JP2009147808A - 送信装置およびそのプログラム、ならびに、受信装置およびapi実行プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信装置20のAPI実行部30は、受信したアクセス用のAPIの関数名に基づいて、当該APIが高レベル認証APIであるのか低レベル認証APIであるのかを判定するAPI判定部50と、高認証API処理部60と、低認証API処理部70とを備え、高認証API処理部60は、高レベル認証APIの実行時にそのAPIが記述されたBML文章に対応する署名値をDSLリソースファイルから取得し公開鍵証明書を用いて署名値を検証する署名検証部61と、検証に成功した場合に公開鍵証明書に記載された情報と当該APIの引数として指定されるアドレスとが一致するか判定する比較判定部62と、アドレスが一致した場合に不揮発メモリ28へのアクセスを許可するデータ制御部63とを有する。
【選択図】図5
Description
放送局の送信装置は、例えば、MPEG−2 TS(Moving Picture Expert Group-2 Transport Stream)として、映像や音声等のコンテンツと共に多重化する情報として、放送事業者情報を示すBIT(Broadcaster Information Table)を伝送すると共に、データ放送の符号化方式を示すBML(Broadcast Markup Language)文章(データ放送用文章)をデータカルーセルで伝送している。BITは、受信装置において放送中のMPEG−2 TSの放送事業者識別を行うために、放送事業者を識別するための「original_network_id」または系列局を識別するための「affiliation_id」を含んでいる。放送局は、BMLを用いて、受信装置内に設けられている不揮発メモリに対して、不揮発メモリにアクセスするためのBMLのコマンド(Application Programming Interface、以下APIという)を使い個人情報などの情報の読み書きを行う。
また、不正アクセスを防止する技術が、新型の受信装置と既存の受信装置との共存を可能とする互換性を実現するものであることが望まれる。
請求項2に記載の発明によれば、デジタル署名の生成負荷を軽減できる。
請求項3に記載の発明によれば、受信側では、データ放送用文章に記述されたAPIを実行するときに同じモジュール内にある署名値を利用して検証を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、デジタル署名の検証用の公開鍵証明書をデータ放送の受信者に配布することができる。また、受信側では、データ放送用文章を実行するときに同じモジュール内で検証することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、新型の受信装置と既存の受信装置との共存を可能とする互換性を実現できる。
請求項7に記載の発明によれば、高レベル認証APIに対応した受信装置は、低レベル認証APIと高レベル認証APIとの相違を容易に判別できる。
請求項10に記載の発明によれば、2回目以降のAPI発行時には、検証処理や比較処理の負荷を軽減できる。
請求項11に記載の発明によれば、不揮発メモリを従来のAPIと共用する際に、従来のAPIに対して不揮発メモリに格納された暗号化情報への読み書きをブロックできる。
請求項12に記載の発明によれば、新型の受信装置と既存の受信装置との共存を可能とする互換性を実現できる。また、低レベル認証APIと高レベル認証APIとに対して不揮発メモリを共用するときに、低レベル認証APIに対しては、高レベル認証APIで書き込まれた暗号化情報への上書きおよび読み出しをブロックできる。
[送信装置]
まず、図1を参照して、送信装置について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る送信装置の構成を示す機能ブロック図である。送信装置10は、放送事業者またはその系列局のデジタル署名による認証を実行のために必要とするAPI(Application Programming Interface)を示す高レベル認証APIが記述されたデータ放送用文章を含む1以上のデータ放送用文章と、符号化されたコンテンツと、放送事業者またはその系列局の識別情報(original_network_idやaffiliation_id)を含む事業者情報(BIT)をセクション形式化した番組配列情報(SI)とを多重化したストリームを送信するものである。
