JP2009135115A - 配線用遮断器用瞬時トリップメカニズム - Google Patents

配線用遮断器用瞬時トリップメカニズム Download PDF

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Abstract

【課題】トリップ電流の感度調整のためのメカニズムが簡単で、製品別に一定のトリップ電流の感度を提供し得ることで、信頼性可能に配線用遮断器をトリップさせる。
【解決手段】配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムは、回路電流によって変化する磁力を発生する固定電磁石と、固定電磁石に対向して備えられ、回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、固定電磁石からの磁力により配線用遮断器をトリップさせる位置に回動可能なアーマチュアと、固定電磁石から分離される方向にアーマチュアを付勢するための離隔スプリングと、アーマチュアと固定電磁石の間のギャップを調整するためのカム面を有する調整ダイヤル部材と、カム面に接触する一端部とアーマチュアに接触する他端部を有し、カム面に接触する位置によってアーマチュアを加圧してギャップを変化させるように回転可能な調整バーと、を含む。更に遅延ユニットを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線用遮断器に関し、特に、トリップ電流の感度調整のためのメカニズムが簡単で、製品別に一定のトリップ電流の感度を提供し得ることで、信頼性のある配線用遮断器を製造し得るようにする配線用遮断器の瞬時トリップメカニズムに関する。
一般に、配線用遮断器は、電源と電気的負荷の間の回路に電気的な過電流が流れた時又は短絡電流が流れた時に自動的に回路を遮断して回路及び電気的負荷機器を保護する電気機器である。
配線用遮断器は、電源又は電気的負荷に接続される端子ユニットと、該端子ユニットと電気的に接続される固定接触子及び可動接触子と、該可動接触子を前記固定接触子に接触する位置又は前記固定接触子から分離する位置に移動させて回路を開閉する開閉メカニズムと、前記回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、これを感知して回路を開放するトリップ位置に前記開閉メカニズムが動作するようにトリガーする瞬時トリップメカニズム(Instantaneous Trip Mechanism)と、から構成される。
このように構成される配線用遮断器は、前記回路に接続されて電源と電気的負荷の間の回路を開閉するか、又は回路に異常電流が流れた時に回路を遮断して電気的負荷及び回路を保護するための手段として通常利用される。
一方、手動で前記開閉メカニズムを回路の開閉位置に操作するのとは異なり、前記回路に異常電流が流れた時に配線用遮断器は、これを感知して自動的に回路を遮断する位置に動作するが、このような動作がトリップ動作と呼ばれる。
また、前記回路を流れる電流が定格電流の数倍に相当する非常に大きい電流である時、配線用遮断器がこれを感知して瞬間的にトリップ動作する瞬時トリップの機能が要求される。
本発明は、このような配線用遮断器の瞬時トリップのための進歩したメカニズムに関するものであり、以下、このような配線用遮断器の瞬時トリップメカニズムに関する従来の技術について説明する。
紹介する従来の技術は、発明者の知識に基づいたものであり、関連文書の具体的な出典は提示し得ない。
図5は、一般的な配線用遮断器の構造を示す断面図であり、図6は、従来の瞬時トリップメカニズムの縦断面図である。
図5及び図6に示すように、一般的な配線用遮断器100は、電源又は電気的負荷と接続される固定接触子110、120と、これら固定接触子110、120と接触(ON時)及び分離(OFF又はトリップ時)する位置に回動可能な可動接触子130と、該可動接触子130を前記接触位置又は分離位置に移動させて回路を開閉させる開閉メカニズム140と、該開閉メカニズム140と連結されて開閉メカニズム140を手動で操作するためのハンドル150と、前記電源と電気的負荷の間の回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、これを感知して回路を開放するトリップ位置に前記開閉メカニズムが動作するようにトリガーする瞬時トリップメカニズム160と、前記可動接触子130が固定接触子110、120から分離する時、これら接触子の間に発生するアークを消滅させる消弧メカニズム170と、から構成される。
以下、従来の技術の一例として瞬時トリップメカニズム160の詳細構成を図6を用いて説明する。
