JP2009136882A - 電極チップ整形装置 - Google Patents

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博 長谷川
Shingo Kawai
真吾 河合
Kenji Sahashi
賢治 佐橋
Hisanori Kaminaga
尚典 神永
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Abstract

【課題】溶接サイクル毎に電極チップを整形する場合に、一つの電極チップでより多くの打点を溶接可能となる電極チップ整形装置を提供する。
【解決手段】基端側から先端側に向かって縮径している基部と、基部の先端側に位置していている先端部を備えた電極チップを整形する電極チップ整形装置。電極チップを受入れる整形治具と、その整形治具に受入れられた電極チップとその整形治具を回転対称軸の周りに相対回転させる相対回転手段を備えている。整形治具は、電極チップの前記側面に当接して前記側面の外形形状を整形する整形面と、その整形面の相対回転方向前側にあって電極チップの前記側面の近傍に存在している電極材料を押出して流動させる押出面を備えている。回転対称軸に沿った方向から観察したときに、押出面が、半径方向内側から半径方向外側に向かうにつれて、相対回転方向前側に向かって変位している。
【選択図】図3

Description

本発明は、抵抗溶接用の電極チップを整形する装置に関する。
抵抗溶接用の電極チップは、基端側から先端側に向かうにしたがって縮径している側面を備えている基部と、その基部の先端側に位置している先端部を備えている。電極チップの先端部をワークに接触させ、電極チップとワークの間に電流を流すことで、ワークが溶接される。電極チップで溶接を行うと、先端部の電極材料とワークのメッキが合金化して合金層が形成され、その合金層の一部がワークに付着する。したがって、電極チップで繰り返し溶接を行うと、先端部が磨耗する。先端部が磨耗すると、先端部の面積が拡大する。先端部の面積が拡大しすぎると、溶接電流の密度が低下して溶接品質が低下する。したがって、電極チップは、所定回数の溶接を実施する度に(すなわち、溶接サイクル毎に)、その形状が整えられる。このように、溶接サイクル毎に電極チップを整形することで、高い溶接品質での溶接を継続することができる。また、溶接サイクル毎に電極チップを整形する場合、電極チップの全長(回転対称軸方向の長さ)は徐々に短くなる。電極チップの全長が使用可能サイズより短くなったときには、その電極チップは使用できないと判断され、新たな電極チップに取り替えられる。
特許文献1には、切削により電極チップを整形する電極チップ整形装置が開示されている。この電極チップ整形装置は、整形用のカッタと、カッタを回転させる回転手段を有している。カッタは、回転時に電極チップの基部の側面を切削する切削刃を有している。この電極チップ整形装置では、電極チップをカッタに当接した状態でカッタを回転させる。これによって、電極チップの基部の側面が切削刃により切削される。基部の側面を切削することで、先端部の面積が縮小され、電極チップが適切な形状に整形される。しかしながら、特許文献1の電極チップ整形装置のように電極チップを切削して整形する技術では、切削代の分だけ電極チップの全長が短くなる。このため、この電極チップ整形装置を用いて溶接サイクル毎に電極チップを整形する場合、電極チップの全長が比較的早い段階で使用可能サイズ以下となる。したがって、一つの電極チップで溶接可能な打点数が少なくなるという問題があった。
特許文献2には、電極チップの基部の側面を構成する電極材料を流動させて電極チップを整形する電極チップ整形装置が開示されている。この電極チップ整形装置は、電極チップを受け入れる整形手段と、整形手段を回転させる回転手段を有している。整形手段は、電極チップの基部の側面全体に当接する整形面を有している。電極チップを整形手段に受け入れた状態(すなわち、基部の側面を整形面に当接した状態)で整形手段を回転させると、整形面が基部の側面と摺動する。すると、基部の側面近傍の電極材料が押しつぶされて流動し、基部の側面が整形面に対応した形状に整形される。特許文献2の電極チップ整形装置は、電極チップを削らないので、電極チップの体積が減少しない。したがって、この電極チップ整形装置を用いて溶接サイクル毎に電極チップを整形する場合、切削により整形する場合に比べて、一つの電極チップで溶接可能な打点数が多くなる。
特開平9−192852号公報 特開2003−170275号公報
