JP2009140209A - 地図表示情報の作成システム及び地図表示情報の作成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】検索すべき位置近辺を指定する位置情報、及び検索結果の地図画像に併記すべき情報を地図上の緯度及び経度情報を含む言語形式で記述し、地図情報の検索処理を外部の検索サイトに代行させて、システムの設備負担を軽減する。
【解決手段】広告データベースサーバ1は、広告主が依頼する広告及び地域IDをデータベースにそれぞれ記憶し、ウェブサーバ2からの要求により、広告情報や地域情報を検索する。ウェブサーバ2は、広告主を含むユーザを認証する処理や、広告情報の登録処理の他、広告情報等を地図情報と合成して提供する処理を行う。また、インターネット網上の他の既成の検索サイト等と情報交換するために必要なKML(Keyhole Markup Language)形式のプログラムやデータの作成を行う。ユーザ端末装置3は、広告情報等の登録や、地図情報の検索を行う際に使用され、また、検索結果である地図情報等を表示する。
【選択図】図1
【解決手段】広告データベースサーバ1は、広告主が依頼する広告及び地域IDをデータベースにそれぞれ記憶し、ウェブサーバ2からの要求により、広告情報や地域情報を検索する。ウェブサーバ2は、広告主を含むユーザを認証する処理や、広告情報の登録処理の他、広告情報等を地図情報と合成して提供する処理を行う。また、インターネット網上の他の既成の検索サイト等と情報交換するために必要なKML(Keyhole Markup Language)形式のプログラムやデータの作成を行う。ユーザ端末装置3は、広告情報等の登録や、地図情報の検索を行う際に使用され、また、検索結果である地図情報等を表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、地図表示情報の作成システム及び地図表示情報の作成方法に係り、特に、地理的特徴を有するPOI(Point of Interest)の地図表示情報の作成システム及び地図表示情報の作成方法に関する。
近年、携帯電話器やナビゲーション装置の普及と共に、地図情報の利用が盛んになり、例えば、移動しているユーザ近辺の地図情報や移動経路等を検索して利用することが普及している。
移動中のユーザの携帯端末装置(携帯電話器やナビゲーション装置)に送信される地図情報としては、当該ユーザ近辺の地図データ、当該ユーザの現在位置データ、当該ユーザに適合した個別の属性情報(例えば、広告情報、連絡情報、通知情報)等が含められる(例えば、特許文献1を参照)。
この移動しているユーザ近辺の地図情報や移動経路は、当該ユーザ自身が利用することの他、当該ユーザ(例えば、営業担当者や要介護者)を遠隔地で管理している管理者側(例えば、営業所や介護サービスセンター)においても利用されている(例えば、特許文献2を参照)。
また、地図情報に広告情報を含める提案としては、ユーザの生活圏を中心とする店舗等の情報を、ユーザ端末装置から予め登録し、選択されたエリア内の地図に、広告依頼者端末装置を介して広告を依頼していた店舗の位置情報を表示するシステムも開示されている(例えば、特許文献3を参照。)。
表示した地図上に、図像化した広告対象物を併せて表示し、ユーザ(広告受給者)には、当該図像化した広告対象物を選択させることにより、選択された広告対象物に対応する広告情報を表示する方法が開示されている(例えば、特許文献4を参照。)。
一方、インターネット網上では、既成の検索専門サイトも地図情報の検索には力を入れており、例えば、Google社では、ローカル検索の他、地図による三次元的な検索・表示を可能にする検索システムの「Googleアース」(「Google」は米国グーグル社の登録商標)や、携帯電話器にも対応している検索システムである「Googleマップ」等による検索サービスが提供されている。さらに、動画投稿サイトであるユーチューブ社等とも連携し、地図上の特定地点における街の様子などを撮影して表示することも可能となっている。
また、インターネット広告の背景としては、検索システムの発達によってインターネットを使うユーザが特定のポータルサイトからリンクをたどって目的のサイトにたどりつくのではなく、検索システムを利用して目的のサイトに直接たどりつくような利用形態の変化が起きている。このためインターネット広告の形態も、アクセスの多いポータルサイトに単価の高い広告出す方法から、アクセスは比較的少なくとも最終的にユーザが行きつくコンテンツサイトに単価の低い広告を大量に出す流れになってきている。
特開2002−32399号公報
特開2004−40578号公報
特開2006−40129号公報
特許第2756483号公報
しかし、このような従来の地図表示情報の作成システムにあっては、情報の経路が、移動しているユーザと、広告主等との間に限定されており、例えば、ユーザが過去において実際に経験して得た情報(例えば、移動経路を示す画像データ、ユーザ等の顔写真データ、ユーザの現在位置や移動経路周辺の風景写真データ、周辺の風景の動画データ、ユーザ等のメッセージ(テキストデータ))をインターネット網を介して第三者にリアルタイムで公開することまでは意図されていなかった。
さらに第三者の検索システムに対して検索されることを意図していなかった。本発明は、ユーザが多く利用しているインターネット全体を検索範囲とする検索サイトの検索結果に対して有効な広告情報を付加する手段であり、自前の検索システムではなく、多くのユーザが利用している、インターネット全体の検索システムと連動してより多くのユーザに広告を表示することを可能としたシステムである。
また、従来のシステムにおいては、要求される情報の登録、検索システムの更新、検索、等の一連の処理の全てを、自前のユニットだけで賄っており、システムの構築に膨大な経費が掛かることも問題点であった。例えば、このような従来システムのサーバは、自前の情報入力フォーマットで登録情報をユーザや広告主に入力、送信させ、受信後は自前の処理部だけで処理しており、かつ外部の検索サイトへの繋がりを得られていないため、サーバ処理部の実行負担が大きくなると共に、ユーザ側の端末装置にインストールされる処理ユニット(ブラウザ)も大きくなっていた。
また、特許文献4の方法は、表示された地図上に広告対象物を表示し、これをユーザに選択させることにより、選択された広告対象物に対応する広告を表示するものであり、本発明のように、ユーザの現在位置近辺の店舗に関する広告を表示するものではない。
一方、近年、アプリケーション・プログラムにおいて経度及び緯度情報を有する地図空間情報の表示と管理を目的として、XML(Extensible Markup Language)ベースのマークアップ言語であるKML(Keyhole Markup Language)が利用できるようになり、KML形式で記述されたKMLファイル(本願では、適宜「KML」という)には、「Google Earth」、「Google Maps」、「Google Mobile」等で表示する目印、イメージ、ポリコン、3Dモデル、説明等の要素を記述することが可能となるに至っている。
