JP2009146211A - 制御装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】地震による二次災害の可能性を適切に低下させることのできる制御装置、制御方法、及び制御プログラムの提供を目的とする。
【解決手段】地震速報に関する情報を受信する地震速報受信手段と、ネットワークを介して接続される複数の設備について稼動状態を示す情報を取得する稼動状態取得手段と、前記受信した地震速報に関する情報と前記稼動状態を示す情報とに基づいて、前記複数の設備を制御する順序を決定する順序決定手段と、決定された順序に従って前記設備に関する制御命令を送信する制御命令送信手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、制御方法、及び制御プログラムに関し、特に地震速報に基づいて設備を制御する制御装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
従来、地震による二次災害を防止するため、緊急地震速報の受信に応じて工場等における設備動作を制御することが検討されている。但し、緊急地震速報が受信されてから実際に地震の揺れが到達するまでは非常に短時間である。したがって、各設備に対して制御命令(停止命令等)を一斉に発信した場合、ネットワーク負荷が高くなることにより、制御命令の伝達が遅延し、揺れが到達するまでに各設備を適切に制御出来ない可能性がある。
そこで、特許文献1には、火災の危険性が高い電熱設備のブレーカを優先的に遮断することが記載されている。
特開2006−184190号公報
しかしながら、家庭内や工場等の施設において各設備が常に同じ状態で稼動しているとは限らない。したがって、特許文献1に記載された技術では、実際には稼動していない電熱設備に対して制御命令が優先的に発行されてしまう可能性がある。この場合、優先度は低いが実際に稼動している設備の制御が後回しにされてしまい、地震の揺れの到達までにその制御が間に合わない可能性があるという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、地震による二次災害の可能性を適切に低下させることのできる制御装置、制御方法、及び制御プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、地震速報に関する情報を受信する地震速報受信手段と、ネットワークを介して接続される複数の設備について稼動状態を示す情報を取得する稼動状態取得手段と、前記受信した地震速報に関する情報と前記稼動状態を示す情報とに基づいて、前記複数の設備を制御する順序を決定する順序決定手段と、決定された順序に従って前記設備に関する制御命令を送信する制御命令送信手段とを有することを特徴とする。
このような制御装置では、地震による二次災害の可能性を適切に低下させることができる。
本発明によれば、地震による二次災害の可能性を適切に低下させることのできる制御装置、制御方法、及び制御プログラムを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第一の実施の形態における設備管理システムの構成例を示す図である。同図において、制御装置10は、複数の端末装置(端末装置20a、20b、及び20c等。以下、総称する場合「端末装置20」という。)とLAN(Local Area Network)等のネットワーク50(有線又は無線の別は問わない。)を介して接続されている。各端末装置20は、ブレーカ30a、30b、又は30c(以下、総称する場合「ブレーカ30」という。)と、ブレーカ30ごとに配設された電力量計31a、31b、又は31c(以下、総称する場合「電力量計31」という。)とネットワーク又はケーブル等を介して接続されている。
各ブレーカ30は、工場内に配置された機械、機器等の各設備40に対する電源の供給路に配設されている。各電力量計31は、対応するブレーカ30において計測される電力量(すなわち、当該ブレーカ30が電源供給路に係る設備40によって使用されている電力量)を端末装置20に通知する。各端末装置20は、電力量計30より通知された電力量の計測値をネットワーク50を介して制御装置10に通知する。端末装置20は、また、制御装置10からの制御命令に応じてブレーカ30を作動させる。ブレーカ30が作動することにより、当該ブレーカ30が電源供給路に配設されている設備40への電源の供給は遮断され、設備40は稼動不能となり、停止する。なお、ブレーカ30は、設備40ごとに配設されてもよいし、複数の設備40に対して一つのブレーカ30が配設されてもよい。この場合、複数の設備40が制御単位とされる。
