JP2009145983A - 見積装置、見積方法及び見積プログラム - Google Patents

見積装置、見積方法及び見積プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の室を有する建物の見積もりを効率的に行うことができる見積装置、方法及びプログラムを得る。
【解決手段】建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報を関連付けてハードディスク28に記憶しておき、キーボード14及びマウス16を介して見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報を、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力し、CPU22により、入力した分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられてハードディスク28により記憶されている単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格を算出し、算出結果を示す情報をディスプレイ18により表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、見積装置、見積方法及び見積プログラムに係り、より詳しくは、建物に関する価格を見積もる見積装置、見積方法及び見積プログラムに関する。
建物の設計者は、当該建物の価格が予定価格内に収まるか否かを確認するために、適宜建物の価格の見積もり計算を行う。従って、当該建物の見積もりを短時間で、かつ的確に行うことは非常に重要である。
この種の建物の価格を短時間で、かつ的確に見積もるために適用できる技術として、特許文献1には、平面図の作図作業の効率を阻害せずに、記載もれや誤記載のない正確な仕上げ部材表が容易に作成されるようになるユニット式建物用CADシステムを提供することを目的として、ユニット式建物の外装、内装、建具、及び設備機器等の仕上げ部材について、その用途・機能に応じて大分類から小分類へ段階的に分類する分類コードが付された仕上げ部材データを蓄積し、仕上げ部材について大分類から小分類に向かって次第に細かい分類に対して選択を行う選択画面を表示装置に表示させる手段を設け、選択画面を見ながら仕上げ部材データを選択させて、オペレータに入力操作を行わせることにより、種類が著しく多い仕上げ部材の入力作業を正確かつ迅速に行えるようにする技術が開示されている。
特開平9−259159号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、各種見積もり項目に関して同一仕様とされている各室においても各室毎に仕様を入力する必要があり、この結果として、必ずしも効率的に見積もりを行うことができるとは限らない、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、複数の室を有する建物の見積もりを効率的に行うことができる見積装置、見積方法及び見積プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の見積装置は、建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報が関連付けられて予め記憶された記憶手段と、見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報を、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された前記分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられて前記記憶手段により記憶されている前記単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格を算出する算出手段と、前記算出手段による算出結果を示す情報を表示する表示手段と、を備えている。
請求項1記載の見積装置によれば、建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報が関連付けられて予め記憶手段により記憶される。なお、上記記憶手段には、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュEEPROM(Flash EEPROM)等の半導体記憶素子、スマート・メディア(SmartMedia(登録商標))、フレキシブル・ディスク等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置が含まれる。
ここで、本発明では、入力手段により、見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報が、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力される。なお、上記入力手段による入力には、キーボード、タッチパネル、タブレット、デジタイザ、マウス等の入力装置を介した入力が含まれる。