このため、本発明は、検索すべき位置近辺を指定する位置情報、及び検索結果の地図画像に併記すべき情報をKMLで記述し、地図情報の検索処理を外部の既成の検索サイトに代行させることを可能にして、システムの設備負担を軽減した地図表示情報の作成システムの提供を目的とするものである。
本発明の他の目的は、KML出力サイトによって記録されたユーザに関する情報(例えば、移動経路を示す画像データ、ユーザ等の顔写真データ、ユーザ等の現在位置や移動経路周辺の風景写真データ、ユーザ等のメッセージ(テキストデータ))をインターネット網を介して第三者にリアルタイムで公開することができる地図表示情報の作成システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、検索すべき位置近辺を指定する位置情報、及び検索結果の地図画像に併記すべき情報をKMLで記述し、地図情報の検索処理を外部の既成の検索サイトに代行させることを可能にして、システムの設備負担を軽減した地図表示情報の作成方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、KML出力サイトによって記録されたユーザに関する情報(例えば、移動経路を示す画像データ、ユーザ等の顔写真データ、ユーザ等の現在位置や移動経路周辺の風景写真データ、ユーザ等のメッセージ(テキストデータ))をインターネット網を介して第三者にリアルタイムで公開することができる地図表示情報の作成方法を提供することにある。
本発明は、上記した従来の地図表示情報の作成システムの課題に鑑みてなされたものであり、ネットワークを介して相互に通信接続された広告データベースサーバ、ウェブサーバ、及びユーザ端末装置から構成され、前記ユーザ端末装置から指定された位置情報に関連する地図情報に、前記広告データベースサーバから摘出した広告情報を合成した地図画像を、前記ユーザ端末装置に表示する地図表示情報の作成システムであって、広告主の広告を前記広告データベースサーバに登録する手段と、ユーザ等の位置情報と検索結果の地図情報に併記すべき表示情報を含むKML(Keyhole Markup Language)を、前記ユーザ端末装置において作成し、前記ウェブサーバに送信する手段と、前記位置情報に示されている位置近辺の広告主の広告を、前記ウェブサーバからの依頼により、前記広告データベースサーバにおいて検索し、前記ウェブサーバに送信する手段と、前記KMLに含まれる前記位置情報及び前記表示データと、前記検索結果として摘出された広告とを含む広告付きKMLを、前記ウェブサーバにおいて作成する手段と、前記広告付きKMLを、前記ユーザ端末装置または外部の検索システムに送信する手段と、を備えたことを特徴とする地図表示情報の作成システムを提供するものである。
ここで、前記地図表示情報の作成システムにおいて、前記表示情報には、テキストデータ又は写真を含む画像データ、及び動画が含まれていることを特徴とする。
また、前記地図表示情報の作成システムにおいて、前記ユーザ端末装置は、前記KMLを作成し、その応答である広告付きの地図情報を表示するブラウザアプリケーションを備えていることを特徴とする。
また、前記地図表示情報の作成システムにおいて、前記ウェブサーバにおいて作成される前記広告付きKMLには、前記位置情報が示す位置から前記広告主の広告ポイントまでの案内表示データ及び階層的構成の広告情報が含まれており、地図情報の検索時に、検索結果の地図情報に併せて、前記階層的構成の広告情報が、前記ブラウザアプリケーションの、前記構成されている階層に沿った画面操作に基づいて、順次表示されることを特徴とする。
また、前記地図表示情報の作成システムにおいて、前記案内表示データには、前記位置情報が示す位置から前記広告主の広告ポイントまでの距離及び/または方角を示すデータが含まれていることを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して相互に通信接続された広告データベースサーバ、ウェブサーバ、及びユーザ端末装置を備え、前記ユーザ端末装置から指定された位置情報に関連する地図情報に、前記広告データベースサーバから摘出した広告情報を合成した地図画像を、前記ユーザ端末装置に表示する地図表示情報の作成方法であって、広告主の広告を前記広告データベースサーバに登録するステップと、ユーザ等の位置情報と検索結果の地図情報に併記すべき表示情報を含むKML(Keyhole Markup Language)を、前記ユーザ端末装置において作成し、前記ウェブサーバに送信するステップと、前記位置情報に示されている位置近辺の広告主の広告を、前記ウェブサーバからの依頼により、前記広告データベースサーバにおいて検索し、前記ウェブサーバに送信するステップと、前記KMLに含まれる前記位置情報及び前記表示データと、前記検索結果として摘出された広告とを含む広告付きKMLを、前記ウェブサーバにおいて作成するステップと、前記広告付きKMLを、前記ユーザ端末装置または外部の検索システムに送信するステップと、を備えたことを特徴とする地図表示情報の作成方法を提供するものである。
ここで、前記地図表示情報の作成方法において、前記表示情報には、テキストデータ又は写真を含む画像データ、及び動画が含まれていることを特徴とする。
また、前記地図表示情報の作成方法において、前記表示情報には、テキストデータ又は写真を含む画像データ、及び動画が含まれていることを特徴とする。
また、前記地図表示情報の作成方法において、前記ユーザ端末装置は、前記KMLを作成し、その応答である広告付きの地図情報を表示するブラウザアプリケーションを備えていることを特徴とする。
また、前記地図表示情報の作成方法において、前記ウェブサーバにおいて作成される前記広告付きKMLには、前記位置情報が示す位置から前記広告主の広告ポイントまでの案内表示データ及び階層的構成の広告情報が含まれており、地図情報の検索時に、検索結果の地図情報に併せて、前記階層的構成の広告情報が、前記ブラウザアプリケーションの、前記構成されている階層に沿った画面操作に基づいて、順次表示されることを特徴とする。
さらに、前記地図表示情報の作成方法において、前記案内表示データには、前記位置情報が示す位置から前記広告主の広告ポイントまでの距離及び/または方角を示すデータが含まれていることを特徴とする。
本発明によれば、広告付きKMLを、第三者、即ち、広くインターネット上の外部の検索システムに引き渡し、外部の検索システムにおける検索時に、KMLに含めた広告を表示させることができるので、多数の一般ユーザの目に触れさせることが可能となり、多大な広告効果を期待することができる。
