JP2009147948A - 高速シリアルデータ信号送信器ドライバ回路網 - Google Patents

高速シリアルデータ信号送信器ドライバ回路網 Download PDF

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    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/028Arrangements specific to the transmitter end

Abstract

【課題】高速シリアルデジタルデータ信号送信器ドライバ回路網を提供すること。
【解決手段】約10Gbpsの範囲のシリアルビットレートを有する高速シリアルデータ信号を出力するための送信器ドライバ回路網であって、メインドライバステージとポストタップドライバステージとだけを有するHツリードライバ回路網を備えている、回路網であって、該Hツリードライバ回路網の一部分を形成する少なくとも1つのトランジスタが、さらに、該回路網に対する静電放電保護を提供する、回路網。
【選択図】図1

Description

本発明は、集積回路網に関し、さらに詳細には、集積回路デバイスにおける使用のための、高速シリアルデジタルデータ信号送信器ドライバ回路網に関する。
高速シリアルデータ信号伝送は、プリント回路基板上にシステムを構成する様々な集積回路間でデータを送信する目的に対してますます関心がある。かかる信号伝送に対するより高いデータ速度が、常に求められているが、かかるより高い速度は、取得するのがだんだん困難になる。関心は、現在、毎秒約10ギガビット(10Gbps)以上の範囲のデータ速度に集中している。これらのデータ速度において、信号が通信媒体を通って受信器回路網に進むときに、信号の、避けられない減衰/ひずみなどが、信号によって運ばれる情報の、受信器による回復を不能にしないように、どのように、信号が送信器回路網によって伝送されるかに関して、細心の注意が払われなければならない。
本発明の特定の局面に従って、(例えば、毎秒約10ギガビット以上の範囲の)高速シリアルデータ信号を出力するための、送信器ドライバ回路網は、メインドライバステージとポストタップドライバステージとだけを有するHツリードライバ回路網を含む。好適には、Hツリードライバ回路網における少なくとも1つのトランジスタが、静電放電保護を回路網に提供するように構築および接続されている。また好適には、PMOS電流ソースとNMOS電流ソースとが、Hツリードライバ回路網に対して使用されることにより、電源のノイズの除去を向上させる。
本発明のさらなる特徴と、本発明の性質と、本発明の様々な利点とが、添付の図面および以下の詳細な記述から、さらに明らかになる。
したがって、本発明は、以下のものを提供する。
(項目1)
約10Gbpsの範囲のシリアルビットレートを有する高速シリアルデータ信号を出力するための送信器ドライバ回路網であって、
メインドライバステージとポストタップドライバステージとだけを有するHツリードライバ回路網
を備えている、回路網。
(項目2)
上記Hツリードライバ回路網の一部分を形成する少なくとも1つのトランジスタが、さらに、該回路網に対する静電放電保護を提供する、項目1に記載の回路網。
(項目3)
上記少なくとも1つのトランジスタは、PMOSトランジスタであり、該PMOSトランジスタのバルクが、上記回路網の電源電圧ソースに接続されている、項目2に記載の回路網。
(項目4)
上記少なくとも1つのトランジスタは、NMOSトランジスタであり、該NMOSトランジスタのバルクが、上記回路網の接地電位のソースに接続されている、項目2に記載の回路網。
(項目5)
上記ステージのそれぞれを上記回路網の電源電圧ソースに接続するためのPMOS電流ソースと、
該ステージのそれぞれを該回路網の接地電位のソースに接続するためのNMOS電流ソースと
をさらに備えている、項目1に記載の回路網。
(項目6)
上記電流ソースのそれぞれは、その電流ソースによって供給される電流の強度に関して制御可能である、項目5に記載の回路網。
(項目7)
上記電流ソースのそれぞれによって供給される上記電流の上記強度を制御するためのプログラム可能な制御要素
をさらに備えている、項目6に記載の回路網。
(項目8)
高速シリアルデータ信号送信器ドライバ回路網であって、
第1の出力端子と第2の出力端子との間で直列に接続された電圧分割抵抗の対と、
