JP2009139681A - 撮像レンズおよび撮像モジュール - Google Patents

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Kanefumi Hirano
兼史 平野
Gakudo Shigemitsu
学道 重光
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Abstract

【課題】3枚レンズ構成のレンズ系により、低コストでかつ小型の高解像性能を有する撮像レンズおよび撮像モジュールを提供する。
【解決手段】正のパワーの第1レンズL1と、負のパワーの第2レンズL2と、第3レンズL3が物体側から撮像側に向かって順に配置されたレンズ系を備える。以下の式の条件を満たす。
Figure 2009139681

ただし、f:レンズ系のd線における焦点距離 [mm] ν:第1,第2レンズのd線におけるアッベ数 L:レンズ系の全長[mm] L’:レンズ系の換算全長[mm] d’:第1,第2レンズ間の換算距離[mm]
【選択図】なし

Description

この発明は、撮像レンズおよび撮像モジュールに関し、詳しくは、カメラ用の撮像レンズおよびその撮像レンズと固体撮像素子を用いた撮像モジュールであり、特に携帯電話機等への搭載を目的とした、小型でかつ高い光学性能を有する撮像レンズおよび撮像モジュールに関するものである。
近年、撮像素子にCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:コンプリメンタリ・メタル・オキサイド・セミコンダクタ)などの固体撮像素子を用いたコンパクトなデジタルカメラやデジタルビデオユニットを内蔵したものが種々開発されている。特に、情報携帯端末や携帯電話が普及し、それらに搭載される撮像モジュールには、高解像性能はもちろんのこと、携帯性の観点から小型・低背の撮像レンズが望まれている。
このような要求を実現可能な撮像レンズのタイプとして、物体側から撮像側へ順に、正のパワーの第1レンズ、負のパワーの第2レンズ、正または負のパワーの第3レンズの3枚構成のレンズ系のものがある(特許文献1(特開2007−156277号公報)参照)。このような正レンズ−負レンズという構成の撮像レンズは、一般に望遠タイプと呼ばれ、焦点距離に比してレンズ全長を短くでき、低背化に有利である。また、コマ収差、非点収差、像面湾曲といった諸収差の補正を3枚のレンズで分担して行なうため、撮像面全域にわたって解像性能を向上できる。さらに、第3レンズにより軸外光線の受光素子への入射角を調整し、固体撮像素子を用いる場合でもシェーディングによる光量低下を抑制することが可能である。
一般に、レンズの材料は、分散現象により短波長の光が長波長の光に比べ強く屈折され、また、撮像レンズでは、レンズ系全体が正のパワーを持っているため、短波長の光の結像位置が長波長の光の結像位置よりも手前にずれる場合が多い(軸上色収差;以後単に色収差と呼ぶ)。
ところが、上記特許文献1の撮像レンズのレンズ系では、色収差の補正が十分ではなく、他の収差を完全に補正したとしても解像性能の向上に限界がある。特に、Fナンバー3以下の明るいレンズ系では色収差の影響が大きくなる。また、画素ピッチ2.5μm以下の高解像の撮像素子を用いる場合、必要とされる解像度を実現できない可能性がある。
特開2007−156277号公報
そこで、この発明の課題は、3枚レンズ構成のレンズ系により、低コストでかつ小型の高解像性能を有する撮像レンズおよび撮像モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の撮像レンズは、
物体側から撮像側に向かって順に、正のパワーの第1レンズと、負のパワーの第2レンズと、正または負のパワーの第3レンズが配置されたレンズ系を備え、
以下の数1に示される式および数2に示される式の条件を満たすことを特徴とする。
Figure 2009139681
Figure 2009139681
〔ただし、
f:レンズ系のd線における焦点距離 [mm]
:第1レンズのd線における屈折率
:第2レンズのd線における屈折率
:第3レンズのd線における屈折率
ν:第1レンズのd線におけるアッベ数
ν:第2レンズのd線におけるアッベ数
:第1レンズの中心厚み[mm]
:第2レンズの中心厚み[mm]
:第3レンズの中心厚み[mm]