従来の瞬時トリップメカニズム160は、図6に示すように、前記固定接触子110、120と前記端子の間の導電体上に固定設置されて回路に大電流が流れた時、これに比例する磁気吸引力を発生させる固定電磁石161と、該固定電磁石161に対向するように設置されて該固定電磁石161に近接する位置又は該固定電磁石161から離隔される位置に回動可能で、上端部にトリップ駆動のための作用部162aを備えるアーマチュア162と、を含む。従来のトリップメカニズム160は、一端部にはロッカーアーム163aが備えられていて、他端部は開閉メカニズム140と駆動接続されているシューター163と、該シューター163をロック又は解除する位置に回動可能で前記アーマチュア162の作用部162aの加圧により前記シューター163を解除する位置に回動可能なクロスバー164と、前記配線用遮断器の上部に露出してユーザにより回転操作される上部面を有し、カム面166aからなる側面を有し、前記瞬時トリップメカニズムのトリップ電流の感度を調整することのできる調整ダイヤル166と、をさらに含む。また、従来のトリップメカニズム160は、前記調整ダイヤル166のカム面166aに接触する上端部と動力を伝達するための下端部を有し、前記調整ダイヤル166の回動による前記カム面166a上の接触点の変位によって回動可能な第1動力伝達バー165と、該第1動力伝達バー165からの動力を前記アーマチュア162に伝達するために該アーマチュア162の上端部162aに接触する位置に回動可能に設置される第2動力伝達バー168と、上端部が前記第1動力伝達バー165により支持されて下端部が前記第2動力伝達バー168により支持され、前記第1動力伝達バー165からの動力を第2動力伝達バー168に伝達すると同時に、前記調整ダイヤル166と第1動力伝達バー165の間の相対位置及び第2動力伝達バー168とアーマチュア162の相対位置を調整された位置に維持するスプリング167と、をさらに含む。
ユーザが配線用遮断器のトリップ電流の感度を調整し得るように、前記調整ダイヤル166の前記上部面には、スクリュードライバーの接続溝(図示せず)が備えられ、前記調整ダイヤル166の側面は、半径が変化するカム面166aから構成されて該カム面166aに接触する前記第1動力伝達バー165が前記カム面166a上の接触位置によって連動して回転する。
前記アーマチュア162は、下部に設置されたトーションバネ(符号なし)によって前記固定電磁石161に近接する方向に付勢され、前記第2動力伝達バー168により前記アーマチュア162の上端部162aが停止するため、前記アーマチュア162は、前記固定電磁石161から離隔された状態を維持することができる。
前述したように構成された従来の配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムのトリップ電流感度調整動作は、次の通りである。
トリップ電流に対する感度は、前記固定電磁石161と前記アーマチュア162の間の距離に依存する。すなわち、前記距離が近いと感度が敏感になり、前記距離が遠いと鈍感になる。従って、該距離を近くに調整すると、回路に正常電流、すなわち、定格電流に近い電流が流れた時も前記トリップメカニズムは、トリップ動作を開始する程に敏感になり、前記距離を遠く調整すると、前記トリップメカニズムは、回路に電流が定格電流よりはるかに大きい電流が流れた時にのみトリップ動作する。
したがって、トリップ電流に対する感度を敏感に調整するために前記調整ダイヤル166を時計方向に回転させると、前記カム面166aの半径が大きい位置で前記第1動力伝達バー165の上端部が接触して該第1動力伝達バー165が時計方向に回転する。それにより前記スプリング167が下降して加圧を解除することで、前記第2動力伝達バー168が時計方向に回転し、それによって前記トーションバネ(符号なし)の付勢力によって前記アーマチュア162は、前記第2動力伝達バー168が回転して移動した距離に相当する距離だけ前記固定電磁石161方向に接近することで、それだけトリップ動作を開始する回路の電流感度がより敏感になるように調整される。
それに対して、トリップ電流に対する感度が鈍感になるように調整するために、すなわち、トリップ動作を開始する回路の電流を定格電流よりはるかに大きい電流に調整するために、前記調整ダイヤル166を反時計方向に回転させると、前記カム面166aの半径が小さい位置で前記第1動力伝達バー165の上端部が接触して該第1動力伝達バー165が反時計方向に回転する。それによって前記スプリング167が上昇して加圧することで、前記第2動力伝達バー168が反時計方向に回転し、それによって前記トーションバネ(符号なし)の付勢力を克服して前記アーマチュア162は、前記第2動力伝達バー168が反時計方向に回転して移動した距離に相当する距離だけ前記固定電磁石161から離隔される。従って、それだけトリップ動作を開始する回路の電流感度がより鈍感に、すなわち、より大きい回路の電流に対して動作するように調整される。
