JP2009153757A - 使い捨て着用物品および着用物品の製造方法 - Google Patents

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豊志 梅林
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Abstract

【課題】簡易な方法で吸収体の捩れを防止し得る使い捨て着用物品および着用物品の製造方法を提供する。
【解決手段】伸張状態の弾性体Fを2枚の不織布W1,W2の間に挟み込んで胴回り部となる積層体Wを得る工程と、前記積層体Wにおける腹部または背部となる部位の一部をくり抜いて開口Mhを形成する工程と、液透過性を有するトップシートと液不透過性を有するバックシートとの間に、液保持性を持つコアを挟んだ吸収性本体を生成する工程と、バックシートにより前記開口Mhを閉塞するように前記吸収性本体を前記積層体Wに重ねて複合体を得る工程と、前記開口Mhを形成する工程において、前記不織布W1,W2と共に前記弾性体Fを切断することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は使い捨て着用物品および着用物品の製造方法に関する。
従来より、オムツ等の使い捨て着用物品に用いられる積層シートにおいて、特にパンツ型オムツ等のウエスト部分には、該オムツのフィット性を向上させるために、2枚の不織布の間に糸状または帯状の弾性部材が用いられている。
前記弾性部材が、積層シートと吸収体との接着部分まで延びていると前記吸収体が捩れるので、弾性部材の一部を加圧切断する方法が提案されている(特許文献1参照)。
一方、前記積層シートの外面側に文字や図形等の図柄を印刷して外観を向上させる提案がなされている(特許文献2参照)。
特開2000−026015(要約書) 特開2002−000657(要約書)
前記特許文献1では、加熱したロールカッタにより、積層シートの弾性部材を加圧切断しているだけで、図柄を設けることについては何ら配慮されていない。
一方、積層シートは不織布で形成されるので印刷が難しく、そのため、特許文献2では、積層シートの外装面に図柄を印刷するために、外装面側の積層シートに通気性を有し、かつ印刷の可能な特殊なシートを用いる必要がある。
また、積層シートの肌側に図柄を印刷したシートを配置することも考えられるが、この場合、積層シートを通して図柄を見せるようにするため、図柄が明確に視認しにくいという問題がある。
したがって、本発明の主目的は、簡易な方法で吸収体のヨレを防止し得る使い捨て着用物品および着用物品の製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、積層シートに特殊なシート等を用いることなく、図柄が視認可能な使い捨て着用物品を提供することである。
前記主目的を達成するために、本発明のある使い捨て着用物品は、伸張状態の弾性体を2枚の不織布の間に挟み込んだ胴回り部と、液透過性を有するトップシートと液不透過性を有するバックシートとの間に、液保持性を持つコアを挟んだ吸収性本体とを備え、前記胴回り部における腹部又は背部となる部位の一部をくり抜いて開口が形成され、前記開口を形成することにより前記不織布と共に弾性体が切断され、前記バックシートにより前記開口を閉塞するように前記吸収性本体が前記胴回り部に重ねられている。
本発明によれば、胴回り部における腹部又は背部となる部位の一部をくり抜いて開口を形成することより、前記胴回り部の不織布の間に挟み込まれた弾性体が切断されることにより、吸収性本体のヨレを防止することができる。
一方、前記他の目的を達成するために、前記使い捨て着用物品において、前記吸収性本体の前記バックシートの外面側に図柄を設け、当該図柄が前記胴回り部の開口から視認可能であるように設定する。
かかる態様によれば、胴回り部の開口からバックシートの外側面に設けられた図柄が視認可能である。そのため、外装側の不織布として種々の種類のものが利用可能となる。
また、前述のように吸収体本体のヨレが防止されるので、前記図柄がヨレることなく視認し易くなる。
前記「開口」の形状としては、円形、楕円形、長円形、方形、ハート型等種々の形状を用いることができる。
なお、「開口」としては、当該開口が図柄に応じた形状であるのが好ましい。
