JP2009152670A - 無線リソース割当解放システムおよび路側機 - Google Patents

無線リソース割当解放システムおよび路側機 Download PDF

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Abstract

【課題】無線リソースの枯渇を未然に防ぐとともに、路車エリア内にサービスインした車載機に対して無線リソース割当を確実に行うことで、エリア内で確実に通信を行うことを課題とする。
【解決手段】無線リソース割当解放システム1の車載機20は、自車が路車エリア内にいるか否かを示す信号を路側機10に送信する。そして、路側機10は、車載機20から送信された自車が路車エリア内にいることを示す信号を受信した場合には、車載機20に無線リソースを割り当てる。続いて、路側機10は、無線リソースが割り当てられた車載機20から、自車が路車エリア内にいることを示す信号を受信しなかった場合には、無線リソースを解放する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリアでは、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、路側機が無線リソースを解放する無線リソース割当解放システムおよび路側機に関する。
従来より、安全性の向上、輸送効率の向上、および快適性の向上を目指したサービスを実現するため、道路と車両を一体のシステムとした高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)が知られている。このシステムでは、路上に設置する基地局(路側機)と車両に搭載する移動局(車載機)との間で行う路車間通信、移動局間で行う車車間通信により、これらのサービスを実現しようとしている(特許文献1参照)。
このようなサービスにおいて、通信領域を路車エリアとして限定したスポット通信による路車間通信方式を行い、基地局から移動局への通信と移動局から基地局への通信に異なる周波数を用いる全二重通信とし、通信フレームをスロットと呼ばれる固定長の区間に時分割した同期式時分割通信方式を採用している。通信は、一つの基地局と、複数の移動局との間で行われる(特許文献2参照)。
上記のように同期式時分割通信方式を用いて通信を行うために、基地局(路側機)が移動局(車載機)に無線リソースであるスロットを割り当てる必要がある。例えば、特許文献3では、路側機が車載機に無線リソースを割り当てる手段として、路側機が各車載機に無線リソースの必要性を問い合わせ、その応答を各車載機が路側機に通知することにより、路側機は無線リソースを各車載機に割当てる方法が開示されている。
特開2005−236952号公報 特開2003−179543号公報 特開2006−121683号公報
ところで、上記した無線リソースを各車載機に割当てる技術では、路側機がカバーする路車エリア内に車載機があるか否かに関わらず、無線リソースの必要性の問合わせに対する応答があった各車載機に路側機が無線リソースを割当てるので、路車エリア外の車載機に対しても車載機の要求に応じて無線リソースの割当が行われる場合があり、無線リソースが枯渇してしまう結果、新規にエリア内に進入してきた車載機に対して無線リソースを割当ることができなく、エリア内で通信ができない車載機が存在してしまうという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、路車エリア外に出た車載機の無線リソースを解放して、無線リソースの枯渇を未然に防ぐとともに、路車エリア内にサービスインした車載機に対して無線リソース割当を確実に行うことで、エリア内で確実に通信を行うことを目的とする。
この装置は、車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリアでは、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、前記路側機が無線リソースを解放する無線リソース割当解放システムにおいて、前記車載機は、自車が前記所定のエリア内にいることを示す信号を前記路側機に送信する信号送信手段を備え、前記路側機は、前記信号送信手段によって送信された前記信号を受信した場合には、前記車載機に無線リソースを割り当てる無線リソース割当手段と、前記無線リソース割当手段によって前記無線リソースが割り当てられた車載機から前記信号を受信しなかった場合には、前記無線リソースを解放する無線リソース解放手段と、を備えることを要件とする。
開示のシステムは、路側機、車載機が路車エリア端を検出し、路車エリア内にサービスインした車載機に対して無線リソースを確実に割当て、路車エリア外にサービスアウトした車載機に対して、無線リソース割当解放を確実に行うので、無線リソースの枯渇を未然に防ぎ、路車エリア内にサービスインした車載機に対して、無線リソース割当を確実に行うことで、エリア内で確実に通信が行えるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る無線リソース割当解放システムおよび路側機の実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係る無線リソース割当解放システムの概要および特徴、無線リソース割当解放システムの構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。なお、以下では、自車が路車エリア内にいるか否かを示す信号として、ヘルスチェック信号に対する応答信号を用いる場合の例を説明し、車載機が路側機からのヘルスチェック信号を受信して路側機にヘルスチェック信号に対する応答信号を送信することが可能な範囲を路車エリアとする場合の例を説明する。
[実施例1に係る無線リソース割当解放システムの概要および特徴]
まず最初に、図1および図2を用いて、実施例1に係る無線リソース割当解放システムの概要および特徴を説明する。図1および図2は、実施例1に係る無線リソース割当解放システムの概要および特徴を説明するための図である。
実施例1の無線リソース割当解放システム1では、車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する路車エリアでは、当該路車エリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が路車エリア外に出た場合には、路側機が無線リソースを解放することを概要とする。そして、この無線リソース割当解放システム1では、無線リソースの枯渇を未然に防ぎ、路車エリア内にサービスインした車載機に対して、無線リソース割当を確実に行うことで、エリア内で確実に通信が行える点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、図1に示すように、この無線リソース割当解放システム1では、制御型車車間通信および路車間通信を行う「路車エリア」と、自律型車車間通信を行う「車車エリア」とが存在し、車載機20が路車エリア内に入ると、路側機10が路車エリア内で車車間通信を行うための無線リソースを割り当てる。そして、路側機10から割当てられた無線リソースで車載機20が車車間通信を行う。
