JP2009152463A - 半導体装置、半導体装置の識別装置、及び半導体装置の製造装置 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の識別装置、及び半導体装置の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の半導体素子を積層したチップスタック型の半導体装置であっても、2つの半導体素子の間に隠された識別パターンを撮像することができ、識別情報を読み取ることができる半導体装置、半導体装置の識別装置、及び半導体装置の製造装置を提供すること。
【解決手段】表面11aに識別情報を示す識別パターン19を備える第1半導体素子11と、第1半導体素子11の表面11a上に接合層15を介して積層される第2半導体素子12とを備える半導体装置10であって、接合層15を厚さ方向Hへ貫通する開口部15aを備え、識別パターン19は、接合層15の開口部15a内側に、赤外線の透過率の低い材料で形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の半導体素子を積層したチップスタック型の半導体装置、半導体装置の識別装置、及び半導体装置の製造装置に関し、特に、半導体素子の表面に識別パターンを形成したチップスタック型の半導体装置、半導体装置の識別装置、及び半導体装置の製造装置に関する。
従来から、半導体素子の製品型番、ロット番号等の識別情報を管理するため、半導体素子の表面に識別パターンを記録することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来の構成の半導体素子の識別情報記録方法では、識別パターンが設けられたマスクを用いてウエハをエッチングし、ウエハの最上部或いは最上部に近いメタル層に識別パターンを転写する。これにより、識別情報を記録することができる。
特開2006−351772号公報
しかしながら、複数の半導体素子を積層したチップスタック型の半導体装置では、2つの半導体素子の接合層間に隠された識別パターンを撮像することができず、識別情報を読み取ることができない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、複数の半導体素子を積層したチップスタック型の半導体装置であっても、2つの半導体素子の接合層間に隠された識別パターンを撮像することができ、識別情報を読み取ることができる半導体装置、半導体装置の識別装置、及び半導体装置の製造装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、第1の発明は、表面に識別情報を示す識別パターンを備える第1半導体素子と、前記第1半導体素子の前記表面上に接合層を介して積層される第2半導体素子とを備える半導体装置であって、
前記接合層を厚さ方向へ貫通する開口部を備え、
前記識別パターンは、前記接合層の前記開口部内側に、赤外線の透過率の低い材料で形成される。
また、第2の発明は、第1の発明に係る半導体装置であって、前記第2半導体素子は、可動部を有するMEMS素子であり、
前記識別情報は、前記MEMS素子を識別するための識別情報を含む。
また、第3の発明は、第1又は第2の発明に係る半導体装置の識別パターンを識別するための半導体装置の識別装置であって、
赤外線によって前記半導体装置を撮像するための赤外線撮像装置と、
前記赤外線撮像装置によって撮像された撮像画像データを表示する表示部と、
を備える。
また、第4の発明は、第1又は第2の発明に係る半導体装置を製造するための半導体装置の製造装置であって、
前記第1半導体素子を保持するステージと、
前記第1半導体素子の前記表面に対して赤外線の透過率の低い材料を含むインクを吐出するインク吐出部と、
前記ステージと前記インク吐出部との相対的な位置関係を調節する位置関係調節機構と、
を備える。
第1の発明によれば、接合層の開口部内側に、赤外線透過率の低い材料で、識別パターンを形成するので、識別パターンに対応する部位とその周辺に対応する部位との赤外線透過率の差を大きくすることができる。したがって、赤外線によって半導体装置を撮像すれば、2つの半導体素子の接合層間に隠された識別パターンを撮像することができ、識別情報を読み取ることができる。特に、接合層を赤外線透過率の低い材料で形成する場合であっても、識別パターンを撮像することができ、識別情報を読み取ることができる。さらに、接合層を厚さ方向に貫通する開口部を備えるので、接合層によって拘束される半導体素子の拘束面積を低減することができ、接合層から半導体素子へ伝達される応力を低減することができる。
また、第2の発明によれば、第2半導体素子であるMEMS素子を識別するための識別パターンを第1半導体素子上に設置するので、識別パターンとMEMS素子との熱膨張差に起因する応力の発生を防止することができ、MEMS素子12の可動部の変形を抑制することができ、MEMS素子の特性変動を抑制することができる。また、MEMS素子の識別情報を記録することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明の半導体装置の構成の一例を模式的に示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の矢視A−Aから見た断面図である。
