JP2009152724A - 携帯電話機を用いた緊急連絡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 事件・事故発生地点近隣の他の携帯電話機所有者へ報知し、事故や災害に遭遇した被害者に対する救助行動を速やかに実施可能にする。
【解決手段】 複数の携帯電話機が基地局に対して発信している制御情報をモニタリングし、第1のデータベースに格納する第1の装置と、事件、事故等に遭遇した被害者または発見者の携帯電話機から基地局に対して発信された事件・事故情報をモニタリングし、当該携帯電話機の位置情報を含めて第2のデータベースに格納する第2の装置と、未対応の事件・事故情報に対し、当該事件・事故情報を発信した携帯電話機の位置情報で示される位置の所定距離範囲内に位置する近隣の他の携帯電話機の識別情報と位置情報を前記第1のデータベースから検索し、事件・事故情報を発信した携帯電話機の位置と近隣に存在する携帯電話機の位置とを含む事件・事故発生地図情報を生成し、近隣の他の携帯電話機へ配信する第3の装置とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、災害、事故あるいは犯罪の発生時に、その被害者が所有する携帯電話機から発せられた事件・事故発生情報を近隣に位置する他の携帯電話機の所有者に報知する携帯電話機を用いた緊急連絡システムに関するものである。
従来より、防犯ベル機能や自動通知機能が付与された携帯電話機については、例えば特許文献1の技術が知られている。特許文献1に記載の技術は、災害や事故などの発生時に効果的な防犯ベルと携帯端末、特に携帯電話機と組み合わせることによって、防犯ベル機能による近辺住民に知らせると同時に携帯電話機の電話機能およびメール機能で予め設定された特定の相手側に対して異常事態が生じたことを連絡することができるものである。
また、現場の近くに通知するシステムについては、例えば特許文献2の技術が知られている。特許文献2に記載の技術は、複数の送受信装置と表示装置を備え、防犯ベル等に設けられた発信装置から発せられた報知信号を送受信装置で受信し、発生場所の周囲にある表示装置に報知することができるものである。
また、サービス加入者に緊急情報を配信するシステムについては特許文献3及び特許文献4の技術が開示されている。
また、携帯電話では、待ち受け画面に情報をプッシュ型で配信し表示するサービスが定着している。関連技術の一例として特許文献5を示す。
また近年、携帯電話機の存在位置を測位し利用する技術として非特許文献1に記載の携帯プローブ(Cellular Probes)が研究されている。携帯電話機の測位には、いくつかの方式があり、大きく、携帯電話機自体がGPS衛星などと通信して測位し位置情報センタにアップロードする方式と携帯電話機が通常使用状態で送信する制御信号をネットワーク側でモニタして測位を行う方式がある。後者の方式は携帯電話機端末からの位置情報のアップロードは必要ないため、基本的に携帯電話回線利用料は発生せず、また携帯電話機に測位機能を必要としないという利点がある。
特開2004−23709 特開2007−164373 特許第3969113号 特許第3693928号 特開2002−73839 「米欧における交通渋滞予測のための携帯プローブ利用の動き」、KDDI総研R&A、2006年9月第1号
上述の特許文献1、特許文献3及び特許文献4の技術では、予め設定された特定の相手側に対して連絡する機能であるが、受信者が送信者(事件・事故者)から遠く離れた遠方にいる場合や連絡に気が付かずにいた場合、早急に対処することが難しいという問題がある。
また、特許文献2の技術では、専用の送受信装置、表示装置、表示管理装置を使用する機能であるが、設置場所、設置費用が必要となる。発信側となる携帯電話機にも送受信装置へ送信するための専用機能を搭載する必要がある。
本発明の目的は、事件・事故発生情報を従来の携帯電話機の機能を用いて、事件・事故発生地点近隣の他の携帯電話機所有者へ報知し、事故や災害に遭遇した被害者に対する救助行動を速やかに実施可能にする携帯電話機を用いた緊急連絡システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の携帯電話機を用いた緊急連絡システムは、複数の携帯電話機が携帯電話網の基地局に対して発信している自機の位置情報及び固有の識別情報を含む制御情報をモニタリングし、第1のデータベースに格納する第1の装置と、
事件、事故等に遭遇した被害者または発見者の携帯電話機から基地局に対して発信された事件・事故情報をモニタリングし、当該携帯電話機の位置情報を含めて第2のデータベースに格納する第2の装置と、