このような環境のもと、無線リソース割当解放システム1の車載機20は、自車が路車エリア内にいるか否かを示す信号を路側機10に送信する。図1の例を用いて説明すると、車載機20aは、自車が車車エリアから路車エリアに進入してサービスインして(図1の(1)参照)、路側機10から定期的に送信され通信状態をチェックするヘルスチェック信号を受信すると、サービスエリアに進入したことを認識し、路側機10にヘルスチェック応答信号をフィードバックする(図1の(2)参照)。
そして、路側機10は、車載機20から送信された自車が路車エリア内にいることを示す信号を受信した場合には、車載機20に無線リソースを割り当てる。具体的には、路側機10は、ヘルスチェック応答信号を車載機20aから受信すると、その車載機20aに対して、車車間通信用のタイムスロットの割当て処理を行い、タイムスロットの領域が決定されるとその領域をブロードキャスト信号で車載機20a〜20dに通知する(図1の(3)参照)。その後、車載機20aは路側機10から割当てられたタイムスロットで車車間通信を行う(図1の(4)参照)。
続いて、路側機10は、図2に示すように、無線リソースが割り当てられた車載機20から、自車が路車エリア内にいることを示す信号を受信しなかった場合には、無線リソースを解放する。具体的には、車載機20aは、路車エリアからサービスアウトすると(図2の(1)参照)、路側機10から定期的に送信されるヘルスチェック信号を受信することができなくなるため、路側機10にヘルスチェック応答信号をフィードバックすることができない(図2の(2)参照)。そして、路側機10は、車載機20aからのヘルスチェック応答信号がない場合、即時にタイムスロットの解放処理を行う(図2の(3)参照)。
このように、無線リソース割当解放システム1は、路車エリア内にサービスインした車載機に対して無線リソースを確実に割当て、路車エリア外にサービスアウトした車載機に対して、無線リソース割当解放を確実に行う結果、上記した主たる特徴のごとく、無線リソースの枯渇を未然に防ぐとともに、エリア内で確実に通信が行うことが可能である。
[路側機の構成]
次に、図3を用いて、図1に示した路側機10の構成を説明する。図3は、実施例1に係る路側機10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この路側機10は、ネットワークインターフェイス部11、MAC処理部12、PHY処理部13、RF部14、GPSレシーバ15、制御装置16を備える。以下にこれらの各部の処理を説明する。なお、通信システムには、TDMA方式、OFDM(A)方式どちらを採用してもよいが、本実施例ではOFDM(A)方式を適応した場合を説明する。
ネットワークインターフェイス部11は、網内のデータを路側機10に入力し、MAC処理部12に送信するインターフェイス機能を有する。MAC処理部12は、送信データをエンコード、誤り訂正等のMACレイヤ機能を有する。RF部14は、ベースバンド信号を無線周波数変換し、または無線周波数をベースバンドに変換する送受信機能を有し、車載機の通信状態をチェックするヘルスチェック信号を定期的に各車載機へ送信する。GPSレシーバ15は、路側機10および車載機20間の同期をとるための基準時刻と、内部タイミング信号を生成する機能を有する。
PHY処理部13は、送信機能および受信機能からなり、送信機能としては、Preamble信号を生成するPreamble信号生成部13a、Broadcast信号を生成するBroadcast信号生成部13b、送信データが乗せられる下りBurst信号を生成するDL_Burst信号生成部13c、ヘルスチェック信号および車両IDを生成するヘルスチェック信号生成部13d、MAC処理部12から指示された変調方式処理を行うModulation部13e、各信号を多重処理する多重処理部13f、IFFT部13gを備える。
また、PHY処理部13は、受信機能としては、ベースバンドレベルにあった信号をFFT処理するFFT部13h、受信信号の中からRanging信号を検出するRanging受信処理部13i、MAC処理部からのUL_MAP指示された領域のUL_Burst信号を受信処理するUL_Burst受信処理部13j、ヘルスチック応答信号を受信処理するヘルスチック応答信号受信処理部13kを備える。
制御装置16は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、無線リソース割当部160、無線リソース解放部161、管理テーブル162を備える。なお、無線リソース割当部160は、特許請求の範囲に記載の「無線リソース割当手段」に対応し、無線リソース解放部161は、特許請求の範囲に記載の「無線リソース解放手段」に対応する。
管理テーブル162は、割り当てられた無線リソースであるタイムスタンプを管理するテーブルを記憶する。具体的には、管理テーブル162は、図4に例示するように、ナンバープレート情報、車両固有番号、車載機のIPアドレス等の車両を一意に識別する「車両ID」、路車エリアにサービスインしたかサービスアウトしたかを示す「路車エリアイン/アウト」、割り当てられたタイムスタンプを示す「割り当てTS」を対応付けて記憶する。
無線リソース割当部160は、車載機20からヘルスチェック応答信号を受信した場合には、車載機20に無線リソースを割り当てる。具体的には、無線リソース割当部160は、ヘルスチェック応答信号を車載機20から受信すると、その車載機20に対して、車車間通信用のタイムスロットの割当て処理を行い、タイムスロットの領域が決定されるとその領域をブロードキャスト信号で各車載機に通知する。
無線リソース解放部161は、無線リソースが割り当てられた車載機20から、自車が路車エリア内にいることを示す信号を受信しなかった場合には、無線リソースを解放する。具体的には、無線リソース解放部161は、車載機20からのヘルスチェック応答信号がない場合、即時にタイムスロットの解放処理を行う。
[車載機の構成]
次に、図5を用いて、図1に示した車載機20の構成を説明する。図5は、実施例1に係る車載機20の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この車載機20は、外部センサーインターフェイス部21、MAC処理部22、PHY処理部23、RF部24、制御装置25を備える。以下にこれらの各部の処理を説明する。
外部センサーインターフェイス部21は、車両の場合、速度情報、車両情報を車載機外部から受信し、MAC処理部22に通知する機能とMACから通知された路側機10からの情報を車載機外部に通知する機能を有する。MAC処理部22は、送信データをエンコード、誤り訂正等のMACレイヤ機能を有する。RF部24は、ベースバンド信号を無線周波数変換し、または無線周波数をベースバンドに変換する送受信機能を有し、自車が所定のエリア内にいることを示す信号として、路側機10からのヘルスチェック信号に対する応答信号を送信する。制御装置25は、受信した情報を基に各種制御を行う機能を有する。