本実施形態では、デジタル署名生成部15は、利用API判定部14で抽出されたデータ放送用文章、すなわち、アクセス用の高レベル認証APIが記述された文章に対応付けて署名値を生成する。デジタル署名生成部15は、例えば、データ放送用文章にハッシュ関数(例えば、SHA−256)を用いて演算したハッシュ値(ダイジェスト値)を、放送事業者ごとに割り当てられた秘密鍵で暗号化した結果を署名値として生成する。
図2に、リソースファイルの構成例を示す。データカルーセル化部18(図1参照)は、データカルーセル200として、一定周期ごとに繰り返しモジュール210を伝送する。このモジュール210内には、リソースファイル220や、そのリソースファイル220をまとめてマルチパート化したファイルが入っている。ここで、リソースファイル220としては、例えば、BMLファイル221、ECMファイル222、CSSファイル223、CLTファイル224、PNGファイル225、JPGファイル226、DSRファイル(DSRリソースファイル)227、公開鍵証明書228が挙げられる。
CSSファイル223は、構造(CSS文章)が記載されたファイルを示す。
CLT(Color Lookup Table)ファイル224は、色彩について記載されたファイル、PNG(Portable Network Graphics)ファイル225やJPGファイル226は静止画の規格が記載されたファイルを示す。
図2に示したDSRリソースファイル227の構造例を図3に示す。DSRリソースファイルは、符号301〜303に示すように、該当するBML文章やスクリプト文章に対して生成した署名データ(署名値)を、そのBML文章やスクリプト文章を示すファイル名と共に列挙した構造を有している。例えば、符号301は、BML文章のファイル名(例えば、A)と、その署名データとを示している。同様に、符号302は、BML文章のファイル名(例えば、B)と、その署名データとを示している。さらに、符号303は、スクリプト文章が記載されたECMファイルと、そのスクリプト文章を引用するBMLファイルのファイル名(例えば、A)と、その署名データとを示している。つまり、符号301に示すBMLファイルと、符号303に示すECMファイルとは親子の関係になっている(BMLファイルで使用するコマンドの参照先がECMファイルとなっている)。なお、図3に示す例では、署名データは1024ビットの署名長(データ長)を有している。
次に、図4を参照(適宜図1参照)して、送信装置10の動作について説明する。図4は、図1に示した送信装置の動作を示すフローチャートである。送信装置10は、利用API判定部14によって、データ放送コンテンツオーサリング部13でオーサリングされたデータ放送用文章が、不揮発メモリ28へのアクセス用の高レベル認証APIと低レベル認証APIとのうちのいずれを記述したものであるのか判定する(ステップS1)。高レベル認証APIを記述したものである場合(ステップS1:Yes)、送信装置10は、デジタル署名生成部15によって、アクセス用の高レベル認証APIが記述された文章に対応付けて署名値を生成する(ステップS2)。そして、送信装置10は、DSRリソースファイル生成部16によって、DSRリソースファイルを生成する(ステップS3)。そして、送信装置10は、マルチパート化部17によって、オーサリングされたBML文章等と、DSRリソースファイルと、公開鍵証明書とをマルチパート化する(ステップS4)。そして、送信装置10は、データカルーセル化部18によって、マルチパート化されたファイルや各リソースファイルをモジュールとしてデータカルーセル化する(ステップS5)。そして、送信装置10は、多重化部19によって、データカルーセル化されたDSRリソースファイル、データ放送用文章および公開鍵証明書を、コンテンツおよびSIと共に多重化し、MPEG−2 Systemsを用いて、MPEG−2 TSファイル(TS)を生成する(ステップS6)。前記したステップS1において、オーサリングされたデータ放送用文章が、低レベル認証APIを記述したものである場合(ステップS1:No)、送信装置10は、ステップS2,S3をスキップしてスキップS4に進む。