特許文献2の電極チップ整形装置では、電極チップの基部の側面と整形面を摺動させて、電極チップの基部の側面の電極材料を流動させる。しかしながら、基部の側面と整形面を摺動させるだけでは、基部の側面から様々な向きに電極材料が流動してしまう。すなわち、流動させた電極材料を有効に利用できないという問題があった。本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、溶接サイクル毎に電極チップを整形する場合に、一つの電極チップでより多くの打点を溶接可能となる電極チップ整形装置を提供することを目的とする。
本発明の電極チップ整形装置は、回転対称軸を持つとともに基端側から先端側に向かって縮径している側面を備えている基部と、その基部の先端側に位置しているとともにワークに接触する先端部を備えている抵抗溶接用の電極チップを整形する。この電極チップ整形装置は、電極チップを受入れる整形治具と、その整形治具に受入れられた電極チップとその整形治具を前記回転対称軸の周りに相対回転させる相対回転手段を備えている。整形治具は、電極チップの側面に当接して側面の外形形状を整形する整形面と、その整形面の相対回転方向前側にあって電極チップの側面の近傍に存在している電極材料を押出して流動させる押出面を備えている。回転対称軸に沿った方向から観察すると、押出面が、半径方向内側から半径方向外側に向かうにつれて、相対回転方向前側に向かって変位している。
なお、上記の「相対回転方向前側」とは、電極チップに対して整形治具が相対的に回転している向きを意味する。例えば、電極チップを停止した状態で整形治具を回転させる場合には、整形治具が回転する向きが相対回転方向前側である。整形治具が反時計回りに回転する場合、1時の位置は2時の位置の前側にある。また、整形治具を停止させた状態で電極チップを回転させる場合には、電極チップが回転する向きの逆向きが相対回転方向前側である。電極チップが時計回りに回転する場合、1時の位置は2時の位置の前側にある。
また、上記の「半径方向」とは、整形治具の回転軸(すなわち、電極チップの回転対称軸)を中心とする円の半径方向を意味する。すなわち、「半径方向内側」とは、回転対称軸に近い側を意味し、「半径方向外側」とは、回転対称軸から遠い側を意味する。
図10〜図12は、本発明の電極チップ整形装置の整形治具を例示している。図10は整形治具に受け入れられる電極チップの回転対称軸に沿った方向から観察したとき(電極チップを受け入れる側から観察したとき)の整形治具の平面図を示している。図10の参照番号200は整形治具を示しており、参照番号210は電極チップに対して相対回転する整形治具200の回転軸(すなわち、整形治具200に受け入れられる電極チップの回転対称軸)を示しており、矢印220は整形治具200の相対回転方向を示しており、参照番号230は整形面を示しており、参照番号240は押出面を示している。図10では、図の見易さを考慮して、整形面230を縦線模様で示しており、押出面240を斜線模様で示している。また、図11は、図10のXI−XI線(すなわち、回転対称軸210を含む平面)における整形治具200の断面図である。図11では、説明のため、整形治具200に受け入れられた電極チップ300を示している。参照番号300aは、電極チップ300の先端部を示しており、参照番号300bは、電極チップ300の基部の側面を示している。図12は、図10のXII−XII線における整形治具200の断面図を示している。図12にも、電極チップ300を示している。
図10に示すように、押出面240は、整形面230の相対回転方向前側(矢印220側)に存在している。図10に示すように、押出面240は、整形治具200の半径方向内側から半径方向外側に向かって伸びている。押出面240は、半径方向内側から半径方向外側に向かうにつれて、相対回転方向前側に向かって変位している。すなわち、図10のXに示すように相対回転方向前側をプラスとする相対回転方向座標(X座標という)をとったときに、押出面240の半径方向内側の端部が最もX座標が小さく、半径方向内側から半径方向外側に向かうにつれてX座標が大きい方向に変位し、半径方向外側の端部が最もX座標が大きくなっている。
このように形成された整形治具200に電極チップ300を受け入れると、図11及び図12に示すように、電極チップ300の側面300bと整形面230が当接する。なお、図11及び図12では、側面300bと整形面230が密着しているように図示しているが、側面300bの表面状態(形状)によっては、側面300bと整形面230が密着しない場合もある。整形治具200を矢印220の向きに相対回転させた状態で整形治具200が電極チップ300を受け入れると、整形面230が側面300bと摺動する。それとともに、押出面240によって側面300b近傍に存在する電極材料が矢印220の向きに押し出される。押し出された電極材料は、押出面240とともに側面300b上を移動する。