また、外部の検索システムを活用するので、検索システムの設置に要するサーバのコスト負担を僅少にすることができる。
また、移動中のユーザの周辺地域と地理的に関係した広告情報を、広告主の店舗まで誘導する道案内と共に当該ユーザ等に提示できるので、移動中のユーザには便利であり、かつ広告効果を向上させることができる。
また、ユーザの現在位置近辺に存在する店舗に関する広告主の広告を、詳細情報も含めてユーザに表示できるので、ユーザを、即座に広告の店舗に向かわせる動機付けが可能となり、実戦的な広告効果が期待できる。
また、ユーザが過去に旅行した地域と地理的に関係した広告情報やユーザのメッセージを提供できるので、これらをインターネット網上に公開することも可能となり、ユーザの広報活動に資することができる。
さらに、移動中のユーザの周辺地域の地図画像と合成して表示される広告提示位置をクリックすることにより、当該広告の更に詳細な情報が段階的に提示されるので、ユーザには一層便利であり、かつ広告効果が一層高くなる。
そして、広告付きKMLには、広告情報を埋め込むと共にKML位置情報(店舗の位置情報や移動中のユーザの位置情報等、具体的にはユーザ端末装置3の位置情報)と、広告位置情報との位置関係(距離と方角)を含めているので、ユーザは、必ずしも紙に書かれた地図を携帯する必要がなくなり、また、必ずしも地図情報上に広告を表示する必要もない(即ち、全く地図が無いテキストのみのページであっても、広告目的を果たさせることができる)。このため、解像度が低い携帯電話器でも利用可能な単純な画像にも仕上げることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る地図表示情報の作成システムの全体構成を示すものである。
図1に示す本発明の実施形態に係る地図表示情報の作成システムは、広告主が依頼する広告及び地域ID(識別名)を登録時に記憶し、検索する広告データベースサーバ1と、広告情報等をインターネット網上に公開したり、インターネット網を介して他の既成のサイトと情報交換するための処理を行うウェブサーバ2と、地図情報の検索・表示を依頼する場合に使用されるユーザ端末装置3と、インターネット網を含むWAN(Wide Area Network)及びLAN(Local Area Network)等で構築され、広告データベースサーバ1とウェブサーバ2とを結ぶネットワーク10と、インターネット網、公衆電話回線、及び携帯電話回線を含みウェブサーバ2とユーザ端末装置3とを結ぶネットワーク20と、を備えて構成される。
図1に示す本発明の実施形態に係る地図表示情報の作成システムは、広告主が依頼する広告及び地域ID(識別名)を登録時に記憶し、検索する広告データベースサーバ1と、広告情報等をインターネット網上に公開したり、インターネット網を介して他の既成のサイトと情報交換するための処理を行うウェブサーバ2と、地図情報の検索・表示を依頼する場合に使用されるユーザ端末装置3と、インターネット網を含むWAN(Wide Area Network)及びLAN(Local Area Network)等で構築され、広告データベースサーバ1とウェブサーバ2とを結ぶネットワーク10と、インターネット網、公衆電話回線、及び携帯電話回線を含みウェブサーバ2とユーザ端末装置3とを結ぶネットワーク20と、を備えて構成される。
広告データベースサーバ1は、広告主が依頼する広告を登録している広告データ記憶部11と、広告データ記憶部11に登録されている広告データを検索する広告検索部12と、地域毎に割り当てられた地域ID(識別情報)を記憶している地域ID記憶部13と、地域ID記憶部13が記憶する地域IDを検索する地域ID検索部14と、ネットワーク10とのインターフェースを有するネットワークIF部15と、を備える。
ウェブサーバ2は、広告スクリプト等の表現に必要なHTMLコード等を記憶するHTMLデータ記憶部21と、移動中のユーザの位置情報や、広告位置情報を表現するためのKMLデータを記憶するKMLデータ記憶部22と、広告スクリプトを作成してKMLデータに埋め込む処理を行うスクリプト処理部23と、ネットワーク20とのインターフェースを有するネットワークIF部25と、上記の各部を制御する制御部24と、を備える。
広告データベースサーバ1及びウェブサーバ2は、具体的なハードウェア装置としては、CPU、メモリ、外部記憶装置、通信装置、入力装置、出力装置、読取装置、等を備えた標準的なコンピュータ・システム(図示は省略)によって構成することができる。この他に、例えば、暗号化装置、回線制御装置、等を備えることができる。
ユーザ端末装置3は、具体的には、ユーザの自宅・事務所等に設置される端末装置または固定電話器(ファクシミリ装置を含む)、若しくは移動中のユーザが携帯する携帯端末装置、携帯電話器、ナビゲーション・システム等であってよい。
以下、本実施形態に係る地図表示情報の作成システムの機能を、主要な構成要素毎に説明する。
広告データベースサーバ1は、登録時に広告主が依頼する広告及び地域ID(識別名)をデータベースにそれぞれ記憶しており、ウェブサーバ2からの要求により、広告情報や地域情報を検索できるように構成されている。
広告データベースサーバ1は、登録時に広告主が依頼する広告及び地域ID(識別名)をデータベースにそれぞれ記憶しており、ウェブサーバ2からの要求により、広告情報や地域情報を検索できるように構成されている。
ウェブサーバ2は、広告主を含むユーザを認証する処理や、広告情報の登録処理を行う。また、広告情報等を直接的にインターネット網上に公開したり、広告情報と地図情報とを合成した広告付き地図情報を提供する処理を行う。広告情報を地図情報と合成して提供する場合には、インターネット網上の他の既成の検索サイト等と情報交換するために必要なKML形式のプログラムやデータの作成を行う。
ユーザ端末装置3は、移動中のユーザが地図情報の検索・表示を依頼する場合等において、ブラウザアプリケーション32を介してデータを入力し、入力されたデータからKMLデータを作成し、当該KMLデータをウェブサーバ2に送信するために使用される。また、その応答として、検索結果である地図情報等をブラウザアプリケーション32の表示画面に表示することができる。
ここで、ユーザ端末装置3の役割を纏めると、
(1)KMLデータの出力(即ち、データを入力し、入力されたデータからKMLデータを作成し、当該KMLデータをウェブサーバ2に送信する)、
(2)位置情報の出力(例えば、ろぐの細道等のKML作成サイトに対して、位置情報を送信するときに使用する。端末が携帯電話の場合には、移動中の自身の位置情報を送信する役割になる)、
