JP2009145989A - センシングデータを収集するためのwebサーバおよびプログラム - Google Patents

センシングデータを収集するためのwebサーバおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】P2Pオーバレイネットワークやデータベースに直接アクセスできないユーザ端末でも、広域に分散して存在する複数のセンサネットワークやセンサノードから所望のものを検索、発見し、そのセンシングデータを収集可能とする。
【解決手段】ユーザ端末はWEBサーバを介してP2Pオーバレイネットワークやデータベースにアクセスする。WEBサーバは、広域に分散して存在する複数のセンサネットワークに対する検索機能を備えた中継ネットワークにアクセスする手段と、ユーザ端末から所望のセンサネットワークおよび/またはセンサノードの検索条件を受信すると、前記ユーザ端末からRSSリーダ機能を用いて前記所望のセンサネットワークおよび/またはセンサノードにアクセスするために用いられる前記検索条件を含むURI_query_rdfを生成して前記ユーザ端末に送信する手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、広域に分散して存在する複数のセンサネットワークから任意のセンシングノードを検索し、そのセンシングデータを収集する装置に関する。
センシングデータとは、センサノードが検知するデータ、例えば、温度、照度、振動、等のデータである。ネットワークを通じて、センサから得たこのように多様な情報を収集し、的確に把握することで、ニーズに即した情報提示、サービス提供などに役立てることができる。ほんの一例として、環境・交通等のモニタリング、電気・ガス等の自動検針、ホームセキュリティ等への応用が考えられている。
一般に、センサネットワークは、ローカルに設置されており、グローバル・リーチャブルでない(グローバルな接続性がない)ので、ゲートウェイ等の中継装置を介さなければアクセスできない。
このため、複数のセンサネットワークが広域に分散配置される環境では、端末は複数のゲートウェイの中から所望のセンサノードを効率的に発見、アクセスする必要がある。また、ゲートウェイによっては、端末は異なる通信プロトコルを用いる必要がある。
非特許文献1〜3は、複数のセンサネットワークが広域に分散して存在する環境において、インターネットなどの中継ネットワーク上にP2P(Peer to Peer)技術を用いたオーバレイネットワークを構築し、そのオーバレイネットワーク上にセンサネットワークやセンサノードのメタ情報(識別子、設置場所、センサのタイプ、説明など)を広報することで、DHT(Distributed Hash Table(分散ハッシュテーブル))、flooding(フラッディング)などによるP2Pの検索機能により、遠隔のピア(Peer)が任意のセンサネットワークやセンサノードを、それらを特定するメタ情報を条件とした検索により発見するとともに、そこで生成されるセンシングデータを収集するための方式を開示している。
なお、上記のP2P技術では、クライアントサーバシステムのようにサービスを受ける側、提供する側という役割はきまっておらず、ピア同士が互いに対等な関係で直接通信を行う。また、上記のオーバレイネットワークとは、TCP/IPレイヤを隠蔽して抽象的に扱うレイヤである。
Phillip B. Gibbons、Brad Karp、Yan Ke、Suman Nath、Srinivasan Seshan著、"IrisNet: An Architecture for a World-Wide Sensor Web"、IEEE Pervasive Computing、(米国)、2003年10−12月、第2巻、第4号 Jeffrey Shneidman、Peter Pietzuch、Jonathan Ledlie、Mema Roussopoulos、Margo Seltzer、Matt Welsh著、"Hourglass: An Infrastructure for Connecting Sensor Networks and Applications"、Harvard Technical Report TR-21-04、[online]、[平成19年2月20日検索]、インターネット<http://www.eecs.harvard.edu/%7Esyrah/hourglass/papers/tr2104.pdf> 磯村 学、堀内 浩規 著、"センサネットワークのための統合通信基盤の提案"、DICOMO2006、2006年7月、p.89−92
従来技術では、P2Pオーバレイネットワークやデータベースに直接アクセスできない端末は、広域に分散して存在する複数のセンサネットワークやセンサノードから所望のものを検索、発見し、そのセンシングデータを収集することはできない。
そこで、例えばP2Pオーバレイネットワークやデータベースにアクセス可能なWEBサーバの提供するユーザインタフェースを介して、センサネットワークやセンスノードの検索やセンシングデータの収集を行うことが考えられるが、センサネットワークならびにセンサノードの状況は刻々と変化するため、より容易に検索や収集を再実行できる必要がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明のWEBサーバは、広域に分散して存在する複数のセンサネットワークに対する検索機能を備えた中継ネットワークにアクセスする手段と、ユーザ端末から所望のセンサネットワークおよび/またはセンサノードの検索条件を受信すると、前記ユーザ端末からRSS(RDF(Resource Description Framework) Site Summary(RSSは、バージョンによってはRich Site SummaryまたはReally Simple Syndicationとも呼ばれている))リーダ機能を用いて前記所望のセンサネットワークおよび/またはセンサノードにアクセスするために用いられる前記検索条件を含むURI_query_rdfを生成して前記ユーザ端末に送信する手段と、を備える。