PHY処理部23は、送信機能、受信機能からなり、送信機能としては、Ranging信号生成部23a、路車間通信用の上りBurst信号を生成するUL_Burst生成部23b、車車間通信用の下りBurst信号を生成するDL_Burst信号生成部23c、ヘルスチェック応答信号を生成するヘルスチェック応答信号生成部23d、MAC処理部22から指示された変調方式処理を行うModulation部23e、各信号を多重処理する多重処理部23f、IFFT部23gを備える。
また、PHY処理部23は、受信機能としては、ベースバンドレベルにあった信号をFFT処理するFFT部23h、受信信号の中からPreamble信号を検出するPreamble受信処理部23i、MAC処理部22からのDL_MAP指示された領域のDL_Burst信号を受信処理するDL_Burst受信処理部23k、ヘルスチック信号を受信処理するヘルスチック信号受信処理部23lを備える。
ここで、図6〜図8を用いて、無線リソース割当解放システム1のタイムスロット割当処理およびタイムスロット解放処理について説明する。図6は、無線リソース割当解放システムのタイムスロット割当処理を説明するための図であり、図7は、フレーム構成の一例を説明するための図であり、図8は、無線リソース割当解放システムのタイムスロット解放処理を説明するための図である。
無線リソース割当解放システムのタイムスロット割当処理について説明すると、図6に示すように、車載機20が車車エリアから路車エリアに進入してサービスインした後(図6の(1)参照)、路側機10は、定期的に送信され通信状態をチェックするヘルスチェック信号を車載機20に送信する(図6の(2)参照)。そして、車載機20は、サービスエリアである路車エリアに進入したことを認識し、路側機10にヘルスチェック応答信号を送信する(図6の(3)参照)。
続いて、路側機10は、ヘルスチェック応答信号を車載機20から受信すると、その車載機20に対して、車車間通信用のタイムスロットの割当て処理を行い、タイムスロットの領域が決定されると、その領域を通知するタイムスロット割当領域通知をブロードキャスト信号で各車載機20に通知する(図6の(4)参照)。なお、ブロードキャスト信号で各車載機に通知するため、各車載機20が自車への通知であるか否かの判断を行うため、フレーム構成において、ヘルスチェック信号とともに、車両を特定する車両IDが含まれている。
その後、車載機20は、タイムスロット割当通知を受信した旨の応答を路側機10に送信する(図6の(5)参照)。そして、車載機20は、路側機10から割当てられたタイムスロットを用いて、車車間通信を行う(図6の(6)参照)。
ここで、図7を用いてフレーム構成について説明する。同図に例示するように、路車間通信を行うフレーム期間と車車間通信を行うためのタイムスロット化されたフレーム期間を時分割したフレーム構成となっている。変調方式には、OFDMA(直交周波数多元接続)方式を用いており、各データは時間に加えてSub carrierにより使用周波数帯が分けられる。フレームは、Preambleと、FCH、下り回線割り当て情報(DL_MAP)、上り回線割り当て情報(UL_MAP)を含むBroadcast信号と、路側機から定期的に送信されるヘルスチェック信号および車両IDと、送信データが乗せられる複数の下りBurstと上りBurstと複数のタイムスロットで構成される。
続いて、図8を用いて無線リソース割当解放システムのタイムスロット解放処理を説明する。同図に示すように、車載機20は、路車エリアからサービスアウトすると(図8の(1)参照)、路側機10から定期的に送信されるヘルスチェック信号を受信することができなくなるため(図8の(2)参照)、路側機10にヘルスチェック応答信号をフィードバックすることができない(図8の(3)参照)。そして、路側機10は、車載機20からのヘルスチェック応答信号がない場合、即時にタイムスロットの解放処理を行う(図8の(4)参照)。
[無線リソース割当解放システムによる処理]
次に、図9および図10を用いて、実施例1に係る無線リソース割当解放システム1による処理を説明する。図9は、実施例1に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを示すシーケンス図であり、図10は、実施例1に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを説明すると、図9に示すように、路側機10は、定期的に送信され通信状態をチェックするヘルスチェック信号を車載機20に送信する(ステップS101)。そして、車載機20は、ヘルスチェック信号を受信し(ステップS102、103)、サービスエリアである路車エリアに進入したことを認識して、路側機10にヘルスチェック応答信号を送信する(ステップS104、105)。
続いて、路側機10は、ヘルスチェック応答信号を車載機20から受信すると、その車載機20に対して、車車間通信用のタイムスロットの割当て処理を行い(ステップS106)、タイムスロットの領域が決定されると(ステップS107)、その領域を通知するタイムスロット割当領域通知をブロードキャスト信号で各車載機20に通知する(ステップS108)。
その後、車載機20は、タイムスロット領域を認識し(ステップS109、110)、タイムスロット割当通知を受信した旨の応答を路側機10に送信する(ステップS111、112)。そして、車載機20同士は、路側機10から割当てられたタイムスロットを用いて、車車間通信を行う(ステップS113〜116)。
続いて、無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを説明すると、図10に示すように、路側機10は、定期的に送信され通信状態をチェックするヘルスチェック信号を車載機20に送信する(ステップS201)。そして、車載機20は、路車エリアからサービスアウトすると、路側機10から定期的に送信されるヘルスチェック信号を受信することができなくなるため(ステップS202、203)、路側機10にヘルスチェック応答信号をフィードバックすることができない。そして、路側機10は、車載機20aからのヘルスチェック応答信号がない場合(ステップS204)、即時にタイムスロットの解放処理を行う(ステップS205)。
[実施例1の効果]
上述してきたように、無線リソース割当解放システム1は、路車エリア内にサービスインした車載機20に対して無線リソースを確実に割当て、路車エリア外にサービスアウトした車載機20に対して、無線リソース割当解放を確実に行うので、無線リソースの枯渇を未然に防ぎ、路車エリア内にサービスインした車載機20に対して、無線リソース割当を確実に行うことで、エリア内で確実に通信が行えるという効果を奏する。