すなわち、電極材料は、側面300b上を塑性変形しながら流動する(塑性流動)。このように、側面300b近傍に存在する電極材料が流動することによって、側面300bが整形面230と密着する形状に形成される。押出面240によって電極材料が押し出されるときには、図10の矢印250に示す向きに電極材料が押出面240にぶつかる。このとき、押出面240が半径方向内側から半径方向外側に向かうにつれて相対回転方向前側(矢印220の向き)に向かって変位するように形成されているので、電極材料と押出面240は斜めにぶつかる。このため、電極材料は、矢印260に示すように押出面240に沿って半径方向内側にも流動する。すなわち、電極材料は、押出面240とともに側面300b上を周方向に移動しながら、半径方向内側(すなわち、先端側)にも移動する。押出面240の半径方向内側の端部に達した電極材料は、後から押し出される電極材料によってさらに押し出され、電極チップ300の先端部300aを中心側(回転対称軸210側)に向けて移動する(図10及び図11の矢印270参照)。これによって、先端部300aが盛り上がる。このように、側面300bの電極材料が押し出されて側面300bが整形されるとともに、押し出された電極材料が先端部300aに向かって流動して先端部300aを盛り上がることによって先端部300aが整形される。これによって、先端部300aの面積が適切な面積となる。このように、本発明の電極チップ整形装置では、側面300bから押し出された電極材料が先端部300aを盛り上げるので、整形後に電極チップ300の全長(回転対称軸210方向の長さ)が長くなる。特に、側面300bから押し出された電極材料の大部分が先端部300aに向かって流動するので、側面300bの電極材料を少量押し出しただけで、先端部300aを盛り上げることができる。したがって、この電極チップ整形装置を用いて溶接サイクル毎に電極チップを整形する場合、従来の電極チップ整形装置に比べて、一つの電極チップで溶接可能な打点数が多くなる。
なお、図10〜図12は、本発明の電極チップ整形装置を例示するものであって、本発明の電極チップ整形装置の構成を限定するものではない。
例えば、整形面230及び押出面240は、図10に示すように複数個形成されていてもよいし、1つだけ形成されていてもよい。図13は、整形面230と押出面240が1つだけ形成されている整形治具200を例示している。図13のように整形面230と押出面240を形成しても、整形治具200で電極チップ300を受け入れて電極チップ300を整形することができる。
また、例えば、図14及び図15に示すように、整形治具200が、線状に電極チップ300と当接する形状(図14及び図15のエッジ部235)に形成されていてもよい。エッジ部235は、拡大視すれば図16に示すように面で電極チップ300と当接するのであるから、エッジ部235は整形面230の一種である。
また、例えば、整形面230から後側に続く面(図10の参照番号280)は、電極材料の流動にはほとんど寄与しない面であり、図示した他のいずれの形状に形成されていてもよい。
また、図10〜図16の構成は、原理的に成立する最小の構成を示すものであって、実際の製品にはその他の構成部材や形状が付加されていることがある。
上述した電極チップ整形装置は、回転対称軸に沿って観察したときに、押出面の全域が、相対回転方向後側に向けて凸な曲線形状に形成されていることが好ましい。
図17は、相対回転方向後側に向けて凸な曲線形状に形成された押出面240を例示している。このような構成によれば、押出面240にぶつかった電極材料が、押出面に沿って滑らかに半径方向内側に向かって流動する。したがって、効率よく電極材料を半径方向内側に流動させることができる。
上述した電極チップ整形装置は、回転対称軸に沿って観察したときに、押出面の全域が、回転対称軸を通る直線に対して一定角度で交差するベルヌーイ螺旋形状に形成されていることが好ましい。
図17は、ベルヌーイ螺旋形状に形成された押出面240を例示している。図17の各直線CLは、回転対称軸210を通る直線を示している。図17に示すように、押出面240は、何れの箇所においても、回転対称軸210を通る直線CLに対して一定角度A1で交差している(より詳細には、直線CLと押出面240の接線方向とのなす角度が何れの箇所でも一定角度A1となっている)。このように押出面240が形成されていると、押出面240に対して電極材料がぶつかる角度が、何れの位置でも一定となる。したがって、電極チップの基部の側面を均一に仕上げることができる。
上述した電極チップ整形装置は、整形治具が、押出面の半径方向内側の端部と等しい半径方向位置から先端部の外形形状に沿って伸びる先端押出面をさらに有していることが好ましい。