前記WEBサーバは、前記ユーザ端末から前記URI_query_rdfを受信すると、前記URI_query_rdfに埋め込まれた検索条件を抽出し、前記検索条件に従って前記検索機能を備えた中継ネットワークで検索を行い、前記検索条件に該当するセンサネットワークおよび/またはセンサノードの識別子、設置場所、センサのタイプ、センサの取り付けられている物のタイプ、センサノードの説明、センサネットワークやセンサノードの種類を含むメタ情報、および/または、前記検索条件に該当するセンサノードのセンシングデータを取得する手段をさらに備える。そして、前記取得したメタ情報に含まれる識別子を前記WEBサーバへのURIに埋め込んだURI_idを生成し、前記URI_idをItem要素のLink要素に入力したRSSを、前記ユーザ端末から受信したURI_query_rdfの応答として送信する。
または、前記WEBサーバは、前記ユーザ端末から前記URI_query_rdfを受信すると、前記URI_query_rdfに埋め込まれた検索条件にセンサネットワークおよび/またはセンサノードの識別子が含まれる場合、前記識別子を前記WEBサーバへのURIに埋め込んだURI_idを生成し、前記URI_idをItem要素のLink要素に入力したRSSを応答として前記ユーザ端末に送信する。
前記WEBサーバは、前記ユーザ端末からRSSリーダ機能を用いて前記RSSのItem要素のLink要素のURI_idにアクセスされると、前記URI_idに埋め込まれた識別子を抽出し、前記検索機能を備えた中継ネットワークから該当するセンサネットワークおよび/またはセンサノードのセンシングデータを取得し、HTMLの形式で前記ユーザ端末に送信する手段をさらに備える。
本発明によれば、ユーザ端末は、RSSリーダ機能を用いて、広域に分散して存在する複数のセンサネットワークに対する検索機能を備えた中継ネットワークにアクセス可能なWEBサーバに、所望のセンサネットワークやセンサノードの検索条件をURIに含めて渡すことで、該当するセンサネットワークやセンサノードを検索・発見し、そのセンシングデータを収集することができる。
ユーザ端末は、検索条件をWEBサーバへのURIに埋め込んだURI_query_rdfを、例えばWEBサーバが提供するユーザインタフェースを用いて生成、取得し、そのURI_query_rdfにRSSリーダ機能を用いてアクセスする。
すると、WEBサーバはURI_query_rdfに埋め込まれた条件を抽出し、それに従って検索機能を備えた中継ネットワークで検索を行い、その結果、発見したセンサネットワークやセンサノードの識別子をWEBサーバへのURIに埋め込んだURI_idをItem要素のLink要素内に記録したRSSを端末に提供する。
ユーザ端末はRSSリーダ機能を用いて取得したRSSのItem要素を表示する。
ユーザ端末がRSSリーダ機能からあるItem要素のLink要素のURI_idにアクセスした場合、WEBサーバはURI_idに埋め込まれた識別子に該当するセンサネットワークやセンサノードのセンシングデータを、検索機能を備えた中継ネットワークから取得し、それをHTMLの形式で端末に提供する。
本発明によって、端末が検索条件をURI_query_rdfとして再利用可能な形で保持し、RSSリーダ機能を用いてそれにアクセスすることで再検索を行い、刻々と変化するセンサネットワークならびにセンサノードの概要を効率的に把握することができる。さらに、取得したRSSに含まれるURI_idにアクセスすることで、それらセンサネットワークならびにセンサノードのセンシングデータを取得することも可能になる。
図1は、本発明が用いられるネットワークの構成を表わす。
センサノード101、102はセンサネットワーク100に属し、センサノード201、202はセンサネットワーク200に属す。記載が省略されているが、地理的に分散して多数のセンサネットワークが存在する。各センサネットワークは、検索機能を備えた中継ネットワーク400と通信可能である。
WEBサーバ500は、この検索機能を備えた中継ネットワーク400に検索要求を送信し、検索結果を受信する。また、WEBサーバ500は、ユーザ端末600に対して、センサネットワークやセンサノードの検索を行うためのHTMLによるユーザインタフェースを提供する。検索画面の例を図4に示す。もしくは、ユーザインタフェースの代わりにWEBサービスを提供してもよい。
ユーザ端末600はRSSリーダ機能を具備するWEBブラウザを有し、検索条件として、所望のセンサネットワークやセンサノードの識別子またはその他の条件をURIに含めてWEBサーバ500に渡すことで、該当するセンサネットワークやセンサノードを検索・発見し、そのセンシングデータを収集する。
なお、上記のRSSは、WEBサイトの見出しや要約などのメタデータを構造化して記述するXMLベースのフォーマットであり、主にWEBサイトの更新情報を公開するのに使われている。最近のWEBブラウザにはRSSリーダ機能が搭載されている。
[実施形態1]
上述した図1の“検索機能を備えた中継ネットワーク”として、P2Pオーバレイネットワークを用いた構成例を図2に示す。
P2Pオーバレイネットワーク400はDHT(Distributed Hash Table)による検索機能を有する。
P2Pオーバレイネットワーク400と各センサネットワークとの間のゲートウェイ410、420は、シンクノードを介して幾つかのセンサネットワークを収容する。図2では、ゲートウェイ410は、シンクノード110を介して、センサノード101が属するセンサネットワーク100を収容し、シンクノード210を介して、センサノード201が属するセンサネットワーク200を収容する。また、ゲートウェイ420は、シンクノード310を介して、センサノード301およびセンサノード302が属するセンサネットワーク300を収容する。なお、シンクノードは、センサネットワークの外部からセンサノードにアクセスする場合に経由するノードである。