(3)KML(地図表示情報)の表示(即ち、ユーザはユーザ端末装置から検索サイト(Googleローカル検索等)にアクセスして、キーワードを入力すると、その検索結果として、地図と一緒に広告付きKMLのコンテンツ(文字、画像、動画、位置情報)が表示される)、となる。但し、KMLを作成するのは、他のKML出力サイトであってもよい。
ここで、ユーザ端末装置3の役割を纏めると、
(1)KMLデータの出力(即ち、データを入力し、入力されたデータからKMLデータを作成し、当該KMLデータをウェブサーバ2に送信する)、
(2)位置情報の出力(例えば、ろぐの細道等のKML作成サイトに対して、位置情報を送信するときに使用する。端末が携帯電話の場合には、移動中の自身の位置情報を送信する役割になる)、
(3)KML(地図表示情報)の表示(即ち、ユーザはユーザ端末装置から検索サイト(Googleローカル検索等)にアクセスして、キーワードを入力すると、その検索結果として、地図と一緒に広告付きKMLのコンテンツ(文字、画像、動画、位置情報)が表示される)、となる。但し、KMLを作成するのは、他のKML出力サイトであってもよい。
ネットワーク10は、具体的には、インターネット網を含むWAN(Wide Area Network)及びLAN(Local Area Network)等で構築され、広告データベースサーバ1とウェブサーバ2とを双方向通信可能に接続する機能を有する。
また、ネットワーク20は、具体的には、インターネット網、公衆電話回線、及び携帯電話回線を含む通信網として構築され、ウェブサーバ2とユーザ端末装置3とを双方向通信可能に接続する機能を有する。
広告データベースサーバ1の広告データ記憶部11は、登録時に広告主が依頼した広告をウェブサーバ2を介して受け取り、データベース(図示は省略)に登録している。この登録処理の具体的内容は、広告主ID(識別情報)と共に、具体的な広告を表示させるために必要な各種の情報(図7(a)参照)を広告主IDに対応付けて記憶すると共に、広告主IDから割り出される市町村IDや広告カテゴリ(図7(b)参照)をデータベースに記憶することである。
広告検索部12は、広告データ記憶部11のデータベースに登録されている広告データをウェブサーバ2からの依頼により検索し、その検索結果である広告データ(具体的な広告を表示させるために必要な各種の情報及び市町村IDや広告カテゴリ)をウェブサーバ2に応答する。
地域ID記憶部13は、地域毎に割り当てられた地域IDを、検索に必要なキーデータ(図6(a)参照)と対応付けてデータベース(図示は省略)記憶している。また、地域IDから割り出される具体的な所在場所の名称等の情報(図6(b)乃至(d)参照)も前記データベースに記憶している。
地域ID検索部14は、地域ID記憶部13が記憶する地域IDをウェブサーバ2からの依頼により検索し、その結果である具体的な所在場所の名称等の情報(図6(b)乃至(d)参照)をウェブサーバ2に応答する。
ウェブサーバ2のHTMLデータ記憶部21は、広告スクリプト(図4参照)等の表現に必要なHTMLコード等を記憶するHTMLデータをデータベース(図示は省略)記憶している。
スクリプト処理部23は、前述の広告スクリプトを作成し、これを他の既成の検索サイト等に送信するためのKMLデータに埋め込む処理を行う(図4参照)。この埋め込み処理は、外部検索システムとのインターフェース仕様を順守し、外部検索システムにおいて、広告付きの地図情報の表示や、その詳細情報の段階的な表示が可能となるように埋め込むものとする。
KMLデータ記憶部22は、他の既成の検索サイト等に送信するためのKMLデータ(図4参照)の各種雛型をデータベース(図示は省略)に記憶している。制御部24は、全体を制御すると共に、広告データベースサーバ1へ地域情報や広告情報の検索を依頼する処理、及び広告位置情報とKML位置情報(店舗の位置情報や移動中のユーザの位置情報等、具体的にはユーザ端末装置3の位置情報)との間の距離計算等の処理を行う。
図2は、本発明の実施形態に係る地図表示情報の作成システムにおける情報の流れを示す説明図である。
図2において、本システムのウェブサーバ2は、ユーザ端末装置3や、KML出力サイトが出力するKMLを使用した位置情報等を含むKMLデータ(コンテンツ情報)を受信する。当該データから位置情報が抽出され、この位置情報をキーにして広告データ記憶部11が管理する広告データベースが広告検索部12により検索され、この検索結果として地域毎の広告情報が摘出され、当該広告情報が、スクリプト処理部23及び制御部24により、前述の受信KMLデータと合成されて広告付きKMLが作成される。その後、この広告付きKMLは、インターネット網等を介して既成の地図情報検索サイトが提供する検索システム(例えば、「Googleローカル検索システム」、「Googleアース検索システム」、「携帯向けGoogleマップ」等)に送信され、地図情報が検索される。この検索結果を示す画面情報は、ネットワーク20を介してユーザ端末装置3に送信され、ブラウザアプリケーション32の表示画面上に表示させることができる。なお、ブラウザアプリケーション32の表示画面の機能は、前記既成の地図情報検索サイトの検索システムが提供する検索サービスの結果を表示する画面の機能となるように構成される。即ち、ウェブサーバ2は、予め作成した広告付きKMLでもって地図情報の検索処理を行う既成の検索サイトとユーザ端末装置との間に介在し、ユーザと既成の検索サイトとの仲立ちを果たすことも可能である。
図2において、本システムのウェブサーバ2は、ユーザ端末装置3や、KML出力サイトが出力するKMLを使用した位置情報等を含むKMLデータ(コンテンツ情報)を受信する。当該データから位置情報が抽出され、この位置情報をキーにして広告データ記憶部11が管理する広告データベースが広告検索部12により検索され、この検索結果として地域毎の広告情報が摘出され、当該広告情報が、スクリプト処理部23及び制御部24により、前述の受信KMLデータと合成されて広告付きKMLが作成される。その後、この広告付きKMLは、インターネット網等を介して既成の地図情報検索サイトが提供する検索システム(例えば、「Googleローカル検索システム」、「Googleアース検索システム」、「携帯向けGoogleマップ」等)に送信され、地図情報が検索される。この検索結果を示す画面情報は、ネットワーク20を介してユーザ端末装置3に送信され、ブラウザアプリケーション32の表示画面上に表示させることができる。なお、ブラウザアプリケーション32の表示画面の機能は、前記既成の地図情報検索サイトの検索システムが提供する検索サービスの結果を表示する画面の機能となるように構成される。即ち、ウェブサーバ2は、予め作成した広告付きKMLでもって地図情報の検索処理を行う既成の検索サイトとユーザ端末装置との間に介在し、ユーザと既成の検索サイトとの仲立ちを果たすことも可能である。