前記使い捨て着用物品の製造方法としては、伸張状態の弾性体を2枚の不織布の間に挟み込んで胴回り部となる積層体を得る工程と、前記積層体における腹部または背部となる部位の一部をくり抜いて開口を形成する工程と、液透過性を有するトップシートと液不透過性を有するバックシートとの間に、液保持性を持つコアを挟んだ吸収性本体を生成する工程と、バックシートにより前記開口を閉塞するように前記吸収性本体を前記積層体に重ねて複合体を得る工程と、前記開口を形成する工程において、前記不織布と共に前記弾性体を切断することを特徴とする。
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲によってのみ定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
以下、本発明の一実施例が図面にしたがって説明される。
以下の説明では、使い捨て着用物品の一例として、パンツ型オムツを例示して説明する。
オムツ1:
図1に示すように、オムツ1は、着用者の胴にフィットされる胴回り部3と、着用者の股間を覆う吸収性本体2とを備えている。前記胴回り部3は、着用者の腹部30aおよび背部30bにフィットする部分が一体に形成された積層シートW(図3A)により構成されている。
前記胴回り部3にはオムツ1を着用者にフィットさせるための複数本の糸ゴムからなる弾性体Fが設けられている。前記弾性体Fとしては、たとえば、糸ゴム、平ゴム、フィルムまたは熱可塑性樹脂を含む材料を採用することができる。
前記胴回り部3には、破線で示す吸収性本体2が配置されている。前記吸収性本体2は、弾性体Fの配置されていない前記非接着部分E2に接着されている。
前記胴回り部3における腹部30aおよび背部30bとなる部位の一部は、くり抜かれ、開口Mhが形成されている。前記開口Mhには、該開口Mhを閉塞するように、吸収性本体2が胴回り部3に重ねられており、前記開口Mhから吸収性本体2のグラフィックシート24に描かれた図柄が視認可能に露出している。
前記吸収性本体2には、体内から排出される体液を吸収することが可能な吸収体C(図4A)が設けられている。図4Aおよび図5Bに示すように、吸収性本体2は、液透過性を有するトップシート22と、吸収体(コア)Cと、液不透過性を有するバックシート23とが積層して形成される。トップシート22の着用者側には、防漏壁21が設けられている。
前記グラフィックシート24には、図柄Pが印刷されており、バックシート23側に接着されている。なお、グラフィックシート24としては、図柄Pを印刷するためのインクの定着が容易な材質であればよい。
なお、オムツ1には、ウエスト用弾性体や、レッグギャザ、ウエストギャザ等が設けられているが、説明の簡略化のためにその説明を省略する。
製造方法:
胴回り部3の製造;
図2に示すように、オムツ1の製造装置には、接着剤の塗布装置G1〜G3が設けられている。
図2の左下に示すように、不織布からなる第1および第2シートW1,W2の間に弾性体Fがシート搬送方向に伸張された状態で介挿され、第1シートW1と第2シートW2とが互いに接着された積層シート(積層体の一例)Wが生成される。
ここで、図3Aに示すように、前記積層シートWは、弾性体Fが前記第1および第2シートW1,W2に接着された接着部分E1と、弾性体Fが前記両シートに接着されていない非接着部分E2とを交互に有する。
その後、図2の開口カッタ41により、積層シートWに開口Mhが穿孔される。
ここで、前述のように、非接着部分E2では、第1シートW1、弾性体Fおよび第2シートW2が互いに接着されていない。弾性体Fは伸張された状態で第1シートW1と第2シートW2との間に介挿されているので、非接着部分E2において、開口Mhが穿孔されることにより弾性体Fが切断されて接着部分E1まで縮み、図3Bに示すように、非接着部分E2に弾性体Fが実装されていない状態となる。
その後、レッグホールカッタ42(図2)により大きなレッグホールLhが穿孔され胴回り部3が形成されて、図2のように、下流のリピッチターンドラム43に搬送される。
なお、開口カッタ41およびレッグホールカッタ42を設ける代わりに、1つのカッタを用いて開口MhおよびレッグホールLhの双方を形成するようにしてもよい。
吸収性本体2の製造;
一方、図2の右側に示すように、吸収体Cは吸収体カッタ40により所定の長さに切断されて下流に搬送される。