この第2のデータベースに格納された事件・事故情報及び位置情報を読出し、未対応の事件・事故情報に対し、当該事件・事故情報を発信した携帯電話機の位置情報で示される位置の所定距離範囲内に位置する近隣の他の携帯電話機の識別情報と位置情報を前記第1のデータベースから検索し、事件・事故情報を発信した携帯電話機の位置と近隣に存在する携帯電話機の位置とを含む事件・事故発生地図情報を生成し、当該事件・事故発生地図情報と前記事件・事故情報中に含まれる事件・事故状況等の情報及び近隣の他の携帯電話機の識別情報とを携帯電話会社のメッセージ配信機構に送信する第3の装置と
を備え、携帯電話会社のメッセージ配信機構を通じて、事件、事故等に遭遇した被害者または発見者の携帯電話機から発信された事件・事故情報と事件・事故発生地図情報とを前記近隣の他の携帯電話機に配信することを特徴とする。
また、前記第3の装置は、事件・事故情報を受信した前記近隣の他の携帯電話機からの警察への通報要求を受信したことを契機に、警察に対し事件・事故の発生情報を通報する通報手段を備えることを特徴とする。
また、前記通報手段は、前記近隣の携帯電話機への事件・事故情報の配信後、所定時間経過後に警察への通報要求を受信したか否かを判定し、警察への通報要求を受信していない場合は事件・事故情報及び事件・事故発生地図情報とを前記近隣の携帯電話機へ再配信する再配信手段を備えることを特徴とする。
本発明の携帯電話機を用いた緊急連絡システムによれば、次のような効果がある。
(1)事件、事故の発生地点周辺の複数の携帯電話機所有者に向けて事件、事故等の情報を発信するため、速やかな救助行動を期待できる。
(2)携帯電話機から基地局に対して常時(あるいは定期的に)発信されている制御情報中に含まれる位置情報に基づき、事件、事故等の発生地点周辺の携帯電話機所有者の位置を特定するため、圏外等で受信不可となることや事件・事故発生地点から離れた場所へ配信されることがない。
(3)事件・事故発生情報に対して、事件・事故発生情報を発信した携帯電話機の位置と近隣の他の携帯電話機の位置の地図を送信して表示させるため、近隣の携帯電話機所有者が事件・事故の発生地点を容易に知ることができる。
(4)近隣の携帯電話機所有者が警察への通報要求を発信することにより、事件・事故情報や通報者の情報が警察へ自動的に送信されるため、警察側で迅速に対応することが可能となる。
(5)周辺の携帯電話機への配信に携帯電話会社がサービス提供しているプッシュ型情報配信機能を使用することで、WebAPサーバ自体に配信機能を持たせる必要がない。
(6)警察への通報要求がない場合は、事件・事故情報や事件地図情報を再配信することにより、事件・事故が警察に通報されることなく埋もれてしまうことを防ぐことができる。
以下、本発明を適用した携帯電話機を用いた緊急連絡システムの一実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態例を示すシステム構成図であり、プローブ情報管理機能の構成を示すものである。
プローブ情報管理機能は、基地局4においてモニタリングしたプローブ情報を中継するプローブ情報中継サーバ1と、プローブ情報管理データベース2を備えたプローブ情報管理サーバ3とから構成され、携帯電話機からの制御情報を受信する基地局4とプローブ情報中継サーバ1がネットワーク接続されている。
基地局4は、各携帯電話会社が設置している基地局であり、携帯電話機11a〜11cとプローブ情報中継サーバ1とは、基地局4に至る無線回線およびネットワークを通じてプローブ情報中継サーバ1に接続されている。
プローブ情報中継サーバ1には、携帯電話機11a〜11cが通常使用状態で送信する制御情報をネットワーク上でモニタリングし、携帯電話機11a〜11cの位置情報等のプローブ情報を取得するプローブ情報取得部12、プローブ情報をプローブ情報管理サーバ3へ送信するプローブ情報送信部13を備えている。
プローブ情報管理サーバ3には、プローブ情報中継サーバ1から送信されたプローブ情報を受信し、必要な項目を抽出するプローブ情報解析部7、抽出した項目をプローブ情報管理データベース2に登録、更新するプローブ情報更新部8を備えている。
プローブ情報管理サーバ3のプローブ情報管理データベース2には、基地局4でプローブ情報中継サーバ1によって取得されたプローブ情報が登録されている。
図2は、本発明の携帯電話機を用いた緊急連絡システムの緊急連絡機能の構成を示すシステム構成図である。
