JP2009150844A - カーナビゲーション装置、表示制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

カーナビゲーション装置、表示制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】現在時刻と施設の利用終了時刻との時間差を分り易く表示する。
【解決手段】現在時刻と施設に関する情報に含まれる施設の利用可能時間の情報とを比較する利用可能時間参照部312を備え、利用可能時間参照部312による比較結果に基づき現在時刻と施設の利用終了時刻との時間差に応じて段階的に施設の表示形態を変化させて表示する利用終了時刻表示部50を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、カーナビゲーション装置、表示制御方法およびコンピュータプログラムに関する。
昨今ではGPS(Global Positioning System)を利用したカーナビゲーション装置が自動車に標準装備されるようになり、その用途も単なる道案内に留まらず、現在位置周辺の店舗や観光名所を検索できるようになっている。従来のカーナビゲーション装置においては、例えば最寄検索/POI(Point Of Interest)検索によって、所望のカテゴリーの施設を全て表示するようにしている。
これに対して、特許文献1の提案では、周辺の店舗の営業時間までもが検索対象となり、さらに、現在位置から店舗までの移動所要時間を算出し、到着予定時刻が営業時間外となる目的候補地を排除して表示している。カーナビゲーション装置を操作して、例えばガソリンスタンドといった施設を地図上に表示させて、目的とする施設に行って見ると、実際には閉まっている場合がある。そのため、特許文献1に開示の技術内容を用いる場合、一定の利便性がある。
特開平10−82652号公報
しかしながら、特許文献1の提案では、ユーザ(運転者)が目的候補地を一つに絞り込む以前に、周辺の全店舗について到着予定時刻が営業時間外となる目的候補地を排除する処理を行っており、カーナビゲーション装置における処理負荷の増大を招く可能性がある。特に、最近のカーナビゲーション装置の多機能化に伴い、当該カーナビゲーション装置においては種々の処理を実行しなければならないが、処理負荷が増大してしまうと、レスポンスの遅れが生じたり、フリーズしてしまう可能性が増大する。
ところで、到着予定時刻を算出して到着予定時刻が営業時間外となる目的候補地を排除する処理は、ユーザが目的候補地を選択する上で有用ではあるが、現在時刻と店舗の閉店時刻等のしきい値時刻とがどれくらいの時間差を有しているかをユーザに分り易く表示するようにすれば、ユーザは直感的に営業時間内に目的候補地まで到着できるか否かを判断することができるので、実際の到着予定時刻の算出処理は、ユーザが目的候補地を一つに絞ってからの方が処理負荷を低減させる上で望ましい。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、現在時刻と施設のしきい値時刻との時間差を分り易く表示することができるカーナビゲーション装置、表示制御方法およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車両の現在地または目的地の位置情報を取得する位置情報取得手段と、当該現在地または目的地の位置情報に係わる周辺情報を取得する周辺情報取得手段と、位置情報取得手段により取得した車両の現在地または目的地の位置情報および周辺情報取得手段により取得した当該現在地または目的地の位置情報に係わる周辺情報を表示する表示手段と、を備えたカーナビゲーション装置において、周辺情報は、現在地または目的地の位置周辺に存在する施設に関する情報であり、現在時刻と施設に関する情報に含まれる施設の利用可能時間の情報とを比較する利用可能時間参照手段を備え、表示手段は、利用可能時間参照手段による比較結果に基づき現在時刻と利用可能時刻に関するしきい値時刻との時間差に応じて段階的に施設の表示形態を変化させる時間差表示手段を備え、利用可能時間参照手段における施設の利用可能時間の情報との比較を行うか否かを設定する設定手段を具備するものである。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、しきい値時刻は、施設の利用開始時刻と利用終了時刻の間のいずれかの時刻としたものである。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、操作入力に応じて時間差表示手段により表示された施設のいずれかを選択する施設選択手段と、施設選択手段により選択された施設について現在位置からの到着予定時刻を計算する到着予定時刻計算手段と、到着予定時刻計算手段の計算結果を施設選択手段により選択された施設の表示に併せて表示する手段と、を備えるものである。