第1の電流ソースと第2の電流ソースとを備えているメインドライバステージであって、第1のPMOSトランジスタが、該第1の電流ソースと該第1の出力端子との間で直列に接続され、第2のPMOSトランジスタが、該第1の電流ソースと該第2の出力端子との間で直列に接続され、第1のNMOSトランジスタが、該第1の出力端子と該第2の電流ソースとの間で直列に接続され、そして、第2のNMOSトランジスタが、該第2の出力端子と該第2の電流ソースとの間で直列に接続されている、メインドライバステージと、
第3の電流ソースと第4の電流ソースとを備えているポストドライバステージであって、第3のPMOSトランジスタが、該第3の電流ソースと該第1の出力端子との間で直列に接続され、第4のPMOSトランジスタが、該第3の電流ソースと該第2の出力端子との間で直列に接続され、第3のNMOSトランジスタが、該第1の出力端子と、該第4の電流ソースとの間に直列で接続され、そして、第4のNMOSトランジスタが、該第2の出力端子と該第4の電流ソースとの間に直列で接続されている、ポストドライバステージと
を備えており、
該メインドライバステージと該ポストドライバステージとは、該出力端子に接続されたただ2つのドライバステージである、回路網。
(項目9)
上記PMOSトランジスタのうちの少なくとも1つのPMOSトランジスタのバルクが、上記送信器ドライバ回路網の電源電圧に接続されている、項目8に記載の回路網。
(項目10)
シリアルデータ信号を、上記第1のPMOSトランジスタのゲートと、上記第1のNMOSトランジスタのゲートとに加えるための回路網と、
該シリアルデータ信号の補数を、上記第2のPMOSトランジスタのゲートと、上記第2のNMOSトランジスタのゲートとに加えるための回路網と、
該シリアルデータ信号の遅延および反転されたバージョンを、上記第3のPMOSトランジスタのゲートと、上記第3のNMOSトランジスタのゲートとに加えるための回路網と、
該遅延および反転されたバージョンの補数を、上記第4のPMOSトランジスタのゲートと、上記第4のNMOSトランジスタのゲートとに加えるための回路網と
をさらに備えている、項目8に記載の回路網。
(項目11)
上記第1の電流ソースは、上記送信器ドライバ回路網の電源電圧と上記第1のPMOSトランジスタとの間、かつ、該電源電圧と上記第2のPMOSトランジスタとの間に直列で接続されており、上記第2の電流ソースは、上記第1のNMOSトランジスタと該送信器ドライバ回路網の接地電圧供給との間、かつ、上記第2のNMOSトランジスタと該接地電圧供給との間に直列で接続されており、上記第3の電流ソースは、該電源電圧と上記第3のPMOSトランジスタとの間、かつ、上記第4のPMOSトランジスタと該電源電圧との間に直列で接続され、そして、上記第4の電流ソースは、該接地電圧供給と上記第3のNMOSトランジスタとの間、かつ、上記第4のNMOSトランジスタと該接地電圧供給との間に直列で接続されている、項目8に記載の回路網。
(項目12)
上記第1の電流ソース、上記第2の電流ソース、上記第3の電流ソース、および上記第4の電流ソースのうちの少なくとも1つが、制御可能に可変な強度のものである、項目9に記載の回路網。
(項目13)
上記抵抗の対の中間にあるノードが、上記送信器ドライバ回路網の接地電圧供給に接続されている、項目8に記載の回路網。
(項目14)
上記PMOSトランジスタのうちの少なくとも1つのPMOSトランジスタの上記バルクは、上記送信器ドライバ回路網のNウェルである、項目9に記載の回路網。
(項目15)
上記NMOSトランジスタのうちの少なくとも1つのNMOSトランジスタのバルクが、上記送信器ドライバ回路網の接地電圧供給に接続されている、項目8に記載の回路網。
(項目16)
上記NMOSトランジスタのうちの少なくとも1つのNMOSトランジスタの上記バルクは、上記送信器ドライバ回路網のPウェルである、項目15に記載の回路網。
(項目17)
高速シリアルデータ信号を出力するための送信器ドライバ回路網であって、
一対の差動出力端子に接続されたメインHツリードライバステージであって、電圧分割抵抗の対が、該端子間に接続されている、メインHツリードライバステージと、
該端子に対して該メインHツリードライバステージと並列で接続されたポストタップHツリードライバステージであって、該メインHツリードライバステージと該ポストタップHツリードライバステージとは、該端子に接続された、ただ2つのドライバステージである、ポストタップHツリードライバステージと
を備えている、回路網。
(摘要)