WEBサーバ500は、HTTPプロトコルとP2Pプロトコルとの間のゲートウェイの役割を果たす。
ユーザ端末600は、上述したようにRSSリーダ機能を具備するWEBブラウザを有する。
次に、図3を参照して、ユーザ端末、WEBサーバ、ゲートウェイ、センサノードの動作、および、これらの間の通信シーケンスを説明する。以下の説明では、図2のユーザ端末600、WEBサーバ500、ゲートウェイ410、センサノード201の動作、および、これらの間の通信シーケンスを説明するが、他のゲートウェイ、センサノードについても同様である。
1.ゲートウェイ410は、センサノード201からセンシングデータを受信する(図3の(1))。そして、受信したセンシングデータやゲートウェイ410に予め設定された情報から、収容しているセンサネットワークやセンサノードのメタ情報を作成する。メタ情報は、収容しているセンサネットワークやセンサノードの識別子、設置場所(住所、座標など)、センサのタイプ(温度、照度、振動など)、センサの取り付けられている物のタイプ(いす、窓など)、センサノードの説明、センサネットワークやセンサノードの種類などである。次に、ゲートウェイ410は、P2Pオーバレイネットワーク400に接続し、メタ情報ならびに他のピアがゲートウェイ410と接続するための接続記述子を広告としてP2Pオーバレイネットワーク400に広報する(図3の(2))。
2.広告のメタ情報はP2Pオーバレイネットワーク400でインデックス化される。これにより、メタ情報に対する検索条件を与えて、該当するメタ情報を持つ広告を取得することが可能となる。
3.WEBサーバ500は、ユーザ端末600に対してセンサネットワークやセンサノードの検索を行うためのHTMLによるユーザインタフェースを提供する(図3の(3))。これによって、例えば、ユーザ端末600のWEBブラウザに、図4に示す検索画面が表示される。なお、WEBサーバ500は、HTMLによるユーザインタフェースの代わりにWEBサービスを提供してもよい。
4.ユーザは、ユーザ端末600のWEBブラウザを通じて、検索条件として、センサノードやセンサネットワークの識別子、またはセンサノードやセンサネットワークを検索するためのメタ情報に対する条件を入力する。例えば、「設置場所=xxx」かつ「センサのタイプ=温度」に該当するセンサノードを検索するなどである。ユーザ端末600に入力された検索条件はユーザインタフェースによりWEBサーバ500に送信されるURIに埋め込まれ、URI_query_uiとしてWEBサーバ500に渡される(図3の(4))。URI_query_uiの例を[表1]に示す。すなわち、HTTPプロトコルのGETメソッドを用いてユーザ端末600からWEBサーバ500に[表1]に示すようなURI_query_uiが送信される。
Figure 2009145989
5.WEBサーバ500はURI_query_uiから検索条件を抽出し、P2Pオーバレイネットワーク400に対して検索要求を行う(図3の(5))。
6.上記5.の検索要求はP2Pオーバレイネットワーク400の検索機能によって解決され(ここではDHT)、検索条件に合致するメタ情報を持つ広告が検索結果としてWEBサーバ500に提供される(図3の(6))。
7.WEBサーバ500は、5.で抽出した検索条件を自身へのURIに埋め込んだURI_query_rdfを生成する。URI_query_rdfの例を[表2]に示す。
Figure 2009145989
WEBサーバ500は、5.で抽出した検索条件および6.で取得した広告に含まれるメタ情報を表示するためのHTMLを生成する。また、ここで生成したURI_query_rdfをRSSへのリンクとしてそのHTMLに入れ込む。WEBサーバ500は、このHTMLをユーザ端末600に提供する(図3の(7))。
8.ユーザ端末600はWEBブラウザ上で図5のような表示を得る。ユーザ端末600は7.でHTMLに入れ込まれたURI_query_rdfを取得する。これは、例えば図5の右上のRSSと標記されたアイコンをクリックすることで行われる。ユーザ端末600は、RSSリーダ機能を用いてURI_query_rdfにアクセスすることで、WEBサーバ500にRSSの要求を行う(図3の(8))。すなわち、HTTPプロトコルのGETメソッドを用いてユーザ端末600からWEBサーバ500に[表2]に示すようなURI_query_rdfが送信される。例えば、RSSリーダ機能は図5の中央上側にある「RSS」のメニューから利用できる。
9.WEBサーバ500はURI_query_rdfから検索条件を抽出し、必要であればP2Pオーバレイネットワーク400に対して検索要求を行い(図3の(9))、検索条件に合致するメタ情報を持つ広告を取得する(図3の(10))。もし、WEBサーバ500がこの検索条件に対する有効なキャッシュ(例えば、6.の検索結果)を保持している場合には、図3の(9)、(10)は省略し、キャッシュに蓄積された内容を検索結果としてもよい。WEBサーバ500は得られた検索結果からセンサネットワークやセンサノードの識別子を抽出し、それを自身へのURIに埋め込んだURI_idを生成する。URI_idの例を[表3]に示す。
Figure 2009145989
WEBサーバ500は、Channel要素のrdf:about属性に8.でユーザ端末600から送信されたURI_query_rdfを入力し、Item要素のLink要素内にここで生成したURI_idを入力したRSSを生成する。生成されるRSSの例を[表4]に示す。
Figure 2009145989
なお、検索結果のメタ情報におけるセンサネットワークやセンサノードの説明を、RSSのDescription要素に入力してもよい。また、RSSのItem要素のTitle要素には、識別子ならびに「センサネットワーク」、「センサノード」などの文字列を組み合わせたものを入力しても良い。[表4]では、検索の結果、識別子としてaaaならびにbbbを持つ2つのセンサノードが発見されたことを示している。