このような構成によれば、押出面の半径方向内側の端部(すなわち、電極チップの先端部)まで流動した電極材料が、先端押出面と摺動して整形される。したがって、電極チップの先端部をより好適な形状に整形することができる。また、整形前の電極チップの先端部には合金層が形成されている場合が多い(溶接時に先端部の電極材料とワークのメッキが合金化する)。整形治具が先端押出面を有していると、先端押出面に案内されて電極材料が先端部へ強く押し出されるので、電極材料に押されて合金層が先端部から剥がれ落ちる。したがって、合金層が少ない先端部を形成することができる。
先端押出面を有する電極チップ整形装置は、前記整形治具の前記先端押出面の近傍に、前記整形治具の内外を連通させる開口が形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、先端部から剥がれ落ちた合金層が開口から排出される。したがって、剥がれ落ちた合金層が再び先端部に付着することを防止できる。
上述した電極チップ整形装置は、整形治具に、複数本の押出面が、前記相対回転方向に等角度間隔で配置されていることが好ましい。
このような構成によれば、電極チップを好適に受け入れることができるとともに、電極チップをより高速で整形することができる。
上述した電極チップ整形装置は、押出面と整形面のなす角度が90度より大きいことが好ましい。
例えば、図12に示す電極チップ整形装置では、押出面240と整形面230のなす角度A2が90度より大きくなっている。
また、図15に示すように整形面230が線状(エッジ状)に形成されている場合には、整形面230が伸びる方向は、相対回転時に整形面230が通過する軌跡面(すなわち、整形後の電極チップ300の側面300bと同一面)であると考えられる(図16参照)。したがって、図15の場合には、押出面240と整形面230のなす角度は、参照番号A3で示す角度であるといえる。図15においても、押出面240と整形面230のなす角度A3は90度より大きくなっている。
また、図18に示すように、押出面240が曲面である場合には、整形面230との境界部における押出面240の伸びる方向(図18の接線290の方向)と整形面230とのなす角度A4が、押出面240と整形面230とのなす角度であるといえる。図18においても、押出面240と整形面230のなす角度A4は90度より大きくなっている。
このように、押出面240と整形面230のなす角度が90度より大きければ、押出面240と電極チップ300の側面300bとの間の角度(図12、図15及び図18の角度A5)が90度未満となる。したがって、押し出された電極材料が側面300bから剥れ落ちることなく好適に流動する。
また、押出面と整形面は、なめらかに連続していてもよい。
例えば、図19に示すように押出面240と整形面230を形成してもよい。
また、線状の整形面を有する整形治具200においては、図20または図21に示すように押出面240と整形面230を形成してもよい。上述したように、線状の整形面230の伸びる方向は、相対回転時に整形面230が通過する軌跡面(すなわち、整形後の電極チップ300の側面300bと同一面)である。したがって、図20の構造は、押出面240と整形面230がなめらかに連続しているといえる。また、図21の構造は、押出面240と整形面230がなめらかに連続し、さらに整形面230の相対回転方向後側の面(図20の参照番号280)も整形面230になめらかに連続している構造である。
このような構成によっても、押し出された電極材料が剥れ落ちることなく好適に流動する。
下記に詳細に説明する実施例の主要な特徴を最初に列記する。
(特徴1)押出面は、断面形状が電極チップの送り量の20倍以上の半径を有するとともに整形面になめらかに接続されている円弧形状に形成されていることが好ましい。特に半径が0.5mm以上の円弧形状であることが好ましい。
以下に、本発明の電極チップ整形装置について詳細に説明する。最初に、電極チップについて詳細に説明する。
図1は電極チップ10を先端側から見た平面図を示しており、図2は電極チップ10の側面図を示している。なお、図1及び図2は、電極チップ10の設計形状を示している。図示するように、電極チップ10は、回転対称軸18を中心とする回転体形状を有している。基端部12と基部14と先端部16を備えている。基端部12は、円柱形状に形成されている。基部14は、基端部12から先端側に向かうにしたがって縮径された形状に形成されている。すなわち、基部14の側面14aは、先端側に向かうにしたがって横断面の半径が小さくなっている。先端部16は、基部14の先端側に形成されている。先端部16は、半径が大きい球面形状であり、先端側からの平面視における形状(すなわち、図1に示す形状)が円形となっている。