そして、本発明では、算出手段により、前記入力手段によって入力された前記分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられて前記記憶手段により記憶されている前記単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格が算出され、当該算出手段による算出結果を示す情報が表示手段によって表示される。なお、上記表示手段による表示には、画像表示装置による可視表示の他、画像形成装置による永久可視表示や、音声生成装置による可聴表示が含まれる。
このように、請求項1記載の見積装置によれば、建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報を関連付けて記憶手段により予め記憶しておき、見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報を、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力し、入力した前記分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられて前記記憶手段により記憶されている前記単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格を算出し、算出結果を示す情報を表示手段により表示しているので、指定仕様情報の入力を効率的に行うことができる結果、複数の室を有する建物の見積もりを効率的に行うことができる。
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記表示手段が、前記入力手段により前記指定仕様情報を入力する際に、前記仕様情報をマトリクス表における一方の軸上に表示すると共に、当該マトリクス表における他方の軸上に前記分類グループを示す情報を表示することにより当該マトリクス表を更に表示し、前記入力手段が、前記表示手段によって表示されたマトリクス表における、入力対象とする分類グループを示す情報の表示位置と、当該分類グループに対して入力するべき前記指定仕様情報と同一の前記仕様情報の表示位置との交点の位置の指定入力を受け付けることにより、前記分類グループ毎の指定仕様情報を入力するものとしてもよい。これにより、より効率的に指定仕様情報の入力を行うことができる結果、より効率的に建物の見積もりを行うことができる。
特に、本発明は、請求項3に記載の発明のように、前記表示手段が、前記分類グループを示す情報が入力可能に前記マトリクス表を表示し、前記入力手段が、前記マトリクス表を介して前記分類グループを示す情報を更に入力するものとしてもよい。これにより、より効率的に指定仕様情報の入力を行うことができる結果、より効率的に建物の見積もりを行うことができる。
また、本発明は、請求項4に記載の発明のように、前記記憶手段が、前記見積もり対象とする建物の3次元オブジェクトモデルを示す情報を更に予め記憶し、前記3次元オブジェクトモデルを示す情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に含まれる複数の室において必要とされる見積もり項目の適用量を導出する導出手段を更に備え、前記算出手段が、前記指定仕様情報、前記単価情報、及び前記導出手段によって導出された適用量に基づいて、前記価格を算出するものとしてもよい。これにより、より効率的に建物の見積もりを行うことができる。
更に、本発明は、請求項5に記載の発明のように、前記予め定められた種類が、仮設、躯体、仕上げ、外構、及び設備の少なくとも1つであるものとしてもよい。これにより、適用した種類の見積もり項目に対応する指定仕様情報の入力を効率的に行うことができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項6記載の見積方法は、建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報を関連付けて記憶手段により予め記憶しておき、見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報を、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力し、入力した前記分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられて前記記憶手段により記憶されている前記単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格を算出し、算出結果を示す情報を表示手段により表示するものである。
従って、請求項6に記載の見積方法によれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、複数の室を有する建物の見積もりを効率的に行うことができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項7記載の見積プログラムは、建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報が関連付けられて予め記憶された記憶手段を備えた見積装置において実行される見積プログラムであって、見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報を、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力する入力ステップと、前記入力ステップによって入力された前記分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられて前記記憶手段により記憶されている前記単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格を算出する算出ステップと、前記算出ステップによる算出結果を示す情報を表示手段により表示する表示ステップと、をコンピュータに実行させるものである。