WEBサーバ500は、8.におけるユーザ端末600からの要求に対する応答として、ここで生成したRSSを提供する(図3の(11))。
10.ユーザ端末600は取得したRSSから図6のような表示を得る。なお、RSSの記述に対するプレゼンテーション(表示)はクライアント(ブラウザのRSSリーダ機能の仕様、設定等)により異なり、[表4]のRSSに対して図6の例ではタイトルのみ表示されている。ユーザ端末600のRSSリーダ機能で「センサノード(ID=aaa)」を選択すると、それに該当するURI_id(http://<web-server>/sensor/sensorId=aaa)にアクセスが行われる(図3の(12))。
11.WEBサーバ500はURI_idから識別子を取り出し、識別子=aaaに該当するセンサノードのメタ情報を持つ広告から接続記述子を取り出し、P2Pオーバレイネットワーク400を介して該当するゲートウェイに接続する(図3の(13))。なお、WEBサーバ500が識別子に該当するメタ情報を持つ広告を保持していない場合には、P2Pオーバレイネットワーク400に対して検索を行い、それに該当する広告を取得する。
WEBサーバ500は、必要があればゲートウェイ(ここでは、例としてゲートウェイ410)にセンシングデータを要求し(図3の(14))、すると、ゲートウェイ410は、該当するセンサノード(ここでは、例としてセンサノード201)にセンシングデータを要求する(図3の(15))。
12.センサノード201は、11.のセンシングデータの要求に対して、または自律的にセンシングデータをゲートウェイ410に送信する(図3の(16))。
13.ゲートウェイ410は、12.のセンシングデータをP2Pオーバレイネットワーク400を介してWEBサーバ500に送信する(図3の(17))。
14.WEBサーバ500は、13.でゲートウェイ410から送信されたセンシングデータをユーザ端末600にHTMLの形で提供する(図3の(18))。
15.ユーザ端末600は、14.で提供されたHTMLから、WEBブラウザ上で図7のような表示を得る。ここでは、識別子=aaaのセンサノードの温度センサならびに振動センサの値(それぞれ25と0)が表示されている。ユーザ端末600においてRSSの再取得を試みる場合、RSSリーダ機能を用いてURI_query_rdfにアクセスする(図3の(19))。
16.WEBサーバ500はURI_query_rdfから検索条件を抽出し、P2Pオーバレイネットワーク400に対して検索要求を行う(図3の(20))。
17.上記16.の検索要求はP2Pオーバレイネットワーク400の検索機能によって解決され、検索条件に合致するメタ情報を持つ広告がWEBサーバ500に提供される(図3の(21))。なお、センサネットワークやセンサノードの構成変更により、検索結果として得られる広告は必ずしも上記の6.や9.のものとは一致しない。ここでは識別子=aaaのセンサノードならびに識別子=bbbのセンサノードの他、新たに識別子=cccのセンサノードが見つかったとする。
18.WEBサーバ500は、17.で得た検索結果からセンサネットワークやセンサノードの識別子を抽出し、それを自身へのURIに埋め込んだURI_idを生成する。そして、Channel要素のrdf:about属性に16.のURI_query_rdfを入力し、Item要素のLink要素内にここで生成したURI_idを入力したRSSを生成し、ユーザ端末600に提供する(図3の(22))。生成されるRSSの例を[表5]に示す。
Figure 2009145989
19.ユーザ端末600は取得したRSSから図8のような表示を得る。そして、上記の10.〜15.で説明したのと同様に、ユーザ端末600のRSSリーダ機能を用いて、センサノードを選択し、センサの値を取得して表示することができる。
[実施形態2]
次に、上述した図1の“検索機能を備えた中継ネットワーク”として、RDB(Relational Database(関係データベース))などのデータベースを用いた場合の構成例を図9に示す。すなわち、実施形態2では“検索機能を備えた中継ネットワーク”としてデータベース401を備えたインターネット400が用いられる。その他の構成は、実施形態1と同様である。
以下、図10を参照して、ユーザ端末、WEBサーバ、データベース、ゲートウェイ、センサノードの動作、および、これらの間の通信シーケンスを説明する。以下の説明では、図9のユーザ端末600、WEBサーバ500、データベース401、ゲートウェイ410、センサノード201の動作、および、これらの間の通信シーケンスを説明するが、他のゲートウェイ、センサノードについても同様である。
1.ゲートウェイ410は、センサノード201からのセンシングデータを受信する(図10の(1))。そして、受信したセンシングデータやゲートウェイ410に予め設定された情報から、収容しているセンサネットワークやセンサノードのメタ情報を作成する。メタ情報は、収容しているセンサネットワークやセンサノードの識別子、設置場所(住所、座標など)、センサのタイプ(温度、照度、振動など)、センサの取り付けられている物のタイプ(いす、窓など)、センサノードの説明、センサネットワークやセンサノードの種類などである。ゲートウェイ410はデータベース401に接続し、メタ情報ならびにセンシングデータを登録する(図10の(2))。
2.WEBサーバ500はユーザ端末600に対して、センサネットワークやセンサノードの検索を行うためのHTMLによるユーザインタフェースを提供する(図10の(3))。これによって、例えば、ユーザ端末600のWEBブラウザに、図4に示す検索画面が表示される。なお、WEBサーバ500は、HTMLによるユーザインタフェースの代わりにWEBサービスを利用してもよい。
