JP2009135412A - 抵抗特性調整を有するmram - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)及びMRAMを正確に読み出す方法を提供する。
【解決手段】MRAM100は、磁気抵抗ビット102と、磁気抵抗ビットに結合され、磁気抵抗ビットと共に磁気抵抗ビット上で読み出しオペレーションを実施するための読出し経路を形成する読出しアーキテクチャ104と、読出し経路内にあり、読出しオペレーション中に磁気抵抗ビットの抵抗特性を調整する抵抗要素106とを含む。好ましくは、抵抗要素は、磁気抵抗ビットと直列で作用する。抵抗要素は、磁気抵抗ビットと読み出しアーキテクチャとの間に結合された要素とする。或いは、抵抗要素は、磁気抵抗ビットの層とする。或いはまた、抵抗要素は、読み出しアーキテクチャの要素とする。
【選択図】図1

Description

(政府権利)
米国政府は、米国海軍戦略システムプログラム/トライデントにより支援される契約番号N00030−06−C−003/SC001−0000000064/D50497に従って本発明において一定の権利を保有する。
(技術分野)
本発明は、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)に関し、より詳細にはMRAMの読み出しに関する。
MRAMは、コンピュータ市場において普及しつつある不揮発性メモリ技術である。電荷又は電流フローとしてデータを記憶する他のメモリ技術(例えば、SRAM、DRAM、FLASH、その他)とは異なり、MRAMは、磁気抵抗記憶ビットにおける磁気状態としてデータを記憶する(すなわちMRAMセル)。通常、MRAMセルは、2つの強磁性層(又は構造体)を含み、その各々は、2つの起こり得る極性の一方を有する磁界を保持することができる。MRAMセルの1つのよく知られた実施例は、磁気トンネル接合(MTJ)であり、データ記憶用の自由磁化構造部と参照としての固定磁化構造部とを含み、トンネル電流が流れることができる非磁性絶縁障壁層により隔てられている。
好ましくは、MRAMセルの磁化構造部の起こり得る極性は、MRAMセルの容易軸に平行又は反平行に延びることになる。従って、MRAMセルの論理状態は、磁気構造体の極性に依存することができる。例えば、磁気構造体が同じ極性を有する場合、MRAMセルは「0」を記憶しているとすることができる。或いは、磁気構造体が反対の極性を有する場合、MRAMセルは「1」を記憶しているとすることができる。
MRAMは、MRAMセルの自由磁化構造体に結合する磁界を印加することによって、MRAMセルの自由磁化構造体の極性を変える(すなわちMRAMセルに書き込む)ことができる。例えば、MRAMは、米国特許第6,545,906号で説明されている「トグル書き込み」方式を用いてMRAMセルに書き込むことができる。MRAMは、MRAMセルに隣接して配置された電流ラインを通って流れる電流パルスを介してこれらの磁界を発生することができる。例えば、MRAMは、1つの方向に配列されたワード線と、この第1の方向と垂直な第2の方向で配列されたビット線とを含むことができる。この構成を用いて、MRAMは、1つのワード線と1つのビット線とをアクティブにし、従って、ワード線とビット線の交点に位置するMRAMセルに複合磁場を生成することによって単一のMRAMセルにデータを選択的に書き込むことができる。
MRAMは、センス電流をMRAMセルに流し、次いで磁気構造体の極性を示すMRAMセルの抵抗を求めることによって、MRAMセルの論理状態を求める(すなわちMRAMを読み出す)ことができる。例えば、高抵抗は通常、磁気構造体が反対の極性(論理状態が「1」)を有することを示し、低抵抗は通常、磁気構造体が同じ極性(論理状態が「0」)を有することを示している。MRAMは、MRAMセルと直列に結合された絶縁トランジスタをターンオンすることによって電流をMRAMセルに流すことができ、MRAMは、読み出し回路を用いてMRAMセルの抵抗を求めることができる。