従って、請求項7に記載の見積プログラムによれば、コンピュータに対して請求項1記載の発明と同様に作用させることができるので、請求項1記載の発明と同様に、複数の室を有する建物の見積もりを効率的に行うことができる。
本発明によれば、建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報を関連付けて記憶手段により予め記憶しておき、見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報を、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力し、入力した前記分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられて前記記憶手段により記憶されている前記単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格を算出し、算出結果を示す情報を表示手段により表示しているので、指定仕様情報の入力を効率的に行うことができる結果、複数の室を有する建物の見積もりを効率的に行うことができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明を、建物の仕上げに関する価格を見積もる見積装置に適用した場合について説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明が適用された見積装置10の構成を説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る見積装置10は、本装置の全体的な動作を制御する制御部12と、ユーザからの各種情報等の入力に使用するキーボード14及びマウス16と、本装置による処理結果や各種メニュー画面、メッセージ等を表示するディスプレイ18と、を含んで構成されている。すなわち、本実施の形態に係る見積装置10は、汎用のパーソナル・コンピュータにより構成されている。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係る見積装置10の電気系の要部構成を説明する。
同図に示すように、見積装置10は、見積装置10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)22と、CPU22による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM24と、各種制御プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM26と、各種情報を記憶するために用いられるハードディスク28と、前述のキーボード14、マウス16、及びディスプレイ18と、外部に接続された装置との間の各種情報の授受を司る外部インタフェース30とを備えており、これら各部はシステムバスBUSにより相互に接続されている。なお、外部インタフェース30にはプリンタ50(図1では図示省略。)が接続されている。
従って、CPU22は、RAM24、ROM26、及びハードディスク28に対するアクセス、キーボード14及びマウス16を介した各種情報の取得、ディスプレイ18に対する各種情報の表示、及び外部インタフェース30を介したプリンタ50による各種情報の印刷を各々行うことができる。
図3には、見積装置10に備えられたハードディスク28の主な記憶内容が模式的に示されている。同図に示すように、ハードディスク28には、各種データベースを記憶するためのデータベース領域DBと、各種処理を行うためのプログラムを記憶するためのプログラム領域PGと、が設けられている。
本実施の形態におけるデータベース領域DBには、後述する見積プログラムの実行時に用いられる単価情報データベースDB1、仕上げ表情報データベースDB2、室部材情報データベースDB3、価格関連情報データベースDB4、及び3次元オブジェクトデータベース(以下、「3Dオブジェクトデータベース」という。)DB5が含まれる。
本実施の形態に係る単価情報データベースDB1は、一例として図4に模式的に示されるように、見積もり項目ID(Identification)、科目、名称、摘要、単位、及び単価の各情報が、本見積装置10において取り扱い対象としている見積もり項目毎に記憶されるように構成されている。
上記見積もり項目ID情報は、対応する見積もり項目を識別するために見積もり項目毎に異なるものとして予め付与された識別情報である。また、上記科目情報は、対応する見積もり項目が適用される工事の名称を示す情報である。また、上記名称情報は、対応する見積もり項目の名称を示す情報である。
また、上記摘要情報は、対応する見積もり項目の詳細内容を示す情報である。また、上記単位情報は、対応する見積もり項目の単位を示す情報である。更に、上記単価情報は、対応する見積もり項目の対応する単位当たりの価格を示す情報である。