3.ユーザは、ユーザ端末600のWEBブラウザを通じて、センサノードやセンサネットワークの識別子、またはセンサノードやセンサネットワークを検索するためのメタ情報に対する条件を入力する。例えば、「設置場所=xxx」かつ「センサのタイプ=温度」に該当するセンサノードを検索するなどである。ユーザ端末600に入力された検索条件はユーザインタフェースによりWEBサーバ500に送信されるURIに埋め込まれ、URI_query_uiとしてWEBサーバ500に渡される(図10の(4))。URI_query_uiの例は[表1]に示した通りである。
4.WEBサーバ500はURI_query_uiから検索条件を抽出し、データベース401に対して検索要求を行う(図10の(5))。
5.上記4.の検索要求はデータベース401の検索機能によって解決され、検索条件に合致するメタ情報が検索結果としてWEBサーバ500に提供される(図10の(6))。
6.WEBサーバ500は、4.で抽出した検索条件を自身へのURIに埋め込んだURI_query_rdfを生成する。URI_query_rdfの例は[表2]に示した通りである。そして、WEBサーバ500は、4.で抽出した検索条件ならびに5.で取得したセンサノードやセンサネットワークのメタ情報を表示するためのHTMLを生成する。また、ここで生成したURI_query_rdfをRSSへのリンクとしてそのHTMLに入れ込む。WEBサーバ500は、このHTMLをユーザ端末600に提供する(図10の(7))。
7.ユーザ端末600はWEBブラウザ上で図5のような表示を得る。そして、6.でHTMLに入れ込まれたURI_query_rdfを取得する。これは、例えば図5の右上のRSSと標記されたアイコンをクリックすることで行われる。ユーザ端末600は、RSSリーダ機能を用いてURI_query_rdfにアクセスすることで、WEBサーバ500にRSSの要求を行う(図10の(8))。例えば、RSSリーダ機能は図5の中央上側にある「RSS」のメニューから利用できる。
8.WEBサーバ500はURI_query_rdfから検索条件を抽出し、必要であればデータベース401に対して検索要求を行い(図10の(9))、検索条件に合致するメタ情報を取得する(図10の(10))。上記1.の通り、データベース401にはセンシングデータも登録されているので、検索条件に合致するセンサノードのセンシングデータを取得することも可能である。もし、WEBサーバ500がこの検索条件に対する有効なキャッシュ(例えば、5.の検索結果)を保持している場合には、図10の(9)、(10)は省略し、キャッシュに蓄積された内容を検索結果としてもよい。WEBサーバ500は得られた検索結果からセンサネットワークやセンサノードの識別子を抽出し、それを自身へのURIに埋め込んだURI_idを生成する。URI_idの例は[表3]に示した通りである。
WEBサーバ500は、Channel要素のrdf:about属性に、7.でユーザ端末600から送信されたURI_query_rdfを入力し、Item要素のLink要素内にここで生成したURI_idを入力したRSSを生成する。生成されたRSSの例は[表4]に示した通りである。
なお、検索結果のメタ情報におけるセンサネットワークやセンサノードの説明を、RSSのDescription要素に入力してもよい。また、RSSのItem要素のTitle要素には、識別子ならびに「センサネットワーク」、「センサノード」などの文字列を組み合わせたものを入力しても良い。[表4]では、検索の結果、識別子としてaaaならびにbbbを持つ2つのセンサノードが発見されたことを示している。
WEBサーバ500は、7.におけるユーザ端末600からの要求に対する応答として、ここで生成したRSSを提供する(図10の(11))。
9.ユーザ端末600は取得したRSSから図6のような表示を得る。ユーザ端末600のRSSリーダ機能で「センサノード(ID=aaa)」を選択すると、それに該当するURI_id(http://<web-server>/sensor/sensorId=aaa)にアクセスが行われる(図10の(12))。
10.WEBサーバ500はURI_idから識別子を取り出し、識別子=aaaに該当するセンサノードのセンシングデータをデータベース401に要求する(図10の(13))。
11.データベース401は必要があればゲートウェイ410にセンシングデータを要求し(図10の(14))、ゲートウェイ410は該当するセンサノード(ここでは、例としてセンサノード201)にセンシングデータを要求する(図10の(15))。
12.センサノード201は、11.のセンシングデータの要求に対して、または自律的にセンシングデータをゲートウェイ410へ送信する(図10の(16))。
13.ゲートウェイ410は、12.のセンシングデータをデータベース401に送信する(図10の(17))。
14.データベース401は、13.でゲートウェイ410から送信されたセンシングデータまたは自身に蓄積されたセンシングデータをWEBサーバ500に送信する(図10の(18))。
15.WEBサーバ500は、14.でデータベース401から送信されたセンシングデータをユーザ端末600にHTMLの形で提供する(図10の(19))。
16.ユーザ端末600は、15.で提供されたHTMLから、WEBブラウザ上で図7のような表示を得る。ユーザ端末600においてRSSの再取得を試みる場合、RSSリーダ機能を用いてURI_query_rdfにアクセスする(図10の(20))。
17.WEBサーバ500はURI_query_rdfから検索条件を抽出し、データベース401に対して検索要求を行う(図10の(21))。
18.上記17.の検索要求はデータベースの検索機能によって解決され、検索条件に合致するメタ情報がWEBサーバに提供される(図10の(22))。なお、センサネットワークやセンサノードの構成変更により、検索結果として得られるメタ情報は必ずしも上記の5.や8.のものとは一致しない。ここでは識別子=aaaのセンサノードならびに識別子=bbbのセンサノードの他、新たに識別子=cccのセンサノードが見つかったとする。
