉用ヒンジ71は、図1、図2、図3に示すように、フューエルリッド27の下端側の縁取り部55に設けたカール部57と、フューエルフィラーベース13の底部17に一端部が固定された支持板59に設けたカール部61と、両カール部57,61を同心状に並べた状態で挿通される軸63と、軸63に介挿されると共にそれぞれの足67,69をフューエルリッド27の裏面側29と支持板59の側面との間に当接されるねじりコイルバネ65とで構成され、フューエルリッド27を常に開放する方向へねじりコイルバネ65が付勢している。
また、本実施形態では、図1に示すように、3つの反射シールから成る反射部材73がフューエルリッド29の表面側および裏面側に貼付されている。
次に、斯くして構成された本実施形態に係るフューエルキャップの締め忘れ防止装置1の作用を説明する
図1は、本実施形態に係るフューエルキャップの締め忘れ防止装置1におけるフューエルリッド27が正常に閉まった状態を示す。
フューエルリッド27の裏面側29側に設置された、フューエルリッド27をロックするためのフューエルリッドロックレバー31は、図1に示すように、圧縮コイル43の牽引力(矢印X)によってフューエルキャップ25の係止片35を矢印Y方向に回動させて係止している。
斯くして、フューエルリッドロックレバー31は、フューエルリッド27が閉まった状態でフィラーキャップ25にロックされフューエルリッド27を開けることができない。
そこで、操作者が運転席のオープナーレバー(図示せず)を操作することにより、図4に示すように、フューエルリッドロックレバー31がフューエルリッド・オープナーワイヤ45によって矢印Z方向に牽引され、フューエルリッドロックレバー31によるフューエルリッド27の係止を解除する。これにより、図3に示すように、圧縮コイル65がフューエルリッド27を開閉用ヒンジ71を介して開放させることができる。
以上のように、本実施形態において、フィラーキャップ25をフューエルフィラーチューブ21の先端部23に取り付けた場合には、フューエルリッド27をフューエルフィラーベース13側へ押し付けると、フューエルリッドロックレバー31の係止部35がフューエルキャップ25に係止されてフューエルリッド27を閉じた状態に保持することができる。
図5は、フューエルリッド27を閉め忘れた場合を示す。
フューエルリッド27は、開閉用ヒンジ71にて開閉自由となっており、ねじりバネ65によって半開きの状態から閉まることはない。この時、運転席よりフューエルキャップ25に貼り付けられた反射部材73でフューエルキャップ25の締め忘れを可視化することができる。
このように、本実施形態において、フィラーキャップ25をフューエルフィラーチューブ21の先端部23に取り付けない場合には、フューエルリッド27をフューエルフィラーベース13側へ矢印P方向に押し付けても、フューエルリッドロックレバー31の係止部35を係止するフューエルキャップ25がフューエルフィラーチューブ21の先端部23に取り付けられていないので、フューエルリッド27が開閉用ヒンジ71によって開方向へ回動され半開きの状態にされ、フューエルキャップ25の締め忘れを知らせることが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、フューエルリッド27のロック機構を従来のボデーロックからキャップロックに変更することで、キャップ締め忘れ防止機構を安価に成立させることが可能となった。
本発明の一実施形態に係るフューエルキャップの締め忘れ防止装置を示す断面図である。 図1のフューエルキャップの締め忘れ防止装置に用いるフューエルリッドロックレバーを示す拡大図である。 図1のフューエルキャップの締め忘れ防止装置に用いる開閉用ヒンジを示す分解斜視図である。 図1のフューエルキャップの締め忘れ防止装置におけるフューエルリッドの開放状態を示す断面図である。 図1のフューエルキャップの締め忘れ防止装置におけるフューエルリッドの閉め忘れを示す断面図である。
符号の説明
1 フューエルキャップの締め忘れ防止装置
11 車体
13 フューエルフィラーベース
15 凹部
17 底部
21 フューエルフィラーチューブ
23 フューエルフィラーチューブ21の先端部
25 フィラーキャップ
27 フューエルリッド
29 フューエルリッド27の裏面側
31 フューエルリッドロックレバー
33 レバー本体
35 係止片
37,59 支持板
39,63 軸
41 ストッパー
43 圧縮バネ
45 フューエルリッド・オープナーワイヤ
47,55 縁取り部
49 被覆コード
51 支持部材
53 グローメット
57,61 カール部
65 ねじりコイルバネ
67,69 ねじりコイルバネ65の足
71 開閉用ヒンジ
73 反射部材

Claims (2)

  1. 車体の一部に設けられるフューエルフィラーベースと、
    前記フューエルフィラーベースにより形成された凹部内に先端部を突出させて配設されるフューエルフィラーチューブと、
    前記フューエルフィラーチューブの先端部に取り付けられるフィラーキャップと、
    前記フューエルフィラーベースの開口部側に開閉用ヒンジを介して開閉自在に取り付けられるフューエルリッドと、
    前記フューエルリッドの裏面側に圧縮バネを介して回動自在に取り付けられ、前記フィラーキャップを係止するフューエルリッドロックレバーと、
    前記フューエルリッドロックレバーに一端を取り付け、他端を運転席に連絡し、前記フューエルリッドを開放時に牽引され、前記フューエルリッドロックレバーによる前記フィラーキャップの係止を解除するワイヤーと
    を備え、
    前記フィラーキャップの取付時には、前記フューエルリッドを前記フューエルフィラーベース側へ押し付けると、前記フューエルリッドロックレバーが前記フューエルキャップに係止されて前記フューエルリッドを閉じた状態に保持し、
    前記フィラーキャップの非取付時には、前記フューエルリッドを前記フューエルフィラーベース側へ押し付けても、前記フューエルリッドロックレバーを係止することができず、前記フューエルリッドが前記開閉用ヒンジによって開方向へ回動され半開きの状態にされる
    ことを特徴とするフューエルキャップの締め忘れ防止装置。
  2. 請求項1記載のフューエルキャップの締め忘れ防止装置において、
    前記フューエルリッドは、壁面に反射部材を取り付けていることを特徴とするフューエルキャップの締め忘れ防止装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016203941A1 (de) * 2016-03-10 2017-09-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verschlusssystem für ein Druckbehältersystem eines Kraftfahrzeugs

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DE102016203941A1 (de) * 2016-03-10 2017-09-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verschlusssystem für ein Druckbehältersystem eines Kraftfahrzeugs

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