JP2009138537A - 可変動弁装置の電磁制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプール弁が、各ランド部と各ポートの孔縁とに噛み込んだコンタミを効果的に切断、粉砕してスプール弁のロックを防止する。
【解決手段】バルブボディ36の両端部に設けられた2つの電磁駆動部37、37’と、供給ポート36aと第1、第2出力ポート36b、36c及びドレンポート36dを選択的に開閉して流路を切り換えるスプール弁38と、該スプール弁を中立位置に付勢するコイルスプリング52と、を備えている。例えば一方側に移動しているスプール弁を中立位置に戻す際には、一方の電磁コイル40’をオフすると共に、他方の電磁コイル40に一時的にオン信号を出力することによって、スプール弁がコイルスプリングのばね力と他方の電磁コイル40の推力との強い合成力によって移動してコンタミを切断、粉砕する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば内燃機関の吸気側または排気側の機関弁のバルブリフトやバルブタイミングを機関運転状態に応じて可変制御する可変動弁装置に用いられる電磁制御弁に関する。
この種の従来の内燃機関の可変動弁装置の電磁制御弁としては、例えば以下の特許文献1に記載されているものが知られている。
前記可変動弁装置は、カムシャフトに設けられたリフト高さの異なる3つの第1〜第3カムと、一気筒あたり2つ設けられた吸気弁を前記最小カムリフトの第1カムによって開閉するメインロッカアームと、該メインロッカアームに回動可能に支持されて、中リフト高さの第2カムの回動に応じて揺動する第1サブロッカアームと、高リフト高さの第3カムの回動に応じて揺動する第2サブロッカアームと、前記第1サブロッカアームに対して第1サブロッカアームと第2サブロッカアームとを選択的に連結、解除する連結切換機構と、該連結切換機構の第1,第2圧力室に作動油をそれぞれ供給して、前記各ロッカアームを選択的に切り換えて吸気弁の弁停止状態と弁作動状態を切り換える作動圧供給手段と、を備えている。
該作動圧供給手段は、オイルポンプから各圧力室に供給される作動油の流路を切り換える2つの電磁制御弁を備え、この各電磁制御弁は、有底円筒状のバルブボディ内に軸線方向へ移動可能に設けられたスプール弁がソレノイドへの通電に伴いリターンスプリングのばね力に抗して軸方向の一方向へ移動して前記流路を切り換える。一方、前記ソレノイドへの通電を遮断するとスプール弁がリターンスプリングのばね力によって他方向へ移動して元の位置に復帰して、流路を閉止するようになっている。
特開2001−152821号公報
ところで、前記電磁制御弁のバルブボディ内に流入した作動油には、金属粉などのいわゆるコンタミが多く混入しており、このコンタミが前記スプール弁の軸方向の移動中に該スプール弁の弁体の外周縁とバルブボディに形成された通路孔の孔縁との間に噛み込まれて、前記スプール弁をロックさせてしまい、前記流路の切り換え作動が阻害されるおそれがある。この結果、例えば弁停止状態から通常の全気筒運転状態に移行させることができなくなり、機関の出力不足を招くなどのおそれがある。
本発明は、前記従来における可変動弁装置の電磁制御弁の技術的課題に鑑みて案出されたもので、前記電磁制御弁は、筒状のバルブボディの周壁に穿設された複数の通路孔と、前記バルブボディの内部に軸方向へ摺動自在に設けられて、前記複数の通路孔を選択的に開閉するスプール弁と、該スプール弁を軸方向の中立位置に付勢する付勢機構と、前記バルブボディの軸方向の両端側に設けられて、前記スプール弁をそれぞれのソレノイドを介して軸方向へ摺動させる一対の電磁駆動部と、を備えていることを特徴としている。
この発明によれば、例えば一方のソレノイドへ通電されると、前記スプール弁は付勢機構の付勢力に抗して一方向へ移動するが、この一方向の位置から他方向へ移動させる場合には、前記一方のソレノイドへの通電がオフされると同時に他方のソレノイドへ通電される。このため、スプール弁は、少なくとも中立位置までは付勢機構の付勢力と他方のソレノイドの吸引力との合成力によって強制的に戻される。したがって、バルブボディの作動油に混入したコンタミが、例えばスプール弁の弁体の外周縁とバルブボディの通路孔の孔縁との間に噛み込まれようとすると、スプール弁に対する前記強い合成力によって切断、粉砕される。
