JP2009143480A - 車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造 - Google Patents

車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の荷台の車両前方側の前壁を構成するデッキヘッダーと荷台の床面を構成するデッキフロアとの結合部の剛性を、省スペース化を考慮しつつ、効率的に向上させる。
【解決手段】荷物が積載されてデッキフロア30に荷重が入力されると、リインフォース150に力がかかる。そして、リインフォース150にかかる力をデッキヘッダー20で受ける。リインフォース150には、ビード50毎に角部156に凹部160が形成されている。凹部160はデッキフロア30のビード50の車両前方側端部部分(傾斜面52)ラップするように形成されている。したがって、ビード50が形成されていないデッキフロア30の車両前方側端部30Aの近傍(デッキヘッダー20とデッキフロア30との結合部)の剛性が向上されている。この結果、ビード50の車両前方側端部50Aを起点とするデッキフロア30の折れ変形及び残留変形が、抑制又は防止される。
【選択図】図3

Description

車両の荷台の車両前方側の前壁を構成するデッキヘッダーと荷台の床面を構成するデッキフロアとの結合構造に関する。
ピックアップトラック等の小型トラックは、キャビンの後方に荷台が配設されている。このような車両の荷台は、車両前方側の前壁を構成するデッキヘッダーと床面を構成するデッキフロアとが接合されている。そして、デッキフロアの下面とデッキヘッダーとに補強メンバーが接合され、デッキフロアの下面、デッキヘッダー、及び補強メンバーで、閉断面を構成する構造が知られている(例えば、特許文献1の段落[0016]、図2、図5を参照)。
特開平06−270847号公報
しかし、省スペース化を考慮しつつ、車両の荷台の車両前方側の前壁を構成するデッキヘッダーと荷台の床面を構成するデッキフロアとの結合部の剛性を向上させることが望まれている。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、車両の荷台の車両前方側の前壁を構成するデッキヘッダーと荷台の床面を構成するデッキフロアとの結合部の剛性を、省スペース化を考慮しつつ、効率的に向上させることが目的である。
請求項1に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造は、車両の荷台の車両前方側の前壁を構成するデッキヘッダーと、前記荷台の床面を構成し、車両前方側端部から車両下側方向に延出され前記デッキヘッダーと接合された接合壁と、車両前後方向を長手方向として前記車両前方側端部の近傍まで形成されると共に車両幅方向に複数並列して形成された凸状のビードと、を有するデッキフロアと、車両幅方向を長手方向として配設され、前記デッキフロアの一般面と前記接合壁とに接合されたリインフォースと、前記リインフォースの角部に形成され、側面視において、前記デッキフロアの前記ビードの車両前方側端部が重なるように形成された凹部と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造では、リインフォースの角部に凹部が形成され、このリインフォースの凹部、デッキフロアの一般面及び接合壁とで閉断面が構成されている。また、凹部はデッキフロアのビードの車両前方側端部と重なるように形成されている。
なお、リインフォースが占有する設置スペースは、リインフォースの角部に形成された凹部の出っ張りであるので、リインフォースが占める設置スペースは小さい。
したがって、ビードが形成されていないデッキフロアの車両前方側端部の近傍、すなわち、デッキヘッダーとデッキフロアとの結合部の剛性が、省スペース化を考慮しつつ、効率的に向上されている。この結果、デッキフロアに荷物が積載されても、ビードの車両前方側端部を起点とするデッキフロアの折れ変形が抑制又は防止される。
請求項2に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造は、前記リインフォースの角部に形成された前記凹部が、前記デッキフロアの前記ビートに対応して形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造では、リインフォースの角部に形成された凹部が、ビートに対応して形成されているので、ビードが形成されていないデッキフロアの車両前方側端部の近傍、すなわち、デッキヘッダーとデッキフロアとの結合部の剛性が、更に向上される。
請求項3に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造は、前記リインフォースの角部に形成された前記凹部が、平面視において、前記デッキフロアの前記ビードの車両幅方向の幅内に収まるように形成されたことを特徴としている。