(例えば、毎秒約10ギガビット以上の範囲の)高速シリアルデータ信号を出力するための送信器ドライバ回路網は、メインドライバステージとポストタップドライバステージとだけを有するHツリードライバ回路網を含む。Hツリードライバ回路網における少なくとも1つのトランジスタは、静電放電保護を提供するように構築および接続されている。PMOS電流ソースとNMOS電流ソースとが、Hツリードライバ回路網に対して使用されることにより、電源のノイズの除去を向上させる。
この発明の実施形態に従った、シリアルデータ信号送信器ドライバ回路網10の例示的な実施形態が、図1に示されている。回路網10は、2つのステージのドライバ回路網である。これら2つのステージは、要素20、30a、30b、40a、40b、および50を含むメイン(またはメインタップ)ドライバステージ12と、要素120、130a、130b、140a、140b、および150を含むポスト(またはポストタップ)ドライバステージ112とである。ステージ12とステージ112とのそれぞれは、差動ドライバステージであり、該差動ドライバステージは、一対の電圧分割抵抗16aと電圧分割抵抗16bとをまたぐ出力端子14aと出力端子14bとに接続されている。例えば、抵抗16のそれぞれは、50オームの抵抗であり得る。抵抗16aと抵抗16bとの間のノードは、電圧ソース18を経由して接地(VSS)に接続されている(「接地」に代わる別の用語は、接地電圧または接地電位のソースである)。
メインドライバステージ12の要素は、電力供給電圧またはポテンシャルのソースVCCとPMOSトランジスタ30aまたはPMOSトランジスタ30bのソース端子との間に直列で接続された電流ソース20と、電流ソース20と出力端子14aとの間に直列で接続されたソース−ドレイン経路を有するPMOSトランジスタ30aと、電流ソース20と出力端子14bとの間に直列で接続されたソース−ドレイン経路を有するPMOSトランジスタ30bと、出力端子14aと電流ソース50との間に直列で接続されたソース−ドレイン経路を有するNMOSトランジスタ40aと、出力端子14bと電流ソース50との間に直列で接続されたソース−ドレイン経路を有するNMOSトランジスタ40bと、トランジスタ40aおよびトランジスタ40bのソース端子とVSSとの間に直列で接続された電流ソース50とである。
ポストドライバ112の要素は、電力供給電圧ソースVCCと、PMOSトランジスタ130aおよびPMOSトランジスタ130bのソースとの間に直列で接続された電流ソース120と、電流ソース120と出力端子14aとの間に直列で接続されたソース−ドレイン経路を有するPMOSトランジスタ130aと、電流ソース120と出力端子14bとの間に直列で接続されたソース−ドレイン経路を有するPMOSトランジスタ130bと、出力端子14aと電流ソース150との間に直列で接続されたソース−ドレイン経路を有するNMOSトランジスタ140aと、出力端子14bと電流ソース150との間に直列で接続されたソース−ドレイン経路を有するNMOSトランジスタ140bと、トランジスタ140aおよびトランジスタ140bのドレインとVSSとの間に直列で接続された電流ソース150とである。
伝送されるデジタル(例えば、バイナリ)シリアルデータ信号が、トランジスタ30aおよびトランジスタ40aのゲートGに加えられる(これらのトランジスタのゲートだけが、Gでラベル付けされている。全ての他のトランジスタのゲートがある場所が、この参照記号Gの代表的な使用から理解される。)。これは、データ信号の、「真」の形態または「真」のバージョンと呼ばれ得る。データ信号の、補数または逆数が、トランジスタ30bおよびトランジスタ40bのゲートに加えられる。データ信号の遅延および反転されたバージョンが、トランジスタ130aおよびトランジスタ140aのゲートに加えられる。この遅延の量は、例えば、データ信号の1単位間隔であり得る(単位間隔は、シリアルデータ信号における1データビットの持続時間である)。あるいは、遅延は、1単位間隔よりも多かったり、少なかったりし得るが、概して、本明細書においては、遅延は1単位間隔であるということが想定されている。遅延および反転されたデータ信号の補数または逆数が、トランジスタ130bおよびトランジスタ140bのゲートに加えられる。