各MRAMセルは、MRAMセルの設計(例えば、材料、寸法、レイアウト、その他)に依存する種々の抵抗特性を有する。例えば、各MRAMセルは、自由及び固定磁化構造体が同じ極性を有するときのMRAMの抵抗であるRmin値を有することができる。別の実施例として、MRAMセルは、自由及び固定磁化構造体が反対の極性を有するときのMRAMセルの抵抗であるRmax値を有することができる。更に別の実施例として、MRAMセルは、RminとRmaxとの間の相対的差違(すなわち通常(Rmax−Rmin)/Rminで表される)を示す磁気抵抗値を有することができる。別の実施例として、MRAMセルは、温度が変化したときに抵抗値がどれだけ変化するかを示す(すなわち通常ΔR/Δ℃で表される)温度係数を有することができる。MRAMセルの抵抗特性の他の実施例が存在する場合もある。
上記の抵抗特性は、MRAMセルにおける読み出しプロセスに対し大きな影響を及ぼす場合がある。例えば、Rmin及びRmax値が1つ又はそれ以上の動作温度において小さい値である場合、MRAMは、これらの値を測定すること、すなわちMRAMセルを正確に読み出すことが困難である可能性がある。別の実施例として、Rmin及びRmax値が外部要因に起因して時間と共にシフトする場合、MRAMは、MRAMセルを正確に読み出すことが困難である可能性がある。更に別の実施例として、磁気抵抗値が小さい値である場合、MRAMは、RminとRmaxとの識別が困難になる場合があり、これはやはり読み出しプロセスの正確さに影響を及ぼす可能性がある。
従って、抵抗特性が調整可能なMRAMセルが望まれる。
米国特許第6,545,906号公報
磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)及びMRAMを読み出す方法が記載される。
本発明の1つの実施例は、(a)磁気抵抗ビットと、(b)磁気抵抗ビットに結合され、磁気抵抗ビットと共に磁気抵抗ビット上で読み出しオペレーションを実施するための読出し経路を形成する読出しアーキテクチャと、(c)読出し経路内にあり、読出しオペレーション中に磁気抵抗ビットの抵抗特性(例えば、抵抗、温度係数)を調整する抵抗要素とを含むMRAMの形態をとることができる。
抵抗要素は、磁気抵抗ビットと読み出しアーキテクチャとの間に結合された要素とすることができる。この点に関して、抵抗要素はCMOS抵抗器とすることができる。或いは、抵抗要素は、磁気抵抗ビットの外側層又は内側層のような磁気抵抗ビットの層(例えば、磁気トンネル接合)とすることができる。この点に関して、抵抗要素は、非磁性材料の層とすることができる。或いはまた、抵抗要素は、読み出しアーキテクチャの要素とすることができる。この点に関して、抵抗要素は、CMOS抵抗器とすることができる。更に、この点に関して、抵抗要素は、読出し線と絶縁トランジスタとの間、読出し回路と読み出し線との間、及び/又は読み出しアーキテクチャの他の何処かの場所に結合することができる。
本発明の別の実施例は、磁気抵抗ビットを読出す方法の形態をとることができる。本方法は、(a)読み出しオペレーションのための磁気抵抗ビットを選択する段階と、(b)読み出しオペレーション中に磁気抵抗ビットの抵抗特性を調整する抵抗要素を磁気抵抗ビットの読み出し経路内に設ける段階と、(c)磁気抵抗ビットの読み出しオペレーションを有効にする段階と、(d)磁気抵抗ビットの抵抗を測定する段階とを含むことができる。本方法は更に、(e)磁気抵抗ビットの抵抗に基づいて磁気抵抗ビットの論理状態を求める段階を含むことができる。
1つの実施例において、磁気抵抗ビットの読み出しオペレーションを有効にする機能は、磁気抵抗ビットの読み出し経路を閉鎖する段階を含むことができる。別の実施例において、磁気抵抗ビットの読み出し経路に抵抗要素を設ける機能は、(i)磁気抵抗ビットの抵抗特性を求める段階と、(ii)求められた抵抗特性に基づいて読み出し経路内に抵抗要素を設ける段階とを含むことができる。
本発明の更に別の実施例は、(a)磁気トンネル接合部と、(b)磁気トンネル接合部に結合され、磁気トンネル接合部と共に磁気トンネル接合部上で読み出しオペレーションを実施するための読出し経路を形成する読出しアーキテクチャとを含むMRAMの形態をとることができる。この実施例において、磁気トンネル接合部は、(i)固定磁化構造体と、(ii)自由磁化構造体と、(iii)固定磁化構造体と自由磁化構造体との間に結合されたスペーサ層と、(iv)読み出しオペレーション中に磁気トンネル接合部の抵抗特性を調整する非磁性抵抗層とを含む。
これら及び他の態様並びに利点は、必要に応じて添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読めば当業者には明らかになるであろう。更に、この要約は単に例証に過ぎず、請求項に記載された本発明の範囲を限定するものではない点は理解される。
