JP2009137057A - 印刷装置 - Google Patents

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Tomoaki Fukuhara
智朗 福原
Takahisa Shimizu
貴央 清水
Koji Murata
光司 村田
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】少なくとも、印刷パターンが形成された凸版を外周部に具備するシリンダー状版胴、該凸版にインキを供給するアニロックスロール、インキ供給装置及び前記凸版のインキが転写される被印刷物を載置する基板定盤を具備する印刷装置において、連続印刷中の凸版面インキ温度が変化することで、印刷膜厚が変動することを防止すること。
【解決手段】少なくとも、前記凸版上のインキの温度、前記アニロックス上のインキの温度及びインキ供給装置のインキの温度を、印刷中に連続して計測するための複数の温度測定装置を具備したことを特徴とする印刷装置であって、前記温度測定装置の測定値に基づいて、前記凸版上のインキの温度を制御するための温度制御機構を、少なくとも、前記シリンダー状版胴、前記塗工ロール及び前記インキ供給装置に具備したことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、微細なパターンを転写するための印刷装置に関する。
液晶ディスプレイ(LCD)用カラーフィルター、有機エレクトロルミネセンス(EL)素子の発光層や電荷輸送層、有機薄膜トランジスタ基板における電極パターン、電磁波シールドにおけるシールドパターン等においては、高精細なパターン印刷技術が要望されている。
微細なパターンを面内の均一性を保って高位置精度に形成する技術としては、フォトリソグラフィー法が常法として使用されている。しかしながら、このフォトリソグラフィー法は、プロセスが長く複雑なため、製造設備全体が高価なものとなり、結果として製造コストが高くなるという問題がある。
一方、フォトリソグラフィー法に代わる技術として、印刷用ブランケットにシリコーン系ゴムを用い、ガラス基板等へパターン転写するオフセット印刷法がある。この方式は、パターンとして転写に使用されないインキは、刷版から除去され廃棄されてしまうという問題がある。このためインキを回収して再利用することが可能な凸版印刷方式が注目されつつある。
従来の凸版印刷装置の概略を図1を参照して説明する。凸版印刷装置は、図1に示すように、凸版8の版面にインキを供給するためのアニロックスロール1、版下クッション3を介してパターン形成用の凸版8が装着されるシリンダー状の版胴9、被印刷基板11が載置される基板定盤10、及びアニロックスロール1の余分なインキを掻き落とすドクターブレード2から構成されている。インキはアニロックスロール1から版胴上の凸版版面に転写され、しかる後、版面から被印刷基板11にもう一度転写される。
特開2007−203537
上記2段階のインキ転写においては、転写時のインキ温度によりインキ特性とインキ量が微妙に変動するためインキの膜厚に影響が出る。特に、連続印刷では、インキの供給ポンプから発する熱、版面塗工時及び印刷転写時に発生する摩擦熱により、循環するインキの温度は徐々に上昇する傾向にある。昇温した循環インキは粘度低下を起こし、印刷膜厚のバラツキに直結する。
そこで、本発明の目的は、従来の精密パターン形成を目的とした凸版印刷装置において、連続印刷中の凸版版面のインキ温度を一定に保つことが可能で、インキ膜厚のばらつきを低減した印刷装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明においては、
少なくとも、印刷パターンが形成された凸版を外周部に具備するシリンダー状版胴、該凸版にインキを供給するアニロックスロール、インキ供給装置及び前記凸版のインキが転写される被印刷物を載置する基板定盤を具備する印刷装置において、少なくとも、前記凸版上のインキの温度、前記アニロックス上のインキの温度及びインキ供給装置のインキの温度を、印刷中に連続して計測するための複数の温度測定装置を具備した印刷装置である
さらに、前記温度測定装置の測定値に基づいて、前記凸版上のインキの温度を制御するための温度制御機構を、少なくとも、前記シリンダー状版胴、前記アニロックスロール及び前記インキ供給装置に具備したことを特徴とする印刷装置である。
本発明によれば、インキ循環用に用いるポンプによる発熱、アニロックスロールと版面間の摩擦及び版面と基板間の摩擦による発熱で連続印刷中に版面のインキ温度が昇温し、基板上のインキ膜厚が変化することを防止出来る。これにより連続印刷であっても品質が安定した印刷物を製造できる。