:第1レンズと第2レンズの間隔[mm]
:第2レンズと第3レンズの間隔[mm]
:第3レンズと受光面の間隔[mm]
L:レンズ系の全長(=t+d+t+d+t+d) [mm]
L’:レンズ系の換算全長(=t/n+d+t/n+d+t/n+d) [mm]
’:第1レンズと第2レンズ間の換算距離(=t/n+d) [mm] 〕
上記構成によれば、[数1]に示す式の第1の条件により、全長が短く、撮像モジュールの小型化に適した撮像レンズを得ることができると共に、[数2]に示す式の第2の条件により、色収差を適切に補正した撮像レンズを得ることができる。これにより、3枚レンズ構成のレンズ系により、低コストでかつ小型の高解像性能を有する撮像レンズを実現できる。
また、一実施形態の撮像レンズでは、
上記第3レンズの撮像側に配置された透光板を備え、
上記透光板のd線における屈折率をnとし、上記透光板の中心厚み[mm]をtとし、上記第3レンズと上記透光板の間隔[mm]をd3Cとし、上記透光板と上記受光面の間隔[mm]をdとすると、
上記第3レンズと上記受光面の間隔dは、
=d3C+t+d
で表され、上記レンズ系の全長L[mm]と上記レンズ系の換算全長L’[mm]は、
L=t+d+t+d+t+d3C+t+d)
L’=t/n+d+t/n+d+t/n+d3C+t/n+d)
で表される。
上記実施形態によれば、上記第3レンズの撮像側に透光板を配置することによって、撮像側に配置される撮像素子の受光面を保護することができる。
また、一実施形態の撮像レンズでは、
上記第3レンズのd線における焦点距離をfとすると、上記レンズ系のd線における焦点距離fと上記第3レンズのd線における焦点距離をfとが、
Figure 2009139681
の条件を満たす。
上記実施形態によれば、上記レンズ系のd線における焦点距離fと上記第3レンズのd線における焦点距離をfとが、上記条件を満たすようにして、第3レンズのパワーの絶対値を小さくするほうがより好適である。すなわち、第3レンズのパワーが正で大きい場合、レンズ系の全長を短縮するためには、第1レンズと第2レンズのパワーを大きくする必要があり、製造公差が厳しくなる。逆に、第3レンズのパワーが負で大きい場合、色収差が大きくなる。
また、一実施形態の撮像レンズでは、上記第1レンズが物体側に凸面を向けたメニスカスレンズである。
上記実施形態によれば、物体側に凸面を向けたメニスカスレンズを第1レンズに用いることによって、レンズ系の全長を撮像レンズの全長に近づけて長く取ることができ、光学設計上有利となる。
また、一実施形態の撮像レンズでは、上記第2レンズが物体側に凹面を向けたメニスカスレンズである。
上記実施形態によれば、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズを第2レンズに用いることによって、レンズのパワーを保ったままペッツバール和を小さくすることができ、非点収差・像面湾曲を低減できると共に、コマ収差を低減できる。
また、一実施形態の撮像レンズでは、
上記第1レンズのd線におけるアッベ数νと、上記第2レンズのd線におけるアッベ数νは、
ν>45
ν<30
の条件を満たすことを特徴とする。
上記実施形態によれば、上記第1レンズのd線におけるアッベ数νと、第2レンズのd線におけるアッベ数νの上記条件を満たすようにして、第1レンズのアッベ数を大きく(分散を小さく)する一方、第2レンズのアッベ数を小さく(分散を大きく)することにより、同一のレンズパワー、レンズ配置であっても、より有効に色収差を補正できる。
また、一実施形態の撮像レンズでは、上記第1,第2,第3レンズのうち少なくとも1面以上を非球面とした。
上記実施形態によれば、上記第1,第2,第3レンズのうちの例えば第1レンズを非球面とすることにより、特に球面収差を有効に補正できる。また、第2レンズを非球面とすることにより、特に非点収差・像面湾曲を有効に補正できる。さらに、第3レンズを非球面とすることにより、特に非点収差・像面湾曲・歪曲を有効に補正し、また、テレセントリック性を向上できる。
また、一実施形態の撮像レンズでは、上記レンズ系のFナンバーが3以下である。
上記実施形態によれば、上記レンズ系のFナンバーを3以下と小さくすることによって、受光光量を増大しつつ、色収差を0.055mm以内に補正して、高い解像性能を実現できる。
また、この発明の撮像モジュールでは、
上記のいずれか1つの撮像レンズと、