図面を参照すると、図1は、本発明の実施例による磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)100の概略図を示している。図示のように、MRAM100は、磁気抵抗ビット102、読み出しアーキテクチャ104、及び磁気抵抗ビット102の抵抗特性を調整する抵抗要素106を含むことができる。しかしながら、本明細書で説明するこの構成及び他の構成は例示の目的で記載されるに過ぎない。従って、MRAM100は、行及び列で配列される複数の磁気抵抗ビット102のような他の要素を更に含むことができる。更に、MRAM100は、複数の読み出しアーキテクチャ104、又は全ての磁気抵抗ビット102を読み出す単一の読み出しアーキテクチャ104を含むことができる。更にまた、MRAM100は、各それぞれの磁気抵抗ビット102用の1つ又はそれ以上の抵抗要素106など、複数の抵抗要素110を含むことができる。
好ましくは、磁気抵抗ビット102は、磁気トンネル接合(MTJ)とすることができるが、或いは、スピンバルブ(SV)、疑似スピンバルブ(PSV)、又は磁気記憶要素の何らかの他の形態とすることができる。磁気抵抗ビット102は、該磁気抵抗ビット102の設計(例えば、材料、寸法、レイアウト、その他)に依存する種々の抵抗特性を有することができる。抵抗特性は、とりわけ、例えば、Rmin、Rmax、磁気抵抗、及び/又は温度係数を含むことができる。例えば、典型的なMTJ磁気抵抗ビット102は、10kΩのRmin、15kΩのRmax、50%の磁気抵抗、及び負の温度係数を有することができる。他の多くの実施例も同様に利用可能である。
読み出しアーキテクチャ104は、一般に、磁気抵抗ビット102の論理状態を読み出すよう機能することができる。図示のように、読み出しアーキテクチャ104は、磁気抵抗ビット102の第1側及び第2側に結合する(直接又は抵抗要素106を介して)ことができ、従って、読み出しアーキテクチャ104上での読み出しオペレーションを実施するための磁気抵抗ビット102に関する読み出し経路を形成する。この点に関して、読み出し経路がアクティブであるときには、読み出しアーキテクチャ104は、磁気抵抗ビット102を通ってセンス電流を流し、磁気抵抗ビット102の両端電圧及び/又は磁気抵抗ビット102を通る電流を感知して、次いで、磁気抵抗ビット102の抵抗を求めることができる。この抵抗に基づいて、読み出しアーキテクチャ104は次に、磁気抵抗ビット102の論理状態を求めることができる。
上述のように、磁気抵抗ビットの抵抗特性は、上述の読み出しオペレーションに大きな影響を及ぼす可能性がある。この点に関して目的とする用途及び/又は磁気抵抗ビット102の使用によっては、磁気抵抗ビットの固有の抵抗特性の1つ又はそれ以上は望ましくない場合がある。例えば、その温度係数に依存する特定の温度での磁気抵抗ビットの抵抗特性は、航空宇宙用途では好適ではない可能性がある。勿論、他の用途においても磁気抵抗ビットの抵抗特性を調整することが望ましい場合がある。
従って、抵抗要素106をMRAM100の読み出し経路に加えて、読み出しオペレーション中の磁気抵抗ビット102の抵抗特性を調整することができる。この点に関して、抵抗要素106は、種々の場所でMRAM100の読み出し経路に加えることができる。例えば、図1に示すように、抵抗要素106は、磁気抵抗ビット102と読み出しアーキテクチャ104との間に直列に結合することができる。別の実施例として、抵抗要素106は、磁気抵抗ビット102の1つの層として加えることができる。更に別の実施例として、抵抗要素106は読み出しアーキテクチャ104の要素として加えることができる。他の実施例も同様に利用可能である。