電極チップ10は、溶接機のアームに取り付けられて使用される。溶接機のアームには、一対の電極チップ10が取り付けられる。一対の電極チップ10によってワークを狭持し、電極チップ10の間に電流を流すことでワークが溶接される。電極チップ10の先端部16は、溶接を繰り返し行うことによって徐々に磨耗して面積が拡大する。すなわち、図1及び図2に示す設計形状より電極チップ10の全長(回転対称軸18方向の長さ)が短くなり、先端部16の面積が拡大する。また、溶接を繰り返し行うと、先端部16の電極材料とワークのメッキとが合金化して、先端部16に合金層が形成される。なお、以下では、溶接機に取り付けられている一対の電極チップ10のうち、一方を電極チップ10aといい、他方を電極チップ10bという。
次に、第1実施例の電極チップ整形装置について説明する。電極チップ整形装置は、整形治具と、整形治具を回転させる回転装置を備えている。図3は、電極チップ整形装置20の概略構成を示している。なお、図3では、整形治具30を、その回転軸32に沿った方向から観察したときの平面図を示している。図示するように、整形治具30は回転装置60に接続されている。回転装置60は、整形治具30を回転軸32回りに、図3の矢印34方向に回転させる。
図4は、図3の整形治具30のIV−IV線断面図を示している。整形治具30の上面には、凹部36が形成されている。整形治具30の下面には、凹部46が形成されている。電極チップ10a及び10bを整形するときには、凹部36内に電極チップ10aが挿入され(すなわち、凹部36と電極チップ10aが当接する)、凹部46内に電極チップ10bが挿入される(すなわち、凹部46と電極チップ10bが当接する)。すなわち、整形治具30は、一対の電極チップ10a及び10bにより狭持される。なお、電極チップ10a及び10bは、自身の回転対称軸18が整形治具30の回転軸32と一致するように整形治具30に挿入される。整形治具30が回転している状態で電極チップ10a及び10bが整形治具30に挿入されると、電極チップ10a及び10bが整形される。
次に、整形治具30の詳細な形状について説明する。
上述したように、整形治具30の上面には凹部36が形成されており、下面には凹部46が形成されている。図4に示すように、凹部36及び凹部46は、回転軸32を中心としたすり鉢形状に形成されている。凹部36と凹部46は、連通孔50によって連通されている。連通孔50は、凹部36(または46)に電極チップ10a(または10b)が挿入されたときに、電極チップ10a(または10b)の先端部16と対向する位置に形成されている。
図3に示すように、凹部36の壁面36aには、壁面36aから突出している突条38が3つ形成されている。なお、図4においては、整形治具30を回転させたときに突条38が通過する範囲を参照番号39で示している。図3に示す平面視において、各突条38は壁面36a上を曲線状に伸びている。図5は、図3のV−V線における突条38の断面図を示している。図5に示すように、突条38は、壁面36aから曲面状に突出している。凹部36内に電極チップ10aが当接されると、突条38の先端38aが電極チップ10aの側面14aに当接する。すなわち、先端38aは、電極チップ10aと当接する整形面である。突条38は壁面36a上を曲線状に伸びているので、図3に示すように、先端38aも壁面36a上を曲線状に伸びている。先端38aは、整形治具30が回転したときに、先端38aが通過する軌跡面が電極チップ10の側面14aの設計形状となるように形成されている。図5に示すように、先端38aの回転方向34の前側には押出面38bが形成されている。また、先端38aの回転方向34の後側には、後側面38cが形成されている。押出面38bと後側面38cは、断面形状が円弧である連続した曲面である。すなわち、押出面38bと先端38aはなめらかに接続されている。
図3に示すように、突条38は、連通孔50から凹部36の縁部36bに向かって線状に伸びている。突条38は、半径方向内側から半径方向外側に向かうにつれて、回転方向34の前側に向かって変位している。図3の角度B1〜B3は、図3の平面視における凹部36の半径方向(すなわち、整形治具30の回転の半径方向)と突条38(より詳細には、突条38の先端38a)とが交差する角度を、各位置において示している。角度B1〜B3は、同一角度となっている。すなわち、図3の平面視において、突条38は、何れの位置においても半径方向に対して一定角度で交差するベルヌーイ螺旋形状に形成されている。
図4に示すように、凹部46の壁面46aにも、壁面46aから突出する突条48が形成されている。なお、図4では、整形治具30を回転させたときに突条48が通過する範囲を参照番号49で示している。図示していないが、凹部46には3つの突条48が形成されている。3つの突条48は、図3の平面視において整形治具30を透視したときに、突条38と重なる形状に形成されている。また、突条48は、図5に示す突条38の断面形状と同じ断面形状を備えている。