制御装置10は、地震速報の受信に応じて、端末装置20を介して各設備40の動作を制御するコンピュータであり、地震速報取得部11、稼動情報取得部12、優先度決定部13、制御部14、設備情報DB15、震度閾値テーブル16、及び優先度判定テーブル17等を有する。
地震速報取得部11は、地震の発生に応じてインターネット等のネットワークを介して配信される地震速報を受信する。但し、地震速報取得部11が直接地震速報を受信しなくてもよい。例えば、制御装置10がインターネットに接続されていない場合、地震速報取得部11は、インターネットに接続されている他のコンピュータによって受信された地震速報に基づく情報を受信してもよい。地震速報としては、気象庁による緊急地震速報が好適である。緊急地震速報については、例えば、http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/EEW/kaisetsu/Whats_EEW.htmlに詳しい。地震速報取得部11は、受信された地震速報に含まれている情報(震度情報、揺れの到達時間、震源地等)を地震速報情報61として制御装置10のメモリに記録する。
稼動情報取得部12は、各端末装置20より各設備40の稼動状態を示す情報(以下、「稼動情報」という。)を取得する。第一の実施の形態では、各電力量計31によって計測される電力量が稼動情報として扱われる。稼動情報取得部12は、取得された稼動情報(電力量)を稼動情報62として制御装置20のメモリに記録する。
優先度決定部13は、地震速報情報61、稼動情報62、震度閾値テーブル16、及び優先度判定テーブル17に基づいて、地震速報受信時におけるブレーカ30の作動順序(制御順序)を、対応する設備40の稼動量が高いと推測される順に決定し、その結果を優先度情報63として制御装置20のメモリに記録する。
制御部14は、優先度情報63に指定された順序に従ってブレーカ30の作動指命令(制御命令)を端末装置20に送信する。
図2は、本発明の実施の形態における制御装置のハードウェア構成例を示す図である。図2の制御装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、CPU104と、インタフェース装置105とを有するように構成される。
制御装置10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。例えば、補助記憶装置102には、設備情報DB15、震度閾値テーブル16、及び優先度判定テーブル17等が記録される。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。メモリ装置103には、また、地震速報情報61、稼動情報62、優先度情報63等が記録される。
CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って制御装置10に係る機能(地震速報取得部11、稼動情報取得部12、優先度決定部13、及び制御部14等)を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
以下、制御装置10の処理手順について説明する。図3は、第一の実施の形態における制御装置による処理手順を説明するためのフローチャートである。
地震の発生に応じ、地震速報が地震速報取得部11によって受信される(S101)。地震速報取得部11は、受信された地震速報に含まれている情報(震度情報、揺れの到達時間、震源地等)を地震速報情報61としてメモリ装置103に記録する。続いて、優先度決定部13は、地震速報情報61より震度情報を取得する(S102)、続いて、ステップS103以降において各ブレーカ30を順番に処理対象とし、ループ処理が実行される。
まず、優先度決定部13は、地震速報情報61より取得された震度情報と震度閾値テーブル16とに基づいて、処理対象とされたブレーカ30(以下、「カレントブレーカ」という。)について制御(作動)の要否を判定する(S103)。
図4は、第一の実施の形態における震度閾値テーブルの構成例を示す図である。同図に示されるように、震度閾値テーブル16には、ブレーカ30ごとに制御の要否を判定するための震度の閾値が登録されている。したがって、優先度決定部13は、地震速報情報61より取得された震度情報によって示される震度(以下、「速報震度」という。)と、震度閾値テーブル16より取得されるカレントブレーカに対する震度の閾値(以下、「震度閾値」という。)とを比較することにより制御の要否を判定する。