また、従来の瞬時トリップメカニズムのトリップ動作について説明する。
前述したように、トリップメカニズムがトリップ動作を開始する回路電流の調整、すなわち、トリップの感度が調整された後、回路に定格電流の数倍に達するほどの大きい大電流である短絡電流などのような異常電流が流れた場合、前記固定電磁石161がそのような大電流により磁化されて大きい磁気吸引力を発生する。この時、前記固定電磁石161の磁気吸引力は、前記スプリング167による前記第2動力伝達バー168の制動力よりはるかに大きいため、前記アーマチュア162の作用部162aが前記第2動力伝達バー168を押し、反時計方向に回動してクロスバー164の下端部を打撃する。次いで、前記クロスバー164は、前記アーマチュア162の作用部162aの打撃により時計方向に回転することで、ロッカーアームをロックした状態が解除されてシューター163が回転し、その後図5の開閉メカニズム140をトリップ位置に駆動するようにトリガーする。従って、開閉メカニズム140に駆動接続された可動接触子130が開閉メカニズム140の駆動によって固定接触子110、120から分離され、回路が遮断されるトリップ状態になる。
しかし、このような従来の配線用遮断器用トリップメカニズムは、その構成が複雑で、前記スプリング167の弾性力を利用して前記固定電磁石161とアーマチュア162との間隔を維持するため、配線用遮断器を大量生産する時、前記スプリング167の弾性係数が一定ではないため、前記調整ダイヤル166を所定角度に回転させても前記固定電磁石161とアーマチュア162との間隔は、製品毎に異なることがある。従って、トリップ動作が開始される電流の値が一定で、信頼性のある配線用遮断器を製造することが困難であるという問題点がある。
一方、配線用遮断器は、電源に近い上位回路、すなわち、主回路の開閉及び回路保護用配線用遮断器、すなわち、主配線用遮断器と、上位回路から分岐されて負荷機器に近い下位回路、すなわち、副回路の開閉及び回路保護用配線用遮断器、すなわち、副配線用遮断器とが二重に設置される設置構成が産業用はもちろんのこと、一般の家庭内の配電線にも多く利用されている。前記上位回路と下位回路に二重に設置される回路保護構成において、前記の瞬時トリップメカニズムを有する配線用遮断器が前記トリップの感度が同一の水準に調整されたと仮定した時、上位と下位回路の配線用遮断器は、定格電流よりはるかに大きい事故電流に対して同時にトリップするか、それだけではなく、上位回路の配線用遮断器のみがトリップすることがある。これは、事故電流に対して下位回路の負荷機器を優先的に保護し、その後上位回路を保護するという回路保護の優先順位から見ると好ましくなく、従って、上位回路に設置される配線用遮断器は、下位回路に設置される配線用遮断器より瞬時トリップが遅れることが要求される。
本発明は、このような従来の技術の問題を解決するためになされたもので、トリップ電流の感度調整のためのメカニズムが簡単で、製品別に一定のトリップ電流の感度を提供し得ることで、信頼性のある配線用遮断器を製造し得るようにする配線用遮断器の瞬時トリップメカニズムを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、上位回路に設置される配線用遮断器において、瞬時トリップを遅延し得る配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムは、回路に流れる電流に依存して変化する磁力を発生させる固定電磁石と、該固定電磁石に対向するように備えられ、回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、前記固定電磁石からの磁力により前記配線用遮断器をトリップさせる位置に回動可能なアーマチュアと、前記固定電磁石から分離される方向に前記アーマチュアを付勢するための離隔スプリングと、前記アーマチュアと前記固定電磁石の間のギャップを調整するためのカム面を有する調整ダイヤル部材と、該調整ダイヤル部材のカム面に接触する一端部と前記アーマチュアに接触する他端部を有し、前記調整ダイヤルのカム面に接触する位置によって前記アーマチュアを加圧して前記ギャップを変化させるように回転可能な調整バーと、を具備することを特徴とする。
また、本発明による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムは、前記アーマチュアに接続され、回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、瞬時トリップが遅延され得るように停止慣性を利用する遅延ユニットをさらに含むことを特徴とする。