図3及び図4に示すように、連通孔50内には、連通孔50の壁面50aから突出する先端押出部55が形成されている。先端押出部55は、壁面50aから回転軸32まで伸びている。
先端押出部55の上面55aは、凹部36内に挿入される電極チップ10aの先端部16を整形する先端押出面である。先端押出面55aは、整形治具30が回転したときに、先端押出面55aが通過する軌跡面が電極チップ10の先端部16の設計形状となるように形成されている。すなわち、整形治具30が回転すると、突条38の先端38aの軌跡面と先端押出面55aの軌跡面によって、図1及び図2に示す電極チップ10の設計形状(すなわち、基部14と先端部16の設計形状)が描かれる。
先端押出部55の下面55bは、凹部46内に挿入される電極チップ10bの先端部16を整形する先端押出面である。先端押出面55aと同様に、先端押出面55bの回転時の軌跡面も、電極チップ10の先端部16の設計形状となる。
先端押出部55の前面55c(回転方向34の前側の面)は、図3の平面視において回転方向34の後側に向けて凸となる曲面形状に形成されている。
次に、電極チップ整形装置20で、電極チップ10a及び10bを整形する処理について説明する。
まず、回転装置60を作動させて整形治具30を回転軸32を中心に矢印34の向きに回転させる。次に、溶接機のアームを動かして、電極チップ10aを凹部36内に挿入し、電極チップ10bを凹部46内に挿入する。このとき、整形治具30の回転軸32と電極チップ10a及び10bの回転対称軸18とを一致させて、電極チップ10a及び10bを挿入する。
電極チップ10aを凹部36の奥まで挿入すると、電極チップ10aの側面14aが突条38に当接する(整形治具30は回転しているので、突条38と側面14aが摺動している状態となる)。同様に、電極チップ10bを凹部46の奥まで挿入すると、電極チップ10bの側面14aが突条48に当接する。これによって、図6に示すように、整形治具30が電極チップ10a及び10bによって狭持される。なお、整形する電極チップ10a及び10bは溶接により磨耗しているので、図6に示すように、先端部16が先端押出部55に接触しない。また、図6では、電極チップ10aの側面14aが突条38に密着するように図示しているが、電極チップ10aの側面14aの表面状態によっては、側面14aの一部が突条38と当接する場合がある。電極チップ10bについても同様である。
図6の状態から、電極チップ10a及び10bを整形治具30に向かって加圧して押し付けると、電極チップ10a及び10bが整形される。なお、以下に説明する現象は、電極チップ10aと電極チップ10bの双方で同様に生じる。したがって、以下では、電極チップ10aで生じる現象について説明し、電極チップ10bで生じる現象については説明を省略する。
図7は、図6のVII−VII線断面図を示している。図7は、回転する整形治具30に電極チップ10aを加圧して押し付けている状態の断面図を示している。整形治具30が矢印34の方向に回転するので、突条38が電極チップ10の側面14aに対して摺動する。すると、図7の参照番号90に示すように、側面14a近傍の電極材料が押出面38bによって押し出される。押出面38bは電極材料を押し出しながら矢印34の向きに移動するので、押し出された電極材料は押出面38bとともに矢印34の向きに塑性変形しながら流動する。
図3の矢印92に示すように、電極材料が押出面38bに押し出されるときには、電極材料が押出面38bに対して斜めにぶつかる。したがって、電極材料は、図3の矢印94に示すように、押出面38bに沿って凹部36の半径方向内側にも流動する。すなわち、押し出された電極材料は、電極チップ10aの側面14a上を螺旋状に流動して徐々に先端部16に接近していき、先端部16に向かって押し出される。このように、側面14a近傍の電極材料が先端部16に押し出されることによって、側面14aの形状が設計形状(すなわち、突条38の先端38aが通過する軌跡の形状)に整形される。特に、整形治具30では、突条38がベルヌーイ螺旋形状に形成されている。したがって、電極材料が押出面38bにぶつかる角度(図3の平面視における角度)が、半径方向の何れの位置でも一定となる。すなわち、電極材料が押出面38bに押し出される角度が半径方向の何れの位置でも一定となる。したがって、側面14a全体が均一に整形される。