上記撮像レンズにより投影された光学像を撮像する固体撮像素子と
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、低コストでかつ小型の高解像性能を有する撮像レンズを用いることによって、小型で高性能な撮像モジュールを低コストで実現できる。
また、一実施形態の撮像モジュールでは、上記固体撮像素子の画素ピッチが2.5μm以下である。
上記実施形態によれば、上記固体撮像素子の画素ピッチを2.5μm以下とすることによって、高画素の固体撮像素子の性能を十分活かした撮像モジュールを実現できる。
以上より明らかなように、この発明の撮像レンズによれば、3枚レンズ構成のレンズ系により、低コストでかつ小型の高解像性能を有する撮像レンズを実現することができる。
また、この発明の撮像モジュールによれば、低コスト化と小型化を図ることができる高性能な撮像モジュールを実現することができる。
以下、この発明の撮像レンズおよび撮像モジュールを図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1Aはこの発明の撮像レンズの構成を示す図であり、この撮像レンズは、図1Aに示すように、物体側(図1Aの左側)から撮像側(図1Aの右側)に向かって順に、正のパワーの第1レンズL1と、負のパワーの第2レンズL2と、正または負のパワーの第3レンズL3が配置されたレンズ系を備えている。また、上記撮像レンズは、第3レンズL3の撮像側の受光面Imとの間に配置された透光板CGを備えている。
この発明の撮像レンズおよび撮像モジュールの実施の形態を説明する前に、色収差をどの程度まで抑えればよいかについて以下に説明する。
まず、色収差補正のターゲットとして、色収差以外の収差がない場合の解像性能を考え、
軸上200[lp/mm]でのMTF値 ≧ 30% …… (*)
の条件を満たすことを目標とする。この200[lp/mm]は、撮像素子の画素ピッチが2.5μmのときのナイキスト周波数である。また、30%というMTF(Modulation Transfer Function)値は、回折限界および色収差のみの影響による低下したコントラストの目標値であり、他の収差、製造公差などによって解像性能が劣化することを考慮すると、実際の撮像モジュールでの解像性能を確保する上で妥当な目標値である。
図2に色収差と解像性能(MTF)の関係を示す。図2において、横軸は色収差(C線とF線の結像位置の差:C線が手前で結像する場合が正)であり、縦軸は軸上200[lp/mm]でのMTF値である。ここで、レンズ系のFナンバーは2.0、2.8、4.0の3通りとしている。
図2より、色収差(絶対値)を0.055mm以内に抑えることにより、上記条件(*)の目標値を達成できることが分かる。特に、Fナンバーが3より小さい場合、色収差の補正がより重要となる。なお、MTF値のピークが色収差0からずれているのは、高次の球面収差などの影響である。
次に、レンズの配置により色収差がどのように変化するかを計算する。
図1Bに示すような、正のパワーの第1レンズL1、負のパワーの第2レンズL2、第3レンズL3、受光面Imからなる薄肉レンズ系の色収差を、次のパラメータに基づいて計算する。
C線:656nm(赤)
d線:588nm(黄)
F線:486nm(青)
:第1レンズL1と第2レンズL2の間隔
:第2レンズL2と第3レンズL3の間隔
:第3レンズL3と受光面Imの間隔
:第1レンズの中心厚み[mm]
:第2レンズの中心厚み[mm]
:第3レンズの中心厚み[mm]
L:レンズ系の全長(=t+d+t+d+t+d)
ν:第1レンズL1のd線におけるアッベ数
ν:第2レンズL2のd線におけるアッベ数
ν:第3レンズL3のd線におけるアッベ数
:第1レンズL1のd線におけるパワー
:第2レンズL2のd線におけるパワー
:第3レンズL3のd線におけるパワー
f:レンズ系全体のd線における焦点距離
p:レンズ系全体のd線におけるパワー(=1/f)
ここで、各文字にC、Fの添字をつけた場合、d線のかわりにC線、F線に対する値とする。
第1レンズL1に入射した平行光束の、第3レンズL3を通過後の近軸結像距離は、
Figure 2009139681
で表され、レンズ系全体の焦点距離fとパワーpは、
Figure 2009139681
で表される。また、C線、F線での結像位置の差(軸上色収差)は、
Figure 2009139681