これにより、コンタミの噛み込みによるスプール弁のロックを確実に防止することができる。
以下、本発明に係る電磁制御弁を内燃機関の吸気弁や排気弁である機関弁のバルブリフト量を可変制御するバルブリフト可変機構に適用した実施例を図面に基づいて詳述する。なお、この実施例では、一気筒当り2つの吸気弁1,1を備えた内燃機関に適用したものである。
前記バルブリフト可変機構は、図7〜図11に示すように、シリンダヘッド上に回転自在に軸受されたカムシャフト1に、気筒毎に低速用カム2(弁停止用カム)と、この低速用カム2の側部に配置された1つの高速用カム4と、この高速用カム4の側部に配置された中速用カム5がそれぞれ設けられていると共に、カムシャフト2の下方に前記低速用カム3と中速用カム5にそれぞれ対応した2つの第1ロッカアーム6と第2ロッカアーム7が設けられている。また、この両ロッカアーム6,7の中央位置には、前記高速用カム4に対向した高速用カムフォロア8が揺動自在に配置されている。
また、前記第1ロッカアーム6と第2ロッカアーム7との間には、該両者6、7を適宜連係あるいは連係を解除する第1連係切換機構9が設けられていると共に、第2ロッカアーム7と高速用カムフォロア8との間には、該両者6,8を適宜連係あるいは連係を解除する第2連係切換機構10が設けられている。
前記低速用カム3は、低回転時に対応する一方の吸気弁1を僅かに開閉させていわゆる弁停止状態を創成するカムプロフィールに形成されている。また、前記中速用カム5は、内燃機関の低回転時から中回転時において要求されるバルブリフト特性を満足するカムプロフィールに形成されている一方、高速用カム4は、高回転時において要求されるバルブリフト特性を満足する形状、つまり中速用カム5に比べてバルブリフト量と開弁期間を大きくするプロフィールに形成されている。
前記第1ロッカアーム6は、平面から見て前後に長いほぼ長方形に形成されて、図8に示すように、基端部6aがカムシャフト2と並行に設けられたロッカシャフト11に揺動自在に支持されていると共に、先端部6bが前記一方の吸気弁1のステム頂部1aに当接している。また、この第1ロッカアーム6は、前記先端部6b側の切欠部6cに低速用カム3が摺接するローラ12aが回転自在に設けられていると共に、第2ロッカアーム7側の一側部に、後述する第1レバー部材17を収容する切欠孔が形成されている。
前記第2ロッカアーム7は、前記第1ロッカアーム6の一側部側面に隣接配置されて、基端部7aが前記ロッカシャフト11に揺動自在に支持されていると共に、先端部7bが前記他方の吸気弁1のステム頂部1aに当接している。また、この先端部7b側のほぼ中央位置に形成された矩形孔内に、前記中速用カム5が摺接するローラ12bが回転自在に設けられている。
前記高速用カムフォロア8は、第2ロッカアーム7の一側部に形成された矩形状の空間部内に配置され、基端部8aが前記空間部の対向側壁に両端部が支持された支軸13に揺動自在に支持されていると共に、先端部8bが図11に示すように、各吸気弁1、1と当接する部位を有さず、上面に高速用カム4に摺接するカムフォロア部8cが円弧状に突出形成されている。また、この高速用カムフォロア8は、下部の下面と第2ロッカアーム7の下壁の上面間に弾装されたロストモーションスプリング14によって上方に付勢されていると共に、後端部下部に一体に設けられた規制突部15が第2ロッカアーム7の基端部7a上面に形成された規制凹部16に当接した時点で最大上方揺動位置が規制されるようになっている。
前記第1連係切換機構9は、図9、図10に示すように、前記第1ロッカアーム6の切欠孔内に揺動自在に収容された第1レバー部材17と、第2ロッカアーム7の一側部に前記切欠孔方向へ一体に突設されて、前記第1レバー部材17の上端部17aが適宜当接係合する突起部18と、前記第1レバー部材17の下端部17bに連係した第1油圧駆動部19と、該第1油圧駆動部19に油圧を給排する油圧回路20とを備えている(図7参照)。