抵抗要素106は、抵抗要素の所望の位置及び/又は抵抗特性に応じて種々の形態を取ることができる。例えば、抵抗要素106は、磁性金属、非磁性金属、及び/又は絶縁物質を含む、種々の材料から形成することができる。更に、抵抗要素106は種々の寸法を有することができる。多くの実施例の1つとして、抵抗要素106は、アルミニウム、銅、拡散シリコン、及び/又はポリシリコンから形成された抵抗器のようなCMOS抵抗器(すなわち、CMOSプロセスにより形成された抵抗器)とすることができる。抵抗要素106は、抵抗要素の設計に応じて固有の抵抗特性を有することができる。例えば、抵抗要素106は、少なくとも抵抗Rre及び温度係数を有することができる。従って、MRAM100の読み出し経路において抵抗要素106を備えると、抵抗要素106の抵抗特性は、磁気抵抗ビット102の抵抗特性と組み合わせることができ、従って調整することができる。この点に関して、抵抗要素106は、磁気抵抗ビット102と直列に作用することが好ましく、磁気抵抗ビット102及び抵抗要素106は、センス電流のための単一の経路を提供し、抵抗Rreは、磁気抵抗ビット102の抵抗と合計される。例えば、磁気抵抗ビット102がRminである場合、読み出しアーキテクチャ104は、抵抗をRmin+Rreとして測定することができる。別の実施例として、磁気抵抗ビット102がRmaxである場合、読み出しアーキテクチャ104は、抵抗をRmax+Rreとして測定することができる。これらの実施例のいずれにおいても、抵抗要素106の温度係数はまた、磁気抵抗ビット102の温度係数を調整することができ、従って、磁気抵抗ビット102が異なる温度範囲で動作することが可能となる。例えば、抵抗要素106の温度係数は、磁気抵抗ビット102が商用温度範囲(0℃〜100℃)及び/又は航空宇宙用温度範囲(−55℃〜125℃)で動作することができるように磁気抵抗ビット102の温度係数を調整することができる。
磁気抵抗ビット102の抵抗、特にRmin値を調整することにより、抵抗要素106はまた、磁気抵抗ビット102の磁気抵抗を調整することができる。より詳細には、抵抗要素106は、読み出しアーキテクチャ104により測定される磁気抵抗を減少させることができる。磁気抵抗の減少は望ましいものではないが、MTJのような現在及び将来の磁気抵抗ビット102の磁気抵抗値は、他の抵抗パラメータを改善するために磁気抵抗の幾らかのトレードオフを許容する。
有利には、読み出し経路において抵抗要素106を備えた上述のMRAM100により、MRAM設計者が磁気抵抗ビットの固有の抵抗特性を調整可能にすることができるようになる。この点に関して、MRAM設計者は、ビット全体を再設計することなく様々な用途に対して磁気抵抗ビットをカスタマイズすることができ、その結果、MRAM設計プロセスの時間とコストを節約することができる。更に、MRAMはまた、磁気抵抗ビットの抵抗シフトを補償するために抵抗要素を選択的に使用することができる。
上述のように、抵抗要素106は、磁気抵抗ビット102の追加層を含む種々の場所においてMRAM100の読み出し経路に加えることができる。従って、図2は、
抵抗要素が磁気抵抗ビット102の層である第1の例示的なMRAM200の3次元図である。MRAM200は、抵抗層106と読み出しアーキテクチャ204とを備えた磁気抵抗ビット202を含むことができる。
図示のように、磁気抵抗ビット202は、固定磁化構造体208、スペーサ層210、及び自由磁化構造体212並びに抵抗層206を含むことができる。スペーサ層210は、固定磁化構造体208と自由磁化構造体212との間に結合ことができ、固定磁化構造体208がスペーサ層210の第1の側に結合され、自由磁化構造体212がスペーサ層210の第2の側に結合されるようにする。
固定磁化構造体208は、磁気モーメントベクトルを有する強磁性構造体と、磁気モーメントベクトルを既知の極性に固定するための反強磁性構造体とを含むことができる。1つの実施例として、固定磁化構造体208は、約2nmの厚さのニッケル鉄コバルト(NiFeCo)の強磁性層と、約5〜10nmの厚さの鉄マンガン(FeMn)の反強磁性層とを含むことができる。更に、固定磁化構造体208の強磁性構造及び反強磁性構造は、単一層構造ではなく、多層構造とすることができる。例えば、固定磁化構造体208の強磁性構造は、自由磁化構造体212を参照して以下に説明される合成反強磁性構造体(SAF)のような多層のSAFとすることができる。他の実施例も同様に利用可能である。
スペーサ層210は、固定磁化構造体208と自由磁化構造体212との間で電荷キャリアがトンネリングできる程十分な薄さがある電気絶縁層とすることができ、従って、固定磁化構造体208と自由磁化構造体212との間でMTJを形成する。この点に関して、スペーサ層210は、アルミニウム酸化物(AlOx)又はマグネシウム酸化物(MgO)などの誘電材料の層とすることができると共に、増大MRを提供することができる。或いは、スペーサ層210は、SVを形成する導電層とすることができる。この点に関して、スペーサ層210は銅(Cu)からなる層とすることができる。他の実施例も同様に利用可能である。