と計算される。各レンズパワーの差Δp, Δp, Δpはそれぞれ、アッベ数を用いて、
Figure 2009139681
と表せる。
後に述べるが、本発明によるレンズ系では、第3レンズL3のパワーの絶対値が小さいほうが望ましい。この場合、式(3)において、第3レンズL3の影響(第3レンズL3のd線におけるパワーp、Δpを含む項)を無視でき、次のように関係式をより簡略化できる。
Figure 2009139681
また、第1レンズL1のd線におけるパワーp、第2レンズL2のd線におけるパワーpは、レンズ系全体の焦点距離f、レンズ系の全長L、第1レンズL1と第2レンズL2の間隔dが決まると一意に決まり、
Figure 2009139681
と表せる。よって色収差Δsは、
Figure 2009139681
となる。色収差の許容範囲をTsとすると、|Δs|≦Tsとなる範囲は、
Figure 2009139681
となる(色収差は通常、負であるため)。
実際のレンズ系では、レンズは有限の厚みを持つが、レンズ部分の厚みを、その部分の屈折率で割った厚みに換算してレンズ間距離を求め、近似的に薄肉レンズ系と考え設計する。具体的には、式(6)において、レンズ系の全長Lと第1レンズL1と第2レンズL2の間隔dの代わりに、次式で定義されるレンズ全長の換算距離L’とレンズ間距離の換算距離d’を用いることにより、色収差補正条件を適用できる。
L’= t/n+d+t/n+d+t/n+d
’=t/n+d
〔ただし、
:第1レンズのd線における屈折率
:第2レンズのd線における屈折率
:第3レンズのd線における屈折率
:第1レンズの中心厚み[mm]
:第2レンズの中心厚み[mm]
:第3レンズの中心厚み[mm]
:第1レンズと第2レンズの間隔[mm]
:第2レンズと第3レンズの間隔[mm]
:第3レンズと受光面の間隔[mm]
図3に、レンズ間の換算距離d’と色収差Δsの関係を示す。図3において、横軸はレンズ間の換算距離d’[mm]を表し、縦軸は色収差[mm]を表している。図3では、レンズ系のFナンバーを2.8とし、焦点距離を4.2mmとし、レンズ全長を3.8mmとする3枚レンズ構成とし、その他のレンズデータを表1の通りとする。第3レンズL3の物体面側の曲率半径R3は、−6mm(凹面)、∞(平面)、+6mm(凸面)の3通りとした。また、図3には、式(5)から計算される色収差の近似計算値も示している。
Figure 2009139681
図3より、式(5)の計算式は、実際の色収差の良い近似となっており、従って、レンズ間距離に対する式(6)の規制は、色収差を許容範囲内に抑えるために有効である。小型の撮像レンズにおいて、色収差を0.055mm以内に抑えるため、次の条件が導かれる。
Figure 2009139681
Figure 2009139681
なお、この撮像レンズにおいて、第3レンズL3は、近軸領域での結像性能にはあまり影響がない一方で、軸外領域において、第1レンズL1と第2レンズL2で生じた非点収差・像面湾曲・歪曲等を補正し、また、シェーディング対策のため、テレセントリック性を向上させる働きを有する。
上記構成の撮像レンズによれば、上記[数1]に示す式の条件により、全長が短く、撮像モジュールの小型化に適した撮像レンズを得ることができ、かつ、上記[数2]に示す式の条件により、色収差を適切に補正した撮像レンズを得ることができる。これにより、3枚レンズ構成のレンズ系により、低コストでかつ小型の高解像性能を有する撮像レンズを実現することができる。
なお、図1Bに示す撮像レンズの説明では、透光板のない撮像レンズについて説明したが、透光板CGを備えた撮像レンズにこの発明を適用してもよい。その場合、第3レンズL3と受光面の間隔d[mm]、レンズ系の全長L[mm]、およびレンズ系の換算全長L’[mm]は、
=d3C+t+d
L=t+d+t+d+t+d3C+t+d)
L’=t/n+d+t/n+d+t/n+d3C+t/n+d
〔ただし、
3C:第3レンズL3と透光板CGの間隔[mm]
:透光板CGのd線における屈折率
:透光板CGの中心厚み[mm]
:透光板CGと受光面Imの間隔[mm]

となる。
上記第3レンズL3の撮像側に配置した透光板CGはカバーガラスとも呼ばれ、これにより撮像側に配置される撮像素子の受光面を保護することができる。なお、透光板の具体例としてはこの他にIRフィルタ等のフィルタ類が挙げられ、透光板の材質としてはガラスの他に樹脂材料等の透光性を示すものを用いることができる。また、透光板にフィルタ機能を付与すれば、光学特性の改善を図ることができる。