前記第1レバー部材17は、ほぼくの字形状に折曲形成されて、第1ロッカアーム6の切欠孔の対向側壁に両端部が固定された枢支ピン21にほぼ中央の挿通孔17cを介して揺動自在に支持されている。また、上端部17aの上面が前記突起部18の先端下面に回動しながら係合可能になっていると共に、ほぼ円弧状に折曲された下端部17bの内端面が前記第1油圧駆動部19に当接している。
また、この第1レバー部材17は、第1ロッカアーム6の上部壁内に設けられた第1付勢手段22によって前記突起部18との係合が解除される方向に付勢されている。この第1付勢手段22は、第1ロッカアーム6の上部壁内に形成された円柱状の摺動用穴22aと、該摺動用穴22aの内部に摺動自在に設けられて、先端部が前記第1レバー部材17の上部内側面に当接したプランジャ22bと、摺動用穴22a内に弾装されて、プランジャ22bが前記内側面を押し出して第1レバー部材17を係合解除方向に付勢するコイルスプリング22cとから構成されている。
前記第2連係切換機構10は、図11に示すように、第2ロッカアーム7の先端部7b下側の側部に有する第2レバー部材23と、高速用カムフォロア8のカムフォロア部8cの下部先端に形成されて、前記第2レバー部材23の上端部23aが適宜当接係合する凹状段部24と、前記第2レバー部材23の下端部23bに連係し、前記同じ油圧回路20から油圧が給排される第2油圧駆動部25とを備えている。
前記第2レバー部材23は、第2ロッカアーム7の下部壁に両端部が固定された枢支ピン34にほぼ中央の挿通孔23cを介して揺動自在に支持されている。また、上端部23aの上面が前記段部24の下面に回動しながら係脱可能になっていると共に、ほぼ円弧状に折曲された下端部23bの内端面が前記第2油圧駆動部25に当接している。
また、この第2レバー部材23は、第2ロッカアーム7の下部壁内に設けられた第2付勢手段26によって前記段部24との係合が解除される方向に付勢されている。この第2付勢手段26は、図7に示すように、第2ロッカアーム7の下部壁内に形成された円柱状の摺動用穴26aと、該摺動用穴26aの内部に摺動自在に設けられて、先端部が前記第2レバー部材23の上部側面から横方向に突設された押圧片23dに当接したプランジャ26bと、摺動用穴26a内に弾装されてプランジャ26bを介して押圧片23dの内面を押し出して第2レバー部材23を係合解除方向に付勢する図外のコイルスプリングとから構成されている。
前記第1,第2油圧駆動部19,25は、第1、第2ロッカアーム6,7の各基端部6a、7aの下壁端部にそれぞれ形成されたシリンダ19a、25aと、このシリンダ19a、25a内に摺動自在に設けられて、前端面が前記各レバー部材下端部17b、23bにそれぞれ当接する作動ピストン19b、25bと、該各作動ピストン19b、25bの後端側に形成された油圧室19c、25cとを備えている。
前記油圧回路20は、図7に示すように、前記ロッカシャフト11の内部軸方向及び各ロッカアーム6,7の各基端部6a、7aの内部に形成されて、前記各油圧室19c、25cに連通する第1、第2油圧通路27,28と、この各油圧通路27,28を介して前記各油圧室19c、25c内にオイルパン35内の作動油を供給するオイルポンプ31と、該オイルポンプ31の下流側に設けられてコントローラ32からの制御信号によって前記油圧通路27,28と2つのドレン通路29、29とを切り換える一つの電磁制御弁33とから構成されている。
この電磁制御弁33は、図1〜図3に示すように、5ポート3位置弁であって、シリンダヘッドの外側部に固定される有底円筒状のバルブボディ36と、該バルブボディ36の両端部に設けられた一対の第1、第2電磁駆動部37、37’と、前記バルブボディ36の内部に軸心方向へ移動(摺動)自在に収容されて、前記各電磁駆動部37、37’の駆動力によって一方向へ移動するスプール弁38と、該スプール弁38を軸方向の中立位置に保持する付勢手段と、から主として構成されている。