先端部16に押し出された電極材料は、後から押し出される電極材料によって先端部16の中心側に向かって押し出される(図3の矢印96及び図6の矢印98参照)。このようして先端部16に電極材料が集まるので、先端部16が盛り上がる。盛り上がった先端部16の表面は、先端押出面55aと摺動して整形される。すなわち、先端部16が設計形状(すなわち、先端押出面55aが通過する軌跡の形状)に整形される。また、先端押出面55aは、先端部16に押し出される電極材料を先端部16の中心に向かって案内する働きもする。さらに、先端部55の前面55cも、先端部16の電極材料を先端部16の中心に向かって案内する。特に、前面55cは、回転方向34の後側に凸な曲面形状に形成されているので、先端部16の電極材料と斜めにぶつかる。したがって、先端部16の電極材料が先端部16の中心に向かって好適に案内される。このように、先端押出面55a及び前面55cによって電極材料が案内されるので、電極材料が先端部16の中心に向かって強く押し出される。これによって、整形前の先端部16に形成されていた合金層が、電極材料に押されて剥がれ落ちる(合金層は電極材料に比べてもろくて剥れ易い)。剥がれ落ちた合金層は、連通孔50内に排出される。したがって、ほとんど合金層を含まない先端部16が形成される。
上記の現象は、電極チップ10bにおいても同様に生じる。したがって、電極チップ10bも電極チップ10aと同様に整形される。
図8は、整形前の電極チップ10と整形後の電極チップ10の形状(断面形状)を比較する比較図である。図8の参照番号100(点線)が整形前の電極チップ10の形状を示しており、参照番号102(実線)が整形後の電極チップ10の形状を示している。図8に示すように、整形後の電極チップ102では、整形前の電極チップ100に比べて基部14(側面14a)が細くなるとともに先端部16が盛り上がる。これは、整形前の電極チップ100の側面14a(図8の領域104)に存在していた電極材料が、先端部16(図8の領域106)に移動するためである。このように電極材料が移動するので、側面14aと先端部16の双方が適切な形状に整形される。特に、本発明の電極チップ整形装置20では、押出面38bによって側面14aから押し出される電極材料の大部分が、先端部16に集められる。したがって、側面14aから少量の電極材料を押し出すだけで、先端部16が大きく盛り上がる。したがって、電極チップ整形装置20を用いて溶接サイクル毎に電極チップを整形する場合に、一つの電極チップで溶接可能な打点数が多くなる。
本発明者らは、溶接を25打点実施した後に本発明の電極チップ整形装置20を用いて1回の整形を行い、これを繰り返して電極チップ10で溶接可能な打点数を確認する実験を行った。その結果、電極チップ10の全長が使用可能サイズに減少するまでに15万打点の溶接(6000回の整形)を実施することが可能であった。
また、上述したように、本発明の電極チップ整形装置20によれば、整形後の電極チップ10の先端部16に合金層がほとんど含まれない。したがって、整形後に電極チップ10を用いて溶接したときの溶接品質が向上する。
なお、図9は、図5に対応する断面において、突条38が電極材料を押し出す様子を示している。図9の記号T1は、押出面38bが一度に押し出す電極材料の厚さ(以下、送り量という)を示している。上述したように、突条38の押出面38bは、整形面38a(先端38a)になめらかに連続するとともに断面形状が円弧形状の曲面に形成されている。この押出面38bの円弧形状の半径(図9の距離R1)は、送り量T1の20倍以上であることが好ましい(なお、図9では、半径R1が送り量T1の20倍より小さいが、これは図の見易さを考慮して送り量T1を実際より大きく図示しているためである)。送り量T1は、整形時に電極チップ10を整形治具30に向けて移動させる速度と、整形治具30の回転速度と、押出面38bの数と、電極チップ10の側面14aの傾斜角度(回転対称軸に対する傾斜角度)から算出することができる。整形時の適切な送り量を考慮すると、円弧形状の半径R1は0.5mm以上であることが好ましい。このように形成された押出面38bによれば、押し出した電極材料が側面14aから剥れることなく好適に流動する。
また、上述した電極チップ整形装置20では、整形面38a(先端38a)が線状に形成されており、押出面38bが整形面38aになめらかに連続する曲面に形成されていた。また、押出面38bが、図3の平面視においてベルヌーイ螺旋形状に形成されていた。しかしながら、整形面38a及び押出面38bの形状は、上記の形状に限られず、種々の形状を採用することができる。例えば、図10〜図21に示した種々の構成を採用することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