また、この発明の撮像レンズでは、レンズ系のd線における焦点距離fと第3レンズL3のd線における焦点距離をfとが、
Figure 2009139681
の条件を満たして、第3レンズL3のパワーの絶対値を小さくするほうがより好適である。すなわち、第3レンズL3のパワーが正で大きい場合、レンズ系の全長を短縮するためには、第1レンズL1と第2レンズL2のパワーを大きくする必要があり、製造公差が厳しくなる。逆に、第3レンズL3のパワーが負で大きい場合、色収差が上記の式(5)の計算値より大きくなる。
また、この発明の撮像レンズの組み立てでは、図4に示すように、レンズ鏡筒10内に第1〜第3レンズ11,12,13を組み込んで一体化することがよく行なわれている。このため、撮像レンズの全長Aは、レンズ鏡筒10前面の位置決め部10aの厚みBを含んだものになる。第1レンズL1を物体側が凸面のメニスカスレンズとすることにより、レンズ系の全長Lを撮像レンズの全長Aに近づけて長く取ることができ、光学設計上有利となる。
さらに、第1レンズ11の撮像側の面を、撮像側に凹面を向けたメニスカス形状とすることにより、レンズのパワーを保ったままペッツバール和を小さくでき、非点収差・像面湾曲の低減に有効である。
また、上記第2レンズL2を、物体側に凹面を向けたメニスカス形状とすることにより、レンズのパワーを保ったままペッツバール和を小さくすることができ、非点収差・像面湾曲の低減に有効である。同時に、コマ収差の低減にも有効である。
また、上記第1レンズL1のd線におけるアッベ数νと、第2レンズL2のd線におけるアッベ数νについて、
ν>45
ν<30
の条件を満たして、第1レンズL1のアッベ数νを大きく(分散を小さく)し、第2レンズL2のアッベ数νを小さく(分散を大きく)することにより、第1レンズL1と第2レンズL2が同一のレンズパワー、レンズ配置であっても、より有効に色収差を補正できる。
また、上記第1レンズL1を非球面とすることにより、特に球面収差を有効に補正できる。また、上記第2レンズL2を非球面とすることにより、特に非点収差・像面湾曲を有効に補正できる。さらに、上記第3レンズL3を非球面とすることにより、特に非点収差・像面湾曲・歪曲を有効に補正し、また、テレセントリック性を向上できる。
また、上記撮像レンズのレンズ系のFナンバーを3以下と小さくすることにより、上記受光光量を増大しつつ、色収差を0.055mm以内に補正して、高い解像性能を実現することができる。
CCDやCMOSなどの固体撮像素子とを用いた撮像モジュールでは、軸外の光線の撮像素子への入射角が大きくなると、シェーディングによる受光光量の低下が生じる。これを抑制するため、この発明による3枚レンズ構成の撮像レンズが有効である。
また、この発明の撮像レンズと、画素ピッチ2.5μm以下の固体撮像素子により撮像モジュールを構成することにより、高画素の撮像素子の性能を十分活かした撮像モジュールを実現することができる。
以下、具体的なレンズ設計例を用いて本発明の効果を説明する。各レンズ光学面の形状は、光軸と直交する方向の座標xと、その位置での光軸方向の座標zの関係式として、次式で表せる。
Figure 2009139681
R:曲率半径
K:コーニック係数
:i次の非球面係数
〔第1実施形態〕
図5はこの発明の第1実施形態の撮像レンズのレンズ系の断面図であり、この撮像レンズは、図5に示すように、物体側(図5の左側)から撮像側(図5の右側)に向かって順に、正のパワーの第1レンズL11と、負のパワーの第2レンズL12と、第3レンズL13が配置されたレンズ系を備えている。また、上記撮像レンズは、第3レンズL13の撮像側の受光面Im1との間に配置された透光板14と、第1レンズL11の物体側に近接して配置された開口絞り15を備えている。
次の表2に、第1実施形態の撮像レンズのレンズ系の設計式を示す。
Figure 2009139681
この第1実施形態の撮像レンズのレンズ系は、焦点距離f=3.52mm、Fナンバー2.8、全長L=4.00mmで設計している。色収差補正のためには、第1レンズL11と第2レンズL12間の換算距離d’は1.054mm以下、すなわち、第1レンズL11と第2レンズL12の間隔dは0.727mm以下とすればよい。