前記バルブボディ36は、両端が閉塞された内部にスプール弁38を収容する弁孔39が形成されていると共に、周壁のほぼ中央位置に、前記弁孔39に開口した通路孔である供給ポート36aが径方向に沿って穿設されている。また、該供給ポート36aの反対側の両側位置に、前記弁孔39に開口して、前記油圧通路27,28にそれぞれ独立して連通する通路孔である第1、第2出力ポート36b、36cが径方向から穿設されていると共に、供給ポート36aの両側部位置に、前記各ドレン通路29、29を介して前記オイルパン35に連通する通路孔である2つのドレンポート36d、36dが径方向に沿って穿設されている。さらに、バルブボディ36の両端部内には、弁孔39の両端部に形成された大径な円形状の空間部C,Cと前記ドレンポート36d、36dとを連通する2つの連通路36e、36eが軸方向に沿って形成されている。
前記第1、第2電磁駆動部37、37’は、いわゆるパルス制御型であって、各ケーシング37a、37a’の内部に配置された円筒状のソレノイドである電磁コイル40、40’と、各ケーシング37a、37a’の外端部に固定されて電磁コイル40、40’によって消、励磁されるほぼ有蓋円筒状の固定ヨーク41、41’と、該各固定ヨーク41、41’の内部に摺動自在に収容された可動プランジャ(可動ヨーク)42、42’と、該可動プランジャ42、42’のそれぞれの一端に固定されて、先端縁が前記スプール弁36の軸方向の両端面に軸方向から当接する駆動軸43、43’などから構成されている。
前記駆動軸43,43’は、内部軸方向へ自由に後退移動可能になっているが、内部に弾装されたばね力の小さなスプリングによって互いにスプール弁36方向へ付勢されており、各電磁コイル40,40’のいずれか一方に通電されると、いずれかの駆動軸43,43’によってスプール弁36を互いに対向する方向へ進出移動するようになっている。
前記電磁コイル40、40’は、前記コントローラ32からパルスによる通電(オン)あるいは非通電(オフ)の制御電流が供給されると共に、前記通電時の通電量が一定となるように制御されるようになっている。
前記スプール弁38は、弁軸38aの軸方向のほぼ中央側に前記各供給ポート36aや第1,第2出力ポート36b、36c及びドレンポート36d、36dを、自身の移動位置に応じて選択的に開閉する2つの弁体である円柱状の第1、第2ランド部44、45が所定間隔をもって一体に形成されていると共に、第1電磁駆動部37と第1ランド部44との間に円環状のガイド部46が一体に設けられている。また、弁軸38aの第2電磁駆動部37’側の一端側には付勢機構が設けられている。なお、前記バルブボディ36に形成された前記各ポート36a〜36cの外側には、コンタミなどを濾過するフィルタが設けられている。
前記付勢機構は、前記弁孔39の第2電磁駆動部37’側の端部に形成された円柱状の保持穴47と、前記弁軸38aの一端部側に軸方向へ所定間隔をもって設けられた一対の円環状のストッパ部48,49と、該ストッパ部48,49間に一対の第1、第2スプリングリテーナ50,51を介して弾装されたばね部材であるコイルスプリング52と、前記スプール弁38の軸方向の移動に伴って各スプリングリテーナ50,51を介して前記コイルスプリング52を圧縮変形させて前記スプール弁38を中立位置方向へ移動させる規制部と、を備えている。
前記各スプリングリテーナ50,51は、弁軸38aの外周面に摺動自在な円筒部と、該円筒部の外端縁から径方向に沿って延設されたフランジ部50a、51aとによって断面ほぼL字形状に形成されており、該両フランジ部50a、51aの対向する内面間にコイルスプリング52が弾装されていると共に、該各フランジ部50a、51aの内周側外面が前記各ストッパ部48,49の対向面に当接している。