一方、本実施の形態に係る仕上げ表情報データベースDB2は、一例として図5に模式的に示されるように、建物ID、種類、室、及び仕様の各情報が、見積装置10において処理対象としている建物毎に記憶されるように構成されている。
上記建物ID情報は、対応する建物を識別するために処理対象とする建物毎に異なるものとして予め付与された識別情報である。また、上記種類情報は、見積装置10において取り扱い対象としている見積もりの種類を示す情報である。なお、本実施の形態に係る見積装置10では、上記種類として、外部仕上げ、内部仕上げ、内部下地、外部建具、及び内部建具の5種類を適用している。
一方、上記室情報は、処理対象とする建物に含まれる室に関する予め定められた基本情報であり、対応する建物に含まれる複数の室を、同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に設定される情報である。例えば、図5に示される‘部屋1’は、必ずしも1つの室のみを示すものではなく、同一仕様とされた複数の室を示す場合もある。
なお、図5に示されるように、本実施の形態に係る見積装置10では、上記基本情報として、階数、室名称、天井高、天井高基点、室種類、上面高さ、及び下面高さの7種類の情報を適用している。ここで、上記階数情報は、対応する分類グループに属する室が何階に位置するのかを示す情報であり、上記室名称情報は、対応する分類グループの名称を示す情報であり、上記天井高情報は、対応する分類グループに属する室の天井高を示す情報であり、更に上記天井高基点情報は、対応する分類グループに属する室の天井高の基点位置を示す情報である。なお、同図では、階数情報が未設定の状態が示されている。
一方、上記室種類情報は、対応する分類グループに属する室の種類を示す情報であり、上記上面高さ情報は、対応する分類グループに属する室の上面高さを示す情報であり、更に、上記下面高さ情報は、対応する分類グループに属する室の下面高さを示す情報である。
なお、本実施の形態に係る見積装置10では、天井高が対応する階の階高と同一である場合は上記天井高情報として0(零)を設定し、上面高さが対応する階の階高と同一である場合は上記上面高さ情報として0を設定している。また、本実施の形態に係る見積装置10では、天井高の基点位置が対応する階の床面高さと同一である場合は上記天井高基点情報として0を設定し、下面高さが対応する階の床面高さと同一である場合は上記下面高さ情報として0を設定している。
図5に示される例では、‘部屋1’に属する室の天井高が対応する階の階高と同一であり、天井高基点が対応する階の床面高さと同一であり、部屋の種類が内部共有であり、上面高さが対応する階の階高と同一であり、下面高さが対応する階の床面高さと同一であることを示している。
一方、上記仕様情報は、本実施の形態に係る見積装置10において取り扱い対象としている全ての見積もり項目の仕様を示す情報である。
図5に示されるように、本実施の形態に係る仕上げ表情報データベースDB2は、その主たる目的は、上記分類グループ毎に適用する見積もり項目の仕様を記録することにあり、当該仕様は、後述する見積プログラムの実行によってユーザにより設定される情報である。同図に示す例では、○印が付された位置に対応する分類グループと仕様情報が、当該分類グループに属する室が適用する見積もり項目の仕様を模式的に示すものとされている。ここで、本実施の形態に係る仕上げ表情報データベースDB2では、同図に示されるように、仕様情報の最上段に、前述した見積もり項目ID(‘1010’、‘1011’、・・・)が記憶されている。例えば、「PS」という名称の分類グループに属する室は、見積もり項目IDとして‘1016’が付与された仕様(床コンクリート直押え、塗床下、・・・)の見積もり項目を適用することが設定されたことを示している。
一方、本実施の形態に係る室部材情報データベースDB3は、一例として図6に模式的に示されるように、建物ID、名称、及び寸法の各情報が、本見積装置10において処理対象としている建物毎に記憶されるように構成されている。
上記建物ID情報は、上記仕上げ表情報データベースDB2の同一名称の情報と同一のものである。また、上記名称情報は、対応する室又は部材の名称を示す情報である。また、上記寸法情報は、対応する室又は部材の寸法を示す情報である。図6に示す例では、室に対応する寸法情報として、上面高さ、下面高さ、天井高、及び天井高基点の各情報が適用されており、建具に対応する寸法情報として、建具の幅、建具の背、及び建具の上端の各情報が適用されており、壁部材に対応する寸法情報として、壁厚情報が適用されている。なお、上記上面高さ情報、下面高さ情報、天井高情報、及び天井高基点情報は、仕上げ表情報データベースDB2の同一名称の情報と同一のものである。
一方、本実施の形態に係る価格関連情報データベースDB4は、一例として図7に模式的に示されるように、建物ID、名称、部位コード、建具差引、内外部、辺指定、参入係数、数量、及び見積もり項目IDの各情報が、本見積装置10において処理対象としている建物毎に記憶されるように構成されている。
上記建物ID情報及び名称情報は、室部材情報データベースDB3の同一名称の情報と同一のものである。また、上記部位コード情報は、対応する室又は部材における見積もりの計算手法を示す情報である。
