JP2009135654A - 電子透かしの埋込装置および抽出装置 - Google Patents

電子透かしの埋込装置および抽出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】透かしの有無にかかわらずコンテンツを精度良く再生でき、透かしデータを埋め込むことによるデータ量の増加や品質低下を抑えられ、かつ符号化後のデータにも透かしデータを埋め込める電子透かしの埋込装置および抽出装置を提供する。
【解決手段】コンテンツの複数のサンプルを一つの代表値に変換する第1関数および当該一つの代表値から前記複数のサンプルを復元する第2関数のうち、第1関数に複数のサンプルを適用して一つの代表値を可逆的に生成する3サンプル代表値生成部と、代表値が所定の埋込条件を満足するか否かを判定する判定部3と、埋込条件を満足する代表値に二値の透かしデータを埋め込む埋込部5とを備え、埋込部5は、透かしデータが二値の一方のときに、代表値にシフト量を加算して透かし済みの代表値とし、透かしデータが二値の他方のときに、代表値をそのまま透かし済みの代表値とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子透かしの埋込装置および抽出装置に係り、特に、符号化データに対して電子透かしを埋め込むことができ、かつ符号化データから電子透かしを抽出できる電子透かしの埋込装置および抽出装置に関する。
近年、画像や音声などのマルチメディアコンテンツに著作権情報などを電子透かし として埋め込むことが行われている。コンテンツに透かしデータを埋め込む手法は大別して2つある。第1の手法は、コンテンツのデータ(サンプル)の値を変化させることにより直接的に電子透かしを埋め込む手法である。第2の手法は、コンテンツを構成するサンプルに対してDCTやウェーブレット変換等の変換を行った後の係数値を変更して電子透かしを埋め込み、逆変換を行って電子透かしが埋め込まれたコンテンツを生成する手法である。
特許文献1には、2値画像に第1の手法により大量のデータを埋め込み、これを符号化圧縮して伝送するデータ埋め込み方法および装置が開示されている。
特開2001−309150号公報
しかしながら、上記した第1の手法では、電子透かしとして埋め込んだデータによるコンテンツの品質低下やデータ量の増加が問題になる。また、上記した第2の手法では、電子透かしデータの埋め込みによりデコーダの動作に破綻を生じない埋め込みビット位置を動的に決定する必要があり、その制御やシステムが複雑化してしまう。
このように、電子透かしにおいては、第1に、透かしデータの埋め込みによる画像劣化が少なく、かつコンテンツを精度良く復元できること、第2に、透かしデータを埋め込むことによるデータ量の増加を抑えること、第3に、符号化前のデータのみならず符号化後のデータにも透かしデータを簡単に埋め込めること、などの要求がある。しかしながら、上記した従来技術ではこれらの条件がいずれも十分に満足されていなかった。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、透かしデータの埋込の有無にかかわらずコンテンツを精度良く再生でき、透かしデータを埋め込むことによるデータ量の増加や品質低下を抑えられ、かつ符号化前のデータのみならず符号化後のデータにも透かしデータを埋め込める電子透かしの埋込装置および抽出装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、コンテンツデータに透かしデータを埋め込む電子透かし埋込装置において、以下のような手段を講じた点に特徴がある。
(1)本発明の第1の電子透かし埋込装置は、コンテンツの複数のサンプルを一つの代表値に変換する第1関数および当該一つの代表値から前記複数のサンプルを復元する第2関数のうち、第1関数に複数のサンプルを適用して一つの代表値を可逆的に生成する代表値生成手段と、前記代表値が所定の埋込条件を満足するか否かを判定する判定手段と、前記埋込条件を満足する代表値に二値の透かしデータを埋め込む埋込手段と、前記代表値の取り得る最大値よりも大きい所定のシフト量を設定する手段とを含み、前記埋込手段は、透かしデータが二値の一方のときに、代表値にシフト量を加算して透かし済みの代表値とし、透かしデータが二値の他方のときに、代表値をそのまま透かし済みの代表値とし、前記第1関数およびシフト量は、前記代表値に透かしデータが埋め込まれているか否かにかかわらず、前記第2関数により当該代表値から複数のサンプルが復元されるように設定されたことを特徴とする。