電極チップ10を先端側から見た平面図。 電極チップ10の側面図。 整形治具30を回転軸32に沿った方向からみた平面図を示すとともに電極チップ整形装置20の概略構成を示す図。 図3のIV−IV線における整形治具30の断面図。 図3のV−V線における突条38の断面図。 電極チップ10a及び10bを挿入した状態における整形治具30の図4に対応する断面図。 整形中の整形治具30の様子を、図6のVII−VII線断面において示す図。 整形前後の電極チップ10の形状比較図。 整形中の突条38の様子を、図5に対応する断面において示す図。 第1に例示する本発明の電極チップ整形装置の整形治具を、回転対称軸に沿った方向からみた平面図。 図10のXI−XI線における第1例の整形治具の断面図。 図10のXI−XI線における第1例の整形治具の押出面の断面図。 第2に例示する本発明の電極チップ整形装置の整形治具を、回転対称軸に沿った方向からみた平面図。 第3に例示する本発明の電極チップ整形装置の整形治具を、回転対称軸に沿った方向からみた平面図。 図14のXV−XV線における第3例の整形治具の押出面の断面図。 図15に示す押出面のエッジ部235の拡大図。 第4に例示する本発明の電極チップ整形装置の整形治具を、回転対称軸に沿った方向からみた平面図。 第5に例示する本発明の電極チップ整形装置の押出面を、図12に対応する断面で示した断面図。 第6に例示する本発明の電極チップ整形装置の押出面を、図12に対応する断面で示した断面図。 第7に例示する本発明の電極チップ整形装置の押出面を、図12に対応する断面で示した断面図。 第8に例示する本発明の電極チップ整形装置の押出面を、図12に対応する断面で示した断面図。
符号の説明
10:電極チップ
14:基部
14a:側面
16:先端部
20:電極チップ整形装置
30:整形治具
36:凹部
38:突条
38a:先端
38b:押出面
38c:後側面
46:凹部
48:突条
50:連通孔
55:先端押出部
55a:先端押出面
55b:先端押出面
60:回転装置

Claims (8)

  1. 回転対称軸を持つとともに基端側から先端側に向かって縮径している側面を備えている基部と、その基部の先端側に位置しているとともにワークに接触する先端部を備えている抵抗溶接用の電極チップを整形する装置であって、
    電極チップを受入れる整形治具と、その整形治具に受入れられた電極チップとその整形治具を前記回転対称軸の周りに相対回転させる相対回転手段を備えており、
    前記整形治具は、電極チップの前記側面に当接して前記側面の外形形状を整形する整形面と、その整形面の相対回転方向前側にあって電極チップの前記側面の近傍に存在している電極材料を押出して流動させる押出面を備えており、
    前記回転対称軸に沿った方向から観察したときに、前記押出面が、半径方向内側から半径方向外側に向かうにつれて、相対回転方向前側に向かって変位していることを特徴とする電極チップ整形装置。
  2. 前記回転対称軸に沿って観察したときに、前記押出面の全域が、相対回転方向後側に向けて凸な曲線形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電極チップ整形装置。
  3. 前記回転対称軸に沿って観察したときに、前記押出面の全域が、前記回転対称軸を通る直線に対して一定角度で交差するベルヌーイ螺旋形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電極チップ整形装置。
  4. 前記整形治具が、前記押出面の半径方向内側の端部と等しい半径方向位置から前記先端部の外形形状に沿って伸びる先端押出面をさらに有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電極チップ整形装置。
  5. 前記整形治具の前記先端押出面の近傍に、前記整形治具の内外を連通させる開口が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の電極チップ整形装置。
  6. 前記整形治具に、複数本の押出面が、前記相対回転方向に等角度間隔で配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電極チップ整形装置。
  7. 前記押出面と前記整形面のなす角度が90度より大きいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電極チップ整形装置。
  8. 前記押出面と前記整形面がなめらかに連続していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電極チップ整形装置。
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