また、上記建具差引情報は、対応する部位コードにより示される計算手法において建具の面積を差し引くか否かを示す情報であり、本実施の形態では、差し引く場合に‘1’が、差し引かない場合に‘0’が各々設定される。また、上記内外部情報は、対応する部位コードにより示される計算手法において対象とされている部位が、対応する建物の内部に位置するのか、外部に位置するのかを示す情報であり、本実施の形態では、内部に位置する場合に‘0’が、外部に位置する場合に‘1’が各々設定される。また、上記辺指定情報は、対応する部位コードにより示される計算手法による見積もりに壁の情報を適用するか否かを示す情報であり、本実施の形態では、適用する場合に‘1’が、適用しない場合に‘0’が各々設定される。更に、上記参入係数情報は、対応する部位コードにより示される計算手法により見積もりを行う際に適用する、見積もり対象とする全面積に対する割合を示す情報であり、本実施の形態では、当該割合が100%である場合に‘1’が最大値として設定され、他の割合である場合には当該割合に応じた1未満の値が設定される。
また、上記数量情報は、対応する部位コードにより示される計算手法により見積もりを行う際に適用する、対応する単価情報データベースDB1における単位情報により示される単位による数を示す情報であり、後述する見積プログラムの実行により設定される情報である。更に、上記見積もり項目ID情報は、単価情報データベースDB1の同一名称の情報と同一のものである。
なお、前述した仕上げ表情報データベースDB2における仕様情報には、本価格関連情報データベースDB4における部位コード情報、建具差引情報、内外部情報、辺指定情報、参入係数情報、数量情報、及び見積もり項目ID情報が含まれている。例えば、図5に示される仕様情報の‘1010’が見積もり項目ID情報であり、‘床下地’が部位コード情報であり、‘ブロック面積’より下に示されている‘0’、‘0’、‘0’、‘1.0’、‘0.0’が各々建具差引情報、内外部情報、辺指定情報、参入係数情報、数量情報である。
一方、本実施の形態に係る3DオブジェクトデータベースDB5は、一例として図8に模式的に示されるように、本見積装置10において処理対象としている建物毎の3Dオブジェクトモデルを示す情報が記憶されるように構成されている。なお、錯綜を回避するために、同図では1つの建物のみについて示している。
本実施の形態に係る3DオブジェクトデータベースDB5は、処理対象とする建物に含まれる各室の形状、建物内における位置、及び各部の寸法が特定できる、各室に含まれる天井、床、壁、巾木、廻縁等の各種部位の角部の位置を示す座標情報が記憶されると共に、各室毎の‘部屋1’、‘部屋2’等の当該室が属する分類グループの名称を示す情報(仕上げ表情報データベースDB2における室名称情報と同一の情報であり、以下、室名称情報という。)が記憶されている。
なお、3DオブジェクトデータベースDB5における室名称情報以外の情報は、従来既知の3Dオブジェクトモデルと同様の情報であるので、これ以上の説明は省略する。
次に、図9を参照して、本実施の形態に係る見積装置10の作用を説明する。なお、図9は、ユーザによりキーボード14、マウス16等の操作によって見積もりの実行指示が入力された際にCPU22により実行される見積プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プログラムはハードディスク28のプログラム領域PGに予め記憶されている。また、ここでは、錯綜を回避するために、単価情報データベースDB1が構築されていると共に、見積もり対象とする建物(以下、「見積もり対象建物」という。)が予め指定されている場合について説明する。
本実施の形態に係る見積プログラムでは、仕上げ表情報データベースDB2を簡易に構築するために、当該仕上げ表情報データベースDB2と略同一の構成とされた仕上げ表情報の雛型となる情報(以下、「仕上げ表雛型情報」という。図示省略。)が予めハードディスク28の所定領域に記憶されている。そして、見積もり対象建物に関する情報を初めて仕上げ表情報データベースDB2に登録する際には、上記仕上げ表雛型情報を利用して各種情報を入力し、仕上げ表情報データベースDB2に登録された見積もり対象建物に関する情報を更新する際には、登録済みの情報に対して変更を加えるようにする。
そこで、まず、図9のステップ100では、見積もり対象建物に関する情報を仕上げ表情報データベースDB2に初めて登録する場合には上記仕上げ表雛型情報をハードディスク28の所定領域から読み出す一方、見積もり対象建物に関する情報がすでに仕上げ表情報データベースDB2に登録されている場合には当該情報をハードディスク28の仕上げ表情報データベースDB2から読み出し、次のステップ102では、上記ステップ100の処理によって読み出した情報に基づいて、予め定められたフォーマットとされた仕上げ表表示画面をディスプレイ18により表示し、次のステップ104にて、所定情報の入力待ちを行う。
図10には、本実施の形態に係る仕上げ表表示画面の表示状態が示されている。同図に示すように、当該画面では、前述した仕上げ表情報データベースDB2に含まれる情報が、仕上げ表情報データベースDB2と略同様の状態で表示される。なお、同図に示されるように、本実施の形態に係る仕上げ表表示画面では、見積もりの種類を示す‘外部仕上げ’、‘内部仕上げ’、‘内部下地’、‘外部建具’、及び‘内部建具’が各々個別に記された5つのタブが表示されており、所望の種類のタブを指定することにより、指定したタブに記されている種類に対応する情報を入力することができる。