ところで、上記の実施例1では、ヘルスチェック信号を用いて、車載機が路車エリア内にいるか判断する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、車載機の位置を特定する位置情報を用いて車載機が路車エリア内にいるか判断するようにしてもよい。
そこで、以下の実施例2では、車載機がGPSから取得した位置情報を用いて、車載機が路車エリア内にいるか判断し、無線リソースを割当解放する場合として、図11〜図17を用いて、実施例2における無線リソースを割当解放システム1aの概要と特徴、構成および処理について説明する。
図11および図12は、実施例2に係る無線リソースを割当解放システム1aの概要および特徴を説明するための図であり、図13は、実施例2に係る路側機10の構成を示すブロック図であり、図14は、実施例2に係る車載機20の構成を示すブロック図であり、図15は、フレーム構成の一例を説明するための図であり、図16は、実施例2に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを示すシーケンス図であり、図17は、実施例2に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを示すシーケンス図である。
まず最初に、実施例2に係る無線リソース割当解放システム1aの概要および特徴を説明する。図11に示すように、無線リソース割当解放システム1aの車載機20aは、GPSから位置情報を受信し、GPSから受信された位置情報を路側機10aに送信する(図11の(1)〜(2)参照)。
そして、路側機10aは、車載機20aから送信された位置情報を基に、車載機20aが路車エリア内にいるか否か判定する。そして、路側機10aは、車載機20aが路車エリア内にいると判定された場合には、車載機20aに無線リソースを割り当てる。具体的には、路側機10aは、車載機20aが車車エリアから路車エリア内に進入した場合に(図11の(3)参照)、予め設定された路車エリアの位置情報と車載機から受信した位置情報を基に、サービスインを判断し(図11の(4)参照)、その車両に対して、車車間通信用のタイムスロットの割当て処理を行う(図11の(5)参照)。
その後、路側機10aは、タイムスロットの領域が決定されるとその領域をブロードキャスト信号で車載機20aに通知する(図11の(6)参照)。そして、車載機20aは、路側機10aから割当てられたタイムスロットで車車間通信を行う。
続いて、図12に示すように、路側機10aは、無線リソースを割り当てられた車載機20aが路車エリア内にいないと判定された場合には、無線リソースを解放する。具体的には、路側機10aは、車載機から位置情報が通知されると(図12の(1)参照)、予め設定された自エリアの位置情報と車載機から受信した位置情報を基に、サービスアウトを判断し(図12の(2)参照)、即時にタイムスロットの解放処理を行う(図12の(3)参照)。
このように、実施例2に係る無線リソース割当解放システム1aでは、GPS位置情報からサービスエリア端を正確に認識し、サービスアウトした車両に対して確実にタイムスロットを解放できるので、タイムスロットが枯渇することを回避し、路車エリア内にサービスインした車載機に対して無線リソース割当を確実に行うことで、エリア内で確実に通信を行うことが可能である。
次に、図13を用いて実施例2に係る路側機10aの構成について説明する。実施例2に係る路側機10aは、図3に示した路側機10と比較して、位置情報信号受信処理部13l、エリア判定部163および路車エリア情報記憶部164を新たに備える点が相違する。かかる路側機10aにおいて、位置情報信号受信処理部13lは、車載機20aから送信された位置情報を受信する。
制御装置16aは、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、無線リソース割当部160、無線リソース解放部161、エリア判定部163、路車エリア情報記憶部164を備える。
路車エリア情報記憶部164は、路車エリアの範囲に係る位置情報を記憶する。具体的には、路車エリア情報記憶部164は、後述するエリア判定部163によって車載機20aから受信した位置情報と比較して、車載機が路車エリア内にいるか判定するために用いられる路車エリアの位置情報を記憶する。例えば、路車エリア情報記憶部164は、路車エリアの位置情報として、緯度や経度などで特定される範囲を記憶する。
エリア判定部163は、車載機20aから送信された位置情報を基に、車載機20aが路車エリア内にいるか否か判定する。具体的には、エリア判定部163は、路車エリア情報記憶部164に記憶された路車エリアの位置情報と車載機から受信した位置情報を比較して路車エリア内にいるか否かを判定し、車載機20aが路車エリア内にいると判定した場合には、その車載機20aにタイムスロットを割り当てる旨の通知を無線リソース割当部160に送信する。また、エリア判定部163は、車載機20aが路車エリア内にいないと判定した場合には、その車載機20aのタイムスロットを解放する旨の通知を無線リソース解放部161に送信する。
無線リソース割当部160は、車載機20aが路車エリア内にいると判定された場合には、車載機20aに無線リソースを割り当てる。具体的には、無線リソース割当部160は、エリア判定部163から車載機20aにタイムスロットを割り当てる旨の通知を受信した場合には、車載機20aに無線リソースを割り当てる。
無線リソース解放部161は、無線リソースを割り当てられた車載機20aが路車エリア内にいないと判定された場合には、無線リソースを解放する。具体的には、無線リソース解放部161は、エリア判定部163から車載機20aのタイムスロットを解放する旨の通知を受信した場合には、無線リソースを解放する。
次に、図14を用いて実施例2に係る車載機20aの構成について説明する。実施例2に係る車載機20aは、図5に示した車載機20と比較して、位置情報信号生成部23mおよびGPS受信機26を新たに備える点が相違する。
かかる車載機20aにおいて、位置情報信号生成部23mは、GPS受信機26によって受信された位置情報を元に、位置情報信号を生成し、RF部24を介して路側機10aに送信する。GPS受信機26は、GPSから位置情報を受信する。
ここで、図15を用いてフレーム構成の一例を説明すると、実施例2に用いられるフレームの構成は、実施例1に用いられるフレーム構成と比較して、路車間通信下り期間のヘルスチェック信号領域が「車両ID」のみとなっており、路車間通信上り期間のヘルスチェック応答信号領域が「位置情報信号&車両ID領域」に置き換わった構成となっている。
次に、図16および図17を用いて、実施例2に係る無線リソース割当解放システム1aによる処理を説明する。図16は、実施例2に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを示すシーケンス図であり、図17は、実施例2に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを説明すると、図16に示すように、無線リソース割当解放システム1aの車載機20aは、GPSから位置情報を受信し(ステップS301、302)、GPSから受信された位置情報を路側機10aに送信する(ステップS303、304)。