次に、図5を参照して、図1に示した送信装置10(図1参照)から送信されたストリームを受信する受信装置の構成について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る受信装置の構成例を示す機能ブロック図である。ここでは、受信装置20は、図5に示すように、分離部21と、データカルーセルDeMUX部22と、マルチパートDeMUX部23と、BMLブラウザ部24と、番組送出情報解析部25と、映像音声復号部26と、合成部27と、不揮発メモリ28とを備えている。
マルチパートDeMUX部23は、モジュールのうち、マルチパート化されたファイルに含まれるリソースファイル(BMLファイル、スクリプト、DSRリソースファイル等)を取り出すものである。
比較判定部(第2比較判定手段)71は、API判定部50で低レベル認証APIであると判定された場合に、当該APIの実行時に、SIで伝送される放送事業者またはその系列局の識別情報と、当該APIの引数として指定される不揮発メモリ28へアクセスするためのアドレスを示す放送事業者またはその系列局の識別情報とを比較し、一致するか否かを判定するものである。これは、NVRAMアクセス用APIにおいて、放送事業者またはその系列局の識別情報に基づく認証に相当する。なお、SIで伝送される放送事業者またはその系列局の識別情報は、番組送出情報解析部25でBITを解析することで得られる。
次に、図6を参照(適宜図5参照)して、受信装置20の動作について、API実行部30の動作を中心に説明する。図6は、図5に示した受信装置の動作を示すフローチャートである。受信装置20のAPI実行部30は、API判定部50によって、APIを選択し(ステップS11)、当該APIが、高レベル認証APIであるか(高認証API処理部60を利用するか)、または、低レベル認証APIであるか(低認証API処理部70を利用するか)を判別する(ステップS12)。高レベル認証APIである場合、すなわち、高認証API処理部60を利用する場合(ステップS12:Yes)、API実行部30は、API判定部50によって、当該APIの実行タイミングであるか否かを判別する(ステップS13)。当該APIの実行時ではない場合(ステップS13:No)、API実行部30は、当該APIの実行タイミングがくるまで待機する。
不揮発メモリの構成と読み書き方法の具体例について図7を参照(適宜図5参照)して説明する。図7に、不揮発メモリの構成と読み書き方法の具体例を示す。図7に示した不揮発メモリの記憶構造600は、事業者領域610と、暗号化情報領域620とを備えている。
事業者領域610は、放送事業者(または系列局)毎に割り当てられている。この事業者領域610として、例えば2kBの記憶領域を確保し、32のブロックに分けて、各ブロックを64バイト(B:Byte)で構成することができる。図7に示した不揮発メモリの記憶構造600は、1つの放送事業者(または系列局)に割り当てられたものを示している。したがって、放送事業者が例えば10局存在するならば、受信装置20の不揮発メモリ28は、同様に10局分の記憶構造600に対応して、全体として20kBの記憶領域を備えることとなる。API実行部30では、例えば、この32のブロックにデータの読み書きを行うために、「original network id、または、affiliation id」と、ブロック番号とを指定する。図7では、ブロック番号を、「0」〜「31」で表示し、「original network id、または、affiliation id」の図示を省略した。
一方、高認証API処理部60は、暗号化情報生成判定部65によって、暗号化情報領域620に記憶された情報として、例えば符号621に示す暗号化情報「0」を参照した場合には、ブロック番号が例えば「0」で識別されるブロックから平文データをそのまま読み出す。
図8は、本発明の第2実施形態に係る送信装置の構成を示す機能ブロック図である。図8に示すように、第2実施形態の送信装置10Aは、図1に示したDSRリソースファイル生成部16を有していない点と、データカルーセル化部18および多重化部19の機能が異なる点を除いて、第1実施形態の送信装置10と同様なので、同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。
また、映像符号化方式をH.264/AVCの例で説明したが、これに限定されるものではなく、MPEG−4やM−PEG2で符号化したコンテンツ(映像)にも適用可能である。
11 映像音声符号化部
12 番組送出情報生成部
13 データ放送コンテンツオーサリング部(データ放送コンテンツオーサリング手段)
14 利用API判定部
15 デジタル署名生成部(デジタル署名生成手段)