請求項3に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造では、リインフォースの角部に形成された凹部が、平面視において、ビードの車両幅方向の幅内に収まるように形成されているので、ビードが形成されていないデッキフロアの車両前方側端部の近傍、すなわち、デッキヘッダーとデッキフロアとの結合部の剛性が、更に向上される。
請求項4に記載の両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造は、前記リインフォースの角部に形成された前記凹部の車両前後方向に沿った縦断面形状が、凹部の車両後方側端部から車両前方側に向かって下り勾配とされた第一傾斜部と、前記第一傾斜部の車両前方側端部から車両前方側方向に略水平に延出された略水平部と、前記略水平部の車両前方側端部から車両下側方向に略垂直に延出された略垂直部と、前記略垂直部の車両下端部から車両前方側方向に延出され車両前方側に向かって下り勾配とされた前記凹部の車両前方側端部に至る第二傾斜部と、で構成された形状であることを特徴としている。
請求項4に記載の両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造では、リインフォースの角部に形成された凹部の車両前後方向に沿った縦断面形状は、第一傾斜部、略水平部、略垂直部、第二傾斜部、で構成された形状とされている。このような形状とすることで、例えば、断面四角形状と比較し、凹部の凹みが少なく、リインフォースの設置スペースが更に省スペース化される。
また、板金をプレス加工して形成する場合において、凹部の板厚が確保される。よって、凹部の剛性が、特に、応力が集中する凹部(第二傾斜部)の車両前方側端部の剛性が確保されるので、デッキヘッダーとデッキフロアとの結合部の剛性がより効果的に向上される。すなわち、ビードの車両前方側端部を起点とするデッキフロアの折れ変形がより確実に抑制又は防止される。
以上説明したように請求項1に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造によれば、ビードが形成されていないデッキフロアの車両前方側端部の近傍、すなわち、デッキヘッダーとデッキフロアとの結合部の剛性を、省スペース化を考慮しつつ、効率的に向上することができる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造によれば、ビードが形成されていないデッキフロアの車両前方側端部の近傍、すなわち、デッキヘッダーとデッキフロアとの結合部の剛性を、更に向上することができる、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造によれば、リインフォースの角部に形成された凹部の車両前後方向に沿った縦断面形状を、例えば、断面四角形状と比較して、凹部の凹みを少なくすることができ、この結果、リインフォースの設置スペースを更に省スペース化することができる、という優れた効果を有する。
以下、図1から図6を用いて、本発明における荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、図中の矢印UPは車両上方向を示し、矢印FRは車両前方向を示し、矢印OUTは車両幅方向外側方向を示す。
図1には、キャビン12の車両後方側に荷台(デッキ)14が配設されたピックアップトラック等の小型トラックの車両10が示されている。荷台14は、荷台14の車両前方側の前壁を構成し車両幅方向に延在するパネル状のデッキヘッダー20と、荷台14の床面を構成し車両前後方向及び車両幅方向に延在するパネル状のデッキフロア30と、を備えている。デッキフロア30は、パネル材(板材)をプレス加工することによって、車体前後方向を長手方向とする複数の上方に突出した凸状のビード50が、車両幅方向に並列的に形成されている。そして、デッキヘッダー20とデッキフロア30と結合(接合)部に本発明の結合構成100が適用されている。
図2に示すように、デッキフロア30には、車両前方側端部30Aから車両下側方向に延在する接合壁34が形成されている(デッキフロア30の車両前方側部分は側面視逆L字形状とされている)。そして、このデッキフロア20の接合壁34がデッキヘッダー20と接合されている。デッキフロア30のビード50の車両前方側部分には、車両前方側に向かって下り勾配の傾斜面52が形成されている。また、ビード50(の傾斜面52)の車両前方側端部50Aは、デッキフロア30の車両前方側端部30Aの近傍まで形成されている。つまり、ビード50の車両前方側端部50Aとデッキフロア30の車両前方側端部30A(デッキヘッダー20)とは、間隔があいている。なお、これは、ビード50をデッキフロア30の車両前方側端部30A(デッキヘッダー20)の間際まで形成することが、成形上困難とされているからである。
図1に示すように、リインフォース150は、車両幅方向を長手方向として、デッキヘッダー20とデッキフロア30との結合(接合)部分に配設されている。