なお、図2では、ウェブサーバ2に対して、KML出力サイト(図2では「ろぐの細道」と表示)が出力するKMLを使用した位置情報等を含むKMLデータを送信する場合の例を説明している。送信端末装置がユーザ端末装置3(携帯電話器等を含む)の場合、ブラウザアプリケーション32を介して、当該端末装置で入力可能な情報(例えば、ユーザ等の移動経路を示す画像データ、ユーザ等の顔写真データ、ユーザ等の現在位置や移動経路周辺の風景写真データ、ユーザ等のメッセージ(テキストデータ))、GPSで取得した位置情報、等のKML形式のデータ(KMLデータ)を、ウェブサーバ2に送信することも可能である。
また、ユーザ端末装置3がユーザの自宅や事務所に設置された端末装置である場合であっても、前述のコンテンツ情報とは限らず、ブラウザアプリケーション32を介して、入力可能な情報(例えば、ユーザ等の移動経路を示す画像データ、ユーザ等の顔写真データ、ユーザ等の現在位置や移動経路周辺の風景写真データ、ユーザ等のメッセージ(テキストデータ))、ユーザ等の位置情報、等のKMLデータをウェブサーバ2に送信することも可能である。
図3は、地理的特徴を保存することができる一般的なKMLの記述例を示す説明図である。図3では、緯度・経度で示されるユーザや広告ポイントの位置情報を含むKMLの記述例を示している。このKMLのDescription部には、ユーザのメッセージを何も記載していないが、一般にKMLのDescription部には、ユーザのメッセージを記載することが可能であり、記載した場合は地図情報として表示される。
図4は、ユーザのメッセージを記載するKMLの1例に、さらに広告スクリプトを埋め込んで成る広告付きKMLの記述例を示す説明図である。
図4に示す広告付きKMLでは、ユーザのメッセージとして、Description部に「筑波大学にやってきました。」という文言が記載されている。また、このDescription部には、引き続き、広告スクリプトの1例として、Javascript形式で示される広告主のウェブページ(URL)を含むスクリプトが記載されている。
図4に示す広告付きKMLでは、ユーザのメッセージとして、Description部に「筑波大学にやってきました。」という文言が記載されている。また、このDescription部には、引き続き、広告スクリプトの1例として、Javascript形式で示される広告主のウェブページ(URL)を含むスクリプトが記載されている。
なお、Description部には、図4に示すユーザのメッセージの他、一般には、適当な形式で、ユーザ等の移動経路を示す画像データ、ユーザ等の顔写真データ、ユーザ等の現在位置や移動経路周辺の風景写真データ、動画データ等を含めることができる。
図5は、地図情報に表示させる位置情報の処理方法の1例を示す説明図である。
移動中のユーザの位置情報は、ユーザ端末装置3からウェブサーバ2に送信されるKMLに記載されており、このKMLを基にウェブサーバ2において広告付きのKMLが作成されて、ネットワーク20を介して既成の地図情報検索サイトに送信される。ウェブサーバ2に送信された前記KMLに記載されている位置情報からは、ユーザの位置情報と、既に登録されている広告ポイントの位置情報との間で、ユーザの位置から広告ポイント(通常は広告主の店舗)までの方位(方角)を示す画像情報(例えば、矢印)が作成され、当該画像情報を、外部の既成の検索システムに引き渡す広告付きKMLのスクリプトに含めることにより、当該画像情報を、当該外部の既成の検索システムにおける検索結果の地図画像と合成して表示させることができる。ここで、例えば、広告ポイントの位置情報における経度をX1、緯度をY1とし、KMLに含まれるユーザの位置情報における経度をX2、緯度をY2として、この方位(tanθ)は、
tanθ=|Y1−Y2|/|X1−X2|
で計算している。
移動中のユーザの位置情報は、ユーザ端末装置3からウェブサーバ2に送信されるKMLに記載されており、このKMLを基にウェブサーバ2において広告付きのKMLが作成されて、ネットワーク20を介して既成の地図情報検索サイトに送信される。ウェブサーバ2に送信された前記KMLに記載されている位置情報からは、ユーザの位置情報と、既に登録されている広告ポイントの位置情報との間で、ユーザの位置から広告ポイント(通常は広告主の店舗)までの方位(方角)を示す画像情報(例えば、矢印)が作成され、当該画像情報を、外部の既成の検索システムに引き渡す広告付きKMLのスクリプトに含めることにより、当該画像情報を、当該外部の既成の検索システムにおける検索結果の地図画像と合成して表示させることができる。ここで、例えば、広告ポイントの位置情報における経度をX1、緯度をY1とし、KMLに含まれるユーザの位置情報における経度をX2、緯度をY2として、この方位(tanθ)は、
tanθ=|Y1−Y2|/|X1−X2|
で計算している。
図6は、地域毎に割り当てられた地域IDと、対応する位置情報とを示すテーブルの説明図であり、図6(a)は「地域ID変換テーブル」、図6(b)は「市区町村テーブル」、図6(c)は「都道府県名テーブル」、図6(d)は「国名テーブル」を、それぞれ示すものである。
図6(a)の「地域ID変換テーブル」には、地域ID、地域メッシュ中心のX軸上の位置、地域メッシュ中心のY軸上の位置、市町村IDが、それぞれ対応付けて示されている。図6(b)の「市区町村テーブル」には、市区町村ID、市町村名、都道府県IDが、それぞれ対応付けて示されている。図6(c)の「都道府県名テーブル」には、都道府県ID、都道府県名、国IDが、それぞれ対応付けて示されている。図6(d)の「国名テーブル」には、国IDと国名とが対応付けて示されている。
図6(a)の「地域ID変換テーブル」には、地域ID、地域メッシュ中心のX軸上の位置、地域メッシュ中心のY軸上の位置、市町村IDが、それぞれ対応付けて示されている。図6(b)の「市区町村テーブル」には、市区町村ID、市町村名、都道府県IDが、それぞれ対応付けて示されている。図6(c)の「都道府県名テーブル」には、都道府県ID、都道府県名、国IDが、それぞれ対応付けて示されている。図6(d)の「国名テーブル」には、国IDと国名とが対応付けて示されている。
図7は、広告主に割り当てられた広告主IDと関連する広告情報とを示すテーブルの説明図であり、図7(a)は「広告基本データテーブル」、図7(b)は「広告エリアテーブル」を、それぞれ示すものである。
図7(a)の「広告基本データテーブル」には、広告主ID、広告情報スクリプト、広告位置情報の経度、広告位置情報の緯度、広告カテゴリID、広告登録日時、広告編集日時が、それぞれ対応付けて示されている。図7(b)の「広告エリアテーブル」には、広告主ID、市町村ID、広告カテゴリIDが、それぞれ対応付けて示されている。