前記本発明の目的とこの目的を達成する本発明による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムは、添付図面を参照した下記の好ましい実施形態についての詳細な説明によってさらに明確に理解されるであろう。
本発明による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムを提供することで、トリップ電流の感度調整のためのメカニズムが簡単で、製品別に一定のトリップ電流の感度を提供し得ることで、信頼性のある配線用遮断器を製造し得るようにする配線用遮断器の瞬時トリップメカニズムを得るという効果がある。
また、電源側に近い主回路と負荷側に近い副回路にそれぞれ二重に配線用遮断器を設置する場合に上位回路、すなわち、主回路に設置される配線用遮断器において、瞬時トリップを下位回路、すなわち、副回路に設置される配線用遮断器より遅延させ得る配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムを得るという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムの構成を示す斜視図である。 図2aは、本発明の一実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムのトリップ電流の感度調整動作を示す要部動作状態図であり、トリップ電流の感度を調整して敏感にした状態、すなわち、トリップ開始電流を小さくした状態を示している。 図2bは、図2aと同様の要部動作状態図であり、トリップ電流の感度を調整して鈍感にした状態、すなわち、トリップ開始電流を大きくした状態を示している。 図3は、本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムの構成を示す斜視図である。 図4aは、本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムの要部の作動状態図であり、正常電流の通電時に本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムの要部の作動状態図である。 図4bは、トリップ動作時に本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムにおいて、アーマチュアがまず固定電磁石側に吸引されて移動し、遅延重りが停止慣性により停止した状態を示す動作状態図である。 図4cは、トリップ動作時に本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムにおいて、停止慣性により停止した遅延重りがスプリング素子の弾性力により回転してクロスバーを打撃して回転させた状態を示す動作状態図である。 図5は、一般的な配線用遮断器の構造を示す断面図である。 図6は、従来の瞬時トリップメカニズムの一例を示す縦断面図である。
以下、添付図面を用いて本発明による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムの実施形態について説明する。本発明の瞬時トリップメカニズムが適用される配線用遮断器は、図5に示す配線用遮断器を参照する。図5に示す配線用遮断器の一般的な構成については、従来の技術について前述したものと同様であるので、重複を避けるために説明は省略する。
まず、図1は、本発明の一実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムの構成を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態による配線用遮断器用トリップメカニズムは、回路に流れる電流に依存して変化する磁力を発生させる固定電磁石261と、該固定電磁石261に対向するように備えられ、回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、前記固定電磁石261からの磁力により前記配線用遮断器をトリップさせる位置に回動可能なアーマチュア262と、前記固定電磁石261から分離される方向に前記アーマチュア262を付勢するための離隔スプリング267と、前記アーマチュア262と前記固定電磁石261の間のギャップを調整するためのカム面266aを有する調整ダイヤル部材266と、該調整ダイヤル部材266のカム面266aに接触する一端部265aと前記アーマチュア262に接触する他端部265bを有し、前記調整ダイヤル266のカム面266aに接触する位置によって前記アーマチュア262を加圧して前記ギャップ(G)を変化させるように回転可能な調整バー265と、を含む。該調整バー265の他端部265bは、前記アーマチュア262を係止するための折曲された形状の部分から形成される。