(2)本発明の第1の電子透かし抽出装置は、代表値をシフト量と比較し、代表値がシフト量を上回るときに、その透かしデータを二値の一方と判定する手段と、代表値がシフト量を下回るときに、その透かしデータを二値の他方と判定する手段とを含むことを特徴とする。
(3)本発明の第2の電子透かし埋込装置は、コンテンツの複数のサンプルを一つの代表値に変換する第1関数および当該一つの代表値から前記複数のサンプルを復元する第2関数のうち、第1関数に複数のサンプルを適用して一つの代表値を可逆的に生成する代表値生成手段と、各代表値の出現頻度に関する順位を、所定の埋込条件を満足する上位Ns個の代表値について設定する順位設定手段と、前記代表値とその順位との関係が記憶された順位テーブルと、前記代表値の取り得る最大値よりも大きい所定のシフト量を設定する手段と、透かしデータが二値の一方のときに、前記順位テーブルにおける代表値の順位とシフト量との和を透かし済みの代表値とし、透かしデータが二値の他方のときに、代表値をそのまま透かし済みの代表値とする埋込手段とを含むことを特徴とする。
(4)本発明の第2の電子透かし抽出装置は、電子透かし埋込装置の順位テーブルと同一の順位テーブルと、代表値が前記順位テーブルに既登録であると、当該代表値に埋め込まれている透かしデータを二値の他方と判定する手段と、透かし済みの代表値が前記シフト量を上回るときに、その透かしデータを二値の一方と判定する手段とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
(1)コンテンツをサンプルごとに符号化する際、符号化データの表現に必要な符号化ビットで表現可能な範囲のうち、符号化データが取り得る範囲と、符号化データが取り得ない未使用領域とを認識し、この未使用領域を利用して透かしデータが埋め込まれるようにしたので、コンテンツに透かしデータを埋め込むことによるデータ量の増加や品質低下を抑えながら、符号化されたデータにも透かしデータを埋め込めるようになる。
(2)透かしデータの埋込対象となるサンプルは、透かしデータの埋め込みの有無に関わらず精度良く復元できるサンプルに限定されるので、透かしデータが埋め込まれているか否かにかかわらずコンテンツを正確に復元できるようになる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施の形態について詳細に説明する。初めに、本発明における透かしデータの埋込方法について、透かしデータの埋込対象となるコンテンツの符号化方式がMPEG-1 Audio Layer II(以下、単にMPEG-1と表現する)である場合を例にして説明する。
MPEG-1では、コンテンツの連続する3つのサンプルx,y,z (0<x,y,z <S)が、量子化ステップSと共に次式(1)に適用され、1つの3サンプル代表値Vsに変換される。
Figure 2009135654
また、3サンプル代表値Vsが与えられたとき、3つのサンプルx,y,z は次式(2),(3),(4)で復元される。ここで、[a mod b]はaをbで割った余り出力する関数であり、[int(c)]はcの小数点以下を切り捨てる関数である。
Figure 2009135654
Figure 2009135654
Figure 2009135654
このような関数計算では、3サンプル代表値Vsに量子化ステップSのn乗値Sn (ただし、n≧3の整数)を加算しても、(2),(3),(4)で復元されるサンプルx,y,z は変化しない。すなわち、デコーダの動作が破綻しない。したがって、3サンプル代表値Vsに、例えば透かしデータ「1」を埋め込む際にはSn を加算し、透かしデータ「0」を埋め込む際にはSn を加算しない規則を設ければ、各サンプルに影響を与えることなく透かしデータを埋め込むことができる。