図7(a)の「広告基本データテーブル」には、広告主ID、広告情報スクリプト、広告位置情報の経度、広告位置情報の緯度、広告カテゴリID、広告登録日時、広告編集日時が、それぞれ対応付けて示されている。図7(b)の「広告エリアテーブル」には、広告主ID、市町村ID、広告カテゴリIDが、それぞれ対応付けて示されている。
図8は、広告付きKMLにより表示される広告付き地図情報の1例を示す説明図である。
図8に示す広告付き地図情報は、ユーザ端末装置3が携帯電話器でない場合の表示に適しているが、携帯電話器である場合にも表示することが可能である。ここでは、Google社のローカル検索システムによる検索結果を示している。
図8に示す広告付き地図情報は、ユーザ端末装置3が携帯電話器でない場合の表示に適しているが、携帯電話器である場合にも表示することが可能である。ここでは、Google社のローカル検索システムによる検索結果を示している。
図9は、広告付きKMLにより表示される広告付き地図情報の他の1例を示す説明図である。
図9に示す広告付き地図情報は、ユーザ端末装置3が携帯電話器である場合の表示に適しているが、一般の端末装置にも表示することが可能である。ここでは、Google社の携帯電話器向けの検索システムによる検索結果を示している。
図9に示す広告付き地図情報は、ユーザ端末装置3が携帯電話器である場合の表示に適しているが、一般の端末装置にも表示することが可能である。ここでは、Google社の携帯電話器向けの検索システムによる検索結果を示している。
図10乃至12は、本発明の実施形態に係る地図表示情報の作成システムにおける広告付きKMLを作成する処理の動作を示すフローチャート図である。
以下、図1乃至9を参照しながら、図10乃至12に示すフローチャート図を使用して、本実施形態に係る地図表示情報の作成システムにおける広告付きKMLを作成する処理の動作を説明する。
以下、図1乃至9を参照しながら、図10乃至12に示すフローチャート図を使用して、本実施形態に係る地図表示情報の作成システムにおける広告付きKMLを作成する処理の動作を説明する。
(ステップS1)
まず、ステップS1では、ウェブサーバ2の制御部24が、ユーザ端末装置3から、ネットワーク20とネットワークIF部25を介して、KMLを受信する処理(KML読込処理)を行う。
まず、ステップS1では、ウェブサーバ2の制御部24が、ユーザ端末装置3から、ネットワーク20とネットワークIF部25を介して、KMLを受信する処理(KML読込処理)を行う。
(ステップS2)
ステップS2では、受信したKMLの内容を解析する。
ステップS2では、受信したKMLの内容を解析する。
(ステップS3)
ステップS3では、制御部24が、上記解析結果として、受信したKMLに端末装置3の位置を示す位置情報(即ち、KML位置情報)の存在が確認されたか否かを検証し、位置情報が存在する場合はKMLの位置情報をキーにした「地域ID変換テーブル」の検索依頼を広告データベースサーバ1の地域ID検索部14に送信し、ステップS4に移る。位置情報が存在しない場合はステップS7に移る。
ステップS3では、制御部24が、上記解析結果として、受信したKMLに端末装置3の位置を示す位置情報(即ち、KML位置情報)の存在が確認されたか否かを検証し、位置情報が存在する場合はKMLの位置情報をキーにした「地域ID変換テーブル」の検索依頼を広告データベースサーバ1の地域ID検索部14に送信し、ステップS4に移る。位置情報が存在しない場合はステップS7に移る。
(ステップS7)
ステップS7では、スクリプト処理部23が、KMLに通常の広告を追加し、処理を終了する。
ステップS7では、スクリプト処理部23が、KMLに通常の広告を追加し、処理を終了する。
(ステップS4)
ステップS4では、制御部24からの依頼を受けた広告データベースサーバ1の地域ID検索部14が、KMLの位置情報をキーにして「地域ID変換テーブル」(図6(a))を検索し、市区町村IDを特定して、制御部24に応答する。
ステップS4では、制御部24からの依頼を受けた広告データベースサーバ1の地域ID検索部14が、KMLの位置情報をキーにして「地域ID変換テーブル」(図6(a))を検索し、市区町村IDを特定して、制御部24に応答する。
(ステップS5)
ステップS5では、制御部24からの依頼を受けた広告データベースサーバ1の広告検索部12が、市区町村IDをキーにして「広告エリアテーブル」(図7(b))を検索し、該当する広告主IDを抽出して制御部24に応答する。
ステップS5では、制御部24からの依頼を受けた広告データベースサーバ1の広告検索部12が、市区町村IDをキーにして「広告エリアテーブル」(図7(b))を検索し、該当する広告主IDを抽出して制御部24に応答する。
(ステップS6)
ステップS6では、制御部24が、上記「広告エリアテーブル」の検索により、市区町村IDに該当する広告主(より具体的には広告主ID)が存在するか否かを検証し、該当する広告主が存在する場合は広告主IDをキーにした「広告基本データテーブル」の検索依頼を広告データベースサーバ1の広告検索部12に送信し、ステップS21(図11)に移る。該当する広告主が存在しない場合はステップS7に移る。
ステップS6では、制御部24が、上記「広告エリアテーブル」の検索により、市区町村IDに該当する広告主(より具体的には広告主ID)が存在するか否かを検証し、該当する広告主が存在する場合は広告主IDをキーにした「広告基本データテーブル」の検索依頼を広告データベースサーバ1の広告検索部12に送信し、ステップS21(図11)に移る。該当する広告主が存在しない場合はステップS7に移る。
(ステップS21)(図11)
ステップS21では、制御部24からの依頼を受けた広告データベースサーバ1の広告検索部12が、広告主IDをキーにして「広告基本データテーブル」(図7(a))を検索し、該当する広告スクリプト、広告位置情報、及び広告カテゴリを抽出する。
ステップS21では、制御部24からの依頼を受けた広告データベースサーバ1の広告検索部12が、広告主IDをキーにして「広告基本データテーブル」(図7(a))を検索し、該当する広告スクリプト、広告位置情報、及び広告カテゴリを抽出する。
(ステップS22)
ステップS22では、広告検索部12が、上記抽出した広告カテゴリ検索のヒット結果が所定数を超えるか否かを検証し、当該ヒット結果が所定数を超える場合はステップS23に進み、当該ヒット結果が所定数以内である場合はステップS27に進む。
ステップS22では、広告検索部12が、上記抽出した広告カテゴリ検索のヒット結果が所定数を超えるか否かを検証し、当該ヒット結果が所定数を超える場合はステップS23に進み、当該ヒット結果が所定数以内である場合はステップS27に進む。
(ステップS23)
ステップS23では、広告検索部12が、広告カテゴリの内容に応じて広告カテゴリの絞り込み処理を行う。