図1において、符号263は、配線用遮断器の開閉メカニズムをトリップ位置にトリガーするシューターで、符号264は、前記シューター263をロックするか、またはロックを解除するクロスバーで、符号264aは、前記クロスバー264のラッチ部である。符号264bは、前記アーマチュア262の回動力を受けるためのクロスバー264の動力伝達部で、符号262aは、離隔スプリング267の上端部を支持して前記調整バー265の他端部265bに係止するために前記アーマチュア262の上端部に備えられる折曲部である。該折曲部262aの高さは、前記調整バー265の他端部265bに対応するように決定され、前記アーマチュア262の時計方向への回転は阻止されるが、トリップ動作時に前記固定電磁石261方向に吸引される反時計方向の回転は妨害されないように折曲角度が決定される。
図1に示す本発明による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムは、前記離隔スプリング267に接続され、該離隔スプリング267の付勢力を調整し得るように該離隔スプリング267と前記アーマチュア262の間の角度を変化させる手段をさらに含む。前記離隔スプリング267と前記アーマチュア262の間の角度を変化させる手段は、前記離隔スプリング267の一端部に接続される調整スクリュー268aと、該調整スクリュー268aを支持する支持部材268と、から構成される。ここで、支持部材268は、前記調整スクリュー268aが貫通する貫通孔にネジ部が形成された板材から構成される。
前記アーマチュア262は、前記離隔スプリング267の弾性力によって該離隔スプリング267と前記アーマチュア262の間の角度のタンジェント値に比例して変化するモーメントを受ける。すなわち、前記アーマチュア262は、前記離隔スプリング267と前記アーマチュア262の間の角度が大きいほど大きくなるモーメントを受けるが、そのモーメントは前記固定電磁石261から分離される方向、すなわち、図1においては、時計方向のモーメントである。
例えば、前記調整スクリュー268aをスクリュードライバーによって時計方向に回転させると、該調整スクリュー268aが前記支持部材268の前記ネジ部が形成された貫通孔を前進することで、前記離隔スプリング267と前記アーマチュア262の間の角度は大きくなる。よって、前記アーマチュア262は、前記固定電磁石261から分離される方向、すなわち、図1においては、時計方向のモーメントを大きく受ける。また、前記調整スクリュー268aをスクリュードライバーによって反時計方向に回転させると、前記調整スクリュー268aが前記支持部材268の前記ネジ部が形成された貫通孔を後退することで、前記離隔スプリング267と前記アーマチュア262の間の角度は、小さくなる。よって、前記アーマチュア262は、前記固定電磁石261から分離される方向、すなわち、図1においては、時計方向のモーメントを受けるが、そのモーメントは小さい。このように前記アーマチュア262は、前記固定電磁石261から分離される方向、すなわち、図1においては、時計方向のモーメントを受けるが、その上端部に備えられた折曲部262aが調整バー265の他端部265bに係止されるために、時計方向への回転が停止する。
一方、前述したように構成された本発明の一実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムのトリップの感度の調整動作について図2aと2bを用いて説明する。
図2aと2bは、本発明の一実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムのトリップ電流の感度調整動作を示す要部動作状態図で、図2aは、トリップ電流の感度を調整して敏感にした状態、すなわち、トリップ開始電流を小さくした状態を示す図で、図2bは、トリップ電流の感度を調整して鈍感にした状態、すなわち、トリップ開始電流を大きくした状態を示す図である。
まず、図1の調整ダイヤル266の上部面上に形成されたスクリュードライバー挿入溝部(符号なし)にスクリュードライバーを挿入して時計方向に回転させる。次いで、図2aに示すように、前記調整バー265の一端部265aが前記調整ダイヤル266のカム面266aの半径が大きい部分と接触するため、前記調整バー265が時計方向に回転する。従って、図1に示す離隔スプリング267の弾性力を克服して前記アーマチュア262が反時計方向に回転することで、前記アーマチュア262と固定電磁石261の間のギャップ(G)が狭くなる。したがって、トリップメカニズムは、トリップの感度が敏感になって定格電流より少し大きい電流、例えば、定格電流より数十パーセント大きい電流が回路を流れた時、トリップメカニズムは、トリップ動作する。