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、到着予定時刻計算手段の計算結果に基づき施設選択手段により選択された施設の利用可能時刻に現在位置からの移動が間に合うか否かを判定する判定手段と、判定手段の判定結果が否であるときには警報を出力する警報出力手段と、を備えるものである。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、周辺情報取得取得手段は、利用可能時刻および車両の大きさに関する情報から案内可能な施設を表示手段に表示させるものである。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、時間差表示手段は、利用終了時刻も併せて表示するものである。
さらに、他の発明は、車両の現在地または目的地の位置情報と当該現在地または目的地の位置情報に係わる周辺情報とを取得し、取得した車両の現在地または目的地の位置情報および当該現在地または目的地の位置情報に係わる周辺情報をカーナビゲーション装置の表示手段に表示させる表示制御方法において、周辺情報は、現在地または目的地の位置周辺に存在する施設に関する情報であり、利用可能時間参照手段が、現在時刻と施設に関する情報に含まれる施設の利用可能時間の情報とを比較し、表示手段が、利用可能時間参照手段による比較結果に基づき現在時刻と利用可能時刻に関するしきい値時刻との時間差に応じて段階的に施設の表示形態を変化させて表示し、設定手段が、利用可能時間参照手段における施設の利用可能時間の情報との比較を行うか否かを設定するものである。
また、他の発明は、コンピュータプログラムに関するものであり、汎用のコンピュータ装置にインストールすることにより、その汎用のコンピュータ装置に、上述の各発明に係るカーナビゲーション装置の少なくとも一部の機能に相応する機能を実現させるためのものである。
本発明によれば、現在時刻と施設の利用終了時刻との時間差を分り易く表示することができるカーナビゲーション装置を実現できる。
本発明の一実施の形態を、図1から図6を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態のカーナビゲーション装置のブロック構成図である。図2は、図1に示す周辺情報取得部3の内部構成図である。図3は、図1に示す表示制御部5の内部構成図である。
本実施の形態におけるカーナビゲーション装置は、不図示のCPU、メモリ(ROM、RAM等)、各種センサ、その他専用に設計された専用回路等を具備している。そして、上記の不図示のメモリから、各種のデータ・プログラムが読み出され、不図示のCPUや専用回路で演算されることにより、後述するような各部分(請求項でいう、位置情報取得手段、周辺情報取得手段、表示手段(特に表示制御部5に対応する部分)、施設選択手段、到着予定時刻計算手段、判定手段、警報出力手段、利用可能時間参照手段、時間差表示手段等)が機能的に実現される。
図1に示すように、カーナビゲーション装置は、GPS機能部1と、位置情報取得部2と、上位制御部3と、周辺情報記憶部4と、表示制御部5と、表示部6と、操作部7とを有している。さらに、上位制御部3には、周辺情報取得部31と、目的施設選択部32と、到着予定時刻計算部33と、警報部34と、が機能的に実現されている。
位置情報取得部2は、車両の現在地または目的地の位置情報を取得する手段であり、GPS機能部1からのGPS情報に基づき現在地または目的地の位置情報を特定する機能を有する。また、上位制御部3は、位置情報取得部2からの現在位置に関する信号、および操作部6から操作に基づく指令に関する信号が入力される。そして、上位制御部3は、これらの入力に基づいて、表示制御部5に制御指令を発したり、不図示の駆動部分を制御するための制御指令を出力する。
また、上位制御部3内に機能的に実現される周辺情報取得部31は、車両の現在地または目的地の位置情報に係わる周辺情報を取得する部分であり、周辺情報取得手段に対応する部分である。より詳しくは、周辺情報取得部31は、周辺情報記憶部4に予め記憶されている広範囲な地域に関する様々な情報の中から、位置情報取得部2が取得した現在地または目的地の位置情報に関連する情報を抽出する機能を有する。
また、上位制御部3内に機能的に実現される目的施設選択部32は、施設選択手段に対応する部分であり、周辺情報取得部31により抽出された現在位置周辺の施設の中からユーザ(運転者)が操作部7を操作することにより、目的施設を選択する処理を行う部分である。