速報震度が震度閾値未満である場合(S103でNo)、カレントブレーカについては制御は行われず、次のブレーカ30が処理対象とされる。一方、速報震度が震度閾値以上である場合、稼動情報取得部12は、カレントブレーカに係る電力量情報を端末装置20を介して取得する(S104)。カレントブレーカがいずれの端末装置20に属するか、また、いずれの電力量計31の計測値を取得対象とするかについては、設備情報DB15に基づいて判定される。
図5は、第一の実施の形態における設備情報DBの構成例を示す図である。同図に示されるように、設備情報DB15は、ブレーカ・端末対応テーブル151及びブレーカ・電力量計対応テーブル152等より構成される。
ブレーカ・端末対応テーブル151には、ブレーカごとに当該ブレーカを配下とする端末装置20が登録されている。ブレーカ・電力量計対応テーブル152には、ブレーカごとに対応する電力量計31が登録されている。なお、各テーブルには、ブレーカ30、端末装置20、及び電力量計31について、通信のために用いられる識別情報(IPアドレス等のアドレス情報)が直接登録されていてもよい。
すなわち、ステップS104において、稼動情報取得部12は、カレントブレーカが属する端末装置20をブレーカ・端末対応テーブル151に基づいて判定し、カレントブレーカに対応する電力量計31をブレーカ・電力量計対応テーブル152に基づいて判定し、判定された端末装置20に対して判定された電力量計31の識別情報を指定して、電力量情報の取得を要求する。電力量情報の取得を要求された端末装置20は、指定された識別情報に対応する電力量計31の計測値を取得し、当該計測値を電力量情報として稼動情報取得部12に返信する。稼動情報取得部12は、返信された電力量情報を稼動情報62としてメモリ装置103に記録する。
図6は、第一の実施の形態における稼動情報の例を示す図である。同図に示されるように、稼動情報62は、カレントブレーカの識別情報とその電力量の計測値によって構成される。
続いて、優先度決定部13は、返信された電力量情報と優先度判定テーブル17とに基づいて、カレントブレーカの制御の優先度を判定する。
図7は、第一の実施の形態における優先度テーブルの構成例を示す図である。同図に示されるように、優先度判定テーブル17には優先度ごとに電力量の範囲が登録されている。同図では、優先度が、制御しない、低、中、高に分類された例が示されている。図中より明らかなように、電力量が小さいほど優先度は低い。なお、優先度の段階数、及び電力量の範囲は運用に応じて適宜定めればよい。
斯かる優先度判定テーブル17に基づいて、優先度決定部13は、取得された電力量の計測値が、優先度「低」、「中」、又は「高」の範囲内であるか否かを判定し(S105、S107、S109)、計測値が属する範囲に係る優先度をカレントブレーカに割り当てる(S106、S108、S110)。
全てのブレーカ30についてステップS103以降の処理が完了すると(S111でYes)、優先度決定部13は、各ブレーカ30に割り当てた優先度を示す情報を優先度情報63としてメモリ装置103に記録する(S112)。
図8は、優先度情報の例を示す図である。同図に示されるように、優先度情報63は、ブレーカごとに優先度が記録されている。
続いて、制御部14は、優先度情報63に基づいて各ブレーカ30の動作を制御する(S113)。具体的には、優先度の高いブレーカ30から順に、作動命令を端末装置20に対して出力する。なお、ブレーカ30に対応する端末装置20は、ブレーカ・端末対応テーブル151に基づいて判定される。これにより、優先度の高いブレーカ30に対応する設備40から順に電源の供給が停止され、当該設備40の稼動が停止する。
なお、優先度が同じ場合は、電力量の計測値の高い順に制御を行えばよい。また、優先度によって分類せずに、電力量の計測値によって直接制御順序を決定してもよい。但し、制御対象が多くなればなるほど、優先度に分類して優先度ごとに制御を行った方が高速な制御が期待できる。
また、上記では、地震速報の受信後に稼動情報取得部12が電力量情報を取得する例について説明したが、稼動情報取得部12は、地震速報の受信前から定期的に電力量情報を取得し、稼動情報62として記録してもよい。この場合、地震速報の受信時には、改めて電力量情報は取得しなくてもよく、最近に記録された稼動情報62を用いればよい。
また、上記では、稼動情報として電力量を用いたが、他の動力源によって動作する設備(機器)の場合、当該動力源の使用量(例えば、ガソリン等の燃料の使用量)を稼動情報として用いてもよい。この場合、電力量計31の代わりに、燃料タンクに配設される燃料計を使用すればよい。