一方、量子化ステップSが「9」場合,3つのサンプルx,y,zの最大値は「8」なので、V9 の最大値V9_maxは次式(5)で求まる。
Figure 2009135654
最大値の「728」を表現するのに必要なビット数(符号化ビット数)Bsは10ビットであるが、10ビットで表現できる最大値は「1023」であるため、V9を10ビットで表現すると、次式(6)で求められる「729」から「1023」までの295個が未使用領域Nsとなる。他の量子化ステップSに付いても同様である。図3は、量子化ステップS、符号化ビット数Bsおよび未使用領域Nsの関係を示した図である。
Figure 2009135654
したがって、3サンプル代表値Vsに透かしデータwkを埋め込む際に、VsとSn との加算値(Vs+Sn)が未使用領域Nsに収まっていれば、符号化データ量を増加させることなく透かしデータwkを埋め込むことができる。
そこで、本実施形態ではSn の最小値S3をシフト量と定義し、3サンプル代表値Vsごとに、その大きさを未使用領域Nsと比較し、Vs≦Nsであれば、当該3サンプル代表値Vsを透かしデータwkの埋込対象とする。そして、2値の透かしデータwkが「1」であれば、3サンプル代表値Vsにシフト量S3を加算して透かし済みの代表値Vsとする一方、透かしデータwkが「0」であれば、3サンプル代表値Vsをそのまま透かし済みの代表値Vsとする。
例えば、量子化ステップSが「3」であれば未使用領域は「5」となる。そして、コンテンツの3つのサンプル[x,y,z]が[0,1,1]であれば、3サンプル代表値Vsは「4」となる。この場合、Vs≦Nsが成立するので、当該3サンプル代表値Vsは透かしデータの埋込対象データとされる。そして、透かしデータwkが「1」であれば、前記3サンプル代表値Vsにシフト量S3(=9)が加算されて3サンプル代表値Vsが未使用領域Nsへシフトされる。これに対して、透かしデータwkが「0」であれば、前記3サンプル代表値Vsはそのままの値を維持する。
これに対して、コンテンツの3つのサンプル[x,y,z]が[2,1,1]であれば、3サンプル代表値Vsは「22」となり、Vs≦Nsが成立しないので、当該3サンプル代表値Vsは透かしデータの埋込対象とされない。
図2は、上記した透かしデータの埋込方法を模式的に表現した図であり、量子化ステップSに対応した符号化ビットBsで取り得る全領域のうち、3サンプル代表値Vsが取り得る最大値Vs_maxを超える領域が未使用領域Nsである。3サンプル代表値Vsが未使用領域Nsよりも小さければ、3サンプル代表値Vsにシフト量S3を加算して未使用領域Nsへシフトさせることができるので、当該3サンプル代表値Vsが透かしデータwkの埋込対象とされる。そして、透かしデータwkが「1」であれば、前記3サンプル代表値Vsにシフト量S3が加算され、透かしデータが「0」であれば、前記3サンプル代表値Vsはそのままである。また、3サンプル代表値Vsが未使用領域Nsよりも大きければ、3サンプル代表値Vsを未使用領域Nsへシフトできないので、当該3サンプル代表値Vsは透かしデータの埋込対象とされない。
一方、このようにしてコンテンツに埋め込まれた透かしデータwkを抽出する際は、初めに3サンプル代表値(透かし済み代表値)Vsとシフト量S3とが比較される。Vs≧S3であれば、3サンプル代表値Vsが未使用領域にシフトされていることになるので、透かしデータwkとして「1」が抽出される。また、Vs≦Nsであれば、透かしデータwkの埋込対象であるにもかかわらずデータシフトが行われていないので、透かしデータwkとして「0」が抽出される。また、Vs>Nsであれば、当該Vsデータが透かしデータwkの埋込対象ではないと判定されるので、透かしデータwkは抽出されない。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子透かし埋込装置の主要部の構成を示した機能ブロック図である。