それに対して、前記スクリュードライバー挿入溝部にスクリュードライバーを挿入して反時計方向に回転させる。次いで、図2bに示すように、前記調整バー265の一端部265aが前記調整ダイヤル266のカム面266aの半径が小さい部分と接触するため、図1に示す離隔スプリング267の弾性力によって前記調整バー265が反時計方向に回転する。従って、図1に示す前記離隔スプリング267の弾性力によって前記アーマチュア262が時計方向に回転することで、前記アーマチュア262と固定電磁石261の間のギャップ(G)が広くなる。したがって、トリップメカニズムは、トリップの感度が鈍感になって定格電流より非常に大きい電流、例えば、定格電流の数倍に達するほどの大きい電流が回路を流れた時、トリップメカニズムはトリップ動作する。
また、本発明の一実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムのトリップ動作について図1を用いて説明する。
前述したように、トリップメカニズムがトリップ動作を開始する回路電流の調整、すなわち、トリップの感度が調整された後、例えば、回路に定格電流の数倍に達するほどの大きい大電流として短絡電流などのような異常電流が発生した場合、前記固定電磁石261がそのような大電流により磁化されて大きい磁気吸引力を発生する。この時、前記固定電磁石261の磁気吸引力は、前記離隔スプリング267による弾性力よりはるかに大きいため、前記アーマチュア262は、図の反時計方向に回動する。次いで、前記クロスバー264は、その動力伝達部264bが前記アーマチュア262に押されることにより時計方向に回転し、前記クロスバー264のラッチ部がシューター263をロックした状態が解除されて該シューター263がその後図5の開閉メカニズム140をトリップ位置に駆動するようにトリガーする。従って、前記開閉メカニズム140に駆動接続した可動接触子130が前記開閉メカニズム140の駆動によって前記固定接触子110、120から分離され、回路が遮断されるトリップ状態になる。
一方、本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムの構成について図3を用いて説明する。
図3に示す本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムは、電源側に近い上位(主)配線用遮断器と、負荷側に近い下位(副)配線用遮断器を二重に電源供給回路に設置する場合、前記上位配線用遮断器に適用することができる。つまり、下位配線用遮断器より遅延してトリップされるようにトリップ遅延手段が備えられたことが本発明の他の実施形態の特徴的な構成である。本発明の他の実施形態でその他の構成は、前述した本発明の一実施形態による構成及び作用と同一又は類似しているため、重複を回避するためにその詳細な説明は省略する。
図3において、本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムは、回路に流れる電流に依存して変化する磁力を発生させる固定電磁石261と、該固定電磁石261に対向するように備えられ、回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、前記固定電磁石261からの磁力により前記配線用遮断器をトリップさせる位置に回動可能なアーマチュア262と、前記固定電磁石261から分離される方向に前記アーマチュア262を付勢するための離隔スプリング267と、前記アーマチュア262と前記固定電磁石261の間の前記ギャップ(G)を調整するためのカム面266aを有する調整ダイヤル部材266と、該調整ダイヤル部材266のカム面266aに接触する一端部265aと前記アーマチュア262に接触する他端部265bを有し、前記調整ダイヤル266のカム面266aに接触する位置によって前記アーマチュア262を加圧して前記ギャップ(G)を変化させるように回転可能な調整バー265と、を含む。前記調整バー265の他端部265bは、前記アーマチュア262を係止するための折曲された形状の部分から形成される。
図3において、符号263は、配線用遮断器の開閉メカニズムをトリップ位置にトリガーするシューターで、符号264は、前記シューター263をロックするか、またはロックを解除するクロスバーで、符号264aは、前記クロスバー264のラッチ部である。符号264bは、前記アーマチュア262の回動力を受けるためのクロスバー264の動力伝達部で、符号262aは、前記離隔スプリング267の上端部を支持して前記調整バー265の他端部265bに係止するために、前記アーマチュア262の上端部に備えられる折曲部である。図3に示す本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムは、前記離隔スプリング267に接続され、該離隔スプリング267の付勢力を調整し得るように該離隔スプリング267と前記アーマチュア262の間の角度を変化させる手段をさらに含む。前記離隔スプリング267と前記アーマチュア262の間の角度を変化させる手段は、前記離隔スプリング267の一端部に接続される調整スクリュー268aと、該調整スクリュー268aを支持する支持部材268と、から構成される。ここで、前記支持部材268は、前記調整スクリュー268aが通過する貫通孔にネジ部が形成された板材から構成される。