そして、路側機10aは、車載機20aが車車エリアから路車エリア内に進入した場合に、予め設定された路車エリアの位置情報と車載機から受信した位置情報を基に、サービスインを判断し(ステップS305)、その車両に対して、車車間通信用のタイムスロットの割当て処理を行い(ステップS306)、タイムスロットの領域が決定されると(ステップS307)、その領域を通知するタイムスロット割当領域通知をブロードキャスト信号で各車載機20aに通知する(ステップS308)。
その後、車載機20aは、実施例1と同様に、タイムスロット領域を認識し(ステップS309、310)、タイムスロット割当通知を受信した旨の応答を路側機10aに送信する(ステップS311、312)。そして、車載機20a同士は、路側機10aから割当てられたタイムスロットを用いて、車車間通信を行う(ステップS313〜316)。
続いて、無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを説明すると、図17に示すように、無線リソース割当解放システム1aの車載機20aは、GPSから位置情報を受信し(ステップS401、402)、GPSから受信された位置情報を路側機10aに送信する(ステップS403、404)。そして、路側機10aは、車載機20aから位置情報が通知されると、予め設定された自エリアの位置情報と車載機から受信した位置情報を基に、サービスアウトを判断し(ステップS405)、即時にタイムスロットの解放処理を行う(ステップS406)。
このように、上記の実施例2では、GPS位置情報からサービスエリア端を正確に認識し、サービスインした車両に対して確実にタイムスロットを割当てることが可能である。また、上記の実施例2は、電波状況によらず路車サービスエリアを位置情報(緯度、経度)で定義したい場合に有効な手段である。
また、上記の実施例2では、GPS位置情報からサービスエリア端を正確に認識し、サービスアウトした車両に対して確実にタイムスロットを解放できるので、タイムスロットが枯渇することを回避することが可能である。
ところで、上記の実施例1では、ヘルスチェック信号を用いて、車載機が路車エリア内にいるか判断する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、路車エリアの端に設置されたサービスエリア端検出設備の通過を車載機が検出し、車載機が路車エリア内にいるか判断するようにしてもよい。
そこで、以下の実施例3では、路車エリアの端に設置されたサービスエリア端検出設備の通過を車載機が検出し、車載機が路車エリア内にいるか判断し、無線リソースを割当解放する場合として、図18〜図23を用いて、実施例3における無線リソースを割当解放システム1bの概要と特徴、構成および処理について説明する。
図18および図19は、実施例3に係る無線リソース割当解放システム1bの概要および特徴を説明するための図であり、図20は、実施例3に係る路側機10bの構成を示すブロック図であり、図21は、実施例3に係る車載機20bの構成を示すブロック図であり、図22は、フレーム構成の一例を説明するための図であり、図23は、実施例3に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを示すシーケンス図であり、図24は、実施例3に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを示すシーケンス図である。
まず最初に、実施例3に係る無線リソース割当解放システム1bの概要および特徴を説明する。図18に示すように、無線リソース割当解放システム1bの車載機20bは、路車エリアの端に設置されたサービスエリア端検出設備30の通過を検出し、検出されたサービスエリア端検出設備30の通過に係る通過情報を路側機10bに通知する。
具体的には、車載機20bは、道路上には路車サービスエリア端検出設備30が設置されていて、自車両が車車エリアから路車エリア内に進入した場合(図18の(1)参照)、その設備をセンサで検出し、サービスインを認識する(図18の(2)参照)。なお、ここでサービスインまたはサービスアウトの識別は車載機がその設備を通過する方向によって判断される。続いて、車載機20bは、サービスエリアイン通知信号を路側機に送信する(図18の(3)参照)。
路側機10bは、送信された通過情報を基に、車載機20bが路車エリア内にいるか否か判定し、車載機20bが路車エリア内にいると判定された場合には、当該車載機20bに無線リソースを割り当てる。具体的には、路側機10bは、サービスエリアイン通知信号を受信すると、その車両に対して、車車間通信用のタイムスロットの割当て処理を行う、タイムスロットの領域が決定されるとその領域をブロードキャスト信号にて車載機に通知する(図18の(4)参照)。
その後、車載機20bは、タイムスロット割当通知を受信した旨の応答を路側機10bに送信し(図18の(5)参照)、路側機10bから割当てられたタイムスロットで車車間通信を行う(図18の(6)参照)。
続いて、図19に示すように、路側機10bは、無線リソースを割り当てられた車載機20bが所定のエリア内にいないと判定された場合には、無線リソースを解放する。具体的には、車載機20bは、路車サービスエリア端検出設備30を通過すると、その設備をセンサで検出し(図19の(1)参照)、サービスアウトを認識する(図19の(2)参照)。そして、車載機20bは、サービスエリアアウト通知信号を路側機10bに送信する(図19の(3)参照)。続いて、路側機10bは、サービスエリアアウト通知信号を受信すると、即時にタイムスロットの解放処理を行う(図19の(4)参照)。
このように、実施例3に係る無線リソース割当解放システム1bでは、路車サービスエリア端検出設備30を車載機センサが検出し、車載機20bが路側機10bに通知することで、サービスエリア端を正確に認識し、サービスアウトした車両に対して確実にタイムスロットを解放できるので、タイムスロットが枯渇することを回避し、路車エリア内にサービスインした車載機に対して無線リソース割当を確実に行うことで、エリア内で確実に通信を行うことが可能である。
次に、図20を用いて実施例3に係る路側機10bの構成について説明する。実施例3に係る路側機10bは、図3に示した路側機10と比較して、エリアインアウト通知信号受信処理部13m、エリア判定部163を新たに備える点が相違する。かかる路側機10bにおいて、エリアインアウト通知信号受信処理部13mは、車載機20bから送信されたサービスエリアイン通知信号またはサービスエリアアウト通知信号を受信する。
制御装置16aは、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、無線リソース割当部160、無線リソース解放部161、エリア判定部163を備える。