また、前記規制部は、前記保持穴47の底面側の孔縁部47aと、前記第2電磁駆動部37’のケーシング37a’の開口縁37b’とから構成され、前記スプール弁38が、例えば図1中右方向へ移動すると、前記第1フランジ部50aの外周側外面が前記開口縁37b’に当接し、逆に左方向へ移動すると第2フランジ51aの外周側外面が前記孔縁部47aにそれぞれ弾接して、前記コイルスプリング52を圧縮変形させてその反力によってスプール弁38を中立位置に付勢するようになっている(図2、図3参照)。
そして、前記第1、第2電磁駆動部37,37’の各電磁コイル40,40’への通電時における推力特性は、図4の実線で示すように、通電(オン)初期に比較的急激に立ち上がって、その後、なだらかな立ち上がりとなり、全体的に通電初期の大きな推力をそのまま維持する形となる。これに対して、例えば従来のオン−オフ型の電磁駆動部の場合は、一点鎖線で示すように、通電(オン)初期は推力が小さく、その後、徐々に上昇して後半で大きく増加する特性となる。したがって、本実施例の各電磁駆動部37,37’の通電による推力は、前記従来のオン−オフ型に比べると通電初期の段階から大きな差(α)があり、実用領域ではさらに大きな差(β)になっている。なお、前記両者の比較は電流値を一定としたときのスプール弁38の各ポジジョンにおける推力特性を示している。
前記コントローラ32は、内燃機関の回転信号や、冷却水温信号、潤滑油の温度信号、スロットルバルブの開度信号を入力してこれらの検出値に基づいて前記電磁制御弁33の各電磁コイル40、40’に制御パルス電流を出力するようになっている。
したがって、この実施形態によれば、機関始動後のアイドル運転中の極低回転時から所定の低回転域では、コントローラ32から各電磁コイル40,40’への通電が遮断されている。したがって、前記スプール弁38は、図1に示すように、コイルスプリング52のばね力によって中立位置に保持され、第1ランド部44と第2ランド部45が供給ポート36aと出力ポート36b、36cとの連通を遮断すると共に、出力ポート36b、36cと各ドレンポート36d、36dとを連通させる。このため、オイルポンプ31から圧送された作動油は、第1、第2油圧通路27,28から第1、第2油圧室19c、25cへの供給が遮断されると共に、両油圧室19c、25c内の作動油が各油圧通路27,28から各ドレンポート36d及びドレン通路29を介してオイルパン35内に戻される。
このため、各作動ピストン19b、25bが各レバー部材17,23の下端部17b、23bを押圧しない。したがって、第1、第2ロッカアーム6,7は、それぞれの低速用、中速用カム3、5のカムプロフィールにしたがって揺動すると共に、高速用カムフォロア8も高速用カム4のリフトにしたがって揺動されるものの、各レバー部材17,23が各付勢手段22,26のコイルスプリングのばね力によって上端部17a、23aとこれに対応する突起部18及び段部24との係合が解除されて図9及び図11に示す位置にそれぞれ保持されるため、高速用カムフォロア8はロストモーション機能が発揮されて、第2ロッカアーム7に対して高速用カム4のリフト伝達がなされない。
このため、各ロッカアーム6,7は、ロッカシャフト11を介して低速用カム3と、中速用カム5のそれぞれのカムプロフィールにしたがって揺動し、一方の吸気弁1は第1ロッカアーム6の微少な揺動ストロークによって極低バルブリフト特性で開閉作動する一方、他方の吸気弁1は、第2ロッカアーム7の所定の中バルブリフト特性による開閉作動を行なう。つまり、一方の吸気弁1は、作動休止状態になる。したがって、かかる運転領域における燃費の向上が図れる。また、前記一方の吸気弁1は、第1ロッカアーム6により極低バルブリフト作動することから排気ガス中のスラッジなどによるバルブシートとのステックなどの発生が防止される。
機関が低回転域から定常運転域である中回転域に移行した場合は、コントローラ32から第2電磁コイル40’に通電信号(オン)が出力されて、駆動軸43’が進出すると、第1スプリングリテーナ50のフランジ部50aが孔縁部47aに軸方向から当接すると共に、第2スプリングリテーナ51を介してコイルスプリング52を圧縮変形させる。