本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムは、特徴的に前記アーマチュア262に接続され、回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、瞬時トリップが遅延され得るように停止慣性を利用する遅延ユニット269、269aをさらに含む。
これら遅延ユニット269、269aは、前記アーマチュア262に一端部が固定され、前記アーマチュア262が回転する時、弾性エネルギーを蓄勢(又は、蓄積)しておき、時間遅延後に蓄勢された弾性エネルギーを放勢(又は、放出)するスプリング素子269aと、該スプリング素子269aの他端部に固定され、前記アーマチュア262が回転する時、停止慣性力を提供して前記スプリング素子269aを蓄勢させて時間遅延後に放勢するスプリング素子269aの弾性エネルギーにより前記スプリング素子269aと共に回転可能な重り269と、から構成される。
ここで、回転する前記重り269の回転移動を許すために、前記アーマチュア262の上部の対応位置には、通過溝(passing recess)262bが備えられる。
好ましくは、前記スプリング素子269aは、板スプリングから構成され、より具体的には、薄いステンレスの板から構成することができる。
前記スプリング素子269aは、板スプリングではない通常のコイルスプリングから構成することもできる。
前記重り269は、前記スプリング素子269aの他端部を挿入するための孔と前記スプリング素子269aの他端部上に固定支持するためのリベットのような固定手段により固定及び支持され、合成樹脂材などから構成され得るほぼ六面体型の重り支持部材(符号なし)と、該重り支持部材に挿入されて固定及び支持される金属材の重り部材(符号なし)と、から構成される。前記金属材の重り部材の重量は、主回路に設置される配線用遮断器のトリップ時点が副回路に設置される配線用遮断器より好ましく遅れるように要求される遅延時間によって決定される。
前記重り269は、図3のクロスバー264の三つの動力伝達部264bのうち、中央のものに対向する位置に設置される。前記配線用遮断器をトリップさせるように前記配線用遮断器の相対部分、すなわち、前記クロスバー264の三つの動力伝達部264bのうち、中央のものを打撃する部分として、前記重り269は、前記クロスバー264の三つの動力伝達部264bのうち、中央のものに対向する面を有する。
一方、図4a〜図4cを用いて本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムが遅延してトリップされる動作について説明する。
図4a〜4cは、本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムの要部の作動状態図で、図4aは、正常電流の通電時に本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムの要部の作動状態図である。
図4aにおいて、配線用遮断器が設置された回路に正常電流が流れた時、前述した本発明の一実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムと関連して予め説明されたように、前記アーマチュア262は、前記離隔スプリング267(図1参照)によって前記固定電磁石261から予め決定されたギャップ(G)だけ離隔した位置で前記アーマチュア262の折曲部262a(図1参照)が調整バー265(図1参照)の他端部265b(図1参照)により係止されてその位置が維持されている。このような状態で、前記スプリング素子269aは、弾性エネルギーを殆ど蓄勢していない状態で前記アーマチュア262に接近した状態で維持される。