3サンプル代表値生成部1は、コンテンツの連続する3つのサンプルx,y,zおよび量子化ステップSを前記(1)式に適用して3サンプル代表値Vsを生成する。データテーブル2には、前記図3に関して説明した量子化ステップSと未使用領域Nsとの対応関係が登録されている。埋込判定部3は、量子化ステップSに対応した未使用領域Nsを前記データテーブル2から読み込み、3サンプル代表値Vsと未使用領域NsとがVs≦Nsの条件を満足していれば、すなわち3サンプル代表値Vsにシフト量S3を加算した値が今回の量子化ステップSに対応した符号化ビットBsで表現できる最大値max以下であれば、今回の3サンプル代表値Vsを透かしデータの埋込対象と判定する。
切替部4は、前記埋込判定部3により透かしデータの埋込対象とされた3サンプル代表値Vsのみを、選択的に透かしデータ埋込部5へ転送する。透かしデータ埋込部5は、別途に入力される2値の透かしデータwkを、埋込対象の3サンプル代表値Vsに埋め込んで透かし済みの3サンプル代表値を出力する。符号化部6は、前記透かし済みの3サンプル代表値を含む全ての3サンプル代表値を可変長符号化する。
次いで、図4のフローチャートを参照して、上記した第1実施形態の動作を詳細に説明する。ステップS1では、コンテンツに埋め込まれる透かしデータWが取得される。この透かしデータWは多数の2値データwk(k=0,1,2…)の集合である。ステップS2では、透かしデータwkの一つを指定する変数kがリセットされる。ステップS3では、前記透かしデータWが埋め込まれるコンテンツとして、1フレーム分のサブバンドフィルタバンクのサンプルが取り込まれる。
本実施形態では、図5に一例を示したように、コンテンツの各フレームがサブバンドフィルによって周波数方向に32分割、時間方向に12分割されているので、ここでは384サンプルが取り込まれる。ステップS4では、量子化手順で選択された量子化ステップSが取得される。ステップS5では、サブバンドフィルタバンクのサンプルを3つずつ符号化して透かしデータを埋め込む埋込処理が実行される。
図6は、前記ステップS5の透かしデータ埋込処理の手順を示したフローチャートであり、ステップS21では、サブバンドフィルタバンクから連続する3つのサンプルx,y,zが取得される。ステップS22では、前記3サンプル代表値生成部1において、この3サンプルおよび量子化ステップSが前記(1)式に適用されて3サンプル代表値Vsが算出される。ステップS23では、前記埋込判定部3において、3サンプル代表値Vsと未使用領域Nsとが比較される。ここで、3サンプル代表値Vsが未使用領域Ns以下であれば、この未使用領域Nsを利用して今回の透かしデータwkを埋め込むべくステップS24へ進む。
ステップS24では、前記透かしデータ埋込部5において、今回の透かしデータwkが「0」,「1」のいずれであるかが判定される。そして、透かしデータwkが「0」であれば、前記3サンプル代表値Vsがそのまま透かし済みの代表値Vsとして出力される。これに対して、透かしデータwkが「1」であれば、前記3サンプル代表値Vsにシフト量S3が加算され、未使用領域にシフトされた値が透かし済みの代表値Vsとして出力される。ステップS25では、前記透かし済みの3サンプル代表値Vsおよび透かし済みではない3サンプル代表値Vsのいずれもが、符号化部6で可変長符号化される。
図4へ戻り、ステップS6では、前記埋込データwkを指定する変数kがインクリメントされる。ステップS7では、1フレーム分の全てのサンプルについて符号化が完了したか否かが判定され、完了していなければ、ステップS5へ戻って残りのサンプルに関して上記した各処理が繰り返される。1フレーム分の符号化が完了するとステップS8へ進み、次フレームの有無が判定される。次フレームがあればステップS3へ戻り、次の1フレームのサブバンドフィルタバンクのサンプルに関して、上記した処理が繰り返される。
図7は、本発明の第2実施形態に係る電子透かし抽出装置の主要部の構成を示した機能ブロック図である。この電子透かし抽出装置は、上記した第1実施形態の電子透かし抽出装置により埋め込まれた透かしデータを抽出する。