電流ソース20、電流ソース120、電流ソース50、および電流ソース150の強度は、可変として示されている。「強度」によって、これらの電流ソースを通って流れる電流の量が、制御可能に可変であるということが、意味されている。例えば、回路網10のユーザは、各電流ソースの強度を調節することができ得る。回路網10が、プログラム可能なマイクロコントローラまたはプログラム可能な論理デバイスなどのプログラム可能な集積回路において使用されている場合には、回路のユーザは、集積回路の構成メモリ要素(例えば、図7の600)をプログラムすることができることにより、電流ソースの強度を制御(選択)し得る。これが、比較的に静的な強度を電流ソースに与える。あるいは、より動的な(すなわち、時間変化する)信号が使用されることにより、電流ソース20、電流ソース120、電流ソース50、および/または電流ソース150の強度を制御し得る。例えば、かかる動的な制御信号は、通信リンクの性能を自動的にモニタリングおよび分析する回路網に由来し得、該通信リンクは、送信器10を含み、かつ、そのリンクの性能を向上させる目的で電流ソースの強度を自動的に調節する。
上記のことから、送信器ドライバ回路網10は、データ信号の遅延および反転された(「ポスト」)バージョンを、その信号のメイン(遅延されていない)バージョンに重ねるということが理解される。このように重ねられた、遅延および反転されたバージョンの振幅は、一般的に、遅延されていないバージョンの振幅よりも小さい。これは、送信器を出る信号に、時にはプリエンファシスと呼ばれるものを与えるために行われる。プリエンファシスは、信号が送信器から受信器に移動するときに、信号の減衰/ひずみなどを打ち消すことを助けるために使用される。図2は、いくぶんより抽象的観点で、このプリエンファシスデジタルフィルタの動作を示している。伝送されるデータ信号(一般的なパターンを有する、例示的なデータストリーム)が、200で示されている。この信号が、アナログ加算器210の、一方の入力端子に加えられる。要素220は、1単位間隔だけデータ信号を遅延させる。要素230は、要素220の出力信号を調整(要素220の出力信号の振幅を調節)し、反転させ、そして、その結果を加算器210の他方の入力端子に加える。加算器210は、加算器210の2つの入力を組み合わせ、そして、その結果を送信器の出力信号240として出力する。
要素220は、図1におけるメインドライバステージ12に加えられたデータ信号と、その図におけるポストドライバステージ112に加えられた、遅延および反転されたデータ信号との間の遅延に対応する。加算器210は、メインドライバステージ12とポストドライバステージ112とが、互いに対して並列で、図1の出力端子14aおよび出力端子14bに接続されているという事実に対応する。要素230は、電流ソース120および電流ソース150の強度に対する電流ソース20および電流ソース50の強度を調節することによって、メインステージ12およびポストステージ112の互いに対する駆動強度を調節する、図1における能力に対応する。
この発明に関連して関心がある、非常に高いシリアルデータ速度(すなわち、約10Gbps以上の範囲のデータ速度)において、送信器ドライバ回路網の負荷を「軽く」(すなわち、少なく)維持することが、非常に重要である。言い換えると、送信器ドライバ回路網は、出力端子14aおよび出力端子14bに過度な負荷(例えば、容量性の負荷)をかけるべきではない。かかる負荷は、上で述べられた非常に高いデータ速度でデータを伝送するために必要とされるような、高速から低速に、および低速から高速に迅速に切り替わる、回路網の能力を低下させる。出力端子のかかる過度な負荷を回避するために、送信器ドライバ10は、2つのドライバステージ12およびドライバステージ112だけを有する。他のドライバステージは、出力端子14aおよび出力端子14bに接続されることを許容にされていない。なぜならば、あらゆる、かかる、さらなるドライバステージは、出力端子における負荷を増加させるからである。
上で述べられたデータ速度のようなデータ速度で満足に行うために、送信器ドライバ回路網10は、良好な静電放電(「ESD」)保護と、低い、出力ピンのキャパシタンスと、(上で述べられた範囲の)高いデータ速度と、低い電磁妨害(「EMI」)の生成と、良好な電源のノイズの除去と、低電力消費とを有するべきである。これらの要求を満たすために、ドライバ10は、プリエンファシスを有するHツリードライバトポロジーを使用する(図2は、この明細書において先に記述したように、1つのポストタッププリエンファシスに対する、プリエンファシス経路と波形とを示している)。以下で、さらに、どのように、ドライバ10が、上に述べられた要求を満たすかを記述する。
送信器ドライバ10は、最も少ない数のタップ(すなわち、メインタップ12およびポストタップ112だけ)を有することにより、負荷を減少させ、そして、S11の要求(すなわち、散乱パラメータまたはリターンロス(反射エネルギー))を満たす。送信器ドライバ10はまた、簡略化された抵抗終端スキーム(すなわち、抵抗16aおよび抵抗16b、例えば、較正された終端スキームと比較して簡略化されている)を含む。やはり、この簡略化された抵抗終端スキームが、負荷を減少させ、S11要求を満たすことを助ける。