本緊急連絡機能は、事件・事故情報を送受信する複数の携帯電話11a、11b、11c、11nと、事件・事故情報を送信するプローブ情報中継サーバ1と、事件情報管理データベース9を備えたプローブ情報管理サーバ3と、事件・事故情報や事件・事故地図情報を提供するWebAPサーバ10とから構成され、プローブ情報中継サーバ1とプローブ情報管理サーバ3とWebAPサーバ10がネットワーク接続されている。
携帯電話機11a〜11nには、事件・事故発生時に防犯ベル機能や自動通知機能により事件・事故発生情報を発信する事件・事故発生情報発信部24を備えている。
プローブ情報中継サーバ1には、基地局4で受信した事件・事故発生情報を取得する事件・事故発生情報取得部12、事件・事故発生情報をプローブ情報管理サーバ3へ送信する事件・事故発生情報送信部13を備えている。
プローブ情報管理サーバ3には、プローブ情報中継サーバ1から送信された事件・事故発生情報を受信し、必要な項目を抽出する事件・事故発生情報解析部14、抽出した項目を事件・事故情報管理データベース9に登録、更新する事件・事故情報更新部15、WebAPサーバ10に事件・事故発生通知を行う事件・事故情報送信部16を備えている。
プローブ情報管理サーバ3の事件・事故情報管理データベース9には、各基地局4でプローブ情報中継サーバ1によって取得された事件・事故発生情報が事件情報として登録されている。
WebAPサーバ10には、プローブ情報管理サーバ3から送信された事件・事故発生通知を受信する事件・事故情報受信部17、送信された事件・事故ID41(図4)を基に事件・事故情報管理データベース9を検索し、該当事件ID41の事件・事故情報を取得する処理と、事件・事故発生の携帯IDを基にプローブ情報管理データベース2を検索し、事件・事故発生地点と事件・事故発生地点から所定距離範囲内の近隣(または周辺)に位置する携帯電話機11a〜11nのプローブ情報を取得する処理を行うDB検索部18、取得した被事件・事故発生地点の位置情報と周辺に位置する携帯電話機11a〜11nの位置情報から周辺携帯電話機向けの地図情報を生成する事件・事故地図情報作成部20、事件・事故情報と事件・事故地図情報を提供し、周辺の携帯電話機11a〜11nに配信する事件・事故情報送信部21を備えている。
また、携帯電話11a〜11nには、携帯電話会社がサービス提供しているプッシュ型情報配信機能によって配信された事件・事故情報や事件・事故地図情報を受信する事件・事故情報受信部25、事件・事故情報や事件・事故地図情報を表示する事件・事故情報表示部26を備えている。
また、WebAPサーバ10には、配信先の携帯電話機11a〜11nからの通報要求に対して、プローブ情報管理データベース2や事件・事故情報管理データベース9を検索し、該当事件・事故ID41の事件・事故情報や通報要求のあった携帯電話情報を取得する通報要求受信部22、取得した事件・事故情報等を警察(交番)へ発信する事件・事故情報発信部23を備えている。
また、WebAPサーバ10には、事件・事故情報管理データベース9の対処状況を示すステータス47や対処情報48を更新するDB更新部19を備えている。
プローブ情報管理データベース2に格納されるプローブ情報は、図3に示すように、携帯ID31、基地局ID32、GPS位置情報33の項目から構成され、プローブ情報中継サーバ1から送信されたプローブ情報の携帯ID31をキーとして登録、更新される。
事件情報管理データベース5に格納される事件・事故発生情報は、図4に示すように、事件・事故ID41、携帯ID42、基地局ID43、事件・事故発生日44、事件・事故発生時刻45、事件・事故情報46、ステータス47、対処情報48の項目から構成され、プローブ情報中継サーバ1から送信された事件・事故発生情報の基地局ID43、事件・事故発生日44、事件・事故発生時刻45から生成された一意な事件・事故ID41を主キーとして登録、更新される。
ここで、ステータス47には、対応状況を示すフラグとして使用され、事件・事故発生情報が周辺携帯電話機へ配信されて通報要求がない場合は「配信中」、配信先の携帯電話機から通報要求があり、警察(交番)へ発信がされた場合は「対処済」のように処理を行うたびに更新される。
配信先の周辺携帯電話機から通報要求があった場合は、ステータス47を確認し、「配信中」となっている場合には警察(交番)へ発信するが、「対処済」となっている場合には既に通報されていることを通報要求のあった携帯電話機へ向けて配信する。
以下、以上のように構成された携帯電話機を用いた緊急連絡システムの動作を説明する。
図5は、プローブ情報を管理する処理を示すフローチャートである。