上述したように、第一の実施の形態における制御装置10によれば、地震速報受信前後における電力又は燃料の使用量に基づいて、ブレーカ30(ひいてはそれに対応する設備40)の制御順序が決定される。ここで、電力又は燃料の使用量が多ければ大きいほど、その設備の稼動量は大きいと考えられる。したがって、電力及び燃料の使用量は、設備40の実際の稼動状態を示す情報であるといえる。そして、稼動量が大きい程、二次災害の原因となる可能性が高いものと考えられる。したがって、実際の稼動量の大きな設備より優先的に制御を行うことにより、地震速報受信前後の現実の状態に即した適切な制御を行うことが可能となり、二次災害の可能性を低下させることができる(又は、二次災害の規模を小さくすることができる)。
次に、第二の実施の形態について説明する。図9は、第二の実施の形態における設備管理システムの構成例を示す図である。図9中、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
第二の実施の形態では、設備40ごとに騒音計41が配設されている。騒音計41は、対応する設備40から出される騒音を計測し、端末装置20に通知する。但し、複数の設備40に対して一つの騒音計41が配設されてもよい。この場合、複数の設備40が制御単位とされる。なお、第二の実施の形態では、電力計31は利用されない。
第二の実施の形態において制御装置10aによって実行される処理手順については、第一の実施の形態と異なる点についてのみ説明する。なお、フローチャートは、図3を用いる。
ステップS104において、稼動情報取得部12は、カレントブレーカに係る騒音量情報を端末装置20を介して取得し、稼動情報62aとしてメモリ装置103に記録する(S104)。カレントブレーカがいずれの端末装置20に属するか、また、いずれの騒音計41の計測値を取得対象とするかについては、設備情報DB15aに基づいて判定される。
図10は、第二の実施の形態における設備情報DBの構成例を示す図である。同図に示されるように、設備情報DB15aは、ブレーカ・端末対応テーブル151及びブレーカ・騒音計対応テーブル153等より構成される。
ブレーカ・端末対応テーブル151は、第一の実施の形態と同様である。ブレーカ・騒音計対応テーブル153には、ブレーカごとに対応する騒音計41が登録されている。
また、稼動情報62aは、以下のように構成される。図11は、第二の実施の形態における稼動情報の例を示す図である。同図に示されるように、稼動情報62aは、カレントブレーカの識別情報とカレントブレーカに対応する騒音計41による騒音量の計測値によって構成される。
続いて、優先度決定部13は、返信された騒音量情報と優先度判定テーブル17aとに基づいて、カレントブレーカの制御の優先度を判定する(S105〜S110)。
図12は、第二の実施の形態における優先度テーブルの構成例を示す図である。同図に示されるように、優先度判定テーブル17aには優先度ごとに騒音量の範囲が登録されている。図中より明らかなように、騒音量が小さいほど優先度は低い。
以降、判定された優先度の順序でブレーカ30が制御される点については第一の実施の形態と同様である。
上述したように、第二の実施の形態における制御装置10aによれば、地震速報受信前後における設備40の騒音量に基づいて、ブレーカ30(ひいてはそれに対応する設備40)の制御順序が決定される。ここで、騒音量が大きければ大きい程その設備の稼動量は高いものと推測される。したがって、騒音量は、設備の稼動状態を示す情報であるといえる。よって、第一の実施の形態と同様、地震速報受信前後の現実の状態に即した適切な制御を行うことが可能となり、二次災害の可能性を低下させることができる(又は、二次災害の規模を小さくすることができる)。
また、騒音の大きな設備を優先的に停止させることにより、施設内における緊急放送をより聞き取りやすくでき、円滑な避難に寄与することができる。
なお、第二の実施の形態において、騒音計41の代わりに、設備40の所定の部位又は設備40の周辺の温度を計測する温度センサを用いてもよい。温度が高ければ高いほど、稼動量が高いものと考えられるからである。
また、上記第一及び第二の実施の形態では、ブレーカ30によって設備40に対する電源の供給を停止させる例について説明したが、制御の仕方にバリエーションを持たせても良い。例えば、設備40及び震度との組み合わせに応じて、省電力モードに移行させたり、稼動速度を徐々に低下させるようにしてもよい。設備40によっては、震度が大きいときに急に停止させると地震の揺れに共振してしまい却って危険なものもあり、このような設備40については緩やかな停止は有効である。
また、設備40が設置された施設内に、温度センサやカメラを設置し、これらによって、制御装置10又は10aによる制御が正常に機能しているか否かを確認するようにしてもよい。温度センサを用いる場合、地震速報受信直後の温度情報を温度センサから取得し、その後、ブレーカ30作動後の温度情報を一定期間取得する。地震速報受信直後の温度情報とブレーカ作動後の温度情報を比較し、温度が低下していれば正常に機能していると判断し、温度が上昇していれば異常が発生した可能性があると判断する。この場合、異常箇所をオペレータ画面上等に表示するようにしてもよい。