同図に示されるように、本実施の形態に係る仕上げ表表示画面は、本見積装置10において取り扱い対象とされている仕様情報がマトリクス表における一方の軸(本実施の形態では、水平方向の軸)上に表示されると共に、当該マトリクス表における他方の軸(本実施の形態では、垂直方向の軸)上に前記分類グループを示す情報が表示されるものとされている。
当該画面がディスプレイ18により表示されると、ユーザは、キーボード14やマウス16を用いて、見積もり対象建物に関する情報を入力する。なお、ユーザは、見積もり対象建物に関する情報を初めて登録する際には、見積もり対象建物に含まれる各室に関する室情報(階数情報、室名称情報、天井高情報、天井高基点情報、室種類情報、上面高さ情報、及び下面高さ情報)を上記分類グループ毎に入力した後に、仕様の設定対象する分類グループを示す情報の表示位置と、当該分類グループに対して設定するべき仕様と同一の仕様情報の表示位置との交点の位置をキーボード14、マウス16等を用いて指定する。なお、見積もり対象建物に関する情報を更新する際には、更新対象とする情報(ユーザによる指定情報に加え、室情報、仕様情報を含む。)をキーボード14、マウス16等を用いて指定し、かつ所望の情報に更新する。そして、ユーザは、所望の情報の新規入力ないし更新が終了すると、当該画面の上部に表示されている「次へ」ボタンをマウス16にてポインティング指定する。これに応じて、上記ステップ104が肯定判定となってステップ106に移行する。
ステップ106では、仕上げ表表示画面上で入力ないし更新された情報を仕上げ表情報データベースDB2に反映(登録ないし更新)し、次のステップ108では、上記ステップ106の処理によって仕上げ表情報データベースDB2に反映した情報に基づいて、見積もり対象建物に関して室部材情報データベースDB3及び価格関連情報データベースDB4に反映(登録ないし更新)すべき情報を生成し、次のステップ110にて、生成した情報を室部材情報データベースDB3及び価格関連情報データベースDB4に反映する。なお、上記ステップ108及びステップ110の処理によって情報が反映された室部材情報データベースDB3及び価格関連情報データベースDB4は、これ以降、3DオブジェクトデータベースDB5から各種情報を抽出する際のキーワードとして用いたり、仕上げ表情報データベースDB2の代替えとして適用したりすることができる。
次のステップ112では、見積もり対象建物に対応する3Dオブジェクトモデルを示す情報を3DオブジェクトデータベースDB5から読み出すと共に、見積もり対象建物において適用する全ての見積もり項目に対応する情報を単価情報データベースDB1から読み出し、次のステップ114では、読み出した情報に基づいて、上記各分類グループに属する各室毎で、かつ適用する見積もり項目毎に、対応する単位情報により示される単位による適用量を示す情報を数量情報として導出し、次のステップ116にて、導出した数量情報を、価格関連情報データベースDB4の対応する記憶領域に記憶(登録)する。
次のステップ118では、上記ステップ112の処理により読み出した単価情報により示される単価と、対応する上記数量情報により示される数量とを乗算し、これによって得られた値(価格)を見積もり対象建物において適用される見積もり項目毎に合算することにより、当該見積もり項目毎の価格を算出する。
次のステップ120では、以上の処理によって得られた各種情報を用いて、予め定められたフォーマットとされた見積もり結果表示画面をディスプレイ18により表示し、その後に本見積プログラムを終了する。
図11には、本実施の形態に係る見積もり結果表示画面の表示状態が示されている。同図に示すように、当該画面では、見積もり対象建物で見積もりの対象としている見積もり項目毎に、部位情報、科目情報、名称情報、摘要情報、単位情報、数量情報、単価情報、金額情報(価格)等が表示される。
従って、当該画面を参照することにより、ユーザは、これらの各情報(特に、見積もり項目毎の価格)を視覚的に容易に把握することができる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類(ここでは、仕上げ)の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報を関連付けて記憶手段(ここでは、ハードディスク28)により予め記憶しておき、見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報を、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力し、入力した前記分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられて前記記憶手段により記憶されている前記単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格を算出し、算出結果を示す情報(ここでは、見積もり結果表示画面により示される情報)を表示手段(ここでは、ディスプレイ18)により表示しているので、指定仕様情報の入力を効率的に行うことができる結果、複数の室を有する建物の見積もりを効率的に行うことができる。