ステップS23では、広告検索部12が、広告カテゴリの内容に応じて広告カテゴリの絞り込み処理を行う。
(ステップS24)
ステップS24では、広告検索部12が、上記検索結果に広告位置情報が含まれているか否かを検証し、応答された検索結果に広告位置情報が含まれている場合はステップS25に進み、応答された検索結果に広告位置情報が含まれていない場合はステップS34(図12)に移る。
ステップS24では、広告検索部12が、上記検索結果に広告位置情報が含まれているか否かを検証し、応答された検索結果に広告位置情報が含まれている場合はステップS25に進み、応答された検索結果に広告位置情報が含まれていない場合はステップS34(図12)に移る。
(ステップS25)
ステップS25では、広告検索部12が、応答された広告位置情報検索のヒット結果が所定数を超えるか否かを検証し、当該ヒット結果が所定数を超える場合はステップS26に進み、当該ヒット結果が所定数以内である場合はステップS27に進む。
ステップS25では、広告検索部12が、応答された広告位置情報検索のヒット結果が所定数を超えるか否かを検証し、当該ヒット結果が所定数を超える場合はステップS26に進み、当該ヒット結果が所定数以内である場合はステップS27に進む。
(ステップS26)
ステップS26では、広告検索部12が、KML位置情報と広告位置情報との間の距離に応じて、広告位置情報の絞り込み処理を行う。
ステップS26では、広告検索部12が、KML位置情報と広告位置情報との間の距離に応じて、広告位置情報の絞り込み処理を行う。
(ステップS27)
ステップS27では、広告検索部12が、上記絞り込んだ検索結果から、ランダムに広告情報を選択し、当該選択結果を制御部24に応答した後、ステップS31(図12)に移る。
ステップS27では、広告検索部12が、上記絞り込んだ検索結果から、ランダムに広告情報を選択し、当該選択結果を制御部24に応答した後、ステップS31(図12)に移る。
(ステップS31)(図12)
ステップS31では、制御部24が、広告位置情報とKML位置情報との間の距離計算処理を行う。
ステップS31では、制御部24が、広告位置情報とKML位置情報との間の距離計算処理を行う。
(ステップS32)
ステップS32では、制御部24が、広告位置情報とKML位置情報との間の距離の表記最適化処理を行う。
ステップS32では、制御部24が、広告位置情報とKML位置情報との間の距離の表記最適化処理を行う。
(ステップS33)
ステップS33では、制御部24が、KML位置情報から広告位置情報に向かう方位の計算処理を行う(図5参照)。
ステップS33では、制御部24が、KML位置情報から広告位置情報に向かう方位の計算処理を行う(図5参照)。
(ステップS34)
ステップS34では、制御部24が、KMLに対して、広告スクリプト、KML位置情報から広告位置情報に向かう方位、及び広告位置情報とKML位置情報との間の距離を、それぞれ追加して、広告付きKMLを作成する。
ステップS34では、制御部24が、KMLに対して、広告スクリプト、KML位置情報から広告位置情報に向かう方位、及び広告位置情報とKML位置情報との間の距離を、それぞれ追加して、広告付きKMLを作成する。
(ステップS35)
ステップS35では、制御部24が、外部の検索システム(Google、Yahoo!等の既成の検索エンジン・サイト)に対して、新たなKMLが生成されたことをXML形式の言語で通知し、処理を終了する。
ステップS35では、制御部24が、外部の検索システム(Google、Yahoo!等の既成の検索エンジン・サイト)に対して、新たなKMLが生成されたことをXML形式の言語で通知し、処理を終了する。
なお、本実施の形態では、ウェブサーバ2が、予め作成した広告付きKMLでもって地図情報の検索処理を行う既成の検索サイトとユーザ端末装置との間に介在し、あたかも地図情報の検索処理の代行を果たすことも可能であるが、作成した広告付きKMLは、そのままユーザ端末装置3に引渡し、ユーザが、この広告付きKMLを任意に使用できるように構成することも可能である。
また、本発明に係る地図表示情報の作成システムの各構成要素の処理の少なくとも一部をコンピュータ制御により実行するものとし、かつ、上記処理を、図10乃至12のフローチャートで示した手順によりコンピュータに実行せしめるプログラムは、半導体メモリを始め、CD−ROMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュータ、パーソナルコンピュータ、汎用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、上記の記録媒体から上記プログラムを読み出して、実行するものとしてもよい。
本発明は、地図表示情報の作成システム及び地図表示情報の作成方法に係り、特に、地理的特徴を有するPOI(Point of Interest)の地図表示情報の作成システム及び地図表示情報の作成方法に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
1:広告データベースサーバ
2:ウェブサーバ
3:ユーザ端末装置
10:ネットワーク
11:広告データ記憶部
12:広告検索部
13:地域ID記憶部
14:地域ID検索部
15:ネットワークIF部
20:ネットワーク
21:HTMLデータ記憶部
22:KMLデータ記憶部
23:スクリプト処理部
24:制御部
25:ネットワークIF部
31:ネットワークIF部
32:ブラウザアプリケーション部
2:ウェブサーバ
3:ユーザ端末装置
10:ネットワーク
11:広告データ記憶部
12:広告検索部
13:地域ID記憶部
14:地域ID検索部
15:ネットワークIF部
20:ネットワーク
21:HTMLデータ記憶部
22:KMLデータ記憶部
23:スクリプト処理部
24:制御部
25:ネットワークIF部
31:ネットワークIF部
32:ブラウザアプリケーション部
Claims (10)
- ネットワークを介して相互に通信接続された広告データベースサーバ、ウェブサーバ、及びユーザ端末装置から構成され、前記ユーザ端末装置から指定された位置情報に関連する地図情報に、前記広告データベースサーバから摘出した広告情報を合成した地図画像を、前記ユーザ端末装置に表示する地図表示情報の作成システムであって、
広告主の広告を前記広告データベースサーバに登録する手段と、
ユーザ等の位置情報と検索結果の地図情報に併記すべき表示情報を含むKML(Keyhole Markup Language)を、前記ユーザ端末装置において作成し、前記ウェブサーバに送信する手段と、
前記位置情報に示されている位置近辺の広告主の広告を、前記ウェブサーバからの依頼により、前記広告データベースサーバにおいて検索し、前記ウェブサーバに送信する手段と、