19.WEBサーバ500は18.で得た検索結果からセンサネットワークやセンサノードの識別子を抽出し、それを自身へのURIに埋め込んだURI_idを生成する。そして、Channel要素のrdf:about属性にURI_query_rdfを入力し、Item要素のLink要素内にここで生成したURI_idを入力したRSSを生成し、ユーザ端末600に提供する(図10の(23))。生成されるRSSの例は[表5]に示した通りである。
20.ユーザ端末600は取得したRSSから図8のような表示を得る。そして、上記の9.〜16.で説明したのと同様に、ユーザ端末600のRSSリーダ機能を用いて、センサノードを選択し、センサの値を取得して表示することができる。
[実施形態3]
次に、実施形態1または実施形態2において、URI_query_rdfにセンサネットワークやセンサノードの識別子やメタ情報に対する検索条件だけでなく、センシングデータに対する検索条件を入力した場合の動作を以下に示す。
WEBサーバ500は、ユーザ端末600に提供するセンサネットワークやセンサノードの検索を行うHTMLによるユーザインタフェース(例えば、図4)において、センシングデータに対する検索条件も入力可能とする。センシングデータに対する検索条件とは、例えばセンサの種類、そのセンサのセンシングデータに対する比較条件(等号、不等号など)、比較する値などから構成される。
1.ユーザは、ユーザ端末600のWEBブラウザを通じて、検索条件として、センサノードやセンサネットワークの識別子、センサノードやセンサネットワークを検索するためのメタ情報による条件、センシングデータに対する条件を入力する。例えば、「設置場所=xxx」かつ「温度センサのセンシングデータ>20」に該当するセンサノードを検索するなどである。
入力された検索条件はWEBサーバ500へのURIに埋め込まれ、URI_query_uiとしてWEBサーバ500に渡される。URI_query_uiの例は[表1]に示した通りである。
2.WEBサーバ500はURI_query_uiから検索条件を抽出し、実施形態1または実施形態2に示した方法で検索を行う。
実施形態1に示した検索方法の場合、メタ情報に対する検索条件にのみ合致した広告しか取得できない。そこで、WEBサーバ500は取得した全ての広告から接続記述子を取り出し、P2Pオーバレイネットワーク400を介して該当する各ゲートウェイに接続する。次いで、WEBサーバ500は各ゲートウェイからセンシングデータを取得し、センシングデータの検索条件に合致するセンサノードを抽出し、そのメタ情報のみを検索結果とする。
実施形態2に示した検索方法の場合、センシングデータの検索も可能であるため、メタ情報による検索条件ならびにセンシングデータに対する検索条件に合致するセンサノードやセンサネットワークのメタ情報が検索結果としてWEBサーバ500に提供される。
WEBサーバ500は、ここでURI_query_uiから抽出した検索条件を自身へのURIに埋め込んだURI_query_rdfを生成する。URI_query_rdfの例は[表2]に示した通りである。そして、WEBサーバ500は、ここでURI_query_uiから抽出した検索条件、ここで取得したセンサノードやセンサネットワークのメタ情報を表示するためのHTMLを生成する。また、ここで生成したURI_query_rdfをRSSへのリンクとしてそのHTMLに入れ込む。そして、このHTMLをユーザ端末600に提供する。
3.ユーザ端末600はWEBブラウザ上で図5のような表示を得る。そして、WEBサーバ500から提供されたHTMLからURI_query_rdfを取得する。これは、例えば図5の右上のRSSと標記されたアイコンをクリックすることで行われる。ユーザ端末600は、RSSリーダ機能を用いてURI_query_rdfにアクセスすることで、WEBサーバ500にRSSの要求を行う。例えば、RSSリーダ機能は図5の中央上側にある「RSS」のメニューから利用できる。
4.WEBサーバ500はURI_query_rdfから(センシングデータに対する検索条件を含む)検索条件を抽出し、必要であれば2.で説明したのと同様の方法で検索条件に合致するメタ情報を取得する。もし、WEBサーバ500がこの検索条件に対する有効なキャッシュ(例えば、2.の検索結果)を保持している場合には、この処理は省略し、キャッシュに蓄積された内容を検索結果としてもよい。
WEBサーバ500は得られた検索結果からセンサネットワークやセンサノードの識別子を抽出し、それを自身へのURIに埋め込んだURI_idを生成する。そして、Channel要素のrdf:about属性に3.でユーザ端末600から送信されたURI_query_rdfを入力し、Item要素のLink要素内にここで生成したURI_idを入力したRSSを生成する。RSSの例を[表6]に示す。
Figure 2009145989
なお、メタ情報におけるセンサネットワークならびにセンサノードの説明やセンシングデータに対する検索条件(「温度>20」など)を、RSSのDescription要素に入力してもよい。また、RSSのItem要素のTitle要素には、識別子、「センサネットワーク」、「センサノード」などの文字列に加え、センシングデータに対する検索条件(「温度>20」など)を組み合わせたものを入力しても良い。
WEBサーバ500は、3.のユーザ端末600からの要求に対する応答として、ここで生成したRSSを提供する。
ユーザ端末600は取得したRSSから図11のような表示を得る。そして、実施形態1の10.〜15.または実施形態2の9.〜16.で説明したのと同様に、ユーザ端末600のRSSリーダ機能を用いて、センサノードを選択し、センサの値を取得して表示することができる。
[実施形態4]
次に、実施形態1または実施形態2において、地図の画像データなどを提供する他のWEBサービスサーバ(一例として、GoogleMaps API, http://www.google.com/apis/maps/)と連携し、地図画像上で位置情報に基づくセンサネットワークやセンサノードの検索、検索結果の表示、センシングデータの表示ならびに検索条件を含んだRSSへのURI(URI_query_rdf)を提供するユーザインタフェースを提供する方法を示す。提供されるユーザインタフェースの例を図12に示す。