16 DSRリソースファイル生成部(リソースファイル生成手段)
17 マルチパート化部
18 データカルーセル化部(データカルーセル化手段)
19 多重化部(多重化手段)
20 受信装置
21 分離部(分離手段)
22 データカルーセルDeMUX部
23 マルチパートDeMUX部
24 BMLブラウザ部
25 番組送出情報解析部
26 映像音声復号部
27 合成部
28 不揮発メモリ
30 API実行部(API実行手段)
40 データ放送レンダリング部(レンダリング手段)
50 API判定部(API判定手段)
60 高認証API処理部
61 署名検証部(署名検証手段)
62 比較判定部(比較判定手段)
63 データ制御部(データ制御手段)
64 ローカル暗号復号部(暗号復号手段)
65 暗号化情報生成判定部
70 低認証API処理部
71 比較判定部(第2比較判定手段)
72 データ制御部(第2データ制御手段)
73 暗号化情報判定部(暗号化情報判定手段)
Claims (13)
- データ放送用文章に記述されるAPI(Application Programming Interface)のうち放送事業者またはその系列局のデジタル署名による認証を実行のために必要とするAPIを示す高レベル認証APIが記述されたデータ放送用文章を含む1以上のデータ放送用文章と、符号化されたコンテンツと、放送事業者またはその系列局の識別情報を含む番組配列情報とを、多重化したストリームとして、前記デジタル署名を検証することで前記高レベル認証APIを実行する受信装置へ送信する送信装置であって、
前記高レベル認証APIを少なくとも含むAPIを組み合わせて1以上のデータ放送用文章を生成することで、前記受信装置においてデータ放送の画面構成を少なくとも実現させるデータ放送コンテンツを制作するデータ放送コンテンツオーサリング手段と、
前記放送事業者に予め割り当てられた秘密鍵を用いて、前記データ放送用文章と対応付けたデジタル署名の署名値を生成するデジタル署名生成手段と、
前記生成された署名値と、前記対応付けられたデータ放送用文章に関するリンク情報とを含む署名値用のリソースファイルを生成するリソースファイル生成手段と、
前記生成されたリソースファイルと、前記データ放送用文章とをデータカルーセル化するデータカルーセル化手段と、
前記データカルーセル化されたリソースファイルおよびデータ放送用文章を、前記符号化されたコンテンツおよび前記番組配列情報と共に多重化する多重化手段とを備えることを特徴とする送信装置。 - 前記デジタル署名生成手段は、前記データ放送用文章のうち、前記受信装置の不揮発メモリにアクセスするためのアクセス用の前記高レベル認証APIが記述されたデータ放送用文章に対して前記デジタル署名の署名値を生成することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
- 前記データカルーセル化手段は、前記署名値用のリソースファイルを、当該署名値用のリソースファイルと対応付けられたデータ放送用文章と同じモジュールに入れてパケット化することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の送信装置。
- 前記データカルーセル化手段は、前記秘密鍵に対応して前記放送事業者またはその系列局の識別情報を含んだ公開鍵証明書をリソースファイルとして、前記モジュールにさらに入れることを特徴とする請求項3に記載の送信装置。
- データ放送用文章に記述されるAPIのうち放送事業者またはその系列局のデジタル署名による認証を実行のために必要とするAPIを示す高レベル認証APIが記述されたデータ放送用文章を含む1以上のデータ放送用文章と、符号化されたコンテンツと、放送事業者またはその系列局の識別情報を含む番組配列情報とを、多重化したストリームとして、前記デジタル署名を検証することで前記高レベル認証APIを実行する受信装置へ送信する送信装置であって、
前記高レベル認証APIを少なくとも含むAPIを組み合わせて1以上のデータ放送用文章を生成することで、前記受信装置においてデータ放送の画面構成少なくとも実現させるデータ放送コンテンツを制作するデータ放送コンテンツオーサリング手段と、
前記放送事業者に予め割り当てられた秘密鍵を用いて、前記データ放送用文章と対応付けたデジタル署名の署名値を生成するデジタル署名生成手段と、
前記生成された署名値をDII(Download Info Indication)の記述子として、当該署名値と対応付けられたデータ放送用文章をデータカルーセル化するデータカルーセル化手段と、