一方、カメラを用いる場合、電力量又は騒音量等の大きい箇所を監視しているカメラから優先的に切り替え、状況を監視する。また、温度が異常となっている箇所を優先的に切り替えても良い。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
地震速報に関する情報を受信する地震速報受信手段と、
ネットワークを介して接続される複数の設備について稼動状態を示す情報を取得する稼動状態取得手段と、
前記受信した地震速報に関する情報と前記稼動状態を示す情報とに基づいて、前記複数の設備を制御する順序を決定する順序決定手段と、
決定された順序に従って前記設備に関する制御命令を送信する制御命令送信手段とを有することを特徴とする制御装置。
(付記2)
前記順序決定手段は、前記稼動状態を示す情報に基づいて稼動量が高いと推測される順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする付記1記載の制御装置。
(付記3)
前記稼動状態を示す情報は、前記設備による電力又は燃料の使用量を示す情報であり、
前記順序決定手段は、前記使用量の多い順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする付記1又は2記載の制御装置。
(付記4)
前記稼動状態を示す情報は、前記設備から検出される騒音量を示す情報であり、
前記順序決定手段は、前記騒音量の高い順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする付記1又は2記載の制御装置。
(付記5)
前記稼動情報取得手段は、前記地震速報に関する情報の受信に応じて、又は定期的に前記稼動状態を示す情報を取得することを特徴とする付記1乃至4いずれか一項記載の制御装置。
(付記6)
コンピュータが実行する制御方法であって、
地震速報に関する情報を受信する地震速報受信手順と、
ネットワークを介して接続される複数の設備について稼動状態を示す情報を取得する稼動状態取得手順と、
前記受信した地震速報に関する情報と前記稼動状態を示す情報とに基づいて、前記複数の設備を制御する順序を決定する順序決定手順と、
決定された順序に従って前記設備に関する制御命令を送信する制御命令送信手順とを有することを特徴とする制御方法。
(付記7)
前記順序決定手順は、前記稼動状態を示す情報に基づいて稼動量が高いと推測される順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする付記6記載の制御方法。
(付記8)
前記稼動状態を示す情報は、前記設備による電力又は燃料の使用量を示す情報であり、
前記順序決定手順は、前記使用量の多い順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする付記6又は7記載の制御方法。
(付記9)
前記稼動状態を示す情報は、前記設備より検出される騒音量を示す情報であり、
前記順序決定手順は、前記騒音量の高い順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする付記6又は7記載の制御方法。
(付記10)
前記稼動情報取得手順は、前記地震速報に関する情報の受信に応じて、又は定期的に前記稼動状態を示す情報を取得することを特徴とする付記6乃至9いずれか一項記載の制御方法。
(付記11)
コンピュータに、
地震速報に関する情報を受信する地震速報受信手順と、
ネットワークを介して接続される複数の設備について稼動状態を示す情報を取得する稼動状態取得手順と、
前記受信した地震速報に関する情報と前記稼動状態を示す情報とに基づいて、前記複数の設備を制御する順序を決定する順序決定手順と、
決定された順序に従って前記設備に関する制御命令を送信する制御命令送信手順とを実行させるための制御プログラム。
(付記12)
前記順序決定手順は、前記稼動状態を示す情報に基づいて稼動量が高いと推測される順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする付記11記載の制御プログラム。
(付記13)
前記稼動状態を示す情報は、前記設備による電力又は燃料の使用量を示す情報であり、
前記順序決定手順は、前記使用量の多い順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする付記11又は12記載の制御プログラム。