また、上位制御部3内に機能的に実現される到着予定時刻計算部33は、到着予定時刻計算手段に対応しており、目的施設選択部32により選択された目的施設への到着予定時刻を計算する部分である。また、上位制御部3内に機能的に実現される警報部34は、判定手段および警報出力手段に対応しており、選択された目的施設の利用可能時間内に目的施設に到着できない場合には警報を出力する部分である。なお、警報部34は、任意的な構成要件であり、この警報部34を設けないように構成してもよい。
周辺情報記憶部4は、例えばメモリやハードディスク等の記憶部位であり、広範囲な地域に関する様々な情報を記憶している。
また、表示制御部5は、上位制御部3(周辺情報取得部31)からの制御指令に基づき、周辺情報取得部31により取得された車両の現在地または目的地の位置情報およびそれらの位置情報に係わる周辺情報を表示するように、表示部6の駆動を司る部分である。また、表示部6は、例えば液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッサンス(有機EL)ディスプレイ等のように、表示制御部5からの指令(出力)に基づいて、所定の映像(画像、情報等)を表示する部分である。なお、表示部6は、タッチパネル式を採用することが好ましい。また、表示制御部5と表示部6とは、表示手段を構成する。
また、操作部6は、例えば押しボタンや表示部6のタッチパネルといったユーザが操作する部位であり、当該ユーザの操作に基づく所定のシーケンス制御のための指示を上位制御部3に出力したり、表示制御部5に操作量に対応した映像の変化に関する情報を出力する。
ここで、上述の周辺情報は、現在位置周辺に存在する施設に関する情報であり、図2に示すように、周辺情報取得部31は、現在時刻取得部310により取得した現在時刻と、利用可能時間情報抽出部311が周辺情報記憶部4から抽出した施設に関する情報に含まれる施設の利用可能時間のうちの利用終了時刻とを比較する利用可能時間参照手段としての利用可能時間参照部312を備える。
なお、現在時刻取得部310が現在時刻情報を取得する方法に関しては特に言及しないが、例えば、(1)予め車両が有する時計から現在時刻情報を取得する、(2)GPS情報から時刻情報を取得する、(3)独自に時計を有する、などの方法が考えられる。
表示制御部5は、図3に示すように、利用可能時間参照部312による比較結果に基づき現在時刻と施設の利用終了時刻(しきい値時刻に対応)との時間差に応じて段階的に施設の表示形態を変化させて表示する時間差表示手段としての利用終了時刻表示部50を備える。表示実行部51は表示部6を駆動するための出力を行う。
なお、利用終了時刻表示部50による前述した施設毎の表示形態指示を設定するか否かについては、ユーザ(運転者)が任意に選択できるようにしてもよい。例えば、操作部7が表示部6と一体に構成されたタッチパネルであれば、表示部6のディスプレイに時間設定の有無をユーザに問い合わせる画面を表示し、ディスプレイ上に設けられたタッチパネルである操作部7の有無ボタンの押下によって利用終了時刻表示部50に対し、ユーザは、時間設定有無入力を行うことができる(請求項でいう設定手段)。図3に示した表示例は、ユーザが最寄検索/POI検索を選択した際に画面の一部に表示することが望ましい。その他にも、操作部7がカーナビゲーション装置とは別体的なリモートコントロールスイッチ、カーナビゲーション装置の操作ボタン等である場合には、それらの操作ボタンの中に当該時間設定有無入力を行うための操作ボタンを設ける。また、当該時間設定入力有無以外に、時間設定ができても良い。
図4は、図7等の地図画面に表示される、施設の表示形態を示す図である。図4の最上段の四角形は施設の表示を示している。図4の上から二段目は施設の周囲に発光する枠が付与されている様子を示す。枠の発光色は、例えば、緑である。図4の上から三段目は施設の周囲に付与された発光する枠が点滅している様子を示す。枠の点滅色は、上から二段目の枠の発光色が緑であれば、それとは異なり、例えば、赤の点滅とする。図4の最下段の破線の四角は、非表示となっている様子を示す。なお、非表示の場合でも、そこに施設が存在することは確認できることが望ましいため、例えば四角形を目立たないモノクロにより表示しても良いし、煩わしいために消してしまっても良い。
例えば、現在時刻と施設の利用終了時刻とが大きな時間差を有する場合(時間差=大:例えば、1時間より大)には、図4の最上段に示すように、単なる四角形で施設を表示する。現在時刻と施設の利用終了時刻とが多少の時間差を有する場合(時間差=中:例えば、30分以上1時間以下)には、図4の上から二段目に示すように、四角形で表示された施設の周囲に、例えば緑に発光する枠を付与する。現在時刻と施設の利用終了時刻とが殆ど時間差を有しない場合(時間差=小:例えば、30分未満0分以上)には、四角形で表示された施設の周囲に、例えば赤に点滅する枠を付与する。現在時刻が施設の利用終了時刻を過ぎている場合には四角形を非表示とする。