プローブ情報中継サーバ1は、まず、携帯電話機11a〜11nが通常使用状態で送信する制御情報をネットワーク上でモニタリングし、携帯電話機11a〜11nの位置情報等のプローブ情報を収集する(ステップ501)。
次に、取得したプローブ情報に基地局ID32を付与し、プローブ情報管理サーバ3へ送信する(ステップ502)。
プローブ情報中継サーバ1は以上の処理を定期的に実行し、携帯電話機11a〜11nのプローブ情報を収集する。
プローブ情報中継サーバ1からプローブ情報と基地局ID32を受信したプローブ情報管理サーバ3は、プローブ情報から携帯ID31、GPS位置情報33を抽出する(ステップ503)。
次に、抽出した携帯ID31をキーとしてプローブ情報管理データベース2を検索し、該当携帯ID31のレコードが存在した場合は基地局ID32とGPS位置情報33を更新し、該当携帯ID31のレコードが存在しない場合は携帯ID31、基地局ID32、GPS位置情報33を登録する(ステップ504)。
図6は、事件・事故発生情報受信時の処理を示すフローチャートである。
プローブ情報中継サーバ1は、まず、基地局4で受信した事件・事故発生情報を取得する(ステップ601)。
次に、取得した事件・事故発生情報に基地局ID43を付与し、プローブ情報管理サーバ3へ送信する(ステップ602)。
プローブ情報中継サーバ1は以上の処理を基地局4が事件・事故発生情報を受信するたびに実行する。
プローブ情報中継サーバ1から事件・事故発生情報と基地局ID43を受信したプローブ情報管理サーバ3は、事件・事故発生情報から携帯ID42、事件・事故発生日44、事件・事故発生時刻45、事件・事故情報46を抽出し、基地局ID43と事件・事故発生時刻45と事件・事故発生時刻46から一意となる事件・事故ID41を生成する(ステップ603)。
事件・事故発生情報から抽出した携帯ID42、事件・事故発生日44、事件・事故発生時刻45、事件・事故情報46と基地局ID43、生成した事件・事故ID41、ステータス47を事件情報管理データベース5に登録する。この時、ステータス47には「配信待」と登録する(ステップ604)。同時に、生成した事件・事故ID41をWebAPサーバ6へ送信することでWebAPサーバ6に事件・事故発生通知を行う(ステップ605)。
プローブ情報管理サーバ3から事件・事故発生通知を受信したWebAPサーバ6は、事件・事故ID41を基に事件・事故情報管理データベース5を検索し、取得した携帯ID42を基にプローブ情報管理データベース2を検索し、事件・事故発生情報を発信した携帯電話機のGPS位置情報33を取得する。
そして、取得したGPS位置情報33を基にプローブ情報管理データベース2を検索し、事件・事故発生地点周辺に位置する他の携帯電話機のプローブ情報を取得する(ステップ606)。
次に、取得した事件・事故発生情報を送信した携帯電話機のGPS位置情報と周辺携帯電話機のGPS位置情報から地図情報作成ASPを利用して事件・事故地図情報71を生成する(ステップ607)。
事件・事故情報や事件・事故地図情報71をコンテンツとして携帯電話会社システムのメッセージ配信機構へ提供すると、プッシュ型情報配信機能により、事件・事故情報や事件・事故地図情報71が配信される。この場合、携帯電話会社システムに対しては、事件・事故発生情報を送信した携帯電話機及び周辺の携帯電話機の携帯IDが付加される。
携帯電話会社システムのメッセージ配信機構は図示しないデータベースを参照し、携帯IDを携帯電話番号あるいはメールアドレスに変換し、その携帯電話番号あるいはメールアドレスに向けて事件・事故情報や事件・事故地図情報71をコンテンツとして送信する。
これにより、事件・事故発生地点の周辺あるいは近隣の他の携帯電話機には、例えば図7に示すように、事件・事故発生地点と事件・事故情報を受信した携帯電話機の位置(図7で「あなたの現在位置」として示している位置)が地図71に示される。
この地図によって、事件・事故情報を受信した携帯電話機の所有者は、事故発生地点を確認し、速やかに救助に向かうことが可能になる。
あるいは、山火事などの自然災害の場合には安全な場所に避難することも可能になる。
携帯電話会社がサービス提供しているプッシュ型情報配信機能は、更新された情報が提供されると携帯電話機に最新情報を配信するものである。同時に、事件・事故情報管理データベース5の該当事件ID41レコードのステータス47を「配信中」に更新する(ステップ608)。
次に、配信先の周辺携帯電話機からの警察への通報要求を受信したか否かを判定し(ステップ609)、受信していなければ受信待ちの状態で待機する。