送信器ドライバ10の別の属性は、差動出力電圧(「Vod」)の選択を可能にする能力、すなわち、ドライバが1つのバイナリ出力値(例えば、バイナリ0)を信号伝送することから、他のバイナリ出力値(例えば、バイナリ1)を信号伝送することに切り替わるときに、出力端子14aと出力端子14bとの間の電圧の変化を可能にする能力である(なぜならば、任意の差動出力ドライバにおいて、2つの出力端子14aおよび出力端子14bにおける信号は、常に、互いに対して相補的(論理的に逆)であるからである)。抵抗16aおよび抵抗16bの所与の値(例えば、それぞれ50オーム)に対して、Vodは、(主に)電流ソース20および電流ソース50の強度によって決定される。これら2つの電流ソースは、一般的に、常に同じ強度を与えられるが、その強度は、好適には、この明細書において先に述べられたように、制御可能に可変である。例えば、電流ソース20および電流ソース50のそれぞれの強度は、(例えば、Vodが200mV〜800mVに変えられることを可能にするように)2mA〜8mAで可変であり得る。先に述べたように、電流源の強度のこの制御は、プログラム可能であり得る。
ポストタップドライバステージ112は、(例えば、電流ソース120および電流ソース150のそれぞれの強度に関して0.25mAの増分で0.25mAから6mAまで)強度が同様に制御可能であり得る。
Hツリードライバ10は、CMLドライバに匹敵する動的性能を有する。しかしながら、Hツリードライバ10は、本質的対称性、より良好な電源のノイズの除去、および非常に低い電力消費という追加の利点を有する。Hツリードライバの対称性が、同相ノイズを減少させ、EMIを減少させる(「対称性」は、ドライバ10が上部(20/120)と下部(50/150)との両方に電流源を有するという事実を指す。)。対称性は、充電(ソース20およびソース120)経路と放電(ソース50およびソース150)経路との両方における電流ソースの使用に起因する。充電経路における電流ソース(20および120)もまた、より良好な電源(VCC)のノイズの除去をもたらす。なぜならば、電流ソースが、一般的なCMLドライバによって使用される50オームの負荷と比較して、10Kオームを超える高いインピーダンスの経路を、電源(VCC)に提供するからである。
Hツリードライバ10は、一般的なCMLドライバと比較して半分の静的電流を使用する。図3は、Hツリーリンクを示すが、図4は、CMLリンクを示す。Hツリードライバ(図3)に対するピークピーク差動出力電圧は、
Vod2p(Hツリー)=2*I*50オーム
である。それに対して、CMLドライバ(図4)に対するピークピーク差動出力電圧は、
Vod2p(CML)=2*I*25オーム
である。図3に見られるように、Hツリー回路に対する電流は、正のアームから負のアームに負荷を横切って流れる(すなわち、送信器における50オームの抵抗の対16a/16b、および受信器320における50オームの抵抗の対310a/310bであり、これらの抵抗は、通信リンク300a/300bの遠端にある)。CML出力は、一方のアームだけによって生成され、一方、他方のアームは、3つの出力状態を有する。したがって、2倍の電流量が、同じ量の変化を生成するために必要とされる(CMLリンク(図4)において、通信経路300aと通信経路300bとの両方が、抵抗402a/404aまたは抵抗402b/404bを用いてプルアップされるが、両方の経路は、CML送信器ドライバ400における電流ソースによってプルダウンされる。したがって、CMLドライバは、対称的ではなく、そして、図3に示されたHツリーリンクにおけるように、電流が、2つの並列の100オームの抵抗ネットワーク16および抵抗ネットワーク310を通って引き出されるのではなく、電流は、常に、4つの並列の50オームの抵抗402および抵抗404を通って引き出される)。