前記吸収体Cは、グラフィックシート24が接着されたバックシート23と、トップシート22との間に搬送され、これらが互いに接着されて吸収性本体2が形成される。
ここで、図4Aに示すように、グラフィックシート24はバックシート23の両端部に配置される。
リピッチターンドラム43;
その後、図2に示すように、前記吸収性本体2が、図示しないカッタにより所定の長さに切り分けられた後、リピッチターンドラム43に搬送されて、積層シートWの流れ方向に略直交する方向に回転された後、図4Bに示すように、積層シートWの非接着部分E2に貼着され、複合シート(複合体の一例)Wcが生成される。
なお、前記リピッチターンドラム43としては、特開昭63−317576号公報に記載の回転ドラムを採用することができる。
前述のように、図3Bの積層シートWの非接着部分E2には、開口Mhが穿孔されることにより、弾性体Fが実装されていないので、縮みが生じていない。この非接着部分E2に吸収性本体2が接着されることにより、弾性体Fよる吸収性本体2のヨレが生じない。吸収性本体2は、該吸収性本体2のグラフィックシート24に印刷された図柄Pが積層シートWの開口Mhに対応する位置に配置される。
その後、前記複合シートWcは、図2のセーラ44に搬送され、図4Bの流れ方向Xに略直交する幅方向Yに、互いの端部同士が重なるように折り畳まれた後、個々のオムツ1に切断され、両端部が互いに接着されてオムツ1が生成される。
なお、前記開口Mhは、腹部30a側のみであってもよいし、背部30b側のみであってもよい。
また、開口Mhの形状は、弾性体Fが切断され得る範囲の形状であればよく、図柄Pに対応する形状など種々の形状を採用することができる。
さらに、必ずしもグラフィックシート24にバックシート23に貼付する必要はなく、バックシート23自体に図柄Pを印刷するようにしてもよい。
また、前述の実施例1では、胴回り部3として1枚の積層シートWを用いたが、サイドパネルを構成する一対の積層シートWの間に吸収体Cが架け渡されたオムツであってもよい。
本発明は、たとえば、使い捨て着用物品および着用物品の製造方法に採用することができる。
本発明の一実施例にかかる使い捨て着用物品を示す概略斜視図である。 同着用物品の製造装置を示す概略構成図である。 複合シートの製造方法を示す概略斜視図である。 図4Aは吸収性本体の分解斜視図であり、図4Bは積層シートに吸収性本体を配置した状態を示す概略斜視図である。 図5Aは積層シートの概略断面図、図5Bは使い捨て着用物品の概略断面図である。
符号の説明
1:オムツ(使い捨て着用物品の一例)
3:胴回り部
30a:背部
30b:背部
2:吸収性本体
22:トップシート
23:バックシート
C:吸収体
F:弾性体
Mh:開口
P:図柄
W:積層シート(積層体の一例)
W1:第1シート(不織布)
W2:第2シート(不織布)
Wc:複合シート(複合体の一例)

Claims (3)

  1. 伸張状態の弾性体を2枚の不織布の間に挟み込んで胴回り部となる積層体を得る工程と、
    前記積層体における腹部または背部となる部位の一部をくり抜いて開口を形成する工程と、
    液透過性を有するトップシートと液不透過性を有するバックシートとの間に、液保持性を持つコアを挟んだ吸収性本体を生成する工程と、
    バックシートにより前記開口を閉塞するように前記吸収性本体を前記積層体に重ねて複合体を得る工程と、
    前記開口を形成する工程において、前記不織布と共に前記弾性体を切断することを特徴とする着用物品の製造方法。
  2. 伸張状態の弾性体を2枚の不織布の間に挟み込んだ胴回り部と、
    液透過性を有するトップシートと液不透過性を有するバックシートとの間に、液保持性を持つコアを挟んだ吸収性本体とを備え、
    前記胴回り部における腹部又は背部となる部位の一部をくり抜いて開口が形成され、
    前記開口を形成することにより前記不織布と共に弾性体が切断され、
    前記バックシートにより前記開口を閉塞するように前記吸収性本体が前記胴回り部に重ねられた使い捨て着用物品。
  3. 請求項2において、前記吸収性本体の前記バックシートの外面側に図柄が設けられており、当該図柄が前記胴回り部の前記開口から視認可能である使い捨て着用物品。
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