このため、前記スプール弁38は、図2に示すように、コイルスプリング52のばね力に抗して左方向へ移動して、第2ランド部45は供給ポート36aと第2出力ポート36cとの連通を遮断すると共に、ドレンポート36dとの連通を継続し、第1ランド部44が供給ポート36aと第1出力ポート36bとを連通させ、同時に第1出力ポート36bとドレンポート孔36dとの連通を遮断する。
これにより、オイルポンプ31の作動油圧が第1油圧通路27から第1油圧室19cに供給されて、第1作動ピストン19bを押圧する。このため、第1レバー部材17は、図10に示すように、コイルスプリング22cのばね力に抗して回動し、上端部17aが突起部18の下面に係合当接し、これにより、第1ロッカアーム6と第2ロッカアーム7が一体に連結される。このため、第1ロッカアーム6は、ローラ12aが低速用カム3から浮き上がって、第2ロッカアーム7の揺動ストロークに追従して揺動する。このため、両吸気弁1,1は、中速用カム5のカムプロフィールにしたがった中バルブリフト特性で開閉作動する。この結果、十分な出力トルクと燃費の両方の要求を満足することができる。
一方、機関が高回転域に移行した場合は、図5Aに示すように、コントローラ32から第1電磁コイル40に通電(オン)信号が出力される一方、同時に第2電磁コイル40’へ非通電(オフ)の信号が出力される。したがって、図3に示すように、第1電磁駆動部37の駆動軸43が進出してスプール弁38を右方向へ押圧すると、第2スプリングリテーナ51のフランジ部51が開口縁37b’に当接してコイルスプリング52を圧縮変形する。このため、スプール弁38は、このばね力に抗して右方向へ移動するが、移動当初は第1電磁コイル40の推力とコイルスプリング52のばね力との合成力によって速やかに右方向へ移動するが、中立位置を通過するとコイルスプリング38のばね力に抗してさらに右方向へ移動する。
これによって、第1ランド部44が供給ポート36aと第1出力ポート36bとの連通を遮断すると共に、該第1出力ポート36bとドレンポート36dとを連通し、同時に第2ランド部45が供給ポート36aと第2出力ポート36cとを連通させると共に、第2出力ポート36cとドレンポート36dとの連通を遮断する。
したがって、オイルポンプ31から圧送された作動油圧は、第2油圧通路28から第2油圧室25c内に供給されて、該第2油圧室25c内の高圧化に伴い第2作動ピストン25bが進出する。したがって、第2作動ピストン25bは、第2レバー部材23を第2付勢手段26のばね力に抗して図11中反時計方向に回動させる。これによって、第2レバー部材23の上端部23aが段部24に係合して、第2ロッカアーム7と高速用カムフォロア8とを一体的に連結する。
このため、各ロッカアーム6,7は、高速用カム4のプロフィールにしたがって揺動し、つまり、各ロッカアーム6、7の各ローラ12a12bが低速用カム3と中速用カム5から浮き上がって当接が回避されて、高速用カムフォロア8の揺動に追従して揺動する。このため、両吸気弁1、1は、高速用カム4のプロフィールにしたがって、高いバルブリフト特性にしたがって開閉作動する。この結果、吸気充填効率が高くなって出力トルクの向上が図れる。
また、前記中回転領域からアイドリングなどの低回転領域に移行した場合は、図5Bに示すように、前記第2電磁コイル40’への通電がオフされると同時に、第1電磁コイル40も基本的にはオフされるが、このとき、第1電磁コイル40に極めて短時間の間、一時的に通電(オン)して、その後オフされる。したがって、スプール弁38は、コイルスプリング52のばね力と第1電磁コイル40の一時的な吸引力との合成力が作用して、図2の右方向へ速やかに移動して中立位置に戻される。
また、前記高回転領域から低回転領域へ移行した場合にも、前記第1電磁コイル40への通電がオフされると同時に、第2電磁コイル40’も基本的にオフされるが、該第2電磁コイル40’に極めて短時間の間、一時的に通電(オン)して、その後オフされる。したがって、スプール弁38は、前述と同じく、コイルスプリング52のばね力と第2電磁コイル40’への一時的な吸引力との合成力が作用して左方向へ速やかに移動して中立位置に戻される。