自由磁化構造体212は、印加磁界に反応して極性が変わる可能性のある磁気モーメントベクトルを有する強磁性構造体を含むことができる。この点に関して、自由磁化構造体212は、約2nmの厚さのニッケル鉄コバルト(NiFeCo)の層のような単一の強磁性層とすることができる。或いは、自由層構造体106は、2つ又はそれ以上の反強磁性的に結合された強磁性層を含む、SAFのような多層構造体とすることができる。例えば、自由層構造体106は、1nmの厚さのRuの層を挟装する厚さ1nmのNiFeCoの2つの層からなる3層構造体とすることができる。自由磁化構造体208の他の多くの実施例も同様に存在する。
磁気抵抗ビット202は、固定磁化構造体208、スペーサ層210、及び/又は自由磁化構造体212の設計(例えば、材料、寸法、レイアウト、その他)に依存する種々の抵抗特性を有することができる。抵抗特性は、とりわけ、例えば、Rmin、Rmax、磁気抵抗、及び/又は温度係数を含むことができる。例えば、典型的なMTJ磁気抵抗ビット202は、10kΩのRmin、15kΩのRmax、50%の磁気抵抗、及び負の温度係数を有することができる。他の多くの実施例も同様に利用可能である。
抵抗層206は、抵抗層の所望の位置及び/又は抵抗特性に応じて種々の形態を取ることができる。例えば、抵抗層206は、磁性金属、非磁性金属、及び/又は絶縁物質を含む、種々の材料から形成することができる。更に、抵抗層206は種々の寸法を有することができ、該寸法は、抵抗層206の抵抗特性を制御することができる。1つの好ましい実施例において、抵抗層206は、0.1nmから1000nmに及ぶ厚さのFeMn、NiMn、PtMn、FeOx、及び/又はAlOxのような非磁性材料の層とすることができる。
抵抗層206は、磁気抵抗ビット202の外側の層とすることができる。例えば、図示のように、抵抗層206は、固定磁化構造体208の外側に結合することができる。別の実施例として、抵抗層206は、自由磁化構造体212の外側に結合することができる。何れの場合においても、磁気抵抗ビット202の外側層のように、抵抗層206は更に、MRAMセル200の読み出しアーキテクチャ204に結合することができる。
或いは図示していないが、抵抗層206は、固定磁化構造体208とスペーサ層210との間に結合することができる。別の実施例として、抵抗層206は、スペーサ層210と自由磁化構造体212との間に結合することができる。更に別の実施例として、抵抗層206は、多層磁化構造体の層の間に結合することができる。他の実施例も同様に利用可能である。
磁気抵抗ビット202における抵抗層の配置とは無関係に、抵抗層206及びその抵抗特性は、読み出しオペレーション中に磁気抵抗ビット202の抵抗特性を調整するのが好ましい。この点に関して、抵抗層206は、読み出しオペレーション中に磁気抵抗ビット202の他の層と直列に作用するのが好ましく、抵抗層206を備えた磁気抵抗ビット202は、センス電流のための単一の経路を提供し、抵抗層206の抵抗は磁気抵抗ビット202の抵抗と合計される。加えて、抵抗層206の温度係数は、磁気抵抗ビット202の温度係数を調整することができ、従って、磁気抵抗ビット202が様々な温度範囲で動作することが可能になる。
読み出しアーキテクチャ204は、一般に、抵抗層206に対する磁気抵抗ビット202の論理状態を読み出すよう機能することができる。図示のように、読み出しアーキテクチャ204は、磁気抵抗ビット202の第1側及び第2側に結合する(直接又は抵抗層206を介して)ことができ、従って、磁気抵抗ビット202に関する読み出し経路を形成する。この点に関して、読み出し経路がアクティブであるときには、読み出しアーキテクチャ204は、抵抗層206に関して磁気抵抗ビット202を通ってセンス電流を流し、抵抗層206に対する磁気抵抗ビット202の両端電圧及び/又は磁気抵抗ビット202を通る電流を感知して、次いで、抵抗層206に対する磁気抵抗ビット202の抵抗を求めることができる。抵抗層206の抵抗を含むこの抵抗に基づいて、読み出しアーキテクチャ204は次に、磁気抵抗ビット202の論理状態を求めることができる。従って、磁気抵抗ビット202の抵抗層206は、磁気抵抗ビット202の可読性に影響を及ぼし、理想的には改善することができる。