本実施例の半導体装置10は、図1に示すように、第1半導体素子11と第2半導体素子12とを積層したチップスタック型の半導体装置である。第1半導体素子11と第2半導体素子12とを積層することによって、回路基板(図示せず)への実装面積を低減することができる。第1半導体素子11の表面11aには、第1半導体素子11の製品型番、ロット番号等の識別情報を示す識別パターン19が形成されているが、第1半導体素子11と第2半導体素子12とを接合する第2接合層15の間に隠されている。
第1半導体素子11及び第2半導体素子12は、箱形状のパッケージ13内に収納されている。パッケージ13の内底面13a上には、第1接合層14、第1半導体素子11、第2接合層15、及び第2半導体素子12が順次積層されている。パッケージ13の上面13bには、蓋16が設置され、パッケージ13内に収納される半導体素子11、12を外部の光、水分、衝撃等から保護している。また、パッケージ13の側面13cには、複数の金属端子17が埋設され、パッケージ13内外を電気的に接続している。
第2半導体素子12は、可動部(図示せず)を有するMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)素子である。例えば、MEMS素子は、可動部である振動子を含んで構成される角速度検出素子である。角速度検出素子は、例えば、回転の角速度に応じて発生するコリオリ力を利用して、多結晶シリコン薄膜の振動子の振動を静電容量の変化として検出するように構成される。第2半導体素子12により検出された検出信号は、ボンディングワイヤ18aを介して第1半導体素子11へ出力される。
第1半導体素子11は、第2半導体素子12と共に1つのシステムを構成するものである。例えば、第2半導体素子12が角速度検出素子である場合、第1半導体素子11は、多数のトランジスタが組み込まれたICやLSIで構成され、第2半導体素子12からの検出信号に基づいて角速度を演算する論理回路を構成する。この論理回路によって処理された演算結果は、出力信号として、ボンディングワイヤ18b、接続端子17を介して、回路基板へ出力される。
第1接合層14、第2接合層15は、例えば、ポリイミド系、エポキシ系、アクリル系等の樹脂接着剤、又は樹脂接着剤に導電性フィラーを分散させた異方性導電接着剤等で形成される。これらの接着剤は、ペースト状であっても、フィルム状であってもよいが、接着剤のはみ出しを防止でき、接着剤の厚さを調節できるフィルム状が好ましい。また、これらの接着剤のうち、赤外線の透過率の高い樹脂接着剤が、特に好適である。
第2接合層15は、その特徴的な構成として、厚さ方向Hに貫通形成される開口部15aを備える。例えば、開口部15aは、図1に示すように、第2接合層15の中央付近を厚さ方向Hに貫通する。これにより、第2接合層15によって拘束されるMEMS素子12の拘束面積を低減でき、第2接合層15からMEMS素子12へ伝達される応力を低減できる。この結果、MEMS素子の可動部の変形を抑制でき、MEMS素子12の特性変動を抑制できる。
第2接合層15からMEMS素子12へ伝達される応力としては、例えば、MEMS素子12と第2接合層15との熱膨張差に起因する熱応力、第1半導体素子11とパッケージ13との熱膨張差に起因する熱応力等が挙げられる。
第2接合層15の開口部15a内側には、識別パターン19が、赤外線の透過率の低い材料で形成される。赤外線の透過率の低い(つまり、赤外線の反射率の高い)材料としては、例えば、金や銀等の金属、酸化チタン等の金属酸化物、又はフタロシアニン系化合物等の有機金属錯体が用いられる。これらの材料の微粒子を含むインクによって、識別パターン19が、文字、記号、又はバーコード等の識別標識の形状に形成される。
このインクは、耐熱・耐水インクが好ましい。これは、Siウエハ41(図4参照)をダイシングする際の熱や冷却水によって識別パターン19が消えてしまうのを防止できるからである。
識別パターン19は、上述したように、赤外線透過率の低い材料で形成されるので、赤外線が照射されると、照射光の大部分を反射し、一部を透過し、残部を吸収・放射する。これに対して、識別パターン19の周辺は、開口されているので、赤外線が照射されると、照射光の略全てを透過する。したがって、識別パターン19に対応する部位とその周辺に対応する部位との赤外線透過率の差(或いは、赤外線反射率の差)が、大きくなっている。
この結果、例えば、第2接合層15に対して略垂直方向Hに半導体装置10を透過する赤外線によって半導体装置10を撮像すれば、図2に示すように、識別パターン19に対応する部位は、その周辺に対応する部位と比較して、暗く撮像される。これにより、識別パターン19を撮像することができ、識別情報を読み取ることができる。尚、半導体装置10を透過する赤外線には、識別パターン19で吸収・放射される赤外線の一部が含まれる。