このように、スプール弁38が、左右いずれかに移動位置から中立位置へ移動する際には、一方の電磁コイルへの通電オフと同時に他方の電磁コイルへ一時的に通電してパルス電圧を印加することから、スプール弁38は、少なくとも中立位置まではコイルスプリング52の付勢力と他方の電磁コイルの吸引力との合成力によって強制的に戻される。したがって、前記フィルターを通過してバルブボディ36内の作動油に混入した小さなコンタミが、例えばスプール弁38の第1、第2ランド部44,45の外周縁と前記各ポート36b、36cの孔縁との間に噛み込まれようとすると、スプール弁38に対する前記強い合成力によって切断、粉砕される。
これにより、コンタミの噛み込みによるスプール弁のロックを確実に防止することができる。
図6は前記コイルスプリング52のばね力と前記各電磁コイル40,40’の一時的な通電による吸引力(推力)との合成力との特性を示したもので、この図は前記合成力を見やすくするために、一方をプラス、マイナスを反転して表示している。したがって、例えば、第1、第2電磁コイル40,40’への通電による推力(破線1,2)とコイルスプリング52のばね反力(実線)の差分でスプール弁38を移動することを表しており、(1)Posが低リフトなどのスプール弁38が最大一方向へ移動した状態、(2)Posが高リフトなどのスプール弁38が最大他方向へ移動した状態、(N)Posがスプール弁38の中立位置状態を示している。
この図から明らかなように、前記スプール弁38が、中立位置(N)に戻る際には、前記コイルスプリング52のばね力の他に、前記第1あるいは第2電磁コイル40,40’の吸引力が作用することから、スプール弁38の全体の推力が大きくなり、従来のオン−オフ型の電磁制御弁のスプール弁の推力特性(一点鎖線)に比較して十分に大きくなることが明らかである。
このため、前述のように、前記各ランド部44,45と各孔縁に挟まれたコンタミを確実に切断、粉砕することが可能になる。
しかも、前記各電磁コイル40,40’のアシスト吸引力によって、スプール弁38の中立位置への移動応答性が向上する。この結果、バルブリフト可変機構の切り換え応答性が向上する。
また、例えば中リフトから高リフトへ切り換える場合、あるいは高リフトから中リフトに切り換える場合には、第2電磁コイル40’への通電をオフすると同時に第1電磁コイル40に通電をオンするか、あるいはその逆に第1電磁コイル40をオフすると同時に、第2電磁コイル40’にオンすることから、スプール弁38は中立位置で停止することなく最大右方向あるいは左方向へ速やかに移動する。
したがって、スプール弁38の移動応答性が向上することから、前記バルブリフト可変機構の切り換え応答性が向上する。
しかも、かかる左右方向の移動性が向上することから、この場合にもコンタミを有効に切断、粉砕することが可能になる。この結果、スプール弁38のロックを確実の防止することが可能になる。
また、前記大きな吸引力(推力)特性をもつ2つの電磁駆動部37、37’を用いることによって、コイルスプリング52の大きなばねセット荷重に設定することができることから、前記両電磁コイル40,40’への非通電時において、機関振動などの外乱によるスプール弁38の軸方向の振動を効果的に抑制することができる。
さらに、前記電磁制御弁33は、従来のように2つ設ける必要がなく、一つで対応することが可能になることから、レイアウトの自由が向上すると共に、コストの低減化が図れる。
本発明は、前記実施例の構成に限定されるものではなく、可変動弁装置としては、前記各カムを切り換えるバルブリフト可変機構の他に、例えばベーンタイプのバルブタイミング制御機構などの油圧によって制御し得るいずれの機構に適用することが可能である。また、吸気弁側の他に排気弁側にも適用可能である。