エリア判定部163は、送信された通過情報を基に、車載機20bが路車エリア内にいるか否か判定する。具体的には、路側機10bは、車載機20bからサービスエリアイン通知信号を受信すると、車載機20bが路車エリア内にいると判定して、その車載機20aにタイムスロットを割り当てる旨の通知を無線リソース割当部160に送信する。また、エリア判定部163は、車載機20bからサービスエリアアウト通知信号を受信すると、車載機20bが路車エリア内にいないと判定して、その車載機20bのタイムスロットを解放する旨の通知を無線リソース解放部161に送信する。
無線リソース割当部160は、車載機20bが路車エリア内にいると判定された場合には、車載機20bに無線リソースを割り当てる。具体的には、無線リソース割当部160は、エリア判定部163から車載機20bにタイムスロットを割り当てる旨の通知を受信した場合には、車載機20bに無線リソースを割り当てる。
無線リソース解放部161は、無線リソースを割り当てられた車載機20bが路車エリア内にいないと判定された場合には、無線リソースを解放する。具体的には、無線リソース解放部161は、エリア判定部163から車載機20bのタイムスロットを解放する旨の通知を受信した場合には、無線リソースを解放する。
次に、図21を用いて実施例3に係る車載機20bの構成について説明する。実施例3に係る車載機20bは、図5に示した車載機20と比較して、エリアインアウト通知信号生成部23nおよびセンサ27を新たに備える点が相違する。
かかる車載機20bにおいて、エリアインアウト通知信号生成部23nは、センサ27によって検知された結果に応じて、サービスエリアイン通知信号またはサービスエリアアウト通知信号を生成し、RF部24を介して路側機10aに送信する。
センサ27は、路車エリアの端に設置されたサービスエリア端検出設備30の通過を検出する。なお、サービスインまたはサービスアウトの識別は車載機がそのサービスエリア端検出設備30を通過する方向によって判断する。
ここで、図22を用いてフレーム構成の一例を説明すると、実施例3に用いられるフレームの構成は、実施例1に用いられるフレーム構成と比較して、路車間通信上り期間の位置情報信号領域が「エリアイン/アウト通知信号&車両ID領域」に置き換わった構成となっている。
次に、図23および図24を用いて、実施例3に係る無線リソース割当解放システム1bによる処理を説明する。図23は、実施例3に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを示すシーケンス図であり、図24は、実施例2に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを説明すると、図23に示すように、無線リソース割当解放システム1bの車載機20bは、自車両が車車エリアから路車エリア内に進入した場合、路車サービスエリア端検出設備をセンサで検出し(ステップS501、502)、サービスインを認識してサービスエリアイン通知信号を路側機に送信する(ステップS503、504)。
路側機10bは、その車両に対して、車車間通信用のタイムスロットの割当て処理を行い(ステップS505)、タイムスロットの領域が決定されると(ステップS506)、その領域を通知するタイムスロット割当領域通知をブロードキャスト信号で各車載機20bに通知する(ステップS507)。
その後、車載機20bは、実施例1と同様に、タイムスロット領域を認識し(ステップS508、509)、タイムスロット割当通知を受信した旨の応答を路側機10bに送信する(ステップS510、511)。そして、車載機20b同士は、路側機10bから割当てられたタイムスロットを用いて、車車間通信を行う(ステップS512〜515)。
続いて、無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを説明すると、図24に示すように、無線リソース割当解放システム1bの車載機20bは、車載機20bは、路車サービスエリア端検出設備30を通過すると、その設備をセンサで検出し(ステップS601、602)、サービスアウトを認識する。そして、車載機20bは、サービスエリアアウト通知信号を路側機10bに送信する(ステップS603、604)。そして、路側機10aは、車載機20aからサービスエリアアウト通知信号が通知されると、即時にタイムスロットの解放処理を行う(ステップS605)。
このように実施例3によれば、路車サービスエリア端検出設備30を車載機センサが検出し、車載機20bが路側機10bに通知することで、サービスエリア端を正確に認識し、サービスインした車両に対して確実にタイムスロットを割当てることが可能となる。また、路車エリア端がトンネルの入口や出口等に設定されている場合には、位置情報をGPS等で取得することが難しいため、有効な手段である。
また、路車サービスエリア端検出設備30を車載機センサが検出し、車載機20bが路側機10bに通知することで、サービスエリア端を正確に認識し、サービスアウトした車両に対して確実にタイムスロットを解放できるので、タイムスロットが枯渇することを回避することが可能とある。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例4として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(2)プログラム
なお、本実施例で説明した無線リソース割当解放方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上の実施例1〜4を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリアでは、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、前記路側機が無線リソースを解放する無線リソース割当解放システムにおいて、
前記車載機は、
自車が前記所定のエリア内にいることを示す信号を前記路側機に送信する信号送信手段を備え、
前記路側機は、
前記信号送信手段によって送信された前記信号を受信した場合には、前記車載機に無線リソースを割り当てる無線リソース割当手段と、
前記無線リソース割当手段によって前記無線リソースが割り当てられた車載機から前記信号を受信しなかった場合には、前記無線リソースを解放する無線リソース解放手段と、
を備えることを特徴とする無線リソース割当解放システム。
(付記2)前記路側機は、
前記車載機の通信状態をチェックするヘルスチェック信号を定期的に前記車載機へ送信するヘルスチェック信号送信手段をさらに備え、
前記信号送信手段は、前記自車が所定のエリア内にいることを示す信号として、前記路側機からのヘルスチェック信号に対する応答信号を送信し、
前記無線リソース割当手段は、前記信号送信手段によって送信された前記ヘルスチェック信号に対する応答信号を受信した場合には、前記車載機に無線リソースを割り当て、