Hツリーリンク(図3)の動的性能は、CMLドライバ(図4)に匹敵する。なぜならば、動的電流は、両方のリンクに対して同じであるからである。両方のリンクにおいて、各出力によって見られる終端のインピーダンスは、同じである(Hツリーに関して、(抵抗16の間の)同相モードは、事実上の接地である。)。主な速度の差は、負荷のあらゆる差に由来する。両方の設計において、負荷は、主に、チップ上のルーティングのメタライゼーションおよびチップ上の隆起、ならびにパッケージの寄生に起因する。CMLのレイアウトにおいて、パッドに対するルーティングの負荷は、Hツリーと同様である。なぜならば、エレクトロマイグレーション法則が、ルーティングが、2倍の静的電流を維持するために2倍広くなければならないということを必要とするからである。さらに、トランジスタまたはデバイスの負荷は、概ね同じである。CMLドライバは、ESDの攻撃から保護するために、明示的ESD保護デバイスを必要とするが、Hツリー設計は、既存のPMOS切り替え抵抗と、関連付けられるNウェルダイオードとを使用することにより、積極的な攻撃に対して出力をクランピングする。この最後の点は、この明細書の次のセクションにおいてさらに詳細に述べられる。
図5および図6は、どのように、30aのようなPMOSスイッチが、本発明に従って、ESD保護を提供するように使用され得るかを例示している。図5に示されているように、ダイオード530は、図1からの代表的なPMOSトランジスタ30aと関連付けられる寄生ダイオードである。図6は、PMOSトランジスタ30aを作成するために使用される集積回路構造の断面図である。図6のドレイン端子は、図5のVPSに接続されている。バルク540は、Nウェルであり、該Nウェルは、本発明に従って、ソースへの接続の代わりに、電源(VCC)に接続されている(一般的に、ボディエフェクトを減少させるために、他で行われている)。このように、Nウェルのバルク540は、ピンTXNにおけるアノードとノードVCCにおけるカソードとを備える寄生PN接合または寄生ダイオード(図5の530)を作り出している。この配置は、別個の明示的ESD構造を使用することにより、ESDの要求を満たす必要性を回避する。かかる別個のESD構造は、送信器ドライバ出力端子に負荷を加え、このことが、ドライバの性能を低下させる。10Gbps以上の範囲のデータ速度には、出力ドライバ端子の軽い負荷を必要とする。ここでもやはり、非常に明確であるように、図5のダイオード530は、PMOSトランジスタ30aの構造の一部分である寄生ダイオードを表す。ダイオード530は、集積回路デバイス内の別個に製造されたダイオードではない。PMOSトランジスタ30およびPMOSトランジスタ130の全てが、図5および図6に示されたように構築され得る。
出力ドライバ10における1つ以上のNMOSトランジスタ(例えば、40a)のバルクはまた、ESD保護の強化のために製造され得る(図7および図8を参照)。これは、かかるNMOSトランジスタのバルク650を接地に接続することによって行われ得、このことがまた、(図7に示されたドレイン端子における)ドライバ10の出力ピンから接地までの逆バイアスダイオード540を提供する。
本発明の特定の局面に従って、送信器ドライバ10(図1)における要素20/120および要素50/150それぞれに対してPMOS電流ソースおよびNMOS電流ソースを使用することが好ましい。かかる電流ソースは、電源のノイズの除去を向上させる。特に、カスコード電流ソースが、出力インピーダンスを改善し、したがって、電源のノイズの除去を向上させるために好ましい。この増加レベルのノイズの除去が、10Gbps以上の範囲のデータ速度に対して非常に望ましい。より低いデータ速度において、かかるカスコード構造を使用しないことが可能であり得る。例示的なNOMSカスコード電流源50/150が、図9に示されている。(NOMSカスコード電流源自体は、図9に示されている回路網が公知である)。この図において、トランジスタM2は、カスコードトランジスタである。(図9のような)NMOSに対して、カスコードトランジスタは、通常、実際の電流ソーストランジスタM1と直列で置かれている。バイアスが、良好なヘッドルームを可能にするように決定される。Vout端子が、送信器ドライバ10におけるNMOS切り替えトランジスタ40またはNMOS切り替えトランジスタ140のソース端子に接続されている。カスコーディングは、出力インピーダンスを改善する。これはまた、補完的な形態でPMOSに対して行われる。電流ソースは、カスコードトランジスタ(例えば、M2)と電流ソーストランジスタ(例えば、M1)の合成物と考えられ得る。単純な電流ソースは、余分なM2トランジスタを有しておらず、M1トランジスタだけを含む。単純な電流ソースの出力インピーダンスは、実質的により小さくなる。