施設毎の現在時刻と利用終了時刻との時間差は利用可能時間参照部312が算出し、表示制御部5の利用終了時刻表示部50に伝達する。利用終了時刻表示部50は施設毎の現在時刻と利用終了時刻との時間差に応じて表示実行部51に施設毎の表示形態を指示する。表示実行部51はこの指示を受けて表示部6を駆動する出力を行う。なお、かかる駆動を行うために、不図示のメモリには、表示部6の時間差に応じた駆動に関する情報(駆動テーブル)が記憶されている。
(本発明の基本的な処理フロー)
図5は、利用可能時間参照部312の処理手順を示すフローチャートである。図5に示すように、利用可能時間参照部312は、現在時刻取得部310から現在時刻情報を取得し(ステップS1)、利用可能時間情報抽出部311から施設毎の利用可能時間情報を取得し(ステップS2)、現在時刻と施設毎の利用可能時間とを比較する(ステップS3)。
現在時刻が施設の利用終了時刻以前であり(ステップS4のYes)、現在時刻と施設の利用終了時刻との時間差をtとしたときに当該tが60分以上であれば(ステップS5のt>60分)、「時間差=大」と判定する(ステップS7)。また、tが30分以上60分未満であれば(ステップS5の30分≦t<60分)、「時間差=中」と判定する(ステップS8)。また、tが30分未満であれば(ステップS5のt<30分)、「時間差=小」と判定する(ステップS6)。また、現在時刻が施設の利用終了時刻を過ぎていれば(ステップS4のNo)、「時間差=0」と判定する(ステップS9)。このようにして判定された時間差(小、中、大)に応じて、施設毎の表示が行われる(ステップS10)。
以上の手順は全施設について判定が完了するまで繰り返され(ステップS11のNo)、表示されている範囲内で全施設について判定が完了したら(ステップS11のYes)、処理を終了する。
このようにして、表示部6には、車両の現在位置周辺の施設がその利用可能時間に応じて図4に示したような複数の異なる表示形態により表示される。また、施設の利用終了時刻を施設の表示と併せて表示してもよい。
ユーザ(運転者)は、表示部6に表示された施設の中から目的候補地となる施設を、操作部7を操作することにより選択する。操作部7が、例えば、表示部6と一体に構成されたタッチパネルである場合には、ユーザは、表示部6上の施設を指で押下することにより、操作部7を操作して目的候補地となる施設を選択することができる。あるいは、操作部7が、例えば、カーナビゲーション装置とは別体的なリモートコントロールスイッチ、カーナビゲーション装置の操作ボタン等である場合には、これら操作ボタンの操作によって表示部6の施設を指示することにより目的候補地となる施設を選択する。
このようにして、ユーザが一つの施設を目的候補地として指定すると、その指定入力は、目的施設選択部32に入力されて表示部6に表示されている複数の施設の中から一つの目的候補地が特定される。
到着予定時刻計算部33は、目的施設選択部32により特定された目的候補地までの到着予定時刻を計算し、この計算結果を警報部34に伝達する。
(警報部の処理手順)
上述の図5のフローチャートに関する部分は、本発明の基本的な部分であるが、以下の図6に示す、警報部34の処理手順に関するフローチャートは、それに対する付加的なフロー(より好ましい発明の適用例)である。以下に、その内容を説明する。警報部6は、到着予定時刻計算部33から選択された施設までの到着予定時刻を取得する(ステップS11)。また、周辺情報取得部31から選択された施設の利用終了時刻を取得する(ステップS12)。施設までの到着予定時刻と施設の利用終了時刻とを比較し(ステップS13)、間に合わなければ(ステップS14のNo)、警報を出力する(ステップS15)。間に合えば(ステップS14のYes)、処理を終了する。
警報は表示部6に「間に合わない」旨の文字または記号の表示を行ってもよいし、音声メッセージによる表示を行ってもよい。また、間に合う場合には、到着予定時刻を施設の表示と併せて表示する(ステップS16)。なお、間に合わない場合にも、到着予定時刻を表示するようにするのが好ましい。
(第一実施例)
本発明の第一実施例を図7および図8を参照して説明する。図7および図8は、第一実施例における表示部6の表示例を示す図であり、図7は、施設選択前の表示状態であり、図8は、施設選択後の表示状態である。第一実施例では、施設は店舗であり、利用可能時間は当該店舗の営業時間であり、利用終了時刻は当該店舗の閉店時刻である。