また、本実施の形態では、前記指定仕様情報を入力する際に、前記仕様情報をマトリクス表における一方の軸上に表示すると共に、当該マトリクス表における他方の軸上に前記分類グループを示す情報を表示することにより当該マトリクス表(ここでは、図10に示される表)を前記表示手段により表示し、表示したマトリクス表における、入力対象とする分類グループを示す情報の表示位置と、当該分類グループに対して入力するべき前記指定仕様情報と同一の前記仕様情報の表示位置との交点の位置の指定入力を受け付けることにより、前記分類グループ毎の指定仕様情報を入力するものとしているので、より効率的に指定仕様情報の入力を行うことができる結果、より効率的に建物の見積もりを行うことができる。
特に、本実施の形態では、前記分類グループを示す情報が入力可能に前記マトリクス表を表示し、当該マトリクス表を介して前記分類グループを示す情報を入力するものとしているので、より効率的に指定仕様情報の入力を行うことができる結果、より効率的に建物の見積もりを行うことができる。
また、本実施の形態では、前記記憶手段により、前記見積もり対象とする建物の3次元オブジェクトモデルを示す情報を更に予め記憶し、前記3次元オブジェクトモデルを示す情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に含まれる複数の室において必要とされる見積もり項目の適用量(ここでは、数量)を導出し、前記指定仕様情報、前記単価情報、及び前記適用量に基づいて、前記価格を算出しているので、より効率的に建物の見積もりを行うことができる。
更に、本実施の形態では、前記予め定められた種類として仕上げを適用しているので、仕上げの見積もり項目に対応する指定仕様情報の入力を効率的に行うことができる。
なお、上記実施の形態では、本発明の予め定められた種類として仕上げを適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、仮設、躯体、外構、及び設備の何れか1つを適用するか、又は、これらの4種類に仕上げを加えた5種類のうちの複数の組み合わせを適用する形態とすることもできる。この場合、適用した種類に対応する単価情報データベースDB1や、仕上げ表雛型情報に相当する情報等を予め用意しておくことになる。この場合も、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態では、見積もり項目毎の価格を見積もる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、建物全体の価格を見積もる形態とすることもできる。この場合、上記見積プログラムのステップ118では、算出した見積もり項目毎の価格の全ての合算値を算出し、ステップ120にて、算出した合算値を示す情報を表示することになる。この場合も、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態で説明した見積装置10の構成(図1〜図3参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施の形態では、本発明を単体のパーソナル・コンピュータで実現した場合について説明したが、当該パーソナル・コンピュータをサーバ装置としてインターネットに接続し、各種表示画面をアクセス元のクライアント装置に設けられたディスプレイ装置に表示させる構成とすることにより、インターネットを介したシステムとして構成することもできる。
また、上記実施の形態では、見積もり結果の表示をディスプレイ18による可視表示によって行う場合について説明したが、例えば、プリンタ50による永久可視表示によって行う形態や、不図示の音声合成装置等による可聴表示によって行う形態とすることもできる。これらの場合も、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態で示した見積プログラムの処理の流れ(図9参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、処理内容を変更したり、不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりすることができることは言うまでもない。
また、上記実施の形態で示した各種画面の構成(図10〜図11参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
更に、上記実施の形態で示した各種データベースの構成(図4〜図8参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、記憶内容を変更したり、不要な情報を削除したり、新たな情報を記憶したりすることができることは言うまでもない。
実施の形態に係る見積装置の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る見積装置の電気系の要部構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る見積装置に備えられたハードディスクの主な記憶内容を示す模式図である。 実施の形態に係る単価情報データベースの構成を示す模式図である。 実施の形態に係る仕上げ表情報データベースの構成を示す模式図である。 実施の形態に係る室部材情報データベースの構成を示す模式図である。 実施の形態に係る価格関連情報データベースの構成を示す模式図である。 実施の形態に係る3Dオブジェクトデータベースの構成を示す模式図である。 実施の形態に係る見積プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る仕上げ表表示画面の表示状態例を示す概略図である。 実施の形態に係る見積もり結果表示画面の表示状態例を示す概略図である。