図10は、どのように、電流ソース20/120/50/150のうちの任意の1つ以上のものの可変電流強度が、制御され得るかに関する例示的な実施形態を示す。図10において、プログラム可能なメモリ700が、集積回路デバイスに提供され、該集積回路デバイスは、送信器デバイス10を含む。メモリ700は、電流ソース20、電流ソース120、電流ソース50、および/または電流ソース150のうちの1つ以上によって提供される電流の強度を制御するための1つ以上の値を格納するように(例えば、デバイスのユーザによって)プログラムされ得る。例えば、メモリ700に格納された値は、電流強度が、この明細書において先に述べられた、様々な電流値の選択肢の中から選択されることを可能にし得る。
上記のことは、本発明の単なる例示であるということと、様々な改変が、本発明の範囲と精神とを逸脱することなく、当業者によって行われ得るということとが理解される。例えば、電流ソース20、電流ソース120、電流ソース50、および電流ソース150に対する、上で述べられた様々な電流強度の選択肢は、単なる例示であり、所望される場合には、他の電流強度の選択肢が利用可能にされ得る。
図1は、本発明に従って構築された回路網の例示的な実施形態の簡略化した概略的ブロック図である。 図2は、図1の回路網の、全体的な、機能または動作を示している簡略化した機能図または動作図である。 図3は、例示的な伝送媒体回路網を経由して例示的な受信器回路網に接続された、図1に示されたタイプの送信器回路網を示している簡略化したブロック図である。 図4は、本発明の一部分ではない、異なるタイプの回路網に関する、図3と同様な図である。 図5は、図1からの代表的なトランジスタ構造を示している簡略化した概略図であり、その構造の局面は、本発明の可能な局面に従った特定の方法で使用される。 図6は、図5において概略的に示されたタイプの例示的な集積回路構造の簡略化した断面図である。 図7は、図1からの別の代表的なトランジスタ構造を示している簡略化した概略図であり、その構造の局面は、本発明の別の可能な局面に従った特定の方法で使用される。 図8は、図7に概略的に示されたタイプの例示的な集積回路構造の簡略化した断面図である。 図9は、本発明の特定の可能な局面に従った、図1からの代表的な電流ソース構造を示している簡略化した概略図である。 図10は、本発明に従った、図1に示されたタイプの回路網と共に使用され得る追加の回路網の例示的な実施形態を示している簡略化したブロック図である。
符号の説明
10 回路網
12 メインドライバステージ
14a、14b 出力端子
16a、16b 電圧分割抵抗
18 電圧ソース
20、120 電流ソース
30a、30b、130a、130b PMOSトランジスタ
40a、40b、140a、140b NMOSトランジスタ
50、150 電流ソース電流ソース
112 ポストドライバステージ

Claims (17)

  1. 約10Gbpsの範囲のシリアルビットレートを有する高速シリアルデータ信号を出力するための送信器ドライバ回路網であって、
    メインドライバステージとポストタップドライバステージとだけを有するHツリードライバ回路網
    を備えている、回路網。
  2. 前記Hツリードライバ回路網の一部分を形成する少なくとも1つのトランジスタが、さらに、該回路網に対する静電放電保護を提供する、請求項1に記載の回路網。
  3. 前記少なくとも1つのトランジスタは、PMOSトランジスタであり、該PMOSトランジスタのバルクが、前記回路網の電源電圧ソースに接続されている、請求項2に記載の回路網。
  4. 前記少なくとも1つのトランジスタは、NMOSトランジスタであり、該NMOSトランジスタのバルクが、前記回路網の接地電位のソースに接続されている、請求項2に記載の回路網。
  5. 前記ステージのそれぞれを前記回路網の電源電圧ソースに接続するためのPMOS電流ソースと、
    該ステージのそれぞれを該回路網の接地電位のソースに接続するためのNMOS電流ソースと
    をさらに備えている、請求項1に記載の回路網。
  6. 前記電流ソースのそれぞれは、その電流ソースによって供給される電流の強度に関して制御可能である、請求項5に記載の回路網。
  7. 前記電流ソースのそれぞれによって供給される前記電流の前記強度を制御するためのプログラム可能な制御要素
    をさらに備えている、請求項6に記載の回路網。
  8. 高速シリアルデータ信号送信器ドライバ回路網であって、
    第1の出力端子と第2の出力端子との間で直列に接続された電圧分割抵抗の対と、