復号部11は、可変長復号されたデータVを復号して3サンプル代表値Vsを抽出する。データテーブル12には、前記図3に関して説明した量子化ステップSと未使用領域Nsとの対応関係が予め登録されている。埋込判定部13は、3サンプル代表値Vsに透かしデータが埋め込まれているか否かを判定する。透かしデータ抽出部14は、透かし済みの3サンプル代表値Vsから透かしデータwkを抽出する。サンプル復元部15は、3サンプル代表値Vsおよび量子化ステップSを前記(2),(3),(4)式に適用して3つのサンプルx,y,zを抽出する。
次いで、図8のフローチャートを参照して、本発明の第2実施形態の動作を詳細に説明する。
ステップS31では、今回の透かしデータを指定する変数kがリセットされる。ステップS32では、可変長復号された1フレーム分の3サンプル代表値Vsが取得される。ステップS33では、今回の3サンプル代表値Vsに関する量子化ステップSが取得される。ステップS34では、3サンプル代表値Vsから透かしデータを抽出する透かしデータ抽出処理が実行される。
図9は、透かしデータ抽出処理の手順を示したフローチャートであり、ステップS51では、3サンプル代表値Vsの一つが読み込まれる。ステップS52では、前記埋込判定部13において、今回の3サンプル代表値Vsがシフト量S3と比較され、Vs≧S3あれば、今回の3サンプル代表値Vsが透かし済みの代表値Vsであると判定されてステップS53へ進む。ステップS53では、前記透かしデータ抽出部54において、透かしデータwkとして「1」が抽出される。
これに対して、Vs<S3であればステップS54へ進み、前記埋込判定部13において、今回の3サンプル代表値Vsが未使用領域Nsと比較される。Vs≦Nsであれば、当該3サンプル代表値Vsが透かし済みの代表値と判定されてステップS55へ進む。ステップS55では、前記透かしデータ抽出部54において、透かしデータwkとして「0」が抽出される。
なお、Vs>Nsであれば、今回のサンプル代表値Vsには透かしデータが埋め込まれていないと判定されてステップS56へ進む。ステップS56では、前記サンプル復元部15において、今回のサンプル代表値Vsおよび量子化ステップSが前記(2)、(3)、(4)式に適用されて3つのサンプルx,y,zが復元される。
図10は、本発明の第3実施形態に係る電子透かし埋込装置の主要部の構成を示した機能ブロック図である。
3サンプル代表値生成部21は、コンテンツの連続する3つのサンプルx,y,zおよび量子化ステップSを前記式(1)に適用して3サンプル代表値Vsを生成する。この3サンプル代表値Vsは記憶部22に記憶される。順位設定部23は、所定範囲(例えば、1フレーム)内の全ての3サンプル代表値Vsを量子化ステップSごとにヒストグラム化し、出現頻度の高い上位Ns個の3サンプル代表値Vsに、量子化ステップSごとに順位eを設定して順位テーブル24に登録する。
図11は、前記順位テーブル24の登録内容を模式的に表現した図であり、量子化ステップSごとに、出現頻度の高い上位Ns個の3サンプル代表値Vsに順位eが登録される。ここで、量子化ステップSが「3」であれば、未登録領域Nsが「5」なので、上位5つの3サンプル代表値Vsのみに順位e(1〜5)が登録される。同様に、量子化ステップSが「5」であれば、未登録領域Nsが「3」なので、上位3つの3サンプル代表値Vsのみに順位e(1,2,3)が登録される。
図10へ戻り、埋込判定部25は、前記順位テーブル24に順位eが既登録の3サンプル代表値Vsを透かしデータの埋込対象と判定する。切替部26は、前記埋込判定部25により透かしデータの埋込対象とされた3サンプル代表値Vsのみを、選択的に透かしデータ埋込部27へ転送する。透かしデータ埋込部27は、別途に入力される2値の透かしデータwkを3サンプル代表値Vsに埋め込む。符号化部28は、前記3サンプル代表値Vsを可変長符号化する。