ユーザ(運転者)がカーナビゲーション装置に対して店舗の営業時間も含めた周辺情報の表示を指定すると、施設選択前の表示状態は、図7に示すように、24時間営業の店舗Aについては、単に四角形として表示され、閉店時間が23:00の店舗Bについては、現在時刻が21:30であることから「時間差=大」と判定されて四角形に、例えば緑色に発光する枠が付与されて表示され、閉店時間が22:00の店舗Cについては、現在時刻が21:30であることから「時間差=小」と判定されて四角形に、例えば赤色の点滅する枠が付与されて表示される。また、既に閉店時間を過ぎている店舗Dについては非表示(モノクロ表示)とする。
ここで、ユーザ(運転者)が店舗Bを目的候補地として選択すると、図8に示すように、店舗Bの表示にG(ゴール)のマークが付与され、自車の表示にS(スタート)のマークが付与されてルートが表示され、さらに、店舗Bの表示には閉店時間(23:00)と共に到着予定時刻(22:00)が併せて表示される。
(第二実施例)
本発明の第二実施例を図9および図10を参照して説明する。図9および図10は、第二実施例における表示部6の表示例を示す図であり、図9は、施設選択前の表示状態であり、図10は、施設選択後の表示状態である。第二実施例では、施設は高速道路のインターチェンジであり、利用可能時間は当該高速道路のETC割引時間帯であり、利用終了時刻は当該高速道路のETC割引時間帯終了時刻である。
ユーザ(運転者)がカーナビゲーション装置に対してETC割引時間帯も含めた周辺情報の表示を指定すると、施設選択前の表示状態は、図9に示すように、ETC割引時間帯が4:00〜8:00(早朝割引)の高速道路に接続されたインターチェンジFについては、現在時刻が5:50であることから「時間差=大」と判定されて四角形に、例えば緑色に発光する枠が付与されて表示され、ETC割引時間帯が0:00〜6:00(深夜割引)の高速道路に接続されたインターチェンジEについては、現在時刻が5:50であることから「時間差=小」と判定されて四角形に、例えば赤色の点滅する枠が付与されて表示される。
なお、図9には、「時間差=大」および「時間差=0」のインターチェンジは図示されていないが、「時間差=大」のインターチェンジは、単に四角形として図示され、「時間差=0」のインターチェンジは、四角形がモノクロ表示される。
ここで、ユーザ(運転者)がインターチェンジFを目的候補地として選択すると、図10に示すように、インターチェンジFの表示にG(ゴール)のマークが付与され、自車の表示にS(スタート)のマークが付与されてルートが表示され、さらに、インターチェンジFの表示にはETC割引時間帯(4:00〜8:00)と共に到着予定時刻(6:00)が併せて表示される。
(第三実施例)
本発明の第三実施例を図11および図12を参照して説明する。図11および図12は、第三実施例における表示部6の表示例を示す図であり、図11は、施設選択前の表示状態であり、図12は、施設選択後の表示状態である。第三実施例では、施設は駅であり、利用可能時間は当該駅の営業時間であり、利用終了時刻は当該駅の終電時刻である。
ユーザ(運転者)がカーナビゲーション装置に対して終電時刻も含めた周辺情報の表示を指定すると、施設選択前の表示状態は、図11に示すように、終電時刻が23:48の駅Hについては、現在時刻が23:00であることから「時間差=大」と判定されて四角形に、例えば緑色に発光する枠が付与されて表示され、終電時刻が23:15の駅Gについては、現在時刻が23:00であることから「時間差=小」と判定されて四角形に、例えば赤色の点滅する枠が付与されて表示される。
なお、図11には、「時間差=大」および「時間差=0」の駅は図示されていないが、「時間差=大」の駅は、単に四角形として図示され、「時間差=0」の駅は、四角形がモノクロ表示される。
ここで、ユーザ(運転者)が駅Hを目的候補地として選択すると、図12に示すように、駅Hの表示にG(ゴール)のマークが付与され、自車の表示にS(スタート)のマークが付与されてルートが表示され、さらに、駅Hの表示には終電時刻23:48と共に到着予定時刻23:20が併せて表示される。
(実施例の補足)
第一〜第三実施例では、それぞれユーザ(運転者)がカーナビゲーション装置に対し、店舗の営業時間も含めた周辺情報の表示を指定する、ETC割引時間帯も含めた周辺情報の表示を指定する、終電時刻も含めた周辺情報の表示を指定する、として説明したが、これらは一括してユーザがカーナビゲーション装置に対して時間考慮表示を指定することによって行うことができるようにしてもよい。
また、施設が駐車場である場合に、自車のサイズ(車両の大きさに関する情報)を考慮して自車が駐車可能な大きさの駐車場であるか否かを周辺情報として併せて表示するようにしてもよい。
また、操作部7に「可能最寄検索」ボタンを配置し、これを押すことによりユーザが施設を選択する手間を省き、自動的に、最寄りの利用可能施設を選択するようにしてもよい。