    第1の電流ソースと第2の電流ソースとを備えているメインドライバステージであって、第1のPMOSトランジスタが、該第1の電流ソースと該第1の出力端子との間で直列に接続され、第2のPMOSトランジスタが、該第1の電流ソースと該第2の出力端子との間で直列に接続され、第1のNMOSトランジスタが、該第1の出力端子と該第2の電流ソースとの間で直列に接続され、そして、第2のNMOSトランジスタが、該第2の出力端子と該第2の電流ソースとの間で直列に接続されている、メインドライバステージと、
    第3の電流ソースと第4の電流ソースとを備えているポストドライバステージであって、第3のPMOSトランジスタが、該第3の電流ソースと該第1の出力端子との間で直列に接続され、第4のPMOSトランジスタが、該第3の電流ソースと該第2の出力端子との間で直列に接続され、第3のNMOSトランジスタが、該第1の出力端子と、該第4の電流ソースとの間に直列で接続され、そして、第4のNMOSトランジスタが、該第2の出力端子と該第4の電流ソースとの間に直列で接続されている、ポストドライバステージと
    を備えており、
    該メインドライバステージと該ポストドライバステージとは、該出力端子に接続されたただ2つのドライバステージである、回路網。
  9. 前記PMOSトランジスタのうちの少なくとも1つのPMOSトランジスタのバルクが、前記送信器ドライバ回路網の電源電圧に接続されている、請求項8に記載の回路網。
  10. シリアルデータ信号を、前記第1のPMOSトランジスタのゲートと、前記第1のNMOSトランジスタのゲートとに加えるための回路網と、
    該シリアルデータ信号の補数を、前記第2のPMOSトランジスタのゲートと、前記第2のNMOSトランジスタのゲートとに加えるための回路網と、
    該シリアルデータ信号の遅延および反転されたバージョンを、前記第3のPMOSトランジスタのゲートと、前記第3のNMOSトランジスタのゲートとに加えるための回路網と、
    該遅延および反転されたバージョンの補数を、前記第4のPMOSトランジスタのゲートと、前記第4のNMOSトランジスタのゲートとに加えるための回路網と
    をさらに備えている、請求項8に記載の回路網。
  11. 前記第1の電流ソースは、前記送信器ドライバ回路網の電源電圧と前記第1のPMOSトランジスタとの間、かつ、該電源電圧と前記第2のPMOSトランジスタとの間に直列で接続されており、前記第2の電流ソースは、該送信器ドライバ回路網の接地電圧供給と前記第1のNMOSトランジスタとの間、かつ、該接地電圧供給と前記第2のNMOSトランジスタとの間に直列で接続されており、前記第3の電流ソースは、該電源電圧と前記第3のPMOSトランジスタとの間、かつ、該電源電圧と前記第4のPMOSトランジスタとの間に直列で接続され、そして、前記第4の電流ソースは、該接地電圧供給と前記第3のNMOSトランジスタとの間、かつ、該接地電圧供給と前記第4のNMOSトランジスタとの間に直列で接続されている、請求項8に記載の回路網。
  12. 前記第1の電流ソース、前記第2の電流ソース、前記第3の電流ソース、および前記第4の電流ソースのうちの少なくとも1つが、制御可能に可変な強度のものである、請求項9に記載の回路網。
  13. 前記抵抗の対の中間にあるノードが、前記送信器ドライバ回路網の接地電圧供給に接続されている、請求項8に記載の回路網。
  14. 前記PMOSトランジスタのうちの少なくとも1つのPMOSトランジスタの前記バルクは、前記送信器ドライバ回路網のNウェルである、請求項9に記載の回路網。
  15. 前記NMOSトランジスタのうちの少なくとも1つのNMOSトランジスタのバルクが、前記送信器ドライバ回路網の接地電圧供給に接続されている、請求項8に記載の回路網。
  16. 前記NMOSトランジスタのうちの少なくとも1つのNMOSトランジスタの前記バルクは、前記送信器ドライバ回路網のPウェルである、請求項15に記載の回路網。
  17. 高速シリアルデータ信号を出力するための送信器ドライバ回路網であって、
    一対の差動出力端子に接続されたメインHツリードライバステージであって、電圧分割抵抗の対が、該端子間に接続されている、メインHツリードライバステージと、
    該端子に対して該メインHツリードライバステージと並列で接続されたポストタップHツリードライバステージであって、該メインHツリードライバステージと該ポストタップHツリードライバステージとは、該端子に接続された、ただ2つのドライバステージである、ポストタップHツリードライバステージと
    を備えている、回路網。
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