次いで、本実施形態の動作を図12のフローチャートに沿って詳細に説明する。ステップS61では、透かしデータの埋込対象となる3つの連続するサンプルx,y,zが取得される。ステップS62では、今回の3サンプルを量子化した際の量子化ステップSが取得される。ステップS63では、前記3サンプル代表値生成部21において、今回の3サンプルx,y,zおよび量子化ステップSが前記(1)式に適用されて3サンプル代表値Vsが算出される。この3サンプル代表値Vsは前記記憶部22に記憶される。ステップS64では、所定範囲内(例えば、1フレーム分)の全てのサンプルに関して、前記3サンプル代表値Vsの算出が完了したか否かが判定され、完了するまでは、ステップS61へ戻って上記した各処理が繰り返される。
全てのサンプルが3サンプル代表値Vsに変換されるとステップS65へ進み、前記順位設定部23において、量子化ステップSごとに3サンプル代表値Vsの出現頻度に関するヒストグラムが作成される。ステップS66では、前記ヒストグラムに基づいて、量子化ステップSごとに出現頻度の高い上位Ns個の3サンプル代表値Vsに順位eが設定され、ステップS67において、各3サンプル代表値Vsと順位eとの対応関係が順位テーブル24に登録される。
ステップS68では、今回の透かしデータwkを指定する変数kがリセットされる。ステップS69では、前記記憶部22に記憶されている3サンプル代表値Vsの一つが今回の埋込対象データとして読み込まれる。ステップS70では、前記埋込判定部25により順位テーブル24が参照され、今回の3サンプル代表値Vsに順位eが登録されているか否かが判定される。3サンプル代表値Vsに順位eが既登録であればステップS71へ進み、前記透かしデータ埋込部27において、当該3サンプル代表値Vsに透かしデータwkが埋め込まれる。
本実施形態では、今回の透かしデータwkが「0」であれば、3サンプル代表値Vsがそのまま透かし済みの代表値として出力される。また、今回の透かしデータwkが「1」であれば、次式(6)に基づいて、3サンプル代表値Vsが、その順位eおよび量子化ステップSをパラメータとする新たな3サンプル代表値Vsに変換される。
Figure 2009135654
ステップS72では、前記透かしデータwkを指定する変数kがインクリメントされる。ステップS73では、今回の3サンプル代表値Vsが前記符号化部28において可変長符号化される。ステップS74では、前記記憶部22に記憶されている全ての3サンプル代表値Vsの符号化が完了したか否かが判定され、終了していなければ、ステップS69へ戻って他の3サンプル代表値Vsを対象に上記した各処理が繰り返される。
図13は、本発明の第4実施形態に係る電子透かし抽出装置の主要部の構成を示した機能ブロック図であり、前記第3実施形態の電子透かし埋込装置により埋め込まれた透かしデータを抽出する。
復号部31は、可変長復号された符号化データVを復号して3サンプル代表値Vsを抽出する。順位テーブル32には、前記順位テーブル24の登録内容が予めコピーされている。透かしデータ抽出部34において、登録判定部341は、3サンプル代表値Vsが順位テーブル32に既登録であると、透かしデータwkとして「0」を出力する。埋込判定部342は、3サンプル代表値Vsとシフト量S3とを比較し、Vs≧S3であれば、透かしデータwkとして「1」を出力する。データ抽出部34はさらに、3サンプル代表値Vsに透かしデータwkとして「1」が埋め込まれていると、Vs復元部33に対して当該3サンプル代表値Vsに関する復元要求を出力する。
Vs復元部33において、順位算出部331は、透かしデータwkとして「1」が埋め込まれていた3サンプル代表値Vsと量子化ステップSとに基づいて、当該3サンプル代表値Vsの出現順位eを算出する。Vs変換部332は、前記出現順位eに対応付けられた3サンプル代表値Vsを前記順位テーブル32から検索し、これを復元後の3サンプル代表値Vsとして出力する。サンプル復元部35は、3サンプル代表値Vsに前記(2),(3),(4)式を適用して、連続する3つのサンプルx,y,zを抽出する。
次いで、図14のフローチャートを参照して本実施形態の動作を詳細に説明する。ステップS81では、透かしデータwkの一つを指定する変数kがリセットされる。ステップS82では、3サンプル代表値Vsの一つが取得される。ステップS83では、今回の3サンプル代表値Vsに関する量子化ステップSが取得される。ステップS84では、前記透かしデータ抽出部34の登録判定部341において、今回の3サンプル代表値Vsが順位テーブル32に登録されているか否かが判定される。既登録であればステップS85へ進み、透かしデータwkとして「0」が抽出される。