前記KMLに含まれる前記位置情報及び前記表示データと、前記検索結果として摘出された広告とを含む広告付きKMLを、前記ウェブサーバにおいて作成する手段と、
前記広告付きKMLを、前記ユーザ端末装置または外部の検索システムに送信する手段と、
を備えたことを特徴とする地図表示情報の作成システム。 - 前記表示情報には、テキストデータ又は写真を含む画像データ、及び動画が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の地図表示情報の作成システム。
- 前記ユーザ端末装置は、前記KMLを作成し、その応答である広告付きの地図情報を表示するブラウザアプリケーションを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の地図表示情報の作成システム。
- 前記ウェブサーバにおいて作成される前記広告付きKMLには、前記位置情報が示す位置から前記広告主の広告ポイントまでの案内表示データ及び階層的構成の広告情報が含まれており、地図情報の検索時に、検索結果の地図情報に併せて、前記階層的構成の広告情報が、前記ブラウザアプリケーションの、前記構成されている階層に沿った画面操作に基づいて、順次表示されることを特徴とする請求項3に記載の地図表示情報の作成システム。
- 前記案内表示データには、前記位置情報が示す位置から前記広告主の広告ポイントまでの距離及び/または方角を示すデータが含まれていることを特徴とする請求項4に記載の地図表示情報の作成システム。
- ネットワークを介して相互に通信接続された広告データベースサーバ、ウェブサーバ、及びユーザ端末装置を備え、前記ユーザ端末装置から指定された位置情報に関連する地図情報に、前記広告データベースサーバから摘出した広告情報を合成した地図画像を、前記ユーザ端末装置に表示する地図表示情報の作成方法であって、
広告主の広告を前記広告データベースサーバに登録するステップと、
ユーザ等の位置情報と検索結果の地図情報に併記すべき表示情報を含むKML(Keyhole Markup Language)を、前記ユーザ端末装置において作成し、前記ウェブサーバに送信するステップと、
前記位置情報に示されている位置近辺の広告主の広告を、前記ウェブサーバからの依頼により、前記広告データベースサーバにおいて検索し、前記ウェブサーバに送信するステップと、
前記KMLに含まれる前記位置情報及び前記表示データと、前記検索結果として摘出された広告とを含む広告付きKMLを、前記ウェブサーバにおいて作成するステップと、
前記広告付きKMLを、前記ユーザ端末装置または外部の検索システムに送信するステップと、
を備えたことを特徴とする地図表示情報の作成方法。 - 前記表示情報には、テキストデータ又は写真を含む画像データ、及び動画が含まれていることを特徴とする請求項6に記載の地図表示情報の作成ステップ。
- 前記ユーザ端末装置は、前記KMLを作成し、その応答である広告付きの地図情報を表示するブラウザアプリケーションを備えていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の地図表示情報の作成方法。
- 前記ウェブサーバにおいて作成される前記広告付きKMLには、前記位置情報が示す位置から前記広告主の広告ポイントまでの案内表示データ及び階層的構成の広告情報が含まれており、地図情報の検索時に、検索結果の地図情報に併せて、前記階層的構成の広告情報が、前記ブラウザアプリケーションの、前記構成されている階層に沿った画面操作に基づいて、順次表示されることを特徴とする請求項3に記載の地図表示情報の作成方法。
- 前記案内表示データには、前記位置情報が示す位置から前記広告主の広告ポイントまでの距離及び/または方角を示すデータが含まれていることを特徴とする請求項9に記載の地図表示情報の作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007315575A JP2009140209A (ja) | 2007-12-06 | 2007-12-06 | 地図表示情報の作成システム及び地図表示情報の作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007315575A JP2009140209A (ja) | 2007-12-06 | 2007-12-06 | 地図表示情報の作成システム及び地図表示情報の作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009140209A true JP2009140209A (ja) | 2009-06-25 |
Family
ID=40870758
Family Applications (1)
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JP2007315575A Pending JP2009140209A (ja) | 2007-12-06 | 2007-12-06 | 地図表示情報の作成システム及び地図表示情報の作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009140209A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011040033A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Samsung Electronics Co Ltd | 抽出された感情を用いたスポンサー基盤広告装置および方法 |
JP2011082650A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Kddi Corp | 端末位置、姿勢に連動した広告表示システム、装置及び方法 |
-
2007
- 2007-12-06 JP JP2007315575A patent/JP2009140209A/ja active Pending
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JP2011040033A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Samsung Electronics Co Ltd | 抽出された感情を用いたスポンサー基盤広告装置および方法 |
JP2011082650A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Kddi Corp | 端末位置、姿勢に連動した広告表示システム、装置及び方法 |
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