警察への通報要求を受信した場合、該当事件ID41レコードの対処情報48に通報要求のあった携帯電話機の情報を登録し、事件・事故発生情報として警察(交番)へ発信する。
発信完了後、事件・事故情報管理データベース5の該当事件ID41レコードのステータス47を「対処済」に更新する(ステップ610)。
これにより、警察(交番)では事件・事故発生情報と通報者の情報を取得できるため、直接連絡し、事件・事故発生状況を確認することも可能となる。
配信から一定時間経過後で通報要求を受信したかを判定し(ステップ609)、通報要求がない場合、該当事件ID41の位置情報取得から周辺携帯電話機に向けての配信(ステップ606、ステップ607、ステップ608)を再度実行する。ただし、再配信時には、事件・事故情報管理データベース5の該当事件ID41レコードのステータス47を「再配信中」に更新する(ステップ611)。
本発明の緊急連絡システムに係るプローブ情報管理機能の実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明の緊急連絡システムに係る緊急連絡機能の実施の形態を示すシステム構成図である。 プローブ情報管理データベースに格納されているデータの構成図である。 事件・事故情報管理データベースに格納されているデータの構成図である。 プローブ情報を管理する処理を示すフローチャートである。 事件・事故発生情報受信からの処理を示すフローチャートである。 配信する事件地図情報の画面イメージである。
符号の説明
1…プローブ情報中継サーバ、2…プローブ情報管理データベース、3…プローブ情報管理サーバ、4…基地局、5…プローブ情報取得部、6…プローブ情報送信部、7…プローブ情報解析部、8…プローブ情報更新部、9…事件・事故情報管理データベース、10…WebAPサーバ、11a,11b,11c,11n…携帯電話機、12…事件・事故発生情報取得部、13…事件・事故発生情報送信部、14…事件・事故発生情報解析部、15…事件・事故情報更新部、16…事件・事故情報送信部、17…事件・事故情報受信部、18…DB検索部、19…DB更新部、20…事件・事故地図情報作成部、21…事件・事故情報送信部、22…通報要求受信部、23…事件・事故情報発信部、24…事件・事故発生情報発信部、25…事件・事故情報受信部、26…事件・事故情報表示部

Claims (3)

  1. 複数の携帯電話機が携帯電話網の基地局に対して発信している自機の位置情報及び固有の識別情報を含む制御情報をモニタリングし、第1のデータベースに格納する第1の装置と、
    事件、事故等に遭遇した被害者または発見者の携帯電話機から基地局に対して発信された事件・事故情報をモニタリングし、当該携帯電話機の位置情報を含めて第2のデータベースに格納する第2の装置と、
    この第2のデータベースに格納された事件・事故情報及び位置情報を読出し、未対応の事件・事故情報に対し、当該事件・事故情報を発信した携帯電話機の位置情報で示される位置の所定距離範囲内に位置する近隣の他の携帯電話機の識別情報と位置情報を前記第1のデータベースから検索し、事件・事故情報を発信した携帯電話機の位置と近隣に存在する携帯電話機の位置とを含む事件・事故発生地図情報を生成し、当該事件・事故発生地図情報と前記事件・事故情報中に含まれる事件・事故状況等の情報及び近隣の他の携帯電話機の識別情報とを携帯電話会社のメッセージ配信機構に送信する第3の装置と
    を備え、携帯電話会社のメッセージ配信機構を通じて、事件、事故等に遭遇した被害者または発見者の携帯電話機から発信された事件・事故情報と事件・事故発生地図情報とを前記近隣の他の携帯電話機に配信することを特徴とする携帯電話機を用いた緊急連絡システム。
  2. 前記第3の装置は、事件・事故情報を受信した前記近隣の他の携帯電話機からの警察への通報要求を受信したことを契機に、警察に対し事件・事故の発生情報を通報する通報手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機を用いた緊急連絡システム。
  3. 前記通報手段は、前記近隣の携帯電話機への事件・事故情報の配信後、所定時間経過後に警察への通報要求を受信したか否かを判定し、警察への通報要求を受信していない場合は事件・事故情報及び事件・事故発生地図情報とを前記近隣の携帯電話機へ再配信する再配信手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機を用いた緊急連絡システム。
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