図3は、抵抗要素が読み出しアーキテクチャの要素である第2の例示的なMRAM300の3次元図である。MRAM300は、磁気抵抗ビット302と、抵抗要素310を有する読み出しアーキテクチャ304とを含むことができる。
磁気抵抗ビット302は好ましくはMTJであるが、代替的に、SV、PSV、又は磁気記憶要素の何らかの形態とすることができる。磁気抵抗ビット302は、該磁気抵抗ビット302の設計(例えば、材料、寸法、レイアウト、その他)に依存する種々の抵抗特性を有することができる。抵抗特性は、とりわけ、例えば、Rmin、Rmax、磁気抵抗、及び/又は温度係数を含むことができる。例えば、典型的なMTJ磁気抵抗ビット302は、10kΩのRmin、15kΩのRmax、50%の磁気抵抗、及び負の温度係数を有することができる。他の多くの実施例も同様に利用可能である。
読み出しアーキテクチャ304は、一般に、磁気抵抗ビット302の論理状態を読み出すよう機能することができる。図示のように、読み出しアーキテクチャ304は、第1の読み出し線306、第2の読み出し線308、絶縁トランジスタ310、及び読み出し回路312、並びに抵抗要素314を含むことができる。読み出しアーキテクチャ304は、プロセッサ及び対応するデータ記憶装置(図示せず)のような他の要素も同様に含むことができる。
第1の読み出し線306は、磁気抵抗ビット302の第1の外側層に結合された電流線とすることができる。従って、第1の読み出し線306は、センス電流を磁気抵抗ビット302に印加することができる。この点に関して、第1の読み出し線306は、読み出しアーキテクチャ304内の電流源に結合することができる。第2の読み出し線308は、磁気抵抗ビット302の第2の外側層に結合された電流線とすることができる。読み出しオペレーションの間、第2の読み出し線308は、センス電流が磁気抵抗ビット302を通る戻り経路(例えば対接地)を提供することができる。
絶縁トランジスタ310は、図示のように第2の読み出し線308、或いはMRAM300の読み出し経路に沿って何処か他の場所に結合することができる。その結果、絶縁トランジスタ310は、磁気抵抗ビット302の読み出しオペレーションを有効又は無効にするよう機能することができる。例えば、絶縁トランジスタ310がオン(すなわち閉成)になると、読み出し経路は閉じられ、第1の読み出し線306上のセンス電流が磁気抵抗ビット302を通って第2の読み出し線308に流れるようになり、その結果、該第2の読み出し線308は、センス電流のための戻り経路(例えば、対接地)を提供する。或いは、絶縁トランジスタ310がオフ(すなわち開放)である場合、読み出し経路は開かれ、センス電流は磁気抵抗ビット302を通って流れなくなる。絶縁トランジスタ310は、スイッチとして動作する何らかのMOSFETトランジスタとすることができる。
読み出し回路312は、図示のように第1の読み出し線310に、又はMRAM300の読み出し経路に沿って何処か他の場所に結合することができる。読み出し回路312は、磁気抵抗ビット302の両端電圧及び/又は磁気抵抗ビット302を通る電流を感知するなどにより、磁気抵抗ビット302の抵抗を求めるよう機能することができる。抵抗に基づいて、読み出し回路312はまた、読み出し回路312の論理状態を求めることができる。
読み出しアーキテクチャ304の抵抗要素314は、抵抗要素314の所望の位置及び/又は抵抗特性に応じて種々の形態を取ることができる。例えば、抵抗要素314は、磁性金属、非磁性金属、及び/又は絶縁物質を含む、種々の材料から形成することができる。更に、抵抗要素314は、種々の寸法を有することができる。1つの好ましい実施例において、抵抗要素314は、アルミニウム、銅、拡散シリコン、及び/又はポリシリコンから形成された抵抗器のようなCMOS抵抗器とすることができる。