図6A〜図6Cに上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(縦収差、像面湾曲・非点収差、歪曲)を示す。図6Aにおいて、横軸は結像位置[mm]を表し、縦軸は入射高[%]を表し、細い実線がF線の結像位置、太い実線がC線の結像位置である。図6Bにおいて、横軸は結像位置[mm]を表し、縦軸は像高[mm]を表し、細い実線がサジタル像面S、太い実線がタンジェンシャル像面Tである。また、図6Cにおいて、横軸は歪曲[%]を表し、縦軸は入射高[mm]を表している。
図6A〜図6Cにおいて、色収差は−0.030mmであり、縦収差、像面湾曲・非点収差、歪曲の各収差もよく補正されている。
〔第2実施形態〕
図7はこの発明の第2実施形態の撮像レンズのレンズ系の断面図であり、この撮像レンズは、図7に示すように、物体側(図7の左側)から撮像側(図7の右側)に向かって順に、正のパワーの第1レンズL21と、負のパワーの第2レンズL22と、第3レンズL23が配置されたレンズ系を備えている。また、上記撮像レンズは、第3レンズL23の撮像側の受光面Im2との間に配置された透光板24と、第1レンズL21の物体側に近接して配置された開口絞り25を備えている。
次の表3に、第2実施形態の撮像レンズのレンズ系の設計式を示す。
Figure 2009139681
この第2実施形態の撮像レンズのレンズ系は第1実施形態と同じく、焦点距離f=3.52mm、Fナンバー2.8、全長L=4.00mmで設計しており、第1レンズL21と第2レンズL22の間隔dは0.727mm以下とすればよい。
図8A〜図8Cに上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(縦収差、像面湾曲・非点収差、歪曲)を示す。図8Aにおいて、横軸は結像位置[mm]を表し、縦軸は入射高[%]を表し、細い実線がF線の結像位置、太い実線がC線の結像位置である。図8Bにおいて、横軸は結像位置[mm]を表し、縦軸は像高[mm]を表し、細い実線がサジタル像面S、太い実線がタンジェンシャル像面Tである。また、図8Cにおいて、横軸は歪曲[%]を表し、縦軸は入射高[mm]を表している。
図8A〜図8Cにおいて、色収差は−0.040mmであり、縦収差、像面湾曲・非点収差、歪曲の各収差もよく補正されている。
〔第3実施形態〕
図9はこの発明の第3実施形態の撮像レンズのレンズ系の断面図であり、この撮像レンズは、図9に示すように、物体側(図9の左側)から撮像側(図9の右側)に向かって順に、正のパワーの第1レンズL31と、負のパワーの第2レンズL32と、第3レンズL33が配置されたレンズ系を備えている。また、上記撮像レンズは、第3レンズL33の撮像側の受光面Im3との間に配置された透光板34と、第1レンズL31の物体側に近接して配置された開口絞り35を備えている。
次の表4に、第3実施形態の撮像レンズのレンズ系の設計式を示す。
Figure 2009139681
この第3実施形態の撮像レンズのレンズ系は、焦点距離f=4.72mm、Fナンバー3.2、全長L=5.00mmで設計している。第1レンズL31と第2レンズL32間の換算距離d’は0.863mm以下、すなわち、第1レンズL31と第2レンズL32の間隔dは0.537mm以下とすればよい。
図10A〜図10Cに上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(縦収差、像面湾曲・非点収差、歪曲)を示す。図10Aにおいて、横軸は結像位置[mm]を表し、縦軸は入射高[%]を表し、細い実線がF線の結像位置、太い実線がC線の結像位置である。図10Bにおいて、横軸は結像位置[mm]を表し、縦軸は像高[mm]を表し、細い実線がサジタル像面S、太い実線がタンジェンシャル像面Tである。また、図10Cにおいて、横軸は歪曲[%]を表し、縦軸は入射高[mm]を表している。
図10A〜図10Cにおいて、色収差は−0.036mmと小さいが、非点収差がやや大きい。
また、第1レンズL31の像側面が凸面であることにより、第2レンズL32と第1レンズL31の距離が近くても部材間で干渉しない設計が可能である。
〔第4実施形態〕
図11はこの発明の第4実施形態の撮像レンズのレンズ系の断面図であり、この撮像レンズは、図11に示すように、物体側(図11の左側)から撮像側(図11の右側)に向かって順に、正のパワーの第1レンズL41と、負のパワーの第2レンズL42と、第3レンズL43が配置されたレンズ系を備えている。また、上記撮像レンズは、第3レンズL43の撮像側の受光面Im4との間に配置された透光板44と、第1レンズL41の物体側に近接して配置された開口絞り45を備えている。