図2と図3とに示すように、リインフォース150は側面視略逆L字形状とされ、略水平の第一板部152と略垂直の第二板部154とで構成されている。そして、リインフォース150の第一板部152がデッキフロア30の下面における一般面32(図2参照)と接合され、第二板部154がデッキフロア30の接合壁34(図2参照)と接合されている。
リインフォース150のL字の角部156には、凹部160が形成されている。凹部160は、ビード50毎に対応して複数形成されている(図3では凹部160及びビード50は、2箇所のみ図示している)。リインフォース150の凹部160は、デッキフロア30の一般面32及び接合壁34とで閉断面を構成する。また、凹部160は、ビード50の車両前側端部部分(傾斜面52)が車両幅方向にラップするように形成されている。具体的には、側面視において、デッキフロア30のビード50の車両前方側端部50Aが重なると共に、平面視において、ビード50の車両幅方向の幅内に収まるように形成されている。
リインフォース150の凹部160の車両前後方向に沿った断面形状は、凹部160の車両後方側端160Aから車両前方側方向に向かって下り勾配となった第一傾斜部162と、第一傾斜部162の車両前方側端部から車両前方側方向に略水平に延出された略水平部164と、略水平部164の車両前方側端部から車両下側方向に略垂直に延出された略垂直部166と、略垂直部166の車両下端部から車両前方側方向に延出され車両前方側に向かって下り勾配とされた第二傾斜部168と、で構成されている。なお、第二傾斜部168の車両前方側端部が凹部160の車両前方側端部160Bである。また、リインフォース150は、パネル材(板金材)をプレス加工することによって形成される。
更に、本実施形態においては、デッキヘッダー20、デッキフロア30の接合壁34、及びリインフォース150の第二板部154の三枚が、車両上下方向を接合面方向として、スポット溶接によって接合されている。なお、図3に示すように、リインフォース150の第二板部154の凹部160の両外側の×部(D1)の位置がスポット打点とされている(×部(D2)、×部(D3)については後述する)。
つぎに本実施形態の作用について説明する。
さて、図4は、リインフォース150(図2を参照)を有していない結合構造(本発明が適用されていない結合構造)の荷台15を示している。このような結合構造の場合、デッキフロア30に荷物が積載されると、ビード50の車両前方側端部50Aを起点にデッキフロア30に折れ方向に荷重が作用する。なお、図4の折れ変形は、判りやすくするため、実際よりも大きく変形させて図示している(変形を誇張して図示している)。
これに対して、本実施形態のデッキヘッダー20とデッキフロア30の結合構造100が適用された荷台14では、図2、図3に示すように、リインフォース150には、ビード50毎に角部156に凹部160が形成され、凹部160、デッキフロア30の一般面32及び接合壁34とで閉断面が構成されている。また、各凹部160はデッキフロア30のビード50の車両前方側端部部分(傾斜面52A)がラップするように形成されている。そして、荷物が積載されてデッキフロア30に荷重が入力されると、リインフォース150に車両下側方向への力がかかるが、その荷重はリインフォース150のデッキヘッダー20への接合面に対して、剥離方向ではなく、せん断方向に作用する。すなわち、リインフォース150の凹部160は、この荷重をせん断荷重として受けることができる。
また、リインフォース150が占有するデッキフロア30の下の設置スペースは、リインフォース150の角部156に形成された凹部160の出っ張りである(リインフォース510が占める設置スペースは小さい)。
したがって、ビード50が形成されていないデッキフロア30の車両前方側端部30Aの近傍、すなわち、デッキヘッダー20とデッキフロア30との結合部の剛性が、省スペース化を考慮しつつ、効率的に向上されている。この結果、デッキフロア30に荷物が積載されても、ビード50の車両前方側端部50Aを起点とするデッキフロア30の折れ変形及び残留変形が抑制又は防止される。また、デッキフロア30の接合壁34の剥離も防止される。
図5は、デッキフロア30にかかる荷重と折れ変形による変位量との関係を、本実施形態の結合構造100(図2、図3参照)とリインフォース150を有しない結合構造(図4参照)とで比較したグラフである。このグラフを見ると判るように、本結合構造100を適用することで、ビード50の車両前方側端部50Aを起点とするデッキフロア30の折れ変形が抑制される。つまり、本実施形態の結合構造100(図2、図3参照)を適用することによって、デッキヘッダー20とデッキフロア30との結合部の剛性が向上されている。
また、本実施形態においては、図2と図3とに示すように、リインフォース150の凹部160の車両前後方向に沿った縦断面形状が、第一傾斜部162、略水平部164、略垂直部166、及び第二傾斜部168で構成されている。凹部160をこのような縦断面形状とすると、例えば、断面四角形状(図8を参照)とする場合と比較し、凹部160の凹みが少なく(出っ張りが少なく)、リインフォース150の設置スペースが更に省スペース化される。