抵抗要素314はまた、読み出し経路に沿って種々の位置で読み出しアーキテクチャ304に加えることができる。例えば、図示のように、抵抗要素314は、絶縁トランジスタ310と第2の読み出し線308との間に結合することができる。別の実施例として、抵抗要素314は、絶縁トランジスタ310と接地(図示せず)との間に結合することができる。更に別の実施例として、抵抗要素314は、読み出し回路312と第1の読み出し線306との間に結合することができる。読み出しアーキテクチャ304の構成に応じて、読み出しアーキテクチャ304は、複数の磁気抵抗ビット302の同じ抵抗要素314を用いることができる。加えて又は代替的に、読み出しアーキテクチャ304の構成に応じて、読み出しアーキテクチャ304はまた、磁気抵抗ビット302読み出し時に読み出し経路において抵抗要素314を選択的に付加又は除去することができる。この点に関して、MRAM300は、抵抗シフトを示す要素のような特定の磁気抵抗要素302を読み出すときに抵抗要素314を用いることができる。
読み出しアーキテクチャ304における抵抗要素の配置とは無関係に、抵抗要素が読み出し経路内にあるときに抵抗要素314及びその抵抗特性は、磁気抵抗ビット302の抵抗特性を調整するのが好ましいことになる。
この点に関して、抵抗要素314は、読み出しオペレーション中に磁気抵抗ビット302と直列に作用するのが好ましく、磁気抵抗ビット302及び抵抗要素314がセンス電流の単一の経路を提供し、抵抗要素314の抵抗が磁気抵抗ビット302の抵抗と合計される。加えて、抵抗層310の温度係数は、磁気抵抗ビット302の温度係数を調整することができ、従って、磁気抵抗ビット302が様々な温度範囲で動作することが可能になる。
図4は、本発明の実施例による磁気抵抗ビットの読み出し方法を表すフローチャートである。ステップ402で、MRAMは、読み出しオペレーションのための磁気抵抗ビットを選択することができる。この点に関して、MRAMは、磁気抵抗ビットの抵抗特性を求め、次いで、抵抗特性に基づいて磁気抵抗ビットを選択することができる。例えば、磁気抵抗ビットの抵抗特性が、補償が必要ではないことを示す場合、MRAMは磁気抵抗ビットを選択しない。或いは、磁気抵抗ビットの抵抗特性が、抵抗補償の必要があると示している場合には、MRAMは磁気抵抗ビットを選択することになる。
ステップ404で、MRAMは、選択された磁気抵抗ビットの読み出し経路における抵抗要素を提供することができ、ここで抵抗要素は、読み出しオペレーション中の磁気抵抗ビットの読み出し特性を調整することができる。ステップ406で、MRAMは、読み出し経路を閉じて、センス電流が磁気抵抗ビットを通って流れることを可能にすることなどによって、磁気抵抗ビットの読み出しオペレーションを有効にすることができる。ステップ408で、センス電流が磁気抵抗ビットを通って流れる間、MRAMは磁気抵抗ビットの抵抗を測定することができる。ステップ410で、この抵抗値に基づいて、MRAMは磁気抵抗ビット302の論理状態を求めることができる。
図示の実施形態は例証に過ぎず、本発明の範囲を限定するものとみなすべきではない点は理解されたい。請求項は、別途記載されない限り記載の順序又は要素に限定されるものとして理解すべきではない。従って、添付の請求項及びその均等物の範囲及び精神に含まれる全ての実施形態は本発明として特許請求される。
本発明の実施例による磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)の概略図である。 抵抗要素が磁気抵抗ビットの層である第1の例示的なMRAMの3次元図である。 抵抗要素が読み出しアーキテクチャの要素である第2の例示的なMRAMの3次元図である。 本発明の1つの実施例による磁気抵抗ビットを読出す方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)
102 磁気抵抗ビット
104 読み出しアーキテクチャ
106 抵抗要素

Claims (3)

  1. 磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)であって、
    磁気抵抗ビットと、
    前記磁気抵抗ビットに結合され、前記磁気抵抗ビットと共に前記磁気抵抗ビット上で読み出しオペレーションを実施するための読出し経路を形成する読み出しアーキテクチャと、
    前記読出し経路内にあり、前記読出しオペレーション中に前記磁気抵抗ビットの抵抗特性を調整する抵抗要素と、
    を備えるMRAM。
  2. 前記抵抗要素が磁気抵抗ビットと直列に作用する、
    請求項1に記載のMRAM。
  3. 前記抵抗要素が前記磁気抵抗ビットと読み出しアーキテクチャとの間に結合されている、
    請求項1に記載のMRAM。
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