前記データカルーセル化されたデータ放送用文章を、前記符号化されたコンテンツおよび前記番組配列情報と共に多重化する多重化手段とを備えることを特徴とする送信装置。 - 前記データ放送コンテンツオーサリング手段は、
前記受信装置の不揮発メモリにアクセスするためのアクセス用のAPIとして、前記番組配列情報で伝送される放送事業者またはその系列局の識別情報に基づく認証によって実行を可能とする低レベル認証APIを記述したデータ放送用文章と、
前記受信装置の不揮発メモリにアクセスするためのアクセス用のAPIとして、前記高レベル認証APIを記述したデータ放送用文章とを生成し、
前記デジタル署名生成手段は、前記高レベル認証APIを記述した前記データ放送用文章に対してのみ前記署名値を生成することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の送信装置。 - 前記データ放送コンテンツオーサリング手段は、前記低レベル認証APIと、前記高レベル認証APIとに対して異なる関数名を割り当てることを特徴とする請求項6に記載の送信装置。
- データ放送用文章に記述されるAPIのうち放送事業者またはその系列局のデジタル署名による認証を実行のために必要とするAPIを示す高レベル認証APIが記述されたデータ放送用文章を含む1以上のデータ放送用文章と、符号化されたコンテンツと、放送事業者またはその系列局の識別情報を含む番組配列情報とを、多重化したストリームとして、前記デジタル署名を検証することで前記高レベル認証APIを実行する受信装置へ送信するために、コンピュータを、
前記高レベル認証APIを少なくとも含むAPIを組み合わせて1以上のデータ放送用文章を生成することで、前記受信装置においてデータ放送の画面構成を少なくとも実現させるデータ放送コンテンツを制作するデータ放送コンテンツオーサリング手段、
前記放送事業者に予め割り当てられた秘密鍵を用いて、前記データ放送用文章と対応付けたデジタル署名の署名値を生成するデジタル署名生成手段、
前記生成された署名値と、前記対応付けられたデータ放送用文章に関するリンク情報とを含む署名値用のリソースファイルを生成するリソースファイル生成手段、
前記生成されたリソースファイルと、前記データ放送用文章とをデータカルーセル化するデータカルーセル化手段、
前記データカルーセル化されたリソースファイルおよびデータ放送用文章を、前記符号化されたコンテンツおよび前記番組配列情報と共に多重化する多重化手段、
として機能させることを特徴とする送信プログラム。 - データ放送のリソースファイルと、符号化されたコンテンツと、放送事業者またはその系列局の識別情報を含む事業者情報をセクション形式化した番組配列情報とを受信し、前記リソースファイルとして受信するデータ放送用文章に記述されているAPIを実行するAPI実行手段とを備えた受信装置において、
前記API実行手段は、
不揮発メモリへのアクセス用のAPIの関数名に基づいて、前記アクセス用のAPIが、前記放送事業者に予め割り当てられた秘密鍵を用いて生成されたデジタル署名による認証を実行のために必要とするAPIを示す高レベル認証APIであるか否かを判定するAPI判定手段と、
前記高レベル認証APIであると判定された場合に、当該APIの実行時に、当該APIが記述された前記データ放送用文章に対応する署名値を、前記受信したリソースファイルから取得し、前記秘密鍵に対応した公開鍵証明書を用いて前記署名値を検証する署名検証手段と、
前記署名値の検証に成功した場合に、前記公開鍵証明書に記載された放送事業者またはその系列局の識別情報と、当該APIの引数として指定される前記不揮発メモリへアクセスするためのアドレスを示す放送事業者またはその系列局の識別情報とを比較し、一致するか否かを判定する比較判定手段と、
前記公開鍵証明書に記載された情報と当該APIの引数として指定される情報とが一致した場合に、前記不揮発メモリにアクセスすることを許可するデータ制御手段とを備えることを特徴とする受信装置。 - 前記API実行手段は、同じ前記データ放送用文章を開いている間には、
前記署名検証手段によって、前記署名値の検証を1度だけ行い、
前記比較判定手段によって、前記公開鍵証明書に記載された情報と前記APIの引数として指定される情報とが一致するか否かの判定を1度だけ行うことを特徴とする請求項9に記載の受信装置。 - 前記API実行手段は、前記データ制御手段によって前記不揮発メモリにアクセスすることを許可した場合に、前記不揮発メモリに対してデータの入出力を行う際に、当該受信装置内で暗号復号を行う暗号復号手段をさらに備えることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の受信装置。