次の表5に、この第4実施形態の撮像レンズのレンズ系の設計式を示す。
Figure 2009139681
この第4実施形態の撮像レンズのレンズ系は、第3実施形態と同じく、焦点距離f=4.72mm、Fナンバー3.2、全長L=5.00mmで設計している。第1レンズL41と第2レンズL42間の換算距離d’は0.826mm以下、すなわち、第1レンズL41と第2レンズL42の間隔dは0.500mm以下とすればよい。
図12A〜図12Cに上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(縦収差、像面湾曲・非点収差、歪曲)を示す。図12Aにおいて、横軸は結像位置[mm]を表し、縦軸は入射高[%]を表し、細い実線がF線の結像位置、太い実線がC線の結像位置である。図12Bにおいて、横軸は結像位置[mm]を表し、縦軸は像高[mm]を表し、細い実線がサジタル像面S、太い実線がタンジェンシャル像面Tである。また、図12Cにおいて、横軸は歪曲[%]を表し、縦軸は入射高[mm]を表している。
図12A〜図12Cにおいて、第1レンズL41と第2レンズL42の間隔dを上限の0.500mmとしているため、色収差も−0.052mmとやや大きいが、像面湾曲・非点収差は、非常に小さく抑えられている。
上記第1〜第4実施形態では、開口絞り15,25,35,45は、第1レンズの物体側に近接して配置したが、第1レンズから物体側に離間した位置に配置されていてもよいし、第1レンズと第2レンズとの間にあってもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
図1Aはこの発明の撮像レンズの構成を示す図である。 図1Bは色収差計算に用いる薄肉レンズ系の構成を示す図である。 図2は上記撮像レンズの色収差と解像特性の関係を示す図である。 図3は上記撮像レンズのレンズ配置と色収差の関係を示す図である。 図4は第1レンズの物体側の面を凸面にすることの効果を示す図である。 図5はこの発明の第1実施形態の撮像レンズのレンズ系の断面図である。 図6Aは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(縦収差)を示す図である。 図6Bは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(像面湾曲)を示す図である。 図6Cは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(歪曲)を示す図である。 図7はこの発明の第2実施形態の撮像レンズのレンズ系の断面図である。 図8Aは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(縦収差)を示す図である。 図8Bは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(像面湾曲)を示す図である。 図8Cは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(歪曲)を示す図である。 図9はこの発明の第3実施形態の撮像レンズのレンズ系の断面図である。 図10Aは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(縦収差)を示す図である。 図10Bは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(像面湾曲)を示す図である。 図10Cは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(歪曲)を示す図である。 図11はこの発明の第4実施形態の撮像レンズのレンズ系の断面図である。 図12Aは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(縦収差)を示す図である。 図12Bは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(像面湾曲)を示す図である。 図12Cは上記撮像レンズのレンズ系の収差特性(歪曲)を示す図である。
符号の説明