さらに、「通常」および「ショートカット」のボタンを配置しても良く、その場合、「ショートカット」ボタンを押すと、即座に「可能最寄検索」により自動的に選択された施設を目的候補地として案内を開始する。
一方、「通常」ボタンを押すと、「可能最寄検索」により自動的に選択された施設についてユーザの承諾を得るための「OK」および「NG」ボタンが表示される。このときユーザが「OK」ボタンを押すと「可能最寄検索」により自動的に選択された施設を目的候補地として案内が開始されるが、ユーザが「NG」ボタンを押すと1回目の「可能最寄検索」により自動的に選択された施設を除外して再度、「可能最寄検索」を開始し、自動的に施設を再選択する。この手順は、ユーザが「OK」ボタンを押すまで繰り返し行われる。
(コンピュータプログラムの実施例)
汎用のコンピュータ装置にインストールすることにより、その汎用のコンピュータ装置に、本発明の実施形態のカーナビゲーション装置の少なくとも一部の機能に相応する機能を実現させるプログラムの実施例を説明する。
例えば、図1のブロック構成図を参照すると、位置情報取得部2、周辺情報取得部31、表示制御部5、目的地選択部6、到着予定時刻計算部33、警報部34、GPS機能部1におけるGPS衛星からの電波受信制御機能および位置演算機能、周辺情報記憶部4におけるメモリデバイスへの書き込み読み出しの制御機能は、アプリケーションプログラムによって実現することができるため、本実施例のプログラムを用いて実現することができる。
本実施例のプログラムは記録媒体に記録されることにより、汎用のコンピュータ装置は、この記録媒体を用いて本実施例のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本実施例のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接汎用のコンピュータ装置に本実施例のプログラムをインストールすることもできる。
これにより、汎用のコンピュータ装置を用いて、本発明の実施形態のカーナビゲーション装置の少なくとも一部の機能に相応する機能を実現することができる。
なお、本実施例のプログラムは、汎用のコンピュータ装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
(その他の変形例)
上述の実施の形態においては、利用終了時刻ではなく、利用開始時刻(この場合、しきい値時刻は、利用開始時刻となる。)に基づいて判断するようにしても良い。この利用開始時刻に基づく判断は、利用終了時刻に基づく判断と共に行うようにするのがより好ましい。例えば、人気のあるラーメン店等のような一部の施設は、営業時間が12:00〜13:00等のように、一定の時間しか営業しない場合がある。そのような場合、利用終了時刻に基づく判断と併せて、利用開始時刻に基づく判断をも行うようにすると、一層確実に開いている施設を探すことが可能となる。
なお、利用開始時刻に基づく判断は、現在時刻と利用開始時刻とを単純に比較しても良い。また、現在時刻が利用開始時刻前の場合には、利用開始時刻と現在時刻の差が15分未満、15分以上〜30分未満、30分以上〜1時間未満、1時間以上等の各段階にランク分けし、そのランクに応じて、上述の図4等に基づいて説明したような表示態様としても良い。
また、利用終了時刻と共に利用開始時刻に基づいても判断を行う場合、現在時刻が、どちらの時刻により近いかを判断し、それに基づいて、上記のランク分けを行うようにしても良い。
また、上述の位置情報取得手段、周辺情報取得手段、表示手段(特に表示制御部5に対応する部分)、施設選択手段、到着予定時刻計算手段、判定手段、警報出力手段、利用可能時間参照手段、時間差表示手段は、それぞれを例えばワンチップマイコン等で実現するように構成しても良い。
本発明の実施形態のカーナビゲーション装置のブロック構成図である。 周辺情報取得部のブロック構成図である。 表示制御部のブロック構成図である。 施設の表示形態を示す図である。 利用可能時間参照部の処理手順を示すフローチャートである。 警報部の処理手順を示すフローチャートである。 第一実施例における表示部の表示例を示す図であり、施設選択前の表示状態である。 第一実施例における表示部の表示例を示す図であり、施設選択後の表示状態である。 第二実施例における表示部の表示例を示す図であり、施設選択前の表示状態である。 第二実施例における表示部の表示例を示す図であり、施設選択後の表示状態である。 第三実施例における表示部の表示例を示す図であり、施設選択前の表示状態である。 第三実施例における表示部の表示例を示す図であり、施設選択後の表示状態である。
符号の説明
1…GPS機能部