- データ放送のリソースファイルと、符号化されたコンテンツと、放送事業者またはその系列局の識別情報を含む事業者情報をセクション形式化した番組配列情報とを受信し、前記リソースファイルとして受信するデータ放送用文章に記述されているAPIを実行するAPI実行手段とを備えた受信装置において、
前記API実行手段は、
不揮発メモリへのアクセス用のAPIの関数名に基づいて、前記アクセス用のAPIが、前記放送事業者に予め割り当てられた秘密鍵を用いて生成されたデジタル署名による認証を実行のために必要とするAPIを示す高レベル認証APIであるか、または、前記番組配列情報で伝送される放送事業者またはその系列局の識別情報に基づく認証によって実行を可能とする低レベル認証APIであるかを判定するAPI判定手段と、
前記高レベル認証APIであると判定された場合に、当該APIの実行時に、当該APIが記述された前記データ放送用文章に対応する署名値を、前記受信したリソースファイルから取得し、前記秘密鍵に対応した公開鍵証明書を用いて前記署名値を検証する署名検証手段と、
前記署名値の検証に成功した場合に、前記公開鍵証明書に記載された放送事業者またはその系列局の識別情報と、当該APIの引数として指定される前記不揮発メモリへアクセスするためのアドレスを示す放送事業者またはその系列局の識別情報とを比較し、一致するか否かを判定する比較判定手段と、
前記公開鍵証明書に記載された情報と当該APIの引数として指定される情報とが一致した場合に、前記不揮発メモリにアクセスすることを許可するデータ制御手段と、
前記データ制御手段によって前記不揮発メモリにアクセスすることを許可した場合に、前記不揮発メモリに対してデータの入出力を行う際に、当該受信装置内で暗号復号を行う暗号復号手段と、
前記低レベル認証APIであると判定された場合に、当該APIの実行時に、前記番組配列情報で伝送される放送事業者またはその系列局の識別情報と、当該APIの引数として指定される不揮発メモリへアクセスするためのアドレスを示す放送事業者またはその系列局の識別情報とを比較し、一致するか否かを判定する第2比較判定手段と、
前記番組配列情報で伝送される情報と当該APIの引数として指定される情報とが一致した場合に、前記不揮発メモリにアクセスすることを許可する第2データ制御手段と、
前記第2データ制御手段によって前記不揮発メモリにアクセスすることを許可した場合に、前記不揮発メモリに対してデータの入出力を行う際に、前記不揮発メモリにおいてアクセスされる前記アドレスに書き込まれたデータが暗号化されているか否かを判定し、暗号化されたデータが書き込まれている場合に、データのアクセスを拒否する暗号化情報判定手段とを備えることを特徴とする受信装置。 - データ放送のリソースファイルと、符号化されたコンテンツと、放送事業者またはその系列局の識別情報を含む事業者情報をセクション形式化した番組配列情報とを受信し、前記リソースファイルとして受信するデータ放送用文章に記述されているAPIを実行するために、コンピュータを、
不揮発メモリへのアクセス用のAPIの関数名に基づいて、前記アクセス用のAPIが、前記放送事業者に予め割り当てられた秘密鍵を用いて生成されたデジタル署名による認証を実行のために必要とするAPIを示す高レベル認証APIであるか否かを判定するAPI判定手段、
前記高レベル認証APIであると判定された場合に、当該APIの実行時に、当該APIが記述された前記データ放送用文章に対応する署名値を、前記受信したリソースファイルから取得し、前記秘密鍵に対応した公開鍵証明書を用いて前記署名値を検証する署名検証手段、
前記署名値の検証に成功した場合に、前記公開鍵証明書に記載された放送事業者またはその系列局の識別情報と、当該APIの引数として指定される前記不揮発メモリへアクセスするためのアドレスを示す放送事業者またはその系列局の識別情報とを比較し、一致するか否かを判定する比較判定手段、
前記公開鍵証明書に記載された情報と当該APIの引数として指定される情報とが一致した場合に、前記不揮発メモリにアクセスすることを許可するデータ制御手段、
として機能させることを特徴とするAPI実行プログラム。
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