L1,L11,L21,L31,L41…第1レンズ
L2,L12,L22,L32,L42…第2レンズ
L3,L13,L23,L33,L43…第3レンズ
CG,14,24,34,44…透光板
Im,Im1,Im2,Im3,Im4…受光面
15,25,35,45…開口絞り
10…鏡筒
10a…位置決め部
11…第1レンズ
12…第2レンズ
13…第3レンズ

Claims (10)

  1. 物体側から撮像側に向かって順に、正のパワーの第1レンズと、負のパワーの第2レンズと、正または負のパワーの第3レンズが配置されたレンズ系を備え、
    以下の数1に示される式および数2に示される式の条件を満たすことを特徴とする撮像レンズ。
    Figure 2009139681
    Figure 2009139681
    〔ただし、
    f:レンズ系のd線における焦点距離 [mm]
    :第1レンズのd線における屈折率
    :第2レンズのd線における屈折率
    :第3レンズのd線における屈折率
    ν:第1レンズのd線におけるアッベ数
    ν:第2レンズのd線におけるアッベ数
    :第1レンズの中心厚み[mm]
    :第2レンズの中心厚み[mm]
    :第3レンズの中心厚み[mm]
    :第1レンズと第2レンズの間隔[mm]
    :第2レンズと第3レンズの間隔[mm]
    :第3レンズと受光面の間隔[mm]
    L:レンズ系の全長(=t+d+t+d+t+d) [mm]
    L’:レンズ系の換算全長(=t/n+d+t/n+d+t/n+d) [mm]
    ’:第1レンズと第2レンズ間の換算距離(=t/n+d) [mm] 〕
  2. 請求項1に記載の撮像レンズにおいて、
    上記第3レンズの撮像側に配置された透光板を備え、
    上記透光板のd線における屈折率をnとし、上記透光板の中心厚み[mm]をtとし、上記第3レンズと上記透光板の間隔[mm]をd3Cとし、上記透光板と上記受光面の間隔[mm]をdとすると、
    上記第3レンズと上記受光面の間隔dは、
    =d3C+t+d
    で表され、上記レンズ系の全長L[mm]と上記レンズ系の換算全長L’[mm]は、
    L=t+d+t+d+t+d3C+t+d)
    L’=t/n+d+t/n+d+t/n+d3C+t/n+d)
    で表されることを特徴とする撮像レンズ。
  3. 請求項1または2に記載の撮像レンズにおいて、
    上記第3レンズのd線における焦点距離をfとすると、上記レンズ系のd線における焦点距離fと上記第3レンズのd線における焦点距離をfとが、
    Figure 2009139681
    の条件を満たすことを特徴とする撮像レンズ。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の撮像レンズにおいて、
    上記第1レンズが物体側に凸面を向けたメニスカスレンズであることを特徴とする撮像レンズ。
  5. 請求項1から4までのいずれか1つに記載の撮像レンズにおいて、
    上記第2レンズが物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであることを特徴とする撮像レンズ。
  6. 請求項1から5までのいずれか1つに記載の撮像レンズにおいて、
    上記第1レンズのd線におけるアッベ数νと、上記第2レンズのd線におけるアッベ数νは、
    ν>45
    ν<30
    の条件を満たすことを特徴とする撮像レンズ。
  7. 請求項1から6までのいずれか1つに記載の撮像レンズにおいて、
    上記第1,第2,第3レンズのうち少なくとも1面以上を非球面としたことを特徴とする撮像レンズ。
  8. 請求項1から7までのいずれか1つに記載の撮像レンズにおいて、
    上記レンズ系のFナンバーが3以下であることを特徴とする撮像レンズ。
  9. 請求項1から8までのいずれか1つに記載の撮像レンズと、
    上記撮像レンズにより投影された光学像を撮像する固体撮像素子と
    を備えたことを特徴とする撮像モジュール。
  10. 請求項9に記載の撮像レンズを備え、
    上記固体撮像素子の画素ピッチが2.5μm以下であることを特徴とする撮像モジュール。
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