本発明の実施例に係る電磁制御弁の概略を示す縦断面図である。 同電磁制御弁の作用を説明する縦断面図である。 同電磁制御弁のさらに異なる作用を説明する縦断面図である。 本実施例におけるソレノイドの推力特性と従来のソレノイドの推力特性を比較して示す特性図である。 Aは本実施例におけるスプール弁を一方向へ移動させる両電磁コイルへの通電の切り換え特性図、Bはスプール弁を中立位置に移動させるための両電磁コイルへの通電制御特性図である。 本実施例における第1、第電磁コイルの推力とコイルスプリングのばね力との合成力特性を示すグラフである。 本発明にかかる電磁制御弁が適用された内燃機関のバルブリフト可変機構の要部正面図である。 図7のX矢視図である。 バルブリフト可変機構の作用を示す図7のA−A線断面図である。 同バルブリフト可変機構の作用を示す同図7のA−A線断面図である。 同バルブリフト可変機構の作用を示す同図7B−B線断面図である。
符号の説明
1…吸気弁
2…カムシャフト
3…低速用カム
4…高速用カム
5…中速用カム
6…第1ロッカアーム
7…第2ロッカアーム
9…第1連係切換機構
10…第2連係切換機構
20…油圧回路
27・28…油圧通路
31…オイルポンプ
33…電磁制御弁
36…バルブボディ
36a…供給ポート
36b・36c…第1、第2出力ポート
37…電磁駆動部
37b’…開口縁(規制部)
38…スプール弁
38a…弁軸
47…保持穴
47a…孔縁(規制部)
44,45…第1、2ランド部(弁体)
48,49…ストッパ部(付勢機構)
50、51…第1、第2スプリングリテーナ(付勢機構)
52…コイルスプリング(付勢機構)

Claims (6)

  1. 機関運転状態に応じて流路を切り換えて可変機構へ制御油圧を給排することにより機関弁の作動状態を変化させる可変動弁装置の電磁制御弁であって、
    前記電磁制御弁は、筒状のバルブボディの周壁に穿設された複数の通路孔と、
    前記バルブボディの内部に軸方向へ摺動自在に設けられて、前記複数の通路孔を選択的に開閉するスプール弁と、
    該スプール弁を軸方向の中立位置に付勢する付勢機構と、
    前記バルブボディの軸方向の両端側に設けられて、前記スプール弁をそれぞれのソレノイドを介して軸方向へ摺動させる一対の電磁駆動部と、
    を備えたことを特徴とする可変動弁装置。
  2. 請求項1に記載の可変動弁装置の電磁制御弁において、
    前記付勢機構は、前記スプール弁の一端部側に軸方向へ所定間隔をもって設けられた一対のストッパ部と、該ストッパ部間に一対のスプリングリテーナを介して弾装されたばね部材と、前記スプール弁の軸方向の移動に伴って各スプリングリテーナを介して前記ばね部材を圧縮変形させて前記スプール弁を中立位置方向へ移動させる規制部と、を備えたことを特徴とする可変動弁装置の電磁制御弁。
  3. 請求項1または2に記載の可変動弁装置の電磁制御弁において、
    前記電磁制御弁のソレノイドをリニアソレノイドによって構成したことを特徴とする可変動弁装置の電磁制御弁。
  4. 請求項1または2に記載の可変動弁装置の電磁制御弁において、
    前記電磁制御弁は、ソレノイドの磁力特性が、通電初期の立ち上がり変化率が大きくなった後に、所定範囲で変化率の小さなほぼフラット状に変化するソレノイドを用いたことを特徴とする可変動弁装置の電磁制御弁。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の可変動弁装置の電磁制御弁において、
    前記スプール弁が中立位置以外のポジションから中立位置方向へ移動が切り換えられる際には、通電状態にあった前記一方のソレノイドへの通電をオフすると共に、前記スプール弁が中立位置に復帰移動する前に他方のソレノイドへ一時的に通電するように構成したことを特徴とする可変動弁装置の電磁制御弁。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の可変動弁装置の電磁制御弁において、
    前記スプール弁が中立位置以外のポジションから中立位置を通過して反対側への切り換えられる際には、通電状態にあった前記一方のソレノイドへの通電をオフすると同時に、他方のソレノイドへ通電するように構成したことを特徴とする可変動弁装置の電磁制御弁。
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