前記無線リソース解放手段は、前記無線リソース割当手段によって前記無線リソースが割り当てられた車載機から前記ヘルスチェック信号に対する応答信号を受信しなかった場合には、前記無線リソースを解放することを特徴とする付記1に記載の無線リソース割当解放システム。
(付記3)車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリア内では、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、前記路側機が無線リソースを解放する無線リソース割当解放システムにおいて、
前記車載機は、
自車の位置情報を前記路側機に送信する位置情報送信手段を備え、
前記路側機は、
前記位置情報送信手段によって送信された前記位置情報を基に、前記車載機が前記所定のエリア内にいるか否か判定するエリア判定手段と、
前記エリア判定手段によって前記車載機が前記所定のエリア内にいると判定された場合には、当該車載機に前記無線リソースを割り当てる無線リソース割当手段と、
前記エリア判定手段によって前記無線リソースを割り当てられた車載機が所定のエリア内にいないと判定された場合には、無線リソースを解放する無線リソース解放手段と、
を備えることを特徴とする無線リソース割当解放システム。
(付記4)前記車載機は、
GPSから前記位置情報を受信する位置情報受信手段をさらに備え、
前記位置情報送信手段は、前記位置情報受信手段によってGPSから受信された前記位置情報を前記路側機に送信することを特徴とする付記3に記載の無線リソース割当解放システム。
(付記5)車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリア内では、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、前記路側機が無線リソースを解放する無線リソース割当解放システムにおいて、
前記車載機は、
前記所定のエリアの端に設置されたエリア端装置の通過を検出する車載機検出手段と、
前記車載機検出手段によって検出された前記エリア端装置の通過に係る通過情報を前記路側機に通知する通過通知手段と、
を備え、
前記路側機は、
前記位置情報送信手段によって送信された前記通過情報を基に、前記車載機が前記所定のエリア内にいるか否か判定するエリア判定手段と、
前記エリア判定手段によって前記車載機が前記所定のエリア内にいると判定された場合には、当該車載機に前記無線リソースを割り当てる無線リソース割当手段と、
前記エリア判定手段によって前記無線リソースを割り当てられた車載機が所定のエリア内にいないと判定された場合には、無線リソースを解放する無線リソース解放手段と、
を備えることを特徴とする無線リソース割当解放システム。
(付記6)車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリアでは、当該所定のエリア内にある車載機に対して無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、無線リソースを解放する路側機において、
前記車載機から送信された前記信号を受信した場合には、前記車載機に無線リソースを割り当てる無線リソース割当手段と、
前記無線リソース割当手段によって前記無線リソースが割り当てられた車載機から前記信号を受信しなかった場合には、前記無線リソースを解放する無線リソース解放手段と、
を備えることを特徴とする路側機。
(付記7)車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリアでは、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、前記路側機が無線リソースを解放する無線リソース割当解放方法において、
前記車載機が、自車が前記所定のエリア内にいることを示す信号を前記路側機に送信する信号送信工程と、
前記路側機が、前記信号送信工程によって送信された前記信号を受信した場合には、前記車載機に無線リソースを割り当てる無線リソース割当工程と、
前記路側機が、前記無線リソース割当工程によって前記無線リソースが割り当てられた車載機から前記信号を受信しなかった場合には、前記無線リソースを解放する無線リソース解放工程と、
を含んだことを特徴とする無線リソース割当解放方法。
(付記8)車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリアでは、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、前記路側機が無線リソースを解放する無線リソース割当解放方法をコンピュータに実行させる無線リソース割当解放プログラムにおいて、
前記車載機としてのコンピュータに、
自車が前記所定のエリア内にいることを示す信号を前記路側機に送信する信号送信手順を実行させ、
前記路側機としてのコンピュータに、
前記信号送信手順によって送信された前記信号を受信した場合には、前記車載機に無線リソースを割り当てる無線リソース割当手順と、
前記無線リソース割当手順によって前記無線リソースが割り当てられた車載機から前記信号を受信しなかった場合には、前記無線リソースを解放する無線リソース解放手順と、
を実行させることを特徴とする無線リソース割当解放プログラム。
以上のように、本発明に係る無線リソース割当解放システムおよび路側機は、車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリアでは、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、路側機が無線リソースを解放する場合に有用であり、特に、無線リソースの枯渇を未然に防ぐとともに、路車エリア内にサービスインした車載機に対して無線リソース割当を確実に行うことで、エリア内で確実に通信を行うことに適する。
実施例1に係る無線リソース割当解放システムの概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係る無線リソース割当解放システムの概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係る路側機10の構成を示すブロック図である。 管理テーブルを説明するための図である。 実施例1に係る車載機20の構成を示すブロック図である。 無線リソース割当解放システムのタイムスロット割当処理を説明するための図である。 フレーム構成の一例を説明するための図である。 無線リソース割当解放システムのタイムスロット解放処理を説明するための図である。 実施例1に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例1に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例2に係る無線リソースを割当解放システム1aの概要および特徴を説明するための図である。 