WEBサービスサーバは、ユーザがユーザ端末でマウスなどを操作することによりディスプレイに表示された地図画像上で座標や縮尺を指定すると、それに該当する地図の画像データを動的に表示するHTMLを提供する。また、指定された座標や縮尺の数値をJavaScript(登録商標)などで提供する。さらに、JavaScript(登録商標)などで指定した座標にアイコンやそれを説明するダイアログを表示した地図画像を含むHTMLを提供することもできる。
以下、WEBサーバ500およびユーザ端末600の動作を説明する。
1.WEBサーバ500は、WEBサービスサーバのHTMLを、IFRAMEタグなどで自身のHTMLに入れ込み、ユーザ端末600に提供する。
2.ユーザは、ユーザ端末600のWEBブラウザを通じて、センサネットワークやセンサノードの検索を希望する座標や地理的範囲(例えば、縮尺と表示領域から決まる)を地図画像上で指定する。
3.WEBサーバ500は、2.で決定した座標ならびに地理的範囲を検索条件として、実施形態1または実施形態2で説明した方法で、該当するセンサネットワークやセンサノードを検索する。WEBサーバ500は、この検索結果のメタ情報から位置情報を取り出し、それに該当する地図の画像ならびにセンサネットワークやセンサノードの位置を示すアイコンを表示するHTMLをWEBサービスサーバに要求し、それをIFRAMEタグなどで自身のHTMLに入れ込んで、ユーザ端末600に提供する。
4.ユーザ端末600は、WEBブラウザ上で図12のような表示を得る(ただし、ダイアログは5.で地図画像上に作成されるので、このダイアログを除く地図画像が表示される)。ユーザが、ユーザ端末600のWEBブラウザ上でこの表示上でアイコンをクリックする。
5.すると、WEBサーバ500はそのアイコンが示すセンサノードのセンシングデータを実施形態1または実施形態2で説明した方法で取得し、そのセンシングデータをダイアログ内に入力した地図画像を含むHTMLをWEBサービスサーバに提供するように要求し、それをIFRAMEタグなどで自身のHTMLに入れ込んで、ユーザ端末600に提供する(図12)。また、WEBサーバ500は提供した地図データに該当する座標をWEBサービスサーバから取得し、それを位置情報に対する検索条件として入力したURI_query_rdfをHTML内のリンクとして提供する。
6.ユーザは、ユーザ端末600のWEBブラウザ上でそのリンクをクリックすることで、URI_query_rdfを取得する。ユーザ端末600はRSSリーダ機能を用いてURI_query_rdfにアクセスする。
7.WEBサーバ500はURI_query_rdf内の検索条件に該当するセンサネットワークやセンサノードのメタ情報を、実施形態1または実施形態2で説明した方法で検索する。そして、得られた検索結果のメタ情報からセンサネットワークやセンサノード識別子を抽出し、それを自身へのURIに埋め込んだURI_idを生成する。WEBサーバ500は、Channel要素のrdf:about属性に6.でユーザ端末600から送信されたURI_query_rdfを入力し、またItem要素のLink要素にここで生成したURI_idを入力したRSSをユーザ端末600に提供する。
8.ユーザ端末600は取得したRSSから、例えば図6のような表示を得る。ユーザ端末600はRSSリーダ機能を用いてURI_idにアクセスする。
9.WEBサーバ500は実施形態1または実施形態2で説明した方法でURI_id内の識別子に該当するセンサノードのセンシングデータを取得するとともに、そのセンサノードのメタ情報から位置情報を取り出す。次に、この位置情報に該当する地図画像、センサノードの位置を示すアイコンならびにセンシングデータをダイアログ内に入力したHTMLをWEBサービスサーバに要求し、それをIFRAMEタグなどで自身のHTMLに入れ込んで、ユーザ端末600に提供する(図12)。
本発明が用いられるネットワークの構成例を表わす。 P2Pオーバレイネットワークを用いた場合のネットワークの構成例を表わす。 P2Pオーバレイネットワークを用いた場合の通信シーケンスを表わす。 検索画面の例を表わす。 URI_query_uiへのアクセス結果を表わす。 RSSの表示例を表わす。 URI_idへのアクセス結果を表わす。 RSSの表示例を表わす。 データベースを用いた場合のネットワークの構成例を表わす。 データベースを用いた場合の通信シーケンスを表わす。 RSSの表示例を表わす。 地図データを提供するWEBサービスと連携した場合の検索結果を表わす。
符号の説明
100、200、300 センサネットワーク
101、102、201、202、301、302 センサノード
110、210、310 シンクノード
410、420 ゲートウェイ
500 WEBサーバ
600 ユーザ端末

Claims (14)

  1. 広域に分散して存在する複数のセンサネットワークに対する検索機能を備えた中継ネットワークにアクセスする手段と、
    ユーザ端末から所望のセンサネットワークおよび/またはセンサノードの検索条件を受信すると、前記ユーザ端末からRSSリーダ機能を用いて前記所望のセンサネットワークおよび/またはセンサノードにアクセスするために用いられる前記検索条件を含むURI_query_rdfを生成して前記ユーザ端末に送信する手段と、
    を備えるWEBサーバ。
  2. 前記ユーザ端末から前記URI_query_rdfを受信すると、前記URI_query_rdfに埋め込まれた検索条件を抽出し、前記検索条件に従って前記検索機能を備えた中継ネットワークで検索を行い、前記検索条件に該当するセンサネットワークおよび/またはセンサノードの識別子、設置場所、センサのタイプ、センサの取り付けられている物のタイプ、センサノードの説明、センサネットワークやセンサノードの種類を含むメタ情報、および/または、前記検索条件に該当するセンサノードのセンシングデータを取得する手段をさらに備える請求項1に記載のWEBサーバ。