符号の説明
10 見積装置
14 キーボード(入力手段)
16 マウス(入力手段)
18 ディスプレイ(表示手段)
22 CPU(算出手段,導出手段)
28 ハードディスク(記憶手段)

Claims (7)

  1. 建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報が関連付けられて予め記憶された記憶手段と、
    見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報を、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された前記分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられて前記記憶手段により記憶されている前記単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格を算出する算出手段と、
    前記算出手段による算出結果を示す情報を表示する表示手段と、
    を備えた見積装置。
  2. 前記表示手段は、前記入力手段により前記指定仕様情報を入力する際に、前記仕様情報をマトリクス表における一方の軸上に表示すると共に、当該マトリクス表における他方の軸上に前記分類グループを示す情報を表示することにより当該マトリクス表を更に表示し、
    前記入力手段は、前記表示手段によって表示されたマトリクス表における、入力対象とする分類グループを示す情報の表示位置と、当該分類グループに対して入力するべき前記指定仕様情報と同一の前記仕様情報の表示位置との交点の位置の指定入力を受け付けることにより、前記分類グループ毎の指定仕様情報を入力する
    請求項1記載の見積装置。
  3. 前記表示手段は、前記分類グループを示す情報が入力可能に前記マトリクス表を表示し、
    前記入力手段は、前記マトリクス表を介して前記分類グループを示す情報を更に入力する
    請求項2記載の見積装置。
  4. 前記記憶手段は、前記見積もり対象とする建物の3次元オブジェクトモデルを示す情報を更に予め記憶し、
    前記3次元オブジェクトモデルを示す情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に含まれる複数の室において必要とされる見積もり項目の適用量を導出する導出手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記指定仕様情報、前記単価情報、及び前記導出手段によって導出された適用量に基づいて、前記価格を算出する
    請求項1〜請求項3の何れか1項記載の見積装置。
  5. 前記予め定められた種類は、仮設、躯体、仕上げ、外構、及び設備の少なくとも1つである
    請求項1〜請求項4の何れか1項記載の見積装置。
  6. 建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報を関連付けて記憶手段により予め記憶しておき、
    見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報を、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力し、
    入力した前記分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられて前記記憶手段により記憶されている前記単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格を算出し、
    算出結果を示す情報を表示手段により表示する、
    見積方法。
  7. 建物の見積もりを行う際に必要とされる予め定められた種類の所定の見積もり項目毎の仕様を示す仕様情報、及び当該仕様の当該見積もり項目における単価を示す単価情報が関連付けられて予め記憶された記憶手段を備えた見積装置において実行される見積プログラムであって、
    見積もり対象とする建物に含まれる複数の室の前記仕様を示す情報を、当該複数の室を同一仕様とされる室毎に分類した分類グループ毎に一括して指定仕様情報として入力する入力ステップと、
    前記入力ステップによって入力された前記分類グループ毎の指定仕様情報、及び当該指定仕様情報と同一の前記仕様情報に関連付けられて前記記憶手段により記憶されている前記単価情報に基づいて、前記見積もり対象とする建物に関する前記予め定められた種類の価格を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップによる算出結果を示す情報を表示手段により表示する表示ステップと、
    をコンピュータに実行させる見積プログラム。
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