或いは、半導体装置10を透過する赤外線の代わりに、半導体装置10から反射される赤外線によって半導体装置10を撮像すれば、識別パターン19に対応する部位は、その周辺に対応する部位と比較して、明るく撮像される。これにより、識別パターン19を撮像することができ、識別情報を読み取ることができる。尚、半導体装置10から反射される赤外線には、識別パターン19で吸収・放射される赤外線の一部が含まれる。
このように、第2接合層15の開口部15a内側に、赤外線透過率の低い材料で、識別パターン19を形成するので、赤外線によって半導体装置10を撮像すれば、第1半導体素子11と第2半導体素子12との第2接合層15間に隠された識別パターン19を撮像することができる。これにより、第1半導体素子11の識別情報を読み取ることができる。特に、第2接合層15を異方性導電樹脂等の赤外線透過率の低い材料で形成する場合であっても、第2接合層15間に隠された識別パターン19を撮像することができ、第1半導体素子11の識別情報を読み取ることができる。
この識別パターン19の識別情報には、第2半導体素子12であるMEMS素子12を識別するための識別情報が含まれてよい。つまり、第2半導体素子12であるMEMS素子12を識別するための識別パターン19を第1半導体素子11上に設置してよい。これにより、識別パターン19とMEMS素子12との熱膨張差に起因する応力の発生を防止することができる。この結果、MEMS素子12の可動部の変形を抑制することができ、MEMS素子12の特性変動を抑制することができる。また、MEMS素子12の識別情報を記録することができる。
識別パターン19を識別する識別装置20は、赤外線によって半導体装置10を撮像するための赤外線撮像装置30と、赤外線撮像装置30によって撮像された撮像画像データを表示する表示部とを含み構成される。
図3は、半導体装置の識別装置の一部である、赤外線撮像装置の構成の一例を模式的に示す概略図である。赤外線撮像装置30は、一般的な構成であってよく、例えば、走査型赤外線レーザ顕微鏡で構成される。
この走査型赤外線レーザ顕微鏡30は、例えば、図3に示すように、半導体装置10へ赤外線レーザを出射する光源31と、半導体装置10から反射される赤外線を受光する受光素子32と、光学系Aとを備える。また、光学系Aは、ハーフミラー33と、共振型ミラー34と、ガルバノミラー35と、対物レンズ36と、結像レンズ37とを含み構成される。
図3において、光源31である半導体レーザから出射された赤外線レーザは、ハーフミラー33へ入射する。ハーフミラー33を通過した光束は、共振型ミラー34、ガルバノミラー35で反射され、対物レンズ36によって、半導体装置10上にスポット光を結像する。また、半導体装置10で反射された赤外線は、対物レンズ36により平行光束に変換され、ガルバノミラー35、共振型ミラー34、ハーフミラー33で反射され、結像レンズ32dによって、受光素子32上にスポットを結ぶ。
光源31から半導体装置10へ出射される赤外線レーザには、半導体装置10を通過して識別パターン19へ到達できるよう、Si基板のバンドギャップよりエネルギーの小さい波長のものが用いられる。つまり、赤外線レーザには、1100nmより長い波長のものが用いられ、より好ましくは、1300nmより長い波長のものが用いられる。
共振型ミラー34、ガルバノミラー35は、マイクロコンピュータからなる制御部38からの駆動指令によって回動される。これにより、赤外線のスポット光で半導体装置10上を走査することができる。スポット光の位置毎に受光素子32で受光される赤外線は、光電変換されたのち、順次アナログ画像信号として出力され、A/D変換器により所定ビット数(例えば、8ビット)のデジタル画像信号に変換される。
表示部は、液晶ディスプレイ等の画像表示装置で構成され、赤外線撮像装置30によって出力されるデジタル画像信号に基づいて撮像画像データを表示する。
図4は、半導体装置の製造装置の一部である、印字装置の構成の一例を模式的に示す側面図である。この印字装置50は、第1半導体素子11となるSiウエハ41を保持するステージ51と、第1半導体素子11の表面11aに対して赤外線の透過率の低い材料を含むインクを吐出するインク吐出部52と、ステージ51とインク吐出部52との相対的な位置関係を調節する位置関係調節機構53とを備える。尚、図4において、X軸、Y軸は、それぞれステージ51の表面に対して平行な軸であり、互いに直交する軸である。
ステージ51は、第1半導体素子11となるSiウエハ41を保持固定するための保持固定機構(図示せず)を備える。例えば、保持固定機構は、Siウエハ41を真空吸着する多孔質体と、真空ポンプとを含み構成され、気圧差によってSiウエハ41をステージ51へ保持固定する。また、ステージ51は、第1半導体素子11の表面11aに吐出されるインクを乾燥させるための熱処理機構を備えてよい。