2…位置情報取得部(位置情報取得手段)
3…上位制御部
4…周辺情報記憶部
5…表示制御部(表示手段、併せて表示する手段)
6…表示部(表示手段)
7…操作部(設定手段)
31…周辺情報取得部(周辺情報取得手段)
32…目的施設選択部(施設選択手段)
33…到着予定時刻計算部(到着予定時刻計算手段)
34…警報部(判定手段、警報出力手段)
50…利用終了時刻表示部(時間差表示手段、設定手段)
51…表示実行部
310…現在時刻取得部
311…利用可能時間情報抽出部
312…利用可能時間参照部(利用可能時間参照手段)

Claims (8)

  1. 車両の現在地または目的地の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    当該現在地または目的地の位置情報に係わる周辺情報を取得する周辺情報取得手段と、
    上記位置情報取得手段により取得した車両の現在地または目的地の位置情報および上記周辺情報取得手段により取得した当該現在地または目的地の位置情報に係わる周辺情報を表示する表示手段と、
    を備えたカーナビゲーション装置において、
    上記周辺情報は、現在地または目的地の位置周辺に存在する施設に関する情報であり、現在時刻と上記施設に関する情報に含まれる施設の利用可能時間の情報とを比較する利用可能時間参照手段を備え、
    上記表示手段は、上記利用可能時間参照手段による比較結果に基づき現在時刻と上記利用可能時刻に関するしきい値時刻との時間差に応じて段階的に施設の表示形態を変化させる時間差表示手段を備え、
    上記利用可能時間参照手段における上記施設の上記利用可能時間の情報との比較を行うか否かを設定する設定手段を具備する、
    ことを特徴とするカーナビゲーション装置。
  2. 前記しきい値時刻は、前記施設の利用開始時刻と利用終了時刻の間のいずれかの時刻であることを特徴とする請求項1記載のカーナビゲーション装置。
  3. 操作入力に応じて前記時間差表示手段により表示された施設のいずれかを選択する施設選択手段と、
    上記施設選択手段により選択された施設について現在位置からの到着予定時刻を計算する到着予定時刻計算手段と、
    上記到着予定時刻計算手段の計算結果を上記施設選択手段により選択された施設の表示に併せて表示する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のカーナビゲーション装置。
  4. 前記到着予定時刻計算手段の計算結果に基づき前記施設選択手段により選択された施設の利用可能時刻に現在位置からの移動が間に合うか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段の判定結果が否であるときには警報を出力する警報出力手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3記載のカーナビゲーション装置。
  5. 前記周辺情報取得取得手段は、前記利用可能時刻および前記車両の大きさに関する情報から案内可能な前記施設を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1記載のカーナビゲーション装置。
  6. 前記時間差表示手段は、利用終了時刻も併せて表示することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載のカーナビゲーション装置。
  7. 車両の現在地または目的地の位置情報と当該現在地または目的地の位置情報に係わる周辺情報とを取得し、取得した車両の現在地または目的地の位置情報および当該現在地または目的地の位置情報に係わる周辺情報をカーナビゲーション装置の表示手段に表示させる表示制御方法において、
    上記周辺情報は、現在地または目的地の位置周辺に存在する施設に関する情報であり、利用可能時間参照手段が、現在時刻と上記施設に関する情報に含まれる施設の利用可能時間の情報とを比較し、
    上記表示手段が、上記利用可能時間参照手段による比較結果に基づき現在時刻と上記利用可能時刻に関するしきい値時刻との時間差に応じて段階的に施設の表示形態を変化させて表示し、
    設定手段が、上記利用可能時間参照手段における上記施設の上記利用可能時間の情報との比較を行うか否かを設定する、
    ことを特徴とする表示制御方法。
  8. 汎用のコンピュータ装置にインストールすることにより、その汎用のコンピュータ装置に、請求項1から6のいずれか1項に記載のカーナビゲーション装置の少なくとも一部の機能に相応する機能を実現させるためのコンピュータプログラム。
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