更に、リインフォース150が板金材をプレス加工して形成される場合において、凹部160の板厚が確保される。よって、凹部160の剛性、特に、応力が集中する凹部160の車両前方側端部160Bの剛性が確保される。したがって、リインフォース150で受けることが可能な力が向上される(剛性がより効率的に向上される)。すなわち、ビード50の車両前方側端部50Aを起点とするデッキフロア30の折れ変形がより確実に抑制又は防止される。また、凹部160を車両幅方向に幅広に形成しても板厚を確保することが可能である。よって、ビード50を車両幅方向に幅広とし、デッキフロア30全体の剛性を向上させることも可能である。
補足すると、図6に示すように、デッキフロア30の変形を抑制又は防止するため、デッキフロア30の車両前方向側部分の一般面32に断面ハット形状の大型のリインフォース800を接合することで、剛性を向上させる構造が考えられる。しかし、このようにデッキフロア30の車両前方側部分の一般面32に断面ハット形状の大型のリインフォース800を接合すると、デッキフロア30の下方におけるリインフォース800が占有する設置スペースが大きい。又、リインフォース800自体の重量も重い。このため、車体フレーム形状の設計の自由度が制約されたり、別途、ブラケットの追加が必要とされたりする場合がある。
これに対して、本実施形態の結合構造100は、前述したように、図2と図6と比較すると判るように、デッキフロア30の下方におけるリインフォース150が占有する設置スペースが小さく、又リインフォース150自体の重量も軽い(デッキヘッダー20とデッキフロア30との結合部の剛性が、省スペース化を考慮しつつ、効率的に向上されている)。よって、車体フレーム形状の設計自由度が大きく、また、ブラケットの追加も不要である。
なお、リインフォースの角部に形成する凹部の形状は、上記実施形態に限定されない。よって、つぎに、リインフォースの角部に形成する凹部の形状の変形例について説明する。
図7は、第一変形例のリインフォース250が示されている。図7に示すように、リインフォース250の角部254に凹部260が形成されている。凹部260は、ビード50毎に対応して複数形成されていると共に、ビード50の車両前側端部部分(傾斜面52)がラップするように形成されている(図3参照)。凹部260の車両前後方向に沿った断面形状は、車両後方側端部260Aから車両前方側端部160Bへと、車両前方側方向に向かって下り勾配となった傾斜部262で構成されている。
図8は、第二変形例のリインフォース350が示されている。図8に示すように、リインフォース350の角部354に凹部360が形成されている。凹部360は、ビード50毎に対応して複数形成されていると共に、ビード50の車両前側端部部分(傾斜面52)がラップするように形成されている(図3参照)。凹部360の車両前後方向に沿った断面形状は、車両後方側端部360Aから車両下側方向に略垂直に延出された略垂直部362と、略垂直部362の下端部から車両前方側方向に略水平に延出された略水平部364と、で構成されている。略水平部第364の車両前方側端部が凹部360の車両前方側端部360Bである。
なお、第一変形例のリインフォース250と第二変形例のリインフォース350は、板金材をプレス加工して形成してもよいが、凹部260、凹部360の板厚が薄くなる等のため、プレス加工が困難な場合は、その他の加工方法で形成してもよい。例えば、鋳造によって成形してもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、凹部160、凹部260、凹部360は、いずれもビード50毎に対応して形成されていたが、これに限定されない。例えば、ビード50、一つおきに形成されていてもよいし、3つ以上おきに形成されていてもよい。或いは、ビート50に対応しない位置に形成されていてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、凹部160、凹部260、凹部360は、いずれも平面視において、ビード50の車両幅方向の幅内に収まるように形成されたが、これに限定されない。凹部160、凹部260、凹部360は、必ずしもビード50の車両幅方向の幅内に収まるように形成されていなくてもよい。少なくとも側面視において、ビードの車両前方側端部が重なるように形成されていればよい。
また、例えば、上記実施形態では、凹部160、凹部260、凹部360は、いずれも各ビード50にひとつ形成されていたが、これに限定されない。例えば、図9に示すように、一つのビート50に2つの凹部560が形成されている構成であってもよい。或いは、図示は省略するが、一つのビート50に3つ以上の凹部が形成されている構成であってもよい。なお、このように一つのビートに対して複数の凹部が形成された構成とすることで、縦壁数が増えるので、デッキヘッダー20とデッキフロア30との結合部の剛性が、より効率的に向上される。