一方、前記ステップS84において、今回のサンプル代表値Vsが順位テーブル32に未登録と判定されるとステップS86へ進み、前記透かしデータ抽出部34の埋込判定部342において、今回の3サンプル代表値Vsが前記シフト量S3と比較される。Vs≧S3あれば、今回の3サンプル代表値Vsが透かし済みと判定されてステップS87へ進み、透かしデータwkとして「1」が抽出される。ステップS88では、前記Vs復元部33の順位算出部331において、今回の3サンプル代表値Vsの出現順位eが次式(8)に基づいて算出される。
Figure 2009135654
ステップS89では、前記Vs復元部33のVs変換部332において、前記順位eおよび量子化ステップSに基づいて順位テーブル32が検索され、対応するサンプル代表値Vsが抽出されて今回の3サンプル代表値Vsとされる。ステップS90では、前記透かしデータwkを指定する変数kがインクリメントされる。ステップS91では、前記サンプル復元部35において、前記(2)、(3)、(4)式に今回の3サンプル代表値Vsおよび量子化ステップSが適用されて3つのサンプルがx,y,zが復元される。ステップS92では、全ての3サンプル代表値Vsに関して上記した処理が完了したか否かが判定され、完了していなければステップS82へ戻り、次の3サンプル代表値Vsに関して上記した処理が繰り返される。
本発明の第1実施形態に係る電子透かし埋込装置の機能ブロック図である。 透かしデータの埋込方法を模式的に表現した図である。 量子化ステップS、符号化ビット数Bs、未使用領域Nsの関係を示した図である。 本発明の第1実施形態の動作を示したフローチャートである。 コンテンツへの透かしデータの埋め込み方法を示した図である。 第1実施形態における透かしデータ埋込処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電子透かし抽出装置の機能ブロック図である。 本発明の第2実施形態の動作を示したフローチャートである。 第2実施形態における透かしデータ抽出処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る電子透かし埋込装置の機能ブロック図である。 順位テーブルの一例を示した図である。 本発明の第3実施形態の動作を示したフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る電子透かし抽出装置の機能ブロック図である。 本発明の第4実施形態の動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1,21…3サンプル代表値生成部、2,12…データテーブル、3,13,25…埋込判定部、4,26…切替部、5,27…透かしデータ埋込部、6,28…符号化部、11,31…復号部、14,34…透かしデータ抽出部、15,35…サンプル復元部、22…記憶部、23…順位設定部、24…順位テーブル、32…順位テーブル、33…Vs復元部、341…登録判定部、342…埋込判定部、331…順位算出部、332…Vs変換部

Claims (10)

  1. コンテンツに透かしデータを埋め込む電子透かし埋込装置において、
    コンテンツの複数のサンプルを一つの代表値に変換する第1関数および当該一つの代表値から前記複数のサンプルを復元する第2関数のうち、第1関数に複数のサンプルを適用して一つの代表値を可逆的に生成する代表値生成手段と、
    前記代表値が所定の埋込条件を満足するか否かを判定する判定手段と、
    前記埋込条件を満足する代表値に二値の透かしデータを埋め込む埋込手段と、
    前記代表値の取り得る最大値よりも大きい所定のシフト量を設定する手段とを含み、
    前記埋込手段は、透かしデータが二値の一方のときに、代表値にシフト量を加算して透かし済みの代表値とし、透かしデータが二値の他方のときに、代表値をそのまま透かし済みの代表値とし、