実施例2に係る無線リソースを割当解放システム1aの概要および特徴を説明するための図である。 実施例2に係る路側機10の構成を示すブロック図である。 実施例2に係る車載機20の構成を示すブロック図である。 フレーム構成の一例を説明するための図である。 実施例2に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例2に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例3に係る無線リソース割当解放システム1bの概要および特徴を説明するための図である。 実施例3に係る無線リソース割当解放システム1bの概要および特徴を説明するための図である。 実施例3に係る路側機10bの構成を示すブロック図である。 実施例3に係る車載機20bの構成を示すブロック図である。 フレーム構成の一例を説明するための図である。 実施例3に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット割当処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例3に係る無線リソース割当解放システムによるタイムスロット解放処理の流れを示すシーケンス図である。
符号の説明
1、1a、1b 無線リソース割当解放システム
10、10a、10b 路側機
11 ネットワークインターフェイス部
12 MAC処理部
13 PHY処理部
14 RF部
15 GPSレシーバ
16 制御装置
20、20a、20b 車載機
21 外部センサーインターフェイス部
22 MAC処理部
23 PHY処理部
24 RF部
25 制御装置

Claims (6)

  1. 車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリアでは、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、前記路側機が無線リソースを解放する無線リソース割当解放システムにおいて、
    前記車載機は、
    自車が前記所定のエリア内にいることを示す信号を前記路側機に送信する信号送信手段を備え、
    前記路側機は、
    前記信号送信手段によって送信された前記信号を受信した場合には、前記車載機に無線リソースを割り当てる無線リソース割当手段と、
    前記無線リソース割当手段によって前記無線リソースが割り当てられた車載機から前記信号を受信しなかった場合には、前記無線リソースを解放する無線リソース解放手段と、
    を備えることを特徴とする無線リソース割当解放システム。
  2. 前記路側機は、
    前記車載機の通信状態をチェックするヘルスチェック信号を定期的に前記車載機へ送信するヘルスチェック信号送信手段をさらに備え、
    前記信号送信手段は、前記自車が所定のエリア内にいることを示す信号として、前記路側機からのヘルスチェック信号に対する応答信号を送信し、
    前記無線リソース割当手段は、前記信号送信手段によって送信された前記ヘルスチェック信号に対する応答信号を受信した場合には、前記車載機に無線リソースを割り当て、
    前記無線リソース解放手段は、前記無線リソース割当手段によって前記無線リソースが割り当てられた車載機から前記ヘルスチェック信号に対する応答信号を受信しなかった場合には、前記無線リソースを解放することを特徴とする請求項1に記載の無線リソース割当解放システム。
  3. 車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリア内では、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、前記路側機が無線リソースを解放する無線リソース割当解放システムにおいて、
    前記車載機は、
    自車の位置情報を前記路側機に送信する位置情報送信手段を備え、
    前記路側機は、
    前記位置情報送信手段によって送信された前記位置情報を基に、前記車載機が前記所定のエリア内にいるか否か判定するエリア判定手段と、
    前記エリア判定手段によって前記車載機が前記所定のエリア内にいると判定された場合には、当該車載機に前記無線リソースを割り当てる無線リソース割当手段と、
    前記エリア判定手段によって前記無線リソースを割り当てられた車載機が所定のエリア内にいないと判定された場合には、無線リソースを解放する無線リソース解放手段と、
    を備えることを特徴とする無線リソース割当解放システム。
  4. 前記車載機は、
    GPSから前記位置情報を受信する位置情報受信手段をさらに備え、
    前記位置情報送信手段は、前記位置情報受信手段によってGPSから受信された前記位置情報を前記路側機に送信することを特徴とする請求項3に記載の無線リソース割当解放システム。
  5. 車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリア内では、当該所定のエリア内にある車載機に対して路上に配置された路側機が無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、前記路側機が無線リソースを解放する無線リソース割当解放システムにおいて、
    前記車載機は、
    前記所定のエリアの端に設置されたエリア端装置の通過を検出する車載機検出手段と、
    前記車載機検出手段によって検出された前記エリア端装置の通過に係る通過情報を前記路側機に通知する通過通知手段と、
    を備え、
    前記路側機は、
    前記位置情報送信手段によって送信された前記通過情報を基に、前記車載機が前記所定のエリア内にいるか否か判定するエリア判定手段と、
    前記エリア判定手段によって前記車載機が前記所定のエリア内にいると判定された場合には、当該車載機に前記無線リソースを割り当てる無線リソース割当手段と、
    前記エリア判定手段によって前記無線リソースを割り当てられた車載機が所定のエリア内にいないと判定された場合には、無線リソースを解放する無線リソース解放手段と、
    を備えることを特徴とする無線リソース割当解放システム。
  6. 車両に搭載された車載機と他の車載機とが無線リソースを用いて通信する所定のエリアでは、当該所定のエリア内にある車載機に対して無線リソースを割り当て、当該無線リソースが割り当てられた車載機が所定のエリア外に出た場合には、無線リソースを解放する路側機において、
    前記車載機から送信された前記信号を受信した場合には、前記車載機に無線リソースを割り当てる無線リソース割当手段と、
    前記無線リソース割当手段によって前記無線リソースが割り当てられた車載機から前記信号を受信しなかった場合には、前記無線リソースを解放する無線リソース解放手段と、
    を備えることを特徴とする路側機。
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