また、例えば、上記実施形態では、図3に示すように、スポット打点は×部(D1)であったが、リインフォース150の第一板部152の凹部160の両外側の×部(D2)の位置もスポット打点としてもよい。この×部(D2)をスポット打点とすることで、凹部160の開き変形が抑制される。或いは、リインフォース150の第一板部152のビート50の両外側の×部(D3)の位置もスポット打点としてもよい。この×部(D3)をスポット打点とすることで、ビード50の開き変形が抑制される。
本発明の実施形態の結合構造が適用されてデッキヘッダーとデッキフロアとが結合された荷台を示す斜視図である。 本発明の実施形態の結合構造が適用されたデッキヘッダーとデッキフロアとの結合部の車両前後方向に沿った縦断面図である。 本発明の結合構造を示す断面斜視図である。 リインフォースを有しないデッキヘッダーとデッキフロアとの結合部を示し、ビードの車両前方側端部を起点としてデッキフロアが折れ変形した状態を示す車両前後方向に沿った縦断面図である。 デッキフロアにかかる荷重と折れ変形の変位量との関係を、本実施形態の結合構造とリインフォースを有しない結合構造とで比較したグラフである。 デッキフロアの車両前方側部分の一般面に断面ハット形状の大型のリインフォースを接合して剛性を向上させた構造を示す車両前後方向に沿った縦断面図である。 (A)は第一変形例のリインフォースを示す断面斜視図であり、(B)は(A)に示す第一変形例のリインフォースを用いたデッキヘッダーとデッキフロアとの結合部の車両前後方向に沿った縦断面図である。 (A)は第二変形例のリインフォースを示す断面斜視図であり、(B)は(A)に示す第二変形例のリインフォースを用いたデッキヘッダーとデッキフロアとの結合部の車両前後方向に沿った縦断面図である。 本発明の結合構造の他の例を示す断面斜視図である。
符号の説明
10 車両
14 荷台
20 デッキヘッダー
30A デッキフロアの車両前方側端部
30 デッキフロア
32 一般面
34 接合壁
50 ビード
50A ビードの車両前方側端部
100 結合構造
150 リインフォース
156 角部
160 凹部
160A 凹部の車両後方側端部
160B 凹部の車両前方側端部
162 第一傾斜部
164 略水平部
166 略垂直部
168 第二傾斜部
250 リインフォース
256 角部
350 リインフォース
356 角部
260 凹部
360 凹部
560 凹部

Claims (4)

  1. 車両の荷台の車両前方側の前壁を構成するデッキヘッダーと、
    前記荷台の床面を構成し、車両前方側端部から車両下側方向に延出され前記デッキヘッダーと接合された接合壁と、車両前後方向を長手方向として前記車両前方側端部の近傍まで形成されると共に車両幅方向に複数並列して形成された凸状のビードと、を有するデッキフロアと、
    車両幅方向を長手方向として配設され、前記デッキフロアの一般面と前記接合壁とに接合されたリインフォースと、
    前記リインフォースの角部に形成され、側面視において、前記デッキフロアの前記ビードの車両前方側端部が重なるように形成された凹部と、
    を備えることを特徴とする車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造。
  2. 前記リインフォースの角部に形成された前記凹部が、前記デッキフロアの前記ビートに対応して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造。
  3. 前記リインフォースの角部に形成された前記凹部が、平面視において、前記デッキフロアの前記ビードの車両幅方向の幅内に収まるように形成されたことを特徴とする請求項2に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアとの結合構造。
  4. 前記リインフォースの角部に形成された前記凹部の車両前後方向に沿った縦断面形状が、
    前記凹部の車両後方側端部から車両前方側に向かって下り勾配とされた第一傾斜部と、
    前記第一傾斜部の車両前方側端部から車両前方側方向に略水平に延出された略水平部と、
    前記略水平部の車両前方側端部から車両下側方向に略垂直に延出された略垂直部と、
    前記略垂直部の車両下端部から車両前方側方向に延出され車両前方側に向かって下り勾配とされた前記凹部の車両前方側端部に至る第二傾斜部と、
    で構成された形状であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両の荷台のデッキヘッダーとデッキフロアの結合構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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