以下、本発明の実施形態を図2を用いて説明する。
本発明の実施の形態は、図2に示すようにパターン形成用の凸版8が装着されるシリンダー式の版胴9、凸版に接してインキを供給するアニロックスロール1、アニロックスロールへインキ供給するためのインキチャンバー3、インキチャンバーへインキ供給するインキ循環系統4、循環インキを溜めて置くためのインキタンク7から構成された印刷装置である。
ここで温度計12と温度計13は連続印刷中の凸版8上のインキの温度を測定する温度計である。温度計12は凸版がアニロックスロールへ接触する前の凸版面上のインキ温度、温度計13は離間した後のインキ温度を計ることを目的としている。赤外線温度計のような非接触型温度計を使用する。
温度計14は連続印刷中のアニロックスロール1上のインキ温度を監視するための温度計である。必要であれば離間後にも計測することができる。
温度計15はアニロックスへインキ供給するためのインキチャンバー3内のインキ温度を連続印刷中に計測するために設置する。これらについては複数の熱電対の温度計を使用した。
温度計16はインキチャンバー3へインキを供給するインキタンク7内のインキ液温を測定するためである。なお、温度測定はここで示した箇所以外でも行うことができる。
温度の調節には調整する箇所に適した、測定される温度に連動する温度制御機構を備える。本例においては、水あるいはオイル等の熱容量の大きな液体を、パイプを通して循環させることで温度制御を行う循環式温度調節装置(以下、温調装置)を使用するの望ましい。±0.1度の範囲で制御できる温調装置を使用する。
温調装置17は、主として連続印刷中の版面上のインキの温度を一定に保つために使用されるシリンダー版胴の温度調節用の装置である。
温調装置18は、連続印刷中のアニロックスロール表面を、温調装置19は、インキタンク内のインキ温度をそれぞれ一定に保つための温調装置である。
連続印刷中に循環するインキは経時で昇温する傾向にある。微細なパターン印刷においては、連続印刷中のインキ温度変化によりインキ粘度も変化し、被印刷基板11へのインキ転写量が変わる事で印刷膜厚に影響を与える。
そこで、連続印刷中の凸版上のインキ温度、アニロックスロール上のインキ温度、イン
キチャンバー内及びインキタンク内の温度を計測し、凸版上のインキとアニロックスロール上のインキが一定となるように、シリンダー版胴、アニロックス表面及びインキタンク内の液温をそれぞれ循環式温度調整装置で制御をした。このことで安定したインキの膜厚均一性が保たれた。
尚、本発明は前述の実施例に限定されるものではなく、本発明を達成出来る範囲での改良・変形等は、本発明の主旨を逸脱するものではない。
従来の凸版印刷装置の概略を説明する図面である。 本発明になる温度計及び温調装置の位置を模式的に説明する図面である。
符号の説明
1 アニロックスロール
2 ドクターブレード
3 インキチャンバー
4 インキ循環系統
5 インキポンプ
6 インキ
7 インキタンク
8 凸版(版面)
9 シリンダー状版胴
10 基板定盤
11 被印刷基板
12 版面温度計A
13 版面温度計B
14 アニロックス表面温度計
15 インキチャンバー内インキ温度計
16 インキタンク内インキ温度計
17 版胴温調装置
18 アニロックスロール温調装置
19 インキタンク温調装置
20 インキ粘度計

Claims (2)

  1. 少なくとも、印刷パターンが形成された凸版を外周部に具備するシリンダー状版胴、該凸版にインキを供給するアニロックスロール、インキ供給装置及び前記凸版のインキが転写される被印刷物を載置する基板定盤を具備する印刷装置において、少なくとも、前記凸版上のインキの温度、前記アニロックス上のインキの温度及びインキ供給装置のインキの温度を、印刷中に連続して計測するための複数の温度測定装置を具備したことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記温度測定装置の測定値に基づいて、前記凸版上のインキの温度を制御するための温度制御機構を、少なくとも、前記シリンダー状版胴、前記アニロックスロール及び前記インキ供給装置に具備したことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104708897A (zh) * 2015-03-17 2015-06-17 合肥鑫晟光电科技有限公司 一种膜转印设备、转印版组件、转印设备吸附力控制装置
CN110789217A (zh) * 2018-08-03 2020-02-14 海德堡印刷机械股份公司 用于印刷基底的系统

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