    前記第1関数およびシフト量は、前記代表値に透かしデータが埋め込まれているか否かにかかわらず、前記第2関数により当該代表値から複数のサンプルが復元されるように設定されたことを特徴とする電子透かし埋込装置。
  2. 前記判定手段は、代表値の取り得る最大値をVs_max、前記最大値Vs_maxの表現に必要な最小符号化ビット数をBs、前記最小符号化ビット数Bsで表現できる最大値をmax、前記最大値maxと最大値Vs_maxとの差分をNsとしたとき、前記差分Nsを下回る代表値を埋込対象とすることを特徴とする請求項1に記載の電子透かし埋込装置。
  3. 前記代表値生成手段は、コンテンツの3つのサンプルx,y,zおよび所定のパラメータSを次式の第1関数に適用して一つの代表値を生成し、前記シフト量をS3に設定することを特徴とする請求項1または2に記載の電子透かし埋込装置。

    代表値=S2 ×z+S×y+x
    但し、0≦x,y,z<S
  4. 前記請求項1の電子透かし埋込装置により埋め込まれた透かしデータを抽出する電子透かし抽出装置において、
    代表値をシフト量と比較し、代表値がシフト量を上回るときに、その透かしデータを二値の一方と判定する手段と、
    代表値がシフト量を下回るときに、その透かしデータを二値の他方と判定する手段とを含むことを特徴とする電子透かし抽出装置。
  5. 前記代表値に前記第2関数を適用して複数のサンプルを復元するサンプル復元手段を含むことを特徴とする請求項4に記載の電子透かし抽出装置。
  6. コンテンツに透かしデータを埋め込む電子透かし埋込装置において、
    コンテンツの複数のサンプルを一つの代表値に変換する第1関数および当該一つの代表値から前記複数のサンプルを復元する第2関数のうち、第1関数に複数のサンプルを適用して一つの代表値を可逆的に生成する代表値生成手段と、
    各代表値の出現頻度に関する順位を、所定の埋込条件を満足する上位Ns個の代表値について設定する順位設定手段と、
    前記代表値とその順位との関係が記憶された順位テーブルと、
    前記代表値の取り得る最大値よりも大きい所定のシフト量を設定する手段と、
    透かしデータが二値の一方のときに、前記順位テーブルにおける代表値の順位とシフト量との和を透かし済みの代表値とし、透かしデータが二値の他方のときに、代表値をそのまま透かし済みの代表値とする埋込手段とを含むことを特徴とする電子透かし埋込装置。
  7. 前記代表値の取り得る最大値をVs_max、前記最大値Vs_maxの表現に必要な最小符号化ビット数をBs、前記最小符号化ビット数Bsで表現できる最大値をmaxとしたとき、前記最大値maxと最大値Vs_maxとの差分を前記Nsとすることを特徴とする請求項6に記載の電子透かし抽出装置。
  8. 前記代表値生成手段は、コンテンツの3つのサンプルx,y,zおよび所定のパラメータSを次式の第1関数に適用して一つの代表値を生成し、前記シフト量をS3に設定することを特徴とする請求項6または7に記載の電子透かし埋込装置。

    代表値=S2 ×z+S×y+x
    但し、0≦x,y,z<S
  9. 前記請求項6の電子透かし埋込装置により埋め込まれた透かしデータを抽出する電子透かし抽出装置において、
    前記電子透かし埋込装置の順位テーブルと同一の順位テーブルと、
    代表値が前記順位テーブルに既登録であると、当該代表値に埋め込まれている透かしデータを二値の他方と判定する手段と、
    透かし済みの代表値が前記シフト量を上回るときに、その透かしデータを二値の一方と判定する手段とを含むことを特徴とする電子透かし抽出装置。
  10. 前記シフト量を上回る透かし済みの代表値から前記シフト量を減じて、その出現頻度に関する順位を算出する手段と、
    前記順位を順位テーブルに適用して代表値を復元する手段と、
    前記代表値に前記第2関数を適用して複数のサンプルを復元するサンプル復元手段を含むことを特徴とする請求項9に記載の電子透かし抽出装置。
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