インク吐出部52は、下面に複数の吐出ノズル52aを備える。複数の吐出ノズル52aは、X軸方向に沿って一定間隔で並設されている。この吐出ノズル52aから、ステージ51に保持固定されている第1半導体素子11の表面11aに対して、赤外線の透過率の低い材料を含むインクが吐出される。インク吐出部52のインク吐出機構には、例えばピエゾ方式を用いることができ、この場合、インク吐出部52内のピエゾ素子に電圧を印加することでインクが吐出される。
位置関係調節機構53は、ステージ51とインク吐出部52とを相対的に走査させるものである。位置関係調節機構53は、例えば、インク吐出部52をX軸方向に沿って移動させるためのX軸方向移動機構(図示せず)と、ステージ51をY軸方向に沿って移動させるためのY軸方向移動機構(図示せず)とを含み構成される。
また、位置関係調節機構53は、ステージ51を回転させるため、Y軸方向移動機構と独立動作する回転機構を備え付けても良い。回転機構を動作させることで、ステージ51上に保持固定されたSiウエハ41を任意の角度に回転させた状態で、Siウエハ41に対してインクを吐出できる。
インク吐出部52と位置関係調節機構53とは、マイクロコンピュータによって同期制御され、ステージ51とインク吐出部52とを相対的に走査させながら、ステージ51上に保持固定される第1半導体素子11に対してインクを吐出する。これにより、識別情報を示す識別パターン19が第1半導体素子11の表面11aに形成される。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施例の第1半導体素子11と第2半導体素子12とは、ボンディングワイヤ18aによって電気的に接続されるとしたが、ボンディングワイヤ18aの代わりに、はんだバンプによって電気的に接続されてもよい。この場合、はんだバンプは、第2接合層15としての機能も担う。
また、本実施例の開口部15aは、第2接合層15を厚さ方向Hに貫通する形状であるとしたが、第2接合層15を複数のブロックに分割するよう、第2接合層15を厚さ方向Hだけでなく、幅方向Wにも貫通する形状であってもよい。これにより、第2接合層15によって拘束されるMEMS素子12の拘束面を分割することができ、MEMS素子12へ伝達される応力を分割することができる。この結果、MEMS素子12へ伝達される応力の蓄積を抑制することができ、MEMS素子12の可動部の変形を抑制することができ、MEMS素子12の特性変動を抑制することができる。
また、本実施例の赤外線撮像装置30は、赤外線のスポット光で半導体装置10上を走査するとしたが、半導体装置10を撮像できる限り、その構成に制限はなく、例えば、一様な赤外線を半導体素子10上に照射してもよい。
また、本実施例の赤外線撮像装置30は、半導体装置10から反射される赤外線によって、半導体装置10を撮像したが、半導体装置10を透過する赤外線によって、半導体装置10を撮像してよい。この場合、半導体装置10に対して、光源31と受光素子32とは互いに反対側に配置される。
本発明の半導体装置の構成の一例を示す概略図である。 第2接合層に対して略垂直方向に半導体装置を透過する赤外線によって半導体装置を撮像した撮像画像の一部を模式的に示す概略図である。 半導体装置の識別装置の一部である、赤外線撮像装置の構成の一例を模式的に示す概略斜視図である。 半導体装置の製造装置の一部である、印字装置の構成の一例を模式的に示す側面図である。
符号の説明
10 半導体装置
11 第1半導体素子
12 第2半導体素子
14 第1接合層
15 第2接合層
15a 開口部
19 識別パターン
30 赤外線撮像装置
50 印字装置
51 ステージ
52 インク吐出部
53 位置関係調節機構

Claims (4)

  1. 表面に識別情報を示す識別パターンを備える第1半導体素子と、前記第1半導体素子の前記表面上に接合層を介して積層される第2半導体素子とを備える半導体装置であって、
    前記接合層を厚さ方向へ貫通する開口部を備え、
    前記識別パターンは、前記接合層の前記開口部内側に、赤外線の透過率の低い材料で形成される半導体装置。
  2. 前記第2半導体素子は、可動部を有するMEMS素子であり、
    前記識別情報は、前記MEMS素子を識別するための識別情報を含む請求項1記載の半導体装置。
  3. 請求項1又は2記載の半導体装置の前記識別パターンを識別するための半導体装置の識別装置であって、
    赤外線によって前記半導体装置を撮像するための赤外線撮像装置と、
    前記赤外線撮像装置によって撮像された撮像画像データを表示する表示部と、
    を備える半導体装置の識別装置。
  4. 請求項1又は2記載の半導体装置を製造するための半導体装置の製造装置であって、
    前記第1半導体素子を保持するステージと、
    前記第1半導体素子の前記表面に対して赤外線の透過率の低い材料を含むインクを吐出するインク吐出部と、
    前記ステージと前記インク吐出部との相対的な位置関係を調節する位置関係調節機構と、
    を備える半導体装置の製造装置。
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