図4bは、トリップ動作時に本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムにおいて、アーマチュアがまず固定電磁石側に吸引されて移動し、遅延重りが停止慣性により一時的に停止した状態を示す動作状態図である。図4bにおいて、配線用遮断器が設置された電源側に近い主回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、該大電流によって磁化された固定電磁石261からの磁気吸引力によって前記アーマチュア262が前記固定電磁石261に向けて回転する。次いで、図4bに示す反時計方向に回転する前記アーマチュア262によって前記スプリング素子269aは、前記アーマチュア262に固定されたその一端部は、前記アーマチュア262と共に反時計方向に回転する。しかし、前記スプリング素子269aの他端部は、それに固定された重り269による停止慣性力により停止状態を一時的に維持することで、前記スプリング素子269aは、その中間部分が曲げられて弾性エネルギーを蓄勢する。
図4cは、トリップ動作時に本発明の他の実施形態による配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムにおいて、停止慣性により停止した遅延重りが板スプリングの弾性力により回転してクロスバーを打撃して回転させた状態を示す動作状態図である。図4cを参照すると、一時的な時間遅延後に前記重り269による停止慣性力によりその中間部分が曲げられて弾性エネルギーを蓄勢したスプリング素子269aは、該蓄勢した弾性エネルギーを放勢することで、前記重り269も前記スプリング素子269aから放勢される弾性エネルギーによって回転する前記スプリング素子269aの他端部に沿って反時計方向に回転する。
前記アーマチュア262には、回転する前記重り269の移動を許すために通過溝262bが備えられているため、該通過溝262bを通過して前記重り269は、クロスバー264の動力伝達部264bを打撃して前記クロスバー264を図の時計方向に回転させる。結果的に、本発明の他の実施形態による瞬時トリップメカニズムを備え、前記電源に近い主回路に設置される配線用遮断器は、前記負荷に近い副回路に設置される配線用遮断器より遅く瞬時トリップ動作するが、ここで、前記副回路に設置される配線用遮断器は、発明の他の実施形態による瞬時トリップメカニズムではない通常の瞬時トリップメカニズム又は前述した本発明の一実施形態による瞬時トリップメカニズムを備える配線用遮断器である。
261 固定電磁石
262 アーマチュア
263 シューター
264 クロスバー
264a ラッチ部
264b 動力伝達部
266a カム面
266 調整ダイヤル部材
265 調整バー
267 離隔スプリング
268a 調整スクリュー
268 支持部材

Claims (4)

  1. 回路に流れる電流に依存して変化する磁力を発生させる固定電磁石と、
    該固定電磁石に対向するように備えられ、回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、前記固定電磁石からの磁力により前記配線用遮断器をトリップさせる位置に回動可能なアーマチュアと、
    前記固定電磁石から分離される方向に前記アーマチュアを付勢するための離隔スプリングと、
    前記アーマチュアと前記固定電磁石との間のギャップを調整するためのカム面を有する調整ダイヤル部材と、
    該調整ダイヤル部材のカム面に接触する一端部と前記アーマチュアに接触する他端部を有し、前記調整ダイヤルのカム面に接触する位置によって前記アーマチュアを加圧して前記ギャップを変化させるように回転可能な調整バーと、を含む、配線用遮断器用瞬時トリップメカニズムにおいて、
    前記アーマチュアに接続され、回路に正常電流を超過する大電流が流れた時、瞬時トリップが遅延され得るように停止慣性を利用する遅延ユニットをさらに含むことを特徴とする配線用遮断器用瞬時トリップメカニズム。
  2. 前記遅延ユニットは、前記アーマチュアに接続される重りを含むことを特徴とする請求項1に記載の配線用遮断器用瞬時トリップメカニズム。
  3. 前記遅延ユニットは、
    前記アーマチュアに一端部が固定され、前記アーマチュアが回転する時、弾性エネルギーを蓄勢しておき、時間遅延後に蓄勢された弾性エネルギーを放勢するスプリング素子と、
    該スプリング素子の他端部に固定され、前記アーマチュアが回転する時、停止慣性力を提供して前記スプリング素子を蓄勢させて時間遅延後に放勢する前記スプリング素子の弾性エネルギーにより前記スプリング素子と共に回転可能な重りと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の配線用遮断器用瞬時トリップメカニズム。
  4. 前記重りは、前記配線用遮断器をトリップさせるように前記配線用遮断器の相対部分を打撃する部分を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の配線用遮断器用瞬時トリップメカニズム。
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