  3. 前記取得したメタ情報に含まれる識別子を前記WEBサーバへのURIに埋め込んだURI_idを生成し、前記URI_idをItem要素のLink要素に入力したRSSを、前記ユーザ端末から受信したURI_query_rdfの応答として送信する請求項2に記載のWEBサーバ。
  4. 前記WEBサーバは、前記RSSのChannel要素のrdf:about属性にURI_query_rdfを入力する請求項3に記載のWEBサーバ。
  5. 前記WEBサーバは、前記取得したメタ情報に含まれる1つまたは複数の情報、および/または、前記検索条件に該当するセンサノードのセンシングデータを、前記RSSのDescription要素に入力する請求項3に記載のWEBサーバ。
  6. 前記WEBサーバは、前記識別子、および、センサネットワークまたはセンサノードの種類を示す文字列を組み合わせたものを前記RSSのItem要素のTitle要素に入力する請求項3に記載のWEBサーバ。
  7. 前記WEBサーバは、前記ユーザ端末から前記URI_query_rdfを受信すると、前記URI_query_rdfに埋め込まれた検索条件にセンサネットワークおよび/またはセンサノードの識別子が含まれる場合、前記識別子を前記WEBサーバへのURIに埋め込んだURI_idを生成し、前記URI_idをItem要素のLink要素に入力したRSSを応答として前記ユーザ端末に送信する請求項1に記載のWEBサーバ。
  8. 前記ユーザ端末からRSSリーダ機能を用いて前記RSSのItem要素のLink要素のURI_idにアクセスされると、前記URI_idに埋め込まれた識別子を抽出し、前記検索機能を備えた中継ネットワークから該当するセンサネットワークおよび/またはセンサノードのセンシングデータを取得し、HTMLの形式で前記ユーザ端末に送信する手段をさらに備える請求項3または7に記載のWEBサーバ。
  9. 前記検索条件は、センサノードおよび/またはセンサネットワークのメタ情報に対する条件および/またはセンシングデータに対する条件の組み合わせである請求項1に記載のWEBサーバ。
  10. 前記WEBサーバは、地図画像を提供するWEBサービスサーバから取得した地図画像を用いて前記ユーザ端末にセンサネットワークおよび/またはセンサノードの位置情報を指定させ、前記検索機能を備えた中継ネットワークを用いて前記指定された位置情報に該当するセンサネットワークおよび/またはセンサノードのメタ情報を検索し、前記検索の結果であるメタ情報に含まれる前記センサネットワークおよび/またはセンサノードの識別子を検索条件に含む前記WEBサーバのRSSへのURI_query_rdfを生成して前記ユーザ端末に送信する請求項1に記載のWEBサーバ。
  11. 前記検索の結果であるメタ情報に含まれる前記センサネットワークまたはセンサノードの位置情報に該当するまたは周辺の前記地図画像上の位置を、前記地図画像を提供するWEBサービスサーバから取得し、前記取得した前記地図画像上の位置に前記メタ情報を表示する請求項10に記載のWEBサーバ。
  12. センサネットワークおよび/またはセンサノードの位置情報に該当する前記地図画像上の位置を、地図画像を提供するWEBサービスサーバから取得し、前記取得した前記地図画像上の位置にセンサネットワークおよび/またはセンサノードのセンシングデータを表示する請求項8に記載のWEBサーバ。
  13. ユーザ端末から所望のセンサネットワークおよび/またはセンサノードの検索条件を受信すると、前記検索条件を含むURI_query_rdfを生成して前記ユーザ端末に送信する手段と、
    前記ユーザ端末から前記URI_query_rdfを受信すると、前記URI_query_rdfに埋め込まれた検索条件を抽出し、広域に分散して存在する複数のセンサネットワークに対する検索機能を備えた中継ネットワークで検索を行って前記検索条件に該当するセンサネットワークおよび/またはセンサノードの識別子を含むメタ情報を取得し、前記メタ情報に含まれる識別子を自身へのURIに埋め込んだURI_idを生成し、前記URI_idをItem要素のLink要素に入力したRSSを前記ユーザ端末に送信する手段と、
    前記ユーザ端末がRSSリーダ機能を用いて前記URI_idにアクセスすると、前記URI_idに埋め込まれた識別子を抽出し、前記検索機能を備えた中継ネットワークから該当するセンサネットワークおよび/またはセンサノードのセンシングデータを取得し、HTMLの形式で前記ユーザ端末に送信する手段と、
    を備えるWEBサーバ。
  14. WEBサーバに、
    ユーザ端末から所望のセンサネットワークおよび/またはセンサノードの検索条件を受信すると、前記検索条件を含むURI_query_rdfを生成して前記ユーザ端末に送信する処理と、
    前記ユーザ端末から前記URI_query_rdfを受信すると、前記URI_query_rdfに埋め込まれた検索条件を抽出し、広域に分散して存在する複数のセンサネットワークに対する検索機能を備えた中継ネットワークで検索を行って前記検索条件に該当するセンサネットワークおよび/またはセンサノードの識別子を含むメタ情報を取得し、前記メタ情報に含まれる識別子を自身へのURIに埋め込んだURI_idを生成し、前記URI_idをItem要素のLink要素に入力したRSSを前記ユーザ端末に送信する処理と、
    前記ユーザ端末がRSSリーダ機能を用いて前記URI_idにアクセスすると、前記URI_idに埋め込まれた識別子を抽出し、前記検索機能を備えた中継ネットワークから該当するセンサネットワークおよび/またはセンサノードのセンシングデータを取得し、HTMLの形式でユーザ端末に送信する処理と、
    を実行させるプログラム。
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