(付記14)
前記稼動状態を示す情報は、前記設備より検出される騒音量を示す情報であり、
前記順序決定手順は、前記騒音量の高い順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする付記11又は12記載の制御プログラム。
(付記15)
前記稼動情報取得手順は、前記地震速報に関する情報の受信に応じて、又は定期的に前記稼動状態を示す情報を取得することを特徴とする付記11乃至14いずれか一項記載の制御プログラム。
第一の実施の形態における設備管理システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 第一の実施の形態における制御装置による処理手順を説明するためのフローチャートである。 第一の実施の形態における震度閾値テーブルの構成例を示す図である。 第一の実施の形態における設備情報DBの構成例を示す図である。 第一の実施の形態における稼動情報の例を示す図である。 第一の実施の形態における優先度テーブルの構成例を示す図である。 優先度情報の例を示す図である。 第二の実施の形態における設備管理システムの構成例を示す図である。 第二の実施の形態における設備情報DBの構成例を示す図である。 第二の実施の形態における稼動情報の例を示す図である。 第二の実施の形態における優先度テーブルの構成例を示す図である。
符号の説明
10、10a 制御装置
11 地震速報取得部
12 稼動情報取得部
13 優先度決定部
14 制御部
15、15a 設備情報DB
16 震度閾値テーブル
17、17a 優先度判定テーブル
20a、20b、20c 端末装置
30a、30b、30c ブレーカ
30a、30b、30c ブレーカ
40 設備
41 騒音計
50 ネットワーク
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
B バス

Claims (7)

  1. 地震速報に関する情報を受信する地震速報受信手段と、
    ネットワークを介して接続される複数の設備について稼動状態を示す情報を取得する稼動状態取得手段と、
    前記受信した地震速報に関する情報と前記稼動状態を示す情報とに基づいて、前記複数の設備を制御する順序を決定する順序決定手段と、
    決定された順序に従って前記設備に関する制御命令を送信する制御命令送信手段とを有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記順序決定手段は、前記稼動状態を示す情報に基づいて稼動量が高いと推測される順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 前記稼動状態を示す情報は、前記設備による電力又は燃料の使用量を示す情報であり、
    前記順序決定手段は、前記使用量の多い順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする請求項1又は2記載の制御装置。
  4. 前記稼動状態を示す情報は、前記設備から検出される騒音量を示す情報であり、
    前記順序決定手段は、前記騒音量の高い順に前記複数の設備を制御する順序を決定することを特徴とする請求項1又は2記載の制御装置。
  5. 前記稼動情報取得手段は、前記地震速報に関する情報の受信に応じて、又は定期的に前記稼動状態を示す情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の制御装置。
  6. コンピュータが実行する制御方法であって、
    地震速報に関する情報を受信する地震速報受信手順と、
    ネットワークを介して接続される複数の設備について稼動状態を示す情報を取得する稼動状態取得手順と、
    前記受信した地震速報に関する情報と前記稼動状態を示す情報とに基づいて、前記複数の設備を制御する順序を決定する順序決定手順と、
    決定された順序に従って前記設備に関する制御命令を送信する制御命令送信手順とを有することを特徴とする制御方法。
  7. コンピュータに、
    地震速報に関する情報を受信する地震速報受信手順と、
    ネットワークを介して接続される複数の設備について稼動状態を示す情報を取得する稼動状態取得手順と、
    前記受信した地震速報に関する情報と前記稼動状態を示す情報とに基づいて、前記複数の設備を制御する順序を決定する順序決定手順と、
    決定された順序に従って前記設備に関する制御命令を送信する制御命令送信手順とを実行させるための制御プログラム。
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